p-tingさん、お疲れ様です。
今回はHさんのリハビリ第2弾。
Hさんに行き先を丹沢、奥多摩、大菩薩、箱根の中から行きたい場所を選んでもらった結果、候補は大菩薩、箱根になりました。
Hさんに大菩薩なら今回のコース、箱根なら足柄峠から金時山経由で箱根湯本駅の案を提案します。
絶対に大菩薩を選ばないと思っていましたが、まさかの大菩薩を選択したので1ヶ月半前に行ったばかりの大菩薩に行くことになりました。
p-tingさんとご一緒した時と同じ甲斐大和駅に7時38着の電車に乗っていきます。
甲斐大和駅のトイレが渋滞していたのでバス停に直行すると増便は出発の準備をしています。
運転手さんに「すずらん」までと伝えるとしばらく外で待たされます。
終点の上日川峠まで行く方を先に乗せるようですね。
ある程度人数が揃ったところでようやく乗車させてもらえました。
【すずらん昆虫館前バス停~牛奥ノ雁ヶ腹摺山】
すずらん昆虫館前バス停で下車する人はいないと見込んでいたら、自分達も含めて8人くらい下車しました。
2人は甲斐大和駅方面に歩いていきましたが、その他は牛奥ノ雁ヶ腹摺山方面へ。
ゆっくり支度をしていたら最後から2番目の出発となりました。
すずらん昆虫館前バス停の東側にある登山口からスタートします。
少し歩くと砂利道の林道を横切ります。
10分くらい歩いたところで再び林道に出ます。
登山道は右となっていたので、ここからは林道歩きになります。
キョロキョロしながら登山道の入口を探しながら歩きますが、全然ありません。
林道を10分くらい歩いたところで不安になって、地図で確認することにしました。
確認した結果あっていると確信して10秒ほど歩くと左側にお手製の標識が・・・。
あと少し歩けば地図を確認する必要が無かったのに・・・。
地図で確認することは大切ですが、無駄な時間を費やしてしまいましたね。
少し歩いたところで登山道になりますが、5分後ほど歩くと日川林道に出ます。
日川林道には2台の乗用車が停まっていました。
ここまで車で来れるようですね。
日川林道の両脇は伐採されていて、視界が開けています。
北岳や八ヶ岳が見えて2人で喜んでいました。
シカ避けの柵を通り抜けると登山道に戻ります。
登山道には台風の影響による倒木があります。
いい感じの倒木があったので、倒木を持ち上げている写真を写してもらいましたが、へっぴり腰でしたね。
少し進むと目の前に大きな岩が現れます。
岩の上から眺めが良さそうなんて話しながら岩の裏に回ると、パノラマ台という展望地でした。
パノラマ台からは南アルプスから八ヶ岳、奥秩父の山々を望むことが出来ました。
南アルプスも先程よりも見えるようになったので、2人で大喜びしていました。
富士山が見えなくても満足のいく展望ですね。
パノラマ台からは偽ピークを越えた後、ひと登りすると牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂です。
誰もいないと思っていた山頂には3人の登山者が休憩されていました。
予想通りに牛奥ノ雁ヶ腹摺山から富士山は見えませんでした。
【牛奥ノ雁ヶ腹摺山~大菩薩峠】
牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂から富士山も見えないし、Hさんも疲れはないというので小金沢山に向かうことにします。
小金沢山までは樹林の中を緩やかなアップダウンを繰り返します。
視界の開けた明るい登山道だったり、樹林の中の登山道だったりを繰り返します。
小金沢山の山頂手前で後ろを振り向くと、富士山が顔を覗かせています。
Hさんと2人で富士山が見えた~っと喜んでいました。
小金沢山の山頂まで気持ち足早に登りました。
小金沢山の山頂からは富士山が見えたり見えなかったり。
時折りガスの中から顔を覗かせる富士山ですが、ガスが無くなることを期待して、富士山を眺めます。
2人で富士山を眺めていたら、後から来た登山者達も富士山の存在に気付いて富士山の撮影大会が始まりました。
みなさん富士山大好きですね。
ガスが無くなりそうにないので、天狗棚山手前にある岩場まで移動することにしました。
樹林の中を歩いていきます。
20分程歩くと急に視界が開けます。
右奥に天狗棚山、左奥に熊沢山が見えます。
手前にある小ピークを越えると右側にポツンと1つの木があります。
CMであった「この木なんの木、気になる木」みたいな木でした。
クマザサに覆われた登山道を進みます。
こんもりとした丘のような天狗棚山の山頂の手前に岩場があります。
この岩場で休憩する予定でしたが、冷たい風がピューピュー吹いています。
風を避けられる場所を探してみましたが、どこも吹きさらしになっていて寒くて休憩することを断念しました。
熊沢山手前の防火帯で休憩することに変更します。
岩場から少し登ったピークが天狗棚山です。
Hさんに標識もない寂しい山って話していたら、新しい山頂標識があって感動しました。
1ヶ月前に来た時は気付かなかったので最近出来たのかもしれませんね。
天狗棚山から石丸峠まで下り、熊沢山に登り返します。
後ろを振り向くと富士山が顔を出したり、隠したり。
休憩する時に見えればいいかなんて思いながら、熊沢山山頂手前にある防火帯まで登っていきました。
防火帯は風を遮っていましたが、眺望なしだったのでもう少し先に進むことにします。
Hさんに熊沢山も標識もない寂しい山って話していたら、手書きで「熊沢山」と書かれていて笑ってしまいました。
p-tingさんと来た時は手書きも無かったような気がしますね。
熊沢山の山頂から登山道に復帰して、少し下っていくと大菩薩峠です。
大菩薩峠で休憩しようと風を避けられる場所を探してみましたが、どこも吹きさらし。
休憩を断念しました。
【大菩薩峠~大菩薩嶺】
富士山や南アルプスを眺めながらノンビリと歩いていきます。
そして最初にある岩場で冷たい風を凌げそうなので、登山道の東側でお昼ご飯にすることにしました。
この岩場は奥多摩方面のビューポイントですが、奥多摩方面はガスで見えませんでした。
カップヌードルを食べて温まり、食後はコーヒーを飲んでマッタリしました。
1時間くらいノンビリ休憩しました。
気付いたら13時を過ぎていたので大菩薩嶺に向います。
大菩薩嶺の手前にある雷岩までは視界が開けた登山道で、富士山や南アルプスを眺めながら歩きました。
雷岩からは樹林の中の登山道です。
緩やかに登っていくと大菩薩嶺の山頂があります。
記念撮影だけして下山することにします。
【大菩薩嶺~大菩薩の湯】
大菩薩嶺からは樹林の中を下っていくだけ。
p-tingさんと歩いた時以来2回目なので、新鮮な感じがします。
ここからはHさんのペースで歩いていくことにします。
下りはいつも小走りのHさんですが、丸川峠からは急坂になるので大菩薩嶺から丸川峠までは足に負荷を掛けない程度の速さで歩くようにお願いしました。
ずっと樹林の中ですが、登山道からたまに左側に富士山、右側に笠取山が見えたりします。
冬枯れのこの季節だから見える景色ですね。
いいペースで歩きましたが、なかなか丸川峠に着きません。
40分くらい歩いて丸川峠に着きました。
丸川峠の手前は泥濘だらけで、急ぎ足になると滑るので要注意です。
丸川峠から富士山もちょこっとだけ見えました。
逆光だったので丸川峠からは午前中の早い時間に見ないといけませんね。
丸川峠からは急坂を下っていきます。
時折り歩きにくい場所もあるので慎重に歩きつつも、Hさんの小走りペースでサクサクと下っていきました。
左右から沢の音が聞こえてきて、右側に柳沢峠へ続く青梅街道が見えると林道まではあと少し。
林道の脇にある沢で顔をサッパリしてからは林道をノンビリ歩きました。
林道を10分くらい歩くと駐車場に出ます。
駐車場にあるベンチで持参した缶ビールをゴクリ。
その後はアスファルトの車道を歩いて大菩薩峠登山口バス停まで歩きました。
大菩薩峠登山口バス停で次のバスの時間を確認すると30分後くらい。
じゃあ、待つかと思ったら、番屋茶屋のお店の人が出てきて「上は平日用で次のバスは1時間後ですよ!」と教えてくれました。
迷わず大菩薩の湯でサッパリするかと、大菩薩の湯まで歩いていきました。
大菩薩の湯で汗を流してサッパリと、冷え切った体も温まりました。
塩山駅からは特急「かいじ」に乗ってロング缶のビールを飲みながら帰りました。
コースタイム
すずらん昆虫館前バス停(8:22)~(9:55)牛奥ノ雁ヶ腹摺山(9:58)~(10:24)小金沢山(10:29)~(11:40)熊沢山(11:41)~(11:53)大菩薩峠(11:57)~(12:02)最初の岩場でお昼ご飯(13:06)~(13:36)大菩薩嶺(13:38)~(14:19)丸川峠(14:21)~(15:31)大菩薩峠登山口(15:32)~(15:42)大菩薩の湯
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