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2017/10/07(土)~09(月) 中房温泉~燕岳、大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳~上高地 その1

p-tingさん、お疲れ様です。

当初は1泊2日で中房温泉から燕岳に登って燕山荘に泊る予定でしたが、自分が2泊3日で行けることになったのがきっかけで、中房温泉から上高地のルートに変更になりました。

職場のメンバ4人で行くはずが、Yさんが腰痛で辞退、Kさんが直前に体調不良でドタキャンした為、最終的に北岳と同じHさんと2人になりました。

天気予報は「前日の夜に雪(積雪の可能性もあり)、初日の午前中と夕方が雨」だったので、どうなるか心配しながら出発することになりました。

 

【1日目】

毎日あるぺん号で中房温泉に向かいます。

竹橋にある毎日新聞社1階は登山者でごった返しています。

夜行バスで行く登山者って多いんですね。

中房温泉に向かうバスは5台です。

自分達が乗車した4号車は中房温泉に直行で、他のバスはどこかに経由してから中房温泉に向かうようです。

 

予定通りにバスは出発します。

夜行バスは慣れていないのであまり眠れません。

最終休憩地を出発した後に眠気がきてウトウトていたら、バスが停車してドアが開きます。

また休憩?なんて思っていたら、中房温泉に到着していました。

真っ暗のままバスを降ろされます。

薄明かりを頼りに駐車場で着替えようとしましたが、雨がパラパラと降り出してきます。

仕方なく小屋の方に移動してテント内で着替え、朝食にします。

雨がやむことを期待して少し様子を見ますが、雨はやみそうにありません。

後続のバスも到着してテント内も混雑してきたので、レインコートを着て出発することにしました。

 

登山口

登山口

 

中房温泉から燕山荘までは北アルプスの三大急登の1つで、すぐに九十九折りの急登になります。

奥多摩の山みたいなスタートですね。

第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチと休憩ポイントがたくさんあり、整備された登山道です。

ずっと樹林の中なので、雨の影響もあまりありません。

 

第1ベンチ

第1ベンチ

第2ベンチ

第2ベンチ

第3ベンチ

第3ベンチ

紅葉

紅葉

 

レインコートがサウナスーツ替わりになってしまい、暑くて汗だくです。

富士見ベンチで暑さに耐えられず、カッパを脱ぎました。

富士見ベンチの少し先で上空に青空が見えます。

雲の上に出れば稜線は晴れてるかも…なんて少し期待しちゃいました。

 

富士見ベンチ

富士見ベンチ

空を見上げると青空が

空を見上げると青空が

初日唯一の見晴らし

初日唯一の見晴らし

 

「合戦小屋まで10分」「合戦小屋まで5分」の標識を通り過ぎると、合戦小屋に出ました。

ここまで休憩なしだったのと、このまま歩き続けても到着時間が早すぎるので休憩することにします。

合戦小屋がスイカが名物のようですが、もうスイカは終わっていました。

合戦小屋でゆっくりしていましたが、何もやることが無くなったので燕山荘に向かうことにします。

 

合戦小屋

合戦小屋

 

合戦小屋から少し上るとベンチのある開けた場所に出ます。

標識はありませんでしたが、三角点があるので合戦沢ノ頭でしょう。

燕岳まで2.3Kmと書いてあります。

まだ意外と遠いですね。

 

合戦沢ノ頭

合戦沢ノ頭

 

傾斜が緩やかになりましたが、上りは続きます。

岩場にちょっとしたクサリ場があります。

ここはクサリを使用しなくても普通に歩けました。

登山道が整備された階段になると、左手に燕山荘が見えてきます。

階段を登り終えると開けた場所に出ますが、日本海側からの冷たい風が吹いてます。

稜線は寒いですね。

 

燕山荘

燕山荘

燕山荘の前にある標識(槍ヶ岳は見えず…)

燕山荘の前にある標識(槍ヶ岳は見えず…)

 

燕岳に行く前に燕山荘に寄ります。

Hさんがお腹が空いたと言うので、燕山荘で何か食べれる物がないか覗いてみることにします。

カップラーメンとかは売っていましたが、食堂は11時からで食事をすることはできませんでした。

燕山荘の外に出るとHさんが「燕岳に行くのをやめる?」と問いかけてきます。

自分は「何も見えなくても行きましょう!」と即答します。

ガスガスの中を燕岳に向かうことにします。

 

水溜りにいたイワヒバリ

水溜りにいたイワヒバリ

 

燕岳に着く頃にはガスが晴れてくれることを期待しながら歩きます。

途中にイルカ岩、メガネ岩があります。

景色は何も見えないまま、燕岳に着きました。

山頂は意外と狭いし、標識も小さいですね。

ピークを踏んで写真を撮ったらすぐに燕山荘に戻ります。

燕岳の滞在時間は1分未満でした。

スワローズファンとしては今シーズンの成績と同様に消化不良となってしまいました。

天候がいまいちなので、燕岳に向かう人が少なく、あまりすれ違う人がいません。

目的地が槍ヶ岳方面の人だったら、この天候で燕岳に寄ろうとは思いませんよね。

 

燕岳への登山道

燕岳への登山道

燕岳

燕岳

 

燕山荘に戻ると、裏手にあるテーブルをお借りして少し早い昼食にします。

ザックからランチパックを出すとパンパンに膨れています。

よく破裂しなかったなと思いました。

 

破裂しそうなランチパック

破裂しそうなランチパック

 

昼食後、大天荘に向かいます。

稜線は相変わらずガスガスで、日本海側からの冷たい風が吹いてます。

個人的には涼しくてちょうどよかったりもします。

 

大天荘への登山道1

大天荘への登山道1

 

しばらくはなだらかな登山道です。

天気が良ければ眺めは最高ででしょうね。

ハイマツの間を通ったり、岩の間を通ったりもします。

大天井岳3.5Kmの標識の場所を左に折れると、下り坂になります。

ここが大下りなんですかね。

 

大天荘への登山道2

大天荘への登山道2

大天荘への登山道3

大天荘への登山道3

大天荘への登山道4

大天荘への登山道4

 

下った後は東側の登山道になり上り返します。

東側の登山道になると風が吹かなくなります。

暑い。。。

ある程度上り切ると西側の登山道になり、なだらかになります

ここでHさんに頼んで、自分の歩いている姿を撮ってもらいます。

(写真を見ると、ザック意外とデカイですね。)

 

大天荘への登山道5

大天荘への登山道5

 

しばらく歩くと階段が見えます。

ガスで先が見えませんが、かなり登りそう。。。

階段の手前にちょっとしたクサリ場もありました。

階段は想像よりも短くて助かりました。

 

大天荘への登山道6

大天荘への登山道6

大天荘への登山道7

大天荘への登山道7

 

階段を登り終えると登山道は右に曲がりピークを巻いていきます。

その先に分岐がありました。

分岐をまっすぐ行くと槍ヶ岳方面、左に折れると常念岳方面です。

自分達は大天荘に泊るので左に折れます。

登山道は大天井岳を巻きながらとなりますが、なかなかの傾斜です。

先行している登山者も苦戦しています。

 

大天荘まで500mの標識が現れます。

おっ、あと少しだと思うと、100m毎のカウントダウンの間隔が意外と長かったりします。

大天荘まで100mの標識を通り過ぎて少し歩くと、ようやく右手に大天荘が見えてきました。

 

大天荘

大天荘

 

大天荘で受付を済まして、泊まる部屋に案内してもらってから食堂に行きます。

自分はあまりお腹は空いていませんでしたが、Hさんがお腹ペコペコだったので自分も何かを食べることにします。

軽食でよかったのですが、「インディアン・ランチ」が気になってしまい、ガッツリのインディアン・ランチにしました。

カレーが「牛ひき肉のキーマカレー」、「ほうれん草のグリーンカレー」、「スパイシーチキンカレー」の3種類から選べます。

自分は「牛ひき肉のキーマカレー」にしました。

辛さ控えめで美味しかったです。

食事中に窓からライチョウが見えるサプライズもありました。

 

食事後は恒例の1人延長戦です。

天気が良ければ大天井岳と牛首展望台に行きたかったのですが、ガスってて展望が望めないので大天井岳だけにします。

大天荘の脇から岩がゴロゴロした登山道を歩いて行きます。

先週、雑に歩いて左手をケガしたので、丁寧に歩いていきました。

大天井岳まではあっという間でした。

山頂には誰も居ませんでしたが、ライチョウの親子が5羽居ました。

逃げられないように写真を撮りまくります。

動くのでなかなかいい写真は撮れませんね。

そして空を見上げると薄っすらと虹が見えます。

景色は見えませんでしたが、ライチョウと虹が見れたので得した気分で大天荘に戻りました。

 

大天井岳にいたライチョウ

大天井岳にいたライチョウ

大天井岳の祠

大天井岳の祠

大天井岳からの虹

大天井岳からの虹

 

大天荘に戻ってから10分後、外は大雨に・・・

いいタイミングで戻りましたね。

Hさんと談話室でコーヒーを飲もうとしていたら、若者2人が

「ワインを一緒に飲みませんか?」

と声を掛けてくれます。

2人で少し悩みましたが、ワインをご馳走になり、山談義に花を咲かせました。

楽しいひとときを過ごすことが出来ました。

雨は夜遅くまで降り続いていました。

 

コースタイム(1日目)

中房温泉(6:07)~(8:14)合戦小屋(8:28)~(9:16)燕山荘(9:41)~(10:03)燕岳(10:03)~(10:26)燕山荘(11:04)~(12:51)分岐(12:52)~(13:16)大天荘(14:09)~(14:14)大天井岳(14:24)~(14:29)大天荘

 

その2へ続く

 

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2017/10/01(日) 日向大谷口から両神山(行きは白藤の滝に寄り道、帰りは七滝沢コース) その2

その1からの続きです。

 

みなさん休憩はそこそこにすぐに下山されますが、自分は長居してしまいました。

でも、10時を目安に下山することにします。

 

両神山

両神山

 

産休尾根の標識がある場所と清滝小屋の中間くらいの場所にある分岐まで戻ります。

ここから七滝沢コースに向かいます。

最初はトラバースした狭い登山道ですが、すぐに「養老の滝・霜降の滝 転落注意」の標識がある分岐があります。

30秒ほど歩くと滝が見えました。

水量は少ないですが、かなりの落差です。

どこが養老の滝でどこが霜降の滝かはよくわかりませんでした。

 

養老の滝・霜降の滝

養老の滝・霜降の滝

 

分岐に戻ると若者2人が登ってきました。

「物凄い登山道でしたよ。ここを下るんですか?」

と言われましたが、

「滝を見てみたいので下ります。」

と返事をしました。

 

歩き始めてすぐにいかにも滑りそうな岩場にクサリが垂れてます。

確かにこれを見ると大変そうに感じますね。

クサリは連続していましたが、クサリが必要なのは最初の岩場だけでした。

最初の岩場も見た目と違って全然滑りませんでした。(雨の日は注意が必要ですね。)

 

滑りそうな岩場(全然滑りませんでした)

滑りそうな岩場(全然滑りませんでした)

 

クサリ場が終わってから10分ほど歩いたところに、クサリの無いちょっとした岩場があります。

そこで気が緩んだのか足がズルっと滑らしてバランスを崩します。

咄嗟に左手で岩場を押さえましたが、残念なことに重力には勝てず下に落ちてしまい、左手をザックリと切ってしまいました。

着地した際に左肩と左側の腰もぶつけてしまいました。

 

左手を見ると血がダラダラと流れています。

ぱっと見はやばい感じです。

手はドロドロなので沢に降りやすい場所を探して、まずは泥を落とすことにします。

当然、手がしみます。

泥汚れを落とした後は、出血具合いを確認します。

しっかり固定すれば何とかなりそうな気がしたので、絆創膏を貼って応急処置をします。

手の痛みはありますが、歩けそうだったので下山することにします。

 

手を振りながら歩くと血行が良くなり、左手が激痛になります。

出血を最小限に抑える為に、左手を心臓より上に上げてみると左肩が痛みます。

踏んだり蹴ったりですね。

 

滑ったいわばの手前

滑ったいわばの手前

 

少し歩くとテーブルがある広場に出て、「赤滝 1分」の標識があります。

手が痛いけど荒れた道を歩いて、赤滝を見に行くことにします。

ここは標識通りにすぐに着きました。

赤滝は上から見下ろす感じです。

赤い岩にある滝だから、赤滝なんですね。(たぶん)

 

赤滝

赤滝

 

テーブルがある広場に戻ってから会所の分岐に向かいます。

かなり急降下します。

「若者が凄い道と言ってたのはこのことか」と感じました。

登山道が脆い場所も急降下します。

そんな場所で後から来たトレランの方が落石を起こします。

下にいるのは自分だけです。

幸い落石に当たらずには済みましたが、当たっていたら大怪我をするところでした。

トレランの方達も最低限のマナーは守って欲しいものですね。

 

その後、トレランの方達に抜かれてからは、手のケガについて反省しながら歩きます。

「クサリ場では手袋をしていましたが、その後に暑くなって手袋を外していたのもいけない。」

「雑に岩場を降りたのもいけない。」

など反省点はたくさんありますね。

次回以降に生かさないといけませんね。

 

沢沿いが終わってトラバースした登山道になると、ザレた場所が目立ち小さなアップダウンが続きます。

意外と長く感じましたが、右下にベンチが見えるとすぐに会所の分岐がありました。

ここからは行きと同じ登山道を歩いて、駐車場まで戻りました。

駐車場に着くと、朝はガラガラだった駐車場が満車になっていました。

 

両神山荘

両神山荘

 

両神山の後は武甲山に登る予定でしが、手のケガもあるので今日は午前の部だけで終了して帰ることにしました。

悪いことは続くもので、帰り道に秩父市内に向かう国道299号線が事故で通行止めになっていて、迂回させられました。。。

そして、家に着いてからは冷蔵庫に異音がします。

ガラガラという音が止まりません。

壊れたようですね。。。

散々な1日となってしまいました。

 

こんなんで来週末は大丈夫なんだろうか。

手のケガは病院に行ったら確実に登山は控えるように言われるでしょう。

だから病院には行きませんけどね。。。

 

コースタイム

無料駐車場の上側(6:08)~日向大谷口(6:15)~(6:43)会所(6:43)~(7:34)白藤の滝分岐(7:34)~(7:43)白藤の滝(7:45)~(7:54)白藤の滝分岐(7:54)~(8:15)清滝小屋(8:19)~(8:57)両神神社(8:58)~(9:20)両神山(10:00)~(10:17)両神神社(10:17)~(11;23)赤滝(11:24)~(12:03)会所~(12:29)日向大谷口~(12:33)無料駐車場の上側

 

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2017/10/01(日) 日向大谷口から両神山(行きは白藤の滝に寄り道、帰りは七滝沢コース) その1

p-tingさん、お疲れ様です。

近そうで遠い埼玉県の山で、いままで行ったことが無かった両神山に行ってみました。

初めての山なのに珍しくメジャールートから攻めるという、らしくない山行になりました。

 

6時過ぎに無料駐車場の上側に到着しました。

まだ3台しか停まっていませんでした。

みなさん意外と遅いスタートなんですね。

 

有料駐車場のあるバス停の手前にある日向大谷口まで車道を歩きます。

日向大谷口から石段を上がったところにある両神山荘の手前に登山道入口があります。

カウンターをポチッと押してからスタートです。

 

日向大谷口

日向大谷口

 

最初は緩やかに上ったり下ったりを繰り返します。

なんとなく下りの方が多く感じます。

途中に小規模な岩場のクサリ場とトラバースするクサリ場があります。

トラバースするクサリ場は少しずつ狭くなり、最後は横向きで歩かないと歩けない狭さです。

 

トラバースするクサリ場(意外と最後が細い)

トラバースするクサリ場(意外と最後が細い)

 

しばらくすると、会所と呼ばれる七滝沢コースの分岐があります。

行きは清滝小屋経由の左側に進みます。

分岐からは沢まで下ります。

沢を渡ると急登が始まりますが、たまに沢沿いで緩やかになったりします。

沢も何回か渡り返します。

沢沿いから登山道が離れると九十九折りの急登になります。

 

急登は清滝小屋まで続きます。

10分程急登を歩くと、不動明王像のある八海山という場所があります。

「八海山」という山に感じますが、登山道の途中で山頂ではありません。

 

さらに10分程歩くと、白藤の滝分岐がありました。

「白藤の滝まで5分・滑落注意」と書かれています。

両神山に直行か悩みましたが、次はいつ来るかわからないので白藤の滝を見に行くことにします。

 

滝までの登山道は悪路です。

なんとなくの踏み跡を頼りに歩きますが、トラバースしている箇所は脆くなっていて油断すると滑落してしまいそうです。

下りは怖いですね。

 

白藤の滝

白藤の滝

 

かなり下った後に奥の方まで進むと「白藤の滝」がありました。

水量は少ないですが、なかなかの落差です。

一見の価値はある滝でしたので、来て良かったです。

 

来た道を登り返して分岐まで戻ります。

往復20分なので、滝まで5分は嘘ですね。

 

騙された分岐(白藤の滝まで5分では着きません)

騙された分岐(白藤の滝まで5分では着きません)

 

分岐から10分程歩くと、弘法之井戸がありました。

せっかくなので、お水をいただきます。

程よい冷たさで美味しかったです。

弘法之井戸から10分程歩いたところに清滝小屋がありました。

以前は山小屋でしたが、いまは避難小屋となっているようです。

 

清滝小屋

清滝小屋

 

清滝小屋から産休尾根まで九十九折りに登ります。

産休尾根に取り付くと少しだけ両神山が見えました。

あと少しかなと思ったら、標識には「1Km」と書かれています。

意外と遠いなぁ…

 

産休尾根の標識

産休尾根の標識

産休尾根の標識から見えた両神山

産休尾根の標識から見えた両神山

 

産休尾根から両神神社までは連続したクサリ場があります。

岩場にホールド箇所がたくさんあるのでクサリを使わなくても登れます。

ピークと思われるところまで登ってくると両神神社がありました。

テーブルとベンチがあり、休憩するにはいい場所ですね。

 

両神神社

両神神社

 

両神神社からは小さなアップダウンを繰り返し、梵天尾根の直下にある急登を登るとテーブルの置かれたピークに出ます。

右に折れて少し進むと、大きな岩場があります。

クサリが設置されていますが、ここもクサリ無しでも登れます。

岩場を登ったところが両神山の山頂でした。

 

両神山山頂手前から歩いてきた尾根

両神山山頂手前から歩いてきた尾根

両神山山頂手前のクサリ場

両神山山頂手前のクサリ場

両神山山頂

両神山山頂

両神山山頂 (2)

両神山山頂 (2)

 

両神山の山頂は噂通りの狭さです。

山頂では2人の方が休憩されていました。

サッカーファンと思われる服装の方とお話しをしつつ、写真を撮りあって休憩します。

「北アルプスまで見えますよ!」

というので、西側を見てみると北アルプスの山々が見えました。

左端の方にキレットと槍が、その他は相変わらずどの山かわかりません。

両神山から北アルプスがこんなに見えるとは思いませんでした。

 

両神山山頂から北アルプス方面

両神山山頂から北アルプス方面

両神山山頂から北アルプス方面アップ(キレットと槍が薄っすらと見える)

両神山山頂から北アルプス方面アップ(キレットと槍が薄っすらと見える)

 

八ヶ岳や甲武信、奥多摩、浅間山など、眺望抜群ですね。

富士山だけは雲隠れしていました。

景色はあまり期待していなかっただけに、嬉しさ倍増でした。

 

両神山山頂から八ヶ岳方面

両神山山頂から八ヶ岳方面

両神山山頂から浅間山アップ

両神山山頂から浅間山アップ

両神山山頂から甲武信方面

両神山山頂から甲武信方面

両神山山頂から奥多摩方面

両神山山頂から奥多摩方面

 

途中で追い抜かさせていただいたご夫婦ともお話しをします。

「先週は八ヶ岳の硫黄岳から赤岳まで歩いてきた」

とおっしゃられたので、

「八ヶ岳もあそこに見えますよ!左から赤岳、横岳、硫黄岳。」

とお伝えしました。

感慨深げでしたね。

登ってきた山々が見えるとなんか嬉しいですよね。

 

その2へ続く

 

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2017/09/24(日) 黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳

p-tingさん、お疲れ様です。

 

2ヶ月前に病みあがり前に登ったら、咳は止まらずに最悪な結果となってしまった甲斐駒に登ることにしました。

でも、結果は・・・

富士山+越前岳から中3日だったから仕方ないことにしておきましょう。

(と言い訳しておきます。)

 

4時30分頃に尾白川渓谷駐車場に到着します。

夜明けまで待ってから登るか悩みましたが、秋分の日も過ぎて日照時間が短くなったので、ヘッデンを使用して出発することにします。

真っ暗の中、竹宇駒ヶ岳神社の脇から吊橋を渡ります。

初めてだったら怖いかもしれませんね。

 

暗闇の吊橋

暗闇の吊橋

 

歩き始めて40分くらい経った頃に少しずつ明るくなってきます。

そして、左足の脹脛に違和感が…

越前岳から下山した際に足首を捻った影響があるようです。

帰り道に痛みが出ると大変なことになってしまうので、今日は無理しない程度に歩くことにします。

 

振り向くと木々の隙間からの景色

振り向くと木々の隙間からの景色

 

笹ノ平分岐を通り過ぎてから30分後くらいに後ろを振り向くと、木々の隙間から山が見えます。

どこの山かわかりませんが、ちょっとでも山が見えると嬉しくなりますね。

 

ちょっとした広場から左側に鳳凰山が見えるようになってくると、刃渡りは後少し。

刃渡りからは展望がいいので、立ち止まってノンビリしてしまいます。

今日の富士山は恥ずかしがりやで、山頂付近しか見えませんでした。

 

刃渡りの東側(鳳凰山と富士山)

刃渡りの東側(鳳凰山と富士山)

刃渡りの西側

刃渡りの西側

 

刃渡りから10分ほど歩くと、ハシゴとクサリ場の第1弾が始まります。

最後のクサリ場を登り終えると刀利天狗です。。

お腹もグーグーと鳴っていたので、軽く食事にします。

 

刀利天狗からは普通の歩きやすい登山道になります。

しばらく登って傾斜がなくなり平行移動になると、そこは黒戸山の巻き道となります。

黒戸山の巻き道で男女三人組とすれ違う際に、

「何時頃出発したんですか?」と聞かれ、

「4時40頃に出発しました。」と答えると、時計を見て、

「ここまで3時間30分くらい。早いですねえ」

と言われましたが、心の中では

「あと3時間くらい掛かるから、今日は6時間30分掛かるのか…」

とザックリ計算する。

今回もダメダメが決定的ですね。

 

巻き道が終わると100メートルくらい下ります。

下ったところにちょっとした広場がありますが、行きは休憩せずにそのまま進みます。

その先にある五合目小屋後からはハシゴとクサリ場の第2弾が始まります。

最初はハシゴの連続、橋を渡ってからは垂直のハシゴ、個人的にいちばん危険と感じるクサリ場があります。

 

垂直のハシゴ(下から)

垂直のハシゴ(下から)

垂直のハシゴ(上から)

垂直のハシゴ(上から)

個人的に黒戸尾根のいちばん危険と感じるクサリ場

個人的に黒戸尾根のいちばん危険と感じるクサリ場

 

普通の登山道に戻り10分くらい歩いたところに七丈小屋があります。

ベンチが埋まっているので、今日も通過します。

少し先にテン場があるので、そこで10分くらい休憩します。

 

テン場

テン場

 

いつもここから八合目までがしんどく感じます。

途中から視界も広がってくるので、悪い癖で立ち止まる回数が増えます。

 

八合目手前からの景色

八合目手前からの景色

八合目からの景色

八合目からの景色

 

八合目御来迎場を通り過ぎると岩場の連続になります。

時折りクサリ場もあります。

岩場が終わり、傾斜が緩くなってくると甲斐駒ヶ岳の山頂が見えてきます。

駒ヶ岳神社奥社を通り過ぎてから少し下って、北沢峠への分岐から上り返すと甲斐駒ヶ岳の山頂です。

 

クサリがない岩場1

クサリがない岩場1

クサリがない岩場2

クサリがない岩場2

甲斐駒ヶ岳山頂の手前1

甲斐駒ヶ岳山頂の手前1

甲斐駒ヶ岳山頂の手前2

甲斐駒ヶ岳山頂の手前2

甲斐駒ヶ岳山頂の手前3

甲斐駒ヶ岳山頂の手前3

北沢峠分岐

北沢峠分岐

甲斐駒ヶ岳山頂の手前4

甲斐駒ヶ岳山頂の手前4

 

甲斐駒ヶ岳の山頂は北沢峠から来た登山者で賑わっています。

祠や標識は写真撮影渋滞になっています。

休憩する場所を探すのも大変で、直登コース側で空いている場所を見つけて休憩することにします。

天気がいいので素晴らしい眺めを期待していましたが、今回も甲斐駒ヶ岳の周りはガスが多めです。

 

甲斐駒ヶ岳山頂

甲斐駒ヶ岳山頂

 

ちょっとだけ遠くの山々が見えましたが、どこの山かわからないのが残念です。

なかなか山頂からの景色を眺めることが出来ませんね。

眺めはいまいちでも日差しは強いので、顔に日焼け止めスプレーを吹きかけます。

富士山に続いて紫外線浴びすぎているので要注意ですね。

 

甲斐駒ヶ岳山頂からの景色1

甲斐駒ヶ岳山頂からの景色1

甲斐駒ヶ岳山頂からの景色2

甲斐駒ヶ岳山頂からの景色2

甲斐駒ヶ岳山頂からの景色3

甲斐駒ヶ岳山頂からの景色3

 

お昼ご飯を食べてからもマッタリしていましたが、僅かに見えていた景色もガスの中になってしまったので下山することにします。

いつも通りに帰りは5時間くらい掛けてゆっくり帰ることにします。

左足にも不安がありますしね。

 

10分くらい歩いたところですれ違った方と少しお話しをします。

「前回は9合目まで登って時間切れで下山したので、今回は…」

と頑張ってきたそうです。

「ゆっくり行っても20~30分で山頂に着くので頑張ってください。」

と声をお掛けしました。

 

七丈小屋の水場

七丈小屋の水場

 

七丈小屋まで下って、少し休憩します。

飲み物は残り2リットルありますが、水場があるので水を補給します。

宿泊者以外なので使用料100円を支払います。

600ミリリットルのペットボトルを3本を満タンにして、飲み物3.8リットルにします。

ザックを背負うと重~く感じます。

でも、逆にスイッチが入ります。

左足の不安も気にならなくなります。

(ん、登る時は守りに入り過ぎたか?)

 

五合目まで下って、小休憩します。

おやつを食べてノンビリしてから出発します。

黒戸山の巻き道まで100メートルほど登り返してからはずっと下りになります。

刀利天狗で小休憩、刃渡りで景色を眺めながら小休憩します。

その後は淡々とゆっくり下ります。

 

刃渡りの西側2

刃渡りの西側2

 

吊橋の手前で足元がガサガサッとします。

何かなと見ると蛇が・・・

油断できないですね。

 

足元にいたヘビさん

足元にいたヘビさん

 

吊橋まで下ると雰囲気はガラッと変わって、尾白川渓谷に遊びに来た観光客だらけになります。

場違いな感じのような目線で見られながら、尾白川渓谷駐車場まで戻りました。

 

甲斐駒ヶ岳登山口

甲斐駒ヶ岳登山口

 

余力十分なので、あと1時間早く下山していたらおかわりで日向山に行っていたかもしれません。

もう16時過ぎだったので、着替えて帰ることにしました。

 

コースタイム

尾白川渓谷駐車場(4:38)~(6:03)笹ノ平分岐(6:08)~(7:20)刃渡り(7:26)~(7:40)刀利天狗(7:53)~(8:28)五合目(8:28)~(9:13)七丈小屋(9:15)~(10:09)八合目御来迎場(10:09)~(11:06)甲斐駒ヶ岳(11:44)~(12:23)八合目御来迎場(12:24)~(12:48)七丈小屋(12:54)~(13:26)五合目(13:35)~(14:03)刀利天狗(14:06)~(14:20)刃渡り(14:22)~(15:08)笹ノ平分岐(15:08)~(16:15)尾白川渓谷駐車場

 

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2017/09/20(水) 十里木高原駐車場から愛鷹山(越前岳)

富士山に登った後は、愛鷹山(越前岳)へ向かいます。

十里木高原駐車場に到着してすぐに支度をを開始しますが、お腹がグーグー鳴っているので、大きなどら焼きを食べてから出発することにします。

 

最初は階段地獄の登りです。

段差が微妙で歩きにくい。。。

途中で「そういえば富士山は?」と振り返ります。

あれっ、どこにも見えない。

 

階段地獄で振り向くと富士山がいない

階段地獄で振り向くと富士山がいない

 

知らないうちにガスの中に隠れていたようです。

登る意味あるのかな?と思い始めますが、せっかくなので富士山が見えなくても登ることにします。

少ししてから振り向くと、富士山の山頂が少し見えました。

まだ見える可能性はありそうと、期待が持てるようになりましたね。

 

少し歩いてまた振り向く

少し歩いてまた振り向く

 

階段を登り終えると、十里木高原展望台がありました。

十里木高原展望台からは目の前に富士山を眺められそうです。

いまはガスが多めなので一部しか見えません。

 

十里木高原展望台

十里木高原展望台

登山道から越前岳

登山道から越前岳

 

ここからは樹林の中に入ります。

緩やかな傾斜で整備されているので歩きやすいですね。

少し歩くとまた開けてきます。

振り向くと富士山がだいぶ見えるようになってきました。

でも、山頂には笠雲があります。

 

いったん樹林の中に入り、また開けた場所に出ると、テーブルとベンチがある馬ノ背見晴台があります。

ここも見晴らしがいいですね。

 

馬の背見晴台

馬の背見晴台

 

ここで標識に書かれている時間を見てビックリします。

山頂まで100分と書かれています。

30分くらい歩いたのに?

本で見たら山頂まで2時間って書いてたのに。。。

 

馬の背見晴台の標識

馬の背見晴台の標識

 

ここからはまた樹林の中に入ります。

馬ノ背見晴台までは整備され過ぎていましたが、本格的な登山道が始まります。

傾斜も少しきつくなります。

赤土で滑りやすい箇所もあるので、帰りは要注意ですね。

 

登山道1

登山道1

登山道2

登山道2

登山道3

登山道3

 

途中でソロの女性の方とすれ違います。

遅い時間のスタートだったので、誰にも会わないと思っていただけにビックリしました。

ザックがデカイので、

「テント泊ですか?」

と聞かれてしまいました。

「越前岳までのピストンで日帰りです。

さっきまで富士山の山頂で上から眺めたので、今度は下から眺めたくて来ました。」

と伝えると、

「いいことですねぇ。」

と誉められた?、いや同情されました。

 

さらに進むと、2人組の女性とすれ違います。

女性だけで来やすい山なんですかね。

 

長い樹林帯の中を歩いていると、傾斜が緩くなってきます。

おっ、そろそろ山頂かなと思ったら、勢子辻分岐がありました。

山頂まで10分と書かれていました。

ほぼ平坦に近い緩やかな登山道を進んでいくと、突然明るい場所に出たところが越前岳山頂でした。

 

平坦地からの富士山

平坦地からの富士山

 

遅い時間なので、越前岳山頂は誰もいません。

愛鷹山方面、駿河湾方面の展望があります。

ん、富士山は?

木々に隠れていて、山頂付近がちょろっとだけ見えました。

笠雲があるので、あまり見えませんでした。

もっと眺めがいいと思っていたので残念です。

珍しくブログ用に記念撮影します。

顔は隠しましたけどね。

 

越前岳山頂から愛鷹山方面

越前岳山頂から愛鷹山方面

越前岳山頂から駿河湾方面

越前岳山頂から駿河湾方面

越前岳山頂から富士山方面

越前岳山頂から富士山方面

越前岳山頂で記念撮影

越前岳山頂で記念撮影

 

おにぎりを食べてから下山します。

越前岳山頂からの登山道の入口はピストンじゃなければ気付かないかもしれないですね。

 

越前岳山頂からの登山道

越前岳山頂からの登山道

 

歩き出して10分後くらいにソロの男性の方とすれ違います。

人のことは言えませんが、こんな遅くに登ってくる人もいるんですね。

20分間隔くらいで標識のあるところに出ます。

平坦地、馬の背見晴台。

馬の背見晴台の前後は富士山の見晴らしがいいですね。

立ち止まってばかりでした。

 

登山道から富士山1

登山道から富士山1

馬の背見晴台から富士山

馬の背見晴台から富士山

登山道から富士山2

登山道から富士山2

登山道から富士山3

登山道から富士山3

 

電波塔のある場所を通り過ぎると十里木高原展望台です。

行きと違って展望抜群でした。

 

十里木高原展望台から富士山

十里木高原展望台から富士山

 

階段地獄も富士山を見ながらなので、いい気分で歩けます。

でも、後ろからドスンドスンと・・・

ビックリして振り向いたら、先ほどすれ違った男性でした。

走ってきたようです。

 

登山道から富士山4

登山道から富士山4

 

自分は富士山を眺めながらノンビリと駐車場まで戻りました。

登山道入口にあった標識を見ると、やっぱり山頂まで120分と書いてあります。

馬の背見晴台の標識と書いてあることが違いますね。

 

今日は富士山を堪能することが出来て最高の1日でした。

帰り道に山中湖近辺で本日3回目の山に登ろうかと悩みましたが、山は週末までやめておくことにしました。

 

コースタイム

十里木高原駐車場(12:48)~(13:00)十里木高原展望台(13:02)~(13:24)馬の背見晴台(13:26)~(13:54)平坦地(13:56)~(14:17)勢子辻分岐(14:17)~(14:23)愛鷹山(越前岳)
(14:49)~(15:08)平坦地(15:10)~(15:31)馬の背見晴台(15:38)~(15:54)十里木高原展望台(15:58)~(16:05)十里木高原駐車場

 

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2017/09/20(水) 富士宮口から富士山

p-tingさん、お疲れ様です。

 

今年初めに日和山(標高3m)に登った時には、

「いちばん低い山に登ったんだから、いちばん高い山に登らないと…」

8月に間ノ岳と北岳に登った時には、

「No.3、No.2に登ったらNo.1に登らないと…」

と思いつつもなかなか実現出来ないので、水曜日に休暇を取得して富士登山をすることにしました。

 

富士山は1回目が須走口、2回目が御殿場口からで、未踏なのが富士宮口と吉田口です。

今回は富士宮口から登って、吉田口の6合目まで行って戻ってくるという欲張りなルートを計画していました。

 

前日に「てんきとくらす」で富士山山頂の天気予報を見ると、

登山指数C「風または雨が強く、登山に適していません」で、風が20m以上になっています。

山頂まで行けない可能性もあることを想定しつつも、このチャンスを逃すと今年は富士山に登れないので、予定通りに決行することにしました。

 

富士宮口五合目から富士山

富士宮口五合目から富士山

 

夜明けに到着するように自宅を出発して、5時24分に富士宮登山口五合目駐車場に到着しました。

いちばん上の駐車場に停めることが出来ましたが、既にたくさんの車が停まっていました。

シーズンオフの平日なのに登山者が多いですね。

 

まずは五合目にある展望台からの景色を眺めます。

箱根、伊豆の山々と愛鷹山、駿河湾と三保の松原が望めます。

あいにくの曇り空ですが、富士山の山頂よりも雲が高いので展望はよさそうです。

寒いので支度をして出発することにします。

今日はウインドブレーカーを着て、手袋をしてと冬仕様です。

 

登山口から階段を登ってすぐの場所にトイレがあります。

シーズンオフなのでトイレはここ以外はどこにもありません。

六合目までは傾斜が緩くて歩きやすいのですが、景色が気になって振り向いて写真を撮ってばかりで前に進みません。

(八合目まではずっと悪い病気が出ていました。)

でも、あっという間に六合目(2490m)に到着します。

 

六合目から箱根、伊豆方面

六合目から箱根、伊豆方面

六合目にあるバリゲート

六合目にあるバリゲート

 

六合目から先は9月10日から翌年の7月上旬まで通行止めとなっていますが、完全に封鎖はされていないので横から通ることは可能になっています。

本当に通っていいのかはよくわかりませんが・・・

 

登山道は基本的に九十九折りになっていて急傾斜はあまりありません。

大きな岩がゴロゴロしていたり、火山灰でザラザラしてたりを繰り返します。

登山道の両脇にはロープがあるので迷うことも無いのは助かりますね。

七合目を過ぎたあたりから強風になってきます。

まだ歩くのに支障がないので先に進みます。

 

新七合目

新七合目

七合目

七合目

 

八合目手前からはヤバイかなと思うくらいの強風になります。

向かい風になると前に進まないし、写真を撮ろうと立ち止まると吹き飛ばされそうになるし、下山者が来ると小石が飛んでくるしで、途中で撤退もありそうです。

この時点で吉田口まで行くのは中止にしました。

下山してきた登山者はみんな

「富士宮口頂上までは行ったけど、頂上はかなりの強風で剣ヶ峰は諦めました。」

と言ってました。

三度目にして剣ヶ峰に行けない可能性が出てきましたね。

 

八合目

八合目

 

八合目からは更に強風になります。

ロープが唯一の命綱となります。

危なそうな場合はロープに捕まれそうな場所を選んで歩きます。

 

山頂から下山してきたおじさんが

「剣ヶ峰を目指して這って行ったけど、馬の背で吹き飛ばされそうになったので撤退してきたよ。それでも行くの?」

と問いかけてきました。

「剣ヶ峰には行かずに富士宮口頂上までは行ってきます。」

とお答えしたら、おじさんはホッとしていました。

それだけ頂上の風は酷いのでしょうね。

 

九合目の手前にお金が挟んである木があります。

写真を撮ろうとするも吹き飛ばされそうな強風です。

結局、行きはピンボケ写真しか撮れませんでした。

 

九合目

九合目

九合目ある鳥居

九合目にある鳥居

 

九合目から九合五勺も強風ですが、九合五勺の先にある棒が一本立っている場所が吹きさらしになっているので、本日いちばんの強風でした。

富士宮口頂上の手前は西側に風除けになる壁があるので、楽チンになります。

 

木

 

壁を見ると白い物がいっぱいあります。

よく見るとツララでした。

寒いわけですね。

 

富士宮口頂上手前の風除けになる壁にあったツララ

富士宮口頂上手前の風除けになる壁にあったツララ

 

ひと登りすると、頂上浅間大社奥宮がある富士宮口頂上に出ました。

ここまで3時間16分なので、3時間もあれば着くと思っていた自分の考えは少し甘かったですね。

 

富士宮口頂上手前

富士宮口頂上手前

富士宮口頂上

富士宮口頂上

頂上浅間大社奥宮

頂上浅間大社奥宮

 

すぐに下山するか、剣ヶ峰に行ってみるか悩みます。

剣ヶ峰に行けなくても火口は見たいなと思い、恐る恐る剣ヶ峰に向かってみます。

意外と風は大したことがありません。

しかも、整備している方々がおられます。

これなら何かあっても平気かな?なんて悪い自分が出てきます。

 

突風に注意しならが馬の背の急坂を登りきると、気象観測所がある剣ヶ峰に無事に登頂出来ました。

たぶん、本日いちばん乗りでしょう。

 

剣ヶ峰1

剣ヶ峰1

剣ヶ峰2

剣ヶ峰2

剣ヶ峰3

剣ヶ峰3

剣ヶ峰4

剣ヶ峰4

 

後続のソロの方も登ってきます。

お話しすると「自分が登っているのを見て行けるんだなと思い、剣ヶ峰まで来たそうです。」

その後、2人のソロの方が登ってこられました。

みなさん強運の持ち主ですね。

 

4番目に登ってこられたソロの方が「どうしてもお鉢巡りをしたい」とおっしゃります。

自分は「お鉢巡りは1時間くらい掛かるので、いつ強風になるかわからない状況では危険なので止めといたいいですよ。」と伝えましたが、

「せっかく登ってきたからお鉢巡りしてきます。」

とお鉢巡りに行かれました。

無事に下山されていればいいのですが、ケガをしないことを願うしかありませんね。

 

富士山のお鉢

富士山のお鉢

 

3番目に登られてきた方はピストン、2番目に来られた方は宝永山に寄り道するそうで、先に下山されました。

自分も午後の第2部を愛鷹山(越前岳)から富士山を眺めることに決めたので、下山を開始します。

 

馬の背を通り過ぎるとブルドーザーが来ます。

轢かれないように避けました。

 

ブルドーザー

ブルドーザー

 

富士宮口頂上まで戻ると、後はひたすら下るだけです。

金の木ですれ違った方たちは某レコに登録されていましたね。

行きも写真撮影以外はノンストップでしたが、帰りもノンストップです。

 

頂上にあった水溜り

頂上にあった水溜り

登山道1

登山道1

登山道2

登山道2

金の木1

金の木1

金の木2

金の木2

 

七合目通り過ぎた後にすれ違ったご夫婦とお話しをします。

「何時頃に出発したんですか?」と聞かれたので、

「5時40分頃に出発して剣ヶ峰まで行って下山してきました。」と伝えたところ

「え~、早過ぎる~」と驚かれていました。

 

六合目まで戻ると、休憩されていた女性の方が「写真を撮っていただけますか?」と声を掛けてきました。

茨城から友達2人が遊びに来られたそうで、記念に写真を撮りたいとのことでした。

愛鷹山をバックに1枚、箱根の山々をバックに1枚の記念撮影しました。

 

登山道3

登山道3

登山道4

登山道4

 

あとは緩やかな坂を下って富士宮口五合目に戻りました。

富士宮口五合目は中国人っぽい観光客がたくさん居て、早朝とは違ってすっかり観光地化していました。

もう一度、五合目にある展望台からの景色を眺めてから着替えをします。

着替えといっても、午後の山登りの為に着替えるんですけどね。

着替え終わったら、第2部の愛鷹山(越前岳)の登山口がある十里木高原に移動します。

 

コースタイム

富士宮口五合目(5:40)~(5:55)六合目(5:57)~(6:31)新七合目(6:31)~(7:00)七合目(7:00)~(7:26)八合目(7:27)~(7:56)九合目(7:56)~(8:23)九合五勺(8:24)~(8:56)富士宮口頂上(8:59)~(9:12)剣ヶ峰(9:37)~(9:44)富士宮口頂上(9:46)~(10:03)九合五勺(10:03)~(10:15)九合目(10:15)~(10:31)八合目(10:31)~(10:50)七合目(10:50)~(11:10)新七合目(11:10)~(11:36)六合目(11:38)~(11:48)富士宮口五合目

(行き:3時間16分、帰り:2時間2分、合計:6時間8分)

 

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2017/09/18(月) 徳和から乾徳山、道満山

p-tingさん、お疲れ様です。

 

前日の三頭山に続いて、2日連続で山に行ってきました。

台風一過を見込んで、いい景色を眺められる山を選択しました。

 

朝方まで台風18号の強風が吹いていた為、自宅から出発することが出来ず、1時間寝ては起きてを繰り返して、気付いたら5時30分に・・・

外は静かになっていたのでカーテンを開けてみると明るくなっていました。

これはヤバイと思い急いで支度をして出発します。

 

運転をしながら行き先を考えます。

昨日は奥多摩(三頭山)に行ったし、丹沢は水溜りで歩きにくいし、富士山近辺は今日は行ってはいけないしで悩みます。

ふと、山梨県にある乾徳山なら手軽に登れて眺めもいいんじゃないかと思い、乾徳山にしました。

去年の12月に行ったときはガスが多めで景色はほとんど見れなかったので楽しみです。

 

乾徳公園前にある駐車場に着いたのが9時過ぎになってしまいましたが、駐車場は空いていたので助かりました。

のんびりしていると続々と登山者が歩いてきます。

これはヤバイと適当に支度をして出発しました。

 

乾徳神社の少し先まではアスファルトで、その先から砂利道になります。

徳和の集落を歩いている時に空を見上げると、紅葉が始まっているもみじがありました。

もう秋ですね。

道端に咲いているお花も綺麗ですね。

 

紅葉の始まり

紅葉の始まり

お花

お花

 

砂利道が始まるところにちょっとした駐車スペースがあり、6台くらい駐車していました。

ここまで車でこれば楽ですが、楽をしても…ですね。

砂利道を15分くらい歩いたところに乾徳山登山口があります。

 

ようやく登山道になります。

程よい傾斜の上り坂がずっと続き、途中で何回か林道を横切ります。

途中から台風18号の影響か倒木が目立ち始め、迂回して歩かないといけない箇所が何箇所かありました。

いつもはちょろっとしか出ていない見ずばの「銀晶水」も今日は豊富な水量です。

まだ喉が渇いていなかったので飲みませんでした。

 

台風18号の影響で荒れた登山道1

台風18号の影響で荒れた登山道1

台風18号の影響で荒れた登山道2

台風18号の影響で荒れた登山道2

 

しばらく歩くと「駒止」という場所に着きます。

ここからは急登になります。

登山道が荒れているので歩きにくいので、歩くペースを落とすことにしました。

 

台風18号の影響で荒れた登山道3

台風18号の影響で荒れた登山道3

 

傾斜がゆるくなり、足元は水浸しになってくると「錦晶水」という水場があります。

ここはいつも水量が豊富です。

今日もジャンジャン流れていました。

喉も渇いていたのでご馳走になりました。

程よい冷たさで美味しかったです。

ここからは平坦になり、視界が開けてくると目の前に乾徳山が現れます。

ずっと樹林の中だったのでなんか嬉しいですね。

 

国師ヶ原の少し手前から乾徳山

国師ヶ原の少し手前から乾徳山

絵になる木

絵になる木

 

少し先に「国師ヶ原」の分岐があります。

行きはそのまま直進します。

しばらくは平坦ですが、途中から上り坂になります。

10分ほど歩いて後ろを振り向くと富士山がドーンと現れます。

乾徳山にして良かった…ですね。

ここから扇平までは振り向くと富士山が見えるので、前に進まなかったのは言うまでもありません。

 

本日初の富士山(アップ)

本日初の富士山(アップ)

 

扇平からは大きな岩がゴロゴロとした登山道に変わります。

20分ほど歩くと最初のクサリ場があります。

ここは狭くて歩きにくいだけで大したことないです。

クサリ場を登るとちょっとした展望地があります。

 

月見岩

月見岩

月見岩からの景色

月見岩からの景色

 

10分ほど歩くと2箇所目のクサリ場があります。

ここも大したことがないです。

目の前に「髭剃岩」という大きな岩が現れます。

ここから大きな岩が増えてきます。

 

岩場

岩場

 

更に進むと「カミナリ岩」という大きな岩が現れます。

ここは2つのクサリが連続していますが、足場がシッカリしているのでクサリを使わなくても登れます。

 

カミナリ岩付近のクサリ場

カミナリ岩付近のクサリ場

 

最後のクサリ場は山頂直下にあります。

4人の登山者が岩登りの準備をしていてインストラクターっぽい人お先にどうぞと譲ってくれました。

でも、親子3人が登っていて順番待ちになります。

子供が苦戦している為、5分ほど待ちます。

そこでお先にどうぞと譲ってくれた方が待ちきれず、お父さんが真ん中くらいまで登ったら「先に登ってください。」と急かすので仕方なく登ることに。。。

当然、一瞬で真ん中くらいに着くのでまたそこで親子待ちに。。。

急かした人はインストラクターっぽい人でしたが、マナーはいまいちでしたね。

クサリ場を登れば乾徳山の山頂です。

 

山頂直下のクサリ場

山頂直下のクサリ場

乾徳山山頂から富士山方面

乾徳山山頂から富士山方面

 

乾徳山の山頂は程よい広さではありますが、ゴツゴツした岩場であまり休憩するスペースがありません。

いい感じの場所は登山道になっています。

先行者の方たちは歩きやすい場所に荷物を置いて休憩します。

仕方なく歩きにくい岩場を適当に歩いて山名標識のある場所に行きました。

 

乾徳山の標識1

乾徳山の標識1

乾徳山の標識2

乾徳山の標識2

 

適当に写真を撮ったら、黒金山方面の北側の景色を眺めにいきます。

この時に最後のクサリ場で譲ってくれたうちの3人が自分の後ろで荷物を置いて座って休憩しちゃいます。

「ここは北側に向う登山道だぞ」

と心の中で思うも、ここは大人の対応でそっとしておきます。

 

乾徳山山頂から黒金山方面

乾徳山山頂から黒金山方面

乾徳山山頂から甲武信ヶ岳方面

乾徳山山頂から甲武信ヶ岳方面

 

写真を撮り終えて移動しようとしても休憩されてしまった方は避けてくれません。

仕方なく無理やり通ることにしました。

乾徳山の山頂は居心地が悪いので北側に少し行ったところにある岩場に移動してお昼ご飯を食べることにします。

 

乾徳山の少し先の登山道

乾徳山の少し先の登山道

乾徳山の少し先の岩場から乾徳山と富士山

乾徳山の少し先の岩場から乾徳山と富士山

 

休憩する岩場は貸切状態です。

ここからも乾徳山の山頂の右側に富士山が見えます。

北側の景色は乾徳山の山頂と同じで、東側が樹林の影になって見えにくいだけです。

絶景を見ながら心地よい日差しを浴びてノンビリしました。

まったりしていると乾徳山の山頂からカップルが来ます。

付き合い始めたばかりっぽい感じでお邪魔になりそうなので、移動することにしました。

 

乾徳山の北峰方面に歩くと、すぐに分岐があります。

ここで黒金山まで行くか悩みます。

時間的には問題ありませんが、明後日のこともあるので今日は早めに下山することを選択しました。

 

迂回新道から国師ヶ原に向かいます。

ここからは初めて歩くうえに、破線コースなので楽しみです。

「※ガレ場の急下降あり」と書かれているのでドキドキしますね。

 

迂回新道の沢になっているガレ場

迂回新道の沢になっているガレ場

 

いきなり急傾斜を下っていきます

全般的に登山道はわかりにくくて、たまにテープが無くなって不安になります。

ガレ場を下ったり、沢を下ったりで足場はかなり悪いので滑らないように気をつけながら歩きました。

急傾斜が終わったあとは山腹を巻きながら緩やかに下っていきます。

ここが長く感じましたね。

樹林の先に赤い屋根の建物が見えると、ようやく高原ヒュッテの避難小屋です。

中を除いて見ると意外とキレイな避難小屋でした。

 

高原ヒュッテ

高原ヒュッテ

 

ここからは砂利道の林道になります。

避難小屋のすぐ先に国師ヶ原の分岐があります。

帰り道はここを直進して、道満山経由で下山します。

このルートも初めてです。

下っていくものと思っていたら、しばらく上っていきます。

これは想定外でしたね。

ピークの場所に着くと、関東の富士見百景「三富からの富士」なる場所がありました。

富士山はどこ?と探してしまうほど、ちょっとしか富士山は見えませんでした。

 

関東の富士見百景「三富からの富士」

関東の富士見百景「三富からの富士」

 

ここからは下りになります。

途中で道満尾根は右の分岐があり、登山道になります。

急傾斜を下ります。

途中でアスファルトの林道に出て本当に合っているのか不安になります。

 

さらにどんどん下っていきます。

不安しかありませんが、ようやく目の前に小さな山っぽいのが見えます。

でも、西側を巻いていきます。

道満山には行けないのかな?と思っていたら、もうひとつ小さな山っぽいのが見えました。

今度はピークに向かって上って行きました。

ピークに着いたところで標識を探しますが、見当たりません。

頑張って探すと、下のほうに消えかかった標識が落ちていました。

 

道満山山頂

道満山山頂

 

道満山からも急傾斜を下ります。

長い下りですね。

「徳和集落→」の標識が出てくると徳和峠まではあと少しになります。

徳和峠からはアスファルトの道を歩いて駐車場まで戻りました。

 

今日はいい景色を眺めることが出来たのと、初めて歩く登山道もあったので楽しい1日になりました。

 

コースタイム

徳和(9:11)~(9:33)乾徳山登山口(9:34)~(10:45)国師ヶ原(10:45)~(11:15)扇平(11:17)~(12:04)乾徳山(12:12)~(12:17)乾徳山の北側にある岩場(12:46)~迂回新道~(13:59)国師ヶ原(14:00)~(14:43)道満山(14:44)~(15:23)徳和

 

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2017/09/17(日) 檜原都民の森駐車場から三頭山(ブナの路を反時計回り)

p-tingさん、お疲れ様です。

 

三連休の日月に谷川岳と武尊山を予定していましたが、

台風18号の影響で関東地方も土曜日の午後から雨となり、残念ですが中止にしました。

日曜日に山に行けないなら、、ということで、土曜日の夜にジムで筋トレをしてごまかすことにしてみましたが、

雨でも山に行く登山者としては

「小雨なら傘をさしながら登れる山に行こう!」

ということになりました。

 

候補としては

「高尾山または御岳山に登って蕎麦を食べて帰ってくる」

でしたが、ふと初めての三頭山は雨が降っている時に登ったことを思い出して

「檜原都民の森駐車場から三頭山」

なら危険箇所も無いので三頭山にしました。

 

檜原都民の森駐車場の利用時間は「9月1日~11月15日:8:00~17:30」なので、8時頃に到着するように向かい、計算通りに7時55分に到着しました。

小雨が降っていますが、想定内の降り方なので傘をさして山頂まで登ることにします。

 

檜原都民の森入口

檜原都民の森入口

 

アスファルトの急坂からスタートしますが、森林館の少し先からようやく登山道になります。

ひと登りすると鞘口峠に出ます。

鞘口峠から三頭山の山頂の少し手前まではずっと急登です。

急登のおかげであっという間に山頂になるのでありがたいですね。

 

山頂までは分岐がたくさんありますが、登山道は基本的に右を選択すると正解です。

山頂の少し手前からはなだらかになりますが、水捌けが悪くなり水溜りだらけになって歩きにくく感じます。

三頭山(東峰)の手前に展望台がありますが、今回は何も見えないのでスルーします。

展望台を通り過ぎると三頭山(東峰)はすぐです。

 

三頭山(東峰)

三頭山(東峰)

 

三頭山(東峰)はただの通り道の小ピークという感じで展望もないし、ベンチもないです。

でも、ここに三角点があります。

 

三頭山(東峰)から1分くらい歩くと三頭山(中央峰)があります。

三頭山(中央峰)も展望なしですが、少し先にテーブル付の休憩する場所があります。

 

三頭山(中央峰)

三頭山(中央峰)

 

御堂峠まで一旦下って登り返すと三頭山(西峰)があります。

三頭山(西峰)には山梨県の標識もあります。

北側は雲取山から鷹ノ巣山までの山々、南西側には富士山や道志の山々を眺めることが出来ますが、今日は雨なので真っ白です。

心眼で見るしかありません。

 

三頭山(西峰)

三頭山(西峰)

都民の森の地図

都民の森の地図

 

三頭山(西峰)からはムシカリ峠に向かいます。

途中にクランク状に曲がった木があります。

不思議な木ですね。

 

クランク状に曲がった木

クランク状に曲がった木

 

ムシカリ峠の少し先に三頭山避難小屋がありますが、今回は立ち寄りませんでした。

ここでふと「三頭山避難小屋で泊まるのもありだったかな?」なんて考えてしまいました。

 

ムシカリ峠からは三頭大滝に向かいます。

最初は登山道が川になっていて少し歩きにくい場所があります。

途中からは沢を何度か渡渉します。

基本的に整備されているので問題はありませんが、1箇所だけ川になっている場所がありました。

浅瀬だったのであまり濡れずに済みました。

石山の路と合流して大滝休憩小屋を通り過ぎると滝見橋があり、ここかた三頭大滝を眺めることが出来ます。

 

三頭大滝

三頭大滝

 

前日からの雨で水量が多くなって三頭大滝の迫力が増しているかなと期待していましたが、それほどでもありませんでした。

でも落差が33メートルあるので見応えがありますね。

近すぎて一部しか写らないのが残念です。

 

三頭大滝から森林館まではウッドチップの道になります。

脚にやさしいですね。

途中に展望地があり、生藤山や市道山などを眺めることが出来ますが、真っ白です。

ここも心眼で見ます。

 

展望地からの景色

展望地からの景色

 

森林館からは木の階段とアスファルトを下って、檜原都民の森駐車場に戻りました。

檜原都民の森駐車場に着くと10台くらい車が増えていて、こんな天気でも来る人がいるんだなぁ…と思ってしまいました。

台風18号が接近する前だったので風の影響を受けずに楽しいお散歩をすることが出来ました。

明日はどこに行こうかな?

天気の回復次第ですね。

 

夢の滝

夢の滝

 

コースタイム

檜原都民の森駐車場(8:08)~(8:24)鞘口峠(8:24)~(9:13)三頭山(東峰)(9:14)~(9:15)三頭山(中央峰)(9:16)~(9:21)三頭山(西峰)(9:25)~(9:35)ムシカリ峠(9:35)~(10:09)三頭大滝(10:16)~(10:34)檜原都民の森駐車場

 

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