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2019/04/19(金) 神ノ川ヒュッテから大室山、加入道山、水晶沢ノ頭、シャカグチ丸、バン木ノ頭、モロクボ沢ノ頭、畦ヶ丸 その2

その1からの続きです。

 

【畦ヶ丸~バン木ノ頭】

畦ヶ丸の山頂で適当に写真を写した後は、畦ヶ丸避難小屋まで戻ります。

ベンチにザックを置いて、畦ヶ丸避難小屋の中を覗きに行きます。

加入道避難小屋を見た後なので少し古く感じましたが、趣があっていい雰囲気の避難小屋でした。

 

畦ヶ丸避難小屋の中

 

外に出てベンチでお昼ご飯にします。

陽射しがあってポカポカです。

冬用のズボンなので暑くて汗が出てきます。

誰もこないだろうと見込んで、ズボンを膝までめくって涼みました。

 

しばらくするとハァーハァーと声が聞こえてきます。

登山者が登ってくるようです。

だらしない格好を見せる訳にもいかず、急いでズボンを元に戻しました。

上ってきたのはソロの男性です。

少しお話しした後、この場所が山頂ではないことに気付いて畦ヶ丸の山頂に向かわれました。

山頂に着いたと勘違いしていたようですね。

 

自分も帰ることにします。

畦ヶ丸避難小屋からモロクボ沢ノ頭に向かいます。

クサリが設置されている場所はクサリを持ちながら慎重に下りました。

クサリを使用しなくても歩けないこともなさそうですが、使用した方が安心しますね。

次の小ピークを越えて次のピークがモロクボ沢ノ頭の山頂です。

 

モロクボ沢ノ頭からはアップダウンを繰り返します。

今日は暑さにやられてペースがあがりません。

最初はシャカグチ丸で休憩しとうと思っていましたが、予定よりも少し早めにベンチが設置されているバン木ノ頭の山頂で休憩することにしました。

バン木ノ頭の山頂から遥か先に大室山が見えます。

心の中で「遠いなぁ・・・」と呟きますが、大室山を越えないと車があるところまで戻れませんからね。

 

バン木ノ頭山頂

 

 

【バン木ノ頭~加入道山】

バン木ノ頭から下ったところにある崩壊地を通り過ぎて登り返すと、クルクルとねじれた木があります。

いろんな木がありますね。

 

バン木ノ頭から下ったところにある崩壊地

クルクルとねじれた木

 

1,191ピークの道標で人影が見えます。

破風口の鞍部で追い越したソロの方が、登山道の脇で地図を眺めながら休憩されていました。

指先は大山を指していました。

間逆に向かっていますが、大丈夫でしょうか?

少し下って上り返すとシャカグチ丸の山頂です。

 

シャカグチ丸の山頂からの下りはやせ尾根です。

かなり歩きにくく、根っこを掴みながらでないと歩けない場所もあります。

下から見上げた写真を写してみましたが、写真ではあまり伝わらないかな。

 

シャカグチ丸山頂直下の根っこを掴みながらでないと歩けない場所

 

やせ尾根を下りきると、少し広めの尾根道になります。

登山道の脇に新緑を感じる木が目に入ります。

近付いてパシャリと。

よく見ると花のようにも見えますね。

 

新緑を感じる木(花?)

 

いくつかのピークを越えて倒木が目立つようになります。

倒木ゾーンを通り過ぎると水晶沢ノ頭の山頂です。

 

水晶沢ノ頭の山頂の次の1,307ピークを越えると白石峠です。

白石峠で休憩しようと思っていましたが、予定を変更して加入道山の山頂で休憩することにします。

白石峠から少し歩いたところで早くも休憩すればよかったと後悔します。

今日は調子いまいちですね。

とはいえ疲れている訳ではないので足は動きます。

気分がいまいちなんですよね。

少し熱中症気味なのかも。

少し牛歩気味ですが、白石峠から加入道山までの標高差120メートルを歩ききって加入道山の山頂に着きました。

 

加入道山山頂

 

加入道山の山頂にあるベンチで休憩します。

誰もいないだろうと見込んでズボンを膝までめくり、登山靴も靴下も脱いで涼みます。

しばらくするとガサガサと物音がします。

何だろうとキョロキョロすると避難小屋の中に人影が見えます。

本日の宿泊者でしょうか?

感じ悪い人で自分の存在を知っているのにも関わらず、避難小屋から出てきませんでした。

 

【加入道山~大室山】

加入道山から階段を下っていきます。

階段の途中に熊避けの音を鳴らす物がぶら下がっています。

でも、叩くものが小さすぎます。

音が鳴るのでしょうか?

 

階段の途中に熊避けの音を鳴らす物1

階段の途中に熊避けの音を鳴らす物2

 

前大室を越えて、鞍部の破風口まで下ります。

破風口からは急傾斜を上っていきます。

少し上るといったん緩やかな尾根道になり、少し上った後に階段地獄が始まります。

上る途中に振り返ると景色を眺める場所が数箇所あるので、景色を眺めながらゆっくり上っていきました。

 

破風口からの上り坂

 

大室山手前の小ピークを越え、大室山・犬越路分岐を通り過ぎると本日2回目の大室山の山頂です。

行きと同じ登山道で下山するなら大室山の山頂に寄る必要はありませんが、下りは別ルートから神ノ川ヒュッテに下山してみよう思っています。

 

大室山山頂

 

大室山の山頂でザックを降ろして休憩しようとするとザックに異変を感じます。

なぜか濡れています。

自分の汗ではこんなにビショビショにならないはず。

ザックの中にある2リットルのペットボトルから漏れているようですね。

アイゼンの歯で擦れて穴があいたのでしょうか。

 

大室山の山頂で行きとは違う白いお花を見つけます。

これも可愛らしい。

行きに見たお花はツンデレなのか花が閉じていました。

 

大室山山頂に咲いていた白いお花

 

 

【大室山~神ノ川ヒュッテ】

大室山の山頂からは3方向に分岐が分かれています。

左から「大室指」「大渡・久保吊橋」「神ノ川ヒュッテ」。

いちばん怪しい「神ノ川ヒュッテ」方面に向かいます。

怪しいといっても破線ルートなので大丈夫でしょう。(大丈夫と言う根拠はありませんが・・・)

 

3方向の道標1

3方向の道標2

 

大室山の山頂付近はバイケイソウが生えている中を歩いていきます。

踏まないように気をつけました。

バイケイソウゾーンを通り過ぎると急傾斜を下るようになってきます。

登山道は明瞭ですが、細いし、脆いしで気軽に誰かを連れてくるような道ではありませんね。

細いロープが設置されている場所がいちばん危険で、片足分しか幅がないのに少しだけ崩壊し始めていました。

雨が降った後は危険ですね。

 

細いロープが設置されている場所

 

大室山の山頂から15分ほど下ると崩壊地に出ます。

視界が開けていて蛭ヶ岳と檜洞丸の眺めがいいです。

檜洞丸は熊笹ノ峰に隠れていて山頂はちょこっとしか見えません。

青空の下で眺めてみたいですね。

 

崩壊地から蛭ヶ岳と檜洞丸

 

崩壊地からは急坂を下っていきます。

倒木で通れない場所もあったりで楽しいですね。

崩壊地から10分程歩くと赤テープがこれでもかっていうくらいに巻きつけてある場所があります。

もしかしたらここが分岐なのかもしれませんね。

 

たくさんの赤テープがあった場所

 

自然林から植林の中を下って行きます。

ここからは急傾斜の斜面をジグザグに下っていきます。

最初は普通に歩ける傾斜ですが、「チュウイ!!」と書かれている場所からは傾斜がキツくなり滑りやすくなります。

下から上を見上げる写真を写してみました。

急傾斜が伝わりますかね。

 

急傾斜を下から見上げる

 

赤テープがあった場所から40分程歩いたところで複数の重機が視界に入ります。

下界はもうすぐと思いつつも、重機を見てから10分程歩いたところでようやく砂利道に出ました。

 

砂利道に出る場所

 

登山道の入口には赤テープがぶら下がっているだけで道標は何もありません。

逆方向から着たら砂利道をそのまま上ってしまいそうですね。

砂利道を下って日陰沢を渡ると行きに歩いた林道に出て、神ノ川ヒュッテまで歩いていきました。

 

日陰沢を渡る場所

 

 

コースタイム

神ノ川ヒュッテ(7:08)~(8:06)犬越路(8:13)~(9:19)大室山・犬越路分岐(9:19)~(9:24)大室山(9:30)~(9:34)大室山・犬越路分岐(9:43)~(10:28)加入道山(10:31)~(10:42)白石峠(10:42)~(10:54)水晶沢ノ頭(10:55)~(11:20)シャカグチ丸(11:20)~(11:30)バン木ノ頭(11:31)~(11:49)モロクボ沢ノ頭(11:50)~(12:07)畦ヶ丸(12:09)~(12:11)畦ヶ丸避難小屋(12:30)~(12:42)モロクボ沢ノ頭(12:42)~(13:00)バン木ノ頭(13:06)~(13:17)シャカグチ丸(13:17)~(13:48)水晶沢ノ頭(13:48)~(14:01)白石峠(14:02)~(14:16)加入道山(14:29)~(15:26)大室山(15:35)~(16:59)神ノ川ヒュッテ

 

本日のルート

 

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山行INDEX

 

2019/04/19(金) 神ノ川ヒュッテから大室山、加入道山、水晶沢ノ頭、シャカグチ丸、バン木ノ頭、モロクボ沢ノ頭、畦ヶ丸 その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

前日の昼前に急遽金曜日がお休みになりました。

突然のお休みで行く山もなく、天気もいまいちで気分も乗らずでしたが、家でゴロゴロするのも嫌なので山に行くことにしました。

気分が乗っていないせいか、翌朝もダラダラと支度をして始発の電車を乗り過ごしてしまいます。

電車の時間を調べるのも面倒なので車でどこかに行くことに。

景色が期待出来ないのなら眺望が良くない山に、ふと閃いたのが西丹沢の山々でした。

 

【神ノ川ヒュッテ~大室山】

 

神ノ川ヒュッテ

 

神ノ川ヒュッテ近くの駐車スペースに車を止めて、神ノ川ヒュッテの脇から林道っぽい道を歩いていきます。

ガレ場にある石がゴロゴロしていて最初は歩きにくい。

「犬越路 1.5km」の道標を通り過ぎると右岸に渡り、急坂を登るようになります。

 

登山道で見かけたお花

 

5分程歩くと登山道は平坦になります。

支流の鉄橋を渡ると、再び急坂を登るようになります。

「犬越路 0.4km」の道標を通り過ぎると右岸に渡り、再び急坂を登るようになります。

尾根上に避難小屋が見えてきてひと登りすると犬越路に出ます。

 

犬越路のベンチにザックを置いて檜洞丸方面に100メートル程歩いて富士山が見えるかを確認しにいきます。

すると春霞でハッキリとは見えませんでしたが、富士山が見えました。

 

犬越路から檜洞丸方面に100メートル程歩いたところから富士山

 

ザックをベンチに置いておいて良かった。

なんで良かったというと、もしザックを背負ってきたら、富士山を眺めるために行き先を檜洞丸に変更してしまいそうだったからです。

富士山を見ることが出来たので心残りなく大室山に登れますね。

犬越路まで戻りました。

 

犬越路からの眺め

 

犬越路避難小屋の脇にある登山道から急坂を登っていきます。

急坂を10分くらい歩くと登山道は90度右に曲がり、木に「大杉丸」と書かれたお手製の山名標識がぶら下がっていました。

以前は無かったので最近設置されたのでしょうか

ただの通り道で山頂っぽくないですけどね。

 

大杉丸

大杉丸の少し先から富士山

 

大杉丸からは標高1,568m地点の大室山・犬越路分岐まで尾根沿いを歩いていきます。

大室山までの登山道は富士山が見えないイメージがありましたが、たまに富士山を望める場所があります。

犬越路で富士山を眺めに行ったのは無駄な時間になってしまいましたね。

富士山のビューポイントがあると立ち止まってしまいます。

春霞でハッキリ見えないのでスルーしてもいいの・・・。

 

登山道から富士山1

登山道から富士山2

 

アップダウンを繰り返しながら標高を上げていきます。

そして丹沢名物の階段が現れてくると大室山・犬越路分岐まではあと少しです。

傾斜が緩くなってくると、大室山・犬越路分岐に出ます。

大室山・犬越路分岐には2つのベンチが設置されています。

ソロの男性が休憩されていました。

 

大室山・犬越路分岐を右に曲がって数分歩くと標高1,587mの大室山の山頂があります。

大室山の山頂は樹林に囲われていて眺望がありません。

ベンチも設置されていないので、休憩するにはいまいちかもしれませんね。

 

大室山山頂

 

山頂を見渡していると、別ルートの登山道の地面に小さなお花が咲いています。

名前が解りませんが、可愛らしいお花です。

屈んで写真をパシャリパシャリと。

取れ高OKと思って立ち上がると立ち眩みが・・・。

ザックを下ろしてから写真を写せばよかったですね。

 

大室山山頂に咲いていたお花

 

 

【大室山~加入道山】

大室山の山頂から大室山・犬越路分岐まで戻り、分岐の前にあるベンチで休憩します。

パンを食べながら休憩していると、先程の可愛らしいお花があちこちに咲いています。

でも、登山道では無い場所に咲いていて足を踏み入れることが出来ないので、写真は諦めました。

 

大室山・犬越路分岐

 

大室山・犬越路分岐からは木道と登山道を交互に歩いていきます。

足元にはバイケイソウがこれでもかというくらい生えています。

たまに登山道にもバイケイソウの芽が出ているので、踏まないように注意が必要ですね。

花が咲く頃に来てみたいですね。

 

バイケイソウ

 

小ピークを越えると、急坂ならぬ丹沢名物の階段を下っていきます。

以前は歩きにくい登山道となっていたのに大室山も整備されてしまいましたね。

たまに展望地があり、次に行く加入道山を眺めます。

手前のピークは前大室で、2つ目のピークが加入道山です。

 

登山道からの眺め1(手前から前大室、加入道山、畦ヶ丸)

登山道からの眺め2

 

標高差を約200メートル程下ると、大室山と前大室の鞍部となっている破風口(標高1,350m)です。

鞍部となっている破風口の前後ですれ違いと追い越しをします。

本日4~6人目と平日の西丹沢としては予想以上に登山者に出会いますね。

 

破風口から次のピークに上っていきます。

最初は急傾斜で尾根まで上ると傾斜がなだらかになります。

ピークの場所まで行くと前大室です。

 

前大室から少し下って、下った分だけ上り返すとほぼ平坦な道になります。

少し歩くと左下に加入道避難小屋が見えてきて、その先が加入道山の山頂です。

まずは加入道避難小屋を覗いてみることにします。

以前来た時は小屋の建て替え中で、新しくなってからは初めてになります。

 

加入道避難小屋

 

あまり広くはないですが、中にテーブルとベンチなどがあって普通に宿泊してもいい感じがしますね。

Hさんとの避難小屋での鍋パーティーには最適かも。

 

避難小屋のすぐ裏は加入道山の山頂です。

加入道山の山頂は樹林に囲われていて眺望なしですが、ベンチが設置されているので休憩には最適な場所ですね。

 

加入道山山頂

 

 

【加入道山~バン木ノ頭】

加入道山の山頂から30秒程歩くと右側の木に何かがぶら下がっています。

なんだろうと覗いてみると、バリルートのお手製の案内図でした。

それにしても「急なバリルート」って。

 

バリルートのお手製の案内図

 

道志の湯への分岐を通り過ぎ、少し下ると登山者とすれ違うようになります。

西丹沢ビジターセンターから登ってこられた方達でしょうね。

白石峠まで下り、登山道をそのまま直進します。

ここからは静かな登山道に戻ります。

 

白石峠

 

白石峠からは小ピークを越えた後、整備された階段を下っていきます。

ここも最近整備されたのでしょうか?

緩やかに登り返していくとベンチが1つ設置されている標高1,278mの水晶沢ノ頭の山頂です。

水晶沢ノ頭の山頂は樹林に囲われていて眺望なしです。

 

水晶沢ノ頭山頂

 

水晶沢ノ頭の山頂からは植林と自然林の間を下っていきます。

以前登山道があったところはたくさんの倒木があって通れません。

鹿避けの柵の脇に出来ていた登山道を歩きます。

 

少し下ったところでソロのおじさんが登ってきます。

おじさんはだいぶ疲れている様子です。

少しお話しをすることにしました。

「どこまで行くんですか?」と聞いてみると、「畦ヶ丸の山頂まで行ってきて道志の湯に下山する」とのことでした。

自分も「畦ヶ丸の山頂まで行って、スタート地点の神ノ川ヒュッテに下山します」と伝えると、おじさんから「参りました」と返ってきました。

おじさんのコースよりも大室山が1つ多いだけでそんなに大差はないと思いますが。

 

2つのピークを越えて、3つ目のピークが標高1,191mのシャカグチ丸(蛇ヶ口丸)の山頂です。

シャカグチ丸の山頂も樹林に囲われていて眺望なしです。

 

シャカグチ丸山頂

 

1つのピークを越えて、2つ目のピークが標高1,178mのバン木ノ頭の山頂です。

バン木ノ頭の山頂も樹林に囲われていて眺望なしです。

山頂にはベンチが1つ設置されています。

 

バン木ノ頭山頂

 

 

【バン木ノ頭~畦ヶ丸】

バン木ノ頭からモロクボ沢ノ頭まではアップダウンの繰り返しです。

しかも登山道も左右に蛇行していて、前に進んでいる感じがしません。

「モロクボ沢ノ頭 0.4Km」の道標で登山道が90度右に曲がります。

モロクボ沢ノ頭の山頂が見えるのに大きく下って登り返します。

この辺りの登山道は馬酔木(アセビ)が多いですね。

可愛らしい花なので何度も写真を写してしまいます。

 

登山道に咲いていた馬酔木(アセビ)

 

尾根沿いに歩いていくと、中央にベンチが1つ設置されているモロクボ沢ノ頭(諸窪沢ノ頭)の山頂(標高1,190m)です。

モロクボ沢ノ頭で休憩するか迷いましたが、畦ヶ丸の山頂はすぐそこにあるので休憩せずに先に進むことにします。

 

モロクボ沢ノ頭山頂

 

モロクボ沢ノ頭から畦ヶ丸までは未踏のルートです。

モロクボ沢ノ頭より南東側へ派生した尾根上に位置して、弧釣山から加入道山まで歩いた時に立ち寄ろうか迷いましたが、次回に取っておいたんですよね。

モロクボ沢ノ頭から少し下った後は小ピークを越えていきます。

その先にはクサリが設置されています。

砂場になっていて蟻地獄のようになっている上り坂です。

上りはゆっくり歩けばクサリなしでも上れますが、下りは滑ったらかなり危険なので、クサリを使用しながら慎重に下った方がいいと思いますね。

この砂場は花崗岩が風化したものなのでしょうか?

 

砂場になっているクサリ場

 

クサリ場を通過すると、畦ヶ丸避難小屋まで標高差100メートルを尾根沿いに上っていきます。

急でもなく緩くもなくのそこそこの上り坂が続きます。

大きな岩が点在してくるようになってピークまで上ると、畦ヶ丸避難小屋があります。

畦ヶ丸避難小屋は分岐にもなっていて、「大滝峠上」というところに行けるようです。

西丹沢から上ったことがないので、どの辺りなのかは不明です。

休憩はここですることに決めて、いったん畦ヶ丸の山頂に行きます。

 

畦ヶ丸避難小屋前の分岐

 

畦ヶ丸避難小屋から少し下って、整備された階段を少し上り返すと標高1,293mの畦ヶ丸(あぜがまる)の山頂です。

畦ヶ丸の山頂も樹林に囲われていて眺望なしです。

山頂は狭くもなく広くもなくのそこそこの広さですね。

 

畦ヶ丸山頂

 

その2へ続きます。

 

ここまでのコースタイム
神ノ川ヒュッテ(7:08)~(8:06)犬越路(8:13)~(9:19)大室山・犬越路分岐(9:19)~(9:24)大室山(9:30)
~(9:34)大室山・犬越路分岐(9:43)~(10:28)加入道山(10:31)~(10:42)白石峠(10:42)~(10:54)水晶沢ノ頭(10:55)~(11:20)シャカグチ丸(11:20)~(11:30)バン木ノ頭(11:31)~(11:49)モロクボ沢ノ頭(11:50)
~(12:07)畦ヶ丸

 

本日のルート

 

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