2020/02/09(日) 大倉から三ノ塔、塔ノ岳、鍋割山(反時計回りに周回) その2


その1からの続きです。

 

【塔ノ岳~鍋割山】

Hさんが「疲れてはいないから大丈夫」と言うので、塔ノ岳山頂で長居はせずにもう1つの目的である鍋焼うどんを食べに鍋割山に向かいます。

営業時間は13時までですが、早めに営業終了になることもあるので12時過ぎの到着だと少し心配なんですよね。

金冷しの分岐まで下ります。

相変わらず登ってくる方が多くてすれ違いで何度か避けて待つことになりました。

 

塔ノ岳山頂からバカ尾根方面

 

金冷しを通り過ぎると登山者が激減します。

すれ違いも疎らになりますが、すれ違う登山者は数人のパーティーが多めでしたね。

金冷しから少し下った後、大丸への登り返しです。

Hさんが失速したのは言うまでもないですね。

 

大丸山頂への上り坂

 

大丸山頂を越えて、小丸分岐を通り過ぎ、小丸山頂を越えます。

小丸山頂から少し下ったところに富士山の展望地があります。

展望地からの富士山は相変わらずキレイです。

もしかしたら鍋割山山頂でもキレイに見えるかもと欲が出てきました。

 

小丸山頂から少し下ったところの展望地から富士山

鍋割山山頂の少し手前にある展望地から鍋割山と富士山

鍋割山山頂手前から蛭ヶ岳と丹沢山

 

ドロドロになった登山道を歩いて蛭ヶ岳の展望地、鍋割山と富士山の展望地を通り過ぎると無名ピークを越えた次のピークが鍋割山山頂です。

鍋割山山頂に着くと山頂からの眺めよりも鍋割山荘に直行し、本日いちばんの目的である鍋焼うどんを注文しに行きます。

鍋割山荘でのルールは厳しくて、1つ目は「ザックは山荘の中に入れない」です。

山荘の入口の横にベンチがあるのでザックはそこに置きます。

2つ目は「オヤジさんの許可を得てから注文する」です。

この2つ目が厄介で、このタイミングでオヤジさんのご機嫌を損ねると大声で怒鳴られて鍋焼うどんは営業終了となるそうです。

このような噂をよく聞くのでドキドキしますね。

 

山荘の入口横にあるベンチにザックを置いて中に入ります。

初めてなのでどうしていいのか解りません。

アルバイトと思われる方に「注文するにはどうすればよいですか?」と訪ねると「記入用紙に名前と注文数を書いて小屋の中で呼ばれるのを待ってください」と指示されました。

記入した後はHさんと小屋の中でおしゃべりしながら鍋焼うどんが出来上がるのをゆっくり待ちます。

心の中では富士山に雲がかかっていないか心配になります。

抜け駆けして写真を撮ることも頭に過りましたが、グッと我慢しました。

 

長い間待たされると思っていましたが、待ち時間は10分待ちくらいで意外と早く鍋焼うどんが出来上がりました。

分業制で作ってるようなので、提供時間は早いみたいですね。

富士山が見える広場で鍋焼うどんを食べることにします。

残念ながら富士山丸見えのベンチは空いていなかったので、木の枝越しに富士山を見ながら鍋焼うどんを食べました。

お互いビールを持参しましたが、Hさんが自分のザックが軽くなるのは許せないと、Hさんが持参したビールをご馳走になりました。

富士山を眺めながら鍋焼うどんとビールなんて贅沢極まりないですね。

 

鍋割山荘の鍋焼うどん

鍋割山山頂から富士山

鍋割山山頂

 

 

【鍋割山~大倉】

鍋焼うどんを食べ終えたので下山することにします。

金冷しまで引き返してもいいのですが、Hさんが上り坂で失速するのと、Hさんが林道経由の登山道を歩いたことがないと言うので、後沢乗越、西山林道経由で大倉まで戻ります。

鍋割山山頂から最初は木道ですが、すぐに木道が無くなります。

すると登山道は泥沼地獄になります。

いちばん酷い場所ではどこを歩いても登山靴が泥んこ状態になるような泥沼になっていました。

Hさんに「金冷し経由にしましょう」と言われましたが、「ドロドロ登山道は最初だけなので」と伝えて先に進みました。

 

鍋割山山頂近くの悲惨な登山道

 

ドロドロの登山道が終わると、その後はずっと夏道です。

急傾斜の下り坂を下っていくと痩せ尾根になったところに後沢乗越の分岐があります。

後沢乗越の分岐を折り返すように左に曲がると尾根から離れてミズヒ沢沿い下りてきます。

ミズヒ沢と本沢を渡ると鍋割山荘の歩荷用の水置き場があります。

いつもはペットボトルがたくさんありますが、今日は1つもありませんでした。

砂利道を歩いていき、小丸分岐からの登山道と合流し、沢を渡ると鍋割山への登山道のスタート地点の二俣です。

 

沢に下りる手前で渋滞発生中

鍋割山荘の歩荷用の水置き場(空っぽでした)

 

二俣からは長ーい長ーい林道歩きです。

今日は2人なのでおしゃべりしながらゆっくり歩いていきました。

右下に病院が見えてくると西山林道のゲートが出てきます。

ゲートから里山の道を数分歩くと民家のある車道に出ます。

車道を数分歩くと大倉バス停です。

タイミングよく渋沢駅行きのバスが到着します。

すぐにバスには乗らずトイレに寄って登山靴を洗います。

自分が先に登山靴を荒い終えたのでバスの出発時間を確認しに行きます。

するとバスの出発時間は3分後。

次のバスを待って温かいコーヒーを飲む案もありましたが、バスに乗って帰ることにしました。

 

今回はソコソコの距離と標高差でしたので少し物足りなく感じましたが、目的は果たせたので充分満足しました。

来週末は青梅マラソンに参加するので山はお休みです。

青梅マラソンはいい結果を報告出来るといいのですが、どうなることやら・・・。

 

コースタイム

大倉(7:13)~(8:093)牛首(8:10)~(9:11)三ノ塔(9:18)~(9:39)烏尾山(9:40)~(9:56)行者岳(10:00)~(10:11)政次郎ノ頭(10:11)~(10:28)新大日(10:32)~(10:41)木ノ又大日(10:41)~(11:01)塔ノ岳(11:10)~(11:20)金冷し(11:20)~(11:29)大丸(11:29)~(11:44)小丸(11:44)~(12:02)鍋割山(12:54)~(14:01)二俣(14:01)~(15:01)大倉

 

本日のルート

 

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