p-tingさん、お疲れ様です。
木曜日の夜からの雨が金曜日の夜になってもやまず、気分が乗らなくて、家を出発するのが遅くなりました(^^;
南アルプス街道の途中にあるセブンイレブンで「モルゲンロート」が見れて感動していましたが、夜叉神の森までの道のりは遠くて、到着が7時前になってしまいました。
日が短いのに大丈夫なのか…という状態で夜叉神峠登山口からスタートします。
夜叉神峠までは標高差400mなので、なかなかの登り堪えがあります。
夜叉神峠に到着すると、目の前に白峰三山が見えます。
本日のいちばんの目的である景色が見れて、感動してノンビリします。
時間を忘れて景色を眺めてしまいますが、本日の2つ目の目的である「砂払岳までの道を繋げる」を思い出し、鳳凰山を目指して歩き始めますが、気持ちは苺平の先にある辻山まで行ければいいかと思い始めます。
夜叉神峠から少し下って痩せ尾根を通り過ぎると、急登が始まります。
本日のコースの中でいちばんの急登で、またまた軽い腰痛になります。
今年の冬は久しぶりに腰痛と付き合わなくてはいけなさそうで、冬山はガッツリ歩けないかな?
急登が終わるとなだらかになりますが、苺平までは長い登り坂が続きます。
苺平手前からは雪が積り始めます。
登りはアイゼン無しで問題なく歩けます。
苺平までに3組6人を追い抜き踏み後が薄くなります。
苺平に到着して辻山行こうか悩みますが、踏み後が無いのでまずは鳳凰山に行くことにしました。
苺平から南御室小屋まではガチガチに凍った下り坂で、転倒しないように気を付けながら歩きました。
南御室小屋で噂の南アルプス天然水をいただこうとすると、水場の下がガチガチに凍っています。
かなり冷え込むんでしょう。
少し休憩して、南御室小屋の裏側にある登山道から登り始めます。
気温も上がってきたせいか、雪が溶けはじめて滑りやすくなり、歩くペースが遅くなります。
シャリバテにもなり始めていたので、途中で休憩しておにぎりを食べます。
あと少しなので再び登り始めると、大きな岩が出始めます。
砂払岳が近くなったと感じました。
目の前に、見覚えがある大きな岩が「ドーン」と出てきたら、砂払岳に到着しました。
砂払岳から南アルプス側の景色も素晴らしく、景色を眺める時間が長くなります。
砂払岳は大きな岩が点在していて、雪も積もっているので歩くのに難儀します。
躊躇しながら歩いていると、途中で追い抜いたソロの方に追い付かれます。
ソロの方は冬靴なので問題なく歩けるそうです。
装備の差がこういうところで出てくるものなんですね。。。
岩の下に落ちたら大変なので、仕方なくチェーンアイゼンを装置します。
薬師岳手前からは歩きにくい砂場になります。
頑張れば頑張るほど前に進みません。
12時前にようやく鳳凰山の1つの薬師岳に到着しました。
ここまで約5時間も掛かりましたが、絶景のご褒美があるからこそまた登りたくなってしまうものです。
ん、景色が見れない天気が悪い日も登るじゃないかって…
薬師岳に到着すると下からガスが上がってきます。
時折、真っ白になるくらい。
暖かいので南アルプス側からガスが流れてくるようです。
薬師岳でソロの方とお話しをしながら景色を堪能します。
その方も自分と同じで砂払岳までの道が始めてで、鳳凰山には何回か登られているそうです。
ガスで景色がいまいちになってきたので、薬師岳だけで帰るそうです。
時間的には余裕で観音岳までいけるので、自分も薬師岳だけで帰るか観音岳まで行くかちょっと悩みました。
その2へ続く