月別アーカイブ: 2018年3月

2018/03/24(土) 三ツ峠グリーンセンター~三ツ峠山(開運山、木無山)

p-tingさん、お疲れ様です。

 

先週末は法事、春分の日は雪予報で山に行くことが出来ませんでしたが、結果的にいい休養となり背中の肉離れがほぼ完治しました。

完全復活に向けてリハビリ第2弾でロングコースにしたいところですが、春分の日にガッツリ積雪があったようなので、近場でお手軽に登れる山にすることにしました。

奥多摩、丹沢、三ツ峠山の三択でしたが、奥多摩は三頭山の遭難事故でザワザワしてそうなので、「丹沢」か「三ツ峠山」のどちらかにすることにしました。

 

前日の夜にまとまった雨が降った為、道路の凍結を考えると丹沢の方が無難と判断し、丹沢に向かいます。

出発してすぐに携帯忘れたと自宅に戻ります。

再出発後、今度はスパッツ忘れたと自宅に戻ります。

わざわざ自宅に戻ったのに、携帯もスパッツも忘れていなかったという悲しい結果でした。

いきなり30分のロスをしてしまい、駐車場が空いているか不安になってきたので、丹沢を中止して三ツ峠山に変更することにしました。

 

三ツ峠山に向かう途中から富士山

三ツ峠山に向かう途中から富士山

 

三ツ峠グリーンセンターに向かう途中から富士山がドーンと見えます。

春分の日の積雪で富士山もいい感じになっています。

おっ、これは期待出来そうと思い三ツ峠山を見てみると、三ツ峠山は雲に覆われています。

三ツ峠山の雲が無くなるのは時間が掛かりそうだったので、今日はゆっくり登ることにします。

道路の凍結と駐車場の積雪が心配だったので、登山口前の駐車場ではなく三ツ峠グリーンセンターにある駐車場を利用します。

 

【三ツ峠グリーンセンター~三ツ峠山(開運山)】

三ツ峠グリーンセンターから登山口までは長い車道歩きですが、先日の雲取山の時と同様に足の裏が痛くなります。

この痛みはなんなんだろう?と疑問に思いつつも、今日はゆっくり登ることにしているからなんとかなるだろうとお気楽な自分もいたりします。

登山口から積雪がありましたが、アイゼンなしで歩くことにします。

シャーベット状の雪なので滑ってあるきにくい感じもしますが、気をつければなんとかなる感じでした。

でも、次第に積雪も増えてきたので、登山道にある2番目のベンチでアイゼンを装着することにしました。

 

最初のビューポイント「股のぞき」から富士山を見ようとしたら、なんと富士山は雲隠れしています。

早すぎる。。。

次のビューポイント「馬返し」からも富士山は見えませんでした。

「馬返し」からは傾斜が急になります。

積雪も増えてきて、時折り膝くらいまでの積雪になります。

急傾斜が終わると八十八大師があります。

八十八大師が雪に埋もれていましたね。

 

雪に埋もれている八十八大師

雪に埋もれている八十八大師

 

八十八大師から登山道は山腹を巻きながら屏風岩の下に向かいます。

登山道が狭くなり、足を前に出す時にアイゼンが脹脛に何度も当たってしまい、自分で自分にダメージを与えていました。

踏み抜きも多くなり、歩くペースが遅くなってしまいました。

 

屏風岩の下に来ると今度は氷の落下攻撃があります。

何回か頭にコツンと氷が当たりました。

屏風岩の下も踏み抜きだらけで、底なし沼のように股下まで沈んでいきました。

屏風岩の下を通り過ぎると三ツ峠山荘と四季楽園の分岐がありますが、三ツ峠山荘へのトレースはありませんでした。

 

四季楽園まで登り、開運山の山頂に向かいます。

標高差50m程度ですが、意外と足が重くなる場所だったりするんですよね。

自分と同じく三つ峠から登って来られた方は山頂手前で前に進まなくなっていました。

山頂手前でソロの方を追い抜いて先に山頂に着きました。

 

開運山山頂手前にある反射板

開運山山頂手前にある反射板

開運山山頂

開運山山頂

 

富士山は雲隠れしたままでした。

南アルプスや八ヶ岳も雲隠れ、近場の山しか見えませんでした。

せっかく開運山が晴れたのに周りの山々に雲があったら意味ないですね。

山頂手前で追い抜いたソロの方と山頂で景色を眺めていたら、富士山の山頂だけが見えることに気付きます。

ちょっと嬉しくなってしまいましたね。

もう少し待てば見えるのかなと期待していましたが、その後富士山は雲隠れしたままでした。

 

開運山山頂から富士山山頂

開運山山頂から富士山山頂

開運山山頂から黒岳方面

開運山山頂から黒岳方面

 

【三ツ峠山(開運山)~三ツ峠山(木無山)】

三ツ峠山は開運山、御巣鷹山、木無山の3つのピークがあります。

最近、木無山に行っていないので久しぶりに木無山まで足を伸ばしてみることにします。

開運山から四季楽園まで戻り、四季楽園から天上山方面に向かいます。

三ツ峠山荘を通り過ぎて、少し歩くとトレースが無くなります。

先行者は途中で諦めたようですね。

 

トレースなしのキレイな登山道

トレースなしのキレイな登山道

 

木無山まで危険箇所も無いし、疲れてもいないのでトレース作りしながら木無山に向かいます。

ズボズボと20センチくらい沈みながら歩いていきます。

水分の多い雪なので、体力を消耗しますね。

楽しみながら歩いて、天上山と母の白滝の分岐のある木無山に着きました。

天上山方面、母の白滝方面どちらもトレースなしでした。

 

木無山山頂

木無山山頂

 

【三ツ峠山(木無山)~三ツ峠グリーンセンター】

木無山から四季楽園まで戻ります。

自分の踏み跡なので歩幅が合うと思っていたら、行きと帰りでは歩幅が違って歩きにくかったです。

戻る途中に、開運山に後から登って来られたソロの方とすれ違います。

「天上山まで行くんですか?」と聞いてみると、

「はい。」と返事がきます。

「木無山から先はトレースがありませんよ。」と伝えると、

「天上山まで行くのやめます。」と四季楽園の方に戻られました。

 

四季楽園(電波塔がある山は御巣鷹山)

四季楽園(電波塔がある山は御巣鷹山)

 

四季楽園まで戻り、下山します。

帰り道は行きよりも踏み抜きが多く歩きにくかったです。

底なし沼が多いのでヒヤヒヤしましたね。

登ってこられる方も多く狭い登山道で避けるのも大変でした。

15~20人くらいの登山者とすれ違いました。

後半はサクサク歩いて、登山口の少し手前で雪がない箇所が増えてきたのでアイゼンを外しました。

登山口の脇にある沢でアイゼンを洗い、長い車道歩きで三ツ峠グリーンセンターに戻りました。

最後の車道歩きが一番辛く感じましたね。

早く下山したので、富士山が見えるのなら本日2回目の山登りをしようと思いましたが、富士山はずっと雲の中だったので諦めて家に帰りました。

 

本日のルート

本日のルート

 

コースタイム

三ツ峠グリーンセンター(7:40)~(8:18)登山口(8:18)~(10:40)四季楽園(10:40)~(10:51)三ツ峠山(開運山)(11:06)~(11:28)三ツ峠山(木無山)(11:30)~(11:43)四季楽園(11:43)~(13:06)登山口(13:06)~(13:40)三ツ峠グリーンセンター

 

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2018/03/11(日) 留浦~雲取山、七ッ石山、千本ツツジ

p-tingさん、お疲れ様です。

 

肉離れのリハビリで水曜日にジムに行ってみましたが、腹筋8回目で背中に違和感を感じました。

完治まではもう少し時間が掛かりそうですね。

でも、

「完治まで待てない」

「来週は法事で山に登れない」

こと考えると、今週は山に登っておかないと・・・。

 

丹沢か奥多摩か悩みましたが、午前中は曇りの予報だったので奥多摩の方が雲の上からの景色を眺めることが出来そうと見込んで、奥多摩の山に行くことにしました。

問題はどの山に行くかでしたが、某サイトで、

「奥多摩ビジターセンターで雲取山山頂の写真を見せてアンケートに答えると、雲取山の登頂記念のバッジを貰える!」

ということを知ったので、リハビリに雲取山に登ってみることにしました。

 

鴨沢から登って雲取山から奥多摩駅まで歩こうかと考えましたが、

リハビリなので軽めの留浦から雲取山のピストンと高丸山まで石尾根を散策することにしました。

高丸山までの石尾根はその時のコンディション次第では無理しないでおこうと心に誓いました。

 

【留浦~雲取山】

6時過ぎに留浦にある駐車場に到着して支度をしてから出発しますが、いきなりトイレが使用できないアクシデントが。

村営駐車場のトイレも使用可能か怪しいので、仕方なく鴨沢バス停に寄ることにしました。

鴨沢バス停に到着するとソロの登山者がおられて少しお話しをします。

自分と同じく留浦のトイレが使用出来なくて鴨沢バス停に来たそうです。

今日は雲取山のピストンとのことでした。

 

トイレを済ましてから、鴨沢バス停の脇にある階段からスタートします。

最初のアスファルトの急坂を歩いていると足の裏が痛くなります。

水曜日にジムで筋トレをした時に少し無理したようですね。

痛くて踏ん張ることが出来ないので、今日は山頂まで登れるのか少し不安になりました。

 

いつもより時間が掛かりましたが、丹波山村営駐車場まできます。

駐車場に車がどれくらいあるか確認すると10台くらいしかありませんでした。

おっ、今日は静かな山歩きが出来るかもと期待が高まります。

丹波山村営駐車場から車道を少し歩いたところにある登山口から再び登山道に入ります。

入口にある看板が少し変わってることに気付きます。

2017年限定の看板なのかなと思っていましたが、看板は撤去されなさそうですね。

 

登山口の標識

登山口の標識

 

登山道は七ッ石小屋下の分岐まで積雪もないし、凍結もありません。

序盤は夏道ですね。

しばらくは一人旅でしたが、堂所の前後で何人か登山者を追い抜いたり、すれ違ったりします。

マムシ岩の分岐で七ッ石山に行くか迷いましたが、調子いまいちなので今日はサボって巻き道を選択しました。

七ッ石山の巻き道からは霧氷がキレイに見えます。

何度も立ち止まって見上げて写真を撮ってしまいます。

 

七ッ石山巻き道の霧氷1

七ッ石山巻き道の霧氷1

七ッ石山巻き道の霧氷2

七ッ石山巻き道の霧氷2

 

あまりにもキレイなので七ッ石山の巻き道から雲取山の山頂まで100枚以上の写真を撮ってしまいました。

(いつも通りかもしれませんが・・・)

七ッ石山の巻き道は凍結していてツルツルになっているデンジャラスゾーンが4箇所ほどあります。

気をつければなんとかなりそうと感じたので、凍結している箇所はゆっくり歩いて滑らないように気を付けました。

 

4箇所のデンジャラスゾーン

4箇所のデンジャラスゾーン

 

ブナ坂からは登山道が霜柱で真っ白になっています。

足音がザクッザクッといい感じです。

石尾根も霧氷がキレイで、立ち止まってばかりで前に進みません。

ダンシングツリーも少しだけ白くなっていましたね。

 

石尾根1

石尾根1

石尾根2

石尾根2

石尾根の霧氷1

石尾根の霧氷

ダンシングツリー

ダンシングツリー

 

ダンシングツリーを通り過ぎた後、ソロの女性が立ち止まって何かを眺めています。

すれ違う際に女性が

「あれって富士山ですよね?」と問い掛けてきます。

雲の中をよく見てみると確かに富士山がちょろっと見えています。

「富士山です!」

と答えるとソロの方は嬉しそうでした。

 

いままで全く見えなかった富士山がほんの少しだけでも見えると、なんだか嬉しくなってしまうのは共感できますね。

雲取山の山頂に着く頃に見えるといいなぁ・・・

なんて少し期待しましたが、今日の富士山はご機嫌斜めでずっと雲の中でした。

 

ヘリポートから雲取山

ヘリポートから雲取山

 

防火帯になっている登山道は日当たりがいい場所が多く、霜柱が解け始めて泥んこ状態になってきます。

ヘリポートの先にあるヨモギノ頭も巻いて、本日最大の難所の小雲取山手前の急坂です。

今日は足の裏の筋が痛く歩幅を広げることが出来ないので、ヨチヨチ歩きで時折り後ろを振り返りながらゆっくり歩きます。

時間は掛かりましたが、疲れてはいないので難なく登れました。

 

雲取山山頂手前

雲取山山頂手前

 

小雲取山も巻いて、雲取山に向かいます。

写真を撮りながらノンビリ歩いていると鴨沢バス停でお会いしたソロの方が後ろからきます。

そこからは雲取山の山頂までお話ししながら歩いていきました。

 

雲取山の山頂でソロの方に雲取山登山証明のバッジのことをお話ししたら、

「写真を撮りましょうか?」とおっしゃってくれました。

適当な自撮り写真で済ます予定でいましたが、お言葉に甘えて写真を撮っていただきました。

ありがとうございました。

 

雲取山山頂

雲取山山頂

 

山梨県側の山頂に移動し、引き続き山談義します。

ソロの方は奥多摩の山によく登られているそうで、自分よりもタフなルートをこなしているようです。

自分と同じく水根にある駐車場からよく登っているとのことなので、またお会いしそうですね。

その際は宜しくお願いします。

 

ソロの方は夕方に用事があるので先に下山されました。

自分はお腹がペコペコなので腹ごしらえすることにします。

富士山が見えないのが残念ですが、石尾根を眺めながらお腹を満たしました。

 

雲取山山頂から石尾根

雲取山山頂から石尾根

 

【雲取山~千本ツツジ】

食事をした後はどんよりとした雲の下にある高丸山に向かいます。

行きはサボって巻き道を歩いてきたので、帰りは全てのピークを踏んでいくことにします。

 

雲取山から小雲取山に向かう途中から飛龍山への縦走路

雲取山から小雲取山に向かう途中から飛龍山への縦走路

 

まずは小雲取山に寄ります。

小雲取山は東京都No.3の標高1937mですが、ほとんどの登山者が見向きもしないで巻いてしまう可愛そうな山です。

久しぶりに山頂に登ってみると、新しいお手製の標識が木に掛けられていました。

 

小雲取山山頂

小雲取山山頂

 

次はヨモギノ頭に寄ります。

ヨモギノ頭からは七ッ石山までの眺めがいいのですが、今日はいまいちでしたね。

ブナ坂まで下って、ひと登りしたら七ッ石山の山頂です。

 

ヨモギノ頭から七ッ石山

ヨモギノ頭から七ッ石山

七ッ石山から雲取山

七ッ石山から雲取山

 

【七ッ石山~千本ツツジ】

七ッ石山では雲取山方面の写真を撮って休憩せずに高丸山に向かいます。

七ッ石小屋への分岐を通り過ぎると石尾根縦走路のトレースは1人分しかなくなります。

あまり歩かれてないようですね。

大した積雪でないし、凍結もないのでアイゼンなしで歩くことにしました。

足音がキュッキュッといい感じの音がして気持ちよかったです。

 

2つ目の七ッ石小屋への分岐を通り過ぎた後、緩やかに登り返したピークが千本ツツジです。

標識も何もないので知らないと通り過ぎてしまうような場所ですね。

 

千本ツツジ

千本ツツジ

 

【千本ツツジ~留浦】

休憩せずに高丸山に向かいます。

千本ツツジからの下りは泥濘で一歩ごとにズルズル滑ります。

登山道の状態が悪すぎるので、1分程歩いた時点で高丸山に向かうのはやめることにしました。

 

千本ツツジから1分程歩いた場所から高丸山、日蔭名栗峰

千本ツツジから1分程歩いた場所から高丸山、日蔭名栗峰

 

千本ツツジから1分程下った場所からの景色を楽しんだ後は千本ツツジに戻り、七ッ石山方面に向かいます。

最初にある七ッ石小屋への分岐から七ッ石小屋に向かいます。

巻き道もトレースがなく、積雪は本日いちばんでしたね。

といっても数センチなのでアイゼンなしにしました。

時折、雪の下が凍結している箇所があったので慎重に歩きました。

 

七ッ石小屋への巻き道

七ッ石小屋への巻き道

 

七ッ石小屋からはマムシ岩の脇に出る最短距離の登山道で下り、その後は鴨沢まで戻りました。

鴨沢で奥多摩湖を見ると湖面の上が黄色く見えます。

もしかして花粉。。。

駐車場に戻り、車を見ると粉だらけに。

花粉ですね。

自分は花粉症ではないので影響ありませんでしたが、花粉症の方は大変ですね。。

 

【下山後】

駐車場で着替えてから奥多摩ビジターセンターに立ち寄ります。

奥多摩ビジターセンターの窓口で、雲取山山頂の写真を見せてアンケートに答えました。

すると、3種類ある雲取山登山証明の中からお好きなバッジを選ばせてもらえます。

どれがいいか迷いましたが、雲取山山頂手前のバッジにしました。

3種類あるのであと2回来ないといけませんね。

 

雲取山登山証明のバッジ

雲取山登山証明のバッジ

 

コースタイム

留浦(6:11)~(6:17)鴨沢バス停(6:24)~(6:48)雲取山登山口(6:49)~~(7:53)堂所(7:53)~(8:58)ブナ坂(8:58)~(10:05)雲取山(10:43)~(11:41)七ッ石山(11:42)~(12:05)千本ツツジ(12:10)~(12:31)七ッ石小屋(12:31)~(12:55)堂所(12:55)~(13:37)雲取山登山口(13:37)~(14:00)鴨沢バス停

本日のルート

本日のルート

 

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2018/03/03(土) 名鉄岐阜バスターミナル~金華山~名鉄岐阜駅

p-tingさん、お疲れ様です。

 

背中の肉離れ後の山登りとして奥多摩を予定していましたが、中京圏にプチ旅行をすることになりました。

いつものように旅行ついでに山ということで、岐阜県岐阜市にある標高329mの山で岐阜城がある金華山(旧:稲葉山)に登ってきました。

低山なので楽勝でしたが、低山あるあるで車道と登山道が交差し過ぎていて登山道がよくわからず違う意味で大変でした。

 

【金華山に行くことになった流れ】

当初は背中の肉離れ後の復帰戦として奥多摩で癒されてくるつもりでしたが、木曜日の夜に草野球友達のKさんから三重県にある「なばなの里」にイルミネーションを観に行きませんかと連絡がきて、急遽中京圏に行くことになりました。

Kさんは金曜日に愛知県安城市に出張で前日入り、自分は金曜日の夜に夜行バスに乗って名古屋駅に行くことにします。

夜行バスは名古屋駅に5時過ぎに到着します。

Kさんに朝早く到着し過ぎるけど「朝早く起きてくれますか?」と聞いてみると、

「朝は山に入ってきてください。」と言われてしまいます。

 

山に行くつもりは無かったのですが、Kさんが朝に弱いので仕方なく行く山を検討することにしました。

第一候補はずっと気になっていた「藤原岳」でしたが、下山は12時頃になるとKさん伝えると「遅すぎる」と言われ再考します。

第二候補はロープウェイがあって山登り出来ないKさんでも行くことが可能な「御在所岳」でしたが、スキー場もあるくらいなのでガッツリ雪が積もってそうだし、現地まで時間が掛かるので無理と判断します。

第三候補は岐阜県にある「養老山」。

標高859mと手頃でしたが、駅からの車道歩きが嫌でやめました。

 

Kさんに「山に行かないことにします。」と伝えます。

その後、Kさんと土曜日の朝の待ち合わせは、最初の観光地の「犬山城」に決まります。

犬山城で待ち合わせなら名古屋駅行きではなく、到着時間が遅い名鉄岐阜駅行きのバスにした方がよさそうと感じました。

自分はバスタ新宿発のパピヨン号<101便>に乗って名鉄岐阜バスターミナル(6時30分着)に行くことにします。

その時、岐阜駅の近くに岐阜城がある金華山という山があることに気付きます。

最初は低山過ぎて興味ありませんでしたが、某山サイトで調べてみると見晴らしがいい場所があることを知ります。

見晴らしがいいならリハビリに登ってみるかと、金曜日の夜にKさんへ「金華山に登ってから犬山城に向かう」と伝えて了承していただきます。

金華山に登ることが決定したのが出発2時間前となり、急いで仕度をしてバスタ新宿に向かいました。

 

【名鉄岐阜バスターミナル~百曲り登山道登山口】

バスタ新宿から夜行バスに乗り、名鉄岐阜バスターミナルに予定よりも少し早い6時18分頃に到着します。

名鉄岐阜バスターミナルにある待合室で着替えをして、岐阜公園に向かいます。

国道248号線からも行けますが、大きな通りは面白くないので少し裏にある御鮨街道から行くことにします。

御鮨街道とは、長良川の鵜飼で取れた鮎を飯とともに発酵させた鮎鮨を江戸の将軍家へ献上する為に搬送した街道です。

歴史を感じますね。(ホントか?)

 

長良橋通り沿いにある常在寺、妙照寺をチラ見してから日本三大大仏の1つの岐阜大仏のある岐阜大仏正法寺に立ち寄ります。

大仏が見えると期待していたら、大仏は建物の中にあり見ることが出来ずに残念でした。

 

【百曲り登山道登山口~岐阜城】

登山口は名和昆虫博物館の近くにあります。

百曲り登山道は登山口からぎふ金華山ロープウェイ山頂駅までの標準タイムが40分です。

標準タイムの半分の20分くらいで登ることを目標にいつもより少し早いペースで歩くことにしました。

でも、時間を意識して走ったりはしませんけどね。

 

百曲り登山道登山口

百曲り登山道登山口

 

登山口からつづら折りに登っていきます。

登山道は基本的にチャート層と泥岩層ですが、人工的に固めた登山道や整備された木の階段もあります。

健脚者向けと書かれているようにまずまずの傾斜もあります。

登山口から7分後に後ろを振り向くと木々の隙間から大垣方面に山並みが見えます。

「伊吹山も見えるっ!」と1人で感動していました。

 

登山口から7分後に後ろを振り向いた景色

登山口から7分後に後ろを振り向いた景色

 

登山道は次第に岩場の箇所が増えていきます。

すぐに岐阜城まで900mの標識が出てきます。

 

岐阜城まで900m

岐阜城まで900m

 

もう残り900mと思ったら、ここからぎふ金華山ロープウェイ山頂駅まで意外と時間が掛かりました。

手摺り付きの階段を登り終えると、ぎふ金華山ロープウェイ山頂駅と「りす園の前」に出ます。

登山口から22分だったので、目標達成出来ずでした。

 

ぎふ金華山ロープウェイ山頂駅からの景色

ぎふ金華山ロープウェイ山頂駅からの景色

 

展望レストラン2階にある展望台からの景色は後のお楽しみに取っておき、ぎふ金華山ロープウェイ山頂駅からの景色をチラ見してから、岐阜城の天守閣に向かいます。

ここからはコンクリートで固められた遊歩道です。

ぶらぶらと観光しながら歩いていると、二ノ門を通り過ぎたところから岐阜城が見えます。

第一印象は小さいなぁ…でした。

 

岐阜城

岐阜城

岐阜城から東側の景色

岐阜城から東側の景色

 

天守閣の少し手前からは長良川方面を眺めることが出来ました。

岐阜市内の先に積雪のある山々が見えて少し感動しました。

展望台からも景色を見ることが出来るので、珍しく手短に済ませて天守閣に行きましたが、

時間が早いので岐阜城の展望台からの眺望を楽しむことは出来ませんでした。

岐阜城資料館の裏に行ったり、ウロウロしていたらあっという間に時間が経ってしまいます。

Kさんとの待ち合わせ時間に間に合わなくなってしまうので、名鉄岐阜駅に戻ることにします。

 

【岐阜城~水道山展望台】

帰りは岐阜公園ではなく、水道山展望台を経由して梅林公園に下山する予定です。

岐阜城から井戸跡、金華山・刀利天狗、太鼓櫓跡に立ち寄った後、展望レストランに向かいます。

展望レストラン2階にある展望台に行こうとしたら朝9時までは立ち入り禁止になっていて展望台に入ることが出来ませんでした。

いちばんの楽しみだったのに。。。

仕方なく手を伸ばしてデジカメのシャッターを押してみました。

 

展望レストランの展望台

展望レストランの展望台

 

金華山ロープウェイ山頂駅からは七曲り登山道を歩きます。

最初はコンクリートで固められた階段を歩きます。

しばらく歩くと分岐があり、直進が「岐阜公園」左が「岩戸公園」とあります。

岩戸公園方面に向かってみますが、岩戸公園方面でいいのかよく解らないので不安しかありませんでした。

 

すぐに金華山ドライブウェイの車道に出ます。

金華山ドライブウェイを横切って下っていく登山道もありましたが、金華山ドライブウェイを右折することにします。(勘だけで歩いてます。おいおい。)

10分程歩くと電波塔らしきアンテナの方に登っていく尾根道があったので、登ってみます。

電波塔の上にあるピークまで登ってみましたが、特に何もありませんでした。

電波塔からは尾根道沿いに下っていきます。

途中にあるNHKの電波塔の脇を通って、車道に出ます。

右側には中学校・高校があります。

右と左どちらに行くか、なんとなく左に向かうと大きな電波塔がありました。

ピークまで登ってみましたが、眺望もなく残念でした。

 

その先にある瑞龍寺山頂遺跡を通り過ぎると車道に戻り、目の前に駐車場のある水道山展望台がありました。

地図を確認すると、途中にある展望台をスルーしたようですね。

適当にピークを踏みすぎたせいですかねぇ。

 

水道山展望台からの景色

水道山展望台からの景色

 

気を取り直して水道山展望台からの景色を眺めることにします。

岐阜城と比べると長良川が見えにくくなっていますが、眺望は素晴らしいですね。

北側には先程登って来た金華山、西側にある伊吹山と養老山脈、北西側にも山々がありましたが、山座同定は出来ませんでした。

南側は名古屋方面ですね。

ん、そういえば東側の景色は見ませんでした。

 

水道山展望台からの景色(伊吹山方面)

水道山展望台からの景色(伊吹山方面)

水道山展望台からの景色(養老山脈方面)

水道山展望台からの景色(養老山脈方面)

 

【水道山展望台~名鉄岐阜駅】

水道山展望台から梅林公園に向かう予定でしたが、9時を過ぎてしまったので橿森神社に下山することにします。

コンクリートで固められた道を10分程歩くと、橿森神社の脇に出ます。

橿森神社からは車道を歩いて名鉄岐阜駅に戻りました。

展望台をいくつかスルーしましたが、いい景色を眺めることが出来たので楽しい散歩をすることが出来ました。

 

【名鉄岐阜駅~犬山城、小牧山城、清洲城、なばなの里】

名鉄岐阜駅から名鉄に乗り、犬山遊園駅で下車します。

Kさんと合流し、犬山城、小牧山城、清洲城と城巡りをしてから、三重県にあるなばなの里でイルミネーションを楽しんでから帰路につきました。

 

木曽川にいた鵜

木曽川にいた鵜

犬山城

犬山城

犬山城からの景色

犬山城からの景色

犬山城からの景色 (2)

犬山城からの景色 (2)

犬山城からの景色(御嶽山)

犬山城からの景色(御嶽山)

小牧山城

小牧山城

清洲城

清洲城

なばなの里のイルミネーション1

なばなの里のイルミネーション1

なばなの里のイルミネーション2

なばなの里のイルミネーション2

なばなの里のイルミネーション3

なばなの里のイルミネーション3

 

コースタイム

名鉄岐阜バスターミナル・標高12m(6:30)~(7:20)百曲登山道登山口(7:23)~(7:45)ぎふ金華山ロープウェイ山頂駅(7:47)~(7:55)岐阜城(8:09)~(8:16)ぎふ金華山ロープウェイ山頂駅(8:19)~(8:59)水道山展望台(9:09)~(9:20)橿森神社(9:21)~(9:35)名鉄岐阜駅

 

本日のルート

金華山周辺マップ

 

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2018/02/18(日) 大倉~塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳(ピストン) その2

その1からの続きです。

 

【丹沢山~蛭ヶ岳】

丹沢山から蛭ヶ岳までは富士山と蛭ヶ岳を正面に、左は箱根と伊豆の山々、右は奥多摩の山々を眺めながら歩くことが出来ます。

快晴なので絶景ですね。

当然、立ち止まってばかりで前に進みません。

 

丹沢山からの下りは階段が見えないくらいの積雪がある場所もあります。

コルまで下ると最初の登り返しは積雪のない場所もあります。

でも、標高を上げるとすぐに積雪があります。

積雪のありなしは標高1500mくらいが境目かもしれませんね。

不動ノ峰までは長いなだらかな坂が続きます。

 

不動ノ峰までの登山道1

不動ノ峰までの登山道1

 

途中に休憩所があります。

休憩所の北側には水場もあります。

最低4リットルの飲み物を持ってくる自分には水場は必要ありませんけどね。

 

不動ノ峰までの登山道2

不動ノ峰までの登山道2

 

休憩所からさらにひと登りすると、不動ノ峰の山頂があります。

不動ノ峰の山頂から眺望がありませんが、山頂の手前と先では視界が開けていて絶景を楽しむことができます。

山頂標識の場所で屈んで富士山を入れて写真を撮ってみました。

腰が辛い。。。

 

不動ノ峰山頂

不動ノ峰山頂

 

不動ノ峰はあまり有名な山ではありませんが、丹沢No.2の標高1614mなんですよね。

不動ノ峰から1分ほど歩くと視界が広がり、絶景になります。

富士山から南アルプスや、蛭ヶ岳までの稜線がキレイに見えます。

 

不動ノ峰山頂の少し先から富士山

不動ノ峰山頂の少し先から富士山

不動ノ峰山頂の少し先から蛭ヶ岳

不動ノ峰山頂の少し先から蛭ヶ岳

 

少し下って登り返すと、棚沢ノ頭の山頂です。

ここも山頂から眺望がありませんが、少し歩くと富士山や蛭ヶ岳がよく見えます。

 

棚沢ノ頭山頂

棚沢ノ頭山頂

棚沢ノ頭山頂から富士山

棚沢ノ頭山頂から富士山

棚沢ノ頭山頂から蛭ヶ岳

棚沢ノ頭山頂から蛭ヶ岳

 

さらに少し下って登り返すと、鬼ヶ岩ノ頭の山頂です。

山頂標識はありませんが、ピークから少し下ったところに鬼ヶ岩があります。

鬼ヶ岩からの富士山と蛭ヶ岳の眺めがいい感じなんですよね。

何回来ても同じアングルの写真を撮ってしまいます。

 

鬼ヶ岩と富士山

鬼ヶ岩と富士山

鬼ヶ岩から富士山と蛭ヶ岳

鬼ヶ岩から富士山と蛭ヶ岳

 

鬼ヶ岩からの下りは2箇所のクサリ場があります。

クサリ場は凍結箇所も少なくホールド箇所もたくさんあるので危険箇所はありませんでした。

中ノ沢乗越まで下った後は蛭ヶ岳への登り返しです。

標高差100mほどありますが、傾斜は急ではありません。

 

蛭ヶ岳山頂手前

蛭ヶ岳山頂手前

 

蛭ヶ岳ブルーの青空がキレイですね。

焦らずに歩けばあっという間に蛭ヶ岳の山頂です。

 

蛭ヶ岳山頂

蛭ヶ岳山頂

 

蛭ヶ岳の山頂では2人の登山者が休憩されていました。

富士山に少しだけ雲があります。

ちょっと残念でしたが、これだけ見えれば文句は言えませんよね。

南アルプス、八ヶ岳もキレイに見えました。

後ろを振り返ると歩いてきた塔ノ岳と丹沢山の稜線もキレイに見えます。

最高のご褒美ですね。

 

蛭ヶ岳山頂から丹沢山、塔ノ岳

蛭ヶ岳山頂から丹沢山、塔ノ岳

 

蛭ヶ岳の山頂から檜洞丸の方に少し歩いたところからの眺めが好きなので、眺めに行きます。

ソロの方が先に写真を撮っていたので、写真を撮り終えるのを後ろで待っていました。

ソロの方が自分の気配に気づいてくれたので、絶景を眺めながらお話しすることになりました。

青根から登ってこられて、アイゼンなしで登ってこれたそうです。

例年に比べて雪が少なかったそうです。

景色を眺めに来る前に蛭ヶ岳山荘で「蛭ヶ岳カレー」を食べてきて、お勧めしたくなるくらい美味しかったそうです。

鍋割山のうどんよりも全然いいとのことです。

次回、蛭ヶ岳に来たときは蛭ヶ岳山荘でカレーを食べてみることにします。

楽しい山談義の時間ありがとうございました。

 

蛭ヶ岳山荘

蛭ヶ岳山荘

蛭ヶ岳山荘の裏から奥秩父、八ヶ岳方面

蛭ヶ岳山荘の裏から奥秩父、八ヶ岳方面

 

景色を楽しんだ後はパンを食べてお腹を満たします。

ベンチに座りながら絶景を眺めることが出来るのは幸せですね。

蛭ヶ岳の山頂は気温が低いものの、風が吹いていないのでゆっくり休憩することが出来ました。

 

【蛭ヶ岳~丹沢山】

山頂が賑わってきたので、蛭ヶ岳山荘の裏から奥秩父と奥多摩の山々を眺めてから、出発することにします。

蛭ヶ岳の山頂に着いた頃は雲がほとんどありませんでしたが、丹沢山から塔ノ岳の上に雲が沸いてきていますね。

自分より先にソロの方が歩いていたので、追いつかないようにある程度の距離を保ちながら歩きます。

何度も立ち止まって後ろを振り返り富士山と蛭ヶ岳を眺めます。

名残り惜しいですが、また来ればいいんです。

 

中ノ沢乗越から鬼ヶ岩ノ頭

中ノ沢乗越から鬼ヶ岩ノ頭

 

中ノ沢乗越まで下り、下から鬼ヶ岩ノ頭を眺めるとなかなかの傾斜ですね。

前を歩いているソロの方がクサリ場で苦戦しながら登っています。

自分は鬼ヶ岩までサクサク登ります。

ソロの方にだいぶ近付いてしまったので、鬼ヶ岩からの景色を楽しんだり、鬼ヶ岩ノ頭の少し先にある開けた場所から富士山を眺めたりして距離を開けることにしました。

 

鬼ヶ岩ノ頭の少し先から蛭ヶ岳

鬼ヶ岩ノ頭の少し先から蛭ヶ岳

鬼ヶ岩ノ頭の少し先から丹沢山、不動ノ峰、棚沢ノ頭

鬼ヶ岩ノ頭の少し先から丹沢山、不動ノ峰、棚沢ノ頭

 

鬼ヶ岩ノ頭から少し下って登り返すと棚沢ノ頭です。

棚沢ノ頭から少し下って登り返すと不動ノ峰です。

 

棚沢ノ頭の少し先から不動ノ峰

棚沢ノ頭の少し先から不動ノ峰

 

棚沢ノ頭の前後は大した登り返しではありません。

不動ノ峰の山頂から2分くらい歩くと丹沢山から塔ノ岳までの稜線がよく見えます。

この場所も好きだったりします。

 

不動ノ峰の少し先から丹沢山、塔ノ岳

不動ノ峰の少し先から丹沢山、塔ノ岳

 

不動ノ峰からはいったん150m下り、丹沢山まで100m登り返します。

この登り返しが余力がないと辛く感じるんですよね。

今日は余力十分なので、楽に登って丹沢山の山頂に戻ってきました。

 

丹沢山山頂

丹沢山山頂(帰り)

 

上空にある雲が嫌な色をしていますね。

丹沢山で休憩せずに塔ノ岳に向かってもよかったのですが、ベンチも空いていたので少し休憩することにしました。

 

【丹沢山~塔ノ岳】

暖かいお茶を飲んで体を温めてから塔ノ岳に向かいます。

丹沢山から塔ノ岳までの稜線の上空には怪しい色をした雲が発達中です。

少し冷え込んできましたね。

 

竜ヶ馬場から日高、塔ノ岳

竜ヶ馬場から日高、塔ノ岳

日高の少し先から塔ノ岳

日高の少し先から塔ノ岳

 

竜ヶ馬場、日高、小ピークを越えて崩落箇所まで下ると、最後の正念場である塔ノ岳までの登り返しです。

最初はいい感じで登っていましたが、中段辺りで足が止まり始めます。

ゆっくり歩いていたので最後まで楽に登れると見込んでいましたが、そんなに甘くなかったようですね。

もっと鍛えないと・・・ですね。

ヘロヘロになりながら塔ノ岳の山頂まで登りました。

 

塔ノ岳山頂 (2)

塔ノ岳山頂 (帰り)

 

塔ノ岳の山頂の上にはどんよりとした雲があります。

富士山も雲隠れしてしまいました。

陽射しがないので、朝と同じく寒すぎます。

お腹がグーグー鳴っていましたが、寒すぎるので適当に写真を撮って下山することにしました。

 

【塔ノ岳~大倉】

行きに、花立山荘の手前にある痩せ尾根まではアイゼンを装着したままにしようと決めていたので、アイゼンを装着したままにしましたが、アイスバーンになっていた登山道はだいぶ解けていたので、塔ノ岳の山頂でアイゼンを外しても問題なかったかもしれませんね。

逆にいつもの泥濘だらけの登山道になっていて、違う意味で歩きにくかったです。

お腹が空いていたので花立山荘にあるベンチで休憩して、パンを食べてお腹を満たすことにしました。

花立山荘にあるベンチは風もなくゆっくり休憩することが出来ました。

 

花立山荘から駒止茶屋までは泥濘があるのでゆっくり歩きましたが、駒止茶屋から丹沢クリステルがある登山道入口まではいつも通りのペースでサクサク歩きました。

最後の車道歩きで「ロウバイが咲いている」ワナに嵌ります。

当然、写真を撮りますが、ロウバイは下を向いて咲いているので、下から写真を撮ることになります。

1、2分しか写真を撮っていませんが、当然のように腰が痛くなりました。

大倉にあるどんぐりハウスに到着した時にタイミングよく「名水はだの富士見の湯」の送迎バスが来ます。

電車で来ていたら送迎バスに乗ってもよかったのですが、今日は車で来ていたので着替えて家に帰りました。

 

ロウバイ

ロウバイ

大倉

大倉

 

 

コースタイム

大倉(6:12)~(8:06)花立山荘(8:08)~(8:33)塔ノ岳(8:48)~(9:42)丹沢山(10:14)~(11:32)蛭ヶ岳(12:09)~(13:22)丹沢山(13:31)~(14:20)塔ノ岳(14:28)~(14:49)花立山荘(15:01)~(16:23)大倉

 

本日のルート

本日のルート

 

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2018/02/18(日) 大倉~塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳(ピストン) その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

最近、自分らしくない山行が続いていたので、久しぶりにロングコースにしてみました。

まだ腰の不安があるので、時間にゆとりのあるコースがいいと思い、大倉~蛭ヶ岳のピストンにしました。

コース自体は3ヶ月振りですが、積雪のある時期としては2年振りになります。

 

180218wether

天気の予報

 

前日の夜にてんきとくらすで蛭ヶ岳の天気予報を確認すると、晴れですが9時台の1500mの気温が-11℃とかなり寒そう。。。

寒さで撤退する可能性がありますが、「寒い寒い詐欺」であることを願って行ってみることにしました。

 

【大倉~塔ノ岳】

6時前に大倉バス停の向かい側にあるコインパーキングに到着し、準備をしてから出発します。

前回と違ってほぼ予定通りのスタートになりました。

最初のピークである塔ノ岳まではウォーミングアップなので、ペースを上げないように心掛けてゆっくり歩きます。

3週連続で緩い山歩きだったので、見えない疲れもなく足取りは軽いですね。

 

丹沢ベースから朝焼け

丹沢ベースから朝焼け

 

ごつごつした石があって歩きにくい登山道の途中にある丹沢ベースに立ち寄って朝焼けを眺めます。

ん~、いまいちでしたので、もう少し早く出発して見晴茶屋から朝焼けを眺めれば良かったかなと少し後悔します。

尾根上にある見晴茶屋に着いた頃には微妙な朝焼けになっていました。

 

見晴茶屋から朝焼け(手前から江ノ島、三浦半島、房総半島)

見晴茶屋から朝焼け(手前から江ノ島、三浦半島、房総半島)

 

見晴茶屋からは名物の階段が続きます。

駒止茶屋までは夏道でしたが、駒止茶屋からは登山道の脇に雪があったり、登山道が凍結したりしています。

少し先にある堀山の家には、見たことのない記念撮影の看板がありました。

初めて見たので写真を撮ってしまいましたが、調べてみると昔からあったようですね。

 

堀山の家にあった記念撮影

堀山の家にあった記念撮影

 

堀山の家を通り過ぎた辺りで登山者2名とトレラン1名に抜かれます。

歩くペースを乱されたくないので、あっさり道を譲ります。

花立山荘の手前にあるツライ階段もノンビリ歩いていたのであまり気になりませんでした。

 

花立山荘で時間を確認します。

大倉から花立山荘まで1時間54分と計算通りにゆっくり歩いたことに自分を褒めましたが、ちょっと遅すぎかもという悪い自分もいました。

花立山荘の先にある痩せ尾根からは、登山道が積雪した雪が凍っていてアイスバーンになっています。

雑に歩いた一歩目はツルっと滑ったので、その後は滑らないように慎重に歩きました。

アイゼンを装着した方が安全でしたが、いつも通り塔ノ岳まではアイゼンを装着しませんでした。

花立山荘からは視界がいい場所が多くなるので立ち止まる回数が多くなりましたが、体力の消耗なしで塔ノ岳の山頂に到着することが出来ました。

ゆっくり歩いて塔ノ岳まで2時間21分なら文句なしでしょう。

 

塔ノ岳山頂

塔ノ岳山頂

 

塔ノ岳の山頂には数人しかいませんでした。

塔ノ岳の山頂からの素晴らしい景色を眺めます。

西側の富士山と南アルプス、北西側の丹沢と八ヶ岳、東側の表尾根と大山、南西側の箱根どれもキレイに見えます。

 

塔ノ岳山頂から富士山方面

塔ノ岳山頂から富士山方面

塔ノ岳山頂から表尾根方面

塔ノ岳山頂から表尾根方面

 

景色は最高でしたが、西側から吹いてくる風が冷たすぎます。

お腹がグーグーと鳴っていたので何かを食べたかったのですが、あまりにも寒すぎるので景色を堪能した後はアイゼン装着して丹沢山に向かうことにしました。

アイゼン装着時は手が悴んで大変だったことは言うまでもありません。

 

【塔ノ岳~丹沢山】

塔ノ岳からの下りはなかなかの積雪ですが、アイゼンがいい感じに刺さるので歩きやすいですね。

崩落箇所まで下った後の上り返しは日当たりがいいので雪がありません。

何度もアイゼンを着脱するのはめんどくさいので、雪がなくてもアイゼンは装着したままにしました。

 

丹沢山までの登山道1

丹沢山までの登山道1

丹沢山までの登山道2

丹沢山までの登山道2

 

丹沢山までは無名のピーク、日高、竜ヶ馬場と3つのピークがあります。

どれも傾斜は緩やかなので、疲れがない状態でゆっくり歩けば大したことがありません。

自分には違う問題があります。

塔ノ岳から丹沢山までの登山道は左側を見ると富士山を眺められる場所がたくさんあります。

いつも通り写真ばかり撮っていて前に進みません。

 

丹沢山までの登山道から富士山1

丹沢山までの登山道から富士山1

丹沢山までの登山道3

丹沢山までの登山道3

丹沢山までの登山道から富士山2

丹沢山までの登山道から富士山2

 

だいぶ時間が掛かってしまいましたが、疲れもなく丹沢山の山頂に着きました。

 

丹沢山山頂1

丹沢山山頂1

丹沢山山頂2

丹沢山山頂2

 

山頂にある広場で休憩されている登山者はいませんでした。

山頂標識のある場所で写真を撮っていたら塔ノ岳側からソロの登山者が登ってこられます。

広場にあるベンチに移動して、ソロの方とお話しをしました。

 

バスで来ましたが、今日はみんなが座れるくらいガラガラだったそうです。

「こんなにいい天気なのになんで登山者が少ないのだろう」と不思議そうでした。

天気予報で「寒気が流れ込んできて寒い」って言ってたからみんな暖かい土曜日に登ったのかもしれませんね。

ソロの方は登山とトレラン両方やっているそうです。

今日は登山なので丹沢山までのピストンにしたそうです。

蛭ヶ岳まで余裕で行けそうな感じだったので、丹沢山までなんて勿体無いですね。

 

丹沢山山頂から富士山と蛭ヶ岳

丹沢山山頂から富士山と蛭ヶ岳

 

ソロの方は丹沢山からの眺望がいままででいちばんというくらい眺めがいいと感動されていました。

丹沢によく来られるそうで、かなりマイナーなコースも歩いているそうです。

自分が「早く帰るとバカ尾根が混んでて嫌なんです」と伝えると、

「ユーシンまで下って鍋割山の方に登り返すことも出来ますよ」と教えてくれました。

でも、ユーシンまで下った後にまた登るなんて恐ろしすぎる。

プチ健脚の自分には無理でしょう。

楽しい山談義の時間ありがとうございました。

 

気付いたら長話になってしまい、丹沢山で30分ほど休憩してしまいました。

さすがに足が冷え切ってしまいましたね。

蛭ヶ岳に到着するまで富士山がキレイに見えることを願いつつ、出発することにします。

 

その2へ続く

 

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