p-tingさん、お疲れ様です。
先週末は法事、春分の日は雪予報で山に行くことが出来ませんでしたが、結果的にいい休養となり背中の肉離れがほぼ完治しました。
完全復活に向けてリハビリ第2弾でロングコースにしたいところですが、春分の日にガッツリ積雪があったようなので、近場でお手軽に登れる山にすることにしました。
奥多摩、丹沢、三ツ峠山の三択でしたが、奥多摩は三頭山の遭難事故でザワザワしてそうなので、「丹沢」か「三ツ峠山」のどちらかにすることにしました。
前日の夜にまとまった雨が降った為、道路の凍結を考えると丹沢の方が無難と判断し、丹沢に向かいます。
出発してすぐに携帯忘れたと自宅に戻ります。
再出発後、今度はスパッツ忘れたと自宅に戻ります。
わざわざ自宅に戻ったのに、携帯もスパッツも忘れていなかったという悲しい結果でした。
いきなり30分のロスをしてしまい、駐車場が空いているか不安になってきたので、丹沢を中止して三ツ峠山に変更することにしました。
三ツ峠グリーンセンターに向かう途中から富士山がドーンと見えます。
春分の日の積雪で富士山もいい感じになっています。
おっ、これは期待出来そうと思い三ツ峠山を見てみると、三ツ峠山は雲に覆われています。
三ツ峠山の雲が無くなるのは時間が掛かりそうだったので、今日はゆっくり登ることにします。
道路の凍結と駐車場の積雪が心配だったので、登山口前の駐車場ではなく三ツ峠グリーンセンターにある駐車場を利用します。
【三ツ峠グリーンセンター~三ツ峠山(開運山)】
三ツ峠グリーンセンターから登山口までは長い車道歩きですが、先日の雲取山の時と同様に足の裏が痛くなります。
この痛みはなんなんだろう?と疑問に思いつつも、今日はゆっくり登ることにしているからなんとかなるだろうとお気楽な自分もいたりします。
登山口から積雪がありましたが、アイゼンなしで歩くことにします。
シャーベット状の雪なので滑ってあるきにくい感じもしますが、気をつければなんとかなる感じでした。
でも、次第に積雪も増えてきたので、登山道にある2番目のベンチでアイゼンを装着することにしました。
最初のビューポイント「股のぞき」から富士山を見ようとしたら、なんと富士山は雲隠れしています。
早すぎる。。。
次のビューポイント「馬返し」からも富士山は見えませんでした。
「馬返し」からは傾斜が急になります。
積雪も増えてきて、時折り膝くらいまでの積雪になります。
急傾斜が終わると八十八大師があります。
八十八大師が雪に埋もれていましたね。
八十八大師から登山道は山腹を巻きながら屏風岩の下に向かいます。
登山道が狭くなり、足を前に出す時にアイゼンが脹脛に何度も当たってしまい、自分で自分にダメージを与えていました。
踏み抜きも多くなり、歩くペースが遅くなってしまいました。
屏風岩の下に来ると今度は氷の落下攻撃があります。
何回か頭にコツンと氷が当たりました。
屏風岩の下も踏み抜きだらけで、底なし沼のように股下まで沈んでいきました。
屏風岩の下を通り過ぎると三ツ峠山荘と四季楽園の分岐がありますが、三ツ峠山荘へのトレースはありませんでした。
四季楽園まで登り、開運山の山頂に向かいます。
標高差50m程度ですが、意外と足が重くなる場所だったりするんですよね。
自分と同じく三つ峠から登って来られた方は山頂手前で前に進まなくなっていました。
山頂手前でソロの方を追い抜いて先に山頂に着きました。
富士山は雲隠れしたままでした。
南アルプスや八ヶ岳も雲隠れ、近場の山しか見えませんでした。
せっかく開運山が晴れたのに周りの山々に雲があったら意味ないですね。
山頂手前で追い抜いたソロの方と山頂で景色を眺めていたら、富士山の山頂だけが見えることに気付きます。
ちょっと嬉しくなってしまいましたね。
もう少し待てば見えるのかなと期待していましたが、その後富士山は雲隠れしたままでした。
【三ツ峠山(開運山)~三ツ峠山(木無山)】
三ツ峠山は開運山、御巣鷹山、木無山の3つのピークがあります。
最近、木無山に行っていないので久しぶりに木無山まで足を伸ばしてみることにします。
開運山から四季楽園まで戻り、四季楽園から天上山方面に向かいます。
三ツ峠山荘を通り過ぎて、少し歩くとトレースが無くなります。
先行者は途中で諦めたようですね。
木無山まで危険箇所も無いし、疲れてもいないのでトレース作りしながら木無山に向かいます。
ズボズボと20センチくらい沈みながら歩いていきます。
水分の多い雪なので、体力を消耗しますね。
楽しみながら歩いて、天上山と母の白滝の分岐のある木無山に着きました。
天上山方面、母の白滝方面どちらもトレースなしでした。
【三ツ峠山(木無山)~三ツ峠グリーンセンター】
木無山から四季楽園まで戻ります。
自分の踏み跡なので歩幅が合うと思っていたら、行きと帰りでは歩幅が違って歩きにくかったです。
戻る途中に、開運山に後から登って来られたソロの方とすれ違います。
「天上山まで行くんですか?」と聞いてみると、
「はい。」と返事がきます。
「木無山から先はトレースがありませんよ。」と伝えると、
「天上山まで行くのやめます。」と四季楽園の方に戻られました。
四季楽園まで戻り、下山します。
帰り道は行きよりも踏み抜きが多く歩きにくかったです。
底なし沼が多いのでヒヤヒヤしましたね。
登ってこられる方も多く狭い登山道で避けるのも大変でした。
15~20人くらいの登山者とすれ違いました。
後半はサクサク歩いて、登山口の少し手前で雪がない箇所が増えてきたのでアイゼンを外しました。
登山口の脇にある沢でアイゼンを洗い、長い車道歩きで三ツ峠グリーンセンターに戻りました。
最後の車道歩きが一番辛く感じましたね。
早く下山したので、富士山が見えるのなら本日2回目の山登りをしようと思いましたが、富士山はずっと雲の中だったので諦めて家に帰りました。
コースタイム
三ツ峠グリーンセンター(7:40)~(8:18)登山口(8:18)~(10:40)四季楽園(10:40)~(10:51)三ツ峠山(開運山)(11:06)~(11:28)三ツ峠山(木無山)(11:30)~(11:43)四季楽園(11:43)~(13:06)登山口(13:06)~(13:40)三ツ峠グリーンセンター
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