その1からの続きです。
鷹見岩に行くのは初めてです。
破線ルートなので登山道がちょっと不安です。
最初のうちは普通の登山道でしたが、進むに連れて登山道は荒れだし、ジャングルの中のように狭い場所をくぐり抜けていくような場所もありました。
今回は小さなザックにしたのでなんとかなりましたが、大きなザックで来てたら途中で断念したでしょう。
視界が開けると目の前に鎖がぶら下がっている大きな岩が出てきます。
その岩が鷹見岩でした。
鷹見岩からは360度の展望で、先ほど登ってきた金峰山やこれから登る予定の瑞牆山がよく見えます。
富士山や南アルプスや八ヶ岳は肉眼では確認出来ますが、かなり見えにくくなってきました。
瑞牆山に行ってもいい景色を見ることが出来そうに無いとなると、瑞牆山はやめておこうかなと考え始めます。
鷹見岩は日当たりよくて熱くなってきたので、富士見平小屋まで戻ることにします。
先ほど一緒に歩いた方が富士見平小屋で休憩していたら、声を掛けて瑞牆山に誘うつもりでしたが、おられなかったので1人で瑞牆山に向かうことにします。
天鳥川までは緩やかに登った後、一気に下ります。
天鳥川を渡り、桃太郎岩の脇にある階段を登った辺りでなんかだるくなってきたので、休憩することにします。
金峰山と鷹見岩で日に当たり過ぎて熱中症気味になったようです。
水分補給をして休憩することにします。
沢沿いの登山道で風通しがいいので、しばらくするとだるさが無くなってきたので瑞牆山に向かうことにします。
瑞牆山山頂までは歩きにくい荒れた岩場の急登が続きます。
無理せずにゆっくり登り、想定時間より時間が掛かりましたが無事に瑞牆山に着きました。
14時過ぎなので山頂には10人くらいしかいませんでした。
狭い山頂をウロウロして写真を撮っていると、雷がゴロゴロと鳴り出します。
瑞牆山は晴れていますが、金峰山の方を見ると怪しい雨雲がいます。
数人はすぐに下山しましたが、シャリバテしないように軽く食事をします。
お腹を満たしていると、バリバリバリッと物凄い雷が鳴ります。
金峰山の方にあった雨雲が気付いたら瑞牆山の上に移動していました。
さすがにヤバイと感じたのですぐに下山を開始します。
その後、雷は鳴ることはありませんでしたが、10分後くらいに上空から2ミリ程度のあられ落ちてきます。
ひどくならないように足早に下山していると、あられが次第に雨に変わります。
濡れそうだったので、ザックカバーを着けて帽子をかぶります。
30分ほど雨が降って、天鳥川の手前辺りまで来ると雨が上がりました。
天鳥川から富士見平小屋まで登り返して、富士見平小屋の近くにある富士見平湧水でギンギンに冷え切った湧き水をいただきます。
火照った体に冷たい水は生き返りますね。
富士見平小屋からは歩きにくい登山道を滑らないように気をつけながら歩きました。
帰りは瑞牆山荘に寄らずにショートカットして瑞牆山荘近くの無料駐車場に戻りました。
遥々遠くまで来ましたが、素晴らしい景色を眺められたのでいい1日を過ごすことが出来ました。
コースタイム
瑞牆山荘(5:59)~(6:30)富士見平小屋(6:31)~(7:09)大日小屋(7:09)~(7:32)大日岩(7:35)~(8:16)砂払ノ頭(8:20)~(9:07)金峰山(9:41)~(10:14)砂払ノ頭(10:14)~(10:50)大日岩(10:53)~(11:22)鷹見岩分岐(11:22)~(11:37)鷹見岩(11:57)~(12:07)鷹見岩分岐(12:07)~(12:28)富士見平小屋(12:30)~(14:04)瑞牆山(14:18)~(15:31)富士見平小屋(15:32)~(15:57)瑞牆山荘近くの無料駐車場