月別アーカイブ: 2017年7月

2017/05/21(日) 瑞牆山荘から金峰山、鷹見岩、瑞牆山 その2

その1からの続きです。

 

鷹見岩に行くのは初めてです。

破線ルートなので登山道がちょっと不安です。

最初のうちは普通の登山道でしたが、進むに連れて登山道は荒れだし、ジャングルの中のように狭い場所をくぐり抜けていくような場所もありました。

今回は小さなザックにしたのでなんとかなりましたが、大きなザックで来てたら途中で断念したでしょう。

視界が開けると目の前に鎖がぶら下がっている大きな岩が出てきます。

その岩が鷹見岩でした。

 

鷹見岩の場

鷹見岩の場

鷹見岩から八ヶ岳方面

鷹見岩から八ヶ岳方面

鷹見岩から金峰山方面

鷹見岩から金峰山方面

 

鷹見岩からは360度の展望で、先ほど登ってきた金峰山やこれから登る予定の瑞牆山がよく見えます。

富士山や南アルプスや八ヶ岳は肉眼では確認出来ますが、かなり見えにくくなってきました。

瑞牆山に行ってもいい景色を見ることが出来そうに無いとなると、瑞牆山はやめておこうかなと考え始めます。

鷹見岩は日当たりよくて熱くなってきたので、富士見平小屋まで戻ることにします。

 

先ほど一緒に歩いた方が富士見平小屋で休憩していたら、声を掛けて瑞牆山に誘うつもりでしたが、おられなかったので1人で瑞牆山に向かうことにします。

天鳥川までは緩やかに登った後、一気に下ります。

天鳥川を渡り、桃太郎岩の脇にある階段を登った辺りでなんかだるくなってきたので、休憩することにします。

金峰山と鷹見岩で日に当たり過ぎて熱中症気味になったようです。

水分補給をして休憩することにします。

沢沿いの登山道で風通しがいいので、しばらくするとだるさが無くなってきたので瑞牆山に向かうことにします。

 

桃太郎岩

桃太郎岩

瑞牆山に向かう途中にある鎖場1

瑞牆山に向かう途中にある鎖場1

瑞牆山に向かう途中にある岩に挟まれた登山道

瑞牆山に向かう途中にある岩に挟まれた登山道

瑞牆山に向かう途中にある鎖場2

瑞牆山に向かう途中にある鎖場2

 

瑞牆山山頂までは歩きにくい荒れた岩場の急登が続きます。

無理せずにゆっくり登り、想定時間より時間が掛かりましたが無事に瑞牆山に着きました。

14時過ぎなので山頂には10人くらいしかいませんでした。

狭い山頂をウロウロして写真を撮っていると、雷がゴロゴロと鳴り出します。

瑞牆山は晴れていますが、金峰山の方を見ると怪しい雨雲がいます。

 

瑞牆山

瑞牆山

瑞牆山から金峰山(雨雲が発生中)

瑞牆山から金峰山(雨雲が発生中)

瑞牆山からヤスリ岩方面

瑞牆山からヤスリ岩方面

 

数人はすぐに下山しましたが、シャリバテしないように軽く食事をします。

お腹を満たしていると、バリバリバリッと物凄い雷が鳴ります。

金峰山の方にあった雨雲が気付いたら瑞牆山の上に移動していました。

さすがにヤバイと感じたのですぐに下山を開始します。

 

瑞牆山で帰り支度をする登山者(雨雲が上空に)

瑞牆山で帰り支度をする登山者(雨雲が上空に)

 

その後、雷は鳴ることはありませんでしたが、10分後くらいに上空から2ミリ程度のあられ落ちてきます。

ひどくならないように足早に下山していると、あられが次第に雨に変わります。

濡れそうだったので、ザックカバーを着けて帽子をかぶります。

30分ほど雨が降って、天鳥川の手前辺りまで来ると雨が上がりました。

 

天鳥川から富士見平小屋まで登り返して、富士見平小屋の近くにある富士見平湧水でギンギンに冷え切った湧き水をいただきます。

火照った体に冷たい水は生き返りますね。

 

富士見平湧水

富士見平湧水

 

富士見平小屋からは歩きにくい登山道を滑らないように気をつけながら歩きました。

帰りは瑞牆山荘に寄らずにショートカットして瑞牆山荘近くの無料駐車場に戻りました。

遥々遠くまで来ましたが、素晴らしい景色を眺められたのでいい1日を過ごすことが出来ました。

 

コースタイム

瑞牆山荘(5:59)~(6:30)富士見平小屋(6:31)~(7:09)大日小屋(7:09)~(7:32)大日岩(7:35)~(8:16)砂払ノ頭(8:20)~(9:07)金峰山(9:41)~(10:14)砂払ノ頭(10:14)~(10:50)大日岩(10:53)~(11:22)鷹見岩分岐(11:22)~(11:37)鷹見岩(11:57)~(12:07)鷹見岩分岐(12:07)~(12:28)富士見平小屋(12:30)~(14:04)瑞牆山(14:18)~(15:31)富士見平小屋(15:32)~(15:57)瑞牆山荘近くの無料駐車場

 

2017/05/21(日) 瑞牆山荘から金峰山、鷹見岩、瑞牆山 その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

金曜日から夏のような暑さが続いていたので、標高の高い山に登っても雪が無いかなと思い、日本百名山の金峰山と瑞牆山に行ってきました。

金峰山と瑞牆山は、一昨年の10月以来2度目になります。

 

瑞牆山荘前の登山口

瑞牆山荘前の登山口

 

瑞牆山荘近くの無料駐車場に車を停めて、瑞牆山荘前にある登山口から金峰山に向かいます。

最初はなだらかですが、大きな岩がゴロゴロと目立つようになると傾斜が急になります。

歩くペースを抑える為に先行している若者3人を追い抜かないように歩きます。

富士見林道からの道と合流すると傾斜が緩やかになり、しばらくすると富士見平小屋に到着します。

 

富士見平小屋のテン場はかなり混雑していて、支度をしている人達で賑やかでした。

富士見平小屋とトイレの間にある登山道から飯盛山方面に向かいます。

飯盛山の南側を巻いている辺りになると苔むした原生林になり、いい雰囲気になります。

大日小屋の少し手前に鷹見岩への分岐がありますが、鷹見岩は帰りに寄ることにして、そのまま直進します。

緩やかに下ると大日小屋が下の方に見えます。

大日小屋の右奥に見えるのが鷹見岩です。

 

大日小屋

大日小屋

 

大日小屋からは荒れた登山道の急登になります。

途中に鎖場もありますが、鎖を使わなくても楽に登れます。

大日岩を下から見上げられる場所に着くと南側に南アルプスを望むことができます。

すぐにまた鎖場もありますが、ここも鎖を使わなくても楽に登れます。

鎖場を登った場所からは南アルプスと八ヶ岳を望むことができます。

1人のおじいちゃんが景色を眺めていました。

ひと登りで大日岩の南側に到着します。

 

大日岩

大日岩

 

大日岩からは再び樹林の中の登山道になります。

しばらくなだらかにアップダウンを繰り返し、砂払ノ頭の手前は急登になります。

すると登山道に残雪が現れます。

滑りにくい場所を選びながら慎重に歩きます。

急登を登り終えると砂払ノ頭の標識がある岩場に出ます。

 

砂払ノ頭手前の残雪

砂払ノ頭手前の残雪

砂払ノ頭

砂払ノ頭

 

砂払ノ頭のピークはもう少し先ですが、標識がある岩場からの景色もいい眺めです。

景色を眺める為に岩場をウロウロしながら写真撮影です。

富士山も見えたのでちょっと嬉しくなりました。

 

砂払ノ頭から富士山方面

砂払ノ頭から富士山方面

砂払ノ頭から南アルプス方面

砂払ノ頭から南アルプス方面

砂払ノ頭から八ヶ岳方面

砂払ノ頭から八ヶ岳方面

砂払ノ頭から瑞牆山アップ

砂払ノ頭から瑞牆山アップ

 

後続の方が2人来られたので、場所を譲って先に進みます。

砂払ノ頭のピークまでは後ろを振り向くと八ヶ岳と瑞牆山がよく見えるので、写真ばかり撮ってしまいなかなか前に進みません。

砂払ノ頭から金峰山まではずっと視界が開けていて、天気もいいので眺めは最高です。

山梨県側が断崖絶壁で長野県側がハイマツ帯になり、歩きにくい岩場を登っていきます。

登山道は360度の展望があるので、景色を眺めながらノンビリ登ります。

 

登山道1(金峰山方面)

登山道1(金峰山方面)

砂払ノ頭と金峰山の間にある鎖場

砂払ノ頭と金峰山の間にある鎖場

 

金峰山小屋への分岐を通り過ぎてから、また岩場を登っていきます。

ここにも残雪がありますが、歩くのに影響はありませんでした。

ここからは尾根上を歩きます。

五丈石の少し手前にガッツリと残雪がある場所があります。

吹き溜まりになる場所なんですかね。

 

登山道2(金峰山方面)

登山道2(金峰山方面)

登山道3(歩いてきた登山道)

登山道3(歩いてきた登山道)

登山道4(金峰山方面)

登山道4(金峰山方面)

 

五丈石まで来ると金峰山山頂はすぐです。

大きな岩の上を歩いていくと三角点のある金峰山山頂になります。

金峰山山頂には学生が20人ほど居て記念撮影も出来ない状態だったので、先に360度の展望を楽しむことにします。

富士山と南アルプスは見えるけど、ガスが多めで眺めはいまいちです。

八ヶ岳方面もガスがありますが、距離が近い分だけキレイに見えます。

八ヶ岳と瑞牆山の写真ばかり撮ってしまいます。

 

五丈石

五丈石

金峰山

金峰山

金峰山から瑞牆山、小川山

金峰山から瑞牆山、小川山

金峰山から朝日岳、鉄山

金峰山から朝日岳、鉄山

金峰山から富士山方面アップ

金峰山から富士山方面アップ

金峰山から歩いてきた尾根

金峰山から歩いてきた尾根

 

金峰山からの景色を堪能したので、瑞牆山に行く為に下山を開始します。

砂払ノ頭までは景色を眺めながらノンビリ歩きます。

砂払ノ頭から大日岩までは自然林を楽しみながら歩きます。

 

大日岩から金峰山方面

大日岩から金峰山方面

大日岩から鷹見岩方面

大日岩から鷹見岩方面

大日岩と大日小屋の途中にある鎖場

大日岩と大日小屋の途中にある鎖場

 

大日岩から少し下ったところにある鎖場の手前で、おじいちゃんが

「写真を撮ってあげようか」と、声を掛けてくれました。

どうしようか迷いましたが、せっかくなので八ヶ岳をバックに撮っていただくことにしました。

写真を撮っていただけると嬉しいですね。

 

ここからは自分の前に写真を撮っていただいていた方とおしゃべりをしながら歩きます。

金峰山は初めてで、この後は瑞牆山に行こうか迷っているそうです。

富士見平小屋からゆっくり歩いても1時間30分もあれば着くから楽勝ですよとお伝えしましたが、富士見平小屋で休憩しながら瑞牆山に行くか考えるそうです。

大日小屋の少し先にある鷹見岩分岐でお別れして、自分は鷹見岩に寄ることにします。

 

その2へ続く

 

2017/05/14(日) 毛無山、大見岳、タカデッキ、雨ヶ岳 その2

その1からの続きです。

 

雨ヶ岳の山頂は20人くらいの団体さんが占拠していて居心地が悪いし、山頂の標識も写せないしで気分いまいちでした。

端っこにザックを降ろしてお昼ご飯にしますが、食べている途中に団体さんが自分の周りに荷物を置き始めます。

団体さんは自分達の世界に入っていて、他の登山者のことを気遣わないから嫌なんですよね。

 

雨ヶ岳山頂1

雨ヶ岳山頂1

雨ヶ岳山頂2

雨ヶ岳山頂2

 

景色も見えないし、居心地も悪いのでご飯を食べたら毛無山に戻ります。

タカデッキと大見岳までの登りは急ではないですが、長い上り坂です。

大見岳と毛無山の間には毛無山最高点(標高1964m)があります。

行きは立ち寄らなかったので、帰りは寄ることにします。

薄っすらとある踏み後を頼りに標識を探すと、地味な場所に毛無山の標識がありました。

気付かずに通り過ぎる人は多いのではないでしょうか。

 

毛無山最高点

毛無山最高点

 

眺望は無いので毛無山山頂に戻ります。

毛無山山頂は相変わらずのガスの中で、今日は何も見えそうにないので軽く休憩した後は下山を開始します。

 

毛無山山頂2

毛無山山頂2

 

時間もあるので下りは地蔵峠コースにします。

北アルプス展望台の先にある分岐に、

「地蔵峠から麓は荒天時は出水増水するため通行できなくなります。」

の看板があります。

前日の雨の影響がどれくらいあるか解らないので不安ですが、ガイドの方がお勧めしてくれたくらいなので今日は大丈夫だろうと思い、地蔵峠方面に向かいます。

 

歩き始めてすぐにソロの方が登って来られました。

天気予報で午後からいい天気と言っていたので期待していたのに、今日は何も見えそうにないですね、

と残念そうでした。

下部温泉から登ってきて、毛無山まで行って下山するそうです。

 

地蔵峠まではかなり下ります。

途中で標識のない分岐があり不安になり地図で確認しますが、地図には分岐がありません。

直進か右に曲がるか悩んだ末に右側にテープがあったので、信じて右に曲がります。

少し下ると先ほどの分岐していた道が合流していました。

悩んで損しました。

 

しばらく歩くと地蔵峠がありました。

富士山の眺望がいい場所のようです。

当然、今日は何も見えません。

 

ここは第2地蔵峠と言われているようで、地蔵峠コースの分岐がある第1地蔵峠はもう少し先のようです。

小ピークを越えて下ったところに地味な第1地蔵峠がありました。

直進すると長者ヶ岳方面ですが、標識には何も書いてありません。

あまり歩かれない登山道なのでしょうか。

 

地蔵峠の説明

地蔵峠の説明

 

第1地蔵峠を左に折れて下っていくと登山道がガラッと変わります。

険しい下り坂になります。

ロープを使わないと下れないような垂直な岩場を降りると沢に出ます。

パッと見た感じはしばらく沢を下っていくんだろうなぁ…という雰囲気で、沢沿いを下り始めます。

 

少し下ると足元の岩場に薄っすらと左矢印が書かれています。

もう少しガスが酷かったら気付かずに沢沿いを下っていたかも知れません。

地図に書かれている「迷」マークはここなんでしょう。

左手を見ると崩れかけた崖にロープがありました。

こんなところを登るのかと感じてしまうような道です。

 

沢に下った後の迷いやすい場所

沢に下った後の迷いやすい場所

 

そこからは山の中の登山道になりますが、その後も何回か沢を横切ります。

よく見て歩かないと道迷いをするような場所がたくさんあります。

沢の横切りが終わると一瞬麓を見下ろす場所があります。

天気がよければ富士山が見えるのでしょう。

 

麓を見下ろす

麓を見下ろす

 

その少し先に「比丘尼の滝」があります。

小さな滝で木も邪魔しているのがちょっと残念でしたね。

 

比丘尼の滝

比丘尼の滝

 

まだ先が長いのかなと歩いていると、意外とすぐに最初の分岐点がありました。

帰りも麓神社でお参りしてから、車道をゆっくり歩いて毛無山登山者用臨時駐車場まで戻りました。

景色を眺めることが出来なかったのが残念でしたが、楽しい一日を過ごすことが出来ました。

天気がいい日にもう一度景色を見に行かないといけませんね。

 

ふもとっぱら

ふもとっぱら

 

コースタイム

毛無山登山者用臨時駐車場(7:24)~(7:45)毛無山登山口(7:46)~(8:14)不動の滝眺望台(8:18)~(8:55)五合目(8:56)~(9:47)富士山展望台(10:00)~(10:02)北アルプス展望台(10:18)~(10:25)毛無山(10:37)~(10:50)大見岳(10:51)~(11:20)タカデッキ(11:20)~(11:46)雨ヶ岳(11:55)~(12:29)タカデッキ(12:30)~(13:00)大見岳(13:01)~(13:05)毛無山最高点(13:07)~(13:17)毛無山(13:22)~(13:27)北アルプス展望台(13:28)~(13:59)第2地蔵峠(14:07)~(14:12)第1地蔵峠(14:14)~(15:30)毛無山登山口(15:31)~(15:54)毛無山登山者用臨時駐車場

 

2017/05/14(日) 毛無山、大見岳、タカデッキ、雨ヶ岳 その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

日曜日の天気予報を見ると「山梨県は天気もよく午後から湿度も下がる」となっていたので、山梨県身延町と静岡県富士宮市の境にある毛無山に行くことにしました。

毛無山への登山道は朝霧高原からと下部温泉からのルートがありますが、朝霧高原からのルートにします。

 

いつものように早起きして出発します。

どんよりした曇り空でホントに晴れるのかなと半信半疑のまま向かいます。

山梨県内に入るとガスの中に入りパラパラと雨が降り出しますが、国道139号沿いにある朝霧高原の手前辺りからガスも無くなり雨も上がったので、山登りを決行することにしました。

 

朝霧グリーンパーク入口バス停近くにあるサークルKでお昼ご飯を買って、ふもとっぱら近くの登山者用無料駐車場に車を停めます。

登山者用無料駐車場から有料駐車場(1日500円)のある毛無山登山口まで車道歩きをします。

途中に東海自然歩道用のトイレがあり、行きも帰りも利用させていただきました。

 

麓金山の説明

麓金山の説明

毛無山登山口に向かう途中の車道

毛無山登山口に向かう途中の車道

毛無山登山道の案内図

毛無山登山道の案内図

 

毛無山登山口の少し先にある麓神社で安全祈願をします。

最初は砂利道の林道を歩いていき、涸れ沢を渡ると山道になります。

すぐに地蔵峠コースの分岐があります。

行きは「不動の滝」が見られるコースから毛無山を目指します。

 

分岐から傾斜がキツくなり、はさみ岩という岩場もあり、ところどころにロープが設置されています。

2合目を通り過ぎると「不動の滝見晴台」があり、落差100mの不動の滝を眺められます。

少し距離が離れていて水量が細いので、迫力はいまいちです。

もっと近くで見ることが出来れば違う感想になったことでしょう。

 

不動の滝

不動の滝

 

4合目を通り過ぎるとちょっとした広場があります。

レスキューポイントでヘリコブターによる救出を行う場所のようです。

尾根に出るまでの唯一の平坦地でした。

 

富士山展望台の岩場で「毛無山には2600回も登っていてガイドをやっている」という方にお会いします。

2、3日前にようやくコイワザクラが咲いたそうで、岩場の裏に行くとよく見えるとのことでした。

足場はあまりよくありませんが、富士山展望台の岩場の裏に案内してもらいました。

岩場の上の方を眺めると、コイワザクラがたくさん咲いていました。

まだつぼみになっているものもあったので、しばらく楽しめそうですね。

 

コイワザクラの咲いている場所を案内してくれたガイドさん

コイワザクラの咲いている場所を案内してくれたガイドさん

コイワザクラ

コイワザクラ

 

再び富士山展望台に登り富士山を眺めてみます。

先月行った身延山からの景色と同様に真っ白です。。。

 

富士山展望台からは傾斜が緩くなり、分岐のある稜線に出ます。

分岐の近くに「北アルプス展望台」という岩場があります。

先ほどのガイドさんが「雲海と南アルプスが眺められますよ」と言っていたので期待して登ってみます。

ガスが流れていてまったく見えなくなったりもしますが、南アルプスを眺められました。

八ヶ岳も見えましたが、ガスと木がジャマで写真を撮ることが出来ませんでした。

 

北アルプス展望台の岩

北アルプス展望台の岩

南アルプス1

南アルプス1

南アルプス2

南アルプス2

 

稜線を緩やかに登ると三角点のある毛無山山頂です。

天気が良ければ富士山がドーンと見えるそうですが、今日はガスの中で真っ白です。

小腹も空いていたので、おやつを食べながら休憩することにします。

 

毛無山山頂1

毛無山山頂1

 

地図を確認しながらこの後はどうするか検討します。

案は

1.長者ヶ岳まで行って田貫湖に下山する。

2.雨ヶ岳までピストンする

3.諦めて下山する。

です。

 

「長者ヶ岳までの縦走は熟練者と同行のこと」、

「雨ヶ岳までの縦走はクマザサが深いのでベテランの方を同行のこと」

となっているので、雨ヶ岳手前にあるタカデッキまで行ってみることにします。

 

雨ヶ岳までの注意の看板

雨ヶ岳までの注意の看板

 

毛無山からアップダウンを繰り返し、毛無山最高点の先に大見岳があります。

樹林の中で眺望はありません。

昔は分岐になっていたようで、南東方向にはロープが張られています。

 

大見岳

大見岳

 

大見岳からの下りはなだらかですが意外と下ります。

登り返しもなだらかですが、少し長く感じます。

登山道の両脇は笹で以前の登山道は笹薮だったような面影があります。

いまは刈られているので、道迷いをすることはないでしょう。

登り終えたピークがタカデッキです。

 

タカデッキ

タカデッキ

 

体力も時間もあるので、雨ヶ岳まで行くことにします。

雨ヶ岳の標高1771.6mでタカデッキの標高1921mよりも低いので、タカデッキからはどんどん下ります。

途中に道が不明瞭な場所がありますが、トラロープが張られていたので助かりました。

トラロープが無ければどこを歩いていいのかわからないかもしれません。

かなり下った後に緩やかに登り返します。

ガスで先が見えないのでかなり登り返すのかなと思っていたら、すぐに人影が見えて雨ヶ岳の山頂がありました。

 

 

その2へ続く

 

2017/05/09(火) 東山梨変電所近くの駐車スペース~本社ヶ丸、清八山

p-tingさん、お疲れ様です。

 

今日は天気が下り坂なので、午前中だけで登れて景色がいい山に行こうと山梨県方面に向かいます。

当初は道志にある菰釣山か忍野にある杓子山にしようと思いましたが、西側には厚い雲があるので、違う山にすることにします。

 

当ても無く車を運転していましたが、山梨県大月市にある本社ヶ丸に登ることにしました。

富士山を諦めたはずなのに、富士山に近い山にしてしまいました。

 

東山梨変電所近くの駐車スペースに着くと、既に京都ナンバーの車が1台停まっていました。

貸切と思っていただけに意外でした。

 

最初は林道歩きです。

アスファルトだったり、ジャリ道だったりします。

登山口手前から見たことのない柵が現れます。

シカの食害防止で柵を作ったようですね。

 

登山口付近の新しい柵

登山口付近の新しい柵

 

柵の脇から登山者が1人下山してきました。

お話しをすると下山してきたのではなく、柵沿いにテープを目印に歩いてきたがあまりの急登で登るのは困難になり戻ってきたそうです。

1時間30分程ロスしたとのことです。

 

登山道の途中にある新しい柵

登山道の途中にある新しい柵

とびらの開閉の説明

とびらの開閉の説明

 

柵をよく見ると開閉して登山道に入れるようになっていたので、紐を外して中に入りました。

疲れているので先に行ってくださいと言われたので先行して歩くことにします。

最初は植林した樹林の中を歩きます。

しばらくすると柵の出口があります。

 

ここからは原生林になり、清八峠までは奥多摩のような急登が続きます。

登山口から1時間程で清八峠に到着します。

本社ヶ丸と清八山どちらを先に行くか悩みましたが、先に本社ヶ丸に向かうことにします。

 

登山道の途中に咲いてた山桜

登山道の途中に咲いてた山桜

 

本社ヶ丸に向かい始めると右側に富士山が見えることに気付きます。

今日は曇り空だったので富士山は見えないと思っていただけに少し嬉しくなりました。

途中に見晴らしのいい岩場があるので、そこでゆっくり景色を眺めることにします。

 

本社ヶ丸手前の岩場から三ツ峠山と富士山

本社ヶ丸手前の岩場から三ツ峠山と富士山

 

三ツ峠山と富士山のコラボがキレイに見えます。

南アルプスも見えますが、今日はかろうじて見える程度です。

まだ富士山は隠れそうにないので、本社ヶ丸に向かうことにします。

途中にいくつか小ピークがあるので、本社ヶ丸までは意外と遠く感じました。

 

本社ヶ丸の山頂に着くとまずは富士山方面を見ます。

三ツ峠山と富士山のコラボは先ほどの岩場からの景色とほぼ同じです。

他の景色も同じなんですけどね。

ツツジが咲く頃に来ると、ツツジと三ツ峠山と富士山のコラボがよさげですね。

 

本社ヶ丸から三ツ峠山と富士山

本社ヶ丸から三ツ峠山と富士山

本社ヶ丸から富士山と黒岳

本社ヶ丸から富士山と黒岳

本社ヶ丸から南アルプスのアップ

本社ヶ丸から南アルプスのアップ

 

本社ヶ丸からの景色を堪能した後は清八山に向かいます。

岩場までの途中で登山口で出会ったソロの方とすれ違います。

周回する予定でしたが、1時間30分程のロスで体力が消耗したので本社ヶ丸に登ったら下山するとのことです。

自分も清八山でノンビリしてから下山するとお伝えしました。

アップダウンを繰り返して清八峠まで戻り、ひと登りすると清八山の山頂に着きます。

 

清八山山頂

清八山山頂

 

清八山の山頂からも富士山がよく見えます。

南アルプスは相変わらずな感じですが、甲斐駒が肉眼で確認出来るようになってきました。

清八山でもノンビリします。

 

清八山から富士山

清八山から富士山

清八山から富士山のアップ

清八山から富士山のアップ

清八山から南アルプスのアップ

清八山から南アルプスのアップ

 

しばらくすると本社ヶ丸の途中にある岩場付近に下山してきたソロの方がいました。

アップで写真を撮ってみることにします。

写真で見るとなかなかの岩場ですね。

 

清八山から「本社ヶ丸から下山してくる登山者」

清八山から「本社ヶ丸から下山してくる登山者」

 

気付いたら10時になったので、下山することにします。

登山道に咲いてる山桜や足元に咲いているスミレを写したりしてゆっくり歩きます。

11時前に駐車スペースに無事に到着しました。

まだ天気は大丈夫そうでしたが、今日は欲を出さずに帰路につきました。

 

登山口付近に咲いていたスミレ

登山口付近に咲いていたスミレ

東山梨変電所近くの駐車スペース

東山梨変電所近くの駐車スペース

 

コースタイム

東山梨変電所近くの駐車スペース(6:46)~(6:57)登山口(6:58)~(8:00)清八峠(8:00)~(8:25)本社ヶ丸(8:56)
~(9:16)清八峠(9:16)~(9:21)清八山(10:00)~(10:03)清八峠(10:03)~(10:44)登山口(10:44)~(10:54)東山梨変電所近くの駐車スペース