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2018/04/22(日) 表参道から七面山、希望峰、八紘嶺(ピストン) その2

その1からの続きです。

 

【七面山~八紘嶺】

眺めのいい希望峰で休憩しようと思っていたので、適当に写真を撮ったら七面山を出発します。

何回かアップダウンを繰り返した後、ちょっとした急坂を登ると西側が開けている希望峰の山頂がありました。

希望峰からは南アルプスが目の前にドーンと見えます。

 

希望峰から南アルプス1

希望峰から南アルプス1

希望峰から南アルプス2

希望峰から南アルプス2

希望峰から聖岳

希望峰から聖岳

 

素晴らしい眺望ですね。

ザックを降ろすのを忘れて見とれてしまいました。

北岳から南アルプスのほとんどの山が見えてそうですが、山座同定が出来ないのが少し残念です。

東側の眺望はありませんが、木々の隙間からちょこっとだけ富士山を望めました。

 

シャリバテしないようにパンを少し食べてから八紘嶺を目指して出発します。

標準時間は3時間なので2時間で到着すればいいな…という希望的観測の中で向かいます。

希望峰から20分程歩いたところで、ソロの方とすれ違います。

ソロの方は「安倍峠から八紘嶺、七面山のピストン」とのことです。

安倍峠がどこか解らないので聞いてみると、八紘嶺まで1時間くらいで登れる場所にあるそうです。

八紘嶺までどれくらい掛かるのかを確認してみると、

「八紘嶺を8時30分頃に出発してここまで2時間30分くらい、アップダウンが多くて大変でした」

と返事がきました。

自分のデッドラインは13時なので2時間以内で辿り着くのか少し心配になりました。

まあ、ダメなら途中で引き返すだけですけどね。

 

何回かアップダウンを繰り返し、「インクラ跡」という謎の場所がありました。

インクラって何でしょう?

自宅に帰ってから気付きましたが、「インクラ跡」の場所が地図上の四ノ池のようです。

 

インクラ跡

インクラ跡

 

ちょっとしたピークを超えて八紘嶺と思われるピークが目の前に現れます。

このピークが八紘嶺ではなかったら諦めて引き返そうと考えながら登ります。

しかし、目の前がピークを思っても登ってみるとまだ先があります。

何回も騙されて心が折れそうになりました。

何度も足が止まりながらも前に進むと人影が見えるピークがあります。

頑張って登りきると八紘嶺の山頂でした。

 

八紘嶺山頂

八紘嶺山頂

 

八紘嶺山頂では5人の登山者が休憩されていました。

時間を確認すると12時43分、希望峰から2時間4分なのでほぼ計算通りの時間で到着したようですね。

八紘嶺の山頂は樹林に囲われていて、眺望はありません。

13時過ぎに出発すればいいので、パンを食べながら少し休憩しました。

 

【八紘嶺~七面山】

13時を過ぎたので七面山に戻ります。

30分程で「インクラ跡」、八紘嶺から1時間後の1864ピーク手前辺りでソロの方とすれ違います。

ソロの方とまたまたお話しをします。

自分が高速を使わずに来たことや、明日も山に登ることを伝えると驚かれていました。

1964.5mピーク(椹森)への上り坂から足が止まるようになります。

疲れている訳でもないのに足が止まります。

この時は暑さのせいかなと思っていました。

水分補給をマメにするようにします。

 

1964.5mピーク(椹森)

1964.5mピーク(椹森)

 

1964.5mピーク(椹森)で少し休憩した後、希望峰に向かいます。

希望峰は30分くらいで着くかなと甘い考えでいたら、なかなか着きません。

よくよく考えると、行きは40分くらい掛かっていたので30分で着くはずはないですね。

 

帰りも希望峰で休憩しようと考えていたら、希望峰の山頂は日当たりが良すぎます。

暑さの限界を超えていたので、希望峰で休憩せずに七面山に向かうことにしました。

 

希望峰から何回かアップダウンを繰り返すと七面山の山頂です。

行きと同じような時間で到着しましたが、帰りは遠く感じましたね。

暑さのせいで2リットルの飲み物を飲み干してしまったので、七面山の山頂でいつも「重り」として持ち歩いている南アルプスの天然水(2リットル)を開けることにしました。

 

帰りに見つけた七面山の山名標識

帰りに見つけた七面山の山名標識

 

【七面山~七面山表参道登山口】

七面山で少し多めに水分補給したので足取りが軽くなるかな?と思いきや、ますます足取りが重くなります。

足は全然疲れてないのになんでだろう・・・

歩きながら明るいうちに下山することは無理かなと判断しました。

 

ナナイタガレ (2)

ナナイタガレ (2)

 

16時29分にようやく隋身門前に到着します。

ベンチで富士山を眺めながらヘッデンの準備をします。

その時、「どうせ明るいうちに帰れないのなら、隋身門前にある展望台の景色をもっと眺めていよう」と閃きます。

コーヒーゼリー入りのパンとクッキーを食べながら景色を楽しみました。

ノンビリ景色を眺めていましたが、日が沈んだので下山することにします。

 

本日最後の富士山

本日最後の富士山

 

鐘楼まで下ると、シカさんの家族が食事をしています。

少し警戒されていましたが、写真を撮ることが出来ました。

 

鐘楼の前に居たシカさん

鐘楼の前に居たシカさん

 

またまたノンビリしてしまいましたが、下山します。

ふと「10丁目毎に15分で歩けば明るいうちに下山出来るんじゃないか」と考え始めます。

気付けばいつものペースで歩いています。

足取りが重かったのはシャリバテだったのかもしれませんね。

 

15分で40丁目、32分で30丁目を通り過ぎます。

目論み通りに明るいうちに下山出来そうですが、このペースのまま歩いたら明日に影響が出そうなので、南アルプス展望台で少し休憩をしてからは歩くペースを落とすことにしました。

ヘッデンの準備までしたのに、意外にも明るいうちに下山出来ました。

 

【下山した後】

翌日は西湖周辺の山に登る予定の為、西湖近辺にある温泉「いずみの湯」でさっぱりします。

日曜日は営業時間が21時までだったのは想定外で、1時間弱しか温泉に入れませんでしたが、体がポカポカに温まりました。

西湖周辺の道路で3回もシカと遭遇した為、本日の宿泊先は西湖から少し離れた道の駅「なるさわ」で車中泊することにしました。

 

コースタイム

七面山表参道登山口(6:38)~(7:57)南アルプス展望台(7:58)~(9:07)敬慎院の隋身門前にある展望台(9:14)~(9:57)七面山(10:01)~(10:20)希望峰(10:39)~(11:22)1964.5mピーク(椹森)(11:26)~(12:43)八紘嶺(13:02)~(14:33)1964.5mピーク(椹森)(14:37)~(15:27)希望峰(15:28)~(15:49)七面山(15:58)~(16:29)敬慎院の隋身門前にある展望台(16:46)~(17:19)南アルプス展望台(17:23)~(18:10)七面山表参道登山口

本日のルート

本日のルート

 

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