その1からの続きです。
【陣馬山~景信山】
先ほど歩いてきた道を戻ります。
富士見台でお会いしたソロの方とどこかですれ違うことを楽しみにしながら歩きます。
奈良子峠、明王峠を通り過ぎます。
堂所山の手前にある底沢峠の道標に何かがぶら下がっていることに気づきます。
「高尾山天狗トレイル」と書かれています。
嫌な予感。
開催日が今日ではないことを願います。
堂所山の手前の分岐まで来ましたが、富士見台でお会いしたソロの方に出会いませんでした。
堂所山を巻いて景信山に向かいます。
何回かアップダウンがあり、だんだん足が重くなってきます。
景信山でお昼ご飯を食べるつもりでいたので、ペースを落とさずに景信山の山頂まで行きました。
景信山も新しい山頂標識に変わっていました。
景信山の山頂では何箇所かで餅つきが行われています。
餅つきは景信山名物ですが、こんなにやっているのは初めてみました。
全席予約席と書かれていて休憩することが出来ないので、写真を撮ったら小仏城山に向かうことにしました。
【景信山~小仏城山】
景信山と小仏峠の中間くらいの場所から高尾山天狗トレイルに参加しているトレランの方とすれ違うようになります。
登山道を歩いている登山者を捌きながら物凄い勢いで走ってきます。
マナーのよい方もいますが、無理やり抜こうとするマナーの悪い方もいるので、避けていても危険です。
小仏峠までかなりのトレランの方とすれ違いました。
小仏峠では名物?となっている詳細地図の販売所も健在でした。
p-tingさんと初めて見た時に、東丹沢の詳細地図を購入したことを思い出しました。
その後、奥多摩と奥武蔵も購入してしまいました。
家に帰ってきてから写真を見て気付きましたが、新発売の「中央線沿線の山」がありましたね。
バンダナとバッジまで売っているようです。
小仏峠から少し登ったところにベンチがたくさんありますが、ここからも相模湖と富士山がキレイに見えます。
たくさんの登山者が休憩されていました。
小仏城山の山頂手前にある巻き道の分岐を通り過ぎたところで気持ちが途切れたのか、急に足が重くなります。
トレランの方たちと挨拶を交わしていた時には疲れなんかまったくなかったのに。。。
なかなか前に進みませんでしたが、小仏城山の山頂に辿り着きました。
小仏城山で少し遅くなったお昼ご飯にします。
茶屋の前にあるテーブルも空いていましたが、茶屋より少し下にある広場で休憩します。
登山者が少ないということもありますが、広場の方が富士山を眺めることが出来ます。
風もなく日差しがあるのでポカポカです。
ここで担いできたビールを飲んでしまおうか悩みましたが、南高尾山稜の見晴台で津久井湖を眺めながらビールを飲むことにして我慢しました。
ゆっくり休憩していたら、季節外れの暖かさだったので昼寝をしたい気分になってしまいました。
でも、まだ先は長いので13時過ぎに出発することにします。
【小仏城山~南高尾山稜~高尾駅】
だいぶ歩きましたが、ここからが後半戦のスタートです。
途中に緩やかなアップダウンもありますが、小仏城山から大垂水峠まで標高差約300メートルほど一気に下ります。
大垂水峠橋を渡って甲州街道(国道20号線)を横切り、大洞山(536m)まで登り返します。
少し下った後、登り返すとコンピラ山(514.7m)です。
コンピラ山の山頂にはお手製のリュック掛けがあります。
以前、ここで出会ったおばちゃん達が
「自分達がリュック掛けを作ったんだよ」
と教えてくれたことを思い出しました。
その後アップダウンを繰り返し、鉄塔の脇からちょっとしたピークに登ると聖観音菩薩像のある中沢山(492.4m)です。
以前は無かったはずベンチが1つ設置されていました。
いったん下って登り返し、南側を巻いていくと津久井湖を眺められる見晴台があります。
おや、あの白いお山は?
ほんの少しですが、富士山の山頂が見えました。
何回も来たことがありますが、初めて富士山を見ました。
見晴台も日当たりがよくポカポカなので、自分の体にハイオク(ビール)を注入することにします。
景色を眺めながらビールを飲んでいると、隣で休憩されていたソロの登山者がビールに合うおつまみをどうぞと「おやつカルパス」をくれました。
ちょっとしたお気遣いありがとうございました。
美味しかったです。
ほろ酔いになった・・・いや、体内にガソリンを補給したので、高尾駅に向けて出発します。
すぐに標識のない分岐があります。
ピークを踏むか、巻いちゃうか。
ビール効果で気分は巻きですが、それではこのコースにした意味が無くなるのでピークを踏むことにします。
登ってみるとピークの少し先にベンチとリュック掛けが設置されていて、都心方面を眺められるようになっていました。
ちょっとこない間に展望の場所が増えていたりするのも、山あるあるですね。
ベンチの脇にあるお面みたいな飾りがちょっと怖かったです。
無理やり展望台を作ったようで、登山道は戻るように下っていき少し不安になりましたが、無事に巻き道と合流しました。
西山峠、秦光寺山(475m)を通り過ぎると、テーブルとベンチがある三沢峠です。
三沢峠から少し上り返すと、榎窪山(420m)があります。
榎窪山から草戸山までは右手に城山湖を見ながらの登山道というか遊歩道になります。
階段を下って上り返すと町田市最高峰の草戸山(364m)です。
草戸山からは都心方面を眺めることが出来ました。
草戸山からは小刻みなアップダウンが連続します。
ビール効果もあり、高尾山口駅への分岐がある四辻まで軽快に歩きました。
四辻から高尾山口駅に下山することが出来ますが、高尾駅方面に向かいます。
少し歩くと急に足が重くなります。
シャリバテなのかな?
少し上り返すと東側が開けた場所に出ます。
ここでスカイツリーを無駄に撮って時間を費やしてしまいました。
アップダウンを繰り返して、長い下り坂が続いてくると住宅街への車道に出ます。
この先も怪しい登山道がありますが、車道を歩いて高尾駅まで戻りました。
帰宅後、日の出/入りを調べてみると、日の出は6:50で日の入り16:50です。
日の入りは1日ごとに1分遅くなっていますが、日の出は元旦より1分しか早くなっていないのですね。
思い描いていた通りに明るくならないはずです。。。
コースタイム
高尾駅(5:50)~(7:21)富士見台(7:32)~(8:10)狐塚峠(8:10)~(8:37)黒ドッケ(8:37)~(9:15)関場峠(9:15)~(9:37)堂所山(9:37)~(10:27)陣馬山(10:36)~(11:15)堂所山手前の分岐(11:15)~(11:51)景信山(11:58)~(12:32)小仏城山(13:03)~(13:32)大垂水峠(13:32)~(14:14)中沢山(14:16)~(14:24)見晴台(14:38)~(15:15)三沢峠(15:16)~(15:34)草戸山(15:36)~(16:20)四辻(16:20)~(16:55)高尾駅
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