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2018/01/14(日) 高尾駅~北高尾山稜~堂所山~陣馬山~景信山~小仏城山~南高尾山稜~高尾駅 その2

その1からの続きです。

 

【陣馬山~景信山】

先ほど歩いてきた道を戻ります。

富士見台でお会いしたソロの方とどこかですれ違うことを楽しみにしながら歩きます。

 

奈良子峠、明王峠を通り過ぎます。

堂所山の手前にある底沢峠の道標に何かがぶら下がっていることに気づきます。

「高尾山天狗トレイル」と書かれています。

嫌な予感。

開催日が今日ではないことを願います。

 

底沢峠の道標にぶら下がっていた「高尾山天狗トレイル」の案内図

底沢峠の道標にぶら下がっていた「高尾山天狗トレイル」の案内図

 

堂所山の手前の分岐まで来ましたが、富士見台でお会いしたソロの方に出会いませんでした。

堂所山を巻いて景信山に向かいます。

何回かアップダウンがあり、だんだん足が重くなってきます。

景信山でお昼ご飯を食べるつもりでいたので、ペースを落とさずに景信山の山頂まで行きました。

 

景信山山頂

景信山山頂

 

景信山も新しい山頂標識に変わっていました。

景信山の山頂では何箇所かで餅つきが行われています。

餅つきは景信山名物ですが、こんなにやっているのは初めてみました。

全席予約席と書かれていて休憩することが出来ないので、写真を撮ったら小仏城山に向かうことにしました。

 

景信山山頂の雰囲気(全席予約席らしい)

景信山山頂の雰囲気(全席予約席らしい)

景信山から日光連山をアップで

景信山から日光連山をアップで

景信山から富士山と相模湖

景信山から富士山と相模湖

 

【景信山~小仏城山】

景信山と小仏峠の中間くらいの場所から高尾山天狗トレイルに参加しているトレランの方とすれ違うようになります。

登山道を歩いている登山者を捌きながら物凄い勢いで走ってきます。

マナーのよい方もいますが、無理やり抜こうとするマナーの悪い方もいるので、避けていても危険です。

小仏峠までかなりのトレランの方とすれ違いました。

 

小仏峠では名物?となっている詳細地図の販売所も健在でした。

p-tingさんと初めて見た時に、東丹沢の詳細地図を購入したことを思い出しました。

その後、奥多摩と奥武蔵も購入してしまいました。

家に帰ってきてから写真を見て気付きましたが、新発売の「中央線沿線の山」がありましたね。

バンダナとバッジまで売っているようです。

 

小仏峠で開設している詳細地図の販売所

小仏峠で開設している詳細地図の販売所

 

小仏峠から少し登ったところにベンチがたくさんありますが、ここからも相模湖と富士山がキレイに見えます。

たくさんの登山者が休憩されていました。

 

小仏峠から少し登ったところにある休憩所から富士山

小仏峠から少し登ったところにある休憩所から富士山

 

小仏城山の山頂手前にある巻き道の分岐を通り過ぎたところで気持ちが途切れたのか、急に足が重くなります。

トレランの方たちと挨拶を交わしていた時には疲れなんかまったくなかったのに。。。

なかなか前に進みませんでしたが、小仏城山の山頂に辿り着きました。

 

小仏城山山頂手前を走るトレランの方達

小仏城山山頂手前を走るトレランの方達

 

小仏城山で少し遅くなったお昼ご飯にします。

茶屋の前にあるテーブルも空いていましたが、茶屋より少し下にある広場で休憩します。

登山者が少ないということもありますが、広場の方が富士山を眺めることが出来ます。

風もなく日差しがあるのでポカポカです。

ここで担いできたビールを飲んでしまおうか悩みましたが、南高尾山稜の見晴台で津久井湖を眺めながらビールを飲むことにして我慢しました。

ゆっくり休憩していたら、季節外れの暖かさだったので昼寝をしたい気分になってしまいました。

でも、まだ先は長いので13時過ぎに出発することにします。

 

小仏城山山頂

小仏城山山頂

小仏城山から富士山

小仏城山から富士山

小仏城山から都心方面

小仏城山から都心方面

 

【小仏城山~南高尾山稜~高尾駅】

だいぶ歩きましたが、ここからが後半戦のスタートです。

途中に緩やかなアップダウンもありますが、小仏城山から大垂水峠まで標高差約300メートルほど一気に下ります。

大垂水峠橋を渡って甲州街道(国道20号線)を横切り、大洞山(536m)まで登り返します。

少し下った後、登り返すとコンピラ山(514.7m)です。

コンピラ山の山頂にはお手製のリュック掛けがあります。

以前、ここで出会ったおばちゃん達が

「自分達がリュック掛けを作ったんだよ」

と教えてくれたことを思い出しました。

 

その後アップダウンを繰り返し、鉄塔の脇からちょっとしたピークに登ると聖観音菩薩像のある中沢山(492.4m)です。

以前は無かったはずベンチが1つ設置されていました。

いったん下って登り返し、南側を巻いていくと津久井湖を眺められる見晴台があります。

 

おや、あの白いお山は?

ほんの少しですが、富士山の山頂が見えました。

何回も来たことがありますが、初めて富士山を見ました。

 

見晴台も日当たりがよくポカポカなので、自分の体にハイオク(ビール)を注入することにします。

景色を眺めながらビールを飲んでいると、隣で休憩されていたソロの登山者がビールに合うおつまみをどうぞと「おやつカルパス」をくれました。

ちょっとしたお気遣いありがとうございました。

美味しかったです。

 

見晴台からの景色とビール

見晴台からの景色とビール

 

ほろ酔いになった・・・いや、体内にガソリンを補給したので、高尾駅に向けて出発します。

すぐに標識のない分岐があります。

ピークを踏むか、巻いちゃうか。

ビール効果で気分は巻きですが、それではこのコースにした意味が無くなるのでピークを踏むことにします。

登ってみるとピークの少し先にベンチとリュック掛けが設置されていて、都心方面を眺められるようになっていました。

ちょっとこない間に展望の場所が増えていたりするのも、山あるあるですね。

ベンチの脇にあるお面みたいな飾りがちょっと怖かったです。

無理やり展望台を作ったようで、登山道は戻るように下っていき少し不安になりましたが、無事に巻き道と合流しました。

 

西山峠、秦光寺山(475m)を通り過ぎると、テーブルとベンチがある三沢峠です。

三沢峠から少し上り返すと、榎窪山(420m)があります。

榎窪山から草戸山までは右手に城山湖を見ながらの登山道というか遊歩道になります。

階段を下って上り返すと町田市最高峰の草戸山(364m)です。

草戸山からは都心方面を眺めることが出来ました。

草戸山からは小刻みなアップダウンが連続します。

ビール効果もあり、高尾山口駅への分岐がある四辻まで軽快に歩きました。

 

城山湖

城山湖

 

四辻から高尾山口駅に下山することが出来ますが、高尾駅方面に向かいます。

少し歩くと急に足が重くなります。

シャリバテなのかな?

少し上り返すと東側が開けた場所に出ます。

ここでスカイツリーを無駄に撮って時間を費やしてしまいました。

アップダウンを繰り返して、長い下り坂が続いてくると住宅街への車道に出ます。

この先も怪しい登山道がありますが、車道を歩いて高尾駅まで戻りました。

 

帰宅後、日の出/入りを調べてみると、日の出は6:50で日の入り16:50です。

日の入りは1日ごとに1分遅くなっていますが、日の出は元旦より1分しか早くなっていないのですね。

思い描いていた通りに明るくならないはずです。。。

 

コースタイム

高尾駅(5:50)~(7:21)富士見台(7:32)~(8:10)狐塚峠(8:10)~(8:37)黒ドッケ(8:37)~(9:15)関場峠(9:15)~(9:37)堂所山(9:37)~(10:27)陣馬山(10:36)~(11:15)堂所山手前の分岐(11:15)~(11:51)景信山(11:58)~(12:32)小仏城山(13:03)~(13:32)大垂水峠(13:32)~(14:14)中沢山(14:16)~(14:24)見晴台(14:38)~(15:15)三沢峠(15:16)~(15:34)草戸山(15:36)~(16:20)四辻(16:20)~(16:55)高尾駅

 

本日のルート

本日のルート

 

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2018/01/14(日) 高尾駅~北高尾山稜~堂所山~陣馬山~景信山~小仏城山~南高尾山稜~高尾駅 その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

天気予報は土日共に快晴でしたが、敢えて眺望のないドMコース(高尾駅から北高尾山稜で堂所山、小仏城山から南高尾山稜を歩いて高尾駅に戻る)を歩くことにしました。

低山ばかりで標高差はありませんが、アップダウンの連続なので累積標高差はそこそこあります。

先週の反省を活かしてザックの重量(飲み物を4.5L→3.0L)を少し軽くしました。

 

中央線沿線の山々に行く時に利用する、立川駅5:24発の電車で高尾駅まで行きます。

この電車に乗ると乗り継ぎがいいので、もっと先まで行って他の山に登りたくなります。

今回は心変わりしないように防寒着を軽装(上着なしでウインドブレーカーのみ)にしました。

 

【高尾駅~北高尾山稜~堂所山】

高尾駅に5:42に到着しましたが、夜明け前なのでまだ真っ暗です。

最初は街灯のある車道歩きなので、登山口に到着する頃に少し明るくなってくれればいいと思い高尾駅(175m)から北高尾山稜の登山口に向かいます。

しかし、全然明るくなりません。

中央自動車道を渡る橋から街灯が無くなるので、仕方なく小仏関跡の手前でザックからヘッデンを出しました。

 

中央自動車道の脇ある地蔵峰登山口

中央自動車道の脇にある地蔵峰登山口

 

中央自動車道の脇にある地蔵峰登山口から登山道に入ります。

傾斜はあまりきつくないですが、ロープが設置されている箇所もあります。

空が少しずつ明るくなってきたところで最初のピークである地蔵峰(360m)に到着しました。

後ろを振り向くと御来光前のいい感じのグラデーションになっています。

夜明けが遅すぎたのは誤算でしたが、このグラデーションが見れたので結果オーライということにしておきます。

地蔵峰からの下りが終わったところでようやくヘッデンが不要になりました。

 

地蔵峰

地蔵峰

地蔵峰で後ろを振り向くと

地蔵峰で後ろを振り向くと

 

地蔵峰を越えるとアップダウンの連続になります。

熊笹山(530m)を越えて左側を眺めると、富士山が見えてきます。

北高尾山稜で唯一の眺望がある富士見台からキレイに見えそうと期待が高まります。

小下沢(悪路)の道標を通り過ぎると、テーブルが設置されている富士見台です。

 

富士見台からの景色

富士見台からの景色

富士見台から富士山をアップで

富士見台から富士山をアップで

 

富士見台の開けた場所に行くと、小仏城山と小仏峠の間あたりに想像通りの素晴らしい富士山が見えます。

何回見ても富士山がキレイに見えると感動しますね。

ヘッデンをザックに入れて出発しようかなと思ったら、本日初登山者が現れたので少しお話しをしました。

八王子城址から登ってこられたそうで、陣馬山まで行って下山するそうです。

登山者が多すぎず少なすぎずの登山道が好ましいので、北高尾山稜にしたそうです。

 

富士見台から杉沢ノ頭(547m)、高ドッケ(562m)、板当山(562m)を越えると登山道は林道沿いになって狐塚峠に出ます。

狐塚峠から無名のピークをいくつか越えて、杉の丸、黒ドッケ(560m)、湯ノ花山(615m)、大嵐山(583m)です。

大嵐山で道標を見ると堂所山まで2.6Kmと意外と遠い。。。

鉄塔をくぐって、登り返すと三本松山(611m)、さらに無名のピークを越えると関場峠(546m)。

関場峠の道標を見ると堂所山まで1.3Kmとまだ遠い。。。

関場峠の少し先でトレランの方とすれ違います。(堂所山まで7人とすれ違いました。)

緩やかな上り坂を登りきるとベンチが2つある堂所山(733m)の山頂です。

堂所山では山頂手前で追い抜かれたトレランの方が休憩されていました。

自分は新しい山頂標識を撮ったら休憩せずに通り過ぎます。

 

堂所山山頂

堂所山山頂

 

【堂所山~陣馬山】

堂所山から景信山に向かう予定でしたが、あまりにも天気が良すぎるので陣馬山に行くことにします。

「堂所山~陣馬山」は往復で約2時間ほど掛かりますが、なんとかなるだろうということにしておきます。

さすがに2時間掛けて往復すると明るいうちに高尾駅に帰れないので、気持ち早歩きにします。

 

底沢峠を通り過ぎると茶屋とトイレのある明王峠です。

ここの茶屋はいつも閉店していますね。

明王峠からも富士山がキレイに見えます。

 

明王峠からの景色

明王峠からの景色

 

堂所山から陣馬山までの登山道にベンチが増えたような気がします。

どんどん整備されていきますね。

奈良子峠、栃谷尾根の分岐を通り過ぎると、陣馬山まであと少しです。

 

陣馬山の山頂の手前から富士山と南アルプス(赤石岳、悪沢岳)

陣馬山の山頂の手前から富士山と南アルプス(赤石岳、悪沢岳)

 

陣馬山の山頂の手前から、富士山と南アルプスを眺めることが出来ます。

山頂まで1分足らずなのに、いつもここで足を止めてしまいますね。

景色を楽しんだ後にひと登りすると、白いお馬さんのある陣馬山の山頂です。

 

陣馬山の山頂では20~30人くらいの登山者たちがノンビリ休憩されていました。

みなさんの記念撮影が落ち着いたチャンスを狙ってお馬さんをパシャリ。

お馬さん青空に映えますね~。

 

陣馬山のお馬さん

陣馬山のお馬さん

 

お馬さんの後ろには奥多摩の山々や日光連山が見えます。

反対側には富士山や南アルプス(赤石岳、悪沢岳)もキレイに見えます。

素晴らしい景色ですね~。

 

陣馬山から日光連山をアップで

陣馬山から日光連山をアップで

陣馬山から南アルプス(赤石岳、悪沢岳)をアップで

陣馬山から南アルプス(赤石岳、悪沢岳)をアップで

 

予定を変更して陣馬山まで来てよかった。

ゆっくり景色を眺めていたい・・・と後ろ髪に引かれますが、先は長いのでグッと我慢して陣馬山を出発することにしました。

 

その2へ続く

 

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2018/01/07(日) 芦ヶ久保駅~二子山、甲仁田山、焼山、武川岳、伊豆ヶ岳、子ノ山、スルギ尾根の山々~吾野駅 その2

その1からの続きです。

 

【武川岳~伊豆ヶ岳】

武川岳から前武川岳を通って山伏峠に向かいますが、道標にどちらのキーワードが無いので地図を見て確認してから出発しました。

武川岳から緩やかに下った後、少し登り返すと前武川岳があります。

ここで休憩されていた2名の方と少しお話しします。

名郷バス停から登ってきたそうですが、途中で誰にも会わず自分が本日の初の出会った登山者だそうです。

 

前武川岳から山伏峠方面に2分程歩いたところで、ご夫婦とお話しします。

山伏峠に車を停めて登ってきたそうですが、ここまで急傾斜で苦労したとのこと。

急傾斜の下りは精神的にも体力的にも消耗するので嫌だなぁ…と思いました。

 

一気に下ると途中に林道があります。

もう道間違いは嫌なので、地図で確認してから先に進みます。

さらに一気に下ると、県道53号線に出ます。

県道53号線を横切って、向かい側にある階段から登山道に入ります。

祠がある場所を左に折れると、伊豆ヶ岳の山頂まで急坂が続きます。

足が上がらず緊急停止する回数が増えながらも急坂を登りきると、伊豆ヶ岳の山頂に到着しました。

伊豆ヶ岳の山頂はいままでと違い、たくさんの登山者が休憩されていました。

当初は伊豆ヶ岳でお昼ご飯にする予定でいましたが、登山者が多すぎるのと時間が押しているので、もう少し先でお昼ご飯にすることにします。

 

伊豆ヶ岳山頂

伊豆ヶ岳山頂

 

【伊豆ヶ岳~子ノ権現】

伊豆ヶ岳からも急坂を一気に下ります。

下った分を登り返すと、東屋とベンチのある古御岳です。

古御岳からは眺望はありませんが、シャリバテ気味なのでベーグルを食べながら少し休憩しました。

 

古御岳山頂

古御岳山頂

 

古御岳から一気に下った後、小ピークを越えた先にあるピークを上りきると高畑山の山頂です。

高畑山から下った後、右側に中ノ沢ノ頭があります。

巻くことも可能でしたがピークを踏むことにしました。

 

高畑山と中ノ沢ノ頭の間にあった鉄塔

高畑山と中ノ沢ノ頭の間にあった鉄塔

 

中ノ沢ノ頭の山頂は眺望なしでしたが、懐かしの埼玉県の標識がありました。

中ノ沢ノ頭から少し歩くとショベルカーがドーン置いてある場所から林道歩きになります。

しばらく歩くとアスファルトの車道に出ます。

でも、登山道がありません。

右に行くのか左に行くのかキョロキョロしていると、右奥の方に登山道らしき場所がありました。

そこが天目指峠でした。

 

林道と登山道のどちらを通るか迷っている登山者達

林道と登山道のどちらを通るか迷っている登山者達

 

天目指峠からは再び急坂を登っていきます。

上りきったところが子ノ権現と思っていたら、ただのピークでした。

少し下って竹寺の分岐を通り過ぎると子ノ権現に出ました。

せっかくなので子ノ権現を散策することにします。

 

子ノ権現の草鞋と下駄

子ノ権現の草鞋と下駄

 

本堂の前に大きな草鞋と下駄があります。

草鞋は1足2トンあるそうです。

高台にも立ち寄ります。

高台にはスカイツリー展望台がありました。

 

子ノ権現の高台からの景色

子ノ権現の高台からの景色

 

【子ノ権現~吾野駅】

子ノ権現を散策した後は、阿宇山に立ち寄ります。

○○山と書いてあると登ってしまう悪い病気ですね。

阿宇山からも都心方面を望むことができました。

阿宇山から下っていくことも出来そうです。

 

阿宇山からの景色(スルギ尾根は左側の尾根)

阿宇山からの景色(スルギ尾根は左側の尾根)

 

ソロの方が先に下っていきます。

不安なので自分は地図を確認してみます。

地図を見ると行きたい方向には繋がっていなさそうです。

先に下りた方が下のほうでガサガサと音を立てています。

おそらく登山道がなくなったのでしょう。

心配だったので少し様子を見ているとこちらに戻ってきていたので安心しました。

 

地図通りに駐車場の先から登山道に入ります。

ここからは破線コースのスルギ尾根を歩きます。

伊豆ヶ岳~子ノ権現までは登山者や観光客がたくさんいましたが、スルギ尾根で出会ったのは阿宇山からの下りをチャレンジしていたソロの方だけでした。

最初は緩やかに下って小ピークを越えた後、スルギという分岐に出ます。

この分岐から栃屋谷林道に出るまではアップダウンの連続になります。

破線コースだけあって上りも下りも滑りやすくて慎重に歩かないといけません。

なかなか先に進まないので栃屋ノ頭で「前坂から吾野駅に下山する」ことを決断します。

明日も午前中勝負でどこかの山に行けるので無理することもないですからね。

 

途中に墓地があったり、お地蔵さんがあったりして栃屋谷林道にでます。

栃屋谷林道に前坂という場所があると思ったら、しばらく歩くと左側にピンク色のテープがぶら下がっています。

どうやら登山道に入るようです。

しかも急坂。。。

気持ちが切れていたので最後の急坂は堪えました。

急坂を登り終えて少し下ったところに前坂という分岐がありました。

すると右の方から阿宇山からの下りをチャレンジしていたソロの方が登って来ます。

どうやら登山道の入り口に気付かず直進してしまったようですね。

自分は前坂で腹ごしらえすることにしました。

 

栃屋谷林道からの景色

栃屋谷林道からの景色

 

お腹を満たした後は吾野駅に向かいます。

ひたすら下って行くと、墓地の前に出ました。

吾野駅の手前に吾野湧水があったので、手と顔を洗った後に湧水を美味しく頂きました。

 

吾野湧水

吾野湧水

 

吾野湧水の場所からは西武秩父線の下のトンネルを通っていきますが、このトンネルはだんだん高さが低くなっていきます。

頭が擦ってしまいそうなので、少し屈みながら歩きました。

トンネルを通り過ぎて線路沿いに歩いていくと本日のゴールの吾野駅です。

 

吾野駅

吾野駅

 

今回は散々な結果となりましたが、無事に下山することが出来たので良かったということにしましょう。

 

【今回の敗因】

1.道間違いによる体力消耗

2.1泊2日分の荷物が重すぎ

3.正月太り

 

【翌日】

翌日も早起きして山に行く準備を済まします。

少し時間があったのでテレビで天気予報を見ます。

昼過ぎには雨になるとのこと。

ということは山沿いはもっと早くから雨が降る可能性があります。

特に行きたい山も無かったので、山歩きは中止してジムで鈍った体に喝をいれることにしました。

 

コースタイム

芦ヶ久保駅(6:47)~(8:01)二子山・雌岳(8:02)~(8:08)二子山・雄岳(8:16)~(8:35)甲仁田山(8:40)~(8:58)二子山・雄岳(8:58)~(9:24)焼山(9:34)~(10:04)蔦岩山(10:07)~(10:23)武川岳(10:28)~(11:19)山伏峠(11:20)~(11:56)伊豆ヶ岳(11:58)~(12:12)古御岳(12:21)~(12:43)高畑山(12:44)~(12:58)中ノ沢ノ頭(12:59)~(13:17)天目指峠(13:17)~(13:52)子ノ権現(14:02)~(14:08)阿宇山(14:14)~(14:32)スルギ(14:32)~(14:50)六ツ石ノ頭(14:50)~(15:13)栃屋ノ頭(15:16)~(15:44)前坂(15:51)~(16:13)吾野駅

 

本日のルート1

本日のルート1

本日のルート1

本日のルート2

 

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2018/01/07(日) 芦ヶ久保駅~二子山、甲仁田山、焼山、武川岳、伊豆ヶ岳、子ノ山、スルギ尾根の山々~吾野駅 その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

2018年の1回目は奥武蔵の低山縦走で、芦ヶ久保駅から飯能駅まで歩いてみることにしました。

小さいザックで軽量だと歩けて当然なので、今回は50リットルのザックに1泊2日分の荷物を入れて負荷を掛けます。

その舐めた考えが影響してか、返り討ちにあってしまいました。

 

【芦ヶ久保駅~二子山】

電車を乗り継いで芦ヶ久保駅まで行きます。

芦ヶ久保駅の駅前広場に出ると線路沿いに行くのか、階段を降りるのか判らずウロウロします。

階段の脇にあった案内図で確認し、線路沿いから降りていくことにしました。

 

二子山までの登山道は浅間神社コースと兵ノ沢コースがあります。

1月6日から2月25日まで「あしがくぼの氷柱2018」が開催されていて、

浅間神社コースが通行止めになっているので、今日は兵ノ沢コースから行きます。

 

西武秩父線の下のトンネルを通り過ぎると本格的な登山道になります。

いきなりの奥多摩ばりの急坂で尾根まで上ります。

尾根まで行くと登山道は下っていきます。

でも、尾根沿いからも行けそうです。(尾根沿いは兵ノ沢右岸尾根のバリルートのようです。)

少し悩みましたが、下っていく登山道を選択しました。

 

兵ノ沢まで下った後は沢沿いに緩やかに上りますが、次第に急坂になります。

尾根まで上りきると、登山道は尾根沿いに右に曲がっていきます。

最初は緩やかでしたが、雌岳の直下はロープが垂れ下がってるほどの急傾斜です。

ロープを使用しなくても登れそうでしたが、万が一のことを考えてロープに手を掛けながら登ることにしました。

 

二子山・雌岳手前の急坂

二子山・雌岳手前の急坂

 

急坂を登り終えたところが、二子山の雌岳の山頂でした。

雌岳の山頂は眺望なしの広場でしたので、すぐに雄岳に向かいます。

いったん下って、登り返すと雄岳です。

雄岳の山頂は通り道という感じですが、山頂の少し先に開けた場所があります。

武甲山と両神山と秩父市内を望めました。

 

二子山・雄岳から八ヶ岳(たぶん)

二子山・雄岳から八ヶ岳(たぶん)

二子山・雄岳から浅間山

二子山・雄岳から浅間山

 

景色を楽しんだ後は「←武川岳」の道標に従い、そのまま直進します。

すると岩場があります。

岩場からは先ほどの場所よりも武甲山と両神山がキレイに見えました。

雄岳からの眺望を楽しんだ後は、焼山に向かいます。

 

二子山・雄岳から武甲山、右端が両神山

二子山・雄岳から武甲山、右端が両神山

 

【二子山~甲仁田山~二子山】

登山道は岩場からその先に続いていたので迷わずにそのまま進みます。

少し進むとロープが垂れ下がっている岩場と、左側は切れ落ちていて幅が30センチくらいしかない登山道になっている箇所があります。

ビビリなので岩に手を掛けながらへっぴり腰になって歩きました。

その先に尾根が2つに分かれます。

右側は一気に下っていくので、左側を選択します。

実はこの辺りで道を間違えたか不安になりますがそのまま進みます。

しばらくすると左側から林道が現れ、正面の方に電波塔が見えます。

電波塔の脇から登山道が不明瞭になったので、電波塔の裏の山頂と思われる場所に行ってみることにします。

 

山頂は広場になっていましたが、標識とかはありませんでした。

周りに高い山がないので不安になり、地図を確認することにします。

地図を見ると電波塔があるのは甲仁田山で、バリルートに入り込んでしまったしまったようです。

地図を見ながらリカバリルートを検討しますが、二子山に戻るのが無難そうだったので二子山に戻ることにしました。

 

バリルートから日光連山

バリルートから日光連山

甲仁田山にあった電波塔

甲仁田山にあった電波塔

 

【二子山~焼山】

二子山の雄岳まで戻り登山道を確認すると、「←武川岳」の道標の左側に登山道らしき道がありました。

先程は見晴らしが良さそうな岩場が目に入り、登山道があることに気付きませんでした。

だいぶ時間をロスしてしまい、この時点で飯能駅まで歩くことは断念せざるを得なくなりました。

でも、心の中ではペースを上げて巻き返せばまだ行けるかも…という悪い自分がいます。

(この悪い考えがよくありませんでした。)

 

雄岳から一気に下って小ピークをいくつか越えます。

ソロの先行者2名が視界に入ります。

焼山の直下のロープが垂れ下がっている急傾斜で、ソロの方達を軽快に追い越します。

急傾斜を登り終えたところからの景色が素晴らしくてゆっくり眺めているとソロの方達が登って来ます。

ソロの方達と山座同定をして楽しみました。

山座同定した後、1分程歩くと焼山の山頂です。

ここでまたソロの方達とゆっくりお話ししました。

 

焼山から歩いてきた尾根を振り返る(中央が二子山、右端が甲仁田山)

焼山から歩いてきた尾根を振り返る(中央が二子山、右端が甲仁田山)

焼山から武甲山

焼山から武甲山

焼山から秩父市内方面

焼山から秩父市内方面

 

【焼山~武川岳】

焼山から下ると林道に出ます。

200mほど林道を歩いた後、右側にある登山道に戻ります。

ここから急坂と小ピークが連続します。

いちばん標高が高そうなピークが見えたので武川岳に着いたかなと思ったら、そのピークは蔦岩山でした。

蔦岩山は樹林に囲われていて眺望なしでしたが、遠くの方に武川岳らしき山があることを確認することが出来ました。

 

蔦岩山から武川岳

蔦岩山から武川岳

 

蔦岩山から緩やかに下り、緩やかに登り返すと本日の最高峰となる武川岳に到着しました。

武川岳はベンチが3つあり、南側にある山々を望むことが出来ます。

荷物を下ろして少し休憩します。

時間を確認すると、ロスした時間を挽回出来ていませんでした。

 

武川岳山頂

武川岳山頂

武川岳からの景色

武川岳からの景色

 

その2へ続く

 

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2017/12/24(日) 鴨沢バス停~雲取山、七ッ石山、鷹ノ巣山、六ッ石山~奥多摩駅

p-tingさん、お疲れ様です。

 

今年の最初と最後に登る山は、2017年の山「雲取山」に行こうと決めていたので、今年の山納めは東京都最高峰の雲取山です。

残念なことに日曜日の天気予報は下り坂。

(奥多摩町は9時以降は曇り、21時以降は雨)

今回は景色を期待せず、登るという目的だけを果たせればいいとしました。

 

奥多摩駅6:05発の鴨沢西行きのバスに乗りたいので、御岳苑地駐車場まで車で行きます。

御嶽駅から始発の電車に乗り、奥多摩駅から予定通りのバスに乗ることが出来ました。

天気が悪かったせいか、鴨沢西行きのバスは貸切でした。

 

鴨沢バス停

鴨沢バス停

 

鴨沢バス停の脇にある階段からスタートです。

今日は雲取山まで4時間で着けばいいという気持ちでノンビリ歩くことにします。

 

小袖乗越にある登山口

小袖乗越にある登山口

 

小袖乗越を通り過ぎると、村営駐車場からスタートしたソロの方がまずまずのペースで歩いていたので、追い抜かないようにある程度の距離を保ちながら歩きます。

何人か追い抜いた後、ペースメーカーにしていたソロの方が自分の圧力にギブアップしたのか、どうぞと道を譲ってくれます。

仕方なく追い抜き、その後は歩くペースを上げないように注意しながら歩くようにしました。

 

淡々と歩いて堂所を通り過ぎた時に時間を確認します。

鴨沢バス停から1時間30分くらいなので、早過ぎず遅過ぎずのまずまずのペースです。

堂所から七ッ石小屋下分岐の途中にある富士山のビューポイントで今日は見えないだろうなぁ…と思いながら振り向いてみると、富士山の山頂までキレイに見えるではないですか。

下山してくる登山者の冷たい視線を浴びながら、1人で富士山に感動していました。

 

七ッ石山の巻き道から富士山

七ッ石山の巻き道から富士山

 

急傾斜の登山道を上りきると七ッ石小屋下分岐です。

七ッ石小屋下分岐でまた時間を確認します。

鴨沢バス停から2時間くらい。

鴨沢バス停から雲取山まで3時間30分くらいで行けそうと見積もり、この時点で予定通りに奥多摩駅まで行くことにしました。

 

七ッ石山を巻いて北側に出た辺りから冷たい風が吹いてきます。

手が悴むくらいの寒さだったので手袋をすることにしました。

ブナ坂、ダンシングツリー、奥多摩小屋を通り過ぎると、ヨモギノ頭の急坂がありますが、巻き道にしました。

 

次は小雲取山の手前の急坂です。

何回か足が止まりましたが、ダメージを最小に抑えて上りきりました。

小雲取山を巻いて緩やかな上り坂を歩くと、雲取山直下の急坂です。

ここはサクっと上って、10時過ぎに雲取山に到着しました。

 

雲取山山頂手前

雲取山山頂手前

雲取山山頂

雲取山山頂

 

山梨県の山頂の景色を眺めた後、埼玉県と東京都の山頂で景色を眺めます。

富士山、南アルプス、赤岳、北アルプス、浅間山などを眺めることが出来ました。

出発前は景色を期待していなかっただけに、予想以上の眺望でした。

 

雲取山山頂から富士山アップ

雲取山山頂から富士山アップ

雲取山山頂から石尾根

雲取山山頂から石尾根

 

景色を楽しんだ後は七ッ石山に向かいます。

行きは全て巻き道にしましたが、帰りはヨモギノ頭のピークを通っていきました。

小雲取山は迷った末に巻いてしまいました。

ブナ坂まで一気に下り、ひと上りすると七ッ石山の山頂です。

 

七ッ石山山頂

七ッ石山山頂

七ッ石山山頂から雲取山

七ッ石山山頂から雲取山

 

まずは雲取山を眺めます。

七ッ石山からは雲取山の眺めがいいんですよね。

お腹がグーグーと鳴っていたので、少し休憩することにします。

今日はクリスマスイブなので「山でチキンを食べよう!」とフライドチキンを持ってきました。

富士山を眺めながらフライドチキンを食べるのも意外とありですね。

でも、油っぽいので山で食べるには少し重いかもしれません。

次回はサラダチキンにしてみようかな。

 

七ッ石山から鷹ノ巣山避難小屋までの間に千本ツツジ、高丸山、日蔭名栗峰のピークがありますが、今日はサボって巻いちゃいました。

冷たい風が吹いているので、お昼ご飯は鷹ノ巣山避難小屋の中で食べることにします。

鷹ノ巣山避難小屋の中に誰もいないことを願いつつ扉を開けると、誰もいませんでした。

 

お昼ご飯

お昼ご飯

 

おにぎり2個を食べ終えて、デザートのリンゴを食べてると、ガラガラっと扉が開きます。

するとソロのおじさんが入ってこられました。

おじさんは「七ッ石山から千本ツツジと日蔭名栗峰を登ってきて、鷹ノ巣山から稲村岩尾根で東日原に下山する予定」とのことです。

稲村岩尾根の凍結を心配されていましたが、きっと大丈夫でしょう。

自分は「鴨沢から雲取山に登ってきて、これから奥多摩駅まで行く予定」とお伝えすると、

「健脚ですねぇ」と驚かれていました。

今日は石尾根を全て巻き道を歩くつもりでいましたが、おじさんと奥多摩の山々の良さをお話ししていたら、鷹ノ巣山に登りたくなってしまいました。

食事後、鷹ノ巣山避難小屋から鷹ノ巣山に向かいます。

 

鷹ノ巣山までは意外と急坂です。

体が冷え切ったせいか、足取りが重くなります。

牛歩になりましたが、鷹ノ巣山の山頂まで上り切りました。

 

鷹ノ巣山山頂

鷹ノ巣山山頂

 

鷹ノ巣山の山頂には4人の若者がいました。

若者は自分たちの世界に入り込んでザワついていたので、挨拶だけ済まして景色を眺めたらすぐに退散しました。

 

鷹ノ巣山山頂から奥多摩三山

鷹ノ巣山山頂から奥多摩三山

 

鷹ノ巣山から六ッ石山までは巻き道を歩きます。

尾根を歩いてもいいのですが、今日はなんとなく巻き道を選択してしまいます。(ダメダメですね)

本日のルートでいちばん心配していたのが、六ッ石山の北側の登山道です。

冬になるといつもガチガチに凍っていてアイゼンを使用しないと危険ですが、今日は霜柱で浮いているだけの登山道でした。

でも、自分の体重で霜柱が潰れてしまい、ちょっとした落とし穴の連続になり違う意味で歩きにくかったです。

 

六ッ石山山頂

六ッ石山山頂

 

六ッ石山分岐から折り返して少し上ると六ッ石山の山頂です。

六ッ石山からは南アルプス方面を望めますが、ほとんど雲に覆われています。

その他は木々に囲われていますが、冬場なので木々の隙間から富士山や鷹ノ巣山を望むことが出来ました。

 

六ッ石山分岐まで戻り、奥多摩駅に向かいます。

狩倉山の東側を巻いていくと、三ノ木戸山の手前まで一気に下っていきます。

途中で大岳山と御前山が正面に見えるので、毎回途中で立ち止まってしまいます。

大岳山と御前山を眺めながら3週間前に奥多摩三山を縦走してきたなぁ…

と思いにふけていました。

 

狩倉山からの下り坂から見える大岳山

狩倉山からの下り坂から見える大岳山

狩倉山からの下り坂から見える御前山

狩倉山からの下り坂から見える御前山

 

三ノ木戸山の北側を巻くと、今度は樹林の中のヌルヌルゾーンが始まります。

フカフカの落葉で登山道の状態が歩いてみないとわかりません。

たまにズルっと滑りましたが、勢いよく次の一歩を出すことで転倒は回避しました。

そこそこ軽快に歩いて、ほぼ自分の標準タイム通りに車道に出ます。

途中にある羽黒三田神社で本日の登山のお礼を伝えてから奥多摩駅に向かいます。

今日はいつもと違う道を歩いてみることにします。

羽黒三田神社から下る道をそのまま直進します。

すると急な階段があります。

どうやら羽黒三田神社の参道のようですね。

こっちの方がいつも通っている道よりも少し早く着くと感じました。

16時頃に奥多摩駅に到着し、16時5分発の青梅行きに乗って御嶽駅まで戻り、帰路につきました。

 

羽黒三田神社の参道

羽黒三田神社の参道

本日のルート

本日のルート

 

コースタイム

鴨沢バス停(6:41)~(7:04)小袖乗越(7:04)~(8:09)堂所(8:09)~(8:38)七ッ石小屋下分岐(8:38)~(9:05)ブナ坂(9:05)~(10:02)雲取山(10:22)~(11:17)七ッ石山(11:27)~(12:27)鷹ノ巣避難小屋(12:51)~(13:12)鷹ノ巣山(13:15)~(14:21)六ッ石山(14:24)~(15:58)奥多摩駅

 

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2017/12/17(日) 三つ峠駅~三ッ峠山(開運山、御巣鷹山)、清八山、本社ヶ丸、角研山、鶴ヶ鳥屋山~初狩駅

p-tingさん、お疲れ様です。

 

怒涛の奥多摩5連発で今年を締めようか悩みましたが、あまり行き過ぎると年明けに奥多摩離れしそうなので、富士山の近くにある山「三ッ峠山」に行くことにしました。

出発前からアクシデント(ただ計画ミス?)が…。

自宅を4時50分に出ないと電車に乗れないのに、自宅を5時に出るつもりで支度をしています。

4時50分になってから、もう出発しないと電車に間に合わないことに気付きます。

最低限必要なものを適当にザックに放り込んで最寄り駅まで走っていきました。

予定通りの電車に乗ることは出来ましたが、コンビニでお昼ご飯を買う時間が無かったので、500キロカロリー超えのパン3つで足りなかったら行動食で賄うことにしました。

 

三つ峠駅

三つ峠駅

 

三つ峠駅に6時51分に到着します。

下車したのは、自分と先頭車両に乗っていたカップル2人です。

三つ峠駅でトイレを済ましてから出発するつもりが、2つ目のアクシデントが…

なんとトイレにトイレットペーパーがありません。(おいおい)

仕方なくザックの一番下にあるトイレットペーパーを出すことにします。

ザックの中の荷物を全部出す破目になってしまったので、かなりの時間をロスしてしまいました。

 

7時過ぎに三つ峠駅を出発します。(早くも10分のロス)

三つ峠駅から登山口まではアスファルトの車道歩き。

これが意外と遠いし、上り坂も続くので体力が削られます。

平坦な場所は問題ありませんでしたが、上り坂になってくると最寄り駅まで走った影響でふくらはぎが痛み始めます。

無理しても仕方ないので、三ッ峠山登山口の少し手前から歩くペースを少し落とすことにしました。

 

登山口に向かう車道から富士山

登山口に向かう車道から富士山

 

三ッ峠山登山口から三ッ峠山(開運山)までは、股除き、馬返し、屏風岩と富士山のビュースポットがあります。

三つ峠駅から富士山がキレイに見えたので、山頂に着くまで雲が湧かないで欲しかったのですが、股除きに着いた時には既に東側に雲があります。

この時点でテンションだだ下がり。

 

股除き

股除き

 

その先にある馬返しを通り過ぎると寒さで手が悴んできます。

暑がりの自分が耐えられない程の寒さだったので、手袋をすることにしました。

屏風岩の東側に小さな滝がありますが、ガチガチに凍っていました。

寒いはずですね。

でも真冬に来ると屏風岩にたくさんのツララがありますが、今日は下の方にちょろっとしかありませんでした。

 

小さな滝

小さな滝

屏風岩の下にあるツララ

屏風岩の下にあるツララ

 

今日は足が痛むのでゆっくり歩きましたが、誰にも抜かれず逆に何組か追い抜いてしまいました。

みなさんゆっくり歩きすぎでは?と思ってしまいました。

四季楽園の脇を通ってすぐの場所に富士山のビューポイントがあります。

山頂に行く前に寄ろうと思ったら、ロープが張られていて入れなくなっていました。

残念です。

三ッ峠山(開運山)山頂手前のザレている場所を登りきるとようやく山頂です。

ザレている場所は気温が上昇するとドロドロになって歩きにくくなりますが、今日は寒くて凍結しているので歩きやすくて助かりました。

 

三ッ峠山(開運山)から富士山

三ッ峠山(開運山)から富士山

 

三ッ峠山(開運山)山頂に着くとまず富士山を眺めます。

相変わらず富士山の東側に雲がありますね。

今日はこれ以上キレイに見えることはなさそうです。

南アルプスも見えますが、白峰三山には雲がかかっています。

八ヶ岳は雲の中で全然見えませんでした。

 

三ッ峠山(開運山)から南アルプス方面

三ッ峠山(開運山)から南アルプス方面

 

ノンビリ景色を眺めていたかったのですが、山頂は風が強く手袋をしていても手が悴みます。

我慢の限界に達したので、仕方なく三ッ峠山(御巣鷹山)に移動することにしました。

御巣鷹山までの道はガチガチに凍結しています。

コケないように気をつけて歩くことにしました。

御巣鷹山の山頂手前まで来ると日当たりがよくなり、登山道も夏道になります。

山頂手前でお腹がグーグー鳴り始めたので、御巣鷹山山頂で休憩も兼ねて1つパンを食べることにしました。

御巣鷹山山頂は日陰が多いので、日当たりがよく風が吹いていない場所を探して休憩しました。

 

休憩後は予定通りに清八山まで向かうことにします。

御巣鷹山からは標高差約300メートル程下ります。

滑りやすい場所もあるので慎重に歩きます。

10分程歩いた頃にまたアクシデントが…

左目のコンタクトレンズが外れてしまいます。

コンタクトレンズは乾ききっていて再装着は無理でした。

換えのコンタクトレンズはザックの中にありますが、強風が吹いているので装着しにくいため、片目のまま下ることにします。

片目だと足元が見えにくい為、無理せずに時間をかけて下りました。

 

茶臼山、大幡山のピークを越えて下りきったところに送電線があります。

ここからは都留市街を望むことが出来ます。

いつも立ち止まって眺めてしまいますね。

その先の清八林道がある大幡八丁峠を通り過ぎると清八山まで登るだけです。

途中で休憩されていた方がいたので少しお話ししました。

本社ヶ丸から三ッ峠山までは初めて行くそうで、

「三ッ峠山から河口湖駅まで行きたいのですが、時間的に行けますか?」と質問を受けました。

「天気もいいので16時40分頃までは明るいし、いまからでも大丈夫ですよ。無理そうなら三ッ峠山から三つ峠駅に下山することも出来ますし。」とお答えしました。

まだまだ元気そうだったので河口湖駅まで行けるでしょう。(某レコを見たら、河口湖駅まで行ってました。)

開運山から清八山までは誰とも会わないと思っていたら、ソロの方3人とすれ違いました。

 

清八山から三ッ峠山と富士山

清八山から三ッ峠山と富士山

 

清八山山頂に到着すると男性2人が休憩されていました。

片方の方と少しお話しした後、本社ヶ丸に向かいます。

途中に見晴らしのいい岩場がありますが、今日は富士山も南アルプスもいまいちでした。

アップダウンを繰り返して岩場を登りきると本社ヶ丸の山頂に到着します。

 

本社ヶ丸から三ッ峠山と富士山

本社ヶ丸から三ッ峠山と富士山

 

本社ヶ丸の山頂はあまり広くありませんが、少し樹林に囲われているので風当たりも弱いのでここで休憩することにします。

お昼ご飯の前に本社ヶ丸からの眺めを楽しみます。

東側を望むことは出来ませんが、それ以外は抜群の眺望です。

今日は雲が多めで眺めはいまいちですけどね。

風も穏やかだったので、ノンビリすることが出来ました。

 

お腹を満たしたら、鶴ヶ鳥屋山(つるがとややま)に向かいます。

本社ヶ丸には何回も来ていますが、本社ヶ丸から初狩駅までのルートは初めて歩きます。

本社ヶ丸の隣の小ピークを越えた後はひたすら下ります。

途中に宝鉱山への分岐があります。

しばらく歩くと目の前が急に開けます。

送電線の鉄塔の手前に小ピークがあり、そこから360度の展望を眺めることが出来ました。

 

送電線の鉄塔の手前から北側の山々

送電線の鉄塔の手前から北側の山々

送電線の鉄塔の手前から角研山、鶴ヶ鳥屋山

送電線の鉄塔の手前から角研山、鶴ヶ鳥屋山

 

角研山(つのとぎやま)、鶴ヶ鳥屋山も見えて、この時はあと少しだから楽勝と考えていました。

再び樹林の中の登山道を登っていくと角研山の山頂がありました。

角研山の山頂は樹林の中で眺望なしです。

飲み物を飲んだり、靴紐を直したりしてから鶴ヶ鳥屋山方面に向かいます。

 

角研山の山頂

角研山の山頂

 

角研山から鶴ヶ鳥屋山まではアップダウンの連続、進行方向もコロコロ変わる為、送電線のある場所から見た距離感と違って、何回登っても鶴ヶ鳥屋山に着きません。

心が折れかけてきた頃に次のピークに白い標識っぽいのが見えます。

そこが鶴ヶ鳥屋山の山頂と信じて頑張って登ってみると、鶴ヶ鳥屋山の山頂でした。

鶴ヶ鳥屋山の山頂も樹林に囲われていて、眺望がありません。

冬なので、木々の隙間から北側と南側の山々がなんとなく見える程度です。

心が折れかけていたので、ザックを下ろして少し休憩しました。

 

ヤグラ

ヤグラ

鶴ヶ鳥屋山の山頂

鶴ヶ鳥屋山の山頂

 

休憩後、黒野田林道方面に向かいます。

山頂付近は落葉が多くて登山道は不明瞭ですが、なんとなく登山道と感じる方向に向かっていきました。

5分くらい歩いたところで足元が見えにくいことに気付きます。

登山道が北側で日陰になっているのと、コンタクトレンズが片目しか装着していないからです。

いまさらコンタクトレンズを装着するのも面倒だったので、我慢することにしました。

 

鶴ヶ鳥屋山の山頂からすぐの落葉で不明瞭な登山道

鶴ヶ鳥屋山の山頂からすぐの落葉で不明瞭な登山道

 

登山道は次第に急峻になっていきます。

短いロープが何個か垂れ下がっている場所では、足掛かりする箇所も少なく滑りやすくて大変でした。

登山道は全般的に歩きにくく感じましたが、黒野田林道の手前がいちばん大変でした。

ざれていて滑りまくり。

1回滑って足首と股関節を思いっきり捻ってしまいました。

 

ロープが垂れ下がっている箇所

ロープが垂れ下がっている箇所

急傾斜を下から見上げる

急傾斜を下から見上げる

 

黒野田林道を右に曲がって150メートル程歩くと、初狩駅方面の登山道があるので再び登山道を歩きます。

ここからも落葉で全般的に滑りやすい登山道です。

この季節は下山で利用しない方がいいのかもしれませんね。

しばらく歩くと登山道は沢沿いに下り、沢を渡渉すると沢沿いにある林道に出ます。

デコボコしていて歩きにくい林道でした。

 

林道の入口にある近ヶ坂橋からは県道712号線の車道歩きです。

交通量もそこそこあるので、ひかれないように気をつけました。

車道歩きの途中で初狩駅の時刻表を調べると、1時間に1、2本しか無いことに気付きます。

15時50分の次は16時27分。

走らないと15時50分に乗れそうにないので、ノンビリ歩いて16時27分の電車に乗ることにしました。

それでも16時過ぎに初狩駅に着いてしまったので、甲州街道沿いにあるローソンに暖かい飲み物を買いに行きました。

イートインスペースがあれば電車が来るまでローソンでノンビリしたかったのですが、ありませんでした。(泣)

 

後半が思いのほかハードでしたが、歩きがいのあるコースで楽しい1日を過ごすことが出来ました。

今日はアクシデントだらけの山行となってしまいましたが、来週は2017年の山「雲取山」でビシッと締める予定です。

 

本日のルート

本日のルート

 

コースタイム

三つ峠駅(7:02)~(7:54)達磨石(7:54)~(9:52)三ッ峠山(開運山)(10:07)~(10:20)三ッ峠山(御巣鷹山)(10:29)~(10:58)茶臼山(10:58)~(11:13)大幡山(11:15)~(11:48)清八山(11:53)~(12:18)本社ヶ丸(12:39)~(13:19)角研山(13:22)~(14:10)鶴ヶ鳥屋山(14:18)~(15:30)近ヶ坂橋(15:30)~(16:04)初狩駅

 

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2017/12/10(日) 東日原バス停~天目山、蕎麦粒山、日向沢ノ峰、赤杭山~川井駅

p-tingさん、お疲れ様です。

 

早朝は車の窓ガラスが凍結するようになってきたので、今週末は電車で行くことにしました。

電車だと現地に到着する時間が遅くなってしまい、ガッツリ縦走することが出来なくなってしまうのが残念ですね。

今回はp-tingさんと奥多摩に行った時によく乗った電車に乗って、天目山から青梅線の駅まで歩くことにしました。

 

奥多摩駅7時27分発のバスに乗りましたが、自分も含めて6人が座れない程の混雑です。

ほとんどの人が川乗橋バス停で下車して、東日原バス停まで乗っていた人は8名です。

7時52分に東日原バス停に到着します。

奥多摩駅でトイレを済ましていたので、バスを降りてすぐに東日原バス停の上にある登山口からスタートします。

 

東日原バス停

東日原バス停

 

登山道はいきなり急傾斜です。

いったん尾根に出ると傾斜が緩くなり、すぐに滝入ノ峰を巻きながらの登山道になります。

巻き道の後半は絶壁になっていて、登山道も狭くなるので滑落しないように注意が必要です。

今日は日帰りなのに1泊2日分の荷物なので、焦らずゆっくり歩きます。

 

巻き道が終わり、やせ尾根を通り過ぎてヨコスズ尾根の尾根沿いになると登山道が真っ白になってきます。

金曜日の夜に降った雪で、まだ新雪なので歩きやすいですね。

標高を上げていくと積雪が多くなっていきます。

いちばん多いところで15センチくらいでした。

積雪の影響もなく、いつも通りの時間で一杯水避難小屋に到着します。

 

今日は一杯水避難小屋の裏の登山道からではなく、天目山の巻き道を通って酉谷山方面から天目山に登ってみます。

巻き道は北側にある為、積雪と凍結箇所が多く滑らないように慎重に歩きました。

ここは登山道も狭いのでアイゼンを装着した方が無難かもしれませんね。

分岐から天目山山頂までもそこそこの積雪がありましたが、歩くのに支障はありませんでした。

巻き道経由で天目山までは30分くらい掛かったので、一杯水避難小屋の裏から登った方が早そうですね。

 

天目山山頂ではソロの男性1人が景色を楽しんでいました。

今日もいい天気で、奥多摩の山々と富士山、奥武蔵と北関東の山々を望むことが出来ました。

天目山には何回も来ていますが、北関東の山々はいままでで一番というくらいキレイに見えました。

山座同定が出来ないのが残念でした。

p-tingさんが居てくれたらなぁ…と思ってしまいました。

天目山の巻き道を歩いている時にお腹がグーグーとなっていたので、パンを1つ食べて少し休憩しました。

 

天目山から富士山と石尾根の山々

天目山から富士山と石尾根の山々

天目山から北関東の山々

天目山から北関東の山々

天目山から蕎麦粒山、川乗山方面

天目山から蕎麦粒山、川乗山方面

天目山から奥武蔵の山々

天目山から奥武蔵の山々

 

景色を楽しんだ後は、蕎麦粒山に向かいます。

地図上では一杯水避難小屋に寄ってからとなりますが、尾根沿いに行くと一杯水の水場の先に出ることが出来ます。

登山道に合流したところで天目山山頂に居たソロの方に追いつきます。

どこまで歩くのか聞いてみたところ、日向沢ノ峰から棒ノ嶺に向かうそうです。

自分も日向沢ノ峰から棒ノ嶺、岩茸石山を通って御嶽駅に行くつもりでしたが、落葉の上に積雪がある状態では日向沢ノ峰から棒ノ嶺方面への下りは確実に滑るので、今回は川井駅に下山する予定に変更しました。

 

蕎麦粒山に向かう登山道1

蕎麦粒山に向かう登山道1

 

途中に仙元峠の小ピークがありますが、仙元峠は巻きました。

蕎麦粒山の巻き道への分岐から蕎麦粒山までは積雪が少ない場所を探しながら蕎麦粒山の山頂まで歩きました。

 

蕎麦粒山に向かう登山道2

蕎麦粒山に向かう登山道2

 

蕎麦粒山の山頂は誰もおらず、貸切状態です。

ここでお昼ご飯「蕎麦粒山で蕎麦を食べる」にします。

蕎麦が出来上がるまでは景色を堪能します。

といっても、蕎麦粒山からは川乗山方面しか望めません。

天目山のように伐採すれば360度の展望になるし、富士山の眺めも素晴らしくなるんですけどね。

 

蕎麦粒山からお蕎麦と川乗山方面

蕎麦粒山からお蕎麦と川乗山方面

 

お蕎麦を食べた後は日向沢ノ峰に向かいます。

蕎麦粒山から一気に下り、桂谷ノ峰へ上り返します。

この上り返しが地味にキツイ。

急傾斜なので積雪があると滑りますね。

桂谷ノ峰まで登りきった後に振り向いて蕎麦粒山を眺めるのが好きだったりします。

なんでだろう。。。

 

桂谷ノ峰への急坂

桂谷ノ峰への急坂

桂谷ノ峰から蕎麦粒山

桂谷ノ峰から蕎麦粒山

 

桂谷ノ峰からは緩やかなアップダウンのある登山道になりますが、日当たりがいいので登山道がヌルヌルになってます。

油断するとツーっと滑るので、歩幅を狭くして歩くことにしました。

有間山と棒ノ嶺の分岐と通り過ぎてひと登りすると、すぐに日向沢ノ峰です。

 

日向沢ノ峰も最初は貸切状態でした。

日向沢ノ峰からは富士山と奥多摩の山々を望むことが出来るので、個人的に奥多摩の中では5本の指に入るほど好きな場所だったりします。

お昼なので富士山方面が逆光で見えにくかったのが残念でした。

 

日向沢ノ峰から富士山方面

日向沢ノ峰から富士山方面

日向沢ノ峰から蕎麦粒山、天目山方面

日向沢ノ峰から蕎麦粒山、天目山方面

 

すぐに棒ノ嶺の方から歩いてきたソロの男性が来ます。

青梅市に住んでいて、奥多摩を中心に山歩きをしているそうです。

奥多摩以外の近場でいい山はありませんかと尋ねられたので、思い当たる山をお伝えしました。

山談義が盛り上がり、15分くらい話し込んでしまいました。

先にソロの方が出発した後、日向沢ノ峰からの眺めを楽しんでから自分も出発します。

 

踊平まで急下降した後、少しずつ登り返します。

登り返しの後半に先に出発したソロの方に追いつきます。

「早いですね。」と言われてしまいました。

ソロの方を追い越した後、破線ルートへの分岐でひと休みしているとソロの方が来ます。

また山談義で盛り上がり、5分ほど話し込んでしまいました。

ソロの方は川乗山に、自分は破線ルートで赤杭山に向かうのでここでお別れをします。

破線ルートは積雪と落石が多いので、いつもドキドキします。

今回は積雪はありましたが、落石はありませんでした。

 

曲ヶ谷北峰の巻き道

曲ヶ谷北峰の巻き道

 

赤杭尾根の登山道に合流してからは一人旅になります。

エビ小屋山の山頂には立ち寄りませんでした。

いったん、砂利道の林道に出ます。

林道を歩いていると笛の音が聞こえます。

なんか嫌な予感。。。

先週に続いて狩猟をしているようです。

途中でハンターの方達と会ったので、今回も獲物にならずに済みました。

 

林道を10分くらい歩くと右側に登山道があります。

あまり目立たないので、気付かずに通り過ぎてしまう人もいるのではないでしょうか。

登山道を10分くらい歩くと赤杭山に到着します。

赤杭山の山頂は樹林の中にあり眺望はありません。

 

赤杭山からはひたすら下っていきます。

歩き始めてすぐに積雪はなくなります。

しばらく歩くと、古里駅と川井駅の分岐があります。

ここからはズマド山にも行けるようですが、まだ行ったことがありません。

今日もズマド山に寄りませんでした。

 

川井駅への登山道は途中に数メートル登山道が崩壊している箇所がありますが、気をつけて歩けばなんとかなる感じです。

分岐から30分くらい歩くと川井第二配水所があります。

川井第二配水所までくると登山口はあと少しです。

でも、ここから急坂になり、30メートルくらいロープが垂れ下がっています。

登山者用というか、水道局用のロープなんでしょうね。

獣害対策用の金網の扉を通り抜けて、車道を10分くらい歩くと本日のゴールの川井駅に到着です。

青梅行きの電車は15時53分で、今日は6分待ちで済みました。

 

川井駅から青梅線

川井駅から青梅線

本日のルート

本日のルート

 

コースタイム

東日原バス停(7:52)~(9:42)一杯水避難小屋(9:43)~(10:11)天目山(10:32)~(11:35)蕎麦粒山(11:54)~(12:26)日向沢ノ峰(12:49)~(14:29)赤杭山(14:30)~(15:47)川井駅

 

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2017/12/03(日) 深山橋から奥多摩三山(三頭山、御前山、大岳山)、大塚山

p-tingさん、お疲れ様です。

2年振りに奥多摩三山(三頭山、御前山、大岳山)の日帰り縦走をすることにしました。

2年前は冬至の前日で、1年で2番目に日が短い日にチャレンジして、御岳山ケーブルカーの下にある道を歩いている時に真っ暗になってヘッデンを使用しました。

今回は冬至よりも半月くらい早く少し余裕があるので、ケーブルカーの下まで行けるといいなあ…と思っていました。

 

青梅線の始発に乗り、奥多摩駅で鴨沢西行きのバスに乗り換え、深山橋バス停で下車します。

深山橋バス停で降りたのは自分だけです。

(1人は奥多摩湖で降り、その他の方はおそらく鴨沢でしょう。)

深山橋と三頭橋を渡り、三頭橋の脇にあるムロクボ尾根の登山口から三頭山に登ります。

 

登山口から少し歩いたところで足元に「丸山尾根」の標識が落ちています。

しばらく歩くと今度は「丸山山頂」があり、また少し歩くと「橋沢尾根」の標識が落ちています。

謎の標識だらけですが、昔はそう呼ばれていたのかな?

 

謎の標識(左上:丸山尾根?、左下:丸山山頂?、右上:橋沢尾根?)

謎の標識(左上:丸山尾根?、左下:丸山山頂?、右上:橋沢尾根?)

 

アップダウンを繰り返しながら少しずつ標高を上げて、ヌカザス尾根の手前まで来ると「ツネの泣坂」の標識です。

今度は正しいですね。

ヌカザス尾根の分岐手前はロープが設置されています。

今回は体力温存の為、ロープを利用しました(笑)

 

ツネの泣坂

ツネの泣坂

 

分岐から下ったところでお腹がグーグーと鳴ります。

先も長いので、シャリバテしないようにパンを食べてお腹を満たすことにしました。

ここからは途中に入小沢ノ峰というピークはありますが、三頭山まではひたすら登るだけ。

とはいえ登山口から三頭山山頂までは標高差1000メートルあるので、足が止まってきます。

ダラシナイですね。

 

三頭山山頂

三頭山山頂

 

終盤ペースが落ちましたが、ギリギリ9時前に三頭山西峰に到着しました。

誰もいないと思っていたら、ご夫婦1組が休憩されていました。

西側は富士山を望め、北側は石尾根方面が望めます。

 

三頭山から富士山方面

三頭山から富士山方面

三頭山から石尾根方面

三頭山から石尾根方面

 

先は長いので景色を眺めるのは程ほどにして、中央峰、東峰、展望台に移動します。

展望台から御前山と大岳山を眺めると、大岳山は遠いなぁ…と感じました。

歩ききれるのか少し心配でしたが、2年前も歩けたからなんとかなると思い込むことにしました。

 

三頭山から御前山、大岳山方面

三頭山から御前山、大岳山方面

 

三頭山の展望台から鞘口峠まで下り、砥山まで上り返します。

砥山までの上りが意外としんどかったりもします。

砥山からは都民の森を外れるので、風張峠までは登山道が荒れ気味です。

20センチくらいの深さがある落葉ゾーンは歩きにくかったです。

風張峠を通り過ぎると、奥多摩周遊道路の脇を2回歩きます。

暴走している車やバイクが多いので怖い場所です。

今回は工事中で片側通行になっていた為、問題ありませんでした。

登山道に戻り大きな岩の脇を登っていくとベンチが2つある月夜見山があります。

眺望はありませんが、月夜見山で少し休憩します。

腹持ちのいいサツマイモを食べてお腹を満たすことにしました。

 

月夜見山からは奥多摩周遊道路まで一気に下り、月夜見第二駐車場まで少し車道歩きです。

道路を横断するはドキドキしますね。

 

月夜見第二駐車場からは惣岳山へ続く尾根を歩きます。

月夜見第二駐車場から少し下ったところでおじさんとおばさんが何かをやっています。

よく見ると背中に銃が…

どうやら狩猟しているようですね。

迷彩柄のズボンなので、獲物にされたら大変(汗)

でも、自分の存在に気付いてくれたのでもう大丈夫かな。

その後も狩猟している方に何人か出会ったので、かなりの人数で狩猟しているようですね。

この季節はバリルートを歩いたら危険かもしれませんね。

 

月夜見第二駐車場から少し下ったところで狩猟をしている方達

月夜見第二駐車場から少し下ったところで狩猟をしている方達

 

小河内峠まで4箇所くらい小ピークがあります。

今回は巻き道を利用して体力温存しました。

小河内峠でもアップルパイを食べて休憩します。

休憩し過ぎと思われそうですが、小河内峠から惣岳山までは急登で標高差約400メートルあるので、ここで休憩しておかないと後で後悔するからです。

 

休憩後、惣岳山に向かいます。

途中に奥多摩が切れ落ちている箇所もあるので躓かないように気をつけました。

ヘロヘロになりながら惣岳山を越え、御前山山頂手前にある2箇所のビューポイントで景色を眺めます。

最初は北側で石尾根の景色を眺め、その後南側で富士山方面を眺めました。

富士山は年々見えにくくなっているような気がします。

ビューポイントから少し歩くと、御前山山頂に到着します。

 

御前山から富士山方面

御前山から富士山方面

御前山から石尾根方面

御前山から石尾根方面

御前山山頂

御前山山頂

 

御前山山頂で10人くらいの登山者が休憩されていました。

山頂は樹林で囲われている為、眺望なしです。

ここで遅めのお昼ご飯とコーヒータイムにします。

 

御前山からは大ダワまで下っていきます。

途中にクロノ尾山と鞘口山、大ダワの手前にも小ピークが2つあります。

大ダワではアスファルトの林道と交差します。

トイレがあり、いつも利用させていただいています。

大ダワからは鋸山を経由せずに大岳山に向かいます。

大岳山山頂直下にある分岐までは傾斜が緩やかですが、分岐からは傾斜が急になりクサリのある岩場もあります。

歩くペースを上げることは出来ませんが、人並みに歩いて大岳山山頂に着きました。

 

大岳山山頂

大岳山山頂

大岳山から御前山、三頭山方面

大岳山から御前山、三頭山方面

 

大岳山山頂からは逆光でしたが、丹沢から大菩薩までの山々を望めました。

先ほど歩いてきた御前山や三頭山を見ると遠いなぁ…と感じました。

本日最後の食事休憩をします。(今回は食べてばかりですね。)

休憩していると続々と登山者が登ってきます。

こんな遅い時間なのによく登ってくるなあ。(自分もか)

ゆっくり景色を眺めていたいのですが、明るいうちにケーブル下バス停まで行きたいので、下山することにします。

 

時間に余裕が出てきたので芥場峠まではノンビリ歩いていました。

でも、このペースでは遅いことに気付き、芥場峠からはペースを上げることにしました。

いつも通り御岳山には寄りませんでした。

ケーブル下バス停まで明るいうちに行けそうと解ったら、逆に暗くなってもいいから古里駅まで歩いて行こうと考える悪い自分が出てきます。

御岳ビジターセンターまで行くと、迷わず大塚山方面に向かいます。(おいおい)

大塚山を巻いて下山することも出来ますが、大塚山山頂に行きました。

 

大塚山手前から御前山方面

大塚山手前から御前山方面

 

大塚山山頂でヘッデンの準備を済まして、古里駅に向かいます。

明るいうちにある程度下山しておきたいので、早歩きで歩くことにします。

北へ向かっている時は明るかったのですが、16時40分頃に向きを北東へ変えたところから薄暗くなり、足元が見えにくくなってきたのでヘッデンを使用することにしました。

途中でアスファルトの林道を横切ります。

前に歩いた時に林道なんてあったかな?

自分の記憶の曖昧さに少しガッカリでした。

 

17時頃に登山道は真っ暗になります。

でも、下界の明かりが近付いてきているので丹三郎登山口はもうすぐと感じました。

目の前に獣害対策用の金網が現れたら丹三郎登山口に到着で、ここからは車道歩きになります。

でも、ここで金網の開け閉めにてこずります。

上の鍵が入らない。

苦戦しましたが、なんとか鍵が掛かりました。

 

獣害対策用の金網

獣害対策用の金網

 

丹三郎登山口からは車道歩きで古里駅に向かいます。

歩きながら青梅線の時刻表を調べると次の電車まであと6分です。

走らないと間に合いそうにない距離だったので諦めることにしました。

古里駅に着いた時には電車が行ったばかりで、次の電車まで32分待ち。

寒い中、改札前にあるベンチでノンビリ待ちました。

最後の最後はツイていませんでしたね。

 

後で知りましたが、日の入りが一番早い日は冬至ではなく12月6日だそうです。

どうりで暗くなるのが早かったのですね。

日の入りが最も早い週末にチャレンジしていたとは。。。

 

ちなみに、奥多摩三山のルートを地図にしてみました。

改めて見てみるとかなり距離がありますね。

 

奥多摩三山ルート

奥多摩三山ルート

 

 

コースタイム

深山橋バス停(6:36)~(6:46)登山口(6:47)~(8:58)三頭山(西峰・中央峰・東峰)(9:08)~(10:05)砥山(10:07)~(10:46)月夜見山(10:55)~(11:29)小河内峠(11:34)~(12:16)惣岳山(12:17)~(12:31)御前山(12:45)~(13:39)大ダワ(13:41)~(14:44)大岳山(14:57)~(16:04)御岳ビジターセンター(16:04)~(16:18)大塚山(16:22)~(17:08)丹三郎登山口(17:08)~(17:19)古里駅

 

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