p-tingさん、お疲れ様です。
高尾山のはしごの計画をしていましたが、標高差のある山に登りたくなって、山梨県にある乾徳山、黒金山に行くことにしました。
アクシデントだらけの山行になるとは、この時点では思いもよりませんでした。
朝3時30分に起床して携帯を見ると、北茨城に紅葉狩りへ一緒に行ってきた友人Kさんからメールが着ていました。
自分の車に野球道具を置いたままにしてあるとのことで、Kさんの家に寄ってから山に行くことになりました。
出発が遅くなったので、勝沼にあるフルーツラインの展望台で南アルプスを眺めることが出来ました。
ここは以前p-tingさんと甲武信ヶ岳に登った時にも立ち寄った場所です。
覚えていますか?
フルーツラインの展望台からの南アルプス
どんよりとした曇り空の為、モルゲンロートはいまいちでしたが、お天気下り坂の今日は山で景色を眺めることは出来ないと思っていたので、寒い中20分ほどノンビリしていました。
7時に乾徳公園前にある駐車場に到着します。
トイレを済まして出発するつもりでしたが、大きい方のトイレが鍵が掛かったままになっています。
乾徳公園をブラブラしながら待っていましたが、30分ほど待っても空かず、お腹がヤバイ状態になってきたので、車で移動してトイレを探しに行くことになりました。
山登り前に早くも2つのアクシデントが発生しました。。。
出発がかなり遅くなりましたが、7時40分にようやく駐車場から乾徳山登山口に向かいます。
乾徳山登山口までの標高差が165mなのでちょっとした登山です。
途中にある乾徳神社で安全を祈願しました。
悪いことが続いていたので、もう無いことを願いました。
乾徳山登山口の少し手前にある標識を見ると、黒金山までは6時間と書いてあります。
6時間も掛かったら黒金山に到着するのが14時で、明るいうちに下山出来ません。
黒金山までは4時間かなと計算します。
乾徳山登山口で先行していた方に追いつきます。
お話しをすると、埼玉県にある棒ノ嶺(969m)に行った時に、登山経験2回目の人の歩くペースが遅く、時間が掛かって日が暮れてしまった為、今回は下見をして大丈夫か確認することを目的に来たようです。
乾徳山は岩場もあるので、初心者の方を連れて行くなら山頂まで行かずに、途中の国師がヶ原あたりまで登って、帰りに徳和渓谷の散策をした方がいいのではないでしょうか、とお伝えしました。
自分も15時頃までにここに戻れれば徳和渓谷を散策する予定でしたので、その方が現実的ではないかと思いました。
乾徳山登山口から登山道になります。
ジグザクしながらの登りですが、奥多摩の山々に比べればユルユルです。
林道と交差しながら登り続けると、錦晶水という水場に到着します。
ここで、先行していた団体さんに追いつきます。
この水場は水量も豊富なので、おいしいお水をご馳走になります。
国師ヶ原を通り過ぎて扇平に向かう途中は草原のような場所で、晴れていれば素晴らしい景色が眺められそうですが、本日はガスの中で真っ白でした。
扇平で休憩している先行者を追い抜きます。
扇平を通り過ぎると、大きな岩がたくさん出てきて歩きにくくなります。
2つ鎖場を通り、山頂直下にある垂直の岩場に到着します。
乾徳山直下の鎖場
先に登っている方がいるので、登り終えるまで待ちます。
岩場は垂直でツルツルしているので、鎖が無ければ登れないでしょう。
鎖を頼りに三点支持で登ればあっという間に山頂に到着します。
乾徳山山頂
乾徳山山頂も岩でゴツゴツしていて歩きにくく、油断してこけたら大怪我しそうでした。
初めての乾徳山でしたが、簡単に写真を撮って、標識近くに居た2人軽くお話しした後は黒金山を目指します。
乾徳山の北側もハシゴとクサリと岩場でかなり歩きにくく、迂回新道の分岐までは慎重に歩きました。
乾徳山山頂から黒金山方面
乾徳山北側の階段1
乾徳山北側の階段2
乾徳山北側のはしご
乾徳山北側の岩場
樹林の中を進むと乾徳山北峰がありますが、眺望はなしなので先に進みます。
黒金山の手前に笠盛山という山がありますが、笠盛山山頂の手前で携帯が無いことに気付きます。
どこかで落としたようです。
次のアクシデントはこれかって感じでした。
まさかの携帯探しで引き返すことになりました。。。
その2へ続く