月別アーカイブ: 2017年2月

2017/02/25 高尾山口駅~高尾山~(奥高尾)~陣馬山~醍醐丸~市道山~臼杵山~戸倉城山~武蔵五日市駅 その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

職場の正面と右斜め前の人達から風邪が移ったのか、体調いまいちなのでエスケープ可能な山に行こうと思い、久しぶりに高尾山に登ることにしました。

高尾山は26ヶ月振り、高尾山稜は14ヶ月振りになります。

 

高尾山口駅

高尾山口駅

 

京王線の始発に乗って高尾山口駅に行きます。

始発でもそこそこ人がいますね。

高尾山口駅に着いてからトイレ行ったり、支度をして10分程出遅れます。

その間にみなさん早々に居なくなっていました。

 

稲荷山登山口

稲荷山登山口

 

高尾山はいろいろなコースがありますが、ケーブルカーの脇に登山口がある稲荷山コースから登ります。

登山道に凍結もなく泥濘もなく歩きやすくて助かりました。

途中にある稲荷山で都心方面を見渡せますが、今日は雲とガスでスカイツリーが肉眼でかろうじて見える程度でした。

 

高尾山の山頂手前で、ビジターセンターの人っぽい人と少しお話しをします。

登山道脇が大きく掘られていました。

イノシシの仕業だそうです。

高尾山にもイノシシが居るんですね。

イノシシは人を襲ったりはしないそうなので、安心してくださいとのことです。

奥多摩のイノシシには威嚇されましたけどね。

 

高尾山山頂

高尾山山頂

 

高尾山手前の最後の階段を登りきると高尾山山頂です。

高尾山山頂には10人ほど居ましたが、日中の高尾山に比べると閑散としています。

高尾山からは丹沢の山々と富士山が望めますが、富士山は雲に隠れていました。

 

高尾山山頂から富士山方面

高尾山山頂から富士山方面

 

いまのところ体調は問題なさそうなので、次の小仏城山を目指します。

小仏城山まではもみじ台と一丁平というピークがあって、景色を眺められる場所があるので寄り道をします。

どちらも高尾山山頂からとたいして景色は変わりませんが、富士山の見え方が微妙に変わります。(今日は見えませんが…)

 

もみじ台から富士山方面

もみじ台から富士山方面

 

高尾山から小仏城山までもだいぶ整備が進んでますね。

長い階段を登り終えると小仏城山の山頂です。

小仏城山からは東側の都心方面と西側の相模湖方面が望めます。

 

小仏城山山頂1

小仏城山山頂1

小仏城山山頂2

小仏城山山頂2

 

次の景信山を目指します。

小仏峠に向かう樹林帯で寒気が酷くなります。

日当たりが悪いので冷え込んでるのでしょう。

 

小仏峠まで一気に下ります。

小仏峠で恒例の狸達の写真を撮ります。

狸達がシンプルになった感じがするのは気のせいでしょうか。

 

小仏峠

小仏峠

 

小仏峠からは景信山まで登り返します。

景信山の手前は日当たりがいいので体調はよくなるだろうとの思い込みで登ります。

体調は悪くても、足取りは普通なので一気に景信山の山頂に着きました。

景信山からも眺めはいいのですが、今日はどこから見てもいまいちですね。

 

景信山山頂から歩いてきた小仏城山と高尾山

景信山山頂から歩いてきた小仏城山と高尾山

景信山山頂

景信山山頂

 

景信山から堂所山まではいくつかのアップダウンがあり、巻き道とピークを踏む道があります。

もちろんピークを踏む道を選びます。

いつもの通りに堂所山に寄り道をします。

堂所山の山頂手前はちょっとした急登なので、ほとんどの人は巻いてしまいます。

でも、久しぶりに見るとたいした標高差はないと感じました。

 

堂所山山頂手前の急坂

堂所山山頂手前の急坂

 

3分程で急登を登り終えます。

1分程北側に歩くと堂所山の山頂です。

眺めはいまいちですが、奥高尾で唯一の静かな山頂なのでなんか好きになります。

 

堂所山山頂

堂所山山頂

 

堂所山からはいくつかの峠を通ります。

そのうちの1つの明王峠からは富士山方面が望めます。

今日は見えませんけどね。

 

明王峠辺りからすれ違う人が激増しました。

陣馬山に登ってきた人達が、高尾山を目指して歩き始める時間なんですね。

 

陣馬山手前から泥濘が増えてきて歩きにくくなります。

滑らないように気を付けながら歩きます。

緩やかな坂を登り終えると陣馬山の山頂です。

 

陣馬山山頂

陣馬山山頂

 

高尾山口駅から3時間50分程で陣馬山に到着しました。

今日は写真の撮影時間が少ないので予定よりも早くなってしまいましたね。

陣馬山の山頂で景色を眺めながら腹ごしらえをすることにします。

 

陣馬山山頂からの山梨県方面

陣馬山山頂からの山梨県方面

陣馬山山頂からの奥多摩方面

陣馬山山頂からの奥多摩方面

 

2月後半でもあり山頂には雪もありませんが、風は冷たいですね。

風邪気味だからかな?

陣馬山からは富士山は見えませんでしたが、南アルプスは見えました。

富士山の周りだけ雲があるようですね。

 

体が冷えてきて寒気がしてきたので先に進むことにしますが、右手の手袋が無いことに気付きます。

陣馬山の白馬で写真撮影をせかされた時に手袋を落としてしまったようです。

人混みの中に探しに行くのも面倒なので、先に進むことにします。

 

和田峠までは階段を一気に下ります。

歩きにくい階段なので慎重に歩きますが、下りだけ早いトレランの方が後ろから急かしてきます。

止まるのも危険なので、マイペースで和田峠まで降りました。

 

その2へ続く

 

2017/02/19 奥多摩駅~六ッ石山~鷹ノ巣山~日蔭名栗峰 その2

その1からの続きです。

 

この季節に鷹ノ巣山でこんなにノンビリすることが出来るとは思いませんでした。

心残りはありますが、人も増えてきたので移動することにします。

もう少し景色を楽しみたいので、隣の日蔭名栗峰に行くことにします。

 

鷹ノ巣山から鷹ノ巣山避難小屋まで下って、日蔭名栗峰に登り返します。

山頂までの長い登り坂を登りきると、日蔭名栗峰の山頂に着きます。

 

日蔭名栗峰手前の長い登り坂

日蔭名栗峰手前の長い登り坂

日蔭名栗峰の山頂

日蔭名栗峰の山頂

 

日蔭名栗峰の山頂からは景色はいまいちですが、高丸山方面に少し下っていくと大菩薩から雲取山までの山々が望めます。

 

日蔭名栗峰から高丸山方面に少し下った場所からの景色

日蔭名栗峰から高丸山方面に少し下った場所からの景色

 

日蔭名栗峰の西側の景色を堪能した後は、日蔭名栗峰の東側の景色を眺めに行きます。

東側からは鷹ノ巣山から奥多摩三山、富士山までを眺められる場所です。

寝転びながら景色を眺めよう思っていましたが、地面が濡れていたので立ちながら景色を眺めることにしました。

 

日蔭名栗峰から鷹ノ巣山方面に少し下った場所からの景色(三頭山から富士山)

日蔭名栗峰から鷹ノ巣山方面に少し下った場所からの景色(三頭山から富士山)

日蔭名栗峰から鷹ノ巣山方面に少し下った場所からの景色(鷹ノ巣山から御前山)

日蔭名栗峰から鷹ノ巣山方面に少し下った場所からの景色(鷹ノ巣山から御前山)

 

景色を眺めた後は鷹ノ巣山に戻ります。

誰も居ないと思っていた鷹ノ巣山の山頂には6名ほどがワイワイしていたので、そのまま通過することにします。

 

水根山、城山、将門馬場を通って、六ッ石山分岐まで戻ります。

六ッ石山に行こうか迷いましたが、帰りは六ッ石山に寄らずに下山することにします。

狩倉山の少し下あたりから雪が無くなったので、三ノ木戸林道分岐でチェーンアイゼンを外しました。

 

鷹ノ巣山避難小屋から鷹ノ巣山への登り坂

鷹ノ巣山避難小屋から鷹ノ巣山への登り坂

水根山からの下り坂

水根山からの下り坂

将門馬場

将門馬場

六ッ石山の北側の登山道

六ッ石山の北側の登山道

 

三ノ木戸林道分岐からは右に折れて三ノ木戸林道の方から下山します。

以前は通行止めになっていたので、ここから下山するのは初めてになります。

整備されている登山道でかなり歩きやすい道です。

ところどころに分岐がありますが、標識やロープがあるので迷うことがありません。

 

途中で登山道を横断しているモノレールを跨ぎます。

その先には崩落箇所が2箇所ありますので、慎重に通ります。

その後もモノレールを潜ったり、モノレール沿いになったりします。

しばらく歩くと山火事注意のドラム缶の先に家が見えます。

その先が林道の終点でした。

 

登山道を横断しているモノレール

登山道を横断しているモノレール

崩落箇所1

崩落箇所1

崩落箇所2

崩落箇所2

山火事注意のドラム缶

山火事注意のドラム缶

林道終点

林道終点

 

林道の終点からはアスファルトの道になります。

奥多摩駅まではかなり遠そうなので憂鬱になります。

 

林道を15分程歩くと、奥多摩駅へのショートカットっぽい分岐を見つけます。

その矢印を信じて右に折れます。

 

林道途中にあったショートカットの分岐

林道途中にあったショートカットの分岐

 

民家やお墓へのわかりにくい分岐がいくつかありましたが、なんとなく正しそうな道を選択して歩きます。

少し荒れ気味の登山道でしたが、15分程歩くとアスファルトの道に出ました。

標識も何も無かったので、知らなかったらここから登ることはないでしょう。

ここからは車道で奥多摩駅まで戻りました。

 

ショートカットの登山道の出口

ショートカットの登山道の出口

 

コースタイムは

奥多摩駅(6:25)→(7:05)登山道入口(7:05)→(9:14)六ッ石山(9:25)→(9:28)六ッ石山分岐(9:33)→(9:56)将門馬場(9:57)→(10:18)城山(10:18)→(10:45)水根山(10:45)→(11:09)鷹ノ巣山(11:57)→(12:15)鷹ノ巣山避難小屋(12:18)→(12:45)日蔭名栗峰(12:53)→(13:18)鷹ノ巣山避難小屋(13:19)→(13:40)鷹ノ巣山(13:41)→(13:57)水根山(13:57)→(14:16)城山(14:16)→(14:33)将門馬場(14:33)→(14:52)六ッ石山分岐(14:52)→(15:18)三ノ木戸林道分岐(15:22)→(16:03)三ノ木戸林道終点(16:04)→(17:01)奥多摩駅

 

2017/02/19 奥多摩駅~六ッ石山~鷹ノ巣山~日蔭名栗峰 その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

今日は秩父の山に行く予定でしたが、始発に乗れそうになかったので、急遽奥多摩に変更しました。

天気が良さそうなので見晴らしがいい山にしようと思い、鷹ノ巣山でマッタリすることにしました。

 

青梅線の始発に間に合わず、2番目の電車で奥多摩駅に到着しました。

奥多摩駅前には東日原行きのバスがいますが、今日は乗らずに車道を歩いて登山道入口まで行きます。

 

奥多摩駅

奥多摩駅

 

羽黒三田神社の手前の坂道でロウバイが咲いていました。

何度も通っているのに初めて気付きました。

ロウバイの撮影に夢中になりますが、まだ薄暗いのでいい写真は撮れませんでした。

 

ロウバイ

ロウバイ

 

長い車道歩きが終わり、登山道入口から尾根に出るまではジグザグに登ります。

尾根に出ると登山道が白くなっていることに気付きます。

昨日の夜に雪が降ったようですね。

 

泥濘の樹林の中を通り過ぎると三ノ木戸山の北側を巻きますが、登山道が凍っているので慎重に歩きます。

三ノ木戸林道分岐から尾根に乗らない登山道があることに気付きます。

興味本位でどこに行けるか歩いてみようと思い、歩いてみることにします。

緩やかに登ったり下ったりでしたが、途中から下りが続いてきたので、これは歩いてはいけない道と判断して分岐まで戻ることにしました。

約10分ほどの時間のロスになってしまいました。

 

三ノ木戸山の巻き道(右奥は狩倉山)

三ノ木戸山の巻き道(右奥は狩倉山)

 

三ノ木戸林道分岐からは長い登り坂になります。

雪で滑って歩きにくいので、ゆっくり歩くことにします。

ふと左側を見ると富士山がちょろっと見えました。

後ろを振り向くと大岳山が見えました。

 

三ノ木戸林道分岐からの長い登り坂から富士山

三ノ木戸林道分岐からの長い登り坂から富士山

三ノ木戸林道分岐からの長い登り坂から大岳山アップ

三ノ木戸林道分岐からの長い登り坂から大岳山アップ

 

狩倉山を巻いて尾根に出ると、吹き溜まりがあったりしてたまに踏み抜きます。

鷹ノ巣山に直行しようか悩みましたが、六ッ石山に寄ることにしました。

六ッ石山分岐からひと登りで六ッ石山の山頂です。

 

六ッ石山の山頂には誰も居ませんでした。

六ッ石山は地味な印象ですが、南アルプスが望めたりして景色はまあまあです。

富士山は木が邪魔していまいちですけどね。

 

六ッ石山から南アルプス

六ッ石山から南アルプス

六ッ石山から富士山

六ッ石山から富士山

 

六ッ石山から六ッ石山分岐に戻ってチェーンアイゼンを装着します。

壊れたままですが…

 

六ッ石山の北側はガチガチに凍っていたので、アイゼン装着のタイミングはバッチリでした。

北風が吹いていて手と足の指先の感覚が無くなってきました。

歩きながら手足の指を動かして血の流れが良くなるようにして凌ぎます。

六ッ石山の北側を通り過ぎると、風も無くなり寒さが和らぎました。

 

将門馬場、城山、水根山を通って鷹ノ巣山が見え始めた辺りでチェーンアイゼンを外しました。

日当たりがいいので雪が少ないですね。

雪が少ないと鷹ノ巣山の手前はドロドロの泥濘状態で大変です。

滑りにくい場所を選びながら歩いて、鷹ノ巣山の山頂に到着しました。

 

鷹ノ巣山

鷹ノ巣山

 

鷹ノ巣山には先客が1人居ました。

2月は巳ノ戸橋の工事で稲村岩尾根から登れないので静かですね。

今日は風も穏やかなので、鷹ノ巣山にして正解でした。

お昼ご飯を食べながら絶景を楽しみます。

 

鷹ノ巣山から富士山方面

鷹ノ巣山から富士山方面

鷹ノ巣山から奥多摩三山と丹沢方面

鷹ノ巣山から奥多摩三山と丹沢方面

 

富士山に南アルプスに丹沢などの山々はキレイに見えます。

三浦半島や房総半島や東京都心などは少し霞んで見えます。

何度見てもいい景色ですね。

 

今日は鷹ノ巣山までにするつもりでいたので、ゆっくりします。

 

その2へ続く

 

2017/02/11 初狩駅→滝子山→大鹿山→お坊山→米沢山→笹子雁ヶ腹摺山→笹子駅 その2

その1からの続きです。

 

滝子山から西側に下る登山道はゲレンデのような気持ちいいところです。

ここの雰囲気は意外と好きです。

第一山人とお会いしてからから笹子駅の分岐まで3組ほどお会いしました。

6人の団体さんからは、「もう滝子山に登ってきたの?」と驚かれてしまいました。

 

滝子山から西側に下る登山道

滝子山から西側に下る登山道

 

分岐を通り過ぎるとまた踏みあとが無くなります。

しばらく歩くと1人分の踏みあとがあります。

どこから登ってきたのでしょうか。

 

曲り沢峠に出てオッ立に登ろうか迷いましたが、今日は笹子雁ヶ腹摺山まで行こうと思っているので、登らずに体力を温存しておくことにします。

踏みあとは大鹿山の巻き道に向かっていましたが、自分は大鹿山に登ることにします。

大鹿山の山頂の少し手前で本日5組目の山人に会います。

大鹿山の山頂は標識が3種類もありますが、展望はありませんので写真を撮ったら先に進みます。

 

大鹿山山頂

大鹿山山頂

 

あれっ踏みあとが無い。

 

先ほどの人はどこからか強引に登ってきたようです。

大鹿山からの下りは急で歩きにくいので、慎重に歩きます。

 

その先にある大鹿峠からお坊山方向は踏みあとが無いだろうなぁと思っていたら、1人分の踏みあとがありました。

大鹿峠からお坊山までは意外と急で歩きにくいので、踏みあとがあると助かります。

 

しばらく歩くと先行者の方が見えました。

山頂は寒いので途中でお昼にしたそうです。

お話しするとお坊山辺りの山を中心に歩いているそうで、今日は米沢山から沢下りをして道の駅甲斐大和に下山するそうです。

地図にないバリルートなんて凄すぎる。

 

追い抜いてしまったので、また踏みあとなしです。

お坊山への道は途中から普通の登山道と直登ルートがあります。

どっちに行ってもズボズボ状態なので直登ルートで登りますが、直登ルートは歩きにくくて大変でした。

 

お坊山手前の直登ルート

お坊山手前の直登ルート

 

お坊山は東峰と西峰があるので、東峰に寄ることにします。

東峰は破線ルートにあるので行かない人が多そうです。

東峰は展望なしなので、写真を撮ったら西峰に向かいます。

お坊山の西峰からは南アルプスの展望がありますが、今日は残念なことに雲に隠れていました。

 

お坊山・西峰手前から滝子山方面(右奥の高い山が滝子山)

お坊山・西峰手前から滝子山方面(右奥の高い山が滝子山)

お坊山・西峰手前から大菩薩嶺方面

お坊山・西峰手前から大菩薩嶺方面

お坊山・西峰から塩山方面(真ん中から右側に伸びる尾根が先日の登った甲州高尾山の尾根)

お坊山・西峰から塩山方面(真ん中から右側に伸びる尾根が先日の登った甲州高尾山の尾根)

お坊山・西峰の少し先から富士山方面

お坊山・西峰の少し先から富士山方面

 

お坊山から先は北高尾山稜のようなアップダウンが続きます。

雪道ではツライですね。

米沢山の手前で左足に異変を感じます。

足元を見るとチェーンアイゼンが壊れているではないですか。

金具を繋いでいるゴムが切れたようです。

歩きにくいですけど外すわけにもいかないのでそのまま歩きます。

ひと登りで米沢山に着きました。

 

米沢山は展望なしの山です。

少し休憩してから笹子雁ヶ腹摺山に向かいます。

ここからが本日の鬼門の箇所2つ目です。

米沢山からの下りは崖に近い急坂でクサリ場が3箇所あります。

南側の斜面で雪が無かったので助かりました。

錆付いたクサリを頼りに慎重に下ります。

 

米沢山のクサリ場(1箇所目)を下から見上げる

米沢山のクサリ場(1箇所目)を下から見上げる

米沢山のクサリ場(2箇所目)を下から見上げる2

米沢山のクサリ場(2箇所目)を下から見上げる2

米沢山のクサリ場(3箇所目)を上から見下ろす

米沢山のクサリ場(3箇所目)を上から見下ろす

 

ここからもアップダウンがあります。

1つ目のピークは登山道を外して少し奥に行くと展望がある場所です。

ここからは中央線沿線と富士山が望めます。

残念ながら富士山はほとんど見えなくなりましたね。

でも、手前の山々がいい感じで見えます。

 

米沢山の次のピークから富士山方面

米沢山の次のピークから富士山方面

 

ここからは小ピークがいくつかありますが、たいしたことはありません。

笹子雁ヶ腹摺山の手前に取り付くと、最後の急坂になります。

ロープがある箇所もあるので、滑らないように気をつけながら登ります。

疲れはないのでサクサク登って笹子雁ヶ腹摺山の山頂に着きます。

 

笹子雁ヶ腹摺山手前の急坂

笹子雁ヶ腹摺山手前の急坂

 

笹子雁ヶ腹摺山は秀麗富嶽十二景に選ばれているのに、富士山は木の枝に隠れてよく見えません。

昔はよく見えたのかな?

 

笹子雁ヶ腹摺山からの富士山

笹子雁ヶ腹摺山からの富士山

 

少し休憩してから下山します。

登山道が南側なので、日当たりがいい場所には雪がありません。

歩きやすくて助かりました。

 

笹子雁ヶ腹摺山から少し下ったところにある反射板から富士山方面

笹子雁ヶ腹摺山から少し下ったところにある反射板から富士山方面

笹子雁ヶ腹摺山から少し下ったところにある反射板から道志、丹沢方面

笹子雁ヶ腹摺山から少し下ったところにある反射板から道志、丹沢方面

 

しばらく歩くと鉄塔の脇を通ります。

鉄塔の少し先に間違いやすい場所がありました。

一旦直進しかけましたが、下に太い木があるのに気づき、振り向くと尾根を外して下る道がありました。

かなりわかりにくいので、気づかずに直進する人は多いでしょう。

 

鉄塔の先にある間違いやすい場所

鉄塔の先にある間違いやすい場所

 

樹林の中を歩くと工事中の登山口に出ます。

工事をしていたので降りていいのか不安になりましたが、大丈夫でした。

 

笹子雁ヶ腹摺山の登山口

笹子雁ヶ腹摺山の登山口

 

登山から笹子駅までは甲州街道を歩きます。

笹子駅まで2キロ地点で電車の時間を見ると25分後で、それを逃すと次は50分待ちになるのでペースを上げて5分前に笹子駅に到着しました。

時間に余裕があれば笹子餅を買いに行こうと思っていましたが、時間が無かったのであきらめました。

 

コースタイムは

初狩駅(7:04)→滝子山登山口(7:36)→(9:32)檜平(9:35)→(10:22)滝子山(10:42)→(11:46)曲り沢峠(11:48)→(12:04)大鹿山(12:07)→(12:21)大鹿峠(12:22)→(13:09)お坊山・東峰(13:11)→(13:22)お坊山・西峰(13:24)→(14:03)米沢山(14:09)→(15:08)笹子雁ヶ腹摺山(15:20)→笹子雁ヶ腹摺山登山口(16:13)→(16:42)笹子駅

 

2017/02/11 初狩駅→滝子山→大鹿山→お坊山→米沢山→笹子雁ヶ腹摺山→笹子駅 その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

今日は奥多摩か山梨県か迷いつつ始発に乗ろうとしましたが、大事な食料を自宅に忘れてしまい、始発には乗れず20分後の電車に乗ることになりました。

乗り継ぎよく行ける場所を調べると、奥多摩よりも中央本線沿線の方が待ち時間が少なかったので、滝子山に行くことにしました。

 

中央本線の初狩駅で降りてからしばらくは車道歩きです。

中央高速と潜って少し先に行って振り向くと富士山が見えます。

風が強いようでキレイには見えませんでした。

 

初狩駅から登山口に向かう途中から本日初の富士山

初狩駅から登山口に向かう途中から本日初の富士山

 

滝子山登山口から少し進むと雪が積もっていますが、踏みあとがありません。。

木曜日に雪が降った後に誰も歩いていないようです。

フカフカの雪がキュッキュッ鳴っていい感じですね。

 

序盤は5~10センチ程度の積雪です。

何回か沢を渡りながら登っていきます。

沢沿いから離れて傾斜が急になってきたのでチェーンアイゼンを装着します。

 

フカフカの登山道

フカフカの登山道

 

水場を通り過ぎると更に傾斜がキツくなります。

積雪も増えてきているので、踏みあと無しはハードですね。

尾根に出ると傾斜が緩やかになりますが、吹き溜まりの場所が20センチ程の積雪があり歩きにくくなります。

なかなか前に進みませんね。

 

フカフカの尾根道

フカフカの尾根道

 

しばらく歩くと、檜平という富士山の展望がある場所があります。

富士山を眺めますが、今日はいまいちですね。

 

檜平からの富士山

檜平からの富士山

 

檜平からは男坂と女坂に分かれます。

もちろん男坂を選択しますが、急坂なので雪があると歩きにくいですね。

女坂と合流するとようやく滝子山が見えてきます。

でも、まだ遠く感じます。

 

女坂との合流地点から滝子山

女坂との合流地点から滝子山

 

ここから先もロープが出てきたりして、急坂の場所が何箇所かあります。

急坂が終わり滝子山の三角点を通り過ぎると、ひと登りして滝子山の山頂に着きました。

 

滝子山の山頂はあまり広くはありませんが、展望は素晴らしいのでゆっくりします。

富士山は相変わらず残念な感じですが、それ以外の山々はよく見えます。

金峰山方面は雲が掛かっていますが、ギリギリ見えますね。

奥多摩の山々もよく見えます。

景色を堪能しますが、風が吹いてて寒すぎます。

 

滝子山から富士山方面

滝子山から富士山方面

滝子山から金峰山方面

滝子山から金峰山方面

滝子山から奥多摩方面

滝子山から奥多摩方面

滝子山から黒岳、雁ヶ腹摺山方面

滝子山から黒岳、雁ヶ腹摺山方面

 

寒さに耐えられなくなってきたので、次の山に向かうことにします。

山頂から少し下ったところにある分岐から鎮西ヶ池方面に向かいます。

ここからが本日の鬼門の箇所1つ目です。

 

2年前に来た時は踏みあとが無く、積雪も膝下くらいまであり、道も不明瞭と撤退しようかと思ったくらいの場所です。

今回も踏みあとが無いので少し不安ですが、2年前と違うのは道は知っているというアドバンテージがあります。

 

20センチくらいの積雪をズボズボしながら歩いていきます。

鎮西ヶ池の少し手前で本日の第一山人が登ってきました。

踏みあとが無くり道も不明瞭だったのでかなり大変だったそうです。

「この先は自分の踏みあとが滝子山と初狩駅までありますよ」と伝えたら、

「助かった~」とほっとしていました。

道が不明瞭だと不安になりますよね。

 

その2へ続く

 

2017/02/05 東日原→天目山→蕎麦粒山→日向沢ノ峰→川乗山→鳩ノ巣駅 その2

その1からの続きです。

 

天目山の山頂には誰も来ないので、ノンビリすることが出来ました。

30分ほど景色を眺めていたら、お腹の調子が悪くなってきました。

お腹が冷えてしまったようです。

天目山から蕎麦粒山に直接向かう予定でしたが、一杯水避難小屋に寄ってトイレに行くことにしました。

 

一杯水避難小屋から蕎麦粒山方面は、尾根に出るまでは巻き道なので雪があります。

すぐに一杯水の水場がありますが、凍っていました。

 

一杯水の水場

一杯水の水場

 

尾根に出てからは、ガッツリと雪が積もっているところとまったく雪がないところが交互にあり、アイゼンを付けるのも面倒なので、滑らないように慎重に歩きました。

蕎麦粒山の手前も雪が積もっていたので、登山道を少し外して雪がないところを強引に登りました。

 

蕎麦粒山へ向かう途中にある崩落箇所

蕎麦粒山へ向かう途中にある崩落箇所

 

蕎麦粒山からは川乗山方面だけ展望があります。

蕎麦粒山から景色も意外と好きだったりします。

これから歩く道を眺めながらパンを食べてゆっくりします。

天目山に続いてここも独り占めです。

 

蕎麦粒山山頂

蕎麦粒山山頂

蕎麦粒山からの景色

蕎麦粒山からの景色

 

蕎麦粒山からの下りは雪がありませんが、柱谷ノ峰までの登り返しがガッツリ雪が積もっています。

防火帯の北側斜面なので雪が積もるようですね。

柱谷ノ峰に着くと何か気配を感じます。

振り向くと奥のほうでカップ麺を食べている人がいました。

本日の第一山人発見です。

少し離れていたので、軽く挨拶をして先に進みます。

 

柱谷ノ峰

柱谷ノ峰

 

この先も雪が有ったり無かったりの繰り返しです。

棒ノ嶺の分岐を通り過ぎて緩やかに登ると、日向沢ノ峰の山頂に着きます。

日向沢ノ峰も気温が1℃で少し肌寒いのですが、少し景色を眺めながら休憩することにします。

実はここからの景色も好きで、晴れていれば奥多摩の山々と富士山が見えるんですよね。

今日は富士山が見えませんが…と思っていたら雲取山も見えにくくなっている。

もしかして雪が降ってるのかな?

 

日向沢ノ峰から雲取山方面

日向沢ノ峰から雲取山方面

日向沢ノ峰から蕎麦粒山、天目山方面

日向沢ノ峰から蕎麦粒山、天目山方面

 

10分ほど休憩して川乗山に向かいます。

踊平というところまで一気に下りますが、途中にある崖の上からは川乗山がよく見えます。

さらに進んで横ヶ谷平の少し先から樹林帯に入ります。

すると小雪がチラついてきました。

その先にある曲ヶ谷北峰の手前は膝下くらいまでの積雪があります。

本日一番の積雪ですね。

でも、滑りにくいので歩きやすいです。

 

踊平手前の崖上から川乗山

踊平手前の崖上から川乗山

 

曲ヶ谷北峰からは緩やかに下って軽く登り返すと、川乗山の山頂になります。

山頂手前で4人組の若者たちとすれ違いました。

本日の第二山人ですね。

川乗山の山頂には誰もいませんでした。

雪も降っていて景色がいまいちでした。

 

川乗山山頂

川乗山山頂

 

少し休憩してから下山することにします。

山頂から少し下ったところにある分岐で第三山人の2人組が登ってきました。

こんな天気でもまだ登ってくるんですね。

川乗山は人気のある山ですね。

ここから鳩ノ巣駅までに7、8組を追い抜いて、今日も少し早めの15時過ぎに駐車場に戻りました。

 

コースタイムは

東日原(6:53)→(8:47)一杯水避難小屋(8:57)→(9:18)天目山(9:49)→(10:03)一杯水避難小屋(10:10)→(11:16)蕎麦粒山(11:33)→(12:06)日向沢ノ峰(12:16)→(13:27)川乗山(13:33)→(15:18)鳩ノ巣駅

 

2017/02/05 東日原→天目山→蕎麦粒山→日向沢ノ峰→川乗山→鳩ノ巣駅 その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

前日の丹沢から家に帰る時に天気予報を見たら、日曜日は天気が下り坂で、あまり乗り気ではありませんでした。

ダメ元で早起きして、山に行く準備を済まして駐車場に向かおうとすると、星もキレイに見えて快晴であることに気づきます。

晴れているなら景色がいい山に行こうと思い、東日原から天目山に行くことにしました。

 

奥多摩に向かう途中は、車で東日原まで行くか鳩ノ巣駅まで行くか悩みましたが、鳩ノ巣駅に車を停めて東日原から天目山に登って鳩ノ巣駅まで歩くことにしました。

 

鳩ノ巣駅から奥多摩まで電車で行って、奥多摩駅から始発の東日原行きのバスに乗ります。

バスに乗車しているのは自分ともう1人だけです。

どこで降りるのかと気にしていたら、東日原まで一緒でした。

自分が先に出発したので、彼がどこの山に行ったかはわかりません。

 

登山道入口にある標識

登山道入口にある標識

 

東日原から尾根に出るまではなかなかの急登です。

2日連続の山歩きなので、負荷が掛からないようにゆっくり歩きます。

急登が終わると一旦尾根沿いになりますが、すぐに尾根の南側を巻いていきます。

しばらく歩くとヨコスズ尾根の有名な木「生命力」があります。

石尾根のダンシングツリーと同様にいつも立ち止まって写真を撮ってしまいます。

 

ヨコスズ尾根の有名な木「生命力」

ヨコスズ尾根の有名な木「生命力」

 

「生命力」を通り過ぎると落ち葉の下が凍っていたり、雪が出てきます。

滑らないように慎重に歩きます。

右側が開けてくると「この先、道狭し 通行注意」と書かれた場所になります。

ここからは登山道が狭くなり、右側が切れ落ちています。

ここを通ると「2014/11/08の滑落事故」を思い出してしまいます。

ちょっとした油断が大きな事故になってしまうんですよね。

いまでも目の前で起きた滑落の残像が残っています。

 

危険箇所が終わり、痩せ尾根を2回ほど通り過ぎるとヨコスズ山があります。

登山道から少し外れていますが、寄り道をします。

ヨコスズ山から10分程歩くと、右側に海が見えます。

望遠で写真を撮ってみると橋が写っていましたが、どこの橋かわかりませんでした。

 

遠くに見えた橋

遠くに見えた橋

 

気付くと、太陽が雲に隠れてしまいます。

期待していた天目山からの景色は期待出来なくなってきました。

 

緩やかに登って蕎麦粒山からの長沢背稜が近付いてくると、目の前に一杯水避難小屋が現れます。

温度計を見ると2℃と外は寒いので、避難小屋の中で休憩を兼ねてパンを食べることにします。

ここはトイレもあるので、休憩するにはいい場所です。

 

一杯水避難小屋

一杯水避難小屋

 

小休憩を済まして、避難小屋の裏から天目山に向かいます。

ところどころに残雪があって歩きにくい場所がありますが、気をつけて歩けば問題ない程度です。

最初のピークに出ると左に折れて一旦下ります。

すぐに登り返すと天目山に到着しました。

東日原から休憩時間を含めて2時間25分ならまずまずでしょう。

昨日の疲れはないようです。

 

天目山山頂

天目山山頂

 

生憎の曇り空になってしまいましたが、天目山からの絶景を楽しむことにします。

まずは富士山を見てみますが、笠雲で隠れていますね。残念でした。

でも、奥多摩、丹沢、奥武蔵の山々や、遠くの方には浅間山なども望めました。

これだけ景色が眺められれば富士山が見えなくてもいいですよね。

今日も山頂でゆっくりすることにします。

 

天目山山頂から鷹ノ巣山と富士山

天目山山頂から鷹ノ巣山と富士山

天目山山頂から雲取山方面

天目山山頂から雲取山方面

天目山山頂から蕎麦粒山、川乗山方面

天目山山頂から蕎麦粒山、川乗山方面

天目山山頂から御前山、丹沢方面

天目山山頂から御前山、丹沢方面

天目山山頂から奥武蔵方面

天目山山頂から奥武蔵方面

 

その2へ続く

 

2017/02/04 大倉~(三ノ塔尾根)~三ノ塔~(表尾根)~塔ノ岳 その2

その1からの続きです。

 

烏尾山山頂から先は、日当たりのいい登山道が泥んこ状態になっています。

次の行者ヶ岳への登りは鎖がありますが、使用しなくても登れます。

行者ヶ岳の山頂からも箱根の山々から富士山を望めます。

 

行者ヶ岳からの下りは小規模なクサリ場があります。

クサリを使わなくても歩けますが、何かあってはいけないのでクサリを使用してサッと下ります。

 

クサリ場1

クサリ場1

クサリ場2

クサリ場2

 

次の政次郎ノ頭への登り返しは崩落している箇所なので、整備されていなかったらちょっと怖いかも。

 

崩落地のガレ場

崩落地のガレ場

 

政次郎ノ頭から先は一旦富士山が見えなくなります。

いくつかのピークを越えると新大日に着きます。

新大日は広いベンチが2つありますが、展望はありません。

雪道と泥んこ道を登り返すと、木ノ又小屋のある木ノ又大日に着きます。

ここも展望なしですが、少し進むと富士山と塔ノ岳が見えてきます。

ひと登りすると塔ノ岳山頂になります。

 

塔ノ岳の山頂手前

塔ノ岳の山頂手前

塔ノ岳山頂

塔ノ岳山頂

 

塔ノ岳山頂は相変わらずの賑わいです。

お手軽に登れてこの絶景ですから人気があるはずですよね。

塔ノ岳山頂でお昼ご飯にして、ノンビリすることにします。

 

塔ノ岳山頂から富士山

塔ノ岳山頂から富士山

塔ノ岳山頂から檜洞丸、蛭ヶ岳

塔ノ岳山頂から檜洞丸、蛭ヶ岳

 

塔ノ岳からの景色を堪能した後は、丹沢山まで行くか少し悩みましたが、泥んこの登山道をこれ以上歩くのも嫌だったので、今回は丹沢山には行かないことにします。

塔ノ岳から表尾根で戻ります。

表尾根も人気で続々と登ってくる方がいるので、避けてばかりでなかなか進みませんが、行きと違ってノンビリする必要もないのでいつものペースで歩きます。

アップダウンを繰り返して烏尾山山頂まで戻ります。

帰りも烏尾山で休憩することにします。

 

烏尾山山頂から三ノ塔

烏尾山山頂から三ノ塔

 

烏尾山から三ノ塔までの登り返しは150M程登るので、毎回足が止まります。

三ノ塔でも少し休憩します。

このまま大倉に下山するか、ヤビツ峠を通って大山まで行くか少し考えます。

いつもなら大山を選択しますが、今日はガッツリ歩かない予定でしたので下山することにします。

 

標高1100M辺りまでは雪がありますが、途中からは夏道になるので気軽に歩けます。

何組か追い抜いて15時頃に大倉バス停に到着しました。

しかし、バス停を見ると長蛇の列があります。

15:10のバスを見送って咲き始めている梅を観賞することにしますが、バス停に続々と人がくるので仕方なく並ぶことにしました。

すぐにバスが来ると思っていたら全然来ません。

まさかの30分待ちになり、バス待ちにウンザリしました。

 

咲き始めの梅

咲き始めの梅

 

コースタイムは

大倉(7:17)~(9:09)三ノ塔(9:19)~(9:40)烏尾山(9:54)~(10:10)行者ヶ岳(10:13)~(10:27)政次郎ノ頭(10:27)~(10:45)新大日(10:46)~(10:56)木ノ又大日(10:56)~(11:18)塔ノ岳(11:53)~(12:10)木ノ又大日(12:10)~(12:18)新大日(12:18)~(12:30)政次郎ノ頭(12:30)~(12:42)行者ヶ岳(12:43)~(12:56)烏尾山(13:03)~(13:26)三ノ塔(13:32)~(14:58)大倉

 

2017/02/04 大倉~(三ノ塔尾根)~三ノ塔~(表尾根)~塔ノ岳 その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

天気予報でいい天気になると聞いたので、景色のいい山に行かないと思いますが、どこに行こうか悩みます。

悩んだ末に、久しぶりに丹沢の表尾根にある三ノ塔からの景色を見に行くことにしました。

 

小田急線で渋沢駅まで行き、大倉行きのバス停に行くと、既に長蛇の列が…

1台目に乗れませんでしたが、増便のバスが続いて来ました。

増便も混んでいて、立ったまま大倉まで行くことになります。

大倉バス停に着くとまずはトイレに行きますが、ここでも行列が…

丹沢を少しなめていましたね。

 

かぜのつりばし(左奥の山が三ノ塔)

かぜのつりばし(左奥の山が三ノ塔)

 

今日はバカ尾根ではないので「かぜのつりばし」という大きな吊橋を渡っていきます。

最初はアスファルトの林道ですが、20分程歩くと登山道の入口があります。

登山道はしばらく緩やかに登っていきます。

鉄塔を潜って、最初のピークから少し下ると、アスファルトの林道に出ます。

登山道に入らずに林道をそのまま歩いてもここに来るようです。

 

ゲート脇から登山道に入ります。

最初は傾斜が急ですが、すぐに緩やかになります。

しばらく歩くと三ノ塔まで1.2Kmの標識があります。

あと少しかな?と思いましたが、ここからしばらく急登になります。

しかも標高1100M辺りからは登山道に雪が出てきて歩きにくくなります。

傾斜が緩やかになると、二ノ塔からの登山道と合流して、三ノ塔の山頂に着きました。

 

三ノ塔山頂

三ノ塔山頂

 

三ノ塔の山頂には先客が3人居ました。

みなさん素晴らしい景色を眺めていました。

三ノ塔からは箱根の山々から富士山、塔ノ岳、丹沢山や先日登った大山、遠くには筑波山も見えます。

相模湾は今日も輝いて見えます。

 

三ノ塔山頂から塔ノ岳、丹沢山方面

三ノ塔山頂から塔ノ岳、丹沢山方面

烏尾山山頂から箱根方面

烏尾山山頂から箱根方面

三ノ塔山頂から大山

三ノ塔山頂から大山

三ノ塔山頂から表尾根

三ノ塔山頂から表尾根

 

今日はこれで終わりでもいいかなと思ってしまいそうですが、表尾根で塔ノ岳まで行くことにします。

三ノ塔からの下りは西側で日当たりが悪いせいか、登山道が凍りついています。

滑らないように慎重に歩きますが、表尾根がよく見えるので景色に見とれてしまいます。

 

一旦下った後、烏尾山への登りで足元の雪を気にしながら歩いていると、頭が木にガツンとぶつかります。

衝撃的な痛さでした。

痛みに耐えながらひと登りして、烏尾山山頂に着きました。

 

烏尾山山頂からも箱根の山々から富士山を望めます。

今日の目的はガッツリ歩くではなくノンビリと景色を眺めることなので、烏尾山山頂で軽く食事をしながら休憩をすることにします。

 

烏尾山山頂から箱根方面

烏尾山山頂から箱根方面

烏尾山山頂から富士山アップ

烏尾山山頂から富士山アップ

 

その2へ続く

 

2017/01/28 大月駅→菊花山→大月駅→岩殿山→大月駅

勝沼ぶどう郷駅から高尾行きの電車に乗って、次の山をどこにするか考えます。

もう13時過ぎなのでガッツリは歩けないし、中央本線沿線は意外と登山口まで時間が掛かる山が多いので悩みます。

アイゼンを使用せずに歩けて手軽な山を考えたところ、大月駅で途中下車することにしました。

 

甲州街道の脇から菊花山の登山口があります。

最初から急坂です。

金比羅神社と鉄塔を通り過ぎると、ロープや鎖場が出てきます。

鎖場でおばちゃん3人組が下りて来ました。

マナーのいい方で必死に避けて下さりました。

ありがとうございました。

 

いまからどこまで行くの?と聞かれ、

「菊花山の山頂でお昼ご飯を食べてきます」

と答えたら、

「富士山が見えるかな?」

と残念な返事がきてしまいました。

 

急坂が終わると富士山のビューポイントがありますが、富士山が霞んでいました。

緩やかになって痩せ尾根を通り過ぎると、菊花山の山頂に着きました。

先客が1名おられましたが、自分が着いたら逃げるように下山されました。

 

菊花山から富士山方面

菊花山から富士山方面

菊花山山頂から百蔵山、扇山

菊花山山頂から百蔵山、扇山

菊花山山頂から岩殿山

菊花山山頂から岩殿山

菊花山山頂から滝子山方面

菊花山山頂から滝子山方面

 

菊花山の山頂からの景色を眺めながら遅いお昼にします。

標高643Mの低山ですが、360度の展望があります。

思っていた通りに山頂をひとり占め出来ました。

お腹を満たしたので下山しますが、まだ早いなぁ…と思い始めます。

 

鎖場でソロの方が登ってきました。

自分が最後だと思っていたのでビックリです。

先週の武甲山といい、みなさん遅い時間に登ってこられるんですね。

 

 

下山中に鎖場でスレ違ったソロの方(意外と急なんです)

下山中に鎖場でスレ違ったソロの方(意外と急なんです)

 

ずっと急坂なので慎重に下ります。

あっという間に登山口に着きました。

 

まだ時間があるので、菊花山の山頂から正面に見えた岩殿山に行くことにします。

登山口から山頂までの9割はコンクリートで固められているので、山登りに感じません。

登り始めてすぐに、先行者のソロの方を追い抜きます。

あとは淡々と登り、行きは展望台をスルーして岩殿山山頂に行きます。

 

岩殿山山頂

岩殿山山頂

 

岩殿山山頂は電波塔があって眺望はありませんが、以前は岩殿城の本丸があったそうです。

すぐに展望台に戻ります。

展望台から景色を眺めます。

温かいお茶を飲みながらマッタリします。

 

岩殿山展望台からの景色(正面は先程行った菊花山)

岩殿山展望台からの景色(正面は先程行った菊花山)

岩殿山展望台からの景色(富士山アップ)

岩殿山展望台からの景色(富士山アップ)

 

途中で追い抜いた方と少しお話しをします。

三ツ峠山からカチカチ山に行って、時間調整をして富士山と夕焼けを見に来たそうですが、富士山が霞んでいてガッカリされていました。

1時間程待てばキレイに見えるんじゃないですか、とお伝えしました。

菊花山の山頂に居た頃に比べると、富士山も見えるようになってきているので、きっといい富士山が見えるようになるでしょう。

 

お話しした後は下山して大月駅まで戻りました。

高尾行きの10分前に到着と、今日は1日電車運がいい日でした。

 

勝沼ぶどう郷駅(13:10)→(13:33)大月駅
大月駅(13:34)→登山口(13:43)→(14:11)菊花山(14:35)→登山口(14:53)→大月駅(15:00)→登山口(15:13)→(15:40)岩殿山(15:41)→(15:44)展望台(15:56)→登山口(16:09)→(16:24)大月駅