p-tingさん、お疲れ様です。
六甲全山縦走の燃え尽き症候群が出るか心配していましたが、燃え尽きるほどでも無かったようで今週末もいつも通りに山に出没します。
今回は電車ではなく久しぶりに車で山登りです。
前日の夜に某サイトで調べてみると標高1400メートル以上に積雪があるとか。
久しぶりに奥多摩へ行くことにしました。
【留浦駐車場~七ッ石山】
p-tingさんと雲取山に登った時と同様に留浦駐車場からスタートです。
留浦駐車場から青梅街道を歩いて鴨沢バス停方面に歩いていくと、鴨沢西行きのバスに追い抜かれます。
バスに何人か乗車しているのが見えましたね。
歩いている途中で奥多摩湖を眺めます。
風がないので奥多摩湖の水面に鏡のように映ってますね。
キレイですが、奥多摩湖の水の少なさが気になってしまいました。
鴨沢橋を渡って鴨沢バス停の上にある集落に来ると、バスに乗車していたソロの方2人が坂の上を歩いています。
2人は気合いを入れて歩いているようなので、自分はいつものペースでノンビリと歩いていくことにしました。
丹波山村営駐車場の手前で2番手の方を追い抜きました。
小袖登山口から登山道に入ります。
登山口から40分程歩いたところで、前方に七ッ石神社のハッピを着た女性2人に追いつきます。
ご挨拶をすると、「良かったらどこかに貼ってください」とステッカーをいただきました。
レアなステッカーを頂いて嬉しくなりましたね。
堂所を通り過ぎた後、下山してくる登山者とすれ違うようになります。
最初の数人は避けようともせず突っ込んできます。
マナー悪すぎですね。
5人目以降は手前で避けて待ってくれるマナーの良い方がおられました。
マムシ岩から破線ルートで七ッ石小屋方面に向かいます。
一般道に合流して七ッ石小屋の少し手前で2箇所カッチカチに凍っている箇所がありました。
下山時は要注意ですね。
七ッ石小屋を通り過ぎ、水場まで登ります。
水場でアイゼンを装着しようとザックから取り出しますが、上りならなんとかなるかなと思い、アイゼンはザックにしまいました。
最初の分岐までは急坂で滑りやすく、何かにつかまりながらでなければ登れませんでした。
その後は少し傾斜が緩くなるので、七ッ石山の山頂までアイゼンなしで歩くことが出来ました。
七ッ石山の山頂では先客2人が休憩されていました。
ブナ坂の先の登山道の状況を聞いてみます。
「ブナ坂の先は雪が少ない箇所が目立ち始めていますが、小雲取山から先はガッツリ積もっていて楽しいよ!」とオススメされます。
ブナ坂の先の泥んこ祭りが嫌なので少し悩みましたが、オススメされたら行くしかありませんね。
七ッ石山の山頂でアイゼンを装着し、六甲全山縦走の為に購入したサングラスをします。
サングラスが1週遅れで役に立つとは思いませんでしたね。
【七ッ石山~雲取山】
七ッ石山の山頂から飛龍山を眺めながらブナ坂まで下っていきます。
いい感じでアイゼンの刃が刺さるので歩きやすい。
夏道よりも軽快にブナ坂まで下れました。
ブナ坂からダンシングツリーまでは土が見えている箇所もポツポツありましたが、積雪のある場所を選んで歩いていきました。
ヘリポートからは積雪が多くなって登山道も真っ白です。
雪遊びが楽しくなってきましたね。
奥多摩小屋を通り過ぎ、ヨモギノ頭に登って行きます。
少し下って富田新道への分岐を通り過ぎると、小雲取山への急坂が始まります。
夏道だと急坂で滑りやすいので歩きにくく感じますが、積雪があるとアイゼンが刺さるので逆に歩きやすい。
サクサク登って小雲取山の山頂の手前にある分岐まで登りきりました。
分岐から富田新道方面には1人分のトレースがありました。
さて、小雲取山の山頂に行くか悩みます。
トレースなしならやめるつもりでしたが、前日までのトレースがあります。
それなら行くしかないと山頂へ歩いていきます。
最初の1歩目からズブズブっと沈んでいきます。
膝まで沈むツボ足状態。
後悔しつつも小雲取山の山頂まで行きました。
登山道に戻り、雲取山に向かいます。
最近、アイスバーンになっている登山道ばかりでしたが、今日はフカフカの雪道です。
雲取山の山頂へと続く登山道がキレイで、足を止めて写真を写してばかりで前に進みませんでした。
避難小屋までの急坂は夏道と違って直登です。
直登は何年振りだろう。
ちょっと嬉しくなりましたね。
まず三角点のある東京都と埼玉県の山頂に行きます。
三角点が雪に埋もれてます。
30センチくらいの積雪量はあるようですね。
景色は富士山も南アルプスも見えずで残念な結果に。
大菩薩嶺や飛龍山などの近くの山々は見渡せました。
避難小屋側に戻って露出している岩場に座って早いお昼ご飯にしました。
山頂に着いた頃は晴れていたのに雲が多くなってきます。
西側にある飛龍山方面には雪雲が発達中。
見て見ぬふりをしました。
【雲取山~七ッ石山】
下山しようとすると、山頂から10メートル先の登山道でアイゼンを装着している方がいます。
そんなところでやらないで、山頂でやって欲しいですね。
飛龍山を眺めながら石尾根を歩いていきます。
帰りは小雲取山を巻いて、急坂を下っていきます。
上空の雲行きが怪しくなってきますが、まだ明るいので下山するまで天気がもつかなと思っていました。
ヨモギノ頭には寄り道をして、ヨモギノ頭の山頂から下ろうとすると白い小さな物が西側から流れてきます。
雪が降ってきました。
最近、天気に恵まれませんね。
ヘリポートを通り過ぎると、登山道に雪がない箇所が目立ち始めます。
アイゼンを外すのも面倒なので、アイゼンを装着したまま歩きました。
ダンリングツリーからブナ坂までは積雪なしでしたが、ブナ坂から七ッ石山までは雪道になります。
でも、雪解けが早く七ッ石山までの急坂も朝よりも積雪が少なくなっていました。
小雪が舞う中、七ッ石山の山頂まで登りきりました。
七ッ石山の山頂から雲取山を眺めます。
雲取山の山頂付近は雪が降っているのか、少し見えにくくなっていましたね。
【七ッ石山~千本ツツジ】
雨が降る前に下山する予定でしたが、予定よりも早く雪が降り出したので下山せずに石尾根を縦走していきます。
七ッ石小屋への分岐を通り過ぎると、積雪が増えてきてテンションが上がってきます。
でも、次の分岐を通り過ぎると積雪が少なくなってすぐにテンションが下がりました。
尾根を歩いていきます。
千本ツツジの少し手前の開けた場所からの景色を期待しましたが、小雪が舞っていて真っ白。
はぁ・・・。
ただただ雪道を歩いているだけになってしまいましたね。
気を取り直して千本ツツジのピークまで歩いていきました。
千本ツツジから高丸山と日陰名栗峰を眺めると、もう少し歩こうかなぁ・・・と誘惑されます。
悩みましたが、今日は下山することにしました。
【千本ツツジ~留浦駐車場】
千本ツツジから少し下ると、ソロの女性の方とすれ違います。
奥多摩駅まで歩いていくのでしょうか?
ワイルドな女性が増えているんですかね。
最初の分岐から巻き道に入ります。
少し歩くと七ッ石山からの登山道と合流します。
水場まで下りたところで、アイゼンを外しました。
タイミングよく雪もやみましたね。
七ッ石小屋を通り過ぎ、帰りも破線ルートからマムシ岩まで下ります。
堂所を通り過ぎると再び雪が降り出します。
積もる程ではないですが、やむ気配もないですね。
緩やかな下り坂を歩いていき、左下にある車道が近付いてくると小袖登山口です。
少し車道歩きになって天然の屋根が無くなります。
しかも下界は雪ではなく雨でした。
さすがに濡れそうだったので折り畳み傘を出しました。
少し先にある丹波山村営駐車場を通り過ぎると再び登山道に入ります。
ここで傘の出番は終わりました。
鴨沢の集落まで行くと先ほどの雨が嘘のように晴れ間が出てきます。
青梅街道を歩いて留浦駐車場に戻りました。
コースタイム
留浦駐車場(6:35)~(7:06)小袖登山口(7:06)~(8:02)堂所(8:02)~(8:36)七ッ石小屋(8:36)~(8:57)七ッ石山(9:04)~(9:12)ブナ坂(9:12)~(10:18)雲取山(10:44)~(11:38)ブナ坂(11:38)~(11:50)七ッ石山(11:51)~(12:21)千本ツツジ(12:22)~(12:54)七ッ石小屋(12:54)~(13:20)堂所(13:20)~(14:08)小袖登山口(14:08)~(14:34)留浦駐車場
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