月別アーカイブ: 2019年3月

2019/03/17(日) 留浦駐車場から七ッ石山、雲取山、千本ツツジ(ピストン)

p-tingさん、お疲れ様です。

 

六甲全山縦走の燃え尽き症候群が出るか心配していましたが、燃え尽きるほどでも無かったようで今週末もいつも通りに山に出没します。

今回は電車ではなく久しぶりに車で山登りです。

前日の夜に某サイトで調べてみると標高1400メートル以上に積雪があるとか。

久しぶりに奥多摩へ行くことにしました。

 

【留浦駐車場~七ッ石山】

p-tingさんと雲取山に登った時と同様に留浦駐車場からスタートです。

留浦駐車場から青梅街道を歩いて鴨沢バス停方面に歩いていくと、鴨沢西行きのバスに追い抜かれます。

バスに何人か乗車しているのが見えましたね。

歩いている途中で奥多摩湖を眺めます。

風がないので奥多摩湖の水面に鏡のように映ってますね。

キレイですが、奥多摩湖の水の少なさが気になってしまいました。

 

奥多摩湖と鴨沢集落

 

鴨沢橋を渡って鴨沢バス停の上にある集落に来ると、バスに乗車していたソロの方2人が坂の上を歩いています。

2人は気合いを入れて歩いているようなので、自分はいつものペースでノンビリと歩いていくことにしました。

丹波山村営駐車場の手前で2番手の方を追い抜きました。

 

小袖登山口から登山道に入ります。

登山口から40分程歩いたところで、前方に七ッ石神社のハッピを着た女性2人に追いつきます。

ご挨拶をすると、「良かったらどこかに貼ってください」とステッカーをいただきました。

レアなステッカーを頂いて嬉しくなりましたね。

 

七ッ石神社の関係者の方々

七ッ石神社のステッカー

 

堂所を通り過ぎた後、下山してくる登山者とすれ違うようになります。

最初の数人は避けようともせず突っ込んできます。

マナー悪すぎですね。

5人目以降は手前で避けて待ってくれるマナーの良い方がおられました。

 

マムシ岩から破線ルートで七ッ石小屋方面に向かいます。

一般道に合流して七ッ石小屋の少し手前で2箇所カッチカチに凍っている箇所がありました。

下山時は要注意ですね。

七ッ石小屋を通り過ぎ、水場まで登ります。

水場でアイゼンを装着しようとザックから取り出しますが、上りならなんとかなるかなと思い、アイゼンはザックにしまいました。

最初の分岐までは急坂で滑りやすく、何かにつかまりながらでなければ登れませんでした。

その後は少し傾斜が緩くなるので、七ッ石山の山頂までアイゼンなしで歩くことが出来ました。

 

七ッ石山山頂

七ッ石山山頂から雲取山

 

七ッ石山の山頂では先客2人が休憩されていました。

ブナ坂の先の登山道の状況を聞いてみます。

「ブナ坂の先は雪が少ない箇所が目立ち始めていますが、小雲取山から先はガッツリ積もっていて楽しいよ!」とオススメされます。

ブナ坂の先の泥んこ祭りが嫌なので少し悩みましたが、オススメされたら行くしかありませんね。

七ッ石山の山頂でアイゼンを装着し、六甲全山縦走の為に購入したサングラスをします。

サングラスが1週遅れで役に立つとは思いませんでしたね。

 

【七ッ石山~雲取山】

七ッ石山の山頂から飛龍山を眺めながらブナ坂まで下っていきます。

いい感じでアイゼンの刃が刺さるので歩きやすい。

夏道よりも軽快にブナ坂まで下れました。

 

七ッ石山山頂から少し下ったところから飛龍山

 

ブナ坂からダンシングツリーまでは土が見えている箇所もポツポツありましたが、積雪のある場所を選んで歩いていきました。

ヘリポートからは積雪が多くなって登山道も真っ白です。

雪遊びが楽しくなってきましたね。

 

ヘリポートから雲取山

 

奥多摩小屋を通り過ぎ、ヨモギノ頭に登って行きます。

少し下って富田新道への分岐を通り過ぎると、小雲取山への急坂が始まります。

夏道だと急坂で滑りやすいので歩きにくく感じますが、積雪があるとアイゼンが刺さるので逆に歩きやすい。

サクサク登って小雲取山の山頂の手前にある分岐まで登りきりました。

分岐から富田新道方面には1人分のトレースがありました。

 

小雲取山山頂への登山道

 

さて、小雲取山の山頂に行くか悩みます。

トレースなしならやめるつもりでしたが、前日までのトレースがあります。

それなら行くしかないと山頂へ歩いていきます。

最初の1歩目からズブズブっと沈んでいきます。

膝まで沈むツボ足状態。

後悔しつつも小雲取山の山頂まで行きました。

 

登山道に戻り、雲取山に向かいます。

最近、アイスバーンになっている登山道ばかりでしたが、今日はフカフカの雪道です。

雲取山の山頂へと続く登山道がキレイで、足を止めて写真を写してばかりで前に進みませんでした。

避難小屋までの急坂は夏道と違って直登です。

直登は何年振りだろう。

ちょっと嬉しくなりましたね。

 

雲取山山頂への最後の急坂

 

まず三角点のある東京都と埼玉県の山頂に行きます。

三角点が雪に埋もれてます。

30センチくらいの積雪量はあるようですね。

 

雲取山山頂

 

景色は富士山も南アルプスも見えずで残念な結果に。

大菩薩嶺や飛龍山などの近くの山々は見渡せました。

 

雲取山山頂から石尾根方面

 

避難小屋側に戻って露出している岩場に座って早いお昼ご飯にしました。

山頂に着いた頃は晴れていたのに雲が多くなってきます。

西側にある飛龍山方面には雪雲が発達中。

見て見ぬふりをしました。

 

【雲取山~七ッ石山】

下山しようとすると、山頂から10メートル先の登山道でアイゼンを装着している方がいます。

そんなところでやらないで、山頂でやって欲しいですね。

飛龍山を眺めながら石尾根を歩いていきます。

帰りは小雲取山を巻いて、急坂を下っていきます。

上空の雲行きが怪しくなってきますが、まだ明るいので下山するまで天気がもつかなと思っていました。

ヨモギノ頭には寄り道をして、ヨモギノ頭の山頂から下ろうとすると白い小さな物が西側から流れてきます。

雪が降ってきました。

最近、天気に恵まれませんね。

 

ヨモギノ頭からの眺め

 

ヘリポートを通り過ぎると、登山道に雪がない箇所が目立ち始めます。

アイゼンを外すのも面倒なので、アイゼンを装着したまま歩きました。

ダンリングツリーからブナ坂までは積雪なしでしたが、ブナ坂から七ッ石山までは雪道になります。

でも、雪解けが早く七ッ石山までの急坂も朝よりも積雪が少なくなっていました。

小雪が舞う中、七ッ石山の山頂まで登りきりました。

 

ダンシングツリーと七ッ石山

七ッ石山の山頂手前の急坂

 

七ッ石山の山頂から雲取山を眺めます。

雲取山の山頂付近は雪が降っているのか、少し見えにくくなっていましたね。

 

七ッ石山山頂から雲取山

 

 

【七ッ石山~千本ツツジ】

雨が降る前に下山する予定でしたが、予定よりも早く雪が降り出したので下山せずに石尾根を縦走していきます。

七ッ石小屋への分岐を通り過ぎると、積雪が増えてきてテンションが上がってきます。

でも、次の分岐を通り過ぎると積雪が少なくなってすぐにテンションが下がりました。

 

七ッ石小屋への分岐を通り過ぎた辺りの登山道

 

尾根を歩いていきます。

千本ツツジの少し手前の開けた場所からの景色を期待しましたが、小雪が舞っていて真っ白。

はぁ・・・。

ただただ雪道を歩いているだけになってしまいましたね。

気を取り直して千本ツツジのピークまで歩いていきました。

 

千本ツツジの少し手前の開けた場所からの景色

 

千本ツツジから高丸山と日陰名栗峰を眺めると、もう少し歩こうかなぁ・・・と誘惑されます。

悩みましたが、今日は下山することにしました。

 

千本ツツジから高丸山と日陰名栗峰

 

 

【千本ツツジ~留浦駐車場】

千本ツツジから少し下ると、ソロの女性の方とすれ違います。

奥多摩駅まで歩いていくのでしょうか?

ワイルドな女性が増えているんですかね。

 

千本ツツジから少し下ったところの登山道

 

最初の分岐から巻き道に入ります。

少し歩くと七ッ石山からの登山道と合流します。

水場まで下りたところで、アイゼンを外しました。

タイミングよく雪もやみましたね。

 

巻き道の登山道

 

七ッ石小屋を通り過ぎ、帰りも破線ルートからマムシ岩まで下ります。

堂所を通り過ぎると再び雪が降り出します。

積もる程ではないですが、やむ気配もないですね。

 

緩やかな下り坂を歩いていき、左下にある車道が近付いてくると小袖登山口です。

少し車道歩きになって天然の屋根が無くなります。

しかも下界は雪ではなく雨でした。

さすがに濡れそうだったので折り畳み傘を出しました。

少し先にある丹波山村営駐車場を通り過ぎると再び登山道に入ります。

ここで傘の出番は終わりました。

鴨沢の集落まで行くと先ほどの雨が嘘のように晴れ間が出てきます。

青梅街道を歩いて留浦駐車場に戻りました。

 

コースタイム

留浦駐車場(6:35)~(7:06)小袖登山口(7:06)~(8:02)堂所(8:02)~(8:36)七ッ石小屋(8:36)~(8:57)七ッ石山(9:04)~(9:12)ブナ坂(9:12)~(10:18)雲取山(10:44)~(11:38)ブナ坂(11:38)~(11:50)七ッ石山(11:51)~(12:21)千本ツツジ(12:22)~(12:54)七ッ石小屋(12:54)~(13:20)堂所(13:20)~(14:08)小袖登山口(14:08)~(14:34)留浦駐車場

 

本日のルート

 

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2019/03/11(月) 伊吹登山口バス停から伊吹山(六合目避難小屋で撤退)

p-tingさん、お疲れ様です。

 

前日の六甲全山縦走大会はお疲れ様でした。

p-tingさんの疲労がかなり心配です。

自分は足にはダメージがないので、翌日も予定通りに伊吹山に登ることにしました。

天候の回復が遅れてお昼頃まで雨が降るのは想定外でしたが、山頂に着く頃に晴れればいいと思いました。

 

【宿泊地の烏丸~近江長岡駅】

翌朝7時起床とノンビリムード。

京都駅8時20分発の電車に乗るので余裕でいたら、気付いたらホテルを出発したのが7時58分になってしまいました。

途中にあるコンビニで朝食を買ってたりしたら、京都駅に到着したのが8時24分でした。

京都駅8時26分発の各駅停車に乗ってノンビリ向かうことにしました。

 

滋賀県に入ると大津辺りで本降りになります。

結果的に電車に乗り遅れて1時間遅れになって正解だったかもしれませんね。

米原で4両編成の列車に乗り換えて10時06分に近江長岡駅で下車します。

伊吹登山口行きのバスは10時55分で約50分待ちです。

コンビニに行ってお昼ご飯でも調達しますかと改札を出てみると、改札前の小さな広場にはお店は何もありません。

1分くらい歩くと県道があるので歩いてみましたが、左右を見てもお店はありません。

百名山の最寄り駅なのにこんなに閑散としているとは。。。

お店を探すしかないと新幹線の線路の近くまで歩いてみましたが、お店は寂れた酒屋が1件だけでした。

パン1つと玄米ブランで済ますことも出来ましたが、心もとないので酒屋さんでパンと2リットルのお水を購入しました。

2リットルのお水が160円は衝撃的でしたね。

いつも100円でお釣りが貰えるのに。

近江長岡駅まで戻り、改札前にある待合所でバスを待ちました。

 

【近江長岡駅~伊吹登山口バス停】

近江長岡駅から10時55分発の伊吹登山口行きのバスに乗ります。

乗車したのは自分だけ。

こんな天候ですからね。

終点の伊吹登山口バス停で下車をします。

バス停にある屋根付きのテーブルで支度をしますが、ザックカバーが見つかりません。

小雨が降っている中でザックカバー無しはツライ。

探しても見つからなかったので、宝塚駅付近で落としてしまったようですね。

トイレで落としたのかな?

 

【伊吹登山口バス停~3合目】

はぁ~。

雨もやまないし、ザックカバーを失くすし。

気分が乗りませんでしたが、次のバスは14時台なので時間潰しも兼ねて登ってみることにします。

(後で知りましたが、11時47分もあったみたいですね。)

カッパも着たくないので、傘をさしながら登ることにしました。

 

観光地のようなゲート

登山道入口

 

三之宮神社で安全祈願して、伊吹山インフォメーションセンターの右側にある観光地のようなゲートの先にある登山道入口から登山道に入ります。

最初は階段ですが、すぐに林道のような登山道になります。

百名山だけあって登山道が整備されていますね。

まだ雨が降っていることもあり、登山道が小川のようになっています。

小川を避けながら歩いていきます。

 

登山道の小川

 

途中で雨がやみ、傘をザックにしまいました。

植林帯を抜けて登山道が階段になると正面に建物が見えてきます。

車道に出ると1合目の標識がありました。

 

1合目

 

右に曲がるとすぐに登山道に入ります。

スキー場のゲレンデのような場所の脇から登っていく感じがします。

後ろを振り向くと下界の景色が見えます。

多少でも景色が見えると嬉しいですね。

右側にある砂利道と合流すると2合目の標識がありました。

 

2合目

 

2合目からは登山道らしくなってきます。

少し上ると見晴らしのいい場所があります。

山並みは見えませんが、米原市街と肉眼では琵琶湖も見えました。

そして上を見上げると青空もちらりと。

晴れてくれるといいですね。

 

2合目から少し上ったところからの眺め

 

少しずつ標高を上げていくと登山道が林道のようになってきます。

あまり登山に感じませんね。

鉄塔が見えてくると正面に見える山の上はガスで覆われています。

山頂からの景色は無理そうですね。

右からの道と合流すると3合目の標識がありました。

 

3合目の少し手前から

3合目

 

 

【3合目~伊吹山六合目避難小屋 (980m)】

3合目の標識を通り過ぎると吹きさらしになり、西側から吹いてくる風がビュービューと。

3合目の公衆便所付近では雨も降ってきます。

バスがあれば撤退したい気分ですね。

時間もあるし、せっかく来たので先に進みます。

最初はほぼ平坦な道、少しずつ傾斜がある坂になって少し歩くと4合目の標識があります。

3合目から4合目は近すぎない?

じゃあ、5合目まで行ってみますか。

 

4合目

 

4合目から少し歩くとガスの中に入ります。

でも薄いガスなので視界は良好です。

少しずつ傾斜のある坂になり、大きな石がゴロゴロした登山道になります。

右側に小屋のような建物が見えてくると5合目でした。

 

5合目

5合目

 

あと少し詐欺で6合目に向かいます。

最初は傾斜が緩やかです。

楽チンですね。

気分よく歩いていると携帯がブルブルします。

何かなと見てみると仕事のメールが。

休暇を取得して山に登っていると知ってて連絡してくるとは。

山に登っている時は連絡出来ないので、見て見ぬふりですね。

 

気を取り直して歩いていくと、ガスがどんどん濃くなってきます。

そして風もどんどん強くなってきます。

視界が悪くて遠くまで見えませんが、少し先に建物っぽいものが見えます。

6合目の避難小屋ですかね。

 

左上に6合目避難小屋が見えた場所

 

少し歩くとこじんまりとした6合目避難小屋の下に着きました。

まだまだ上に行くことも可能ですが、山頂は六甲山最高峰よりも強風が吹いているはずだし、いまなら14時台のバスに乗れるので6合目避難小屋で引き返すことに決めました。

でも、すぐに引き返さずに6合目避難小屋の中を覗いてみます。

二重扉を開けて中に入ると、想像していたよりもキレイな内装でした。

 

6合目避難小屋

6合目避難小屋の中

 

 

【伊吹山六合目避難小屋 (980m)~伊吹登山口バス停】

避難小屋を出て、登山道に戻ります。

なぜか山頂方向を向きます。

少し後ろ髪に引かれているようですね。

でも、下山します。

 

歩き始めて1分後、ガスが薄くなって下界が見えるようになります。

撤退を決心した自分にケンカを売っているようですね。

騙されませんよ!

写真は写しましたが、サクサク下りました。

 

6合目避難小屋の少し下からの眺め

 

5合目から少し下ると、下から登ってくる人がいます。

こんな天気に登るのは自分だけじゃないとは驚きですね。

少し下ったところでご挨拶をします。

登ってきたのはソロの女性でした。

6合目避難小屋で撤退してきたことと、上に行けば行くほど風が強いことを伝えると、女性は行けるところまで行ってみるとのことでした。

山頂まで行くことも可能ではありますが、無理はしないで欲しいですね。

本日出会った登山者はこの女性だけでした。

 

その後、サクサク下っていきます。

4合目を通り過ぎると右下に琵琶湖が見えます。

琵琶湖だ~っと喜んでいるとすぐに琵琶湖はガスで見えなくなりました。

 

4合目の少し下から右下に琵琶湖が見える

 

3合目の公衆便所付近まで下りてくると風がビュービューとなります。

ここは風通しがいい場所なんですね。

3合目を通り過ぎた辺りでお腹がグーグーと鳴ります。

シャリバテ気味のようなのでパンを食べながら歩くことにしました。

2合目を通り過ぎると登山道がヌルヌルゾーンになります。

上りは気になりませんでしたが、下りはツーっとなります。

しかも登山靴の下に粘土のような土が粘りつきます。

靴が重いし、すぐ滑るしの二重苦になってきました。

何度もツーっと滑りましたが、バランス感覚はいいようで何事もなく1合目まで下りることが出来ました。

 

1合目からは小川になっている道を歩いていくだけ。

たまに小川の中を歩いて靴のドロを落としながら歩いていきました。

観光地のようなゲートをくぐってゴールです。

 

登山口

観光地のようなゲート

 

バスの出発時間まで時間があるので、伊吹山インフォメーションセンターの外にあるベンチで着替えることにしました。

着替えた後も10分以上時間があったので、靴のドロを落としたり、ザック中を整理したりしていたら、気付いたらバスの時間の2分前です。

急いでバス停に移動しました。

 

【伊吹登山口バス停~近江長岡駅】

伊吹登山口バス停に出発時刻の1分前に着いたのにバスがいない。

「少し遅れているのかな?」と思って、バス停で待ってみます。

待てども待てどもバスは着ません。

バスの出発時刻から10分後、諦めて近江長岡駅まで歩いていくことを決断しました。

土地勘もないのでバスが走ってきた方向に歩いてみます。

でも、なんか近江長岡駅とは違う方向な感じがします。

適当に歩いてファミマの前に出ます。

なんとなく位置がわかりそうだったので、携帯で地図を調べてみます。

県道を歩いていけば近江長岡駅まで歩いていけることを確認すると、あとはサクサク歩いていくだけ。

途中にお茶目な木を発見。

こういうのは歩かないと気付かないですよね。

 

お茶目な木

 

しばらく歩くと青空が広がってきます。

そうなると伊吹山が気になります。

後ろを振り返ってみると、まだ伊吹山は雲の中のようです。

撤退して正解でしたね。

 

伊吹山を振り返る

 

歩いても歩いてもなかなか駅が見えません。

1時間9分も歩いてようやく近江長岡駅に着きました。

近江長岡駅で新幹線のキップを買っておこうと思ったら、駅員さんがいません。

朝はいたのに。

バスが来ないのも駅員さんがいないのもサボリじゃないですか?

ホームにある待合室で電車を待ちますが、電車がきません。

強風で電車が遅れているというツキのなさ。

今日は電車とバスの運が無い1日でしたね。

 

コースタイム

登山口(11:26)~(11:51)1合目(11:51)~(12:07)2合目(12:07)~(12:35)3合目(12:35)~(12:42)4合目(12:42)~(12:50)5合目(12:51)~(13:01)6合目避難小屋(13:03)~(13:11)5合目(13:11)~(13:18)4合目(13:18)~(13:25)3合目(13:25)~(13:47)2合目(13:47)~(13:59)1合目(13:59)~(14:17)登山口、伊吹登山口バス停(14:42)~(15:51)近江長岡駅

 

本日のルート

 

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2019/03/10(日) 六甲全山縦走、リタイア編 その2

リタイア編、その1からの続きです。

 

鍋蓋山でゆっくり鳥弁当を食べていましたが、汗だくの体がすぐに冷え切ってしまったため、急いで飯をかっこんで出発することにしました。

頂上で休憩されていた他の参加者さん達は、いつの間にかいなくなっていました。

鍋蓋山の頂上はもっと樹林帯の中にあって展望もないイメージでしたが、今は伐採事業が行われているのでしょうか?

だいぶ明るく景色もいい印象に変わりましたね。

 

鍋蓋山山頂、藤原さんの写真を拝借

 

さて、気を取り直してボチボチ先に進んで行きます。

もうリタイアを決意しているので、気楽なものです。

道も緩やかな下り坂の樹林帯で、気持ちよく歩いて行きます。

 

しばらくすると大竜寺っぽい所に出て、チェックポイントはどこかな?と無駄に階段を登り、お寺の境内の方に行ってしまいました。

ところが誰もいません、あ、こっちじゃない。。

無駄に階段を登り、無駄に階段を降りる羽目になってしまいました。

下り階段に関しては、もはや膝をかばいつつ亀のような遅さじゃないと降りれない状態になっていました。

 

膝をぷるぷるさせながら階段を下りて行くと、大会スタッフの方がおられ、大竜寺の入口の門の所にチェックポイントがありました。

到着したのは制限時間の5分前、あ、良かった、まだ通過できそうですね。

ゆっくりでもいいから、とりあえず摩耶山だけでも目指してみようかな?

と、心の中にそんな野心が生まれそうになっていると、隣にいたお兄さん2人組が、

「すみません、リタイアしたいんですけど・・・」

と受付の人に申し出ました。

聞くところによると、どうやらもう膝の痛みが限界のようでした。

それを聞いたスタッフのおっちゃんが、「痛い時は無理しない方がいいよ」と。

うんうん、そうだよな、私の膝も限界ですよね、これは、勇気ある撤退としましょう!

と言うことで、「じゃ、私もリタイアで!」とスタッフの方にお願いしました。

 

御褒美のジュースをいただきながら、門の所で一息付いておりますと、制限時間ピッタリにアンカー集団の人たちが歩いて来られました。

6人くらいで歩かれてるのですね。

この大会ではアンカー集団に追い付かれると、問答無用でその場でリタイアとなります。

ここでリタイアしなかったとしても恐らくすぐに追いつかれていましたね。

 

アンカー集団の皆さん

 

ここで、ちょっとしたトラブル?が発生。

2人で参加されていてチェックも済まされている参加者の方の、1人がどこかに行ってしまった?(トイレ?)らしく、

「アンカーより遅れたらリタイアになるよ、もう出発するよ」

「もうチェック受けてるんですけどダメですか?もう来ると思うので、すぐ追い付きますんで!」

という押し問答が繰り広げられていました。

この影響もあり10分程遅れてアンカー集団は出発して行きました。

アンカーの方もボランティアなのでしょうか?ペースメーカーも大変ですね。。

 

早く~何してるの~?もう出発するよ~と言った感じのアンカー集団さんたち

 

さて、私もそろそろエスケープへと旅立ちましょう、と言うことで、新神戸駅へ向かい出発します。

コンクリートの下り坂をゆっくり1人で進んで行きます。

途中川を渡る場所では、あぁ水がきれいだなぁとか写真を撮ったりしてボチボチ進んで行きます。

 

川を渡る

 

しばらくすると市ヶ原に出ます。

茶屋を左に進めばトゥエンティクロスを経て摩耶山、右に進めば新神戸駅です。

ここから新神戸へは車道が続きますが、結構距離ありますね。

茶屋には明らかに登山者ではない街の人が観光?に来ていました。

下界との境界みたいなゾーンですねここは。

てくてく新神戸へ向かっていきます。

 

下界が見えてきた

破線ルート?ここからも市ヶ原へ向かえるようです。敢えて山道を歩きたい人向け。

ハーブ園のロープウェー

 

下界の景色やハーブ園のゴンドラを見ながらゆっくり進んで行きますと、右手に階段で降りる箇所があります。

新神戸駅はこちらだそうです、か、階段ですか?

階段の下りはもろに膝に来るので、なるべく遠慮したいところなのですが、仕方ありません。。

 

こちらにはちょっとした公園があり、トイレもあります。

カップルの方がお弁当を食べておられました。

 

ちょっとした公園

 

ここからが、えぐかったです。

さらに階段の下りが続くからです。

おぉ、まさに最後の試練か、、地獄の下り階段。。。

少し先に、同じように牛歩で降りておられる登山者の方がいらっしゃいましたが、私と同じようにエスケープされた方と思われます。。

お互い膝には気を付けましょう、と思いながら、その方とペースを合わせるようにゆっくりと階段を下ります。

 

布引の滝への分岐

 

えーと、せっかくエスケープするので何か撮れ高を、ということで布引の滝へ向かってみます。

そんな距離もなさそうですし。

と、思ったのが運の尽き、こちらの方がさらなる下り階段が続くルートだったのです。

ほぉぇえええええ!!勘弁してくれぇぇええええ!!!

 

布引の滝

 

滝はきれいでした。

でもずっと下り階段です。

そしてほとんど人がいません。

外国人の観光客の方が、1人で来られていました。

神秘的な滝を楽しんでいただけましたでしょうか?

 

これでもか!と言わんばかりの下り階段

 

だ、ダメだ!このルートは!膝を言わした人向けのエスケープルートではない!!

神経が擦り切れるような膝の痛みの中、この階段を降りろと言うのか!!

一歩ずつ泣きそうになりながら階段を降りて行きます。。。

 

後で調べたところ、あれですね、途中で見えていたハーブ園のゴンドラでも降りれるようです。

そっちの方が断然お勧めです。このエスケープは膝が痛い時は使わない方がいいですね!

泣きながら歩くこと数十分、ようやく新神戸駅に到着です。

 

新神戸駅の裏手に出ます

川の上に作られている新神戸駅

 

なんかうろ覚えですが、ここには断層が通っている?らしく、万が一断層が動いたとしても建物に影響のないような仕組みで新神戸駅は建てられていると聞いたことがあります。

嘘かも知れないです、ごめんなさい。

そんなことを考えつつ、街に降りてきました。

さぁ、とりあえずはびしゃびしゃの服を着替えないと。。

でも何処で着替える?駅のトイレか?

せっかくだし銭湯でも行って温まるか?

いやでも藤原さんはまだこの過酷な雨の中頑張っていらっしゃるし、そんな中、藤原さんを裏切るような行為は自重した方がいいんじゃないか?

まぁ行くかは別として、とりあえず近くの銭湯を調べてみるか、、あ、ちょうどいいここから徒歩5分くらいの所にスーパー銭湯神戸クアハウスがあるじゃないか。

いやいやでもでも、そんなゆっくり湯船に浸かって疲れ切った体を癒すなんてそんな大人げない裏切行為みたいなことできるわけ、、あ、あれ?足が、足が勝手に銭湯の方に進んで行く!!そ、そんな、藤原さんはまだ頑張っているのに!!ま、待ってくれ!!あ、足が止まらない!!あーーーーー!!

 

 

ざぶーーーーん!!!!!

ふーーーーううううううぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!

あ”あ”あ”あ”あ”-----!!!!し、痺れるぅぅぅうううううう!!!!!

 

 

拝啓、藤原さん

すみません、欲望に勝てなかったp-tingです。ごめんなさい。

藤原さんが雨の中、宝塚までの道のりを頑張っていると言うのに、私は神戸のスーパー銭湯神戸クアハウスで心身をリフレッシュさせてしまいました。

登山の後の風呂というのは、どうしてあんなに心地よいものなのでしょうか?

露天風呂でたましいが抜けそうになりながら、今大会を振り返っていました。

久しぶりの登山だからリタイアはある程度覚悟していたけど、もう少し頑張りたかったなぁ。。

膝の痛みも体重や日頃のトレーニングの無さから来てるんだし、もっと体を作っておくべきだったなぁ。。

そんな反省の念を持ちながら、スーパー銭湯を後にして、知り合いのビアバーへ向かいました。

 

登山の後のスーパー銭湯の後のビール

 

どうして登山の後のビールはこうも美味しいんでしょうか。

ましてや、スーパー銭湯の後だと、その美味しさは計り知れないほどです。

なんだか普段よりもまわるのが早いような、、お兄さん、すみません、ビールもいいんですが何か腹に溜まるものを、、飯、肉、、ガッツリ系のものを下さい!!

エネルギーを使い切っていた私の体は、血肉を欲していました。

 

ううう、藤原さんが宝塚に着くまで時間がありましたもので、ごめんなさい、ビールを飲みながら時間を潰しておりました。

藤原さんの状況をお伺いしようとメールするも、返事がありません。

後から聞いたところによると、携帯が壊れそうな激しい風雨でなかなか返信できなかったとのこと。。

そんな勇者藤原さんを迎えるべく、阪急電車で宝塚へと移動しました。

 

無事に戦闘を終えた藤原さんと合流。ちなみに私は銭湯を終えています(爆)

 

無事に藤原さんと合流しました。

びしょ濡れの服を着替えていただいて、いつものように居酒屋で反省会?です。

藤原さんは寒さのあまり右手が固まってしまったみたいで、箸が持てないとのこと。。

どれほど過酷な行程だったのでしょうか。。。

(藤原さんの行程の様子は、藤原さんからの記事を見て下さいね!)

2019/03/10(日) 須磨浦公園駅から宝塚駅(六甲全山縦走) その1

 

完走お疲れ様でした!!

 

いやー、それにしてもこのような結果になってしまうとは。。

私もゴール後のぜんざい食べたかったなぁ。。

(ビールを既に飲んでいる貴様が何を言う!!)

 

この時は来年の事は口にしませんでしたが、今これを書いていて、リベンジ心が強くなってきました。

もう少し体のコンディションを整えて、来年もリベンジしたいですね。

まずは体重を減らして膝の負担を減らす、そして月一回の山登りで足腰を慣らす!

、、、まぁ万が一できなかった場合は、私は東コースとかにしますかね。。

どこかで藤原さんに追い付かれる感じで。。

 

藤原さんはなんとこの翌日も伊吹山に登られるとか。

信じられないです、尋常じゃない体力ですね、、

私もまた奥多摩に登りたいので、なんとか時間を作ってまた東京に行きたいなと思っております。

今後ともよろしくお願い致します!

何はともあれ、今回はお疲れ様でした!!

 

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2019/03/10(日) 六甲全山縦走、リタイア編 その1

おはようございます、p-tingです。

 

今回はいつもお世話になっている藤原さんが、遠路はるばる関西まで来ていただけるとのことで、とてもありがたく思っております。

一緒に六甲全山大会に参加したのですが、ルートの詳細などはひとつ前の藤原さんからの記事で詳しく書いて下さっておりますので、こちらの記事では私のリタイア記録として、その心情をつづって参りたいと思います。

わたくし六甲全山は中学生の頃に父親と、いわゆる大会とは別で個人的に勝手に走破したことがございまして、それはそれはその時は大変辛かった記憶があるのですが、もうかれこれ20年も前の話ですし、ましてや最近は全然山にも行けてない生活が続いておりましたので、果たして走破できるものなのかと戦々恐々としながら当日を迎えたのであります。

 

2019/3/10 AM 5:00

三宮のマンガ喫茶で仮眠をして、東京から夜行バスで来られた藤原さんと合流。

阪神三宮駅から須磨浦公園駅へと向かいました。

藤原さんの小さいリュックはパンパンで、「サブザックをリュックの上から背負う」という荒技を使いこなされていました。

駅から受付までの上り坂で既にしんどくなりましたが、受付を済ませて出発です。

時間も遅いためか、受付は全く混んでいませんでした。

 

出発!!藤原さん元気そうです。

 

出発してからすぐに、息が上がります。

久しぶりに山を登ると言うのは、それはもう辛く苦しい訳です。

ましてやそれが制限時間のある大会だとプレッシャーも半端ない訳です。

しょっぱなの上りから体が重く、こういう時はできるだけゆっくり歩きたいのですが、何となく回りの皆さんの雰囲気とか、大会全体の空気が「早く歩かねばならない的な何か」を感じさせるのです。

須磨浦の頂上に着いた時にはもうひーひー言っておりました。。

 

きれいな朝焼け。この時点では晴れてました。

 

とは言えまぁ登りがしんどいだけで、この時点では平坦な道や下り坂なんかはスルスルと歩いておりました。

もうこれは体重の増加が100%の原因ですね、これにつきます。

 

朝焼けを眺める藤原さん

 

須磨浦公園~菊水山は、何度か歩いたことがありますが、これほど登りと下りが極端に連続する感じだったんですね。

もうすごいですね、縦走と言うよりは、「何個かの単独の山を登って降りて登って降りて登る」、みたいな感じですね、いやほんと。

高倉台の市街地を抜けて、須磨アルプスへ向かいます。

 

須磨アルプス

前半の見どころにテンションが上がる藤原さん

 

須磨アルプスは結構危険でスリリングな記憶がありましたが、こんなにも小規模だったか?と言うくらいすぐ通過してしまいましたね。

その後は横尾~妙法寺の市街地を抜けます。

怪しげなシェルターに覆われた地下鉄の下をくぐるのですが、個人的にはこういう怪しげな構造物が印象に残ります。

 

シェルターに覆われた地下鉄の下をくぐる

 

市街地を抜けると次は高取山に登るのですが、これが地味にきつかったですね。

そう言えばなんとなく中学生の頃にも地味にきつかった記憶があるような気がします。

山頂には神社があり、縦走ルートでは参道の裏側から登って行くような感じですね。

 

地味にきつい高取山登り

 

高取山の登りで体力をそぎ取られた後は、丸山市街地を抜けます。

道が迷路みたいで迷いやすいとよく言われている地域ですが、電信柱等にしっかりと標識があるので、見落とさなければ問題ないです。

それよりも坂道の傾斜が地味にキツイ、、普通に登山道と同じくらいの傾斜じゃないですか?

ボディーブローのように効いてきますね、、市街地だからと言って油断できません。。

 

100均のポンチョを装着する藤原さん、この人の体力は計り知れない・・・

丸山市街地

上り坂キツイっす。。

 

ここまで藤原さんに貴重なパンをいただいたり、随時おにぎり等を食べてエネルギーを補給して来ましたが、ここに来て、ものすごいお腹が減りパワーが無くなってきました。

雨が降り出して気温が低いのもあるのかもしれません。

飲み物もお茶しか持ってなかったので、ポカリ的なものを自販機で買おうとしたら売り切れ・・・

仕方なくリアルゴールドを飲みましたが、これ結構効きますね!

すぐに元気が湧いてきました。

リアルゴールド最高!!

 

鵯越駅から菊水山登り口までは遊歩道的な気持ちのいい樹林帯を進んで行きます。

さっきの丸山市街地よりよっぽど楽です。

廃止となった菊水山駅の残骸を通過して、急坂を登ると、第1のチェックポイントです。

40分前の到着、関門を突破できたことに少し安心しました。

 

さて、少し休憩して、ここからは菊水山の階段地獄に挑戦です。

学生時代、ここの登りのあまりのしんどさに、二日酔いの先輩がゲ○を吐いていたのを来るたびに思い出してしまう所です(笑)

今までは少し焦りながら自分にしては早いペースで歩いていましたが、チェックポイントで40分の余裕があることが分かり、少し落ち着いてゆっくり登ることにしました。

息は上がりますが、ゆっくり登れば登れるんです、山登りと言うのはそういうものです。

藤原さんははるか遠く先に行ってしまいましたが、私は同じくらいのペースで歩いている人たちと抜きつ抜かれつしながら、亀のようなペースで登って行き、無事に菊水山頂上にたどり着きました。

頂上では藤原さんがお出迎えして下さいました。

 

ここで頂上の写真を貼りたいところですが、疲れ果てていたため写真がありません。。。

天気も崩れて来て、景色もだいぶ霞んできました。

少しばかりの休憩をして、先に進みます。

藤原さんのお写真を借用して、マップを見ると1/3くらい来ましたかね、適当ですが。。

 

六甲全山縦走路マップ

 

さて、ここから軽快に下って行きます。

と、言いたいところですが膝の痛みがピークになってきました。

下りは膝にこたえます。。

(これを書いてる今も思い出しただけで膝が痛くなってきました笑)

 

ここの下りはかなりザレていて危険な印象がありましたが、以前のルートが通行禁止になって新ルートが開拓されている箇所があり、前のように危険な感じは無くなっていました。

しかしそれにしても膝が痛い、、、急過ぎませんか下り坂。。。

膝の激痛に耐えながら、なんとか有馬街道の天王吊橋まで到達です。

有馬街道はたまに車で通るのですが、通るたびにこの吊橋を見てしまいます。

今はその吊橋の上にいます。

 

天王吊橋

 

ここから鍋蓋山までまた登り返しなんですよね。

ほんと、どれだけ登って下ってを繰り返すんでしょうかこのルートは。。

またもや一気に牛歩になってしまいます。

加えて膝の痛みも耐えがたいものに、、さらにエネルギー切れで、前に進まなくなってきました。

ここも結構な登りのはずですが、菊水山の登りの後なのでさほど印象に残らない感はありますね。

 

坂を登り切って、わーい!と思ってから山頂までが地味に結構距離がありまして、絶望感を抱きながらボロボロの体を前に進めて行きます。

と、元気そうな足取りの女性が立ち止り、仲間と何やら話しています。

次の大竜寺のチェックポイントまで40分しかないとか?

あれ、結構やばいんじゃないですか??

先ほどのチェックポイントの40分の余裕がいつの間にゼロに・・・

やはり少し早いペースで歩かないと厳しいみたいですね。。。

 

そして、半ばあきらめモードで鍋蓋山に到着。

あれ、藤原さんがいません・・・あぁ・・・ついに見放されたか・・・

と思ったら奥の展望スペースの方におられました。

 

私は膝の痛みが限界に来ていたのと、体力的な面で制限時間に間に合いそうにないと言うこともあり、ここでリタイアを決意し、藤原さんに六甲全山を託すことにしました。

とりあえず一息付いてからエスケープを考えようと、最後の食料である鳥弁当を食べながら景色を眺めました。

リタイアを決意したので、精神的にはホッとしました。

 

藤原さん、後はよろしくお願いします!!

 

あれ、リタイア記録のくせに、その2へ続きますよ。

 

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2019/03/10(日) 須磨浦公園駅から宝塚駅(六甲全山縦走) その3

その2からの続きです。

 

【摩耶山(掬星台)~六甲最高峰下】

掬星台からどっちに歩いていくのかよくわからなかったので、広場から歩いていく人の後をついていきました。

するとすぐに車道にでました。

ここからは長い車道歩きになりました。

しばらく歩くと右側に六甲全山縦走のノボリがあります。

車道から右に曲がり階段を上った後は登山道になります。

15分くらい歩くと再び車道に出ました。

また長い車道歩きになりました。

途中に気になっていた藤原商店がありましたが、複数の登山者が立ち寄っていて時間が掛かりそうだったのでスルーしました。

 

藤原商店

 

記念碑台前の交差点の少し先で右に曲がり、少し細い道を歩いていきます。

ゴルフ場の間を通り抜けていき、登山道と車道を繰り返した後、六甲ガーデンテラスバス停の前にきました。

雨宿りしている登山者も多く、先行者は「受付はどこですか?」と聞いていますが、受付は無さそうとのこと。

チェックポイントではなく関門だけのようですね。

 

六甲ガーデンテラスバス停でチェックポイントを探している登山者達

 

六甲ガーデンテラスの前を通り過ぎ、右側が視界が開けている登山道になります。

そして風当たりが強くなってきます。

たまに吹き飛ばされそうな突風も吹いてました。

 

いったん車道に出た後は、登山道は車道と交差を繰り返します。

登山道を歩いている登山者はほとんどいません。

みなさんずっと車道歩きのようですね。

自分は道標に六甲最高峰と書かれていることを信じて登山道を歩いていきます。

登山道には水溜りも目立つようになってきましたね。

 

何度も見慣れた車道に出ていましたが、東屋がある細い車道に出ます。

なんかいままでと雰囲気が違いますね。

道標には右「一軒茶屋」、左「六甲山最高峰」と書かれています。

チェックポイントの時間に余裕があるので、先に六甲山最高峰を制覇しておくことにしました。

 

電波塔を通り過ぎると奥の方にポツンと棒が立っているのが見えます。

近くまで行ってみると、「六甲山最高峰」と書かれている標柱でした。

写真を写そうとすると、風がビュービュー吹いてきます。

風を遮るものがないので風通しがいいんですね。

 

六甲山最高峰

 

貸切りの六甲山最高峰を味わった後は、先程の分岐まで戻って「一軒茶屋」方面に下っていきました。

坂を下りきったところにチェックポイントがありました。

受付を済ますと、チョコと飴玉のご褒美をいただきました。

 

六甲最高峰下のチェックポイント

 

 

【六甲最高峰下~塩尾寺下広場】

最終関門を通過したので、もうゴールしたも同然ですね。

車道と交差を繰り返す登山道を歩いていきます。

芦屋市に入り、車道の向かい側から登山道に入って急傾斜を上っていきます

途中にザレている場所があり、登山道が細くなっている箇所があります。

落ちても大ケガにはなりませんが、ドロドロになって違う意味で悲惨になります。

慎重に通過したのはいうまでもありませんね。

 

ザレ場

 

下り坂はツーっと滑るようになってきます。

悪戦苦闘しながら無事に下ることが出来ました。

ホッとしたところで車道に出ました。

車道をどっちに行くのか迷います。

車道の左側から登山道に入ったので左が正解かなと思ったら、左側からヘッデンを点灯しているソロの方が歩いてきます。

右が正解のようですね。

どうやらトンネルの上を越えたので方角が逆になっていたようです。

危なかったですね。

 

薄暗くなってきたし、登山道が滑りやすくなってきたので、最後は登山道を歩かずに車道を歩きました。

すぐに「カーブNo.113」に着きます。

主催者の方達が道案内をしていて、「左に曲がってください」と誘導されました。

「登山道が滑りやすくなっているので気をつけてください」と注意点も伝えてくれました。

 

カーブNo.113

 

「カーブNo.113」からは気分的に下るだけという感じです。

どんどん下っていきます。

登山道はドロドロで滑りやすくなっています。

苦戦して前に進まない登山者が続出しています。

すぐに道を譲ってくれる方が多めでしたが、譲ってくれない方も数人いました。

なかなか道を譲ってくれない方は、引っ張るだけ引っ張って嫌そうに道を譲ってくれました。

 

小ピークと水無山と思われるピークを越えた後の下り坂までは、酷い登山道になっていました。

その後は滑りやすい場所は無くなりましたが、登山道は水溜りになっている箇所が目立つようになります。

なるだけ水溜りに入らないように気をつけましたが、登山靴はびしょ濡れなので水溜りに入っても支障はなかったかもしれませんね。

 

18時頃にヘッデンを点灯します。

真っ暗になると後半の登山道の下調べをしていないので、どこら辺を歩いているのかも解らなくなります。

土砂崩れで通行止めを通り過ぎ、2箇所の分岐を通過すると車道にでます。

自宅に戻ってから知りましたが、大平山の直下にある車道のようですね。

 

右に曲がってしばらく車道歩きです。

すぐに団体さんの行列の最後尾に追いつきましたが、真っ暗な登山道を一人で歩ききるのもシンドイと思い、団体さんの後ろで一息つくことにしました。

 

車道から登山道に入る場所

 

少し歩くと車道から右に曲がって登山道に入るようです。

最初は緩やかに下っていきます。

スリップしないように気をつければいい感じです。

しばらくすると前を歩いている方が立ち止まり前に進まなくなります。

渋滞が発生しているようです。

奥の方を覗いてみると、急傾斜の下り坂になっています。

「この雨の中、急坂を下るのか~」って感じでしたね。

渋滞していてなかなか前に進みませんでしたが、1人で歩いていたら猛スピードで下っていてケガをしていたかもしれませんね。

 

急坂を下りきったところで車道を横切ります。

ここが大谷乗越だったようですね。

主催者の方達が道案内をしていました。

 

大谷乗越から数分歩いたところで前を歩いていたカップルの女性が突然立ち止まります。

そして「もう歩けない」と言い出します。

男性が女性のことを心配して声を掛けている間、待ち時間発生です。

「はぁ~」とため息をつきたくなった頃に男性が後ろにいる自分のことに気付き、女性に道を空けるように促します。

1、2分ではありましたが、p-tingさんを待たせている身としては長く感じましたね。

 

カップルを追い越した後、団体さんが後続待ちで休憩しています。

団体さんから道を譲ってもらった後は一人旅になります。

早歩きくらいのペースでサクサク歩いていきます。

その後、何組か追い越しましたが、登山者に出会う機会が激減しましたね。

 

右手に宝塚市内の明かりが見えてくるとゴールはもうすぐかと感じました。

でも、ここからが意外と遠い。

気持ちが切れてきた頃に塩尾寺に出ました。

 

塩尾寺からはアスファルトの急坂を下っていきます。

数分歩いた時にシャリバテの限界がきます。

30分くらい前からお腹がグーグーと鳴るようになっていましたが、ゴールした後のぜんざいを楽しみに食べずにいましたが、無理だったようですね。

もうすぐゴールですが、玄米ブランを食べることにしました。

さらに下っていくと途中にショートカットがありましたが、「雨で滑りやすくなっているので車道を歩いてください」と案内されました。

少し下っていくと明かりがみえてきて、「六甲全山縦走ゴール」の下をくぐってゴールです。

 

塩尾寺下広場のゴール

 

すぐにテントの中でチェック受けてと促されました。

チェックを済ますと、少し待たされた後に完走証の入った封筒を受け取りました。

p-tingさんの封筒もどこかにあるんでしょうね。

別のテントに移動してぜんざいをご馳走になります。

ぜんざいを受け取る時に「おかわりしてくださいね~」と言われます。

テントの下は混雑していて少しウロウロした後、端っこに1人分の席が空いていたのを見つけて荷物を降ろして立ちながらご馳走になりました。

甘さ控えめで食べやすかったです。

おかわりすると先程と違ってアツアツです。

体が温まって美味しい。

ゆっくりしてしまいました。

 

ぜんざい

 

 

【塩尾寺下広場~宝塚駅】

p-tingさんが待っている宝塚駅に移動します。

どこから帰るのか解らず、ゴール付近にいた関係者の方に聞いて先程歩いてきた道を下っていきます。

暗いし、道標がなくて解りにくい。

途中で前を歩いている登山者を見つけてひと安心でしたが、その登山者も道を知らないようで前方から歩いてきた近隣の方に道を聞いていました。

「まっすぐいけば駅に出ます」と聞こえたので、追い越して阪急宝塚駅まで歩いていきました。

そういえばメールに宝塚駅と書いてあったことを思い出します。

JRの宝塚駅に移動しました。

JRの宝塚駅に着いたらp-tingさんからメールが来ていて阪急宝塚駅にいると書いてあり、再び阪急宝塚駅に移動してp-tingさんと合流しました。

 

阪急宝塚駅

p-tingさんと合流

 

着替えを済ましてからp-tingさんと白木屋でビールを飲みます。

すると右手が攣って力が入りません。

「なんでだろう?」と考えると、雨の中右手に地図とタオル、左手にヘッデンを持ちながら歩いていました。

地図を持っていた影響が出てたみたいですね。

p-tingさんもお疲れ気味だし、自分の右手が攣るのが治らないので、予定よりも少し早めに切り上げました。

阪急宝塚駅でp-tingさんとお別れをして、自分は宿泊予定の烏丸にあるホテルに移動しました。

 

P.S.

p-tingさんお疲れ様でした。

p-tingさんから「来年も参加しましょう!」という言葉が出なかったのは残念ですが、自分も来年は東京マラソンに出場しないといけないので、日程的に自分も厳しいかもしれないですね。

でも、機会があればまた参加して、青空の下で気持ちよく歩いてみたいですね。

 

六甲全山縦走大会を主催した兵庫県勤労者山岳連盟の関係者の方々もありがとうございました。

いろいろサポートしていただいたおかげで気持ちよく歩くことができました。

次回参加する際も宜しくお願い致します。

 

全行程コースタイム

須磨浦公園駅(6:13)~(6:16)[受付]須磨浦公園(6:22)~(6:47)鉢伏山(6:47)~(6:52)旗振山(6:53)~(7:04)鉄拐山(7:05)~(7:44)栂尾山(7:46)~(7:59)横尾山(7:59)~(8:19)東山(8:20)~(9:35)高取山(9:35)~(10:33)鵯越駅(10:33)~(10:49)[チェックポイント]菊水山下(下水処理場前)(10:57)~(11:37)菊水山(11:47)~(12:38)鍋蓋山(12:49)~(13:10)[チェックポイント]大竜寺前(13:12)~(13:23)市ヶ原(13:23)~(14:44)電波塔(14:46)~(14:48)掬星台(14:57)~(16:03)記念碑台(16:03)~(16:27)六甲ガーデンテラス(16:27)~(17:09)六甲山最高峰(17:09)~(17:14)[チェックポイント]六甲山最高峰下(17:16)~(17:30)カーブNo.113(17:30)~(19:40)塩尾寺(19:40)~(19:52)[チェックポイント]塩尾寺下広場(20:07)~(20:31)阪急宝塚駅

 

本日のルート1

本日のルート2

本日のルート3

本日のルート4

本日のルート5

 

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2019/03/10(日) 須磨浦公園駅から宝塚駅(六甲全山縦走) その2

その1からの続きです。

 

【菊水山下(下水処理場前)~大竜寺前】

チェックポイントで休憩後、アスファルトの道を歩いていきます。

少し歩くと登山道になると思ったら、階段を上っていくようになります。

p-tingさんからこの上に今は使用していない菊水山駅があることを教えてもらいます。

階段を上っていくと菊水山駅のホームの下を通っていきました。

 

菊水山駅の下

 

菊水山駅を通り過ぎると平坦な道になりますが、左手に石井ダムを見ながら橋を渡ると、登山道は階段地獄が始まります。

登り始めに右手に神戸電鉄有馬線の線路が見えます。

タイミングよくゴーっという音が聞こえて電車が通過しそうな感じです。

p-tingさんが気を利かせて自分に「写していいですよ」と。

遠慮せずに神戸電鉄有馬線を写してみましたが、架線が邪魔していまいちになりましたね。

 

トンネルから出てきた神戸電鉄有馬線

 

その先は休憩所がある付近は平坦になっていましたが、右手にゴルフ場を見ながら急な階段が始まります。

最初は少し歩いては後ろを振り向いてp-tingさんとの距離が離れないようにしていましたが、先行者を追い抜いてからは待つ訳にもいかず、先に菊水山の山頂まで登っていくことにしました。

サクサク登ってどんどん追い抜かせてもらいましたが、山頂手前の岩がゴロゴロした辺りから渋滞が始まります。

数歩進むと休憩を何度も繰り返して前に進みません。

休憩するなら追い越させてくれればいいのに・・・。

こんなことになるならp-tingさんとゆっくり登ればよかった。

 

菊水山山頂手前の渋滞

菊水山山頂手前の展望地からの眺め

 

6分間の渋滞が終わったら、菊水山の山頂に着きました。

菊水山の山頂は電波塔が2つ立っていて、ちょっと残念な山頂です。

でも、電波塔の下が展望台になっていて、眺めは最高です。

 

菊水山山頂

菊水山山頂からの眺め1

菊水山山頂からの眺め2

 

ノンビリ景色を眺めていましたが、自分のいる場所をp-tingさんが気付かないと困るので登山道にお迎えにいきます。

菊水山の山頂手前は急な階段が長く続いていたので、p-tingさんの疲労が少し心配です。

でも、予想に反して足取りはマイペースのままp-tingさんが登ってきます。

顔には疲労感がありましたが、まだまだ歩けそうなので安心しました。

もう一度、展望台から景色を眺めて少し休憩しました。

 

六甲全山縦走路マップ

 

菊水山の山頂で休憩は程々にして、六甲全山縦走路マップを見てから出発することにします。

最初は緩やかな下り坂でしたが、視界が開けた場所を通り過ぎると「キケン注意」と書かれたテープが張られている登山道になります。

昨年の台風で崩落したとか。

その後は階段があったり、岩場があったりします。

下に行くほど急傾斜になってましたね。

下りきってダムの脇を通り抜けると天王吊橋を渡ります。

 

天王吊橋を渡る

 

橋を渡った後は急傾斜の上り坂が始まります。

菊水山の時と同様に最初は振り向きながらp-tingさんとの距離を離さないようにしていましたが、先程と同様に先行者を追い抜いてからは山頂まで先に行くことにしました。

急坂は標高差100メートルくらいあった感じがします。

傾斜が緩くなってきて山頂かなっと思ったら尾根が先の方に続いてます。

ガッカリしながら少し先にあるピークに歩いていきますが、山頂手前に眺めがいい場所があります。

当然立ち止まって撮影タイムにします。

 

景色を眺めていたら、自分の後を必死に追いかけてきたソロの方に追い抜かれてしまいます。

(自分を追い抜いたソロの方は摩耶山に向かう途中でヘロヘロになっていました。長丁場ですから無理しちゃいけませんよ!)

緩やか上り坂の尾根道を歩いていくと三角点のある鍋蓋山の山頂に着きました。

 

鍋蓋山山頂

 

鍋蓋山の山頂で20人くらいの登山者が休憩されていました。

ベンチが設置されている場所に展望地があったので、景色を眺めながらp-tingさんを待ちます。

 

鍋蓋山山頂からの眺め1

鍋蓋山山頂からの眺め2

 

六甲全山縦走に参加している登山者の方々は、鍋蓋山からの眺めには見向きもせずに山名標識の前を通過していきます。

p-tingさんが自分のことに気付いてくれるか心配で、キョロキョロしながら待っていました。

p-tingさんがなかなか来ないのでちょっと心配になってきた少し後に、疲労困憊のp-tingさんが来られました。

シャリバテして足が止まってしまったそうです。

そしてp-tingさんから「次のチェックポイントまで40分しかない」という情報を聞きます。

地図を確認すると、次のチェックポイントの大竜寺前までは鍋蓋山から45分と書かれています。

p-tingさんから「先に行って完走してください!」と六甲全山縦走制覇を託されます。

p-tingさんはお弁当を食べてから出発して、制限時間内に通過出来れば摩耶山を目指すとのことで、鍋蓋山の山頂でお別れすることになりました。

 

p-tingさんとはここでお別れ

 

さて、チェックポイントまで40分(標準タイムは45分)とギリギリの時間なので、ハイキング気分からギヤチェンジをしてペースアップして歩くことにします。

緩やかに下っていくと、先行集団に追いつきます。

なかなか追い越しにくい間隔で歩かれています。

しばらく我慢していましたが、時間切れになるのは嫌なので登山道が広くなっている場所でごぼう抜きさせていただきました。

なんとか20分前にチェックポイントに到着することが出来ました。

チェックポイントが並んでいたので、コースタイムと記入していただいた時間に1分の誤差が出てしまいました。

 

大竜寺前

 

チェックを済ますと、果汁100%のドリンクサービスがあります。

どれにしようか迷いましたが、酸っぱい方がいいと思いオレンジジュースを選びます。

オレンジジュースを飲まずに先に進もうとしましたが、休憩も兼ねて飲んでから行くことにしました。

 

【大竜寺前~摩耶山(掬星台)】

大竜寺前は車道が交差しているので「どっちに行くのかな?」とキョロキョロしていると、関係者の方達が「直進ですよ」教えてくれました。

直進もアスファルトの道で、どんどん下っていきます。

10分くらい歩くと登山道になり、川を渡ると開けた場所に出ます。

ここが市ヶ原なんですかね。

開けた場所から階段を少し上ると桜茶屋の前に出ます。

桜茶屋の前でたくさんの登山者が休憩されていました。

自分はトイレに寄った後、休憩せずに先に進みます。

 

桜茶屋

 

少し歩くと分岐があります。

自分の前を歩いてたソロの方は立ち止まりましたが、さらに前にいた数名は右に曲がっていきます。

道標を見るとまっすぐが正解のように感じますが、右も摩耶山と書いてあったので先行者を信じて右に曲がりました。

歩き始めてすぐに雨も降ってないし、暑いのでカッパを脱ぎました。

あまり飛ばしてもゴールまで足がもたなくなるので、少しゆっくり歩くことにしました。

 

数分歩いた後、後ろを振り向いても誰も歩いていません。

嫌な予感がしたので立ち止まって地図を確認することにしました。

地図を見ると先程の分岐は直進が正解で、いまは破線ルートを歩いているようです。

尾根に出たら左に曲がれば正規ルートに合流出来るので、破線ルートを歩いていくことにしました。

尾根に出て鉄塔をくぐった後、少し先の分岐で正規ルートに戻りました。

 

分岐から少し下って平坦な尾根道を歩いた後、稲妻坂という長い上り坂が続きます。

そこそこの傾斜なのでマイペースで歩けば問題ない程度ですね。

15分で学校林道分岐に出ました。

アップダウンを繰り返した後、大きな岩が多くなって傾斜が急になってきます。

すると渋滞が始まります。

前が進まず立ち止まってばかりになりました。

 

稲妻坂の渋滞

 

渋滞に巻き込まれて5分後、後ろからソロのおじさんがやってきます。

ソロのおじさんはすぐに「追い抜かせてくれまへんか」と。

さすが関西人って感じですね。

それでも渋滞の先頭の方達は避けようとしません。

ソロのおじさんは強引に追い抜こうとします。

危なすぎますね。

 

自分の前にいた若者4人がしびれをきらして、少し広くなったところで一気に追い抜きます。

自分も一緒に追い抜きました。

小ピークを越えた後、長い上り坂が始まります。

整備された階段を上りきった後、クマザサに囲われた登山道を奥の方に進むと電波塔の脇に出ました。

電波塔のところで大勢の登山者が休憩されています。

先に進もうとしたら、温かい紅茶のご褒美がありました。

ありがたいですね。

温かい紅茶をご馳走になってホッコリした後は車道を歩いて掬星台に移動しました。

 

電波塔の脇で行われていた紅茶サービス

 

掬星台は広場になっていて、まずは景色を眺めに行ってみます。

すると風がビュービューと吹いてます。

風に堪えながら神戸市内を眺めに行きました。

ガスで視界が悪くなってきましたね。

今日はもう景色を楽しめないでしょうね。

雨も降り出してきたのでカッパを着ることにしました。

ついでに自販機でポカリも購入しました。

 

掬星台からの眺め

 

その3へ続きます。

 

ここまでのコースタイム

[チェックポイント]菊水山下(下水処理場前)(10:57)~(11:37)菊水山(11:47)~(12:38)鍋蓋山(12:49)~(13:10)[チェックポイント]大竜寺前(13:12)~(13:23)市ヶ原(13:23)~(14:44)電波塔(14:46)~(14:48)掬星台(14:57)

 

ここまでのルート

 

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2019/03/10(日) 須磨浦公園駅から宝塚駅(六甲全山縦走) その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

今回は約2年振りのp-tingさんとの山登りです。

山行報告というのは変な感じがしますが、いつも通りの感覚で書いてみました。

 

11月後半にp-tingさんから教えていただいた「六甲全山縦走大会」に2人で参加します。

六甲全山縦走大会も楽しみですが、それ以上にp-tingさんと山歩きが出来ることの方が楽しみです。

一緒に完走出来るといいなぁ・・・。

 

【兵庫労山:六甲全山縦走大会とは】

兵庫労山主催の「第53回六甲全山縦走大会」で、全縦コース(47km)の他に西コース(25km)と東コース(28km)の3つのコースがありあす。

参加した全縦コースは参加申込者数は870名とのこと。

雨予報なので完走者はどれくらいになるのでしょうか。

結果が楽しみですね。

 

兵庫労山:六甲全山縦走大会

 

 

【須磨浦公園駅まで】

自分は早朝に夜行バスで神戸三宮に到着します。

高速道路の工事の影響で5分遅れで到着し、p-tingさんとの待ち合わせ場所に移動しました。

p-tingさんと合流してから阪急の神戸三宮駅に行きますが、次の電車は15分後。

阪神の方が早いかもと阪神の神戸三宮駅に移動します。

しかし、運の悪いことに駅に着いた時に電車が出発してしまいました。

結局15分待ちになったので移動せずに阪急の神戸三宮駅から乗った方がよかったですね。

ここで10分のロスです。

山陽電鉄直通の特急に乗って、山陽須磨駅で各駅停車に乗り換え、須磨浦公園駅で下車しました。

 

【須磨浦公園駅~栂尾山】

須磨浦公園駅の改札を出て右に曲がっていきます。

p-tingさん曰く「登山者の後をついていけばスタート地点に着くでしょう」。

その通りですね。

少し坂を上ったところに六甲全山縦走大会の受付がありました。

遅い時間になったこともあって閑散としています。

待ち時間なく受付を済ますことが出来たのはラッキーですね。

 

スタート地点の受付

 

受付を済ました後は、スタート地点からの景色を楽しみます。

2人共にノンビリモードですね。

長丁場なので最初はこんな感じでいいのです。

 

スタート地点からの眺め

スタート地点

 

スタート地点から出発します。

少し坂を上った後、階段登りが始まります。

まだ体が眠っているので足取りが重いですね。

 

鉢伏山山上展望台までは階段を登っていきます。

展望台には入れないと思っていましたが、覗いてみると入口は封鎖されていなかったので展望台からの眺めを楽しました。

明石海峡大橋から大阪方面を望むことができました。

 

鉢伏山山上展望台からの眺め1

鉢伏山山上展望台からの眺め2

 

日差しが少し出てきたので、「まだ雨は降らないのでは?」と二人で喜んでいましたが、冷静に考えると天気は西側から崩れてくるので、東側は天気が良くても不思議ではないですね。

展望台から下りてすぐに分岐があります。

鉢伏山山頂を巻くことも可能ですが、p-tingさんから「山頂に行く」という心強い言葉をいただきました。

みなさん山頂に立ち寄らずに巻き道を歩いていましたが、自分達は鉢伏山山頂に寄り道しました。

鉢伏山山頂は眺望なしで、公園の広場みたいでした。

 

鉢伏山山頂

 

鉢伏山山頂から少し下って巻き道と合流すると下った分だけ上り返します。

旗振茶屋がある場所に旗振山と書かれていました。

旗振茶屋からも見晴らしがいいですが、先程の鉢伏山山上展望台とほとんど変わりません。

本当の旗振山山頂は旗振茶屋から少し登ったところにありました。

 

旗振山山頂

 

旗振山から緩やかに下って、尾根道を歩いてきます。

鉄拐山の手前に巻き道の分岐がありますが、自分達は鉄拐山山頂に向かいます。

少しだけ傾斜で焦らずノンビリ登りきりました。

鉄拐山山頂は東側が開けていて、これから向かう六甲山方面を望めました。

六甲山は見えないそうです。

 

鉄拐山山頂からの眺め1

鉄拐山山頂からの眺め2

 

鉄拐山山頂から急な階段を下ると巻き道と合流します。

緩やかに下っていくと舗装路になり、右手に休憩所があります。

見晴らしが良さそうなので、自分だけ寄り道しました。

 

休憩所からの眺め

 

休憩所からは神戸市内と大阪方面と眼下には須磨料金所が望めました。

須磨料金所は須磨アルプスを破壊して作ったようですね。

休憩所の少し先にはおらが茶屋と高倉山山頂がありました。

 

高倉山山頂からは高倉台の街並み眺めながら階段を下って、団地の中を通り過ぎます。

道なりに歩いていくと、栂尾山(とがおやま)の手前に出ます。

北西方向に巻きながら歩いた後は長い階段登りです。

階段の途中で後ろを振り向くと先程歩いてきた鉢伏山や鉄拐山と明石海峡大橋を望めました。

 

長い階段登り

 

階段を登りきると花崗岩が風化した登山道になります。

栂尾山山頂手前は岩場になっていて、登山道は東側を巻きながら登るようになっていました。

栂尾山山頂には丸太で組まれた展望台があります。

展望台に登ってみると、大阪方面から淡路島方面までを望むことが出来ました。

 

栂尾山山頂からの眺め

 

 

【栂尾山~菊水山下(下水処理場前)】

栂尾山山頂からは緩やかに下った後、緩やかに登り返します。

登りきったところが横尾山の山頂です。

海側が少し見えましたが、眺望はいまいちですね。

 

横尾山山頂

 

横尾山山頂から少し下ると、花崗岩の登山道となり、クサリが設置されています。

いよいよ馬の背かと期待が高まります。

急坂を下っていくとお待ちかねの馬の背が目の前に現れます。

おや、思い描いていたよりも小規模?

 

馬の背1

 

木段を下りきると風化した花崗岩の登山道になります。

馬の背と言えばやせ尾根をイメージしていましたが、意外と広くて歩きやすい。

あっという間に通り過ぎてしまいましたね。

 

馬の背2

 

花崗岩の登山道が終わり、次のピークに登ると東山の山頂でした。

東山山頂からは先程歩いてきた馬の背や横尾山、栂尾山を望めました。

 

東山山頂から馬の背を眺めるp-tingさん

東山山頂から馬の背と横尾山

 

東山山頂からは高取山を正面に見ながら下っていき、住宅街に出ます。

最初は妙法寺駅方面に向かっていき、妙法寺駅の少し手前で右に曲がります。

小さな山を巻きながら歩いていき、高速道路や市営地下鉄の間を通り抜けます。

他にいい道があるんじゃないのかな?と、少し疑問に思ってしまいました。

 

住宅街を通り抜け、イノシシ注意の看板のある公園の脇から登山道に入ります。

いきなり急傾斜で公園から見えていた鉄塔まではあっという間に登ったので、高取山の山頂はすぐと思ったらまだまだ先でした。

まだかなまだかなという感じで歩いていくと、「石段の上の山頂は絶景」という看板に従い山頂に登ります。

神社を通り過ぎ、NHKの電波塔のある山頂に着きました。

ん、そんなに絶景ではないですけど。

神社がある場所からが絶景だったようですね。

 

高取山須磨側の山頂

 

山頂から下って巻き道と合流します。

少し歩くと「高取山山頂→」の道標があります。

先程の山頂は高取山ではなかったようですね。

少し歩くとまた神社があります。

参道となっている階段を登っていくと高取山の山頂がありました。

高取山山頂は眺望なしでした。

山頂で記念撮影をしていると、気のせいかたまに雨粒が落ちてきている感じがします。

そろそろ雨が降り出すようですね。

 

高取山の展望台から神戸市内を眺めるp-tingさん

 

高取山山頂から神戸市内を望みながら参道を下っていきます。

2つの茶屋を通り過ぎたところにあるトイレでトイレ休憩しました。

トイレの場所を左に曲がり、下っていくと住宅街に出ます。

この時点でポツポツと雨が体に当たるようになってきます。

少しずつ雨粒が多くなってきたので鷹取橋東詰交差点でカッパを着ることにしました。

 

鷹取橋東詰交差点から鵯越駅までは、住宅街の中をクネクネと曲がりながら歩いていきます。

道案内を見落とさないように地図を確認しながら歩いていきました。

神戸電鉄有馬線と車道の下を潜っていくと鵯越駅に出ます。

 

p-tingさんがお疲れ気味とのことでひよどり商店の自販機でスポーツドリンクを買おうとすると、スポーツドリンクは売り切れでした。

みなさん考えることが一緒で欲しい飲み物は早めに売り切れてしまうんですね。

 

鵯越駅の脇を通り抜けようとすると踏切が鳴ります。

プチ撮り鉄の自分はパシャリと電車を写します。

走ってきた電車は昔懐かしい古い車両でした。

なんだかほっこりしますね。

 

鵯越駅で神戸電鉄有馬線

 

鵯越駅の脇を通り抜け里山の登山道のようになります。

なかなかいい雰囲気の登山道です。

でも、少し歩くと車道に出てしまいます。

左に曲がって道なりに歩いていくと、鳥原川沿いの車道に出て川沿いに上り坂を歩いていくようになります。

不動明王を通り過ぎ、急坂を登っていくと最初のチェックポイントの受付がありました。

p-tingさんと一緒に受付を済まして少し休憩することにしました。

 

菊水山下(下水処理場前)のチェックポイント

 

その2へ続きます。

 

ここまでのコースタイム

須磨浦公園駅(6:13)~(6:16)[受付]須磨浦公園(6:22)~(6:47)鉢伏山(6:47)~(6:52)旗振山(6:53)~(7:04)鉄拐山(7:05)~(7:44)栂尾山(7:46)~(7:59)横尾山(7:59)~(8:19)東山(8:20)~(9:35)高取山(9:35)~(10:33)鵯越駅(10:33)~(10:49)[チェックポイント]菊水山下

 

ここまでのルート

 

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山行INDEX

 

2019/03/03(日) 芦ヶ久保駅から吾野駅(日向山、丸山、カバ山、飯盛山、関八州見晴台) その2

その1からの続きです。

 

【大野峠~刈場坂峠】

大野峠からスタート地点の芦ヶ久保駅に下山することが可能ですが、かなり雪も強く降ってくるようになったので、もう少し歩くことにします。

 

大野峠からの登山口

 

大野峠の脇から登山道に入ります。

最初は車道と平行していて、ほぼ平坦です。

一旦車道に出ます。

雪がやみそうにないので、仕方なくザックから折り畳み傘を出しました。

少し歩くと右側にある登山道に入ります。

今度はそこそこの急坂を登っていきます。

標高を上げていくと登山道も真っ白になってきました。

足音もキュッキュッといい音がしますね。

急坂を登り終えるとカバ岳の山頂があります。

山頂は樹林の中で眺望なしです。

 

カバ岳山頂手前の登山道

カバ岳山頂

 

カバ岳の山頂から先はちょっとした岩場と細い尾根が続きます。

薄っすらと積もった雪で滑りやすいので要注意です。

本日の核心部かもしれませんね。

そんな中、片手に傘を持ちながら歩いていきます。

スリップしないように慎重に歩きました。

 

カバ岳山頂の先にある岩場

 

階段が出てくると歩きやすい登山道になります。

しばらく歩くと一旦車道に出ます。

七曲り峠という場所でした。

 

七曲り峠

 

すぐに登山道に入ります。

先程よりも長い急坂が続きます。

今回は名も無きピークなんだよなぁ・・・と思いながらピークまで登りました。

すると右側に去年は無かった小さなお手製の山頂標識がありました。

二子山860mだそうです。

 

二子山のお手製標識

 

二子山から少し下ると、牛立久保という虚空蔵峠への分岐があります。

正丸峠への分岐だったような気がしますが、あまり自信がありません。

間違っていたら嫌なので、正丸峠方面は諦めて刈場坂峠に向かうことにしました。

 

牛立久保

 

牛立久保から緩やかに登っていきます。

次のピークも名も無きピークなんだよなぁ・・・と思いながらピークまで登りました。

するとここにも小さなお手製の山頂標識がありました。

横見山860mだそうです。

ん、さっきと同じ860m?

 

横見山のお手製標識

 

横見山から緩やかに下っていきます。

右側に別荘地っぽい家が出てきて、少し先に進むと車道にでます。

目の前が駐車場もある刈場坂峠です。

刈場坂峠からは北側の展望がありますが、今日は真っ白で何も見えませんでした。

 

刈場坂峠

 

 

【刈場坂峠~関八州見晴台】

刈場坂峠からは、トイレの少し先の右側にある登山口から登山道に入ります。

 

刈場坂峠からの登山口

 

登山道は直登コースとジグザグに登るコースと2つあります。

直登コースは滑るので、今日は傾斜の緩やかなジグザグに登るコースから登りました。

登りきったところがツツジ山の山頂です。

 

ツツジ山山頂

 

山頂は樹林の中で眺望なしですが、ベンチが設置されているので休憩には最適です。

ツツジ山の山頂でパンを食べながら、正丸駅に下山するかシンキングタイムをします。

悩んだ結果、いまから下山したら12時前には正丸駅に着いてしまいそうなので、関八州見晴台までは歩くことにしました。

 

ツツジ山からぶな峠方面に下っていきます。

少し歩くと車道に出ます。

ここから1Kmくらい車道歩きです。

工事現場の少し先に登山道入口があります。

登山道に入るとすぐに上り坂になります。

ピークまで登ると、ビニールテープに「丸山 833m」と書いてあります。

本日2回目の丸山山頂ですね。

山頂は樹林の中で眺望なしです。

 

丸山山頂

 

登山道は丸山山頂から右に曲がります。

気付かずにまっすぐ行くと、どこに行くんでしょうね。

丸山山頂からどんどん下っていきます。

またまた車道に出ます。

車道に出たところが、ぶな峠です。

ぶな峠には伐採された丸太がたくさん置いてありました。

 

ぶな峠

 

ぶな峠から車道歩きです。

少し歩くと右側に登山道があります。

道標がないので始めてだと不安になりますが、登山道を少し歩くと車道と合流します。

車道を歩き始めると、トレランの方々が後ろから走ってきます。

追い抜かれた後に気付きましたが、視覚障害の方達がペアになって走っていました。

 

視覚障害の方達

 

この先は登山道が車道の右側になったり、左側になったり交差しながらになります。

車道の左側を緩やかに登っていくと、樹林の中の飯盛山の山頂があります。

飯盛山の山頂から少し下ると、また車道出ます。

車道に出たところが、飯盛峠です。

 

飯盛山山頂

 

飯盛峠から車道を少し歩くと、右側にミラーがある場所から登山道に入ります。

尾根を巻きながら登っていき、ピークは巻いていましたが、ベンチがあるのでピークに登ってみました。

山名はなく793mピークでした。

 

793mピークから登山道に戻って下っていくと車道に出ます。

その後も登山道に入ったり、車道を歩いたりを繰り返します。

道標が「関八州見晴台」と「高山不動」の行き先が分かれている分岐から、関八州見晴台方面に登っていくと関八州見晴台に出ます。

関八州見晴台ではソロのおじさんが休憩されていましたが、自分が着いてすぐに出発されました。

関八州とは武蔵、上野、下野、常陸、下総、上総、安房、相模のことで、その名の通り展望がいい場所です。

今日は真っ白、天気がいい日に出直しですね。

誰もいなくなったので東屋の下で休憩しました。

 

関八州見晴台からの眺め1

関八州見晴台からの眺め2

関八州見晴台からの眺め3

関八州見晴台

 

 

【関八州見晴台~吾野駅】

顔振峠まで行くか悩みましたが、天気の回復は見込めないとの顔振峠から最寄り駅が何駅か分からないので、素直に吾野駅に下山することにします。

関八州見晴台から緩やかな下り坂を歩きます。

3分程で車道に出ます。

車道を1分歩くと左側に登山道入口がありました。

少し歩くと何も道標がない分岐があります。

自分は登っていく方を選択しました。

ちょろっと登ると、本日3回目の丸山山頂がありました。

丸山はどこにでもありそうな感じですが、こんな近場に3つもあるなんて。

 

丸山山頂

 

丸山山頂から3分程歩くとまた車道に出ました。

「吾野駅5.8Km」と書かれています。

5.8Kmも車道歩きなの~っとテンションが下がりました。

 

登山口の500m先に高山不動尊があるので、立ち寄ってみることにしました。

高山不動尊は654年に創建されたそうで、関東三大不動の1つに数えられているそうです。

歴史のある場所だったんですね。

ぶらりと立ち寄ってみるのもいいですね。

 

高山不動尊

 

急坂を下っていきます。

2分程歩くと左側に登山道入口がありました。

八徳、吾野駅方面と書かれているので、登山道に入ります。

最初は歩きやすい登山道です。

少し歩くと分岐があって、右が「志田」左が「八徳」と書かれています。

左の「八徳」方面に向かいました。

登山道は急傾斜の下り坂になります。

ジグザグにどんどん下っていきます。

沢沿いの登山道になると、傾斜が緩くなります。

そろそろ登山道が終わるんだろうなぁ・・・と思ったら、八徳の集落にある登山口に出ました。

 

ここからは長ーい車道歩き。

雨が降る中、だらだらと50分ほど歩いて吾野駅に着きました。

 

コースタイム

芦ヶ久保駅(6:45)~(7:36)日向山(7:43)~(8:50)丸山(8:54)~(9:16)大野峠(9:18)~(9:34)カバ岳(9:36)~(10:08)刈場坂峠(10:11)~(10:18)ツツジ山(10:24)~(10:49)ぶな峠(10:50)~(11:04)飯盛山(11:05)~(11:08)飯盛峠(11:08)~(11:37)関八州見晴台(11:50)~(11:55)丸山(11:55)~(12:06)高山不動尊(12:09)~(12:32)八徳の集落にある登山口(12:32)~(13:21)吾野駅

 

本日のルート

 

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山行INDEX

 

2019/03/03(日) 芦ヶ久保駅から吾野駅(日向山、丸山、カバ山、飯盛山、関八州見晴台) その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

いよいよ六甲全山縦走が来週になりました。

1週間前なのでガッツリ歩いておきたかったのですが、日曜日はあいにくの雨予報です。

天気が悪いとやる気になりませんが、少しでも北の方に行けば雨が降らないと願って「奥武蔵の山々」に行くことにしました。

未踏の大持山から武甲山までを歩きたいと思い、正丸駅で下車して伊豆ヶ岳経由で大持山から武甲山の稜線を歩く予定でいました。

 

【自宅~芦ヶ久保駅】

電車を乗り継ぎ、西武秩父線、飯能駅から西武秩父行きの各駅停車で朝食を食べている時に、地図を持ってきていないことに気付きます。

正丸駅から伊豆ヶ岳までの登山道が不安になります。

天気もいまいちなので、エスケープ可能なコースの芦ヶ久保駅から丸山に登って、天気が崩れなければ正丸峠方面に歩いていくことにしました。

 

芦ヶ久保駅で下車

 

芦ヶ久保駅で下車したのは自分だけ。

3時間ごとの天気予報で9~12時は雪、12時以降は雨。

前日は快晴だったので、天気の悪い日に山に登る人は物好きしかいませんよね。

途中駅ではトレラン3人が下車していました。

 

【芦ヶ久保駅~日向山】

芦ヶ久保駅の改札を出て正面右側にある階段を下りて、国道299号線を渡ります。

案内図を見てみると、日向山に展望台があって武甲山の眺めがいいと書いてあります。

気分も乗っていないし、こんな時じゃないと日向山に行かないだろうなあ・・・と思って、日向山に向かうことにしました。

 

最初は急傾斜の車道歩きです。

道標に従って日向山方面に向かいます。

早くも汗が出てきて、ウインドブレーカーを脱ぎました。

急坂を登り終えると、芦ヶ久保大観音のある源寿院があります。

芦ヶ久保駅から見えるので気になっていましたが、初めて芦ヶ久保大観音を目の前で見ました。

近くで見てみると、意外と大きくないですね。

 

芦ヶ久保大観音

 

芦ヶ久保大観音の裏から登山道に入ります。

少し下って沢を渡ってから登り返します。

20分くらい歩くと民家のある車道に出ました。

車道を少し歩いて琴平神社の中に入っていきます。

安全祈願して琴平神社の左側にある登山道というか整備された階段を登っていきます。

長い階段が2回程あります。

階段を登り終えると右に曲がり緩やかに登っていきます。

その先が日向山の山頂と思ってたら、登山道は緩やかに下っていきます。

そして、すぐに登り返します。

登山道の脇にクマザサが出てくると奥の方に展望台らしきものが見えてきます。

日向山の山頂でした。

 

日向山山頂

 

そこそこ広い山頂ですが、樹林の中なので開けてはいません。

その代わりに展望台を作ったのかもしれませんね。

展望台からは武甲山と二子山を望めます。

武甲山方面の視界がいまいちで、天気が崩れるのが早そうと感じました。

 

日向山山頂から武甲山

日向山山頂から二子山

 

 

【日向山~丸山】

日向山の山頂から丸山方面に下っていきます。

分岐を通り過ぎ、右側が開けてくると、まだ咲き始めのロウバイがありました。

ロウバイは植えてから1、2年程度と感じます。

何年かしたらロウバイと武甲山の絶景ポイントになるんでしょうね。

天気が下り坂で撮れ高が心配なので、ロウバイと武甲山を頑張って写しました。

ノンビリとハイキングって感じになってきましたね。

5分ほど頑張ってみましたが、いい写真は写せないので諦めました。

 

ロウバイと武甲山

ロウバイ

 

少し下ると道標のない分岐があります。

適当に歩きましたが、外れを引いて遠回りしたようです。

最初の分岐を右に曲がるのが正解でした。

東屋がある場所を右に曲がり、正解と思われる道に合流するとすぐに車道に出ました。

車道を左に曲がって少し歩くと分かれ道があります。

どっちに行くんだろう・・・と見渡していたら、右側に登山道がありました。

登山道に入り、緩やかな上り坂を歩いていきます。

傾斜が緩すぎて歩いても歩いても標高を上げず、長い距離を歩かされた感じがしました。

しばらく歩くと、1年前に歩いた登山道と合流します。

ひと安心ですね。

 

たまに急傾斜の上り坂もありますが、ゆっくり歩けば問題ない程度です。

林道を横切る辺りで上空から白いものが落ちてきます。

早くも雪が降ってきましたね。

東屋のある偽ピークまで登り、いったんトイレがある場所まで下ります。

駐車場への道を横切って正面にある尾根を登っていきます。

山頂にある展望台が見えたところで本日の第一登山者とすれ違います。

こんな天気の日に山に登るのは自分だけじゃなかったようです。

ひと登りすると丸山の山頂です。

 

丸山山頂

 

日本宝くじ協会から寄贈された立派な展望台があります。

雪が降っていて景色はダメと分かってても展望台に上ります。

まずは武甲山方面を眺めますが、真っ白で何も見えません。

当然ですが、360度真っ白で景色は楽しめませんでした。

 

丸山山頂の展望台

丸山山頂の展望台から武甲山方面の眺め

 

 

【丸山~大野峠】

雪もやみそうにないので下山するべきですが、先に進みます。

電波塔がある場所を右に曲がり、ヌルヌルゾーンを下っていきます。

気温が低いので滑らずに下ることが出来ました。

小ピークを越えて植林と自然林の間にある登山道を歩いていくと、白石峠と大野峠の分岐があります。

大野峠方面に向かいます。

少し歩くとパラグライダーの発進地に出ます。

 

パラグライダーの発進地

 

景色は何も見えません。

しかも雪が強くなってきましたね。

積もりそうな感じがします。

 

パラグライダーの発進地から段差のキツイ階段を下っていくと大野峠に出ます。

大野峠には東屋があって休憩には最適です。

ここで雨具を出せばいいのに、出すのを忘れました。

 

その2へ続く

 

本日のルート

 

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山行INDEX

 

2019/02/24(日) 深山橋バス停から古里駅(奥多摩三山、大塚山) その2

その1からの続きです。

 

【御前山~大岳山】

御前山山頂からの下りは泥んこ状態です。

ゆっくり歩くとツーっと滑ります。

少し足早に歩くようにしました。

明るい尾根道になると歩きやすい登山道になりました。

時折り平坦な場所もありますが、基本的にどんどん下っていきます。

ベンチが2つあるちょっとした小ピークに登るとクロノ尾山の山頂です。

クロノ尾山の山頂は樹林の中で眺望なしです。

 

クロノ尾山山頂

 

クロノ尾山からは登山道が左に曲がりながら下っていきます。

下りきると尾根の左側を巻きながら少し登り返します。

ピークまで登るとベンチが2つある鞘口山の山頂です。

鞘口山の山頂も樹林の中で眺望なしです。

 

鞘口山山頂

 

鞘口山からも下っていきます。

ちょっとした急坂の小ピークを2箇所越えて、緩やかに下っていくと大ダワに出ます。

大ダワは鋸山林道と登山道が交差しています。

鋸山林道を横切り、向かい側から登山道に入ります。

大ダワから少し登ると鋸山の巻き道との分岐に出ます。

分岐を右に曲がって少し歩くと、鋸山からの尾根道に合流します。

あとは大岳山方面に歩いていくだけです。

 

なだらかな登山道ですが、時折りアップダウンがあります。

何回か尾根の南側を巻いていくと正面に大岳山の巻き道への分岐があります。

分岐を左に曲がって急坂を登っていきます。

岩場やクサリが設置されている箇所がありますが、焦らずに歩けば大丈夫です。

傾斜が緩くなって尾根沿いを歩いていくと視界が開けて大岳山の山頂に出ます。

 

大岳山山頂

 

人気のある大岳山も貸切状態です。

まずは景色を楽しみます。

富士山の山頂に雲が掛かっていますが、肉眼ではなんとか見えますね。

写真だとよく探さないと見つからないかもしれません。

先程登ってきた三頭山や御前山も見えますが、遠いですねぇ。

 

大岳山山頂から富士山と奥多摩三山の三頭山と御前山

 

景色を楽しんだ後は、p-tingさんから頂いたビールをご馳走になります。

年始から禁酒していたので、1ヶ月半振りのアルコールです。

楽しみですね。

富士山と奥多摩三山の三頭山と御前山を眺めながらp-tingさんが作ったビールを頂くなんて最高ですね。

 

大岳山山頂でビールを飲む

 

美味い、美味すぎる~。

p-tingさんご馳走様でした。

久しぶりにお酒を飲んだのでほろ酔いになりました。

 

【大岳山~大塚山】

ホロ酔いの状態で大岳山の山頂から岩場を下っていきます。

1ヶ月半振りに飲んだせいか酔いのまわりが早く足元が揺れている感じがします。

ここでケガをしたら笑われるので、気を引き締めて岩場を下りきりました。

大岳神社で安全祈願しました。

 

大岳神社

 

大岳神社からも芥場峠までもクサリ場が5箇所あります。

凍結していなければ危険ではないので、今日はサクサク歩けました。

鍋割山への分岐を通り過ぎ、少し進むと芥場峠があります。

勢いよくまっすぐ進むと高岩山に行ってしまうので、要注意です。

 

芥場峠

 

芥場峠からは左下に向かう登山道に進みます。

沢まで下ると、沢沿いの登山道になります。

すぐに綾広ノ滝からの登山道と合流し、その先に水場があります。

水場で水を飲もうかなと思っていたら、水は枯れていました。

最近、雨が降ってないからですかね。

まあ、水が枯れてても飲み物はまだ2リットル以上残っているので影響はありませんけどね。

 

枯れていた水場

 

水場からは車が通れるくらいの登山道をしばらく歩いていきます。

茶屋のある長尾平を通過すると、すぐに御嶽神社の参道に出ます。

 

御嶽神社の参道

 

御嶽神社の参道、土産屋街、宿坊を通り、御岳ビジターセンターまでアスファルトの道を歩いていきます。

御岳ビジターセンターをそのまま直進すればケーブルカーの御岳平の駅がありますが、左上に向かう大塚山方面の道に進みます。

富士峰園地を巻きながら歩いていきます。

すると西側の空の夕焼けがキレイに見えます。

ベンチがある場所からは少し山並みが見えましたが、ベンチがある場所から少し進んだところからは空が赤色に染まってキレイです。

ベンチがある場所でもう少しゆっくりしていればよかったと少し後悔しました。

 

ベンチがある場所からの眺め

ベンチがある場所から少し進んだところからの眺め

 

気を取り直して少し歩くと大塚山の山頂です。

大塚山の山頂は眺望なしですが、テーブルとベンチがたくさんあって休憩するには最適の場所です。

休憩はしませんが、テッデンの準備をしてひと息つきました。

 

大塚山山頂

大塚山山頂にある電波塔

 

 

【大塚山~古里駅】

大塚山の山頂でヘッデン準備をしてから下っていきます。

だいぶ暗くなってきましたが、まだ目視でなんとかなります。

18時頃に足元が見えにくくなってきたのでヘッデンの電源を入れてみましたが、点灯しないというアクシデントが発生します。

大塚山の山頂では点いていたのに~。

ザックの中から予備の電池を出して、電池の入れ替えをしました。

 

下り坂の傾斜は緩く、古里の集落の明かりが近くに見えるのになかなか登山口に着きません。

ヘッデンを点灯してから40分程歩き、ようやく登山口に着きました。

登山口からは車道を歩いて古里駅に戻りました。

計算した訳ではないのに次の電車まで10分待ちと、ちょうどいい待ち時間になりました。

 

コースタイム

深山橋バス停(7:30)~(7:38)ムロクボ尾根登山口(7:38)~(8:58)ヌカザス尾根分岐(8:58)~(9:48)三頭山(10:06)~(10:38)鞘口峠(10:38)~(11:06)砥山(11:07)~(11:48)月夜見山(11:54)~(12:00)月夜見第2駐車場(12:01)~(12:29)小河内峠(12:38)~(13:16)惣岳山(13:17)~(13:34)御前山(13:46)~(14:11)クロノ尾山(14:12)~(14:25)鞘口山(14:25)~(14:40)大ダワ(14:41)~(15:41)大岳山(16:14)~(17:26)御岳ビジターセンター(17:26)~(17:43)大塚山(17:46)~(18:38)丹三郎集落登山口(18:38)~(18:50)古里駅

 

本日のルート

 

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