p-tingさん、お疲れ様です。
雨予報なのであまり山登りする気持ちはありませんでしたが、5時起きします。
天気予報を調べてみても相変わらず雨予報。
もうひと眠りして6時起きします。
八ヶ岳は雲の中でも瑞牆山方面は晴れ間がありそう。
それなら瑞牆山に行ってみるかと、道の駅「南きよさと」から瑞牆山荘に移動しました。
【瑞牆山荘~瑞牆山】
瑞牆山荘近くにある無料駐車場から出発します。
最初はなだらかな登山道も尾根まで急坂になります。
大きな岩がゴロゴロしているところを九十九折りに登っていくと、目の前に瑞牆山がドーンと現れます。
瑞牆山の上には青空もあるので山頂までは天気が持ちそうですね。
尾根から富士見平小屋までは傾斜が緩くなります。
この時に足に疲れがあることに気付きますが、登るのには支障がない程度なのでなんとかなるだろうと甘い考えでいました。
富士見平小屋の手前にある水場でキンキンに冷えたポカリスエットを作ります。
水もガブガブと飲みます。
美味しすぎる~。
実は昨日の夜に熱があることに気付きます。
今日もここまでに600mlの飲み物を空にするほどのノドの渇きがあって、体調はいまいち。
でも、富士見平湧水の水を飲んで元気になったかもしれませんね。
富士見平小屋をチラ見して天鳥川まで下ります。
途中にある小川山への分岐の標識が新しくなっていました。
天鳥川の少し手前から登山道が川になっています。
昨日の大雨の影響のようですね。
いつもより水量の多い天鳥川を渡ると目の前に桃太郎岩がドーンとあります。
存在感が半端ないですね。
ここからは瑞牆山の山頂まで急坂の連続です。
登山道がずっと川になっているので、靴が濡れないように気を付けながら歩きます。
最初のクサリ場を通り過ぎ、2つ目の階段の隣りにある沢が滝のようになっていました。
2つ目、3つ目のクサリ場を通り過ぎて10分程歩いたところで後ろを振り返ります。
すると富士山がキレイに見えます。
瑞牆山の山頂から初めて富士山が見えるかもしれませんね。
期待が高まりながら登っていくと左側に大ヤスリ岩、その先に4つ目のクサリ場を通り過ぎて岩がゴロゴロしている場所を登りきると不動滝への分岐に出ます。
瑞牆山の山頂へはここから裏側を通って登っていきます。
ちょっとしたクサリ場とロープと階段のある場所を登りきると瑞牆山の山頂に出ます。
まずは瑞牆山の山頂から富士山を確認、その後右往左往して瑞牆山からの景色を楽しみました。
景色を楽しんでいると山頂にいたソロのおじさんと山談義になります。
おじさんが「昨日、真教寺尾根のピストンで赤岳に登ってきた」というと、
自分は「一昨日、同じコースで歩いてきましたよ」と。。。
おじさんは「新潟方面に行く予定も天気が悪く八ヶ岳に来た」とのことです。
自分もまったく同じで、みなさん考えることは同じなんですね。
その後、景色を眺めながら山談義をしました。
おじさんから瑞牆山の北側にある御・座・山と書いておぐらさんと読む「御座山」と天狗山は簡単に登れるけど眺めが最高なので騙されたと思って1回登ってみて・・・とお勧めされました。
家に帰ってから調べてみないといけませんね。
おじさんとの山談義が楽しく瑞牆山の山頂で長居をしてしまいました。
あまりノンビリしすぎると雨に降られる可能性が高くなるので、ソロのおじさんに不動滝経由で下山しますと伝えて、先に下山することにします。
【瑞牆山~不動滝】
瑞牆山の山頂から分岐まで戻ります。
分岐を右に曲がり、一気に下っていきます。
登山道は濡れているので慎重に歩いていきます。
歩き始めてすぐに登山道が沢になっている箇所が続くようになります。
歩きにくいですね。
分岐から30分程下ったところに地図に記載されていない小川山への分岐がありました。
小川山への登山道を覗いてみるとかなり荒れている様子で、あまり歩く人はいなさそうです。
長いロープが垂れ下がっている「ししくい坂」を下って少し歩いたところで、後方から滝のような音がします。
不動滝があるのかな?と振り返ると、音がする方に向かって踏み跡があることを発見します。
滝があるなら行ってみるかと音がする方に歩いていきます。
次第に急坂になりますが、踏み跡があるいちばん高い場所まで登ってみました。
でも滝は全然見えませんでした。
タダでは帰れないと滝が見えそうな場所まで獣道をトラバースしてなんとか水飛沫をあげているところを見ることが出来ました。
登山道に戻り、少し下ると夫婦岩という大きな岩がありました。
確かに2つの大きな岩が寄り添っていますね。
夫婦岩から少し下ると、右側にある不動沢を渡っている3人の登山者がいることに気付きます。
最初は「別の登山道から来たのかな?」なんて思っていましたが、登山道は不動沢を渡るのが正解でした。
男性の方が片足を水没したのでヒヤリとしましたが、無事に渡ることが出来て安心しました。
水量も多く、グラグラする岩の上を渡らないと行けないので、自分は慎重に歩きました。
不動沢を渡り、少し下っていくとベンチが1つある場所の右側に不動滝がありました。
不動滝は先ほどのニセ不動滝(←勝手に命名)と違って立派な滝ですね。
滝の落差は20m程度で巨大な花崗岩の一枚岩の上を流れ落ちています。
花崗岩に流れ落ちる滝といえば、鳳凰山の滝を思い出しますね。
想像以上に素晴らしい滝でした。
【不動滝~瑞牆山荘】
不動滝からはかなり整備された登山道になります。
整備された橋をたくさん渡ります。
途中で怪しい黒いキノコを見つけます。
あまりにも怪しいので写真を撮ってしまいました。
キレイな不動沢の脇をどんどん下っていきます。
不動滝から25分くらい歩いたところで不動滝から離れていきます。
不動滝から離れ始めてすぐの場所で足下に荷物が放置されています。
デポするにも微妙な場所なんだけどなぁ・・・と思って上を見上げると大きな岩にクライミングをしている2人がいました。
絶壁の岩を登るなんて凄いですね。
登山道は少しずつ広くなっていき、車がたくさん止まっている林道終点に出ました。
林道終点からは芝生公園を目指します。
林道終点から少し歩いた場所に分岐があり、芝生広場方面に曲がります。
芝生のような広い道を歩いていくと「瑞牆の森」の案内図がありました。
道がたくさんあって解りにくそう。
真ん中の道を通っていくことに決めました。
少し歩くと雨がポツポツと降ってきます。
夏なので小雨ならカッパを着なくてもいいとザックカバーをして帽子をかぶるだけにします。
遊歩道は無造作に分岐があり、荒れてる道もあったのでみずがき山自然公園の建物らしき方向に降りることにしました。
手前にみずがき山自然公園の芝生とトイレがあったので、トイレに寄ることにしました。
雨が降っていてあまりキレイに写せませんでしたが、ここからの瑞牆山は絵になりますね。
紅葉の季節に来てみたいですね。
みずがき山自然公園からはつまらない車道歩きです。
でも、意外な発見もあるので侮れません。
瑞牆大橋を渡り終えたところで後ろを振り返ります。
すると瑞牆山がドーンと。
ここも絵になる場所ですね。
しばらく歩いて本谷釜瀬林道を左に曲がります。
ここからは瑞牆山荘までずーっと上り坂。
15分程上ったところにようやく瑞牆山荘がありました。
ここを左に曲がって2分程歩くとスタート地点の瑞牆山荘の無料駐車場です。
コースタイム
瑞牆山荘・無料駐車場(7:00)~(7:39)富士見平小屋(7:41)~(8:02)天鳥川(8:04)~(9:02)瑞牆山(9:49)~(10:44)ニセ不動滝(10:53)~(11:09)不動滝(11:14)~(11:56)林道終点(11:56)~(12:25)みずがき山自然公園(12:30)~瑞牆山荘(13:07)~(13:09)瑞牆山荘・無料駐車場
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