その1からの続きです。
秩父鉄道に乗って浦山口駅まで来ました。
ホームは長いのに先頭と後方のドアが開かない不思議な駅でした。
浦山口駅で降りたのは自分だけです。
武甲山への標識が見当たらないので、橋立鍾乳洞方面に向かいます。
しばらくすると、圧倒される岩壁がある石龍山橋立堂に出ます。
隣に橋立鍾乳洞もあるようです。
ここからは長い林道歩きで、途中から雪があったり無かったりの繰り返しですが、アイゼンなしで進みます。
浦山口駅から50分程で林道の終点に着きました。
ここから登山道になるので、チェーンアイゼンを装着することにします。
川沿いに緩やかに登っていくと、この先通行止めのロープがある分岐に出ます。
分岐からはかなりの急登ですが、樹林の中なので積雪がありません。
チェーンアイゼンを外すことにします。
尾根に出るとまた雪が積もっていたので、チェーンアイゼンを装着することにします。
中途半端な積雪だと面倒ですね。
しばらくは雪がありますが、南斜面になると雪が無かったりします。
緩やかに登っていくと、発破待避所がある長者屋敷の頭に出ます。
ここから先は雪がシャーペット状になり、チェーンアイゼンが吸い付きます。
登りにくいし、体力が奪われます。
しばらく急登ですが、傾斜が緩くなってくると、大持山への分岐である武甲山の肩に出ます。
武甲山の肩から少し進むと、武甲山御嶽神社が目の前に現れます。
武甲山御嶽神社の裏手に行くと武甲山の山頂になります。
遅い時間に到着したので誰もいないと思ったら、先客が1人居ました。
武甲山山頂からは秩父市内と浅間山、谷川連峰、赤城山などの山々を眺めることが出来ます。
手が悴むくらいの寒さですが、ゆっくり景色を堪能することにします。
5年振りの武甲山ですが、つい最近のように感じます。
5年ってあっという間ですね。
ずっと景色を眺めていたいのですが、明るいうちに下山したいという思いがあるので下山することにします。
下山を開始すると、ソロのおばちゃんが登ってきました。
こんな遅い時間なのに登ってくるのか…とちょっとビックリしました。
今回は浦山口駅からのピストンなので、帰り道の登山道の状況を把握しているので安心して歩けます。
雪がシャーペット状になっている箇所だけは危険を感じたので慎重に歩きました。
計算して歩いた訳ではありませんが、16:38発の西武線への直通電車の10分前に浦山口駅に着きました。
その電車は西武秩父駅と飯能駅でスイッチバックするので、2度も進行方向が変わる珍しい?電車でした。
ボックスシートだとスイッチバックは迷惑ですね。
コースタイム
浦山口駅(11:24)~林道終点(12:13)~長者屋敷の頭(13:16)~(14:02)武甲山(14:39)~長者屋敷の頭(15:10)~林道終点(15:47)~(16:28)浦山口駅