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2020/01/13(月) 大倉から塔ノ岳、鍋割山(周回)

p-tingさん、お疲れ様です。

 

三連休の最終日は天気が良さそうなので2日連続で山に行くことにしました。

問題はどこに行くか。

候補は丹沢の大山から塔ノ岳、鍋割山でしたが、30キロ歩いた翌日なので少し軽めに塔ノ岳と鍋割山にしました。

三連休の最終日で車だと帰りに渋滞に巻き込まれそうなので、今回は電車とバスで登山口の大倉まで行きました。

増便のバスに乗ればいいと小田急線の渋沢駅でトイレに寄ってからバス停に行くと、バスは1台しかいません。

しかも乗降口で立っている方が2人もいるほどの満員状態。

詰めてくれる気配もありません。

急いではいないので2番目のバスに乗ることにしました。

いきなり時間のロスをしましたが、今日はノンビリ歩いていくつもりなので気にしないことに。

 

【大倉~塔ノ岳】

終点の大倉バス停で下車すると、大倉レストハウス前には出発前の登山者で賑わっています。

1番手のバスで到着された方ですかね。

すでに出遅れているのでゆっくりせずに出発しました。

登山道になるまでは登山者をごぼう抜きしましたが、登山道に入ってからは歩くペースを落とします。

上着を着たまま出発したのですぐに汗だくになります。

丹沢ベースにあるベンチで上着を脱ぎました。

 

ここから極力ゆっくり歩くことにします。

ゆっくり歩くのは昨日30キロ超えを歩いたばかりで、塔ノ岳山頂まで歩ききる自信がないだけなんです。

なぜかゆっくり歩いても先行者に追い付いてしまいます。

みなさんゆっくり歩きすぎでは?

 

尾根まで登り、最初の展望地の観音茶屋まできます。

いつもなら相模湾が輝いてキレイに見えますが、朝靄で相模湾すら見えません。

横目でチラ見して通過しました。

観音茶屋から一本松までの急坂は牛歩で歩きます。

それなのに汗が滴り落ちます。

「体調が悪いのか?」と考えてしまいましたが、きっと気温が高いのでしょう。

 

駒立茶屋手前の急坂も牛歩で歩きます。

昨日の疲れがあるので騙し騙し歩いていますが、こんな状態で登って意味があるのか?

まあ、正月太りが解消されればいいですかね。

 

駒立茶屋を通過すると西側から冷たい風が吹いてきます。

最初はヒンヤリして気持ちいい。

汗を乾かすのにちょうどいいと思っていましたが、次第に寒く感じてきます。

風が吹くだけで体感温度がかなり変わりますね。

 

尾根が左に曲がりながら少し登ると堀山の家です。

堀山の家の前から富士山が望めます。

今日はキレイに見えましたね。

塔ノ岳山頂までキレイに見えて欲しいですね。

 

堀山の家からの富士山

 

堀山の家からの急坂も牛歩で歩きます。

戸沢からの分岐を通り過ぎ、花立山荘手前の階段になったところで腰に違和感を感じます。

いい天気で山頂からの眺望が期待出来ますが、腰痛が酷くなって1ヶ月後にある青梅マラソンに出場出来なくなったらお話しになりません。

勇気ある撤退も頭に過ります。

あと少しだったので歩くペースを落として花立山荘まで登りました。

 

花立山荘からの富士山

 

花立山荘前の広場から富士山を眺めます。

腰の痛みを忘れてしまう程の素晴らしい富士山が目の前にあります。

先ほど頭に過った勇気ある撤退のことを忘れて塔ノ岳山頂に向かいました。

しかし、気分は変わっても腰の違和感は変わりません。

花立山荘からは腰に手を当てながら歩きました。

 

やせ尾根の登山道、正面は塔ノ岳

崩落地の木道

 

花立山を越え、金冷し分岐を通過します。

小ピークを越え、歩荷した方を追い抜きます。

歩荷した方はチャンプでは無かったので、みやま山荘の方ですかね。

汗がポタポタ落ちながら階段を登っていき、ようやく塔ノ岳山頂です。

 

塔ノ岳山頂

 

三連休なのに塔ノ岳山頂は閑散としています。

そして左側を見るとキレイな富士山がドーンと。

腰の違和感がありましたが、山頂まて来て良かったかも。

南アルプスは雲が少しあって微妙ですが、今日は富士山が見えればOKですね。

 

塔ノ岳山頂から富士山

塔ノ岳山頂から富士山をアップで

塔ノ岳山頂から箱根、伊豆方面の眺め

塔ノ岳山頂から檜洞丸、蛭ヶ岳

 

ちょろっと表尾根側を覗きに行きましたが、午前中は逆光で暗くていまいちですね。

すぐに富士山側に戻りました。

素晴らしい富士山をゆっくり眺めていたい気分ですが、塔ノ岳山頂は冷たい西風が吹いて寒い。

手袋なしは耐えられない程の寒さ。

あと、登山道が解け出して泥濘が酷くならないうちに鍋割山に移動したい。

後ろ髪に引かれながらも本日の目的である「鍋割山山頂からの富士山を眺める」の為に鍋割山に向かうことにしました。

 

【塔ノ岳~鍋割山】

鍋割山に向かおうとしたら塔ノ岳山頂が賑やかになってました。

人気のある山ですね。

塔ノ岳山頂から大倉方面にある金冷し分岐まで戻ります。

上ってくる登山者とのすれ違いが多くて金冷し分岐まで時間が掛かりましたが、金冷し分岐を鍋割山方面に歩き出せば静かになります。

 

塔ノ岳山頂からの階段

金冷し手前の登山道

 

大丸山頂手前の鞍部まで下ります。

そこでお腹がグーグーと鳴り始めます。

ヤバい、シャリバテ警報が鳴り出しました。

力ない足取りで大丸に登り返します。

階段の微妙な段差に苦しみます。

なんとか登りきって大丸山頂です。

大丸山頂はただの通過点のようなピークです。

眺望なしです。

 

大丸手前の登山道

大丸山頂

 

大丸山頂を通り過ぎたところでザックからカロリーメイトを取り出します。

今日は午前中だけの予定なのでお昼ご飯は持ってきていません。

行動食でお腹を満たすことにしました。

大丸山頂から先の登山道は南側にあって日当たり良好、登山道は解け出してドロドロになってます。

遅かったかって感じですね。

 

伊豆と箱根のビューポイントで朝靄の景色を望みます。

伊豆大島が浮かんでるように見えてなかなかいい感じ。

でも、デジカメでは伊豆大島は写っていないという悲しい結果でした。

 

登山道は基本的に樹林の中ですが、富士山がチラチラと見えます。

富士山に雲がかかり始めてきます。

また鍋割山山頂からキレイな富士山が見えないのか?

気温が高いので雲が発生するのが早いですね。

先に鍋割山に登るべきだったのかもしれません。

 

小丸分岐、小丸山頂を通り過ぎるとベンチが設置されている富士山ビューポイントがあります。

うーん、まだ富士山の手前に雲がありますね。

再び樹林の中を歩いていきます。

キレイな富士山を見るという目的が無くなると何のために鍋割山に行くのか・・・となってしまいますね。

 

小丸山頂から少し下ったところの展望地から富士山

 

鍋割山山頂手前にも鍋割山と富士山を重ねて見える場所があります。

先程に比べれば富士山手前の雲が少し無くなったかな。

ちょっとだけ期待をしてみます。

 

鍋割山山頂の少し手前にある展望地から富士山、富士山の手前は鍋割山

 

鍋割山の少し手前で後ろから鍋焼うどん目当ての登山者が走ってきます。

鍋焼うどんの予約の為とはいえなんだかなぁ…って感じですね。

鍋割山山頂で景色を眺めながらノンビリと鍋焼うどんを待つべきではないでしょうか。

早く鍋焼うどんを食べたいならもっと早く出発すればいいだけです。

小学生の頃に先生が廊下を走るなって注意しますが、登山者にも「走るな」って注意したい気分ですね。

(小心者なので注意出来ませんけどね。)

 

鍋割山の手前にあるピークを越えて、少しだけ登り返すと鍋割山山頂です。

最初に鍋割山荘の前に行ってみます。

噂通り鍋焼うどんは1500円に値上げされてました。

鍋割山荘前の広場が工事中で入れないので西側にある富士山が眺められる方に移動します。

先程に比べると富士山はよく見えるようになりましたね。

でも、富士山に雲があるので残念な結果になりました。

やはり最初に鍋割山に登るべきだったのかもしれません。

 

鍋割山荘

鍋割山山頂からの富士山

 

富士山を眺めながら少し休憩をしようとしますが、霜が解けて濡れていて休憩する場所がありません。

また続々と登山者がやってきます。

富士山も今以上によく見えるようになると思えないので下山することにしました。

 

【鍋割山~大倉】

鍋割山山頂から2分くらいの場所でダウンして動けなくなってる登山者が登山道を塞いでいます。

鍋割山荘まで水を歩荷してきたのでしょうけど、歩荷し過ぎたんでしょうね。

その後はすぐに渋滞発生します。

団体さんなのでおしゃべりしながら歩いてて追い付かれたことに気付いてくれません。

しばらく最後尾で我慢します。

 

渋滞中の登山道

 

数分後に上ってくる登山者とのすれ違いで最後尾の方が気付いてくれます。

最後尾の方がみなさんに避けるように声をかけていただいたので渋滞から解放されました。

その後も続々と登山者が登ってきます。

何度も避けて待たないといけないのでなかなか前に進みませんね。

 

No.6の標識の場所を通り過ぎるとようやく登山者が減少しました。

急坂を下ると後沢乗越の分岐に出ます。

後沢乗越からは尾根を外れて沢沿いまで下りていきます。

途中で両手に4リットルの大五郎を持って登る登山者とすれ違いました。

鍋割山に登る登山者はパワフルな方が多いのかも。

自分は非力ですね。

 

沢沿いになって橋を渡ると林道の終点にある二俣です。

二俣には鍋割山荘まで歩荷する為の水が置いてあります。

逆ルートの登山者はここから鍋割山荘まで歩荷しているんですよね。

 

歩荷用の水

歩荷用の水の説明

 

二俣からは砂利道の長ーい林道歩きです。

二俣から数分歩いたところに唯一開けた場所があります。

後ろを振り向くと鍋割山稜が望めます。

どれが鍋割山かは解りません。

もしかしたら見えてないのかも。

 

林道の開けた場所から鍋割山稜

 

中途半端な大きさの砂利の上を歩くので足の裏が痛くなります。

辛いですね。

二俣から約1時間で林道歩きが終了します。

林道のゲート前には鍋割山荘の営業時間の説明がありました。

 

鍋割山荘の営業時間の説明

 

林道のゲート前から左に曲がって数分だけ登山道歩き、シカ避けの柵を抜けると民家のある車道に出ます。

道端にある無人の野菜直売所を眺めながら歩いていきます。

キャベツやネギが100円なんて安い。

でも、今日は電車なので荷物は増やしたくないので何も買いませんでした。

 

無人の野菜直売所

 

ノンビリ歩いて大倉バス停に到着です。

大倉バス停には10人ほど並んでいたので最後尾にザックを置いて時刻表を確認します。

渋沢駅行きのバスは12分後だったので、靴を洗ったりして時間を潰しました。

 

コースタイム

大倉(7:18)~(8:22)駒止茶屋(8:22)~(9:12)花立山荘(9:12)~(9:38)塔ノ岳(9:51)~(10:10)大丸(10:10)~(10:25)小丸(10:25)~(10:42)鍋割山(10:51)~(11:25)後沢乗越(11:25)~(12:00)二俣(12:00)~(12:58)大倉

 

本日のルート

 

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2020/01/12(日) 鴨沢から雲取山、雲取山から奥多摩駅(石尾根の山々) その2

その1からの続きです。

 

【雲取山~七ッ石山】

ガスで景色もいまいちなのでお腹を満たしたら出発します。

雲取山山頂からの下り坂はカッチカチなので、凍っていない場所を選びながら慎重に歩いていきました。

何事もなく無事に下れました。

 

小雲取山から石尾根方面

 

帰りは小雲取山山頂には立ち寄りませんでしたが、ヨモギの頭の山頂に立ち寄りました。

ヨモギの頭山頂に着くと上空から雪がパラパラと落ちてきます。

悪い方の天気予報が当たってしまいましたね。

すぐには積もらなそうな小雪なので気にしないことにしました。

 

ヨモギの頭山頂から石尾根方面

 

ヨモギの頭山頂に着いたタイミングでソロの女性の方が登ってきます。

ソロの女性から「雲取山まであとどれくらいですか?」か聞かれ、「30~40分です」と返事をしてしまいましたが、「40~50分」と返事をするべきでしたね。

「小雲取山手前の急坂はここの3倍くらいあるので、そこを登りきればあとは大したことないですよ」とお伝えしてお別れしました。

 

奥多摩小屋を通り過ぎた辺りから登山道がドロドロになります。

泥跳ねも酷い。

テンションが下がりますね。

雪がすぐにやんだのが救いかな。

ダンシングツリーを通り過ぎる辺りまで泥濘の連続でした。

 

ブナ坂を直進して七ッ石山に向かいます。

すぐに先行者に道を譲られます。

ゆっくり登りたいのになぁ・・・と思いながらも追い抜かさせていただきました。

仕方なく七ッ石山山頂まで一気に登りきりました。(足取りが重いといいつつ歩けるんじゃないか!)

 

七ッ石山山頂

七ッ石山山頂から雲取山

 

七ッ石山山頂で後ろを振り向くと雲取山が見えます。

あれっ、晴れてる(汗)

雲取山山頂に着いたタイミングが悪かっただけみたいですね。

七ッ石山山頂から南側を眺めると大菩薩・丹沢方面は明るくなっています。

丹沢が正解だったのかな?

 

【七ッ石山~鷹ノ巣山】

七ッ石山の山頂で休憩せずに千本ツツジに向かいます。

最初の七ッ石小屋への分岐を通り過ぎると登山道がツルツルで何回かツルッとなりましたが、コケずに済みました。

2つ目の分岐を通り過ぎ、千本ツツジ手前の展望地に出ます。

相変わらずどんよりとした曇り空でいまいちですね。

千本ツツジの手前からは登山道が霜柱で盛り上がってます。

足を置くとズブズブと沈んでいきます。

前に進まないし、体力が消耗されますね。

 

千本ツツジ手前の展望地からの眺め

千本ツツジ手前の登山道

 

千本ツツジを越えて鞍部に下る途中で登山道にシカさんがいます。

カメラを向けようとしたらシカさんは北側にある樹林の中に逃げてしまいました。

でも、樹林の中で自分のことを警戒して見ています。

子ジカがいちばん近くにいたので写真を1枚パチリとして先に進みました。

 

千本ツツジから高丸山と日陰名栗峰

千本ツツジから少し下ったところにいたシカさん

 

千本ツツジから鞍部まで下り巻き道の通行止めを確認してから高丸山に向かいます。

少し歩くとソロの男性(七ッ石山から奥多摩駅までですれ違った唯一の登山者)とすれ違います。

こんな天気でも石尾根を縦走してくる人がいるんですね。

 

高丸山山頂手前から雪が強くなります。

後ろを振り向くと大菩薩方面が真っ白で見えなくなってます。

雪が風で流れてきているんでしょうね。

 

高丸山山頂手前の幹が白くなっていた木(シカさんの仕業?)

高丸山山頂手前からの眺め

 

霜が解け出して滑りやすく苦戦しながら高丸山山頂まで登りました。

高丸山山頂で一息つきたかったのですが、雪が吹き付けてくるので休憩どころではありません。

高丸山は休憩せずに通過しました。

 

高丸山からの下りはどこを歩いても滑るので危険です。

冬場はいつも左側からくだりますが、例年以上に滑りやすそう。

左側の樹林の中から下ることにしました。

 

高丸山山頂から東側の登山道

 

中腹辺りまで順調にきていましたが、油断したのか1回ズルッと滑ってしまいました。

落ち葉の下の状態がわからないので対処しようがないですね。

忍び足で右側に移動して、右側から下ることにしました。

 

鞍部まで下り、日蔭名栗峰に向かいます。

最初の緩やかな傾斜の登山道を歩いているとまたシカさんがいます。

今回はシカさんが先に気付いたので、シャッターチャンスはありませんでした。

牛歩で歩いて日蔭名栗峰の山頂手前まできます。

後ろを振り向くと先程は白くなっていた大菩薩方面は視界が良くなっていました。

山の天気は変わりやすいといいますが、今日はホントによく変わりますね。

 

日蔭名栗峰の山頂を通り過ぎ、視界がいい場所から奥多摩三山を眺めます。

奥多摩三山の上空はどんよりした曇り空で眺めはいまいちした。

正面に鷹ノ巣山を見ながら下る登山道はドロドロです。

滑りながら下っていきます。

巻き道と合流する分岐で左側を見ると木に食い込んでる看板が目に入ります。

近付いて見てみると、完全に看板が木に食い込んでますね。

恐ろしい生命力です((((;゜Д゜)))

 

木に食い込んでる看板

 

平坦になった登山道を歩いて鷹ノ巣山避難小屋です。

トイレ休憩だけにするつもりでしたが、鷹ノ巣山山頂も雪で休憩どころではないと思い、鷹ノ巣山避難小屋で休憩することにしました。

鷹ノ巣山避難小屋の外は2℃、寒いので中に入ることにします。

でも、中はもっとヒンヤリ((+_+))。

温度計を見ると-2℃でした。

寒いはずです。

避難小屋の中で温かいコーヒーを飲みなが体を温めました。

 

1ヶ月前に比べると20分遅れぐらいで鷹ノ巣山避難小屋を出ます。

時間のことは気にせずにノンビリ歩いていきます。

鷹ノ巣山山頂までの中間点付近の展望地からの眺めはいまいちのまま、鷹ノ巣山山頂手前の展望地からは雲取山、芋ノ木ドッケなどが望めました。

うーん、雲取山がガスってたのは自分がいた時だけですか。

 

鷹ノ巣山山頂手前から雲取山

 

程なく鷹ノ巣山山頂に到着します。

鷹ノ巣山山頂からも眺めはいまいちですね。

貸切状態だったのでp-tingさんのビールで記念撮影して遊びました。

 

鷹ノ巣山山頂

鷹ノ巣山山頂からの眺めとp-tingさんのビール

 

 

【鷹ノ巣山~奥多摩駅】

鷹ノ巣山避難小屋で休憩したばかりなので、ノンビリせずに先に進みます。

鷹ノ巣山山頂からはユルユルの登山道、油断するとズルッとなります。

下り坂は慎重に歩いて何事もなく済みましたが、平坦になったらツーっと滑りました。

転倒せずに済んだのが救いかな。

緩やかに登り返すと水根山の山頂です。

山頂には十数匹のシカさんがいましたが、自分のことに気付いたようでシカさんが一斉に逃げていきました。

 

水根山山頂からの下り坂も滑ります。

滑りにく場所を探しながら下っていくと、またまたシカさんがいます。

カメラを向けたら逃げられてしまいましたが、樹林の中から自分のことを警戒して見ていたので、パチリとさせていただきました。

七ッ石山から奥多摩駅までに出会った登山者は1人でしたが、出会ったシカさんは20~30匹ですかね。

どれだけいるんでしょうか。

 

水根山付近にいたシカさん

 

城山山頂、カラ沢の頭山頂に立ち寄りましたが、将門馬場には立ち寄らず一般ルートで歩いていきました。

そして六ッ石山手前の鞍部まで下ります。

いよいよ本日の核心部の六ッ石山北側の登山道に突入です。

思い描いていた通りに登山道がアイスバーンになってます。

軽アイゼンを装置すれば核心部ではありませんが、めんどくさがり屋さんは軽アイゼンを装置しません。(威張るなよ!)

3回ほど左足が日原側にツルンとなってヒヤリとしました。

 

六ッ石山の北側の登山道

 

ガスも出てきて視界が悪くなります。

六ッ石山は巻いてもいいレベルの視界の悪さでしたが、ピークに行かないと山に来たと言えないので、分岐を折り返すように右に曲がって六ッ石山山頂に向かいます。

本日最後の上り坂をちょろっと登ると六ッ石山の山頂です。

六ッ石山山頂は当然のように真っ白です。

すぐに退散しました。

 

六ッ石山山頂

 

狩倉山を巻いて御前山と大岳山の眺望がいい下り坂を下っていきます。

今日はガスと雪で真っ白で何も見えません。

 

狩倉山から下ったところの登山道

 

三ノ木戸林道への分岐の手前までくるとガスが無くなり、視界がよくなりました。

三ノ木戸林道には行かず分岐を直進します。

三ノ木戸山を巻いて樹林の中のヌルヌルゾーンに突入です。

確実に滑りまくるのは解っているので、今回は登山道の上を歩いて回避しました。

 

抉られているヌルヌルゾーンを上から覗く

 

その後は淡々と歩いて1ヶ月前と比べて30分遅れで六ッ石山登山口に、車道とショートカットの道を歩いて明るいうちに奥多摩駅に到着しました。

ホリデー快速の出発時間の4分前でしたが、ホリデー快速は鳩ノ巣駅に停車しないので乗れません。

靴を洗い待合室でヌクヌクしてから30分後の各駅停車に乗りました。

 

奥多摩駅

 

コースタイム

鴨沢バス停(6:42)~(7:07)小袖緑道あがり(7:07)~(8:09)堂所(8:09)~(8:46)七ッ石小屋(8:46)~(9:08)七ッ石山(9:10)~(10:26)雲取山(10:41)~(11:42)七ッ石山(11:43)~(12:06)千本ツツジ(12:06)~(12:30)高丸山(12:30)~(12:55)日陰名栗峰(12:55)~(13:15)鷹ノ巣山避難小屋(13:25)~(13:46)鷹ノ巣山(13:51)~(15:05)六ッ石山(15:06)~(16:20)石尾根縦走路・六ツ石山登山口(16:20)~(16:48)奥多摩駅

 

本日のルート

 

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2020/01/12(日) 鴨沢から雲取山、雲取山から奥多摩駅(石尾根の山々) その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

今回は2020年の初の山登り、例年通りに奥多摩からスタートすることにしました。

三連休の中日はもともと雨予報の日。

でも、金曜日に雨が降らない可能性があるという天気予報もあります。

南岸低気圧の通過する場所次第で、雨が降ったり降らなかったりになると天気予報は自信のなさげ。

そんな時は天気予報なんて気にしないで山に行くべし。

景色を度外視すれば静かな山歩きが出来ますからね。

 

1ヶ月前に歩いたばかりですが、鴨沢→雲取山→奥多摩駅にしました。

前日にジムで体重を計ったら、過去5年以内の最高体重と驚きの数字。

今回は正月太りの解消がいちばんの目的ですね。

 

【鴨沢~七ッ石山】

先月と同じで奥多摩駅から鴨沢西行きの始発に乗ります。

バスに乗車したのは4人で途中下車が1人(奥多摩湖で1人下車)、鴨沢バス停で下車したのは3人でした。

バス停の向かい側にある待合所で支度をしてから、いちばん最初に出発しました。

 

鴨沢集落から丹波山村営駐車場まではいつも通りのペースで。

丹波山村営駐車場の少し先にあるタバスキーが見守る登山口から登山道に入ります。

少し歩くと木漏れ日がさしてきます。

足元に見える自分の影は背が高くなってます。

おっ、足も長い。(ホントは短い?)

今日は正月太り解消が目的で景色は度外視だったので、まさかの快晴で楽しみになりましたね。

 

自分の影

 

体が重いのでノンビリ歩いていきます。

天気予報が悪かったので登山者が少ないですね。

堂所までにすれ違った登山者は1人で、追い抜いた登山者はいませんでした。

堂所を通り過ぎると樹林の隙間から富士山が見えるのですが、富士山の周りに雲がたくさんありますね。

奥多摩は快晴でも富士山の方は天気がいまいちのようです。

 

富士山ビューポイントで再び富士山を探します。

ちょろっとだけ富士山が見えました。

今日の富士山はこれが最後でしょうね。

 

堂所の先にある富士山ビューポイントからちょっとだけ見えた富士山

 

富士山ビューポイントの少し先で本日初の登山者を追い抜きます。

なんと今日は雲取山までで追い抜いた登山者は最初で最後でした。

いつものようにマムシ岩からは破線ルートでショートカットします。

 

マムシ岩の先にある破線ルート(右側)の分岐

 

破線ルートは急傾斜なので牛歩になりました。

景色が期待できないので七ッ石小屋は通過します。

七ッ石小屋から水場に向かう途中で水を引くパイプが登山道にあります。

明るいから気付きますが、夜だと足を引っ掛けそうですね。

 

七ッ石小屋の先の登山道(パイプが登山道の上にある)

 

いつものように七ッ石小屋の先にある水場に寄りました。

あれっ、いつも豊富な水が流れてるのに水量が少ない。

七ッ石小屋に水を引いてるせいですかね。

ポカリを1リットル作るのに2分くらい掛かってしまいました。

帰りに作ればよかったかな?

 

ザックを背負うと飲み物が4リットルから5リットルになっただけなのにズシッと重く感じます。

情けないですね。

石尾根縦走路までの急坂で足取りが重くなって苦しみました。

石尾根縦走路に出ると傾斜が緩くなりますが、水場での1キロ増量が堪えて前に進みませんでした。

 

七ッ石神社手前にあるちょっとだけ開けた場所から富士山を探します。

おっ、まだちょっとだけ富士山が見えますね。

もう見えないに近いので、七ッ石山山頂に着く頃には見えなくなるかもしれませんね。

 

七ッ石山神社前からちょっとだけ見えた富士山

 

だらしない歩きっぷりで七ッ石山の山頂に到着しました。

七ッ石山山頂は貸切状態です。

北側の雲取山方面は晴れていますが、南側の大菩薩・丹沢方面は曇り空。

富士山もほとんど見えなくなりましたね。

でも、海だけは輝いてます。

今日は山よりも海がキレイですね。

江の島、三浦半島などが望めました。

 

七ッ石山山頂から雲取山

七ッ石山山頂から丹沢と相模湾

七ッ石山山頂から相模湾をアップで

 

 

【七ッ石山~雲取山】

七ッ石山山頂で休憩せずに雲取山に向かいます。

少し歩いたところから左側を見ると飛龍山が見えます。

南アルプスは残念ながら雲の中ですした。

 

七ッ石山山頂から少しブナ坂方面に歩いたところから飛龍山

 

ブナ坂までの下り坂は北側斜面なのでガチガチに凍結しています。

滑りにくい場所を選びながら歩いていきました。

ブナ坂からは青空の下の気持ちいい尾根歩きです。

まだ登山道が解け出していなかったので問題なく歩けましたが、帰りは霜柱が解けてドロドロになってるんでしょうね。

 

奥多摩小屋を通り過ぎヨモギの頭まで登ります。

まだ先は長いので無理しない程度のペースで登りきりました。

ヨモギの頭からの眺めもいまいちですね。

ヨモギの頭から巻き道との分岐までの下り坂が凍結していてツルツルです。

何回かツルッとなってヒヤリとしました。

 

ヨモギの頭の北側の登山道

 

次は小雲取山までの急坂です。

もちろん足が上がらず苦戦します。

水場での1キロ増量は大失敗でしたね。

なんとか登りきっていつものように小雲取山の山頂に立ち寄りました。

 

小雲取山山頂からは例年通りに登山道がツルツルです。

軽アイゼン装置した方が無難ですが、たまに夏道の場所もあるので軽アイゼンは装置しませんでした。

左側の飛龍山方面を見るとガスで見えなくなってきています。

飛龍山にガスが出てくると雲取山もガスの中に入るのは早いので、山頂に着くまでガスが流れてこないことを願いながら歩いていきます。

 

雲取山の山頂手前まで来たところでは上空は青空のまま。

間に合ったと思いながら避難小屋を見ながら最後の急坂を登りきります。

そして後ろを振り向くと・・・ガスが流れてきて真っ白になりました。

水場でのポカリの時間が無ければ。

後悔先に立たずですね。

 

雲取山山頂手前の登山道

雲取山山頂手前

雲取山山頂から石尾根方面

雲取山山頂

 

東京都と埼玉県の雲取山山頂に行ってみますがガスで真っ白でした。

避難小屋の裏から東京都と埼玉県の雲取山山頂までは軽アイゼンがあった方がよさげで、三峰側に向かう登山者はみなさんアイゼン履いてましたね。

雲取山避難小屋外のベンチでひと休みします。

温度計を見ると-2℃。

手袋をしていないと寒さで手が痛くなります。

山頂でビールを飲むつもりで瓶ビールを2本持ってきたのに、この寒さではビールの出番はないですね。

 

その2へ続きます。

 

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2019/12/15(日) 大倉から塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳(ピストン) その3

その2からの続きです。

 

【蛭ヶ岳~丹沢山】

あまりにも眺めが良かったので、蛭ヶ岳山頂で約50分もノンビリしてしまいました。

まだ山頂に居たい気持ちがありましたが、日没が早いので帰ることにします。

最初は整備された階段から下っていきます。

山頂から少し下ったところからの眺めがいいんですよね。

鬼ヶ岩ノ頭、棚沢ノ頭、不動ノ峰、丹沢山、塔ノ岳がよく見えます。

 

蛭ヶ岳山頂から少し下ったところから鬼ヶ岩ノ頭、棚沢ノ頭、不動ノ峰、丹沢山、塔ノ岳

 

階段が終わると泥々の登山道になります。

油断すると滑るし、靴が泥まみれになるしで歩きにくい。

ゆっくり歩いて泥跳ねを最小限に抑えることしか出来ませんね。

 

階段が終わった後の泥々の登山道

 

トレランの方が続々と蛭ヶ岳に向かっていきましたが、トレランシューズで走るの大変そう。

鬼ヶ岩への登り返しもサクッと登って富士山と蛭ヶ岳の眺めを楽しみます。

12時を過ぎましたが、今日はよく見えますね。

 

鬼ヶ岩手前のクサリ場

鬼ヶ岩と富士山と蛭ヶ岳

 

鬼ヶ岩ノ頭、棚沢ノ頭を越えて不動ノ峰の山頂手前まできます。

不動ノ峰の山頂を通り過ぎると、しばらく富士山は見えなくなるので名残惜しむように振り替えって富士山を眺めました。

 

鬼ヶ岩ノ頭から富士山と南アルプスと蛭ヶ岳

棚沢ノ頭の山頂手前

棚沢ノ頭山頂から不動ノ峰

不動ノ峰山頂手前から富士山

 

不動ノ峰の山頂を通り過ぎると丹沢山から塔ノ岳まで続く稜線がよく見えます。

ここも毎回立ち止まってしまうポイントですね。

 

不動ノ峰山頂を通り過ぎたところから丹沢山から塔ノ岳まで続く稜線

 

少し下ると不動ノ峰休憩所があります。

久しぶりに不動ノ峰休憩所に立ち寄ってみますが、休憩所からの眺望はいまいちでした。

 

不動ノ峰休憩所と丹沢山

 

不動ノ峰休憩所を通り過ぎた後は泥まみれ地獄です。

登山道に関しては蛭ヶ岳まで行かずに丹沢山で引き返した方が幸せなんじゃないかなと感じてしまいます。

転倒しないようにゆっくり歩いて下っていきました。

 

鞍部からは整備された階段を登るだけ。

右側には富士山も見えます。

さすがに富士山が見えにくくなってきましたね。

丹沢山まで0.1Kmのピークを越えて少し上り返すと丹沢山の山頂です。

 

丹沢山山頂と富士山

 

山頂に着いたらまずは眺望をチラ見します。

まだ富士山が見えました。

今日はサービス旺盛です。

景色を眺めた後はベンチで休憩しました。

休憩されていた登山者達はすぐに塔ノ岳方面に歩いていったので、静かに休憩することが出来ました。

 

【丹沢山~塔ノ岳】

塔ノ岳に向かう時に山頂からの眺望をチラ見すると、富士山が雲隠れしているじゃないですか。

先程眺めた時からそんなに時間が経っていないのに。

塔ノ岳の山頂に着く頃に再び富士山が見えることを期待して歩き始めます。

 

丹沢山から富士山

 

竜ヶ馬場のピークを越えて休憩所を通り過ぎます。

鞍部からの日高への登り返しもサクッと登りましたが、先行者に追い付きません。

ゆっくり歩いているとはいえ、誰にも追い付かないとは。

みなさん健脚の方々だったんですね。

 

竜ヶ馬場の休憩所

日高手前の泥んこ道

 

日高から鞍部まで下った後は塔ノ岳への登り返しです。

大倉からのピストンでいちばんツラい場所です。

いつも足が止まりますが、今日は止まらずに山頂まで登りきることが出来ました。

 

塔ノ岳山頂

 

行きと違って塔ノ岳山頂は賑やかです。

通過しようと思ったら団体さんが出発してしまいます。

しばらく追い抜けないことを考えると山頂でノンビリした方がいいかなとなり、塔ノ岳山頂からの眺めを楽しむことにしました。

 

塔ノ岳山頂から富士山

塔ノ岳山頂から表尾根

 

期待通りに富士山も顔を出してくれました。

反対側の三ノ塔へ続く表尾根もよく見えました。

 

【塔ノ岳~大倉】

時間潰しも飽きたので渋滞覚悟で下山します。

最初は階段で正面に相模湾や伊豆、右側に富士山と眺望抜群。

 

塔ノ岳山頂から少し下ったところから富士山

 

数分歩くと背の低い樹林の中に入って眺望がなくなります。

団体さんが多くなり前に追い付くとしばらく進まなくなることが増えてきます。

金冷し分岐から鍋割山経由にするか、バカ尾根で下るか悩みましたが、鍋割山経由だと真っ暗になる可能性もあるのでバカ尾根で下ることにしました。

 

金冷し分岐を左に曲がると尾根が細くなります。

小さなアップダウンもあるのですぐに渋滞します。

ここは我慢するしか無い場所ですね。

幸い登山道が広くなったところで追い抜かさせていただけたので助かりました。

団体さんの場合、最後尾にいる方が気のきく方かどうかで違いがでますね。

 

順調に歩き始めますが、花立山荘の手前で若者カップルが前を塞ぎます。

広い登山道ですが、左右に蛇行して歩くので追い抜けません。

本人達にしてみれば最速で歩いているのかもしれませんが、何度も一時停止しないといけないくらい遅い。

丹沢はこのような登山者が多くて道を譲ってくれないので、強引に追い抜いていく方が多いんですよね。

どちらも危ないのでやめて欲しいですね。

マイペースで歩くのがいちばんで、譲り合いは大切です。

花立山荘で本日最後の富士山を眺めていきます。

キレイに見えなくても見えるだけで満足するんですよね。

 

花立山荘と富士山

 

花立山荘からはひたすら下るだけ。

時折り渋滞に嵌まります。

堀山の家までは登山道が狭い場所もあるので仕方ないですね。

 

登山道終盤の大渋滞

 

堀山の家、駒止茶屋を通過すると見晴茶屋までは登山道が広くなります。

他の登山者に迷惑をかけずに追い抜けるので助かります。

見晴茶屋を通り過ぎ、登山道が尾根から外れると再び登山道が狭くなります。

登山者も大勢いるので捌くのが大変でした。

丹沢クリステルがいた場所の少し手前に紅葉がキレイな場所があります。

みなさん立ち止まって写真撮影に夢中になっていました。

もちろん自分も写真撮影しました。

 

キレイな紅葉

 

車道に出て無人の野菜直売所を眺めながら大倉まで歩いていきました。

野菜直売所は100円で販売していてお買い得です。

登山者のみなさん野菜を買っていましたね。

 

大倉に到着した時はバスが到着したばかりのようで大勢の登山者がバスに乗り込んでいました。

バス停を通過して風の吊り橋に向かい、表尾根にある二ノ塔、三ノ塔を眺めにいきます。

風の吊り橋の手前でイルミネーションがあったので、イルミネーションと二ノ塔、三ノ塔の写真にしてみました。

うーん、明るすぎてイルミネーションがいまいち。

もっと遅く下山するべきでしたね。

 

大倉にある秦野ビジターセンター前にあるイルミネーション

大倉バス停

 

コースタイム

大倉(6:23)~(7:26)駒止茶屋(7:26)~(8:14)花立山荘(8:15)~(8:38)塔ノ岳(8:48)~(9:06)日高(9:06)~(9:17)竜ヶ馬場(9:17)~(9:35)丹沢山(9:46)~(10:20)不動ノ峰(10:20)~(10:28)棚沢ノ頭(10:28)~(10:44)鬼ヶ岩(10:47)~(11:05)蛭ヶ岳(11:52)~(12:10)鬼ヶ岩(12:12)~(12:29)棚沢ノ頭(12:29)~(12:37)不動ノ峰(12:37)~(13:07)丹沢山(13:23)~(13:36)竜ヶ馬場(13:36)~(13:46)日高(13:46)~(14:05)塔ノ岳(14:10)~(14:27)花立山荘(14:27)~(15:01)駒止茶屋(15:01)~(15:48)大倉

 

本日のルート

 

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2019/12/15(日) 大倉から塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳(ピストン) その2

その1からの続きです。

 

【塔ノ岳~丹沢山】

塔ノ岳の山頂にある尊仏山荘の左側から丹沢山に向かいます。

最初はしばらく下り坂。

崩落地の鞍部まで下っていきます。

鞍部はヤセ尾根で以前は高所恐怖症にはビビリポイントですが、かなり整備されて普通に歩けるようになりましたね。

 

塔ノ岳と日高の間にあるヤセ尾根の鞍部

塔ノ岳と日高の間にあるヤセ尾根の鞍部から富士山

 

ヤセ尾根を通り過ぎると、日高への登り返しが始まります。

標高差は大してありませんが、他の登山者は苦戦していますね。

登山道の脇には資材が置かれた場所があります。

木道の整備が行われるんでしょうか。

シャリシャリと音がなる登山道は霜柱で白くなってます。

小ピークを越えて次のピークが日高です。

日高は道標があるだけの通過点という感じです。

 

日高手前の小ピークの霜柱だらけの登山道

 

日高からは視界のいい登山道になります。

まだ登山道は凍結しているので歩きやすいですが、帰りは泥沼化の心配があります。

寒気のパワーで登山道が凍結したままであって欲しいですね。

視界がよくなると富士山が丸見えとなり、立ち止まる回数が増えます。

大して眺めは変わらないのですが、つい写真タイムになってしまいます。

 

日高を通り過ぎた後の登山道(正面は竜ヶ馬場のピーク、左は不動ノ峰)

竜ヶ馬場手前から富士山

 

少し下った後は竜ヶ馬場への登り返しです。

竜ヶ馬場の休憩所の手前から樹林で視界が遮られるので前に進み出します。

竜ヶ馬場のピークを越えると少しずつ上り坂が続きます。

傾斜が緩やかなので歩きやすいですね。

 

丹沢山山頂手前から富士山(右端は蛭ヶ岳)

 

樹林の隙間から富士山がチラチラ見えます。

このままなら丹沢山山頂までは大丈夫そうですね。

ソーラーパネルが設置されている場所を通過すると丹沢山山頂です。

 

丹沢山山頂

 

丹沢山山頂からは富士山方面だけ眺望がありますが、それ以外はありません。

富士山方面の景色を眺めた後はベンチで少し休憩します。

疲れた訳ではありませんが、シャリバテ防止でパンを食べることにしました。

蛭ヶ岳に向かう前にもう一度丹沢山山頂から富士山方面を眺めにいきます。

山頂に着いた時は富士山が日陰で暗くて写真映りがいまいちだったんですよね。

 

丹沢山山頂と富士山

 

 

【丹沢山~蛭ヶ岳】

丹沢山から西側にある登山道を歩いていきます。

少し下ってすぐに下った分だけ登り返します。

丹沢山まで0.1Kmの道標があります。

ここからの眺めは最高なんですよね。

丹沢山で引き返す登山者が多いのですが、毎回ここまで景色を眺めにこればいいのにと思ってしまいます。

東側以外は全て見渡せますからね。

 

丹沢山の隣の小ピークから少し下ったところから不動ノ峰と蛭ヶ岳

丹沢山の隣の小ピークから少し下ったところから富士山をアップで

丹沢山の隣の小ピークからの眺め

 

丹沢山まで0.1Kmの道標からは鞍部まで標高差100m程下っていきます。

鞍部まで下ると登山道が泥々になります。

日当たりがいいので霜柱が解けるのが早いですね。

滑らないように気をつけないと。

 

鞍部まで下り不動ノ峰までの登り返しが始まります。

この登り返しがいちばんツラく感じるんですよね。

日当たりもいいので暑さとの戦いもあります。

汗を垂らしながら歩いていきました。

 

不動ノ峰山頂手前

 

不動ノ峰の休憩所と水場への分岐を通過します。

そういえば水場に寄ったことありませんね。

この時期は凍結していて水は出ていないでしょうね。

 

傾斜が緩くなってくると登山道が泥濘になります。

もう膝下がドロドロ。

ハァー、ため息しか出ませんね。

樹林に囲われて登山道の泥濘が終わると不動ノ峰の山頂です。

不動ノ峰の山頂は眺望なしです。

いつも屈んで不動ノ峰山頂から富士山が見えるように写真撮影をしますが、腰が・・・。

 

不動ノ峰山頂と富士山

 

不動ノ峰の山頂を通り過ぎると目の前に富士山がドーンとなります。

右奥には蛭ヶ岳も見えます。

いい眺めですね。

 

不動ノ峰山頂を通り過ぎたところから富士山方面

不動ノ峰山頂を通り過ぎたところから蛭ヶ岳方面

不動ノ峰山頂から少し下ったところから富士山方面

不動ノ峰山頂から少し下ったところから富士山をアップで

 

不動ノ峰の山頂から下って少し登り返すと棚沢ノ頭の山頂です。

棚沢ノ頭の山頂は分岐になっていて、弁当沢の頭方面に向かうことが出来ます。

まだ歩いたことのない登山道ですね。

 

棚沢ノ頭山頂

 

棚沢ノ頭の山頂も眺望なしですが、山頂を通り過ぎると目の前に富士山がドーンとなります。

富士山を眺めながら鞍部まで下っていきます。

 

棚沢ノ頭山頂を通り過ぎたところから蛭ヶ岳方面

棚沢ノ頭山頂を通り過ぎたところから富士山と南アルプス

棚沢ノ頭山頂を通り過ぎたところから富士山をアップで

 

鞍部からの登り返しも大したことありません。

鬼ヶ岩ノ頭の山頂手前は泥々になった登山道に滑らないように気をつけるだけ。

鬼ヶ岩ノ頭を越えて少し下っていくと鬼ヶ岩があります。

鬼ヶ岩にくるといつもの鬼の角に挟まれた富士山と蛭ヶ岳を写してしまいます。

鬼ヶ岩を入れないほうがいい眺めなんですけどね。

 

鬼ヶ岩と富士山

鬼ヶ岩と蛭ヶ岳

鬼ヶ岩からの眺め

 

鬼ヶ岩からは急傾斜の岩場を下っていきます。

クサリ場が2ヶ所ありますが、凍結していなければ使用せずに歩けます。

岩場を下る途中でトレランの方に追い抜かれました。

鞍部まで下ると後は蛭ヶ岳まで登っていくだけ。

左側に富士山、右側に奥秩父の山々を眺めながら歩いていくと蛭ヶ岳山荘の前に出ます。

 

蛭ヶ岳山荘

 

蛭ヶ岳山荘にはヒルカレーの幟が。

美味しいと聞きますが、まだ食べたことありません。

今日もお昼ご飯を買ってきてしまったので次回ですね。

蛭ヶ岳山頂に移動すると目の前に富士山がドーン。

山頂は閑散としていて、3人登山者が休憩されていました。

 

蛭ヶ岳山頂

 

ザックをベンチに置き、檜洞丸側に少し下って富士山と南アルプスの景色を眺めに行きます。

素晴らしい眺めですね。

お昼ご飯を食べるのを忘れてデジカメのシャッターをいっぱい押しました。

 

蛭ヶ岳山頂から檜洞丸方面に少し下った場所から富士山と南アルプス

蛭ヶ岳山頂から檜洞丸方面に少し下った場所から富士山をアップで

蛭ヶ岳山頂から富士山

蛭ヶ岳山頂にある注意書き

 

富士山と南アルプスの眺めを堪能した後はベンチに戻ってお昼ご飯にします。

ベンチからも富士山と南アルプスは見えます。

蛭ヶ岳は丹沢最高峰で360度の展望がありますが、今日は富士山と南アルプス方面しか興味を示さないほど素晴らしい眺めでした。

天気予報で寒波が南下して寒くなると行ってましたが、蛭ヶ岳山頂は風もなく日当たり抜群です。

日焼けしそうでした。

 

その3へ続きます。

 

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2019/12/15(日) 大倉から塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳(ピストン) その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

2019年も残り僅かになりました。

年内に1回くらいは丹沢に行っておこうと思いつつ、なかなか行こうとしません。

理由はいろいろあります。

 

①登山者が多い

②駐車場が少ない(台風19号の影響で北側の登山道と道路が通行止め)

③登山道が泥沼化する

④自宅から登山口まで時間が掛かる

 

近寄りがたいいちばんの理由は③の泥まみれになりたくないからです。

天気予報で日曜日は寒波が南下すると言ってたので、これはチャンス到来と見込んで丹沢に行くことにしました。

前日の土曜日は朝から駐車場が満車になっていたみたいで、日曜日は大丈夫なのか不安もありましたが、6時過ぎに到着した時はまだ余裕があって心配は杞憂に終わりました。

 

【大倉~塔ノ岳】

まだ薄暗い中、スタートします。

最初は車道歩き、不在になった丹沢クリステルの前を斜め左に曲がっていくと、次第に登山道に変わります。

樹林の中で薄暗いですが、ヘッデンを使用しなくても歩けました。

先行している登山者をどんどん追い抜いていきます。

みなさんスタート早すぎじゃないですか?

先週と同じく前日のジムの影響か脹ら脛に違和感があります。

バカ尾根の階段攻撃に耐えることが出来るんでしょうか。

 

観音茶屋を通り過ぎると登山道がつづら折りになります。

大倉高原山の家の分岐を折り返すように右に曲がると傾斜が緩くなって雑事場ノ平という分岐に出ます。

雑事場ノ平にはベンチが設置されています。

スタートしてから35分なので休憩するには最適かもしれませんが、ここは通過します。

 

雑事場ノ平からは平坦な広い尾根沿いの登山道となります。

すぐに見晴茶屋があります。

見晴茶屋は相模湾の眺望がいい場所ですが、今日は雲が多めでいまいちでした。

 

見晴茶屋を通り過ぎるとバカ尾根の上り坂が始まります。

最初は足場が悪い急坂ですが、すぐに階段、木道になります。

今日は調子がいまいちなので塔ノ岳山頂まで2時間30分くらいで登ろうとゆっくり歩くことにします。

木道付近は植林されたモミジがあります。

数週間前までは紅葉がキレイだったのでしょうね。

今日はもう完全に終わりって感じでした。

でも、紅葉が終わったからこそ登山者が少なくなるメリットがあるんですよね。

 

道標に一本松と書かれている場所を通り過ぎると、いったん傾斜が緩くなります。

その後、再び急傾斜の階段になります。

バカ尾根の中でも3本の指(他は堀山の家を通り過ぎた後と花立山荘の手前)に入るシンドイ場所ですね。

急傾斜の坂のピークの手前には駒止茶屋があります。

 

塔ノ岳に登る時はいつも駒止茶屋まで1時間、花立山荘まで1時間50分を目安に歩きます。

あまりにも早く通過した場合は歩くペースを落とすか休憩するかで時間調整します。

今日はかなり遅いと思っていたら、駒止茶屋まで1時間3分でした。

予想よりは早くてビックリしました。

写真タイムが少ないからですかね。

 

駒止茶屋からは傾斜が緩くなります。

943mピークを越えて少し上り返すと堀山の家があります。

堀山の家の前にある休憩所からは富士山が覗けます。

曇り空なので期待せずに覗いてみると富士山の手前には雲がなくてキレイに見えました。

 

堀山の家の前にある休憩所から富士山

 

堀山の家を通過すると岩場の急坂になります。

2箇所目のシンドイ場所ですね。

まだまだ先は長いので無理しないことが大切です。

戸沢からの登山道との分岐を通り過ぎると、傾斜が緩くなります。

足が引っかかってしまうほど根っこが剥き出しになっている場所もあるので足元に注意です。

整備された傾斜が緩やかな階段を登っていくと、たまに左側に富士山が見えます。

いまのところキレイに富士山が見えますね。

 

しばらくすると再び急傾斜の階段になります。

3箇所目のシンドイ場所ですね。

段差も高いので無理してはいけない場所です。

他の登山者の歩くペースを気にせずにマイペースで歩いていきます。

 

花立山荘手前の階段

 

「おしるこ」と書いてある赤い幟が見えてくると花立山荘の前に出ます。

後ろを振る向くと輝く相模湾に浮かぶ江ノ島、その先には三浦半島と房総半島を望めます。

花立山荘の前からは富士山と愛鷹山、箱根の山々を望めます。

曇り空でどんよりしてますが、視界はいいようですね。

 

花立山荘から相模湾

花立山荘から富士山

 

花立山荘からは傾斜が緩くなりますが、ザレた登山道になります。

足元が滑りやすいので自分が苦手な場所ですね。

数分歩くと花立と言われる広いピークに出ます。

360度の展望があります。

左には富士山、正面には塔ノ岳。

いつも右側と後ろは見ませんね。

 

花立から富士山

 

花立から少し下ってヤセ尾根を通過すると、金冷しという分岐に出ます。

金冷しを左に曲がると鍋焼きうどんで有名な鍋割山、右に曲がると塔ノ岳です。

もちろん右に曲がります。

金冷しからは緩やかな傾斜になります。

少し歩くと小ピークの手前で重そうな荷物を背負っているチャンプに追いつきます。

見るからに重そう。

自分には無理ですね。

 

塔ノ岳手前でチャンプに追いつく

 

小ピークを越えて少し下った後は山頂までの最後の階段。

大したことのない階段ですが、体力を使い切っていると足が上がらないんですよね。

少し足が重いなあ・・・と感じつつも疲れてはいないので、休憩せずに山頂まで歩くことが出来ました。

 

塔ノ岳山頂

塔ノ岳山頂と富士山

 

塔ノ岳の山頂は閑散としています。

まだ電車組が来ていないので静かですね。

富士山の周りは雲が多めですが、山頂までキレイに見えますね。

写真で見るといまいちですが、南アルプスもキレイに見えます。

 

塔ノ岳山頂から富士山

塔ノ岳山頂から蛭ヶ岳

塔ノ岳山頂から富士山と南アルプス

塔ノ岳山頂から富士山をアップで

 

その2へ続きます。

 

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2019/12/08(日) 鴨沢から雲取山、雲取山から奥多摩駅(石尾根の山々) その2

その1からの続きです。

 

【雲取山~七ッ石山】

雲取山から下山しようとしたら、横から強引に割り込まれます。

タバコの煙攻撃の直後で少しイラッとしましたが、早く行きたいのかなと思って苛立ちをグッと我慢しました。

割り込みをした方の後ろを歩いていきますが、大して早くない。

というか遅い。

そして追い抜かしてもくれない。

後ろにいるとストックで威嚇してくる。

近くにいるとイライラするので、景色でも眺めて距離を離すことにしました。

景色を眺めながらノンビリ歩きますが、どうしても追い付いてしまいます。

ツラいですね。

 

小雲取山の手前で見覚えのある方が歩いてきます。

おっ、Kさんですね。

水根にある駐車場で車があったのでどこかで出会うと思っていましたが、小雲取山付近で出会うとは。

Kさんは気付いていないようなので、正面に入ってアピールしたら気付いてくれました。

前に登山者がいたし、今日は冬物を着ていたのでいつもと雰囲気が違っていて気付かなかったのかもしれませんね。

 

Kさんとは1ヶ月振りの再会です。

今日は水根から雲取山をピストンするそうです。

日が短い季節にやるなんて健脚ですね。

自分の今日のルートなんて楽チンすぎる(笑)

少しお話をした後、p-tingさんが作られたビールを1本お渡ししました。

ザックを重くして申し訳ないと思いましたが、Kさんは快く受け取ってくれました。

お互いに時間に余裕がないのでお話は程々にしてお別れしました。

 

小雲取山の手前でKさんの後姿と雲取山

 

小雲取山を通り過ぎ、急坂を下っていきます。

その時、ビール1本分軽くなったら、ザックが軽く感じることに気付きます。

ということはKさんは想像以上に重く感じてるのでは?

Kさんが苦行になってないことを願うばかりです。

 

ヨモギの頭への登り返しで割り込み登山者を追い抜きます。

前に邪魔者が居なくなったので気分が少しスッキリしました。

 

ヨモギの頭山頂

 

奥多摩小屋跡を通り過ぎ、奥多摩ヘリポート付近にくると霜柱が解けだし、泥々の登山道になります。

奥多摩も丹沢と同じか。

ダンシングツリーを通り過ぎるまでは泥まみれになりながら歩きました。

ブナ坂を通過して七ッ石山の山頂まで一気に登りきりました。

七ッ石山の山頂では振り返りの雲取山と富士山を少し眺めるだけにして、休憩はしませんでした。

 

【七ッ石山~鷹ノ巣山】

七ッ石山からは石尾根縦走路を歩いていきます。

七ッ石小屋への分岐を2つ通り過ぎると展望のよい場所に出ます。

ご機嫌のいい富士山もまだ見えますね。

南アルプスもちょろっと見えました。

緩やかに登り返して千本ツツジのピークです。

冬になると千本ツツジからも富士山が見えるようになるんですよね。

右を向かないと視界に入らないので、気付かない人も多いでしょう。

 

千本ツツジから富士山

 

千本ツツジから少し下って、いつものように岩場に寄り道をして高丸山、日蔭名栗峰、鷹ノ巣山を眺めます。

さらに少し下ると奥多摩三山を眺めることが出来ます。

 

千本ツツジから少し下ったところから高丸山、日陰名栗峰、鷹ノ巣山

 

景色を眺めた後は鞍部に向かいますが、登山道に何かがいるのに気付きます。

向こうも自分の気配に気付いて登山道から日原側にある樹林に逃げました。

逃げたのはシカさんの親子ですね。

視線を合わせないようにソロリソロリと歩いていきます。

シカさん達は樹林の中から自分を警戒して見てます。

気づかれないように写真を写してみました。

 

千本ツツジから少し下ったところにいたシカさん

 

鞍部まで下り、巻き道の様子を見に行きます。

先程Kさんから高丸山の巻き道は通れなくなっていると教えていただいたのでその確認です。

巻き道の入口にロープが張られていて、通行出来ないようになってました。

ロープにぶら下がっていた注意書きには「2019/11/10」と書かれていました。

前回歩いたのは「2019/11/10」なので、気付かなかっただけで前回も通行止めになっていたのかもしれませんね。

 

千本ツツジと高丸山の鞍部からの巻き道の入口

 

鞍部から高丸山に登り返します。

前回歩いた時の軽快さはなく足取りが重い。

牛歩になりながらゆっくり登っていきました。

この歩きっぷりだと、鷹ノ巣山でKさんに追い付かれるかもしれませんね。

ヌルヌル地獄もあり、だらしない歩きで高丸山山頂に。

高丸山山頂から富士山を写します。

うーん、年々見えにくくなってますね。

 

高丸山山頂手前からの眺め

高丸山山頂から富士山

 

高丸山山頂から急坂を下っていきます。

ここも滑りやすくなっています。

ツーっと滑った後があちこちにあるので、樹林の中にある登山道から下っていきました。

鞍部まで下って、巻き道の様子を見に行きます。

こちらもロープが張られていて通れなくなっていました。

 

高丸山と日陰名栗峰の鞍部からの巻き道の入口

 

鞍部から日蔭名栗峰に向かいます。

また動物の気配を感じます。

登山道の先を見ると、登山道にシカさんがいて自分を警戒しています。

七ッ石山からは登山者に会わず、シカさんしか出会いませんでした。

先程のシカさんよりも警戒心が強い。

視線を逸らしながら近付きましたが、すぐに逃げてしまいました。

 

日陰名栗峰に向かう登山道(シカさんがいます)

 

傾斜が緩やかなところも足取りが重くなってきました。

今日はダメダメですね。

一息つく回数が増えます。

日蔭名栗峰の山頂手前にある展望地からもノンビリ景色を眺めます。

さすがに富士山が見えにくくなってきましたね。

 

日陰名栗峰山頂手前からの眺め

 

展望地からちょろっと登れば日蔭名栗峰の山頂です。

休憩せずに鷹ノ巣山に向かいます。

日蔭名栗峰の東側にある展望地からも景色を眺めます。

富士山と奥多摩三山の眺めがいいんですよね。

時間があれば寝転んで景色を眺めていたいくらいです。

今日は歩きながら景色を堪能します。

 

日陰名栗峰山頂から少し下ったところからの眺め

 

鷹ノ巣山避難小屋のある鞍部に下っていくと、正面に鷹ノ巣山、右斜め前に大岳山と御前山が見えます。

1ヶ月前に比べると冬景色に変わりましたね。

鷹ノ巣山避難小屋を通過して、ラスボスの鷹ノ巣山に登り返します。

もちろん牛歩で。

中腹にある南側の展望地、山頂手前にある北側の展望地からの景色を楽しみながらノンビリ歩きます。

お腹がグーグー鳴ってます。

足取りが重いのはシャリバテのようですね。

なんとか鷹ノ巣山まで登りきりました。

 

鷹ノ巣山山頂手前から雲取山

鷹ノ巣山山頂

 

鷹ノ巣山の山頂ではソロの男性が休憩されていましたが、自分が到着したらすぐに出発されました。

鷹ノ巣山の山頂は貸切状態です。

山頂からの絶景を眺めます。

富士山はガスが発生しているようで白くなり始めてます。

南アルプスも逆光で見えにくいですね。

それ以外の山々はよく見えました。

13時30分まで休憩することにして、お腹がペコペコなので行動食でお腹を満たしました。

 

鷹ノ巣山山頂からの眺め

 

 

【鷹ノ巣山~奥多摩駅】

ノンビリしていたら予定していた13時30分を過ぎていたので出発することにします。

鷹ノ巣山からの下りも滑りやすい場所があります。

油断するとツーっとなります。

滑りにくい場所を探しながら歩きました。

巻き道の分岐の少し手前まではヌルヌル地獄で大変でした。

 

鷹ノ巣山山頂から少し下ったところ

 

巻き道の分岐を通り過ぎたらヌルヌル地獄は終わりかなと思ったら、水根山を通り過ぎた後の下り坂もヌルヌルでした。

城山、カラ沢の頭、将門馬場には立ち寄らずに一般登山道を歩いていきます。

六ッ石山手前の鞍部からの登り返しは辛くなるんだろうと思ったら、足取りが軽くなります。

足取りが重かったのはシャリバテだったんだと、いま頃気付きました。

いま思うと雲取山でアルフォート2つ食べただけで鷹ノ巣山まで歩いていました。

鷹ノ巣山でスニッカーズを食べて復活したようですね。

軽快に歩いて六ッ石山の山頂に到着しました。

先程までのいい天気と違って六ッ石山の山頂は雲があって暗いし寒い。

長居は出来ず、すぐに縦走路に戻りました。

 

六ッ石山山頂

 

狩倉山を巻いて急坂を下っていきます。

登山道は樹林に囲われてますが、正面に大岳山や御前山が見える場所があります。

立ち止まって写真タイムになってしまいました。

 

狩倉山から下ったところ(正面には大岳山)

狩倉山から下ったところ(正面には御前山)

 

三ノ木山林道への分岐を見送り、三ノ木山も巻いていきます。

奥多摩駅側にある三ノ木山からの登山道との合流地点まで行くと、分岐の先に新しい林道が作られていました。

ロープが張られていて通ることは出来ないようです。

 

三ノ木戸山の東側にある分岐(正面には林道が作られていました)

 

分岐からは右側にある樹林の中に入っていきます。

この樹林の中はヌルヌル地獄で有名な場所です。

夕方になると暗くて足下が見えないというワナもあります。

樹林の中に入って30秒後にお約束通りにツーと滑ります。

すぐに反応して転倒せずに済みました。

その後も2回もツーっと滑ってヒヤリとしましたが、大事にいたらずに済みました。

 

抉られているヌルヌルゾーン

 

ヌルヌル地獄が終われば後は落葉の下にある小石に気を付けるだけ。

落葉の下にある小石は見えないので気を付けようがありませんが、歩幅を広げないように歩いていきました。

石尾根の尾根から離れる場所で先行者2人に追い付きます。

「どちらの山に登ったんですか?」と聞かれ、鴨沢から雲取山に登って石尾根を縦走してきました」と返事をすると2人から「おー」と驚きの返事が帰ってきました。

始発のバスに乗れば明るいうちに下山出来るので、奥多摩三山縦走に比べれば大したことないんですけどね。

追い抜かさせていただいた後もマイペースで歩いて、明るいうちに六ッ石山登山口に到着しました。

 

六ッ石山登山口からは車道歩きです。

時折りショートカットする道を歩きます。

約30分くらいで奥多摩駅に到着しました。

 

奥多摩駅

 

計算した訳ではありませんが、ホリデー快速の出発時間の1分前に到着。

ホントに計算してないですよ(汗)

ホリデー快速は鳩ノ巣駅を通過するので乗ることは出来ないのです。

次発の各駅停車を待つことにします。

 

奥多摩駅そのものは改装工事が完了していましたが、トイレは工事中で仮設トイレが設置されていました。

奥多摩駅は待合室や更衣室やコインロッカーが出来ていました。

靴洗い場も新設されていて、キレイになってましたね。

2階もキレイになってそうでしたが、覗いてみませんでした。

次回は2階も行ってみようかな。

靴を洗ってからホリデー快速の次発の各駅停車に乗って鳩ノ巣駅に戻りました。

 

コースタイム

鴨沢バス停(6:44)~(7:09)小袖緑道あがり(7:09)~(8:08)堂所(8:08)~(8:43)七ッ石小屋(8:47)~(9:04)七ッ石山(9:07)~(10:19)雲取山(10:36)~(11:36)七ッ石山(11:36)~(11:56)千本ツツジ(11:56)~(12:19)高丸山(12:20)~(12:42)日陰名栗峰(12:42)~(13:21)鷹ノ巣山(13:33)~(14:39)六ッ石山(14:40)~(15:50)石尾根縦走路・六ツ石山登山口(15:50)~(16:17)奥多摩駅

 

本日のルート

 

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2019/12/08(日) 鴨沢から雲取山、雲取山から奥多摩駅(石尾根の山々) その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

先々週、先週と山に行けずで3週間振りの山歩き。

丹沢か奥多摩か悩みましたが、丹沢恒例の泥沼歩きはしたくなかったので奥多摩を選択。

12~2月しか歩かない雲取山から奥多摩駅までの縦走をすることにしました。

 

青梅線の鳩ノ巣駅にある駐車場に車を止めて、鳩ノ巣駅から電車で奥多摩駅に向かいます。

始発電車にギリギリで乗れてホッとしていたら、何かを忘れたことに気付きます。

でも、何を忘れたんだろう。

ん~、よーく考えるとお昼ご飯を車に忘れていました。

( ̄▽ ̄;)!!ガーン

お昼ご飯が無くて縦走出来るのか?

不安しかありませんでしたが、ザックの中には数日分の行動食は入っているのでなんとかなるだろうと予定通りに行くことにしました。

 

【奥多摩駅~鴨沢バス停~七ッ石山】

奥多摩駅から鴨沢西行きの始発に乗ります。

バスに乗車したのは7人、途中下車が2人(奥多摩湖と峰谷橋で1人ずつ下車)で、鴨沢バス停で下車したのは5人でした。

バス停の向かい側にある待合所で支度をしてから出発します。

みなさんノンビリしていて、いちばん先にスタートすることになりました。

 

12月になって朝の冷え込みが厳しくなりました。

上着は脱ぎましたが、ウインドブレーカーを着たまま歩きます。

車道を登って登山道を数分歩いたところで暑くなってきます。

ウインドブレーカーを脱いで、ネックウォーマーを脱いでと丹波山村営駐車場に到着するまで薄着になりました。

見た目は薄着ですけど、上下に発熱素材を着ているので自分の中では厚着ですかね。

 

丹波山村営駐車場の横を通り過ぎ、駐車場の混み具合を確認してから車道を歩いていきます。

数分歩いたところにある小袖登山口から登山道に入ります。

丹波山村営駐車場からスタートした登山者を数人追い抜いた後、少し歩くペースが早いと感じたのでゆっくり歩くようにします。

今日は長丁場なので焦らずにノンビリ歩くことが大切なんですよね。

 

しばらく抑え気味のペースで歩いていましたが、水場を通り過ぎたあたりで足に違和感を感じます。

水曜日からジム、ランニング、ジムと運動していたのが影響してそう。

疲れがたまっているようなので、足に負荷をかけないように気をつけて歩くことにしました。

 

植林に囲われて登山道が暗くなってくると堂所があります。

小袖登山口から堂所まで約1時間なので、まずまずのペースになりましたね。

堂所からは少しずつ傾斜がキツくなります。

足が上がらない(汗)

牛歩になりながら折り返し地点まで歩きます。

そして本日の富士山の眺めを確認します。

雪が少なくなりましたが、見事な富士山です。

雲取山の山頂に到着するまで隠れないで欲しいですね。

 

堂所の先にあるビューポイントから富士山

 

急傾斜を牛歩で歩いてマムシ岩からは破線ルートです。

さらに傾斜がキツくなります。

久しぶりに何回か一時停止してしまいました。

一般ルートと合流してひと登りすると七ッ石小屋があります。

今日は眺めもいいので七ッ石小屋に立ち寄ります。

七ッ石小屋のテン場の前からは丹沢、大菩薩、富士山を望めます。

いい眺めですね。

 

七ッ石小屋からの眺め

 

景色を楽しんでいたら七ッ石小屋の猫ちゃんが寄ってきました。

始めて見ましたが、人懐っこい猫ちゃんですね。

でも、ご飯はあげないよ(笑)

 

七ッ石小屋の水場(断水中)

 

七ッ石小屋から水場の前を通り、急傾斜の坂を登って石尾根縦走路に合流します。

緩やかな傾斜の石尾根縦走路を少し歩くと七ッ石山の山頂です。

 

七ッ石山山頂

 

七ッ石山の山頂からの雲取山の眺めはいい感じ。

墓石の後ろには筑波山も見えます。

あっ、富士山も眺めておかないと。

丹沢の山々と富士山の眺めもいいですね。

いつものように通過する予定でしたが、ノンビリ景色を楽しんでしまいました。

 

七ッ石山山頂から雲取山

七ッ石山山頂から筑波山

七ッ石山山頂から丹沢の山々と富士山

七ッ石山山頂から富士山をアップで

 

 

【七ッ石山~雲取山】

七ッ石山の山頂からブナ坂方面に数分歩くと、左側を見ると南アルプスがキレイに見えます。

久しぶりに奥多摩から見る南アルプスに1人で感動します。

前に進まなくなってしまいましたね。

 

七ッ石山山頂から少し下ったところから飛龍山と南アルプス

七ッ石山山頂から少し下ったところから南アルプス(北側)をアップで

七ッ石山山頂から少し下ったところから南アルプス(南側)をアップで

 

南アルプスの眺めを楽しんだら、ブナ坂まで一気に下ります。

ブナ坂からは防火帯の開けた尾根歩きです。

遠くに見えるダンシングツリーも存在感がありますね。

奥多摩ヘリポートの手前にある2ヶ所の小ピークからの眺めも最高。

何度も見てるだろう…っと突っ込まれそうですが、いい眺めは何度も見ていいものなんですよね。

 

石尾根縦走路(中央に見えるのはダンシングツリー)

1つ目の小ピークからの眺め

2つ目の小ピークからの眺め

2つ目の小ピークからの眺め(富士山をアップで)

2つ目の小ピークからの眺め(白峰三山をアップで)

 

霜柱だらけの奥多摩ヘリポート、奥多摩小屋跡を通り過ぎ、ヨモギの頭に登ります。

いつもよりゆっくり歩いて、ヨモギの頭の山頂に。

山頂から後ろを振り向くと絶景が待ってます。

山頂手前の急傾斜を登ったご褒美ですね。

 

ヨモギの頭から少し下ったら、小雲取山までの急坂です。

ここも牛歩で歩いていきます。

そして珍しく山頂手前の途中で一息つきます。

止まったら後ろを振り向きます。

ここからもいい眺め。

たまには途中で止まるのもいいですね。

 

一息ついた後は小雲取山まで一気に登りました。

小雲取山の山頂付近は1センチ程度の積雪がありましたが、まったく影響がありませんでした。

小雲取山からは緩やかな傾斜の上り坂が続きます。

久しぶりに辛く感じます。

今日は奥多摩駅まで歩けるのか少し不安になりますね。

 

小雲取山を通り過ぎたところからの眺め

 

足に負荷をかけないように景色を眺めながらノンビリ歩きます。

山頂手前の急坂もゆっくり歩いて雲取山の山頂に。

まずは山梨県側の山頂からの景色を楽しみます。

奥多摩の山々や丹沢、大菩薩、富士山を望めます。

 

山梨県側の雲取山山頂からの眺め

山梨県側の雲取山山頂から富士山をアップで

 

その後、一等三角点のある東京都と埼玉県の山頂へ。

こちらは富士山、南アルプス、奥秩父の山々を望めます。

すぐに登山者が続々と歩いてきたので山梨県側の山頂に戻りました。

 

東京都と埼玉県の雲取山山頂

東京都と埼玉県の雲取山山頂から南アルプス

東京都と埼玉県の雲取山山頂から富士山をアップで

 

いつものように岩場に座って景色を楽しみます。

お昼ご飯を車に忘れたので、行動食でお腹を満たします。

アルフォートをつまみながら景色を眺めていると嫌な臭いが漂ってきます。

風上で岩場の下に座っている団体さんからタバコの煙が流れてきているようです。

誰も注意しないなんて(怒)

もう少し景色を眺めているつもりでしたが、気分を害したので移動することにしました。

 

その2へ続きます。

 

ここまでのコースタイム

鴨沢バス停(6:44)~(7:09)小袖緑道あがり(7:09)~(8:08)堂所(8:08)~(8:43)七ッ石小屋(8:47)~(9:04)七ッ石山(9:07)~(10:19)雲取山

 

本日のルート

 

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2019/11/16(土) 平沢峠から平沢山、飯盛山(めしもりやま)、1656mピーク その2

その1からの続きです。

 

【平沢峠~飯盛山】

平沢山からは急坂を下っていきます。

小石でスリップしそうだったので慎重に歩きました。

分岐手前は変な柵に囲われていました。

なんでここだけ?

 

平沢山巻き道分岐

山頂手前から飯盛山

 

分岐からは目の前に見える飯盛山を眺めながら歩きます。

左側にも広場のようなピークがあるので後で寄り道してみることにします。

広場への分岐を2つ見送ると飯盛山山頂までの階段です。

ゆっくり歩いても3分程度。

汗をかかないようにゆっくり歩いたら飯盛山の山頂に到着しました。

 

先客が記念撮影で山頂を独占中。

富士山方面を眺めながらノンビリ待ちました。

山頂が空いたら山頂に登り360度の展望を楽しみます。

低山ですが、眺望は抜群。

山登りの満足度はゼロに近いものの、眺望の満足度は100点満点です。

たまにはハイキングもいいですね。

 

飯盛山山頂

飯盛山山頂からの眺め(金峰山)

飯盛山山頂からの眺め(平盛山と浅間山と御座山)

飯盛山山頂からの眺め(南アルプス)

飯盛山山頂からの眺め(八ヶ岳)

 

ただ陽射しが無くなって風がピューピュー吹いています。

寒すぎる~。

あまり長居は出来ませんでした。

 

【飯盛山~1656mピーク】

飯盛山の山頂は寒いのでいったん下におります。

あまりにも物足りないのと、八ヶ岳と南アルプスの雲が無くなることを期待して、階段の下にある広場で地図を見て三ノ沢の頭まで行ってみることにします。

破線ルートなので無理せずに行けるところまで行ってみようということにしました。

最初の分岐を右に曲がって広場になっているピークに向かいます。

すぐに柵があって扉を開けて通り抜けるようになってました。

 

平盛山への扉

 

枯れた草がボーボーで適当に歩いていくともう1つの分岐からの登山道と合流して、すぐに分岐があります。

左は展望台と書かれていたので展望台に行きます。

緩やかに登るとまたまた360度の展望が。

この展望台は平沢山と飯盛山をミックスしたような名前の平盛山と呼ぶようです。

平沢山と飯盛山で展望を楽しんだ後で喜びは半減しましたが、平盛山も素晴らしい展望です。

眺望に関してはお腹いっぱいなようですね。

 

平盛山山頂から飯盛山と富士山

平盛山からの扉、正面はミホ山

 

平盛山から三ノ沢の頭を目指します。

破線ルートですが、尾根沿いに歩けばなんとかなるだろうという甘い考えの2人ですが、どうなるんでしょうか。

ちょっと下って短い急傾斜の急坂を登ると小ピークに出ます。

石に黄色いペンキで何か書いてあります。

よく見るとミホ山と書かれていました。

 

ミホ山山頂

 

ミホ山からの下りは小規模なクサリ場です。

キレイなクサリだったので、最近設置したのでしょうか。

クサリ場が終わった後も足場が悪い急坂を少し下りました。

その後は尾根道です。

なだらかな小ピークを越えると急降下。

階段も出てきます。

 

階段を急降下

 

階段は段差が微妙で階段の脇を歩きました。

鞍部に道標があって、ここが十文字峠なのでしょうか。

左側に薄い道がありました。

鞍部から登り返します。

中腹辺りに道標があります。

道標の方向に行くと「三沢」と書いてありますが、下っていって下界に下りてしまいそう。

右側に獣道のような薄い踏み後があったので、そちらに行くことにしました。

 

獣道の入口

 

どこを通っていいのか解らないような道です。

なんとなく道だろうと感じるところを歩いていきます。

少し歩くと有刺鉄線の柵があって、柵の反対側に行くようになってたので、刺さらないように注意しながら反対側に出ました。

 

獣道1

獣道にある有刺鉄線潜り

 

ここからもなんとなくの道が続いてます。

膝下くらいまでのクマザサの藪こぎをしながら登っていきます。

いちばん酷い場所は腰くらいまでの高さでした。

 

獣道を歩くHさん

獣道2

 

そろそろピークかなと思ったらまだまだ登るを繰り返し、ピークらしき場所に出ました。

ただ、ピークは柵の反対側にあります。

ピークは踏めないようになっていました。

遠くからみたら眺めのいい広場になっていると思ったら、ただの通過点でした。

ここが三ノ沢の頭の山頂?

でも、隣の山かな?

 

1656mピークから三ノ沢の頭

 

少し先まで行ってみると、藪こぎしながらなら隣の山に行けそう。

ただ、柵があってピークには立ち寄れないような感じがします。

ピークに行けないなら無理して藪こぎする必要も無いのかな。

2人の意見は一致して先には進まないことにしました。

 

登山道からは富士山や南アルプスの眺望があります。

北岳も顔を出してくれました。

甲斐駒は雲の中。

なかなか全ての山がキレイに見えませんね。

 

1656mピークから北岳

1656mピークから南アルプス

 

その後、八ヶ岳を眺めに行きます。

こちらも赤岳と横岳が雲の中。

少し待てば見えると期待して待ってみることにします。

すると数分後に赤岳、横岳の順に山頂まで見えるようになりました。

飯盛山で引き返さなくて正解でしたね。

 

1656mピークから八ヶ岳

 

 

【1656mピーク~平盛山】

展望はいいのですが、ゆっくり休憩する場所が無いので戻ることにします。

藪こぎしながら道標がある分岐まで戻ります。

分岐からは明瞭な登山道。

さらに下って鞍部まで下ります。

 

獣道にある有刺鉄線潜り

 

鞍部から無名ピークまではなかなかの上り坂です。

本日いちばんの急坂で階段がある場所はいちばんの急傾斜です。

標高差は大したことないので苦戦することなく登りきりました。

 

いったん少し下ってミホ山に登ります。

クサリ場もサクッと登ってミホ山の山頂です。

クサリ場でHさんにクサリを使用して登っている体で写真を写してみました。

うーん、どう見てもやらせですね(笑)

大したことのないクサリ場であることがハッキリしますね。

 

クサリを使用中のHさん

ミホ山山頂

 

ミホ山から少し下ると目の前に平盛山が見えます。

平盛山では草刈りをしています。

少し入りにくい雰囲気もありますが、通らないと帰れないので柵に設置されている扉を開けて平盛山に入ります。

 

平盛山と八ヶ岳

 

展望のいい平盛山でお昼ご飯にしようと、眺めがよくて風当たりが少ない場所を探します。

遮るものが無い平盛山は吹きさらしになっていて南側の斜面は風当たりが強い。

北側は若干風当たりが弱まるので八ヶ岳を眺めながら休憩することにしました。

 

平盛山の休憩場所から飯盛山と富士山

平盛山の休憩場所から八ヶ岳

平盛山の休憩場所から南アルプス

 

陽射しがあるうちはポカポカですが、太陽が雲の中に隠れると寒い。

長い間の休憩は無理と判断して飯盛山の山頂手前にある広場に移動することにしました。

 

平盛山と飯盛山の鞍部にある広場まで下ります。

大勢の登山者が休憩していて賑やかです。

風当たりが弱いと思っていたら普通に吹いてますね。

駐車場に戻ってからお昼にしようか悩みましたが、景色を眺めながら休憩することにしました。

 

飯盛山手前の休憩場所から飯盛山

 

 

【平盛山~平沢峠】

お昼ご飯を食べ終えたら帰ることにします。

平沢山と巻き道の分岐まで戻ります。

平沢山への入口に柵の説明が書いてあります。

「牛が出ないように設置している柵」と説明書きがありました。

 

帰りも平沢山の山頂に登ってもよかったのですが、巻き道も眺めが良さそうなので巻き道を歩くことにします。

予想通り巻き道からの眺めがいいですね。

あっという間に巻き道が終わって行きに立ち寄った見晴らしのいい場所に着きます。

最後にもう一度南アルプスと富士山を眺めを楽しみました。

 

平沢山に向かう登山道から八ヶ岳

 

あとは駐車場まで樹林の中の登山道。

行きはあまり傾斜を感じませんでしたが、帰り道はまずまずの傾斜のある下り坂と感じました。

終盤は懸念していたドロドロの登山道になります。

次第に靴が重くなるし、靴底がドロドロに。

ほどなくして駐車場に到着しました。

 

自分は駐車場の隣にあるシシ岩に遊びに行きます。

岩が点在していますが、近くに行くとなんか岩があるだけのような感じに。

八ヶ岳と南アルプスの眺望が駐車場よりも良かったのが唯一の収穫でしたね。

 

シシ岩

 

コースタイム

平沢峠(8:29)~(9:00)平沢山(9:06)~(9:20)飯盛山(9:26)~(9:33)平森山(9:39)~(9:43)ミホ山(9:43)~(10:20)1656mピーク(10:51)~(11:28)ミホ山(11:28)~(11:36)平森山(11:43)~(11:46)平森山と飯盛山の鞍部(12:05)~(12:37)平沢峠

 

本日のルート

 

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2019/11/16(土) 平沢峠から平沢山、飯盛山(めしもりやま)、1656mピーク その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

今回はHさんと日帰りで今年最後の遠出。

ただ行き先が決まらないまま中央高速で西に向かうことに。

候補はいろいろありましたが、最終的に白駒池駐車場から北横岳周辺を歩くことにしました。

 

須玉ICから国道141号線で清里方面に向かっている途中で上空が明るくなってきます。

左斜め前に見える八ヶ岳、後方に見える南アルプスがキレイに見えます。

山登りする前に景色は満足してしまう程の絶景。

運転中なので目に焼き付けるだけにしておきました。

 

国道141号線から松原湖入口の交差点を左折して県道480号線で麦草峠方面に向かいます。

途中で麦草峠付近通行止めの表示が出てきます。

災害による麦草峠から茅野側の通行止めと思い込んでそのまま向かうことにしました。

 

国道299号との交差点で左折しようとしたところ、麦草峠方面がゲートで封鎖されています。

あ~~~、まさかの冬季通行止めでした( ̄□ ̄;)!!

しかも一昨日の11/14からというタイミングの悪さ。

Hさんと2人で途方に暮れました。

交差点の前にはレストハウスふるさとがあり、見晴らしのいい場所です。

景色を眺めてから山選びをすることにしました。

北側は浅間山方面、東側は御座山(おぐらさん)がよく見えました。

富士山もちょろっと見えて2人で喜んでいました。

 

レストハウスふるさとからの眺め(浅間山)

レストハウスふるさとからの眺め(御座山)

レストハウスふるさとからの眺め(富士山)

 

問題はどこの山にするか。

八ヶ岳の地図を見てみると、車で行ける登山口からのコースタイムを見ると時間的に北八は厳しそう。

残る候補は御座山が最有力。

御座山の登山口を調べるとここから登山口までが遠く、いまから移動すると1時間は掛かってしまうし、帰りも遠くなる。

悩みに悩んだ末に八ヶ岳の地図の右下に360度の展望と書いてある飯盛山(めしもりやま)を見付けます。

登山口から山頂まで1時間と記載されているので物足りなさを感じそうですが、他に候補があがらず飯盛山に行ってみることになりました。

飯盛山は野辺山と清里の中間点から少し東側にある山で、標高が1600Mくらいの山々が連なっているところにあります。

平沢峠に駐車場があるようなので、平沢峠に移動しました。

 

平沢峠にある駐車場からの眺め(八ヶ岳)

 

平沢峠にある駐車場に到着すると目の前に八ヶ岳がドーン、左側には南アルプスの半分見えるというロケーション。

Hさんと2人でこの景色を眺めたら「飯盛山に登らなくてもいいのでは?」となってしまいました。

このまま帰ってしまうと「山登りではなくドライブに来たのか・・・」となってしまい本末転倒。

一息ついてから出発することにしました。

 

【平沢峠~飯盛山】

前置きが長くなりましたが、駐車場の向かい側にある登山口からスタートします。

登山口にある地図にハイキングコースと書いていて2人で苦笑い。

最初からハイキングとダメ押しされてしまいました。

 

飯盛山ハイキングMAP

 

登り初めてすぐに足下には霜柱があります。

帰りには解けてドロドロになってそうな感じ。

あまりにも早く下山するのも嫌なので汗をかかない程度でノンビリしたペースで歩くことにします。

 

登山道1

登山道2

 

最初の分岐に右に曲がると「宮司の滝」と書かれています。

時間もあるので滝に立ち寄ってみますか。

でも、2人の意見は「見るのは帰りかな。」だったので分岐を見送ってまっすぐ進みます。

 

緩やかに登っていくとピークと思われる場所に出ます。

でも、巻き道の分岐も無いし山頂の標識も無い。

ただの小ピークでした。

最初のピークで3組の登山者を追い越しました。

ピークからちょっと下って少し進むと分岐があります。

 

平沢山巻き道分岐

 

まっすぐが平沢山、右が巻き道。

まっすぐ行きますが、右に曲がったところが展望がよさそうなのでいったん右に曲がることにします。

右に曲がると目の前に南アルプスがドーン、左側に富士山という眺望です。

素晴らしい眺め。

 

平沢山巻き道分岐からの眺め(南アルプス)

平沢山巻き道分岐からの眺め(八ヶ岳)

 

巻き道からの眺めがよさそうですが、平沢山に登ることにします。

分岐に戻って右に曲がります。

そこそこの傾斜の上り坂。

ここまで体力の消耗はほとんと無いのでサクッと登って平沢山の山頂に到着しました。

 

平沢山山頂

 

期待していなかった平沢山山頂も360度の展望です。

北側からは浅間山や御座山。

まずは北側の景色を眺めに行きます。

本日の候補に上がっていた四阿山方面も天気がよさそうですね。

 

平沢山山頂からの眺め(浅間山と御座山)

平沢山山頂からの眺め(金峰山)

平沢山山頂からの眺め(南アルプス)

平沢山山頂からの眺め(富士山)

平沢山山頂からの眺め(富士山)

 

西側は八ヶ岳。

南側は南アルプス。

北側は浅間山と御座山、

東側は金峰山。

南東側には富士山も。

南アルプスと八ヶ岳は雲があって全貌が見えずでした。

飯盛山山頂に着く頃に見えることを期待するしかないですね。

 

その2へ続きます。

 

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