月別アーカイブ: 2019年7月

2019/06/23(日) 留浦から雲取山、飛龍山を周回 その2

その1からの続きです。

 

【飛龍山~丹波天平】

飛龍山山頂から飛龍権現のある分岐までは、シャクナゲトンネルの中を歩いていきます。

登山道に根っこが張り出しているので、油断するとツルッとなるので足下良く見ながら歩きます。

シャクナゲはほとんど散っていて、出涸らしのような散る間際の花しかありませんでした。

 

飛龍山山頂から飛龍権現までのシャクナゲトンネル

 

シャクナゲトンネルを抜けて急坂を下ると飛龍権現のある分岐に出ます。

分岐を左に曲がると禿岩という展望地がありますが、今日は寄り道せずに分岐を直進します。

 

飛龍権現の分岐

 

分岐から前飛龍まではちょっとした岩場とシャクナゲトンネル。

前飛龍手前はアップダウンを繰り返します。

途中に前飛龍・北峰の標識が落ちていることに気付きます。

以前はあったのかな?

あまり記憶にありません。

足下に転がってると気付かない人が多いと思うので、見えるように立て掛けておきました。

 

前飛龍・北峰手前の岩場

前飛龍・北峰

前飛龍・北峰の山頂標識を見やすくする

 

前飛龍・北峰から2つ目のピークが前飛龍の標識がある場所です。

前飛龍にある岩の上に登ると眺めがいいのですが、今日は真っ白なので岩には登らずに先に進みました。

 

前飛龍から先は急傾斜な下り坂です。

手を使わないと下りれないところやいかにもツルッとなりそうな岩場が多くなります。

慎重になりすぎじゃない?と言われそうなくらいに慎重に下っていきました。

 

前飛龍からの下り坂1

前飛龍からの下り坂2

 

急傾斜の下り坂が終わって傾斜が緩くなると、パチパチと音が聞こえるようになります。

雨が降りだしたようですね。

時間を確認すると14時過ぎ。

雲取山ピストンにしておけば雨に降られずに済んだはず。

欲張ったせいで雨に降られましたが、悪天候は気になりません。

なんといっても全天候型が売りですからね。

登山道は樹林に囲われているのでパラパラとした雨では全然濡れないので、熊倉山の山頂手前までは雨は気になりませんでした。

熊倉山山頂手前の急坂を登って山頂までの尾根まで行くと、雨も本降りとなって雨具が必要になりました。

ここからは折り畳み傘をさしながら歩きます。

尾根沿いに少し歩くと樹林に囲われた狭い山頂の熊倉山です。

いつも熊倉山から他の尾根に歩いて行けそうなのが気になります。

チャレンジはしませんけどね。

 

熊倉山山頂

 

熊倉山山頂から少し傾斜がある下り坂を下っていきます。

熊倉山山頂近辺は登山道が濡れて滑りやすくてヒヤヒヤしました。

ある程度下った後は小さなアップダウンを繰り返すようになります。

シャリバテしそうな予感がしたので立ち止まっておにぎりを食べてエネルギーをチャージしました。

緩やかな傾斜の下り坂が続くようになると中川神社が祀られているサヲラ峠に出ます。

サヲラ峠からは左に折り返すように曲がると三条の湯へ、右に曲がると丹波へ行けます。

今日はサヲラ峠を直進します。

 

サオラ峠

 

サヲラ峠から次の分岐がある丹波天平(たばでんでいろ)まではなだらかな傾斜のアップダウンを繰り返します。

2つ目の上りでシャリバテで足が止まります。

おにぎりを食べるのが少し遅かったようですね。

1分ほど小休憩してから歩き出しました。

その後はおにぎり効果でシャリバテは解消されました。

 

分岐の手前に丹波天平の開けた場所があります。

広い場所はみなさん適当に歩くので踏み後が薄くなります。

ここは直進するだけでいいので問題ありませんが、広い場所に出た時は進行方向を見失いやすいので危ないですよね。

樹林の中に戻って先に進むとアンテナが見えてきて、アンテナの少し先の開けた場所に分岐があります。

 

丹波天平(たばでんでいろ)

丹波天平の分岐

 

 

【丹波天平~飛龍山登山口】

分岐を右に曲がると丹波小学校へ、直進すると親川バス停近くの飛龍山登山口に行けます。

今日はゴールが道の駅「たばやま」ではなく留浦なので分岐を直進します。

丹波天平から飛龍山登山口までは初めて歩くので楽しみなのと、うろ覚えの地図に記載されていた迷マークが不安だったりもします。

地図も持ってきていないので迷マークがどの辺りなのか不明です。

なんとなくこの先にある保之瀬天平かなと予想していましたが、自宅に帰ってから地図を眺めると迷マークは廃屋跡近辺でした。

登山道は尾根沿いに緩やかに下ったり、尾根を巻きながら急傾斜を下ったりを繰り返します。

初めて歩くので登山道を外さないように気を付けるだけです。

 

尾根を巻きながら急傾斜を下る

 

しばらく歩くと保之瀬天平と思われる場所を通過します。

想定していたよりも明瞭な登山道でホッとしました。

道なりに歩いていくと正面に虎ロープが設置されています。

虎ロープが設置されていなかったら確実に直進してしまうので迷マークはここかと思いました。

虎ロープの他に道標も設置されていたので、迷わずに済みました。

 

虎ロープが設置されていて90度左に曲がる場所

 

虎ロープが設置されている場所を90度左に曲がってジグザグに急降下していきます。

小刻みに折り返すのでズルッとなりそうな雰囲気、重心を低くして滑らないように歩きました。

しばらくするとトラバースしながらの登山道になります。

雲取山の鴨沢ルートと同じような登山道、どちらも丹波山村で整備しているところが同じなのでしょう。

歩きやすい場所もあればザレれていて足下が脆い場所もあります。

ザレている場所も意外と距離があります。

手袋を装着して忍び足で通過しました。

 

やや細い登山道を歩いていくと民家の廃屋がポツポツと現れてきます。

廃屋は数件ありました。

廃屋があった場所はちょこちょこ進行方向を変えます。

道標が設置されているので迷わずに済みました。

廃屋跡を通り過ぎると車やバイクのエンジン音が聞こえるようになります。

登山道は崩落して通れないという怪しい看板が設置されている場所を通り過ぎ、さらに下っていくと飛龍山登山口に出ました。

想定よりも少し早い時間に登山口に戻れてホッとしました。

 

飛龍山登山口

 

 

【飛龍山登山口~留浦】

飛龍山登山口から留浦までは青梅街道(国道411号線)の車道歩きです。

お下手なドライバーがスピードを出すので登山道よりも危険です。

エンジン音がしたら後ろを要確認って感じですね。

 

飛龍山登山口から左に曲がって青梅方面に歩いていきます。

親川橋を渡った少し先に三条の湯の入口があります。

三条の湯までの10Kmは9割が林道歩き、個人的には行きには利用したくないですね。

三条の湯経由の雲取山・飛龍山登山口を通り過ぎたら最初の停留所のお祭バス停です。

 

三条の湯経由の雲取山・飛龍山登山口

 

お祭バス停からは所畑、鴨沢西、諸畑橋、鴨沢、小袖川の順に、親川バス停から7つ目が留浦バス停です。

飛龍山登山口から46分、遠かった・・・。

鴨沢バス停近くで自販機に見たことのないファンタがあります。

「SOCATA!?」

ルーマニアで大人気のフレーバーなんて地味すぎる。

フレーバー系は苦手なので買いませんけどね。

 

SOCATA!?

 

コースタイム

留浦(6:15)~(6:47)小袖登山口(6:47)~(7:48)堂所(7:48)~(8:46)七ッ石山(8:46)~(9:21)ヨモギノ頭(9:21)~(9:38)小雲取山(9:38)~(9:50)雲取山(10:08)~(10:24)三条ダルミ(10:24)~(11:03)狼平(11:03)~(12:04)北天のタル(12:04)~(12:31)飛龍山(12:41)~(12:56)飛龍権現(12:56)~(13:28)前飛龍(13:28)~(14:14)熊倉山(14:15)~(14:42)サオラ峠(14:43)~(15:13)丹波天平(15:14)~(16:25)飛龍山登山口(16:25)~(17:11)留浦

 

本日のルート

 

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2019/06/23(日) 留浦から雲取山、飛龍山を周回 その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

火~金曜日まで4日連続で1時間のランニング、土曜日は2時間の筋トレ+軽いランニング、筋肉痛はないものの勤続疲労が少し心配。

そして週末の天気予報も絶好調の梅雨の影響で、1日のどこかに傘マークが必ずある状態。

先週も山に登っていないので、雨か降るのを覚悟して雨でも登れる雲取山に登ることにしました。

 

【留浦~七ッ石山】

いつものように留浦駐車場からスタート。

奥多摩湖を眺めながら青梅街道を鴨沢方面に歩きます。

梅雨入りしてからの降雨で奥多摩湖の水量が少し回復したように感じますが、まだ水不足ですね。

 

留浦駐車場

奥多摩湖

 

鴨沢バス停の裏から丹波山村営駐車場まで急坂を登っていきます。

丹波山村営駐車場をチラッと覗いてみると、日曜日とは思えないほどガラガラ。

皆さん南アルプスに行ったのかな?

梅雨で天候が不安定だからとは思わないのが自分らしい。

 

登山道に入ってからも、ゆっくり歩いていきます。

堂所の手前辺りから下山者とすれ違うようになります。

いつもよりは少なく感じますが、奥多摩小屋のテン場が無くなった影響ですかね。

ゆっくり歩いていることもあり、今日は追い抜く登山者も少なくてマイペースで歩けます。

 

マムシ岩から破線ルートで七ッ石小屋まで行くと、七ッ石小屋前で学生達がワイワイと賑やかです。

七ッ石山に向かおうとすると学生達が駆け下りてきます。

上り優先なんてお構い無し。

こちらが避けるしかないですね。

学生達のマナーの悪さはどのスポーツでも同じなんですね。

 

七ッ石小屋上にある水場で水を補給してザックの重さをスタート時点と同じにします。

1キロ弱の増量でズシッと重さを感じますね。

でも、少し歩けばザックの重さは気にならなくなります。

石尾根縦走路の分岐まで登ると雲取山から下山してきた2人とすれ違います。

「下から登ってきたの?」と聞かれ「留浦からです。」と返事をすると「早いねぇ。」と。

「そんなに早くは無いですよ。」と答えても「いやいや早いですよ。」と言われてしまいました。

p-tingさん、早くはないですよね?

 

サラサドウダン

 

登山道の脇に咲いていたサラサドウダンにあるしずくがいい感じ。

いい写真を撮ろうと頑張ってみますが、暗すぎていまいちな写真ばかり。

諦めて先に進むことにしました。

 

七ッ石神社で安全祈願して七ッ石山の山頂に。

雲取山方面を眺めますが、ガスで真っ白。

雲取山山頂からの眺めに期待するしかないですね。

 

七ッ石山山頂

 

七ッ石山の山頂は珍しく賑わってます。

挨拶をしても挨拶なしの感じが悪い登山者が多く残念でした。

若者2人が挨拶してくれたので救われた気分です。

 

【七ッ石山~雲取山】

七ッ石山山頂は居心地悪そうなのでブナ坂まで下ります。

スリップしやすくなっていたので慎重に歩きました。

 

七ッ石山山頂からブナ坂方面

 

ブナ坂を通り過ぎると、前方にソロの登山者が歩いてます。

ソロの方は後ろを振り向いて後を追う自分を気にしている様子です。

ソロの方は追い抜かれたくないのかペースを上げました。

まあ、ペースを上げてもどこかでバテるはずなのでいずれ追い越すことになると思いますが・・・。

 

ダンシングツリー手前の石尾根

 

ダンシングツリー付近で距離が縮まってきます。

それに気付くとソロの方は早歩きで引き離しにかかります。

小ピーク手前でソロの方は巻き道を歩いていきます。

自分はピークを踏んでいきます。

ソロの方は巻き道を歩いていくので「巻き道ボーイ」と勝手に名付けました。

「巻き道おじさん」かもしれませんけどね。

 

そんな変なことを考えてたら体に異変を感じます。

手の甲と背中が痒い。

ついガリガリと引っ掻いて一時凌ぎで痒みを止めますが、すぐに痒くなります。

歩きに集中出来なくなりましたが、ヨモギノ頭の山頂まで登ります。

巻き道ボーイはもちろん巻き道を歩いていきます。

ここで距離が開きますかね。

ヨモギノ頭の山頂で歩いてきた登山道を振り返ると、真っ白けっけ。

 

ヨモギノ頭山頂で振り返ると

 

ヨモギノ頭を越えて富田新道への分岐を通り過ぎ急坂を登っていきます。

小雲取山への最後の急坂手前で巻き道ボーイの足が止まりました。

やっぱりなって感じですね。

でも、自分が近付いてくると巻き道ボーイは再び歩きだします。

そんなに抜かれたくないんですかね。

そんな巻き道ボーイですが、1分も歩かないで再び足を止めて道を譲ってくれました。

ソロの方は「巻き道ボーイ」ではなく「巻き道おじさん」でした。

 

小雲取山への急坂で足が止まった巻き道おじさん

 

小雲取山への急坂を登りきって小雲取山山頂に。

当初は山頂に寄り道はやめておくつもりでしたが、びしょ濡れ覚悟で寄り道しました。

当然ながら足下がびしょ濡れになってテンション下がります。

 

小雲取山への登山道

 

ガスで視界が悪い中、雲取山に向かいます。

いつもは左側に見える奥秩父の山々や南アルプスを眺めながら歩きますが、今日は何も見えないので前を向いて歩くだけ。

山頂手前の急坂を登り始めるまで避難小屋が見えない程のガスの中、急坂をサクッと登って山梨県の山頂に。

後ろを振り向いて石尾根を眺めますが何も見えず。

東京都と埼玉県の山頂に移動します。

どちらも貸切状態でしたが、どちらも何も見えず・・・でした。

 

雲取山山頂手前(避難小屋が見えないほどのガス)

山梨県側の雲取山山頂から石尾根

東京都と埼玉県側の雲取山山頂

 

トイレの改修工事が終わっていたので、新しくなったトイレを使用してみます。

あれっ、新品になってない。

見た目も中身も以前と同じで汚ない。

浄化槽だけ取り換えたんですかね。

 

トイレの改修工事完了の張り紙

 

避難小屋入口前のベンチで腹ごしらえしました。

避難小屋にある温度計を見ると13℃で腕捲りしていると若干肌寒く感じました。

 

【雲取山~飛龍山】

真っ白な石尾根を横目に飛龍山方面に向かいます。

分岐のある三条ダルミまでは急坂を下っていきます。

岩が濡れているので油断するとツルッとなります。

焦らずにゆっくり歩きます。

そんな時にふと登山道の脇にあるクマザサが気になります。

三条ダルミから先はクマザサがあったような・・・無かったような・・・。

この時はなんとかなるだろうと甘い考えでいました。

三条ダルミまで下り、展望地から富士山方面を眺めます。

う~ん、真っ白。

 

山梨県側の雲取山山頂から飛龍山方面

雲取山山頂から三条ダルミまでの下り坂

三条ダルミ

 

三条ダルミで引き返すか、三条の湯に下るか、飛龍山に向かうかのファイナルアンサーを出します。

まだ雨も降らなそうだし、久しぶりに飛龍山に行ってみたいしで飛龍山に向かうことを選択しました。

この選択がこの後の悲劇を招くとは知る由しもありませんでした。

 

三条ダルミから飛龍山方面の登山道はクマザサに覆われています。

最初は登山道が見えてクマザサに触れることが無くて安心して歩いていました。

数分後、クマザサが登山道に被さるようになります。

少し歩けばクマザサが少なくなるだろうと前に進むと、登山道が見えなくなるくらいのクマザサになります。

膝より下はびしょ濡れ。

ハァー。

ため息しか出ませんね。

 

クマザサ攻撃1(「帰ろかな~」になる)

 

立ち止まって「帰ろかな~」と心の中で呟きます。

既にびしょ濡れになっているので「引き返してもなぁ・・・」。

「男なら前に進むしかない!」と腹をくくって前に進むことにしました。

ここから1時間30分もクマザサ攻撃、倒木攻撃にあって、胸より下がびしょ濡れになりました。

コース選びが大失敗でしたね。

 

クマザサ攻撃2(登山道が迂回している)

クマザサ攻撃3(登山道はどこ?)

倒木を迂回する場所(左上から下りてきました)

倒木攻撃1

クマザサ攻撃4(腰までびしょ濡れ)

クマザサ攻撃5(肩までびしょ濡れ)

倒木攻撃2

 

北天のタルの分岐を通り過ぎると、岩場が増えてきます。

たまに手を使わないとツルッとなりそうなところもあり、緊張感があります。

飛龍権現のある分岐まで行きたくはないので、手前にある破線ルートから飛龍山の山頂に向かいます。

 

飛龍山山頂への破線ルートの入口

破線ルートの登山道

 

破線ルートは急坂でクマザサに覆われています。

少し濡れましたが、既にびしょ濡れなので気になりません。

急坂を登りきると左に曲がって山頂へと続く尾根沿いに歩いていきます。

尾根は緩やかな傾斜ですが、倒木が放置されているので迂回を繰り返しながらになりました。

樹林に囲われたこんもりとしたピークが飛龍山の山頂です。

飛龍山の山頂は貸切状態、この静けさがたまりませんね。

お昼ご飯を食べながら休憩しました。

 

飛龍山山頂手前の倒木が放置されている登山道

飛龍山山頂

 

その2へ続きます。

 

 

ここまでのコースタイム

留浦(6:15)~(6:47)小袖登山口(6:47)~(7:48)堂所(7:48)~(8:46)七ッ石山(8:46)~(9:21)ヨモギノ頭(9:21)~(9:38)小雲取山(9:38)~(9:50)雲取山(10:08)~(10:24)三条ダルミ(10:24)~(11:03)狼平(11:03)~(12:04)北天のタル(12:04)~(12:31)飛龍山

 

本日のルート

 

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2019/06/08(土) 水根から六ッ石山、水根山、鷹ノ巣山、日蔭名栗峰、高丸山、千本ツツジ、七ッ石山(帰りは巻き道) その2

その1からの続きです。

 

【鷹ノ巣山~七ッ石山】

鷹ノ巣山から少し下ったところで変なところから鈴の音が聞こえます。

南側の下を見てみると、ワンちゃんと女性が道無き道を登ってきました。

ワンちゃんの歩きたい道を登ってきたそうで、鷹ノ巣山の山頂から少し下ったところに出たようです。

「どちらまで行くのですか?」と聞かれたので、「七ッ石山まで行ってきます」とお答えしました。

 

道無き道から上ってきた女性とワンチャン

鷹ノ巣山避難小屋に向かう途中でガスの中に

 

女性とワンちゃんとお別れして鷹ノ巣山避難小屋まで下り、ホッとしました。

パラパラと雨粒が落ちてきたので、避難小屋入口前にあるベンチで様子見。

雨がやんだのを見計らって日蔭名栗峰に向かいます。

 

少し下った後、巻き道との分岐を尾根筋に直進していきます。

最初は緩やかに登り、次第に急坂になります。

今日はずっとダラダラとノンビリ歩いているので、急坂もゆっくりと上りきりました。

山頂手前の開けたところにきたら、後ろから日射しが当たるようになります。

振り返ると青空が。

今日はいい天気なのか、悪い天気なのかよくわかりませんね。

 

日蔭名栗峰山頂

 

山頂手前のピークを越えて日蔭名栗峰の山頂に。

気分は「もう帰ろうかな」になりかけましたが、女性に「七ッ石山まで行ってきます」と言ったし、雨も大丈夫そうだしで先に進むことにしました。

 

日蔭名栗峰山頂から高丸山方面もガスの中

 

日蔭名栗峰から少し下ったところからの眺めも真っ白、今日は撮れ高が無いなぁ…と感じながら下っていきます。

はぁ・・・とため息をついた時に足元に何かがいます。

寒気がした後に「ヘビがいる」っと後ずさり。

ヘビはニョロニョロと登山道から草むらに移動してくれました。

 

日蔭名栗峰山頂から高丸山へ向かう途中でヘビが・・・

 

寒気が止まらないまま高丸山に登り返します。

滑りやすい登山道が昨日の雨で更に滑りやすくなってます。

こういう時は気合い入れずにゆっくり歩く方が安全です。

たんたんと直登して高丸山の山頂に。

高丸山の山頂から引き返すのは泥んこになるのを覚悟しないといけません。

そんな覚悟は出来ないので前に進みます。

 

高丸山山頂

高丸山山頂から千本ツツジ方面もガスの中

 

高丸山から急坂を下って巻き道と合流しますが、迷わずに千本ツツジのピークに向かいます。

ここも滑りやすく急がずにゆっくり登りました。

千本ツツジのピーク手前から青空が出てきます。

ピークにある1本のヤマツツジと青空は映えますね。

 

千本ツツジは晴れ間が

 

千本ツツジからは本日のラスボス?の七ッ石山に向かいます。

いつもなら正面に雲取山を見ながら歩いていきますが、今日は何も見えません。

途中にある視界が開けている場所からの眺めも真っ白、視界が開けている場所で3人の男性達が山菜採りをしていました。

こんな場所で採れるんですかね。

 

七ッ石小屋への分岐を2ヶ所通り過ぎ、ひと登りしたら七ッ石山の山頂です。

すぐに雲取山方面を眺めますが、ガスでダンシングツリーまでしか見えません。

お昼ご飯を食べながらガスが晴れるのを待つことにしました。

 

七ッ石山山頂

七ッ石山山頂から雲取山方面(ダンシングツリーまでしか見えず)

七ッ石山山頂からダンシングツリーをアップで

 

お昼ご飯を食べ終えた後も七ッ石山山頂は日が射していますが、雲取山方面のガスは相変わらず。

今日は無理かな。

 

【七ッ石山~鷹ノ巣山避難小屋】

帰りはマッキー(巻き道)で帰ります。

ん、サボリだって?

いやいや、「千本ツツジのツツジを眺めるには巻き道を歩かないといけない」、「雨が降ってきた時に雨に濡れるのが最小限で済む」の理由から巻き道を選択しました。

 

七ッ石山小屋への分岐を2ヶ所通り過ぎ、尾根筋と巻き道の分岐を迷わずに巻き道に向かいます。

巻き道はヤマツツジトンネルが続くと言っても過言ではないほどヤマツツジがあります。

時期的にもヤマツツジが咲いているはずと思ったら、ヤマツツジはつぼみ。

なんのために巻き道を歩いたんだ…ってなってしまいました。

 

千本ツツジの巻き道にあるヤマツツジトンネル

高丸山巻き道のザレ場

日蔭名栗峰のザレ場

 

千本ツツジ、高丸山、日蔭名栗峰を巻いて鷹ノ巣山避難小屋まで戻るとパラパラと雨が降ってきて、次第に小雨になりました。

すぐ止むだろうと鷹ノ巣山避難小屋入口前にあるベンチで様子見することにしました。

がしかし、天気予報通りの雨のようで止む気配はありませんでした。

しばらくするとワンちゃんを連れていた女性が戻ってきます。

「七ッ石山まで行って、帰りは巻いて帰ってきました」と伝えると、女性も千本ツツジまで行って帰りは巻いてきたそうです。

雨が降ってきたらワンちゃんが涼しくなったみたいで元気になったそうです。

確かにワンちゃんは歩きたくて歩きたくてウズウズしている様子。

女性はレインコートを着てすぐに峰谷方面に下山されました。

自分も下山することにします。

 

【鷹ノ巣山避難小屋~水根】

鷹ノ巣山もマキマキしていきます。

最初は樹林の中なのであまり濡れずに済みましたが、鷹ノ巣山を巻いて石尾根縦走路の下を歩くようになると背の低いヤマツツジしか無いため、雨が直撃するようになります。

さすがに濡れそうだったのでザックから折り畳み傘を取り出しました。

カッパを着ると蒸し暑くなるので、最近は折り畳み傘で済ますことが増えてきましたね。

だからこそ六甲全山縦走の時も100均のレインコートだったんです。

大きいザックから取り出すのがめんどくさいのもありますね。

 

水根山の下にある分岐から石尾根から榧ノ木(かやのき)尾根を歩くようになります。

ノボリ尾根の分岐手前で雨が止みました。

折り畳み傘を出さなくても良かったのか?と中途半端な雨を羨みました。

当初の予定通り榧ノ木尾根から下山するか迷いましたが、倉戸山からの下りが滑りやすいので水根林道でササッと下山することにしました。

歩き慣れてる水根沢林道ですが、滑りやすい登山道でもあるし、崩落しかけている場所も多数あります。

歩き慣れてるから楽勝ってことはありません。

ブレーキを掛けながら滑りにくい場所に足を置くように心掛けながら歩きます。

作業小屋までは滑らないように気をつけて、その後は崩落箇所を慎重に通過するように気をつけます。

核心部1は崩落して木橋が傾いている箇所です。

木橋から滑って落ちたら奈落の底に、まず助かることはないでしょう。

万が一に備えてロープに手を掛けながら渡りました。

傾きよりも撓りが気になりました。

木製なので多少の撓りは問題ないと思いますが、ビビリにはドキドキ感は否めません。

 

水根沢林道の核心部1

 

終盤の登山道が狭くなっているところが核心部2ですかね。

ここも滑って落ちたら奈落の底、まず助かることはないでしょう。

でも、核心部1に比べると気楽に通り過ぎることが出来ましたね。

 

水根沢林道の核心部2

 

竹やぶが出てくると登山道の終わりはもうすぐ。

へんちくりん屋の前まで来ると後は車道歩きで水根まで。

先週と同じような時間に水根駐車場に戻りました。

 

梅雨入り翌日でしたが、奥多摩を堪能して楽しい1日を過ごすことが出来ました。

ただ、撮れ高はいまいちかな。

 

コースタイム

水根(6:06)~(7:53)六ッ石山(7:56)~(9:17)鷹ノ巣山(9:32)~(9:47)鷹ノ巣山避難小屋(9:53)~(10:16)日蔭名栗峰(10:17)~(10:37)高丸山(10:38)~(10:57)千本ツツジ(10:58)~(11:20)七ッ石山(11:37)~(12:45)鷹ノ巣山避難小屋(12:54)~(15:06)水根

 

本日のルート

 

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2019/06/08(土) 水根から六ッ石山、水根山、鷹ノ巣山、日蔭名栗峰、高丸山、千本ツツジ、七ッ石山(帰りは巻き道) その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

水曜日の天気予報では土日は傘マークだけ。

山気分にならないまま金曜日に天気予報を見ると午前中は雨が降らなさそう。

それなら山に行くかとノープランのまま早起きして車に乗り込みます。

前日の雨で登山道が濡れている可能性があり、歩き慣れた山がいいと判断して奥多摩にしました。

 

【水根~六ッ石山】

先週と同じく水根駐車場からスタート。

水根沢林道から鷹ノ巣山は歩き過ぎな感じもしたので、久しぶりに六ッ石山から登ってみます。

最初は急坂の車道歩き、ジミにキツイ。

鷹ノ巣山と奥多摩むかし道の分岐を通り過ぎ、車道の終点手前に六ッ石山の登山口があります。

 

六ッ石山登山口手前から奥多摩湖

六ッ石山登山口

 

民間の脇を歩いて登山道になるといきなりの急傾斜、油断するとズルッとなります。

登山道がつづら折りになると少し傾斜が落ち着きますが、奥多摩三大急登の3番手(3番手は曖昧らしいです)と言われてるだけあって急坂の連続です。

ガスの中に入ってジメジメしてきます。

登山道はつづら折りが終わると直登になります。

ほんの少しだけ傾斜が無い場所がありますが、すぐに尾根直登になり、風の神土の小さな祠があります。

 

風の神土からは尾根の右側を歩くようになりますが、急坂が続きます。

しばらくすると登山道は尾根から離れて右側にある尾根筋に向かいます。

尾根に出たところがトウノクボです。

トウノクボからは防火帯になっている尾根を登っていきます。

急坂を登る途中で後ろを振り向くと雲海に浮かぶ大岳山が見えてきます。

上を見上げると青空が。

梅雨は何処えって感じですね。

 

トウノクボからの防火帯

 

急坂の後はアップダウンを繰り返して、六ッ石山の山頂に出ます。

六ッ石山の山頂にはまさかの先客がいました。

先客の方は水根方面に下山されました。

キレイな青空と六ッ石山の山頂はいい感じですね。

木々の隙間にちょこっとだけですが、富士山も見えます。

登る順番を間違えたかな?

でも、鷹ノ巣山の山頂に着く頃も富士山が見えるだろうとこの時は思っていました。

 

六ッ石山山頂から富士山方面

六ッ石山山頂から富士山をアップで

六ッ石山山頂

 

 

【六ッ石山~鷹ノ巣山】

六ッ石山山頂から石尾根縦走路にある分岐に向かい始めて1分頃、再びガスの中に入りました。

北側はガスが酷いようです。

分岐を折り返すように左に曲がって六ッ石山を巻きながら歩いていくと、上空から光が射してきます。

六ッ石山を巻き終えて登り返しが始まる時にはガスの上に出ました。

 

六ッ石山分岐

六ッ石山から下った後に上り返したところから見上げる

 

今日は将門馬場は通らずに一般登山道から尾根筋に上がります。

そしてガスも上昇してきます。

登山道も再び真っ白になりました。

急坂を登ってカラ沢ノ頭の山頂に寄り道。

カラ沢尾根へのロープが厳重になってました。

誰か迷った人がいたのでしょうか?

 

カラ沢ノ頭山頂

 

少し下って、小さなアップダウンを繰り返したところに城山、ここも寄り道します。

長沢背稜はガス上にあるようですね。

 

城山

 

小さなアップダウンを繰り返した後、水根山への急坂が始まります。

この時は濃いガスの中で視界が20メートルくらい。

不気味な感じでしたが、急坂を登っていきました。

ピークまで登りきると、登山道から少し離れた左側に水根山の山頂があります。

最近、あまり立ち寄る人が少ないのか、踏み後が見当たりませんでした。

 

水根山

 

登山道に戻って鷹ノ巣山方面に向かいます。

少し下って分岐を通り過ぎると、少し登り返した後は南側の展望がいい登山道になりますが、今日は真っ白。

鷹ノ巣山山頂手前の急坂もガスで視界が悪いまま。

山頂手前で墓石が見えても鷹ノ巣山の文字が見えないまま山頂に到着しました。

 

鷹ノ巣山山頂手前

鷹ノ巣山山頂

 

さっ、視界が開けている南側を眺めますか。

ん~、真っ白ですねぇ~。

六ッ石山山頂の青空は何処にいったんだ~。

数分後に急に視界が開けて富士山がドーンと見えることを期待して、休憩することにしました。

 

鷹ノ巣山山頂からの眺めは真っ白

 

数分後、上空から日射しが当たるようになります。

おっ、思惑通りになるかも。

1分後、太陽は見えなくなって一面のガスで真っ白になりました。

その後、期待して待ってみるものの、ガスは晴れそうにありません。

そして冷えたのかお腹が痛くなります。

鷹ノ巣山避難小屋のトイレに駆け込むしかないですね。

 

その2へ続きます。

 

ここまでのコースタイム

水根(6:06)~(7:53)六ッ石山(7:56)~(9:17)鷹ノ巣山

 

本日のルート

 

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山行INDEX

 

2019/06/02(日) 水根から御前山、鋸山を経て奥多摩駅、奥多摩むかし道で水根へ

p-tingさん、お疲れ様です。

 

三峯神社ピストンから2日後、少し疲れがあるので控えめなルートにしてみました。

久しぶりに水根から御前山に登って奥多摩駅まで歩く平凡なコースです。

 

【水根~御前山】

水根バス停前にある駐車場から奥多摩湖に移動します。

奥多摩湖を眺めると相変わらず水が少ないなぁ…。

夏に水不足にならなければいいのですが。

 

奥多摩湖の小河内ダム

 

小河内ダムの上を通って反対側に行くと、登山口手前にクマ出没の貼り紙があります。

珍しく貼り紙を見てみると「令和1年6月1日」出没したのは昨日じゃないですか(@_@)

まあ、クマ出没はクマでは無い可能性が高いので大丈夫でしょう。

念のために鈴を鳴らしながら歩くことにしました。

 

昨日のクマ目撃情報

 

展望台への分岐までは遊歩道のような感じ、分岐を通り過ぎると急傾斜の急坂が始まります。

いつも「なぜ奥多摩三大急登に入らないのだろう」と思いますが、平坦な場所も多いのと、途中にサス沢山があるからですかね。

 

急傾斜の急坂と傾斜の緩いやせ尾根を繰り返して標高を上げていきます。

サス沢山手前の急坂が始まる時に先行者が視界に入ります。

数分後、先行者に追い付きます。

「ここの急坂はキツイですよね」の後にクマ出没の話題になり「お互いに気を付けましょう!」と。

先に行かせていただきサス沢山の山頂まで登りました。

 

サス沢山山頂

 

サス沢山の山頂には山名標識と展望台の標識が設置されていました。

展望台も立派になっていてビックリですね。

展望台からは奥多摩湖の眺めがよいのですが、今日はガスが多めでいまいち。

でも、上に行けば行くほどガスの中に入るので景色を楽しんでおかないと。

 

サス沢山山頂から奥多摩湖

 

サス沢山からはほんの少し下った後に急坂を登っていきます。

時折り平坦になりますが、基本的に急坂を登っていきます。

整備された階段が出てくると惣岳山の山頂まであと少し。

傾斜が緩くなると惣岳山の山頂です。

山頂は樹林に囲われていて眺望はありませんが、ベンチが設置されていて休憩には最適です。

でも、休憩せずに御前山に向かいます。

 

惣岳山山頂

 

惣岳山山頂から少し下った後、分岐を通り過ぎると登り返しが始まります。

登山口が滑りやすいのでスリップしないように気を付けます。

「御前山まで0.3Km」の分岐の左側にあるベンチからは石尾根の山々を望めますが、今日はガスで真っ白、「御前山まで0.2Km」の道標があるベンチからは富士山を望めますが、こちらも真っ白。

ビューポイントは通過して御前山の山頂まで歩きました。

御前山山頂の北側が伐採されて眺望が良くなってますが、今日は真っ白です。

 

御前山山頂

御前山山頂からの眺めは真っ白

 

景色を楽しむ事柄出来ないのでベンチに座って休憩することにしました。

お腹は空いてないもののシャリバテ防止にパンを食べました。

 

【御前山~鋸山】

トイレを利用したいので御前山山頂から避難小屋に向かいます。

整備された登山道ですが、段差が高くて歩きにくい。

ドスンドスンって音をたてながら歩くしかないですね。

歩き始めてすぐにトレランの方とすれ違いました。

最初の左に曲がって少し歩いたところに御前山避難小屋があります。

水場もありますが、そのままの飲用は不可になってます。

 

御前山避難小屋

御前山避難小屋の水場

 

避難小屋から分岐に戻って大ダワ方面に下っていきます。

時折り小ピークへの登り返しがありますが、どんどん下ります。

途中で怪しい音がしてビクッとなり後ろを振り向くと、先程すれ違ったトレランの方が物凄い勢いで下ってきました。

クマ出没のこともあり、変な音は焦りますよね。

 

ちょっとしたピークのクロノ尾山を越えて更に下っていくと、尾根の左側を巻きながらピークに登る鞘口山があります。

鞘口山からもどんどん下ります。

ベンチが設置されているピークを2つ越えると林道と交差する大ダワに出ます。

車で来ていた方がウォーミングアップしてました。

 

林道を横切って向かい側にある登山道を登っていきます。

なかなかの傾斜の急坂を登っていくと、鋸山の巻き道の分岐に出ます。

最短距離は左からですが、大岳山の誘惑もあって右から行きます。

緩やかな傾斜の登山道を歩いていくと鋸山から大岳山に続く登山道との分岐にでます。

そのまま直進すれば1時間以内に大岳山に到着しますが、御岳山側から登って来られた方が大岳山山頂に到着して賑わい始める時間とぶつかります。

行くか悩みましたが、今日は大岳山山頂から景色を期待出来ないので大岳山を諦めて鋸山に向かいました。

 

分岐から鋸山山頂までは急傾斜の急坂を登っていきます。

山頂手前までくると傾斜が緩くなってきてザワザワと登山者の声が聞こえてきます。

静かな山歩きが終了を迎えました。

鋸山山頂で3組4人の登山者が休憩されていました。

ベンチは4つ、いちばん奥にあるベンチでザックを降ろして休憩することにしました。

 

鋸山山頂

 

【鋸山~奥多摩駅】

鋸山山頂から急坂を少し下ると巻き道への分岐があります。

分岐を通り過ぎるとアップダウンを繰り返して標高を下げてくれません。

三角点のある場所まで歩くとようやく下り坂が始まります。

平坦な場所もありますが、基本的には下り坂が続きます。

「愛宕神社へ 2.5Km」の道標を通り過ぎ、さらに下っていくとクサリ場の上に出ます。

クサリ場の上からは正面に六ッ石山が見えます。

今日はガスで山頂まで見えませんでしたが、数少ない展望地なので景色を眺めてノンビリしました。

 

クサリ場の上から六ッ石山方面

 

クサリ場は両神山でお腹いっぱいなので、今日はクサリ場を迂回する登山道から下りました。

どんどん下って小さなクサリ場と鉄の階段を通り過ぎると、岩場を登り返します。

岩場を登ったところに天聖神社があります。

 

天聖神社

 

天聖神社からもどんどん下っていきます。

鉄塔がある場所を通り過ぎて少し下ると砂利道の林道と合流して登計峠に出ます。

登計峠から階段を登っていくと愛宕山の山頂に愛宕神社があります。

愛宕神社の右側にある階段を下り、五重塔がある広場を通り過ぎると急傾斜の187段の階段です。

最近は下から見上げることが多く、久しぶりに上から見下ろしますね。

階段をちょっとでも踏み外したら下まで転げ落ちそう。

手すりに手を添えながら慎重に下りました。

 

五重塔

急傾斜の187段を上から見下ろす

 

ふれあい広場を通り過ぎると昭和橋の脇に出ます。

昭和橋を渡って青梅街道を横切ると奥多摩駅です。

今日は奥多摩駅がゴールではありませんが、午前の部のゴールなので奥多摩駅に寄り道しました。

ベンチにザックを降ろして少し休憩しました。

 

奥多摩駅

 

 

【奥多摩駅~水根】

奥多摩駅の向かい側にある路地を通り抜け、青梅街道を奥多摩湖方面に歩いていきます。

Timesという地味なコンビニが六ッ石山と奥多摩むかし道の分岐点。

六ッ石山に登るか悩みましたが、今日は軽めと決めていたので奥多摩むかし道を歩いて水根まで戻ることにしました。

Timesから奥多摩湖側に少し歩くと奥多摩むかしみちの入口があります。

入口で奥多摩むかしみちの案内図を見てから午後の部をスタートします。

 

奥多摩むかしみちの案内図

 

最初は羽黒坂という急坂を登っていきます。

意外と急傾斜でキツイ。

砂利道の上り坂になって右側にある階段に気付きます。

上を見上げるとトンネルが少し見えます。

興味を示して階段を登ってみました。

 

第三氷川トンネルの入口

 

廃線となってる水根貨物線の第三氷川トンネルのようです。

第三氷川トンネルの竣工は昭和27年と意外と新しい。

昭和、平成、令和と時代が流れているので昭和27年は古いのかな。

約70年前ですからね。

短いトンネルのようなので真っ暗なトンネルの中を歩いて反対側まで歩いてみました。

トンネル出口の先には民家が見えたので、トンネルを潜って元の場所に戻りました。

 

第三氷川トンネルの出口

 

むかし道を歩いていきます。

むかし道は砂利道の林道や民家のある車道が9割で、1割が登山道です。

慣れない砂利道と林道歩きは足取りが重くなりますね。

 

トイレが設置されている槐木(さいかちぎ)休憩所、不動の上滝を通り過ぎ、青梅街道の境橋の上を通り過ぎると白髭神社があります。

前回は白髭神社に立ち寄らなかったので、今日は神社に寄り道していきます。

階段を登って奥の方に歩いていくと、オーバーハングした白髭大岩の下に白髭神社がありました。

圧倒される場所に鎮座していますね。

 

白髭神社

 

弁慶の腕ぬき岩、耳神様、いろは楓、惣岳不動尊などを見ながら歩いていくと惣岳渓谷沿いの車道を歩くようになります。

すると左側にしだくら橋があります。

しだくら橋は定員2名の吊り橋、渡ってみるとミシミシと音を立てて緊張感が高まります。

しだくら橋の下には多摩川の惣岳渓谷がありますが、虫がいっぱいで橋の上からノンビリ眺めることが出来なかったのは残念でしたね。

 

しだくら橋

しだくら橋から惣岳渓谷

 

縁結びの地蔵尊、馬の水のみ場、牛頭観音様、むし歯地蔵尊を見ながら歩いていくと、左側に道所橋があります。

道所橋も定員2名の吊り橋、こちらも渡ってみるとユラユラと揺れてスリル満点でした。

 

道所橋

 

水道局の敷地内で立入禁止の場所まで行くと山道に入っていきます。

終盤にきて上り坂が始まります。

アスファルトから解放されて足取りが軽くなりペースアップしました。

樹林の中で眺望なしですが、時折り小河内ダムがチラリと見えます。

 

小河内ダムがチラリ

 

浅間神社を通り過ぎ民間の手前まで来ると六ッ石山登山口の下にある青目立不動尊に出ます。

眺めがいいので立ち寄ってくださいと書かれていたので青目立不動尊に寄ってみます。

すると展望台からはさっき登った御前山と奥多摩湖の眺めが素晴らしい。

曇り空でこの眺めなので晴れていれば絶景でしょうね。

青目立不動尊からは車道を歩いて水根駐車場まで戻りました。

 

青目不動尊から御前山

青目不動尊から奥多摩湖

 

コースタイム

水根(6:04)~(6:22)登山口(6:22)~(7:08)サス沢山(7:10)~(8:02)惣岳山(8:05)~(8:18)御前山(8:30)~(8:36)御前山避難小屋(8:40)~(9:03)クロノ尾山(9:03)~(9:16)鞘口山(9:16)~(9:33)大ダワ(9:34)~(9:54)鋸山(10:01)~(11:35)奥多摩駅(11:43)~(13:06)白髭神社(13:12)~(13:34)しだくら橋(13:40)~(13:55)道所橋(14:00)~(15:00)水根

 

本日のルート

 

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