その1からの続きです。
【飛龍山~丹波天平】
飛龍山山頂から飛龍権現のある分岐までは、シャクナゲトンネルの中を歩いていきます。
登山道に根っこが張り出しているので、油断するとツルッとなるので足下良く見ながら歩きます。
シャクナゲはほとんど散っていて、出涸らしのような散る間際の花しかありませんでした。
シャクナゲトンネルを抜けて急坂を下ると飛龍権現のある分岐に出ます。
分岐を左に曲がると禿岩という展望地がありますが、今日は寄り道せずに分岐を直進します。
分岐から前飛龍まではちょっとした岩場とシャクナゲトンネル。
前飛龍手前はアップダウンを繰り返します。
途中に前飛龍・北峰の標識が落ちていることに気付きます。
以前はあったのかな?
あまり記憶にありません。
足下に転がってると気付かない人が多いと思うので、見えるように立て掛けておきました。
前飛龍・北峰から2つ目のピークが前飛龍の標識がある場所です。
前飛龍にある岩の上に登ると眺めがいいのですが、今日は真っ白なので岩には登らずに先に進みました。
前飛龍から先は急傾斜な下り坂です。
手を使わないと下りれないところやいかにもツルッとなりそうな岩場が多くなります。
慎重になりすぎじゃない?と言われそうなくらいに慎重に下っていきました。
急傾斜の下り坂が終わって傾斜が緩くなると、パチパチと音が聞こえるようになります。
雨が降りだしたようですね。
時間を確認すると14時過ぎ。
雲取山ピストンにしておけば雨に降られずに済んだはず。
欲張ったせいで雨に降られましたが、悪天候は気になりません。
なんといっても全天候型が売りですからね。
登山道は樹林に囲われているのでパラパラとした雨では全然濡れないので、熊倉山の山頂手前までは雨は気になりませんでした。
熊倉山山頂手前の急坂を登って山頂までの尾根まで行くと、雨も本降りとなって雨具が必要になりました。
ここからは折り畳み傘をさしながら歩きます。
尾根沿いに少し歩くと樹林に囲われた狭い山頂の熊倉山です。
いつも熊倉山から他の尾根に歩いて行けそうなのが気になります。
チャレンジはしませんけどね。
熊倉山山頂から少し傾斜がある下り坂を下っていきます。
熊倉山山頂近辺は登山道が濡れて滑りやすくてヒヤヒヤしました。
ある程度下った後は小さなアップダウンを繰り返すようになります。
シャリバテしそうな予感がしたので立ち止まっておにぎりを食べてエネルギーをチャージしました。
緩やかな傾斜の下り坂が続くようになると中川神社が祀られているサヲラ峠に出ます。
サヲラ峠からは左に折り返すように曲がると三条の湯へ、右に曲がると丹波へ行けます。
今日はサヲラ峠を直進します。
サヲラ峠から次の分岐がある丹波天平(たばでんでいろ)まではなだらかな傾斜のアップダウンを繰り返します。
2つ目の上りでシャリバテで足が止まります。
おにぎりを食べるのが少し遅かったようですね。
1分ほど小休憩してから歩き出しました。
その後はおにぎり効果でシャリバテは解消されました。
分岐の手前に丹波天平の開けた場所があります。
広い場所はみなさん適当に歩くので踏み後が薄くなります。
ここは直進するだけでいいので問題ありませんが、広い場所に出た時は進行方向を見失いやすいので危ないですよね。
樹林の中に戻って先に進むとアンテナが見えてきて、アンテナの少し先の開けた場所に分岐があります。
【丹波天平~飛龍山登山口】
分岐を右に曲がると丹波小学校へ、直進すると親川バス停近くの飛龍山登山口に行けます。
今日はゴールが道の駅「たばやま」ではなく留浦なので分岐を直進します。
丹波天平から飛龍山登山口までは初めて歩くので楽しみなのと、うろ覚えの地図に記載されていた迷マークが不安だったりもします。
地図も持ってきていないので迷マークがどの辺りなのか不明です。
なんとなくこの先にある保之瀬天平かなと予想していましたが、自宅に帰ってから地図を眺めると迷マークは廃屋跡近辺でした。
登山道は尾根沿いに緩やかに下ったり、尾根を巻きながら急傾斜を下ったりを繰り返します。
初めて歩くので登山道を外さないように気を付けるだけです。
しばらく歩くと保之瀬天平と思われる場所を通過します。
想定していたよりも明瞭な登山道でホッとしました。
道なりに歩いていくと正面に虎ロープが設置されています。
虎ロープが設置されていなかったら確実に直進してしまうので迷マークはここかと思いました。
虎ロープの他に道標も設置されていたので、迷わずに済みました。
虎ロープが設置されている場所を90度左に曲がってジグザグに急降下していきます。
小刻みに折り返すのでズルッとなりそうな雰囲気、重心を低くして滑らないように歩きました。
しばらくするとトラバースしながらの登山道になります。
雲取山の鴨沢ルートと同じような登山道、どちらも丹波山村で整備しているところが同じなのでしょう。
歩きやすい場所もあればザレれていて足下が脆い場所もあります。
ザレている場所も意外と距離があります。
手袋を装着して忍び足で通過しました。
やや細い登山道を歩いていくと民家の廃屋がポツポツと現れてきます。
廃屋は数件ありました。
廃屋があった場所はちょこちょこ進行方向を変えます。
道標が設置されているので迷わずに済みました。
廃屋跡を通り過ぎると車やバイクのエンジン音が聞こえるようになります。
登山道は崩落して通れないという怪しい看板が設置されている場所を通り過ぎ、さらに下っていくと飛龍山登山口に出ました。
想定よりも少し早い時間に登山口に戻れてホッとしました。
【飛龍山登山口~留浦】
飛龍山登山口から留浦までは青梅街道(国道411号線)の車道歩きです。
お下手なドライバーがスピードを出すので登山道よりも危険です。
エンジン音がしたら後ろを要確認って感じですね。
飛龍山登山口から左に曲がって青梅方面に歩いていきます。
親川橋を渡った少し先に三条の湯の入口があります。
三条の湯までの10Kmは9割が林道歩き、個人的には行きには利用したくないですね。
三条の湯経由の雲取山・飛龍山登山口を通り過ぎたら最初の停留所のお祭バス停です。
お祭バス停からは所畑、鴨沢西、諸畑橋、鴨沢、小袖川の順に、親川バス停から7つ目が留浦バス停です。
飛龍山登山口から46分、遠かった・・・。
鴨沢バス停近くで自販機に見たことのないファンタがあります。
「SOCATA!?」
ルーマニアで大人気のフレーバーなんて地味すぎる。
フレーバー系は苦手なので買いませんけどね。
コースタイム
留浦(6:15)~(6:47)小袖登山口(6:47)~(7:48)堂所(7:48)~(8:46)七ッ石山(8:46)~(9:21)ヨモギノ頭(9:21)~(9:38)小雲取山(9:38)~(9:50)雲取山(10:08)~(10:24)三条ダルミ(10:24)~(11:03)狼平(11:03)~(12:04)北天のタル(12:04)~(12:31)飛龍山(12:41)~(12:56)飛龍権現(12:56)~(13:28)前飛龍(13:28)~(14:14)熊倉山(14:15)~(14:42)サオラ峠(14:43)~(15:13)丹波天平(15:14)~(16:25)飛龍山登山口(16:25)~(17:11)留浦
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