月別アーカイブ: 2019年2月

2019/02/02(土) 大倉から塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳(ピストン) その2

その1からの続きです。

 

【蛭ヶ岳~丹沢山】

蛭ヶ岳の山頂から少し下ったところからの写真を写していると、後ろから勢いよくソロの方が歩いて来られたので、「どうぞお先に」と譲りますが、「自分も写真を写すので」と先に行かせてもらいました。

でも、自分はすぐに立ち止まって写真を写すのですぐに追いつかれます。

先に行っていただくことにしましたが、お話ししながら一緒に歩くことになりました。

自分はアイゼン装着、ソロの方はアイゼンなし。

鬼ヶ岩の下まではお話ししながら歩いていましたが、鬼ヶ岩の下でソロの方が「自分のペースで先に行ってください」とおっしゃるので、先に行くことにしました。

鬼ヶ岩までは先行者が苦戦しながらも頑張って登っているので、焦らせないように距離を開けながら休憩しながら登りました。

 

蛭ヶ岳の山頂から少し下ったところから丹沢山方面の山々

鬼ヶ岩までの上り坂

 

鬼ヶ岩から富士山と蛭ヶ岳を眺めた後、少し先にある鬼ヶ岩ノ頭の山頂を越えていきます。

行きも見ているのに右側に見える富士山が気になってしまいます。

あまり写真を写さないようにしましたが、病気のように何回か立ち止まってしまいました。

 

鬼ヶ岩から富士山と蛭ヶ岳

鬼ヶ岩ノ頭の少し先から富士山と蛭ヶ岳

 

少し先にある棚沢ノ頭の山頂を越えて次のピークが不動ノ峰の山頂です。

ここからは富士山を背にするので前に進みやすくなります。

正面に塔ノ岳から丹沢山の稜線を見ながら下っていきます。

いつもこの後の登り返しが憂鬱になりますが、余力十分だったので登り返しもサクサク歩けました。

小ピークを越えて少し登り返すと丹沢山の山頂です。

 

棚沢ノ頭の少し先から不動ノ峰

不動ノ峰の少し先から丹沢山から塔ノ岳に続く稜線

 

時間もたっぷりあるので、帰りも丹沢山で休憩することにしました。

丹沢山の山頂で本日4つ目のパンを食べます。

1つ500カロリーとすると2000カロリー。

明らかに食べすぎ。

金曜日の健康診断が気になります。

丹沢山の山頂はポカポカ陽気なのでノンビリしてしまいました。

 

【丹沢山~塔ノ岳】

丹沢山の山頂からはアイゼンを外すか悩みましたが、北側斜面に残雪があるはずなのでアイゼンを装着したままにしました。

前に歩いている登山者に追いつかないように程ほどのペースで歩いていきます。

少し下って登り返すと竜ヶ馬場です。

積雪があるので竜ヶ馬場からの表尾根と大山の眺めもいいですね。

 

竜ヶ馬場から表尾根と大山

 

南側の斜面は雪解けが早くシャーベット状になっています。

ベチャベチャして歩きにくいですね。

少し下ると正面に日高が見えます。

登山道だけ真っ白になっていますね。

少し下った後、登り返すと日高の山頂です。

日高の山頂からは正面に塔ノ岳が見えますね。

 

竜ヶ馬場から少し下ったところから正面に日高

日高の山頂

 

正面に塔ノ岳、右側に富士山を眺めながら下っていきます。

やせ尾根を通り過ぎると塔ノ岳の山頂まで上り坂が続いていきます。

前方の登山者に追いつかないようにしていましたが、前方の登山者が失速してしまいます。

あまりにも遅すぎるので何人か追い越させていただきました。

整備された階段を登り終えると塔ノ岳の山頂です。

 

塔ノ岳の山頂から富士山

塔ノ岳の山頂から表尾根と大山

 

塔ノ岳の山頂は大勢の登山者で賑わっていました。

だいぶ霞んできましたが、富士山も見えますね。

今日は富士山もご機嫌でした。

眺めがいいので、少し休憩することにしました。

アイゼンは塔ノ岳の山頂で外しました。

 

【塔ノ岳~大倉】

アイゼンを外したので足が軽い。

楽チンですね。

休憩した後は丹沢名物の階段を下っていきます。

 

塔ノ岳の山頂からの階段

 

ところどころ登山道に残雪があるので、滑らないようにしないといけませんね。

北側斜面の登山道は真っ白なままです。

花立山荘の上にあるピークからは、正面にある相模湾を眺めながら下っていきます。

 

北側斜面の登山道

花立山荘の上にあるピークからの眺め

 

堀山の家の手前からは樹林の中の登山道になります。

後はスリップしないように気をつけながら下っていくだけです。

駒止茶屋からは積雪も無くなりますが、油断するとズルっとなるので、滑りにくい場所を選びながら歩いていきました。

飽き飽きする長い下り坂を歩き続けて、大倉まで戻りました。

 

大倉バス停にはバスが停車しています。

時刻表を確認しませんでしたが、靴の泥を落としたいので靴を洗ってから乗ることにしました。

すると、靴を荒い終わったころに「プシュー」という音がしてバスが出発していきました。

やってもうた!って感じですね。。

次のバスは20分後でした。

 

渋沢駅から富士山

 

 

コースタイム

大倉(7:05)~(8:02)駒止茶屋(8:02)~(8:48)花立山荘(8:48)~(9:10)塔ノ岳(9:32)~(9:51)日高(9:51)~(10:04)竜ヶ馬場(10:04)~(10:22)丹沢山(10:31)~(11:05)不動ノ峰(11:05)~(11:13)棚沢ノ頭(11:13)~(11:27)鬼ヶ岩(11:29)~(11:50)蛭ヶ岳(12:18)~(12:34)鬼ヶ岩(12:35)~(12:47)棚沢ノ頭(12:47)~(12:53)不動ノ峰(12:53)~(13:20)丹沢山(13:33)~(13:49)竜ヶ馬場(13:49)~(14:00)日高(14:00)~(14:20)塔ノ岳(14:34)~(14:52)花立山荘(14:54)~(15:30)駒止茶屋(15:30)~(16:15)大倉

 

本日のルート

 

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山行INDEX

 

2019/02/02(土) 大倉から塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳(ピストン) その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

今週末は土日共に山に行けます。

土曜日は木曜日の夜に降った雪を期待して、丹沢の最高峰の蛭ヶ岳に行くことにしました。

 

【渋沢駅~大倉バス停】

渋沢駅でトイレを済ましてからバス停に並ぶと既に行列が。

大倉から塔ノ岳までは人気のコースで週末はいつも混雑していますね。

バスで座ったことがありません。

始発のバスに乗りましたが、増便も出ていましたね。

 

渋沢駅北口バス停の行列

 

【大倉~塔ノ岳】

大倉バス停で下車して、支度をしてから出発します。

みなさんスタートが早いので出遅れます。

最初は車道歩きなので、早めに先行者を追い抜いておかないと。

とはいえ先は長いので程々のペースで追い抜いていきました。

 

登山道に入ってからはいつものペースに戻します。

見晴茶屋を通過し、木道の長い坂を登っていきます。

雪が全然ないなぁ・・・。

木道の長い坂を登り終えると、ようやく登山道が真っ白になります。

やっと雪だ~と喜んでると、日当たりがいい場所には雪がありません。

暖かいから雪解けが早いですね。

 

駒止茶屋を通り過ぎるとフカフカの雪の登山道になりますが、木道はカチカチに凍っていてツルツル。

堀山の家までは滑らないように歩幅を狭くしてゆっくり歩きました。

 

堀山の家から富士山

 

堀山の家から富士山を眺めて、花立山荘までの急坂を登っていきます。

バカ尾根では堀山の家から花立山荘までの急坂がいちばんキツイ場所ですね。

日当たりがいい登山道になるので、積雪がなくなって歩きやすい。

サクサク歩いて、堀山の家の前後で追い抜かれたソロの2人を抜き返しました。

いつも花立山荘で休憩しますが、登山道から花立山荘と富士山を眺めて休憩せずに塔ノ岳に向かいます。

 

花立山荘と富士山

 

花立山荘から少し登ったところにある開けたピークからは箱根の山々と富士山、先日歩いた鍋割山稜が見えます。

鍋割山は見えていないようですね。

今日もいい天気で眺めがいいですね。

 

箱根の山々と富士山

 

金冷しという分岐を通り過ぎると、塔ノ岳の山頂まではあと少しです。

整備された階段を登っていきます。

途中でマナーの悪い外国人の方が、登山道の脇から強引に追い抜いていきました。

自分も前が遅くても我慢して行列に並んでるのに。

前が遅くて時間が掛かりましたが、塔ノ岳の山頂に着きました。

 

塔ノ岳山頂

 

塔ノ岳の広い山頂は登山者が20人くらいと閑散としていました。

閑散としているのは珍しいけど、これから混雑するのでしょう。

今日は快晴です。

塔ノ岳の山頂からは富士山、丹沢の山々、箱根と伊豆の山々、大山と表尾根の山々の大展望です。

ザックを降ろすこと忘れて、しばらく景色を眺めていました。

 

塔ノ岳山頂から富士山方面

塔ノ岳山頂から蛭ヶ岳方面

塔ノ岳山頂から箱根、伊豆方面

塔ノ岳山頂から大山、表尾根方面

 

蛭ヶ岳に行くことを思い出し、アイゼンを装着します。

先週の反省をいかしてシャリバテしないようにパンを1つ食べておきました。

 

【塔ノ岳~丹沢山】

塔ノ岳で長居してしまいましたが、尊仏山荘の左側から丹沢山に向かいます。

塔ノ岳からは標高差100メートルくらいを一気に下ります。

この冬アイゼン装着が初めてで嬉しい反面、年齢による体力低下が目立ち足取りは重いですね。

でも、アイゼンを装着すると積雪した登山道でも安心して歩けるので、心強いです。

 

尊仏山荘の左側の登山道から蛭ヶ岳

やせ尾根から富士山

 

最初のやせ尾根辺りでお腹がギュルルル~。

小田急線の乗車駅と下車駅でトイレを済ましたので大丈夫と思っていたら、塔ノ岳の山頂の寒さとパンを食べた影響でお腹を下したようです。

ピ~ンチ。

塔ノ岳に引き返して下山するか、丹沢山までチャレンジするか迷います。

本来は前者にするべきですが、後者を選択します。

体が冷えないように冬用の手袋をしてウインドブレーカーを羽織って、サウナ状態にして体の水分を汗に出すことで凌ぐ作戦にしました。

体に刺激を与えないように歩くペースも遅くしました。

すぐに汗だくになります。

効果てきめんで、5分後にはお腹が落ち着いてきました。

あとは丹沢山の山頂まで耐えてくれることを祈るばかりですね。

 

日高から少し下ったところから富士山

 

日高というピークを通過すると、視界が開けて左側に富士山を見ながら歩けます。

少し下ってからなだらかな長い坂を登っていきます。

ピークの手前にテーブルとベンチが設置されている場所があります。

竜ヶ馬場という場所で、先々週登った大山や相模湾方面を望むことができます。

竜ヶ馬場の少し先のピークを越えて、少し下った後にだらかな長い坂を登っていきます。

ソーラーパネルが見えると、丹沢山の山頂まで30秒です。

右に曲がると丹沢山の山頂があります。

 

丹沢山山頂から富士山

 

塔ノ岳や蛭ヶ岳に比べると眺望はいまいちですが、富士山方面の視界が開けています。

景色を眺めてから、奥の方にあるベンチで休憩することにします。

丹沢山の山頂ではソロの方4人が休憩されていました。

ベンチは4つありますが、ベンチの上には雪が積もっていて、休憩可能なスペースは雪が積もっていないベンチ1つしかありませんでした。

2月とは思えないポカポカ陽気で、ゆっくり休憩しました。

 

【丹沢山~蛭ヶ岳】

お腹の調子が心配ですが、まだまだ時間があるので蛭ヶ岳に向かいます。

丹沢山から蛭ヶ岳までは歩いている人は少ないと思っていたら、トレースがありすぎます。

ビックリですね。

 

丹沢山から100メートル進んだ小ピークから、富士山と不動ノ峰と蛭ヶ岳を眺めます。

ここからの景色は好きなんですよね。

 

丹沢山から100メートル進んだ小ピークから富士山、と不動ノ峰、蛭ヶ岳

丹沢山から100メートル進んだ小ピークから少し下ったところからの眺め

 

いつもここから牛歩になりながら下っていくようになります。

標高差100メートルくらい下った後は、不動ノ峰まで標高差150メートルくらい登り返します。

丹沢山から蛭ヶ岳の間でいちばんキツイ場所ですね。

 

不動ノ峰への上り坂

 

登り返しの途中に水場と休憩所があります。

不動ノ峰の山頂の手前に丹沢山から塔ノ岳、伊豆や箱根の山々を望める場所があります。

ここも好きな場所で毎回立ち止まります。

 

不動ノ峰山頂手前からの眺め

 

少し先に進むと、樹林の中にある不動ノ峰の山頂があります。

不動ノ峰の山頂から20メートル程進むと、目の前に富士山、右側に蛭ヶ岳を望めます。

 

不動ノ峰山頂から20メートル程進んだ場所からの眺め

不動ノ峰の少し先から棚沢ノ頭、鬼ヶ岩ノ頭、蛭ヶ岳

 

少し下って登り返すと棚沢ノ頭の山頂があります。

棚沢ノ頭の山頂は分岐にもなっています。

棚沢ノ頭の少し先で富士山を写そうとデジカメを取ると、ストラップが切れてデジカメが雪の中に埋もれます。

雪があって良かったのか、雪の中に埋もれてびしょ濡れになったから悪かったのか、何とも言えません。

壊れないことを願うばかりです。

ストラップが無いとデジカメを安心して持てないですね。

早く代わりのストラップを買わないと。

 

棚沢ノ頭と富士山

棚沢ノ頭の少し先から鬼ヶ岩ノ頭、蛭ヶ岳

ここからは富士山、蛭ヶ岳を眺めながらの登山道になります。

写真を写しながら歩くので前に進みません。

少し下って登り返すと鬼ヶ岩ノ頭の山頂です。

鬼ヶ岩ノ頭の山頂から少し下ったとことに鬼ヶ岩があります。

 

鬼ヶ岩から富士山と蛭ヶ岳

 

鬼ヶ岩からの富士山と蛭ヶ岳の眺めも最高ですね。

鬼ヶ岩からは2ヶ所のクサリ場を下っていきます。

あまり積雪もないので、サクサク下れました。

 

小ピークを越えた後は蛭ヶ岳の山頂まで長い坂が続きます。

焦らずにゆっくり歩きました。

階段を登り終えると、目の前に蛭ヶ岳山荘が現れます。

さらに奥の方に進むと、蛭ヶ岳の山頂があります。

 

蛭ヶ岳山頂

 

蛭ヶ岳の山頂からも富士山がドーンと見えます。

お昼前ですが、キレイですね。

富士山と南アルプスを眺めながら休憩することにしました。

 

蛭ヶ岳山頂から伊豆、箱根の山々

蛭ヶ岳山頂から富士山をアップで

蛭ヶ岳山頂から奥秩父の山々

 

その2へ続く

 

本日のルート

 

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山行INDEX

 

2019/01/27(日) 赤坂駅から鳥沢駅(二十六夜山、赤岩、菜畑山、赤鞍ヶ岳、高畑山) その2

その1からの続きです。

 

【菜畑山~赤鞍ヶ岳】

菜畑山の山頂から登山道は急坂を下っていきます。

今倉山から菜畑山までの唐沢尾根の穏やかな登山道から一変して、何かにつかまらないと歩けないような急傾斜です。

どこまで下るのかと思うくらい、どんどん下っていきます。

標高差200メートルくらい下ると、ようやく登り返します。

登り返しも急傾斜です。

途中に2回ほどピークがありますが、すぐに急傾斜に戻ります。

歩きにくい急坂を登りきると、赤鞍ヶ岳ではなくただのピークでした。

 

ブドウ岩ノ頭手前の急坂1

ブドウ岩ノ頭手前の急坂2

 

登山道は右に曲がっていきますが、奥の方まで薄い踏み後があります。

山名標識があるかもしないと奥まで歩いて行きましたが、何もありませんでした。

家に帰ってから知りましたが、このピークがブドウ岩ノ頭の山頂のようです。

 

ブドウ岩ノ頭の山頂

 

ブドウ岩ノ頭の山頂から急坂を下っていきます。

下りきったところは何も標識はありませんでしたが、本坂峠のようですね。

巻き道のような道もありましたが、急傾斜の急坂を登っていきます。

急坂を登り終えるとただの小ピークで、少し下った後は再び急傾斜の急坂を登っていきます。

長い急坂を登り終えたところは岩戸ノ峰の山頂でした。

岩戸ノ峰の山頂も眺望なしでした。

 

岩戸ノ峰の山頂

 

岩戸ノ峰の山頂から急坂を下っていきます。

登り返しは途中にこんもりとした小ピークがありますが、先ほどまでと比べると傾斜が穏やかです。

傾斜がなくなって少し奥に進むと、ちょっとした広場になっている朝日山(赤鞍ヶ岳)の山頂がありました。

朝日山(赤鞍ヶ岳)の山頂も眺望なしです。

もう少し眺望がある山が多いと思っていたら、道志の山々は眺望なしの山が多いですね。

 

朝日山(赤鞍ヶ岳)の山頂

 

 

【赤鞍ヶ岳~高畑山】

シャリバテ気味でしたが、何かを食べることを忘れて先に進みます。

登山道は赤鞍ヶ岳から北側に方向を変えます。

急坂を下っていきます。

菜畑山の山頂からの下りに比べれば傾斜はマシですが、急傾斜な箇所もあります。

どんどん下り15分くらい歩いたところで傾斜がなくなり、やせ尾根に変わります。

やせ尾根の右側は崩落しています。

 

やせ尾根からの眺め

 

やせ尾根を進んでいくと、登山道が細くなっている箇所があります。

片足しか置けないくらいの幅で斜めになっています。

一瞬、躊躇して立ち止まります。

引き返すわけにもいかないので、少し勢いをつけて通り抜けました。

 

やせ尾根の登山道

 

やせ尾根を通り過ぎると、少し登り返して正面にある尾根に出ます。

高畑山方面は左側ですが、右側にピークがあるので山頂であることを願って行ってみます。

ピークに辿りつくと、棚ノ入山の山頂がありました。

手書きで「サンショ平」と書かれていました。

棚ノ入山の山頂は樹林に囲われていて眺望なしでした。

 

棚ノ入山の山頂

 

棚ノ入山の山頂から少し戻り、高畑山方面に歩いて行きます。

少し下って明るくて気持ちのいい尾根道を歩いていきます。

10分ほど歩くと登山道は一変して、倒木だらけになります。

完全に塞がれているところも何箇所かあって、通れそうなところを探しながら試行錯誤しながら通り抜けました。

あまり整備されていない登山道なんですね。

 

倒木に塞がれた登山道1

倒木に塞がれた登山道2

 

倒木ゾーンを通り過ぎると、急坂を下っていくようになります。

小ピークを越えて、急坂のアップダウンを繰り返すと、北側が開けた場所に出ます。

ここから鹿避けの網の横を歩いて行きますが、途中から右に曲がり植林の中の暗い登山道になります。

鹿避けの網の左側の眺めを見ながら歩いていると、そのまま鹿避けの網沿いに歩いてしまいそうな場所ですね。

自分もよく右側にある登山道らしき道を見付けられたなと、自分に関心しました。

 

北側が開けた場所からの眺め

 

ここから登山道はアップダウンを繰り返していきます。

途中に日向舟という山頂が2箇所あります。

どちらが本当の山頂なんでしょうね。

 

日向舟の山頂1

日向舟の山頂2

 

2箇所目の日向舟の山頂から少し下ると、西側の景色を眺められる場所があります。

左下にはリニアに駅も見えました。

人工物が見えるとゲンナリしますが、リニアの施設はこの辺りにしかないので許せます。

 

日向舟の山頂2から少し下ったところからの眺め

 

2つの小ピークを越えて少し下るとひなづる峠がありました。

ひなづる峠から少し登ったところにある鉄塔を通り過ぎ、急傾斜の急坂を上って行くと高岩という山頂がありました。

高岩の山頂も眺望なしです。

 

高岩の山頂

 

高岩の山頂から直進しようとしましたが、足元に少し枝が置かれていることに気付きます。

怪しい。

いったん高岩の山頂に戻って周りを眺めると、右側にも登山道らしき道があったので右側が正解と判断しました。

 

よく見ると山名標識の棒に誰かが手書きで書いてましたね。

急傾斜の坂を下って急傾斜を登り返します。

長い急坂を登っていくと、大ダビ山の山頂がありました。

心の中は「高畑山の山頂じゃないの~」でした。

大ダビ山の山頂も眺望なしでした。

 

大ダビ山の山頂からも急傾斜の坂を下っていきます。

緩やかに登り返して、広い尾根道になります。

少し歩くと登山道は長い急坂を登っていくようになります。

赤鞍ヶ岳の山頂でシャリバテ気味だったまま歩き続けていたので、さすがに燃料切れになります。

少し歩いたら一息をつくようになってしまいました。

 

ヘロヘロになりながら登りきると分岐があり、高畑山へと続く尾根道に出ました。

やっと歩いたことのある登山道に出て、ほっとしました。

分岐を左に曲がり、2分ほど歩くと高畑山の山頂です。

 

高畑山の山頂

高畑山の山頂から富士山

 

高畑山は大月市秀麗富嶽十二景(十二景といいつつ、20の山頂があります)の9番山頂で、富士山の眺めがいい山です。

夕方で日が傾いてきましたが、富士山を眺めることができました。

もう少し遅いほうが、よかったかもしれませんね。

 

【高畑山~鳥沢駅】

高畑山の山頂の北側にある登山道から下山します。

少し歩いたところで、高畑山の山頂で何かを食べることを忘れていたことに気付きます。

立ち止まってパンを食べることにしました。

カロリーを補給して元気になり、急坂を下っていきます。

17時前になり、だんだん暗くなってきます。

樹林の隙間から見える山々もいい感じの色合いになってきましたね。

17時過ぎまで高畑山の山頂にいれば良かったかもと少し後悔しました。

 

樹林の隙間から見える山々1

樹林の隙間から見える山々2

 

穴路峠からの登山道と合流すると、登山道は沢沿いになります。

いつもなら顔を洗ってサッパリしたいところですが、沢の水は飲料水の水源となっているので顔を洗うことはできません。

少し暗くなってきましたが、ヘッデンを使用せずに登山口まで戻ってくることができました。

だいぶ日が長くなってきたんですね。

 

登山口のゲートを開けようとしますが、鍵が掛かっていて開きません。

「どうしよう?」と悩んだ結果、右側から強引に反対側に行くことにしました。

反対側出ると写真の左側も扉になっていて、その扉を開けて出入りするようになっていました。

 

登山口のゲート

 

登山口からは車道歩きで鳥沢駅まで歩いていきます。

途中に桂川を渡る橋の上と、中央本線の橋の上から山々を望むことが出来ました。

電車の時間を調べずノンビリ歩いて、真っ暗な鳥沢駅に到着しました。

 

中央本線の上からの眺め

 

 

コースタイム

赤坂駅(6:47)~(7:47)二十六夜山登山口(7:47)~(9:05)二十六夜山(9:18)~(9:27)林道出合(9:49)~(10:25)松山(赤岩)(10:34)~(10:51)御座入山(10:52)~(11:02)今倉山(11:03)~(11:40)水喰ノ頭(11:40)~(12:04)菜畑山(12:21)~(13:24)岩戸ノ峰(13:24)~(13:51)赤鞍ヶ岳(13:54)~(14:16)棚ノ入山(14:17)~(15:07)日向舟(15:15)~(15:39)高岩(15:41)~(15:52)大ダビ山(15:52)~(16:24)高畑山(16:28)~(17:25)登山道入口(17:26)~(17:53)鳥沢駅

 

本日のルート

 

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山行INDEX

 

2019/01/27(日) 赤坂駅から鳥沢駅(二十六夜山、赤岩、菜畑山、赤鞍ヶ岳、高畑山) その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

奥多摩か中央本線沿線か悩んだ末、前々から気になっていた道志の山である「二十六夜山」に行くことにしました。

電車に乗りながら決めたので、地図も無ければ何も情報も無い状態で、富士急行線の赤坂駅に降りました。

赤坂駅で下車したのは自分1人だけでした。

 

赤坂駅

 

 

【赤坂駅~二十六夜山】

赤坂駅から登山口までは車道を歩いていきます。

バイパスを通り過ぎた辺りで、後ろから車が来て「二十六夜山の登山口まで乗っていく?」と声を掛けられます。

自分が歩いているのを見て、「天気がいいので、早く二十六夜山の山頂から富士山を眺めて欲しい」と思い、Uターンしてきたそうです。

嬉しい反面、自分のポリシーに反する。

ご好意は有難かったのですが、自力で山に登らないと後で後悔することになるので、お断りさせていただきました。

申し訳ありませんでした。

 

車道歩きは不安になるほど登山口に辿り着きません。

道標も無いので不安になりましたが、上戸沢地区に二十六夜山の案内図がありました。

案内図のあった場所の少し先を右に曲がって、しばらく歩くと左側に登山口がありました。

遠かったぁ・・・。

 

登山道は沢沿いに植林された樹林の中を歩いていきます。

しばらくは緩やかな傾斜です。

沢の対岸に渡ると傾斜が少しだけ急になりますが、大したことありません。

支流の沢を渡渉すると登山道の脇に中くらいの岩がゴロゴロし始めます。

すると右上に大きな岩が出てきます。

「かっちゃ石」という石でした。

かっちゃ坊の生活跡地と書かれていましたが、「かっちゃ坊」はどんな人なんでしょうか?

(自宅に帰ってから調べると、かっちゃ坊というお坊さんが生活した石小屋跡のようです。)

 

かっちゃ石

 

かっちゃ石を通り過ぎると登山道は急坂になります。

少し登ったところに苔むした岩間から湧き出る「仙人水」という場所がありました。

季節的なものか、水量は少なめでしたね。

 

仙人水

 

仙人水を通り過ぎると登山道が緩やかに下っていきます。

せっかく登ったのに・・・と思っていたら、登山道はジグザグに急坂を登るようになります。

ロープが設置されている箇所もあり、滑りやすい場所もありました。

急坂は尾根に出るまで続きました。

尾根に出たら傾斜が緩くなるのかなと思っていたら、尾根沿いもなかなかの急坂です。

しかも滑りやすい。

あまりペースを上げることは出来ませんでした。

尾根に出てから30分ほど歩くと、ようやく二十六夜山の山頂に出ました。

 

二十六夜山の山頂から奥多摩と九鬼山

二十六夜山の山頂から富士山

二十六夜山の山頂から富士山をアップで

 

二十六夜山の山頂から、右側には御正体山と杓子山の間に富士山、左側には奥多摩から大菩薩の山々と手前にはp-tingさんと登った九鬼山を望めます。

富士山の右側には南アルプスも見えます。

なかなかの展望ですね。

誰もいない二十六夜山の山頂でゆっくりと富士山を眺めました。

 

【二十六夜山~松山(赤岩)】

まだまだゆっくりしていたい気持ちもありましたが、先は長いので出発することにしました。

緩やかな傾斜の登山道を下った後、やせ尾根の小ピークを登り返します。

小ピークの右側には岩場があります。

岩場からの展望が気になり、寄ってみることにします。

細長い岩場で下が切れ落ちていましたが、恐る恐る端まで行ってみると思い描いていた通りの展望がありました。

といっても二十六夜山の山頂とあまり変わらないので、岩場に立ち寄らなくてもいいかもしれませんね。

 

岩場から富士山

 

行きはよいよい帰りは怖いで、岩場から戻る時はビクビクしながら方向転換しました。

岩場のピークからは、もう1つのピークを越えて階段を下っていくと、アスファルトの林道に出ます。

林道から富士山や南アルプスを望めます。

二十六夜山の山頂から見えなかった、三つ峠山も見えますね。

ここもいい眺めです。

 

さて、林道を右と左のどちらに行くのでしょう?

階段の下りたところには何も書いてない道標があり、矢印は左を向いてます。

道標を信じて左に行ってみることにしました。

 

林道は緩やかに下っていきます。

右にある尾根に登るんだろうと思いながら道標があることを信じて歩いていきます。

しかし、歩いても歩いても登山口がありません。

1Kmくらい歩いたところで引き返すことにしました。

林道に出たところまで戻って、さらに2分くらい歩くと左側に登山口がありました。

道標の方向を信じたおかげで30分のロスをしてしまいました。

 

林道に出たところと騙された道標

 

最初は整備された階段で後ろを振り向くと富士山と南アルプスを望めます。

あまりの展望に前へ進めません。

二十六夜山の山頂からの眺めよりいいですね。

 

林道から登山道に入って少し登ったところからの眺め

 

階段が終わるとロープが設置されている滑りやすい登山道になります。

歩幅を小さくして登りました。

尾根に出ると歩きやすい登山道になります。

しばらく歩くと正面にどっしりとした山が見えます。

急坂を登りおえると山頂ではなく、ただの名も無きピークでした。

正面にはもう1つの山が見えますが、登山道はいったん下ります。

右側に見える伊豆大島を眺めながら、急坂を登り返します。

急坂を登りきった後、さらに奥にあるピークを登ると松山(赤岩)の山頂がありました。

 

松山(赤岩)の山頂はあまり広くはありませんが、山頂にある岩場に登ると360度の展望があります。

素晴らしすぎる。

 

松山(赤岩)の山頂からの景色1

松山(赤岩)の山頂からの景色2

松山(赤岩)の山頂からの景色3

松山(赤岩)の山頂からの景色4

 

富士山や南アルプスの他に八ヶ岳や奥秩父の山々、伊豆や箱根の山々なども見えます。

八ヶ岳の左側には北アルプスも見えます。

肉眼では確認出来ませんでしたが、槍ヶ岳も望めるようです。

貸切の山頂で景色を楽しんでいたら、女性2人が逆方向から登ってきました。

狭い山頂で女性2人が休憩をするようで、自分はお邪魔になりそうだったので、先に進むことにしました。

 

【松山(赤岩)~菜畑山】

赤岩からの展望に心残りがあるものの、菜畑山に12時頃までに到着したいのでノンビリはしていられないですね。

赤岩の山頂から下っていくと、都留市内への分岐があります。

この分岐を「今倉山」方面に直進します。

登山道は急坂を登っていきます。

ロープが設置されている急傾斜もあります。

急坂を登りおえたピークに御座入山がありました。

御座入山は地図上の「西峰」です。

山頂からは眺望なしでした。

 

御座入山の少し手前から富士山

 

急坂を下っていくと正面にこんもりとした山が見えます。

登り返しもいままでに比べると緩やかな傾斜です。

登りきったところはちょっとした広場になっている今倉山の山頂がありました。

 

今倉山の山頂

 

今倉山は地図上の「東峰」で、山梨百名山の1座のようですね。

今倉山の山頂からも眺望なしでした。

今倉山の山頂にある道標には「菜畑山山頂まで2時間」と書かれています。

「菜畑山に12時頃までに到着したい」というのは無謀な思いだったんですね。

 

今倉山の山頂からは明るくなだらかな唐沢尾根です。

緩やかなアップダウンがあるものの気になりません。

 

明るくなだらかな唐沢尾根

 

登山道が左に曲がり、長い急坂を下っていくようになります。

正面には次の山が見えます。

急坂を登るだけと思いきや、1つ目は名も無きピークでした。

いったん下って、ロープが設置されている急傾斜の急坂を登っていきます。

ピークの手前には右側に富士山の展望地がありました。

御正体山と重なって富士山が少ししか見えませんが、こういう富士山もいいですね。

 

水喰ノ頭の山頂手前から富士山

 

2つ目のピークを越えて、次のピークに登っていきます。

3つ目のピークは水喰ノ頭の山頂でした。

水喰ノ頭の山頂も眺望なしでした。

水喰ノ頭の山頂にある道標には「菜畑山山頂まで1時間」と書かれています。

菜畑山に12時は絶望的ですね。

 

水喰ノ頭の山頂から少し下ると、緩やかなアップダウンを繰り返していきます。

樹林の中ですが、明るい登山道なので気持ちいいですね。

登山道の脇にクマザサが出てきて、急坂を登りきると視界が開けます。

すぐに分岐があり、分岐には「菜畑山山頂」と書かれていました。

少し奥に進むと、丸太のイスが設置されている菜畑山山頂の小さな広場がありました。

 

菜畑山の山頂

 

菜畑山の山頂で後ろを振り向くと富士山が見えます。

12時過ぎになってしまいましたが、これだけキレイに富士山を眺められるのはラッキーですね。

 

菜畑山の山頂から富士山

菜畑山の山頂から丹沢の山々

 

菜畑山の山頂からは西丹沢の山々も望めます。

大室山と檜洞丸でしょうか。

富士山と西丹沢の山々を眺めながらお昼ご飯を食べることにしました。

 

その2へ続く

 

本日のルート

 

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山行INDEX

 

2019/01/19(土) 大山ケーブル下バス停から大倉バス停(大山、表尾根の山々、塔ノ岳、鍋割山) その2

その1からの続きです。

 

【三ノ塔~塔ノ岳】

三ノ塔の山頂からお地蔵さんがある場所まで移動します。

ここからは塔ノ岳まで続く表尾根を眺めながら、ガレ場を下っていきます。

例年ですと凍結していてスリップ注意ですが、今日は凍結なしの夏道で歩きやすいですね。

伊豆、箱根、富士山、丹沢の山々を眺めながらなので、立ち止まってばかりで前に進みませんでした。

 

お地蔵さんがある場所から表尾根

 

下り坂にはクサリが設置されている場所や、よそ見をしていると頭をゴッツンとぶつけてしまう倒木もありますが、気をつけて歩けば問題ない程度です。

やせ尾根を通り過ぎると烏尾山への登り返しが始まります。

整備された木道の階段を登っていくと、烏尾山の山頂に出ます。

シャリバテ気味だったので、少しお腹を満たすことにします。

富士山を眺めながら休憩しました。

 

烏尾山の山頂から富士山

 

烏尾山の山頂から移動する頃には富士山の周りに雲が湧き始めます。

塔ノ岳の山頂に着く頃には富士山は閉店かなぁ・・・と諦めモードになりました。

少し下った後は平坦な登山道になります。

日陰には雪もあったりしますが、歩くのに支障はない程度です。

 

クサリが設置されている岩場が出てきてひと登りすると行者岳の山頂があります。

行者岳の山頂は狭くて数人しか休憩出来ません。

3人の登山者が休憩されていたので、自分は通過します。

 

行者岳から小ピークを2つ越えた後に初心者向けの小規模なクサリ場があります。

シーズンになるとこのクサリ場で渋滞になるそうですね。

小規模なクサリ場なので、1、2分で通過しました。

 

行者岳の山頂の少し先にあるクサリ場1

行者岳の山頂の少し先にあるクサリ場2

行者岳の山頂の少し先にあるクサリ場から富士山と政次郎ノ頭

 

登り返しは崩壊地ですが、木道やクサリが設置されているのでゆっくり歩けば大丈夫です。

崩壊地を登りきったピークが政次郎ノ頭の山頂です。

 

政次郎ノ頭の山頂から少し下ると、登山道は少しずつ登っていきます。

途中にテーブルが設置されている広場もあります。

登山道がゴロゴロした石があって歩きにくくなると新大日はあと少しです。

富士山がバカ尾根に隠れてくると、新大日の山頂です。

新大日の山頂は眺望なしですが、テーブルとベンチが設置されています。

 

新大日から少し下って登り返すと木ノ又小屋があります。

木ノ又小屋からは登山道に積雪が目立ち始めます。

少し登るとただの小ピークのような木ノ又大日の山頂があります。

 

木ノ又大日から少し下った後、崩壊地の北側を迂回します。

迂回路の登山道がいちばん凍結していましたね。

崩壊地を通り過ぎて少し登ると登山道は平坦になって、正面に塔ノ岳の山頂が見えるようになります。

石がゴロゴロした急坂を登りきると、塔ノ岳の山頂です。

 

塔ノ岳の山頂

 

塔ノ岳の山頂ではたくさんの登山者が休憩されていました。

少し雲がありますが、富士山もキレイに見えました。

 

塔ノ岳の山頂から富士山

塔ノ岳の山頂から表尾根と大山

 

広い山頂をウロウロしながら丹沢の山々を眺めました。

丹沢山方面の登山道もチェックしてみます。

例年はガチガチに凍っていてアイゼンなしでは歩けないのに、今日は夏道でアイゼンは必要ないと感じました。

ここ数年でいちばんの暖冬なんでしょうね。

ウロウロした後は富士山を眺めながら少し休憩しました。

 

【塔ノ岳~鍋割山】

右手にある富士山を眺めながらバカ尾根を下っていきます。

10分ほど歩くと金冷やしという分岐があり、ここを直進して鍋割山方面へ向かいます。

分岐から少し下り、下った分だけ登り返すと大丸の山頂があります。

大丸の山頂は眺望なしです。

 

大丸の山頂の次の小ピークを越えた後、登山道の左側に展望地があります。

寄り道して景色を眺めます。

先程登ってきた大山や三ノ塔、箱根の山々を望めました。

 

登山道の左側にある展望地から大山、三ノ塔

 

展望地から少し下ったところに小丸分岐があります。

分岐を直進します。

緩やかにアップダウンを繰り返して、分岐から2つ目のピークが小丸の山頂です。

小丸の山頂も眺望なしです。

 

小丸の山頂から少し下ると、ベンチが設置されている箇所があります。

ベンチから少し下ると正面に富士山を望めます。

だいぶ霞んできましたね。

 

ベンチがある場所から少し下ったところから富士山

 

登山道は整備された木道の階段を下っていきます。

次の小ピークを越えて少し下ると、鍋割山と富士山を望める展望地があります。

悪い癖で展望地があるとすぐに立ち止まってしまいますね。

 

鍋割山と富士山

 

右側に丹沢山から蛭ヶ岳まで続く稜線を見ながら緩やかな傾斜のアップダウンを繰り返して、小屋があるピークに登ると鍋割山の山頂があります。

まず鍋割山の山頂から富士山を眺めます。

今日は霞んでいますが、早い時間に来れば絶景が見れそうですね。

今度は鍋割山をメインにして来てみようかな。

 

鍋割山の山頂から富士山

 

鍋割山の山頂には「鍋焼きうどん」で有名な鍋割山荘があります。

山荘の前に行くと「本日の営業は終了」の張り紙が。

いつかは鍋焼きうどんを食べてみたいですね。

 

鍋割山荘

 

食べる時は二俣からペットボトル3本くらいは歩荷してこないと。

鍋割山荘の前にある広場で相模湾方面を眺めながら休憩しました。

 

【鍋割山~大倉バス停】

富士山側で休憩されていた団体さんが出発しそうだったので、団体さんよりも先に出発することにします。

最初は整備された木道や階段を下っていきます。

登山道は次第に荒れてきます。

「鍋割山<<No.6>>」の標識を通り過ぎると傾斜が急になり、スリップしやすい登山道になります。

油断して左足が2回ほどスリップしました。

 

傾斜が緩くなってやせ尾根を通り過ぎると、後沢乗越の分岐があります。

分岐を左に曲がり尾根から外れます。

最初は急坂も次第に傾斜は緩くなり、樹林の中の歩きやすい登山道になります。

沢沿いの登山道になり、3回ほど沢を渡渉すると、林道の終点に出ます。

林道の終点には鍋割山荘までの歩荷用のペットボトルが置いてありました。

「鍋焼きうどん」を食べる時はここから担いでいかないとですね。

 

歩荷用のペットボトル

 

林道の終点からは約5Kmの長い長い林道歩きになります。

小丸分岐からの登山道と合流して、斜めに傾いた橋を渡ると「二俣」です。

二俣から1Kmほど歩くと道標に「黒竜ノ滝」と書いてあります。

まだ時間もあるし、滝を見に行ってみることにします。

 

すぐ着くと思ったら、標高50~60メートルほど下っていきます。

四十八瀬川の少し手前を左に曲がって奥の方に進むと、水量が細い黒竜ノ滝がありました。

もう少しダイナミックな滝を想像していただけに、少しガッカリしました。

でも、マイナスイオンに癒されたので、黒竜ノ滝を見に来て正解でした。

 

黒竜ノ滝

 

黒竜ノ滝からは標高50~60メートルほど登り返します。

マイナスイオン効果でサクッと登りきりました。

ここからは再び長い林道歩きです。

30分ほど歩くとゲートがあり、左に曲がって登山道に入ります。

少し歩いてシカ避けの柵を通り抜けると、車道に出ます。

後は道標に従い歩いていけば、大倉バス停に着きます。

 

コースタイム

大山ケーブル下バス停(6:58)~(7:08)(7:08)~(7:34)(7:38)~(8:37)大山(8:51)~(9:38)ヤビツ峠(9:39)~(10:51)二ノ塔(10:51)~(11:07)三ノ塔(11:11)~(11:35)烏尾山(11:45)~(12:00)行者岳(12:00)~(12:12)政次郎ノ頭(12:12)~(12:28)新大日(12:29)~(12:38)木ノ又小屋(12:38)~(12:58)塔ノ岳(13:21)~(13:30)金冷し(13:30)~(13:39)大丸(13:39)~(13:59)小丸(13:59)~(14:17)鍋割山(14:30)~(15:35)二俣(15:35)~(15:56)黒竜の滝(16:02)~(16:57)大倉バス停

 

本日のルート

 

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2019/01/19(土) 大山ケーブル下バス停から大倉バス停(大山、表尾根の山々、塔ノ岳、鍋割山) その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

先週は奥武蔵と奥多摩に行ったので、今週は丹沢にしました。

どの山にするか悩みましたが、久しぶりに大山から富士山を眺めることにしました。

 

【大山ケーブル下バス停~大山】

小田急線の伊勢原駅で下車し、バスの出発時間まで時間があったので伊勢原駅北口でお昼ご飯を買いにコンビニ探しをします。

幹線道路まで歩いてみましたが、見渡せる範囲にはコンビニがありませんでした。

お昼ご飯は玄米ブランやベイクドチョコで代用することにしました。

足りなかったら鍋割山荘で鍋焼きうどんを食べることにします。

 

伊勢原駅北口からバスに乗って終点の大山ケーブル下バス停で下車します。

バスに乗っていた登山者達はトイレに寄ったので、1番手になりました。

大山ケーブル下バス停から少し歩いたところで後ろを振り向きます。

 

大山ケーブル下バス停から少し歩いたところから望遠で、三浦半島と房総半島

 

朝日を浴びてキレイ。

三浦半島と房総半島の山々を望むことができました。

 

お土産屋さんが並んでいる参道を歩いていきます。

まだ咲き始めでしたが、参道の脇にロウバイが咲いていました。

いい香りがしますね。

 

参道の脇に咲いていたロウバイ

 

参道を通り抜けると大山ケーブルカー駅の入口に出ます。

大山ケーブルカー駅の入口からは男坂を登っていきます。

男坂は石段が続いて意外とキツイ坂道です。

 

ゆっくり歩いていると自分を追い越しそうな勢いで登ってくるソロの方がきます。

男坂の中盤までは追い越されない程度のペースで登っていくことにします。

ストックを使って追いかけてきましたが、男坂の後半は余裕で振り切りました。

別に勝負している訳ではありませんが、気分の問題ですかね。

男坂を登りきるとケーブルカーからの道と合流して阿夫利神社境内に出ます。

 

阿夫利神社境内でノンビリ景色を眺めることにします。

相模湾がキレイに見えますね。

阿夫利神社境内前に戻って、しめ縄の中に江ノ島を入れてみます。

写真を写している方が大勢いたので、1枚だけ写して移動することにしました。

 

阿夫利神社境内にあったしめ縄と江ノ島

 

阿夫利神社の脇にある頂上登山口にある鳥居を潜って階段を登っていきます。

登山口の雰囲気は日光にある男体山に似ていますね。

大山の山頂までは急坂が続くのでゆっくり登っていきます。

しばらくするとさっきのソロの方が自分を見ながら追いかけてきます。

また勝負を仕掛けられることになります。

最初は程々にしましたが、追分分岐の手前からペースを上げて振り切りました。

 

登山道には富士見台というで富士山を眺める場所があります。

ここから富士山を眺めたイメージはありませんが、今日はキレイな富士山を眺めることが出来ました。

 

富士見台から富士山

 

ゆっくりと写真を写した後、大山山頂に向かい始めるとまたソロの方が追いかけてきます。

ソロの方は富士見台で富士山も眺めずに追いかけてきます。

なんか嫌な雰囲気ですね。

 

大山山頂の手前にあるヤビツ峠への分岐を通り過ぎた辺りで、ペースを上げて振り切ったまま山頂へ辿り着いたのは言うまでもありませんが、もう少しゆっくり登るつもりだったのに・・・っと楽しさが半減しました。

丹沢の塔ノ岳と同じで、タイムトライアルしてガツガツと急いで登る方が多いのですね。

 

阿夫利神社奥の院の脇にある大山山頂から相模湾や箱根と伊豆の山々を眺めた後は、山頂の北側(裏側)に回ります。

山頂の北側には電波塔と丹沢と富士山の展望台があります。

昔は奥の院の横から裏側に行くことが可能でしたが、いまは通れないようになっていて知らない方は富士山を眺めずに帰ってしまうのではないでしょうか。

山頂の北側には積雪もありますが、普通に歩ける程度でした。

眺めも丹沢の山々の左側に富士山がドーンとあります。

これから歩く表尾根の山々も望めてテンションが上がりましたね。

 

大山山頂から富士山と丹沢の山々

 

 

【大山~ヤビツ峠】

大山の山頂から右側に見える富士山を眺めながら、25丁目の分岐まで戻ります。

丹沢の主要な登山道はかなり歩いていますが、25丁目の分岐からヤビツ峠は未踏のコースです。

ただ下るだけなんで楽チンだろうと見込んでいました。

 

25丁目の分岐から1分歩くと登山道の右側は開けていて、富士山と丹沢の山々を望めます。

大山の山頂からの眺めとあまり変わりませんが、手前に木がないのでクリアに見えますね。

南アルプスが少し見えにくくなっていましたね。

 

25丁目の分岐から1分歩いた場所から富士山と丹沢の山々

 

景色を眺めた後は先に進みますが、2分ほど歩くと左側に相模湾を望める場所があります。

また寄り道します。

相模湾に浮かぶ江ノ島、三浦半島、房総半島などを眺めることが出来ました。

視界が開けた場所があると全然前に進みません。

そろそろ前に進まないと・・・ですね。

 

左側にあった相模湾を望める場所からの景色

 

登山道は整備された木道や階段が続きます。

最初は静かに歩けましたが、次第に登ってくる登山者とすれ違うようになります。

下に行けば行くほど登山者が増えていきます。

マイナーな登山道と思っていただけに、この人気は想定外でした。

全然静かに歩けませんでした。

 

登山道はほとんど下り坂でしたが、何箇所か緩やかなアップダウンがあります。

ベンチも3箇所に設置されていて、ハイキングに適したコースかもしれませんね。

左手に小田原市内を望める場所を通り過ぎると、ヤビツ峠はあと少しです。

広場にテーブルが設置されている場所の先にある階段を下るとヤビツ峠です。

 

ヤビツ峠

 

ヤビツ峠のバス乗り場にはタクシーが並んでます。

登山者もいて賑やかでした。

思い描いていた静かな山歩きにはなりませんでしたね。

 

【ヤビツ峠~三ノ塔】

ヤビツ峠からは車道歩きになります。

最近は菩提峠から表尾根を歩いていたので、ヤビツ峠から歩くのは久しぶりです。

なんか新鮮な気分になりましたが、車道歩きが意外と長く感じます。

護摩屋敷の水に寄り道をしましたが、登山道入口まで25分も掛かりました。

護摩屋敷の水でペットボトルに水を補給して、ザックをスタート時点の重さに戻して気分はリスタートです。

 

護摩屋敷の水

 

登山道に入ると、整備された階段を登っていきます。

久しぶりに歩くと、出だしはキツイですね。

林道に出ると左に曲がります。

15メートルほど歩くと右側に登山道があります。

ここからは菩提峠から歩く登山道と同じになります。

 

先行者に追いつかないように、後続者に追いつかれないように、いつもよりゆっくり歩きます。

最初は樹林の中ですが、次第に視界が開けてきます。

後ろを振り向くと先ほど登ってきた大山を望めます。

意外と歩いてきたなぁ・・・と感じました。

 

二ノ塔に登る途中から大山

 

二ノ塔の山頂手前の登山道には薄っすらと雪が出てきます。

日陰で雪が解けないのでしょう。

目の前が明るくなると二ノ塔の山頂です。

 

二ノ塔の山頂

 

二ノ塔の山頂からは富士山がちょろっとしか見えないので、先に進みます。

二ノ塔の山頂から3分ほど下ると左側に富士山から箱根の山々を望める場所があります。

いつもなら立ち止まらずに三ノ塔の山頂まで行きますが、今日は二ノ塔からの富士山を堪能しました。

 

二ノ塔の山頂から3分ほど下ったところから富士山

 

少し下ると、三ノ塔の山頂への上り坂になります。

いったん富士山が見えなくなりますが、今日は富士山が雲隠れする気配がないので焦る必要はありません。

整備された階段を10分ほど登ると三ノ塔の山頂です。

遅い時間ということもあり、広場のような三ノ塔の山頂は閑散としていて、5人の登山者が休憩されていました。

避難小屋も解体されていて、いつもより山頂が広く感じましたね。

 

三ノ塔の山頂の建て替え中の避難小屋

三ノ塔の山頂から富士山

 

三ノ塔の山頂からはバカ尾根と富士山のコラボを望めます。

11時過ぎなのに雲ひとつない富士山を眺めることが出来るなんて、ラッキーですね。

 

その2へ続く

 

本日のルート

 

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2019/01/13(日) 小河内神社バス停から陣場高原下バス停(三頭山、大沢山、槇寄山、丸山、土俵岳、熊倉山、三国山、生藤山、茅丸、連行山、醍醐丸) その2

その1からの続きです。

 

【浅間峠~生藤山】

尾根の北側を巻きながら歩いていきます。

少し明るくなると道標があり、栗坂峠がありました。

上野原市への登山道は踏み跡は薄くなっていて、あまり歩かれていないようです。

昭文社の地図では実線なんですけどね。

 

樹林の中の登山道はアップダウンを繰り返します。

左手に大岳山を見ながら歩きます。

足元には「関東ふれあいの道」の道標があります。

本日のゴールの陣馬高原下までは11.0Kmの書かれています。

まだまだ遠いなぁ・・・。

 

登山道から見える大岳山

 

アップダウンを繰り返し、登山道に階段が出てきます。

階段が出てくると熊倉山はあと少し。

登山道が左に曲がり、さらに登っていくとベンチが設置されている熊倉山の山頂です。

熊倉山も眺望なしです。

 

熊倉山の山頂

 

熊倉山からは急坂のアップダウンになります。

小ピークを越えて、2つ目のピークに軍刀利神社元社があります。

さらに小ピークを越えて、2つ目のピークがテーブル付のベンチがたくさんある三国山です。

三国山はこの付近の山の中ではいちばん眺望がいいのですが、以前よりも視界が悪くなったような気がします。

気のせいかな?

 

軍刀利神社元社

三国山の山頂からの景色

 

三国山からちょっと下って、向かい側にある岩山を急登すると生藤山の山頂です。

生藤山の山頂は富士山側だけ視界が開けていたはずですが、もう見えないような気がするほど視界が狭くなっていました。

 

生藤山の山頂

 

 

【生藤山~醍醐丸】

生藤山の山頂からの下りは岩場の急坂で三点支持を確保して、転倒しないように気をつけました。

巻き道の登山道と合流すると、歩きやすい登山道になります。

いったん下って、登り返すと段差がキツイ階段となり、急坂を登りきると茅丸の山頂です。

茅丸の山頂はベンチが2つ設置されていますが、眺望なしです。

 

茅丸の山頂

 

茅丸の山頂からの下りも段差がキツイ階段です。

巻き道の登山道と合流すると、歩きやすい登山道になります。

足元には「関東ふれあいの道」の道標、陣馬高原下までは8.0Kmと書かれています。

まだまだ遠いですね。

 

登山道は緩やかな長い上り坂が続きます。

整備された階段と通り過ぎて少し奥に進むと、4つのベンチがある連行峰の山頂です。

連行峰の山頂も樹林の中にあって眺望なしです。

連行峰の山頂は分岐になっていて、柏木野バス停に下山することも出来ます。

 

連行峰の山頂

 

連行峰の山頂からは夕日を浴びながらどんどん下っていきます。

不思議なことに全然疲れていないので、軽快に歩けます。

久しぶりに歩きましたが、ところどころ尾根が細くなっていますね。

 

下りきったところは「山の神」という分岐になっています。

分岐からは和田バス停に下山が出来ます。

この時点で日が沈みました。

 

山の神の分岐標識

 

山の神からは尾根道と巻き道があります。

もちろん尾根道に行きます。

最初のピークは大蔵里山です。

少しだけ岩場になっている箇所があるので、スリップ注意ですね。

 

蔵里山から下ると、巻き道と合流しますが、すぐに分岐があります。

ここも尾根道に行きます。

整備された階段を登っていきます。

ピークまで登りきると、大蔵里山・東峰というお手製の山名標識がありました。

大蔵里山・東峰からの下りは岩場になっています。

ここを明るいうちに通過することが出来て助かりました。

後は暗くなっても危険な箇所はありませんから安心ですね。

 

下りきると分岐があります。

分岐からも尾根道に行きます。

分岐からひと登りして、登山道が平坦になった後は少し奥の方まで歩くとヘンチが2つある醍醐丸の山頂があります。

醍醐丸の山頂も樹林の中で眺望なしです。

だいぶ足元が暗くなってきたので、ヘッデンを出すことにしました。

 

【醍醐丸~陣場高原下バス停】

陣場高原下バス停の18時台のバスがうろ覚えですが、18時26分(正確には18時25分でした)だったような気がしています。

バスは1時間に1本しか無いので、それを逃すと次は1時間後になります。

それを考えると18時台のバスに乗るしかないないですね。

醍醐丸から陣場高原下バス停まで5.3Km、18時台のバスの出発時刻まで残り1時間15分、林道に出てからは少し早歩きしないとダメかもしれませんね。

 

醍醐丸の山頂からはヘッデンで足元を照らしながら歩いていきます。

醍醐峠までは根っこに躓かないように注意し、醍醐峠からは倒木のワナに躓かないように注意して歩いていきました。

林道に出る直前は急坂で足場も悪かったのでペースを上げられませんでしたが、それ以外はいつも通りのペースで歩けたんじゃないですかね。

林道に出たら右に曲がると、2分で和田峠に出ます。

 

和田峠からはアスファルトの陣馬街道です。

陣場高原下バス停まで3.7Kmで残り45分あります。

気持ち早歩きすれば間に合いそうですね。

 

和田峠から5分程歩くと夜景がキレイな場所があります。

ヘッデン消して夜景を眺めていると後方から猛スピードで歩いてくる方がいます。

すぐに追いつかれてしまいます。

追いつかれてからは少しお話しをしながら歩きました。

橋本駅から歩いてきて陣馬山の山頂で日が暮れるまで景色を眺めて、バス18時25分発に乗るために走ってきたそうです。

かなり時間を気にしていて、数分後にお別れをしました。

自分は走りたくはないので、気持ち早歩きのままのペースで歩いていきます。

 

陣場高原下バス停まで1.9Km地点で残り25分だったので少し焦りましたが、少し先にある陣場高原下バス停まで1.3Km地点で残り20分もあったので、急がなくても間に合うと安心しました。

あとは普通に歩いて、陣場高原下バス停にバスの出発時刻の4分前に到着しました。

 

陣場高原下バス停にいたバス

 

コースタイム

小河内神社バス停(7:26)~(7:47)三頭山登山口(7:48)~(8:39)イヨ山(8:39)~(9:21)糠指山(9:22)~(10:33)三頭山・西峰(10:37)~(10:54)大沢山(10:55)~(11:45)槇寄山(11:58)~(13:09)丸山(13:09)~(13:49)土俵岳(13:50)~(14:35)浅間峠(14:40)~(15:24)熊倉山(15:26)~(15:46)三国山(15:49)~(15:53)生藤山(15:55)~(16:08)茅丸(16:08)~(16:21)連行山(16:22)~(16:42)山の神(16:43)~(17:08)醍醐丸(17:12)~(17:39)和田峠(17:40)~(18:21)陣場高原下バス停

 

本日のルート

本日のルート

 

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2019/01/13(日) 小河内神社バス停から陣場高原下バス停(三頭山、大沢山、槇寄山、丸山、土俵岳、熊倉山、三国山、生藤山、茅丸、連行山、醍醐丸) その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

昨日の奥武蔵に続いて、2日連続で山に出没します。

日曜日は晴れ予報だったので丹沢に行く気マンマンで起きましたが、玄関を出ると昨晩の雨がまだパラパラと降っています。

天候が回復するのが遅れているようですね。

「こんな時は奥多摩に行くしかない」と奥多摩に向かうことにしました。

 

【奥多摩駅バス停~小河内神社バス停】

鴨沢西行きのバスに4人乗車。

奥多摩湖バス停を通り過ぎた辺りで石尾根の上空を眺めると、曇り空の下にはガスが。

いい景色を眺めることが出来ないなら石尾根は止めて三頭山から笹尾根を歩くことに。

今日は小河内神社バス停で下車します。

下車したのは自分だけで、残り3人は鴨沢バス停まで行くんでしょうね。

 

【小河内神社バス停~三頭山】

小河内神社バス停から30秒ほど歩いたところから麦山浮橋を渡ります。

向かい側にある奥多摩周遊道路をしばらく歩き、ヌカザス尾根の三頭山登山口から登山道に入ります。

 

麦山浮橋

三頭山登山口

 

登山道は急坂です。

10分くらい歩くと登山道は白くなってきます。

昨日、少し積雪があったようですね。

 

2日連続なので、どこかのCMではないけど「だるおも~」って感じです。

解りやすくいうと、飲み会の翌日みたいなダルさですね。

ダルさは1時間も歩けばなくなると思いますが、三頭山の山頂まで3時間掛けてゆっくり登ることに決めました。

 

ヌカザス尾根は急坂も多いですが、平坦な場所もチョコチョコあります。

息抜きが出来るのはありがたいのですが、標高をなかなか上げていきません。

長い長い急坂を登りきると、イヨ山の山頂があります。

 

イヨ山の山頂

 

イヨ山を下った後はアップダウンを繰り返します。

右手にあるムロクボ尾根が近付いてきて、かなりの急傾斜な急坂を登っていくと糠指山の山頂があります。

 

糠指山の山頂手前の急坂

糠指山の山頂

 

糠指山の山頂から広い尾根を少し下ると、ムロクボ尾根へに分岐があります。

いったん下った後は、急傾斜な急坂を登っていきます。

ロープも設置されている場所もあり、薄っすらと積もっている雪で滑りやすい場所も目立ち始めてきたので、滑らないように慎重に歩きました。

アイゼンを装着する必要もない微妙な積雪なので、判断が難しいですね。

 

トレースなしだった登山道にトレースが現れます。

よく見ると動物の足跡です。

シカさんかな?

動物も登山道を歩いていくんですね。

 

登山道にある動物の足跡

 

入小沢ノ峰を越えると登山道はなだらかに登っていくようになります。

鶴峠への分岐を通りすぎ、さらに標高を上げていくと、ガスの中に入っていきます。

三頭山の山頂からの眺めは期待出来そうにないですね。

 

さらに登っていくと、上空に青空が見えてきます。

たまに日差しも差し込んできて、登山道がダイヤモンドのようにキラキラと輝いてます。

霧氷も青空に映えてキレイに見えます。

 

霧氷1

霧氷2

 

この辺りから、足元や上空や霧氷を写してばかりで前に進まなくなりました。

鶴峠への分岐から通常の倍くらい時間を掛けて、三頭山・西峰の山頂に辿り着きました。

 

三頭山・西峰

三頭山・西峰からの景色

 

山頂ではソロ2名、4人のグループが1組休憩されていて、4人のグループが富士山方面の眺めを陣取っていました。

みなさんガスが晴れて富士山が現れるのを待っているようですね。

自分も待とうか少し悩みましたが、すぐにはガスは晴れないと見込んで、次の槙寄山で富士山を眺められることを期待することにしました。

 

【三頭山~槇寄山】

三頭山・西峰からムシカリ峠まで下って行きます。

 

三頭山西峰山頂から下ったところにある木

 

ムシカリ峠から少し登り返すと、立派な三頭山避難小屋があります。

三頭山避難小屋の中に入ったことはありませんが、キレイそうなので暖かくなったら泊まりもありかもしれませんね。

三頭山避難小屋からさらに登っていくと、少し先に標高1482メートルの大沢山の山頂があります。

昔は大沢山の山頂から富士山を望めたようですが、樹林の中になってて見えないんだよなぁ・・・と思っていたら、伐採されていて富士山方面が望めるようになっていました。

今日はガスで何も見えませんが、天気がよければ富士山が望めそうですね。

また来てみないと。

ベンチに手書きで「大沢山 1482」と書かれてあったのが、個人的にはナイスって感じでした。

 

大沢山の山頂

 

次に向かう槇寄山は、大沢山から標高差300メートル下にあります。

そのため大沢山からはどんどん下っていきます。

「クメケタワ」と書かれた標高1,140メートルまで下ると、登山道は緩やかなアップダウンを繰り返しながら少しずつ標高を上げていきます。

上り坂が少し長く続くようになったところを登りきると、ベンチが設置されていて南側が開けている槇寄山の山頂です。

 

槇寄山の山頂

槇寄山の山頂からの景色

 

槇寄山の山頂からは天気が良ければ富士山も望めますが、今日は上野原市内の山々しか望めませんでした。

ちょっとだけでも山並みが見えるだけでもいいですかね。

槇寄山の山頂でお昼ご飯にしました。

 

【槇寄山~丸山】

三頭山に登っている時は「槇寄山から数馬に下山しよう」と諦めモードでしたが、いまは「最低でも生藤山までは行こう」とやる気満々になっています。

槇寄山の山頂から少し下ったところにある西原峠をそのまま直進します。

登山道は緩やかに下っていき、下りきったところが田和峠です。

田和峠からは上野原市の田和に行けます。

 

田和峠から1,157メートルのピークまで登って、下っていくと上野原市側が開けている数馬峠があります。

数馬峠からも富士山が望めますが、今日はダメですね。

 

数馬峠からの景色

 

数馬峠から登山道は笹ヶタワノ峰の北側を巻きながら登っていきます。

笹ヶタワノ峰を通り過ぎたところに大羽根山への分岐があります。

分岐からは緩やかな長い下り坂になります。

5分くらい歩くと、地図に載っていない分岐があります。

直進は上野原市の藤尾に行けるようです。

分岐を左に曲がります。

登山道はどんどん下っていきます。

下りきったところに笛吹峠がありました。

地図に載っていませんが、笛吹峠からも上野原市の藤尾に行けるようです。

 

笛吹峠から登山道は緩やかに登っていきます。

登山道にクマザサ出てくると少しずつ傾斜が急になり、坂を登りきったところが丸山の山頂です。

丸山の山頂は巻き樹林に囲われていて眺望なしです。

 

丸山の山頂

 

 

【丸山~土俵岳】

丸山の山頂から少し下ると巻き道と合流し、登山道は緩やかなアップダウンを繰り返します。

笛吹バス停への分岐になっている小棡峠を通り過ぎた後、少し上ったところに上野原市の棡原への分岐がありました。

昭文社の地図に記載されていませんが、上野原市への登山道はたくさんありますね。

 

登山道は緩やかなアップダウンを繰り返します。

正面に小高い山らしきものが見えてきて、登山道が長い上り坂になると土俵岳はあと少し。

最初のピークが山頂ではなく、2つ目のピークが土俵岳の山頂です。

 

土俵岳の山頂

土俵岳の山頂からの景色

 

土俵岳の山頂には10数人の登山者達で賑やかでした。

以前は眺望なしでしたが、北側が伐採されたようで奥多摩三山の御前山から大岳山までの稜線を望むことが出来ました。

たくさんの登山者が休憩しているのも頷けますね。

 

【土俵岳~浅間峠】

土俵岳からは急降下します。

下りきったところから少し登り返すと日原峠があります。

 

日原峠

 

登山道はアップダウンを繰り返します。

浅間峠の手前には山は無かったはずなのに、正面には山が見えます。

「山なんてあったっけ?」と考えながら登ると、やはり山ではなくただのピークでした。

 

浅間峠手前の山ではないただのピーク

 

ただのピークから少し下ると東屋のある浅間峠があります。

浅間峠の道標には三頭山から「12.6Km」と書いてあります。

よく歩いてきたなぁ・・・と少し自分を褒めてあげました。

 

浅間峠

 

先を急いでも仕方ないので、浅間峠で少し休憩します。

気温は2℃でしたが、風も吹いてないので寒さは感じませんでした。

 

その2へ続く

 

本日のルート

 

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その1からの続きです。

 

【子ノ権現~前坂】

阿宇山の山頂を後にして、子ノ権現の駐車場の少し先の登山道に入ります。

破線ルートなので入口に道標はありませんが、登山道は明瞭です。

 

子ノ権現の駐車場の少し先にある登山道入口

 

緩やかに下った後、小ピークを越えていきます。

スルギの分岐を通り過ぎるとアップダウンを繰り返していきます。

緩やかに長い上り坂を登りきると六ツ石ノ頭の山頂です。

山頂にはお手製の山名標識があります。

 

六ツ石ノ頭の山頂

 

六ツ石ノ頭の山頂からの急坂を下ってからもアップダウンを繰り返します。

登山道が尾根上でなだらかになると、板屋ノ頭があります。

去年はお手製の山名標識がありましたが、今年は見当たりませんでした。

台風で飛んでしまったのかな?

 

板屋ノ頭で登山道は右に曲がり、急傾斜を下っていきます。

ここが破線ルートでいちばんの難所。

去年は恐る恐る下っていきましたが、今年は新しいロープが設置されていて、歩きやすくなっていました。

下る途中でソロのトレランの方とすれ違いましたが、トレランの方が「アップダンが多くて疲れますね~」と愚痴をこぼしていきました。

 

板屋ノ頭からの急坂

 

小ピークを越えて緩やかに下っていくと、栃屋谷林道に出ます。

林道に出たところは吾野鉱山の工事現場の上で眺めがいいので、ふらっと工事現場の中に入ります。

これがミスの始まり。

 

吾野鉱山の工事現場からの眺め

 

景色を眺めた後は林道を右に曲がっていきます。

少し上った後に下り始めたところで見たことがない景色と感じて地図を確認します。

すると逆方向に歩いていることが判明しました。

低山あるあるで車道に出た際は道標を探さないとダメですね。

戻ってみると足元に高さ20センチくらいのお手製の道標がありました。

これは視界に入りませんね。

 

林道を下っていくと左側にピンクのテープがあります。

これが登山道入口の目印。

知らないと通り過ぎてしまいますね。

 

林道の左脇にある登山道入口

 

破線ルートだけあって登山道は少し荒れ気味。

崩落して足元が狭くなっている箇所もあるので、ジグザグになっているところは要注意です。

トラバースしていく登山道になると普通の登山道になり、いったん尾根まで登って少し下ったところが前坂の分岐です。

 

前坂

 

前坂の分岐では2人のおじさんが休憩されていました。

記念にと写真を写してくれました。

ありがとうございました。

おじさん少し会話をしてからお別れしました。

 

【前坂~大高山】

前坂から多峯主山の山頂までは未踏の登山道になります。

小ピークをいくつか越えていきます。

巻き道もありましたが、自分らしくピークを踏んでいきます。

急坂を下って左側に金網が出てくると、栃屋谷林道に出ます。

向かい側に登山道の入口があるので、ここは迷わずに済みますね。

 

登山道に入ると、急坂の小ピークを越えていきます。

次の坂も急坂です。

巻き道がありましたが、もちろん急坂を登っていきます。

なかなかの急坂で一気に登りきることが出来ずに、1回小休憩をしてしまいました。

 

大高山の山頂手前の急坂

 

急坂を登りきったところが大高山の山頂でした。

大高山の山頂は樹林に囲われていましたが、樹林越しに大岳山方面を望むことが出来ました。

 

大高山の山頂

 

 

【大高山~天覚山】

大高山の山頂から急坂を下っていきます。

小ピークの大岩を左に曲がると、小刻みなアップダウンの繰り返しになります。

これが意外とエグイ。

余力十分で助かりました。

ヘロヘロだったらリタイヤしたくなりますね。

 

大岩

 

なだらかな坂が長く続くなると天覚山の山頂は後少し。

道標を右に曲がってひと登りすると天覚山の山頂があります。

 

天覚山の山頂

天覚山の山頂からの眺め

 

天覚山の山頂は南側が開けていて、奥多摩方面や都心方面を望むことが出来ました。

急いでも仕方ないので少し休憩することにしました。

休憩中に地図でルート確認をすると、まだまだ先は長いなぁ・・・と感じました。

 

【天覚山~永田山】

天覚山の山頂から急坂を下っていった後はアップダウンを繰り返します。

鉄塔がある場所を右に曲がって下っていくと、車道に出ます。

ここを左に曲がって少し車道を歩くと、右側に登山道の入口があります。

ここからも小刻みなアップダウンの繰り返し。

鉄塔の脇を通り過ぎ、さらに進むと右側に飯能グリーンゴルフ場が見えてきます。

ここからはゴルフ場の脇にある登山道になります。

1箇所だけゴルフ場の中を望める場所がありましたが、その他はずっと樹林の中でした。

 

飯能グリーンゴルフ場

 

釜戸山入口の分岐で「久須美坂まで30分」と書いてあります。

車道に出るまで30分なら、明るいうちに車道に出れるかなとホッとします。

でも、これが間違いでした。

「久須美坂」が車道に出るところと思っていたら、実は全然違っていました。

アップダウンを繰り返し、武蔵横手駅への分岐に出ます。

この辺りで薄暗くなってきます。

さらに少し進むと、久須美への分岐がありました。

後で知りましたが、この分岐が久須美坂だったようです。

分岐から急坂をひと登りすると祠がある久須美山の山頂でした。

 

久須美山が車道に出るまでの最後の山と思っていたら、いったん下った後に小ピークを越えて、さらに登っていきます。

次のピークにはケルンがあって、登山道は右に曲がっていくようです。

暗くて道標の字も見えなくなったので、ヘッデンを出すことにしました。

ヘッデンを点灯すると、ケルンのところに何か書いてあります。

よく見ると「永田山」と書かれていました。

永田山の山頂だったようです。

 

永田山の山頂

 

 

【永田山~多峯主山】

永田山の山頂で右に曲がります。

尾根上を緩やかに下っていくと、左側に住宅街に出れる場所がありました。

もちろん直進します。

ここから住宅街の裏山にある尾根を歩いていきます。

小ピークを越えて、整備された階段を下っていくと飯能アルプス永田入口に出ます。

ここを右に曲がります。

手書きで「200メートル下ったところに多峯主山への入口がある」と書いてあったのに、なかなか見つからず、入口まで少し遠くに感じました。

無事に入口を発見して、登山道に入ります。

 

登山道は緩やかに登っていきます。

少し歩くと木橋があり、ここを右に曲がります。

さらに登っていくと、登山道が「工事中立ち入り禁止」となっていて塞がれています。

暗くてよくわかりませんでしたが、登山道は右に曲がっていくようになっていたので、信じて進んでいきます。

アップダウンを繰り返します。

途中で解りましたが、登山道は工事中で迂回路を歩くようになっていました。

こんな時に工事しなくても・・・。

 

迂回路の案内図

 

5つ目のピークで正規の登山道に合流しました。

分岐には新しいトイレが設置されていました。

分岐から少し登っていくと、多峯主山の山頂がありました。

 

多峯主山の山頂

多峯主山の山頂からの夜景

 

迂回路は登山道入口から40分も掛かりましたね。

多峯主山の山頂には誰もおらず、飯能市内の夜景を眺めながら休憩することにしました。

 

【多峯主山~天覧山~飯能駅】

多峯主山の山頂からは歩いたことがある登山道なので安心です。

子供用のクサリ場がある方に下っていきます。

見返り坂の手前で男性3人とすれ違います。

ベッドライトではなくナイトスコープで歩いていたので、突然現れてビックリしました。

ナイトスコープで歩く変わり者がいるんですね。

 

見返り坂を下って、湿地帯を中を歩きます。

マムシ注意の看板が多い。

暗闇の中でマムシが出てきたらなすすべないですね。

分岐から階段を登っていきます。

登りきると天覧山の山頂があります。

天覧山でも夜景を少し楽しみました。

 

天覧山の山頂

天覧山の山頂からの夜景

 

天覧山から少し下ると天覧山中段という場所があり、ここからはアスファルトの道を下っていくと能仁寺の脇に出ます。

ここからは車道を適当に歩いて飯能駅まで歩いていきました。

夕方から雪予報でしたが、雪に降られずにすみました。

 

コースタイム

芦ヶ久保駅(6:48)~(7:56)横瀬二子山・雌岳(7:57)~(8:02)横瀬二子山・雄岳(8:08)~(8:40)焼山(8:43)~(9:15)蔦岩山(9:16)~(9:31)武川岳(9:32)~(9:41)前武川岳(9:42)~(10:18)山伏峠(10:18)~(10:50)伊豆ヶ岳(10:52)~(11:03)古御岳(11:04)~(11:23)高畑山(11:23)~(11:36)中ノ沢ノ頭(11:36)~(11:50)天目指峠(11:50)~(12:25)子ノ権現(12:47)~(14:13)前坂(14:16)~(14:41)大高山(14:42)~(15:38)天覚山(15:45)~(16:51)久須美山(16:53)~(17:02)永田山(17:05)~(17:23)飯能アルプス永田入口(17:23)~(18:06)多峯主山(18:20)~(18:44)天覧山(18:46)~(19:20)飯能駅

 

本日のルート

本日のルート

 

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2019/01/12(土) 芦ヶ久保駅から飯能駅(横瀬二子山、焼山、蔦岩山、武川岳、前武川岳、伊豆ヶ岳、古御岳、高畑山、中ノ沢ノ頭、子ノ権現、大高山、天覚山、永田山、多峯主山、天覧山) その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

今回は1年前にチャレンジした奥武蔵の低山縦走。

去年はバリルートに迷い込んで後半をリタイヤした時のリベンジです。

いつものように芦ヶ久保駅6時39着の電車に乗っていきました。

 

【芦ヶ久保駅~横瀬二子山】

芦ヶ久保駅の下にあるトンネル前で本日初の登山者と遭遇します。

念入りに写真を写していたので初コースなのでしょう。

挨拶を済まして先に行かせてもらいます。

 

急坂を登って尾根越え、沢沿いまでおります。

沢沿いになると最初は緩やかな上り坂も、次第に急坂になります。

沢沿いから離れて尾根まで登るとバリルートの合流地点まではあと少し。

バリルートと合流すると、最初はほぼ平坦な尾根道も横瀬二子山の雌岳の山頂直下は急坂。

ロープも設置されているので、補助的に使用すると足に負荷を掛けずに登れます。

あまりロープに頼ってしまうと、足元が疎かになるので要注意です。

急坂を登り終えると横瀬二子山の雌岳の山頂があります。

雌岳は眺望なしなので、雄岳に向かいます。

 

横瀬二子山の雌岳山頂手前の急坂

 

雌岳から雄岳も急坂を下っていきます。

岩場の箇所はスリップに注意です。

やせ尾根を通り、急坂を登っていきます。

ロープは設置されていませんが、ここも急傾斜なので足元注意です。

登りきって、樹林の中に歩いていくと横瀬二子山の雄岳の山頂です。

 

横瀬二子山の雄岳の山頂

 

山名標識のある場所は眺望なしですが、15秒ほど先に進むと右側にに武甲山の展望台があります。

両神山もキレイに見えます。

そして八ヶ岳らしき山も顔を覗かせていました。

 

横瀬二子山の雄岳の山頂の展望台から武甲山、両神山

横瀬二子山の雄岳の山頂の展望台から八ヶ岳

 

南側にある岩場の展望台に移動します。

こちらは武甲山と両神山の他にこれから歩く山々を望むことが出来ます。

天気が良ければ東京都心まで望めますが、今日は南岸低気圧が通過するので沿岸寄りは天気が悪く眺望いまいちですね。

 

横瀬二子山の雄岳の山頂の岩場の展望台から武甲山、両神山

 

 

【横瀬二子山~焼山】

1ヶ月前に眺めたばかりなので、景色を楽しむのはそこそこにして焼山に移動することにします。

横瀬二子山の雄岳の山頂からは武甲山を正面に見ながら急坂を一気に下ります。

スリップしやすいので滑りにくい場所を確認しながら歩いた方がいいでしょう。

下りきるとアップダウンを繰り返します。

2つ目のピークに登る途中で後ろを振り向くと、去年迷い込んだ甲仁田山や先ほど登った横瀬二子山を望めます。

 

4つ目のピークでは立ち入り禁止のロープの先にテントが張られていました。

自分の鈴の音に気付いてテントの中から顔が出てきます。

眠そうな顔をしていましたが、元気のいい「おはようございます」をいただきました。

ありがとうございます。

 

立ち入り禁止のロープの先にテント

 

少し下って焼山への登り返しが始まります。

最初はジグザグに登っていく急坂ですが、次第にどこを歩くのが正解なのかわからないようになります。

自分は根っこの合間を歩いていきたいので、木がある方を選択しました。

山頂の直下まで登るとロープが垂れ下がっています。

少し岩場もあるので、スリップしないように慎重に歩いた方がいいでしょう。

急坂を登り終えた場所で後ろを振り向くと、先ほど登った横瀬二子山方面と、遠くの方に白くなった北関東の山々が見えます。

奥多摩から望めない山並みが見えるとテンション上がりますね。

ハッキリは見えなかったので、視界がいい時にまた眺めにきたいですね。

 

焼山の山頂手前から横瀬二子山

焼山の山頂手前から北関東の山々

 

平坦になった登山道を30秒ほど奥の方に進むと、焼山の山頂があります。

横瀬二子山よりも武甲山が近く感じられます。

両神山も見えますが、八ヶ岳は武甲山の後ろになって見えませんでした。

 

焼山の山頂

焼山の山頂から両神山と秩父市街

 

 

【焼山~武川岳】

焼山の山頂から急坂を一気に下ります。

いったん林道と合流します。

分岐を直進して5分ほど歩いた右側に登山道入口があります。

目印は保安林の看板です。

右側にある尾根に登り、エグイ急坂を登っていきます。

落ち葉で登山道が埋もれている場所もあるので、転倒注意ですね。

 

分岐を直進して5分ほど歩いたところにある登山道入口

エグイ急坂

 

いったん気持ちのよい尾根道になりますが、次第に急坂になっていきます。

急坂を登り終えると正面に武川岳を望めます。

登山道は右に曲がって、気持ちのよい尾根道になります。

 

蔦岩山の山頂手前の尾根道

 

3分ほど歩いて、ちょっとした坂を登りきると蔦岩山の山頂があります。

蔦岩山の山頂は気付かないとただの小ピークに感じてしまうかもしれませんね。

蔦岩山の山頂からは眺望なしです。

 

蔦岩山の山頂

 

蔦岩山の山頂からは緩やかに下っていきます。

蔦岩山と武川岳のコルまで下りきると、緩やかに登り返します。

本日のコースの数少ない穏やかな登山道ですね。

なかなか標高を上げない為、武川岳の山頂までは長く感じます。

目の前に分岐が見えてくると、小さな広場になっている武川岳の山頂です。

武川岳の山頂からは都心方面を望めますが、どんよりとした雲しか見えませんでした。

 

武川岳の山頂

 

 

【武川岳~伊豆ヶ岳】

1ヶ月前は妻坂峠方面に向かいましたが、今日は前武川岳方面に向かいます。

なだらかに下っていきます。

登り返しもなだらか。

 

前武川岳に向かう登山道

 

ようやく登山者とすれ違うようになります。

ベンチのある分岐まで登りきると、前武川岳の山頂です。

山名標識はベンチの向かい側にお手製の標識があります。

 

前武川岳の山頂

 

分岐を「山伏峠」方面に向かいます。

最初はなだらかに下っていきますが、次第に急傾斜になっていきます。

眼下に伊豆ヶ岳らしき山が望めると、いったん林道を横切ります。

 

林道手前から伊豆ヶ岳、古御岳

 

登山道はさらに下っていきます。

正面に見える伊豆ヶ岳が同じ高さに感じる場所まできても、どんどん下っていきます。

しばらく歩いて車道に出たところが山伏峠です。

 

車道を横切り右斜め前にある階段から登山道に入ります。

少し歩くとロープが張られてて祠がある場所があります。

実はここが入口。

いったん通り過ぎてしまいますが、登山道が下っていくのですぐに気付きました。

1年前も同じことをしましたね。

 

ロープが張られてて祠がある場所

 

ここからは急坂を登っていきます。

たまに平坦な場所もありますが、基本的には上り坂だけです。

途中にピークを巻く登山道もありますが、自分は巻かずにピークに登ることにしました。

登りきっても何もないので、巻いた方が無難と思います。

山伏峠から標高差230メートルを登るので、急坂も楽しいですね。

天目指峠への分岐が現れると、伊豆ヶ岳の山頂は後少し。

2分ほどで伊豆ヶ岳の山頂です。

 

伊豆ヶ岳の山頂

 

今日は夕方から雪予報のせいか、伊豆ヶ岳の山頂は閑散としていていました。

まだ上空は青空なんですけどね。

 

【伊豆ヶ岳~子ノ権現】

伊豆ヶ岳で休憩せずに先に進みます。

先程の分岐まで戻り、天目指峠方面に向かいます。

眼下に見える山が次の古御岳。

分岐からはロープが設置されている場所もある程の滑りやすい急坂です。

急降下して、小ピークを越えると古御岳の山頂直下。

古御岳への登りも急坂ですが、サクッと登りきりました。

 

古御岳の山頂

 

古御岳の山頂は眺望なしですが、東屋やベンチがあって休憩するにはいい場所ですね。

自分は休憩せずに先に進みます。

 

古御岳からの下りも急傾斜。

どこまで下るんだろう・・・と思うほど下っていきます。

小ピークと山じゃないの?と思うピークを越えて、さらに下っていきます。

登山道にアセビが出てきてそこそこの坂を登っていくと、ベンチが設置されている高畑山があります。

高畑山も樹林の中で眺望なしです。

 

高畑山の山頂

 

高畑山から急坂を下った後は尾根道を歩いていきます。

ずっと樹林の中ですが、目の前が急に開ける場所があります。

変な形の鉄塔がある場所で、電線が張られていないので何に使用されているんでしょうか?

 

変な形の鉄塔

 

すぐに樹林の中に入っていきます。

登山道は通行不可になっている林道と平行していきます。

少し判りにくいですね。

登山道は巻き道ですが、尾根に登れる場所があります。

もちろん尾根に登っていきます。

尾根のピークに中ノ沢ノ頭の山頂があります。

 

中ノ沢ノ頭の山頂

 

中ノ沢ノ頭の山頂から下って一般登山道に戻ります。

しばらく歩くと山道左の道標があります。

去年歩いた時は「山道」と書かれていた林道を歩いていきましたね。

今年は分岐を直進して登山道を歩いていきます。

少しずつ下っていき、天目指峠に出ました。

天目指峠は標高480メートルなので、だいぶ下ってきましたね。

 

天目指峠で車道を横切って、向かい側にある登山道から子ノ権現方面に向かいます。

子ノ権現の手前にある標高650メートルの愛宕山までの途中にピークが3つあります。

どれも急坂を登っては急坂を下っていきます。

4つ目のピークが愛宕山の山頂です。

山名標識はありませんが、山頂には小さな愛宕社があります。

少し下ると開けた場所に出て、子ノ権現はあと少しです。

 

子ノ権現の手前には福寿草が咲いています。

しゃがんで福寿草をパシャパシャ写しました。

まだ蕾が多かったので、しばらく楽しめそうですね。

子ノ権現のワラジを見て、子ノ権現の隣にある阿宇山の山頂でお昼ご飯にしました。

 

子ノ権現の福寿草

子ノ権現

子ノ権現のワラジ

阿宇山の山頂からの眺め

 

その2へ続く

 

本日のルート

 

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