その1からの続きです。
【雲取山~七ッ石山】
ガスで景色もいまいちなのでお腹を満たしたら出発します。
雲取山山頂からの下り坂はカッチカチなので、凍っていない場所を選びながら慎重に歩いていきました。
何事もなく無事に下れました。
帰りは小雲取山山頂には立ち寄りませんでしたが、ヨモギの頭の山頂に立ち寄りました。
ヨモギの頭山頂に着くと上空から雪がパラパラと落ちてきます。
悪い方の天気予報が当たってしまいましたね。
すぐには積もらなそうな小雪なので気にしないことにしました。
ヨモギの頭山頂に着いたタイミングでソロの女性の方が登ってきます。
ソロの女性から「雲取山まであとどれくらいですか?」か聞かれ、「30~40分です」と返事をしてしまいましたが、「40~50分」と返事をするべきでしたね。
「小雲取山手前の急坂はここの3倍くらいあるので、そこを登りきればあとは大したことないですよ」とお伝えしてお別れしました。
奥多摩小屋を通り過ぎた辺りから登山道がドロドロになります。
泥跳ねも酷い。
テンションが下がりますね。
雪がすぐにやんだのが救いかな。
ダンシングツリーを通り過ぎる辺りまで泥濘の連続でした。
ブナ坂を直進して七ッ石山に向かいます。
すぐに先行者に道を譲られます。
ゆっくり登りたいのになぁ・・・と思いながらも追い抜かさせていただきました。
仕方なく七ッ石山山頂まで一気に登りきりました。(足取りが重いといいつつ歩けるんじゃないか!)
七ッ石山山頂で後ろを振り向くと雲取山が見えます。
あれっ、晴れてる(汗)
雲取山山頂に着いたタイミングが悪かっただけみたいですね。
七ッ石山山頂から南側を眺めると大菩薩・丹沢方面は明るくなっています。
丹沢が正解だったのかな?
【七ッ石山~鷹ノ巣山】
七ッ石山の山頂で休憩せずに千本ツツジに向かいます。
最初の七ッ石小屋への分岐を通り過ぎると登山道がツルツルで何回かツルッとなりましたが、コケずに済みました。
2つ目の分岐を通り過ぎ、千本ツツジ手前の展望地に出ます。
相変わらずどんよりとした曇り空でいまいちですね。
千本ツツジの手前からは登山道が霜柱で盛り上がってます。
足を置くとズブズブと沈んでいきます。
前に進まないし、体力が消耗されますね。
千本ツツジを越えて鞍部に下る途中で登山道にシカさんがいます。
カメラを向けようとしたらシカさんは北側にある樹林の中に逃げてしまいました。
でも、樹林の中で自分のことを警戒して見ています。
子ジカがいちばん近くにいたので写真を1枚パチリとして先に進みました。
千本ツツジから鞍部まで下り巻き道の通行止めを確認してから高丸山に向かいます。
少し歩くとソロの男性(七ッ石山から奥多摩駅までですれ違った唯一の登山者)とすれ違います。
こんな天気でも石尾根を縦走してくる人がいるんですね。
高丸山山頂手前から雪が強くなります。
後ろを振り向くと大菩薩方面が真っ白で見えなくなってます。
雪が風で流れてきているんでしょうね。
霜が解け出して滑りやすく苦戦しながら高丸山山頂まで登りました。
高丸山山頂で一息つきたかったのですが、雪が吹き付けてくるので休憩どころではありません。
高丸山は休憩せずに通過しました。
高丸山からの下りはどこを歩いても滑るので危険です。
冬場はいつも左側からくだりますが、例年以上に滑りやすそう。
左側の樹林の中から下ることにしました。
中腹辺りまで順調にきていましたが、油断したのか1回ズルッと滑ってしまいました。
落ち葉の下の状態がわからないので対処しようがないですね。
忍び足で右側に移動して、右側から下ることにしました。
鞍部まで下り、日蔭名栗峰に向かいます。
最初の緩やかな傾斜の登山道を歩いているとまたシカさんがいます。
今回はシカさんが先に気付いたので、シャッターチャンスはありませんでした。
牛歩で歩いて日蔭名栗峰の山頂手前まできます。
後ろを振り向くと先程は白くなっていた大菩薩方面は視界が良くなっていました。
山の天気は変わりやすいといいますが、今日はホントによく変わりますね。
日蔭名栗峰の山頂を通り過ぎ、視界がいい場所から奥多摩三山を眺めます。
奥多摩三山の上空はどんよりした曇り空で眺めはいまいちした。
正面に鷹ノ巣山を見ながら下る登山道はドロドロです。
滑りながら下っていきます。
巻き道と合流する分岐で左側を見ると木に食い込んでる看板が目に入ります。
近付いて見てみると、完全に看板が木に食い込んでますね。
恐ろしい生命力です((((;゜Д゜)))
平坦になった登山道を歩いて鷹ノ巣山避難小屋です。
トイレ休憩だけにするつもりでしたが、鷹ノ巣山山頂も雪で休憩どころではないと思い、鷹ノ巣山避難小屋で休憩することにしました。
鷹ノ巣山避難小屋の外は2℃、寒いので中に入ることにします。
でも、中はもっとヒンヤリ((+_+))。
温度計を見ると-2℃でした。
寒いはずです。
避難小屋の中で温かいコーヒーを飲みなが体を温めました。
1ヶ月前に比べると20分遅れぐらいで鷹ノ巣山避難小屋を出ます。
時間のことは気にせずにノンビリ歩いていきます。
鷹ノ巣山山頂までの中間点付近の展望地からの眺めはいまいちのまま、鷹ノ巣山山頂手前の展望地からは雲取山、芋ノ木ドッケなどが望めました。
うーん、雲取山がガスってたのは自分がいた時だけですか。
程なく鷹ノ巣山山頂に到着します。
鷹ノ巣山山頂からも眺めはいまいちですね。
貸切状態だったのでp-tingさんのビールで記念撮影して遊びました。
【鷹ノ巣山~奥多摩駅】
鷹ノ巣山避難小屋で休憩したばかりなので、ノンビリせずに先に進みます。
鷹ノ巣山山頂からはユルユルの登山道、油断するとズルッとなります。
下り坂は慎重に歩いて何事もなく済みましたが、平坦になったらツーっと滑りました。
転倒せずに済んだのが救いかな。
緩やかに登り返すと水根山の山頂です。
山頂には十数匹のシカさんがいましたが、自分のことに気付いたようでシカさんが一斉に逃げていきました。
水根山山頂からの下り坂も滑ります。
滑りにく場所を探しながら下っていくと、またまたシカさんがいます。
カメラを向けたら逃げられてしまいましたが、樹林の中から自分のことを警戒して見ていたので、パチリとさせていただきました。
七ッ石山から奥多摩駅までに出会った登山者は1人でしたが、出会ったシカさんは20~30匹ですかね。
どれだけいるんでしょうか。
城山山頂、カラ沢の頭山頂に立ち寄りましたが、将門馬場には立ち寄らず一般ルートで歩いていきました。
そして六ッ石山手前の鞍部まで下ります。
いよいよ本日の核心部の六ッ石山北側の登山道に突入です。
思い描いていた通りに登山道がアイスバーンになってます。
軽アイゼンを装置すれば核心部ではありませんが、めんどくさがり屋さんは軽アイゼンを装置しません。(威張るなよ!)
3回ほど左足が日原側にツルンとなってヒヤリとしました。
ガスも出てきて視界が悪くなります。
六ッ石山は巻いてもいいレベルの視界の悪さでしたが、ピークに行かないと山に来たと言えないので、分岐を折り返すように右に曲がって六ッ石山山頂に向かいます。
本日最後の上り坂をちょろっと登ると六ッ石山の山頂です。
六ッ石山山頂は当然のように真っ白です。
すぐに退散しました。
狩倉山を巻いて御前山と大岳山の眺望がいい下り坂を下っていきます。
今日はガスと雪で真っ白で何も見えません。
三ノ木戸林道への分岐の手前までくるとガスが無くなり、視界がよくなりました。
三ノ木戸林道には行かず分岐を直進します。
三ノ木戸山を巻いて樹林の中のヌルヌルゾーンに突入です。
確実に滑りまくるのは解っているので、今回は登山道の上を歩いて回避しました。
その後は淡々と歩いて1ヶ月前と比べて30分遅れで六ッ石山登山口に、車道とショートカットの道を歩いて明るいうちに奥多摩駅に到着しました。
ホリデー快速の出発時間の4分前でしたが、ホリデー快速は鳩ノ巣駅に停車しないので乗れません。
靴を洗い待合室でヌクヌクしてから30分後の各駅停車に乗りました。
コースタイム
鴨沢バス停(6:42)~(7:07)小袖緑道あがり(7:07)~(8:09)堂所(8:09)~(8:46)七ッ石小屋(8:46)~(9:08)七ッ石山(9:10)~(10:26)雲取山(10:41)~(11:42)七ッ石山(11:43)~(12:06)千本ツツジ(12:06)~(12:30)高丸山(12:30)~(12:55)日陰名栗峰(12:55)~(13:15)鷹ノ巣山避難小屋(13:25)~(13:46)鷹ノ巣山(13:51)~(15:05)六ッ石山(15:06)~(16:20)石尾根縦走路・六ツ石山登山口(16:20)~(16:48)奥多摩駅
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