2017/02/25 高尾山口駅~高尾山~(奥高尾)~陣馬山~醍醐丸~市道山~臼杵山~戸倉城山~武蔵五日市駅 その2


その1からの続きです。

 

和田峠からは少し林道を歩いてから、醍醐丸への登山道に入ります。

陣馬山で休んだ影響で体が冷えてしまい、足取りがいまいちです。

時間に余裕があるので、焦らずにゆっくり歩きます。

和田峠から醍醐丸までに出会った人は3人と、高尾山口駅から和田峠までとは違い静かな山歩きになりました。

 

和田峠から林道入口

和田峠から林道入口

 

長い坂を登り終えると八王子市最高峰の醍醐丸の山頂になります。

ベンチが3つ並んでいるだけのヒッソリとした山頂です。

ここでも腹ごしらえをすることにします。

 

醍醐丸山頂

醍醐丸山頂

 

休憩が終わり出発の準備をしていると、生藤山方面から2人歩いて来ました。

少しお話しをします。

上野原からは富士山がよく見えたので、陣馬山からの富士山を楽しみに歩いてきたそうです。

今日は陣馬山から富士山が見えませんでしたよ、とお伝えしました。

 

醍醐丸から市道山方面は長い下り坂になります。

泥濘で滑りやすいので、慎重に歩きます。

下り終えると小さなアップダウンをいくつか乗り越えます。

途中で左側に林道が見えたりして、あまり登山道っぽくありません。

冷たい風も吹いてきて寒気がMAXになってきました。

 

市道山手前は歩きにくい急登が続きます。

狩寄山からの登山道と合流してひと登りをすると、市道山の山頂になります。

 

市道山山頂

市道山山頂

市道山山頂からの景色

市道山山頂からの景色

 

市道山の山頂はあまり広くはありませんが、伐採されたおかげで東側の展望があります。

景色を眺めながらお昼ご飯にします。

 

食事中に臼杵山の方から1人の女性が登って来られました。

食事後に出発しようとしたところ話しかけてこられたので、お話しすることにします。

 

山登りの経験は1年程で、山仲間から北・南アルプスの話しを聞かされて、行きたくてうずうずしているようです。

北・南アルプスはあまり登ったことはないので、どんな感じかはお伝え出来ませんが…との前提で、早く行きたい気持ちも解りますが、行く前に他の山で山登りの経験を積んでから登った方がいいですよ、とお伝えしました。

近場では、奥多摩湖から雲取山とかを余力充分で歩けるようにならないと辛いと思いますよと。

 

先日、菩提峠から表尾根で塔ノ岳に登ってきたそうですが、鎖場で仲間に助けてもらいながら歩いたそうで、技術は初心者レベルのようなので、高い目標を持つのはいいことですが、無理をなされないことを願います。

今日は戸倉三山を歩く予定だそうで、ここから狩寄山まではアップダウンが多くて大変で、2時間くらいは掛かりますとお伝えしておきました。

 

市道山から臼杵山までは北高尾山稜並みのアップダウンです。

途中で1箇所だけ間違いやすい場所があり、初めて来た時は間違えて別の尾根を少し下ってしまいました。

今日はその場所を確認すると、足元には枝が置いてあり道標も貼り付けてありました。

これなら間違えないでしょう。

 

市道山と臼杵山の途中にある間違いやすい場所の足下

市道山と臼杵山の途中にある間違いやすい場所の足下

市道山と臼杵山の途中にある間違いやすい場所の道標

市道山と臼杵山の途中にある間違いやすい場所の道標

 

北向きに進路を変えると、臼杵山の南峰に着きます。

臼杵山は北峰と南峰があり、南峰からは東側が少しだけ開けています。

 

臼杵山南峰山頂

臼杵山南峰山頂

臼杵山南峰山頂からの景色

臼杵山南峰山頂からの景色

 

ザックからビールを外に出したりと荷物の入れ替えを行ってから、臼杵山の北峰に向かいます。

北峰には臼杵神社が祀られています。

 

臼杵山北峰にある臼杵神社

臼杵山北峰にある臼杵神社

 

展望はないので、グミ尾根を下っていきます。

登山道を少し外した場所に見晴らしのいい場所があるので、そこに寄り道します。

見晴らしのいい場所には先行者が1人居いたので、景色を見ながらお話ししました。

 

出張先で土日を利用して100名山を制覇したそうです。

羨ましい限りです。

国分寺在住ですが、奥多摩ではなく丹沢を中心に歩いているそうです。

山談義は長くなって30分程立ち話をしました。

 

長話しした見晴らしのいい場所からの景色

長話しした見晴らしのいい場所からの景色

 

同じ方向でしたが、歩くペースが遅いとのことでしたので、先に下山を開始します。

途中にテーブルとベンチが複数ある場所がありますが、ビールはトイレがあり戸倉城山で飲むことにして先に進みます。

小ピークの北側を巻く道からは奥多摩三山を見渡せる場所があります。

去年は奥多摩三山の日帰り縦走をしなかったことを思い出しました。

 

小ピークの北側を巻く道からの奥多摩三山

小ピークの北側を巻く道からの奥多摩三山

 

しばらく歩くと、荷田子バス停への分岐である荷田子峠に出ます。

荷田子峠は標識はありますが、あまり目立たないので気付かずに通り過ぎてしまう人もいるんじゃないかなと思ってしまいます。

荷田子峠からはまたまた小ピークの連続になります。

戸倉三山は体力がある人でないと厳しい登山道ですね。

アップダウンしか無いので、なかなか距離が減っていきません。

 

小ピークの中でも一番の急登を登り終えると、盆堀山に着きます。

盆堀山は単なる小ピークみたいな感じで、山頂は登山道しかありません。

展望もまったくありません。

 

盆堀山から下って少し開けたところに出ると、十里木バス停への分岐に出ます。

分岐の先にある鉄塔を2つ潜ってからは本日最後の登り坂です。

 

鉄塔1

鉄塔1

鉄塔2

鉄塔2

 

気持ちが切れてきたのか、足が止まり始めます。

意外と急登なのも影響しているのでしょう。

戸倉城山の山頂手前にあるトイレに立ち寄ってから、戸倉城山の山頂に行きました。

 

戸倉城山山頂

戸倉城山山頂

 

戸倉城山からは五日市の街並みが見れます。

昔は戸倉城があったようで、戸倉城の想像図と説明があります。

ここで待ちに待ったビールを飲みます。

至福のひとときですね。

電車で来ているから出来ることで、来月からは車で遠出しようと計画しているので、この冬は今回が最後になりそうです。

風邪気味なので、500mlを飲みきるとほろ酔いになりました。

 

戸倉城山からは地図に載っていない登山道で西戸倉の方に下ります。

以前歩いたイメージでは歩きやすい登山道だったのですが、意外と歩きにくくて少し焦りました。

慎重に歩いて、無事に西戸倉に出ました。

ここからは長い車道歩きです。

もう少し近いと思っていましたが、武蔵五日市駅までは遠く感じました。

3Kmくらいはあるので、遠いはずですね。

武蔵五日市駅16:48発のホリデー快速で帰路に着きました。

 

武蔵五日市駅までの車道歩きの途中にあった梅

武蔵五日市駅までの車道歩きの途中にあった梅

 

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