月別アーカイブ: 2018年4月

2018/04/22(日) 表参道から七面山、希望峰、八紘嶺(ピストン) その1

p-tingさん、お疲れ様です。

 

新しいデジカメが手元にきたので、「景色がいい山に行こう!」と、

1年前に身延山に行った時からずっと気になっていた七面山に行くことにしました。

七面山だけでは物足りないので身延山も登るか?と考えましたが、

最高気温が27℃予想の日にお昼に下山するのは耐えられないので再検討します。

地図を眺めていると、七面山の下の方に八紘嶺という山があることに気付きます。

七面山から八紘嶺まで往復で6時間55分なら行けるんじゃないか?と、

相変わらずの適当な時間計算で最低でも希望峰、可能なら八紘嶺までのピストンにすることにしました。

 

【自宅~七面山表参道登山口】

朝3時起きで七面山表参道登山口駐車場に向かいます。

夜明けが早くなったので富士山と南アルプスのビューポイントに寄り道します。

4時50分頃に山中湖の湖畔に到着します。

まだ薄暗くてデジカメではキレイに撮れませんでしたが、富士山がキレイに見えました。

 

山中湖から富士山

山中湖から富士山

 

5時30分頃に本栖湖の湖畔に到着します。

1000円札の撮影地で有名な場所から富士山を眺めました。

 

本栖湖から富士山

本栖湖から富士山

 

数分後、本栖みち(国道300号)にある南アルプス展望台に到着します。

塩見岳より南側がキレイに見えました。

写真の左奥にある山が七面山のようです。

 

国道300号の南アルプス展望台からの景色

国道300号の南アルプス展望台からの景色

 

いい景色を眺めた後はコンビニでお昼ご飯を買ってから登山口に行こうとコンビニを探します。

しかし、国道300号沿いにも県道37号にもコンビニはありませんでした。

お昼ご飯を調達出来なかったので、お昼ご飯は持参したパンにすることにしました。

寄り道し過ぎで到着時間が6時15分と遅くなってしまいましたが、運よく七面山表参道登山口の横にある駐車場に停めることが出来ました。

 

【七面山表参道登山口~七面山】

七面山に登る前に春木川に架かる羽衣橋を渡って白糸の滝を見に行きます。

落差のある滝で見応えがありました。

滝壺まで降りることが出来たので、滝壺に降りてみたりもしました。

 

案内図

案内図

お萬様の像と白糸の滝

お萬様の像と白糸の滝

 

駐車場に戻り、支度をしてから出発します。

敬慎院への参道なので、登山口から整備された道が続きます。

山登りって感じがしませんね。

 

歩き始めて3分後に2丁目にある「神力坊」です。

ここで車に財布を忘れてきたことに気付きます。

せっかく休憩所で何かを買うことが出来るのに、今日は何も買えませんね(泣)

 

13丁目に「肝心坊」、23丁目に「中適坊」の休憩所がありますが、南アルプス展望台で休憩する予定なので休憩せずに通過します。

29丁目と30丁目の間にある南アルプス展望台で景色を眺めながら少し休憩します。

南アルプスはどこ?と思うくらい南アルプスは少ししか見えません。

 

南アルプス展望台からの景色

南アルプス展望台からの景色

 

36丁目に「晴雲坊」の休憩所がありますが、ここも通過します。

46丁目にある「和光門」を通り過ぎると鐘楼という鐘がある場所に出ます。

ここを直進すると敬慎院ですが、七面山山頂はここを左に曲がります。

すぐに49丁目の「隋身門」があります。

隋身門前に展望台があり、展望台からは富士山を眺めることが出来ます。

展望台からの眺めよりも先に隋身門を額縁にした富士山を眺めに行きます。

七面山に登りたかった一番の理由はこの眺めでした。

その後、展望台からの眺めを満喫したのは言うまでもありません。

 

隋身門を額縁に富士山

隋身門を額縁に富士山

隋身門の展望台から富士山

隋身門の展望台から富士山

 

展望台からの景色を眺めた後は七面山山頂に向かいます。

荷揚げ用リフトのある広場を通り過ぎ、最初は林道という感じですが、次第に登山道っぽくなります。

ナナイタガレの近くまで行くと「危険」と書かれたロープがあります。

踏み跡があったのでナナイタガレを眺めに行きます。

 

 

ナナイタガレ

ナナイタガレ

 

写真に入りきらない程の大規模な大崩れです。

しかもガラガラと音を立てて崩れていました。

ナナイタガレの脇を登っていくと、富士山がドーンと見えます。

富士山とナナイタガレを一緒に撮りたいと頑張ってみましたが、うまく撮れませんでした。

 

ナナイタガレから富士山

ナナイタガレから富士山

 

樹林の中をしばらく歩くと、日当たりのいい広場に出ます。

その広場が七面山山頂でした。

七面山の山頂は樹林に囲われていて眺望はありませんでしたが、展望図盤があったので昔は眺めが良かったのかな?

 

七面山山頂

七面山山頂

 

その2へ続く

 

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2018/04/14(土) 東日原~長沢背稜周回(天目山、酉谷山、水松山、天祖山)

p-tingさん、お疲れ様です。

 

先週は土日が仕事になり、山に行けませんでした。

今週末も出勤の可能性がありましたが、金曜日の夜に土日共にお休みが決定したので、急遽土曜日に山に行くことになりました。

「行く場所に困った時は奥多摩に行こう!」という自分のお約束があるので、

奥多摩の中でも最近登っていない天祖山に行くことにしました。

天気が下り坂で遅くなると雨が降る心配があったので、早く下山出来るように東日原から長沢背稜の周回にしました。

 

【東日原~長沢背稜周回(天目山、酉谷山、水松山、天祖山)】

前日の夜の帰りが遅く、3時間程寝てから東日原に向かいます。

自宅を出発するのが遅くなった為、東日原行きの1番手のバスの到着の10分前くらいにスタートになってしまいました。

今日もデジカメが無いので、スタートが遅れた分はすぐに取り戻せるでしょう。

 

今日は東日原から天目山に登り、反時計回りに酉谷山、水松山、天祖山に登って東日原に戻る予定です。

東日原から天目山へのコースは最初の九十九折りが急登です。

ここで体力を削られないようにゆっくり歩きますが、九十九折りの中間辺りで本日の第一登山者のおじいちゃんを追い抜きます。

1週間何も運動をしていなかったので、久しぶりに足取りが軽く、最初の分岐まで30分でした。

少しオーバーペースのような気がしたので、歩くペースを落とすことにしました。

 

尾根を巻きながら歩いていくと、倒木が登山道を塞いでいます。

跨げないので、潜って行きました。

腰に負担が掛からないように慎重に潜りましたが、ザックが引っ掛かった時はちょっと焦りましたね。

 

倒木

倒木

 

その後も倒木が2箇所ありましたが、簡単に跨げる程度だったので問題ありませんでした。

トラバースした細い登山道を通り過ぎ、ヨコスズ尾根のメインである横篶山に登ります。

すぐに登山道に戻り、一杯水避難小屋まで歩きました。

いつものように一杯水避難小屋でトイレをお借りして、外にある温度計を見ると気温7℃でした。

暑がりの自分も肌寒く感じるはずですね。

 

一杯水避難小屋の裏にある登山道から天目山に向かいます。

最初のピークまでは相変わらず歩きにくい登山道ですね。

夏道でしたので今日は問題ありませんでした。

いったん下って登り返すと天目山の山頂に到着です。

東日原から2時間3分、デジカメが無いとゆっくり歩いてもあっという間に着きますね。

 

今日はどんよりとした雲が多く、天目山の山頂からの眺望はいまいちでした。

山頂に咲いていたアセビ(馬酔木)が可愛らしくて少し癒されました。

適当に写真を撮って休憩せずに酉谷山へ向かいます。

 

天目山山頂に咲いていたアセビ

天目山山頂に咲いていたアセビ

 

【天目山~酉谷山】

天目山から長沢背稜を歩きます。

長沢背稜の一般登山道は尾根上ではなく巻き道です。

途中にあるピークに登ることも可能ですが、今日は早く下山した方がいいので一般登山道を歩くことにしました。

大栗山の手前にあるハナド岩に寄り道します。

ハナド岩も奥多摩の山々を眺めるいいビューポイントです。

道標が無いので気付かずに通り過ぎていく登山者も多く、いつもノンビリ景色を眺めることが出来ます。

天目山山頂に比べると雲が少なくなってきて青空も見えるようになりましたが、眺望はいまいちでした。

 

ハナド岩からの景色(右奥が酉谷山)

ハナド岩からの景色(右奥が酉谷山)

ハナド岩からの景色(石尾根方面)

ハナド岩からの景色(石尾根方面)

 

今日はノンビリせず先に進みます。

大栗山を巻いて七跳尾根が見えてくると、七跳山への直登ルートが目の前に現れます。

七跳山に登ろうか迷いましたが、巻くことにしました。

七跳尾根の分岐を通り過ぎると、左側に酉谷山が見えてきます。

あと少しと感じますが、ピークを巻きながらの登山道になっている為、意外と遠かったりします。

七跳尾根の分岐から40分程歩くと酉谷避難小屋の上にある分岐に出ます。

分岐を右に曲がって尾根にでます。

すると本日の第二登山者とすれ違います。

もう誰にも会わないと思っていたのでビックリしました。

尾根を15分程歩くと酉谷山の山頂です。

 

酉谷山山頂

酉谷山山頂

 

天目山からは自分の上だけ晴れていましたが、雲取山側にも青空が広がってきましたね。

今日は酉谷山からの景色もいまいちですね。

ほぼ休憩なしで歩いてきたので、酉谷山で少し早いお昼ご飯にしました。

 

酉谷山山頂からの景色(雲取山、和名倉山方面)

酉谷山山頂からの景色(雲取山、和名倉山方面)

酉谷山山頂からの景色(大岳山方面)

酉谷山山頂からの景色(大岳山方面)

 

【酉谷山~水松山】

酉谷山から雲取山方面に向かいます。

山頂から3分程歩くと秩父側を望める場所があります。

両神山など秩父の山々を望めました。

巻き道に合流し、タワ尾根の分岐に向かっていくと、本日の第三登山者とすれ違います。

時間的にタワ尾根から登ってこられたのでしょう。

 

巻き道を15分程歩くと、斜面が崩れている箇所がありました。

登山道が土砂で埋もれていて歩きにくくなっていましたが、3メートル程の距離でしたのでゆっくり歩いて通過することが出来ました。

まだ崩れていたので、雨が降ったりすると危険かもしれませんね。

 

斜面が崩れている登山道

斜面が崩れている登山道

 

タワ尾根の分岐を通り過ぎ、5分程歩くと倒木で登山道を塞いでいます。

またかと思いつつも、体に負荷を掛けないように慎重にすり抜けました。

 

倒木 (2)

倒木 (2)

 

滝谷ノ峰を巻いていくと滝谷ノ峰ヘリポートがあります。

ヘリポートから両神山方面を望むことが出来ます。

 

滝谷ノ峰ヘリポート

滝谷ノ峰ヘリポート

 

滝谷ノ峰ヘリポートから10分程歩くと登山道の右側にもう1つの尾根が現れます。

この二重山稜が水松山に近付いてきたサインです。

水松山の山頂は隣の尾根の先端にあります。

水松山の山頂への道標はありませんが、尾根から山頂に行くことも可能です。

今日は登山道から最短距離で山頂まで行くコースにしました。

取り付きは「鳥獣保護区」の看板が目印で、ここを右に折れて3分程歩くと三角点のある水松山(あららぎやま)の山頂があります。

取り付きの場所から左に折れるとバリルートの中尾根で下山することも出来ます。(中尾根は歩いたことはありません。)

 

水松山の山頂に着きましたが、山頂標識がありません。

キョロキョロしながら周りを探すと、三角点の左側の木にぶら下がっていました。

裏返しになっていたので気付かなかったようです。

以前は三角点の近くに山頂標識が置いてあったんですけどね。

 

水松山山頂

水松山山頂

 

【水松山~天祖山】

水松山から巻き道まで戻り、天祖山に向かいます。

板小屋ノ頭、梯子坂ノ頭を巻いて、梯子坂ノクビレまで下ります。

この下り坂が気持ちよく感じるんですよね。

 

梯子坂ノクビレまでの下り坂

梯子坂ノクビレまでの下り坂

 

梯子坂ノクビレから天祖山への登り返しは、3段階の坂(最初は緩い坂、中盤は急坂、最後は緩い坂)があります。

最初の坂はサクッと登れますが、中盤にある急坂がなかなかの傾斜で体力が削られます。

何度も立ち止まりながらゆっくり歩きました。

 

天祖山への中盤の急坂

天祖山への中盤の急坂

 

最後の坂はたいした傾斜ではありませんが、急坂を登りきった後なのでいつも苦しみます。

傾斜が緩くなってくると、天祖神社の裏にでます。

天祖神社の表側に行くと天祖山の山頂標識があります。

小腹が空いてきたので、天祖神社の脇にある開けた広場で休憩しながらおにぎりを食べました。

 

天祖山山頂

天祖山山頂

天祖山山頂にある天祖神社

天祖山山頂にある天祖神社

 

【天祖山~東日原】

天祖山の山頂から2分程歩くと会所があります。

ここは天祖山唯一の展望のある場所で、富士山方面が少しだけ開けています。

今日は雲が多くて富士山は見えませんけどね。

 

会所からの景色

会所からの景色

 

景色を眺めた後は八丁橋方面に向かいます。

最初は傾斜が緩やかですが、登山道が落ち葉で埋もれていて足元の様子がわからず恐る恐る歩きました。

油断するとズルッときます。

大楢ノタワまで下るとツツジが咲き始めていて、少し癒されます。

大楢ノタワから大日神社までは急傾斜の下り坂になります。

落ち葉で滑りやすいので、歩幅を狭くしてゆっくり歩きました。

 

登山道に咲いていたツツジ

登山道に咲いていたツツジ

 

大日神社の少し先にあるロボット雨量計を通り過ぎると、また急傾斜の下り坂になります。

途中に水場がありますが、水滴がポツポツと滴る程度の水量でした。

しばらく歩くと正面に「日原⇒」「この先急斜面注意」の標識が現れます。

ここを右に折れて尾根を外れます。

急傾斜で九十九折りになっている登山道を下っていきます。

途中に「足元通行注意」と書かれた絶壁の上にある狭い登山道があります。

初めての時はかなりビビリましたが、何回も歩くと普通に歩けますね。

ロープが設置されているので、ロープに手を掛けながら歩くことにしました。

 

足元通行注意の狭い登山道

足元通行注意の狭い登山道

 

急傾斜が続くおかげであっという間に天祖山登山口に着きました。

天祖山登山口からが苦手の林道+車道歩きです。

日原川沿いなので序盤は川を眺めながら歩けますが、中盤からは日原川は谷底に行ってしまいアスファルトの道を歩くだけになります。

中盤から後半が長く感じてしまい、辛いですね。

どうしてもダラダラと歩いてしまう為、八丁橋から50分くらい掛かってようやく東日原の駐車場に到着しました。

 

天祖山登山口

天祖山登山口

日原川

日原川

 

今日は天気がいまいちなので少し軽めにしましたが、物足りなさ過ぎでしたね。

翌日、ジムで筋トレしたのは言うまでもありません。

来週はデジカメも戻ってくるので、景色がいい山に行こうかな・・・と検討中です。

 

本日のルート

本日のルート

 

コースタイム

東日原(6:43)~(8:46)天目山(8:48)~(9:08)ハナド岩(9:09)~(10:29)酉谷山(10:47)~(11:57)水松山(11:58)~(12:55)天祖山(13:07)~(14:25)天祖山登山口(14:25)~(15:13)東日原

 

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2018/04/01(日) 水根~鷹ノ巣山、日蔭名栗峰、高丸山、千本ツツジ、七ッ石山

p-tingさん、お疲れ様です。

 

先週末、近所の川沿いの桜の写真を撮っていたらデジカメが壊れました。

デジカメが無いのに、いい景色が見られる山に行ってもなぁ・・・

って感じで、あまり気乗りしなくなってしまいました。

 

でも、ようやく背中の肉離れが完治したので、水曜日に体を動かさなきゃとジムに行きます。

運動前に血圧を測ると150という20年振りに高い数値が出ました。

日曜日のしゃぶしゃぶ食べ放題、月曜日と火曜日は送別会と連日の不摂生が影響したようですね。

体重も自己最高に2キロと迫っていました。

血圧は一時的な数値と判断し、山に行くことにしました。

 

【梅岩寺】

朝4時起きで山に行く予定も寝起きが悪く、5時起きに変更します。

支度を済まして自宅を出発すると、もう外は明るくなっています。

外が明るくなっているなら、前々から気になっていた青梅駅近くにある、「梅岩寺のシダレザクラ」を見に行くことにします。

梅岩寺に駐車場は無いので、青梅線沿いにあるコインパーキングに車を停めて、梅岩寺に向かいました。

 

梅岩寺の本堂

梅岩寺の本堂

 

梅岩寺は本堂の前と山側に立派なシダレザクラがあります。

本堂の前のシダレザクラは樹齢推定150年以上で天然記念物になっているようですね。

どちらも圧巻でした。

 

梅岩寺の枝垂桜(天然記念物)

梅岩寺の枝垂桜(天然記念物)

梅岩寺の枝垂桜

梅岩寺の枝垂桜

 

【水根~鷹ノ巣山】

シダレザクラを見たら本日のメインが終わったって感じになってしまいましたが、本当のメインである山に向かいます。

「東日原から長沢背稜の周回」にするか、

「水根から石尾根」にするか迷いましたが、

先日雲取山でお会いしたKさんが日曜日に水根から登られているということを思い出し、今日は日曜日なので水根から登ることにしました。

水根に向かう時に鴨沢西行きのバスを追い越しましたが、2番目のバスなのにガラガラでした。

去年の異常な人気の反動で今年は雲取山は人気ないのかな?

 

水根バス停前にある駐車場に車を停めて、水根沢林道から鷹ノ巣山に向かいます。

今日はデジカメが無いので、ゆっくり歩いてもいつもより早く着くだろうと思いながらいつも通りのペースでゆっくり歩いていきます。

いつもなら一人旅になる水根沢林道ですが、スタートが遅かったせいか沢沿いで2組3人の登山者を追い越します。

沢沿いを離れて急登すると途中に作業小屋があり、そこで少し休憩します。

ノンビリしていると軽快に登ってこられたソロの方に追い越されました。

 

いつも休憩する作業小屋

いつも休憩する作業小屋

 

作業小屋からも急登ですが、20分ほどで分岐に出ます。

その後、榧ノ木尾根を経由してから石尾根に出ます。

今日は水根山まで直登はしませんでした。

石尾根に出ると防火帯になっている広い登山道を歩いていきます。

登山道に泥濘はありましたが、積雪はなくほぼ夏道でした。

急坂をひと登りすると、鷹ノ巣山の山頂です。

 

快晴なので富士山がキレイに見えるかなと期待しましたが、富士山は肉眼でギリギリ確認できる程度でした。

写真にも薄っすら映っていますが、気付かないかもしれませんね。

 

鷹ノ巣山から富士山方面

鷹ノ巣山から富士山方面

鷹ノ巣山から雲取山方面

鷹ノ巣山から雲取山方面

 

【鷹ノ巣山~七ッ石山】

お腹がグーグー鳴っていたので、鷹ノ巣山でおにぎり1つを食べてから出発します。

ふと、今日はどこまで歩こうかな?と考えます。

七ッ石山に12時前に着いたら雲取山まで行く、12時過ぎたら七ッ石山までにすることにしました。

 

鷹ノ巣山避難小屋まで下り、日蔭名栗峰まで登り返します。

長い上り坂を登り終えた後に偽ピークがあり、その少し先に日蔭名栗峰の山頂があります。

古い山頂標識は健在でしたが、新しい山頂標識は見当たりませんでした。

下に落ちたのかな?

 

日蔭名栗峰から雲取山方面

日蔭名栗峰から雲取山方面

 

日蔭名栗峰から下り、高丸山への登り返す辺りで体に異変を感じます。

暑い、暑すぎる、汗が止まりません。

発熱素材のインナーを着てきたのは大失敗です。

暑さに弱い自分は、

「高丸山の山頂に誰も居なかったら、ビニールシートを敷いて昼寝して今日は帰ろう!」

と決断しました。

 

高丸山への急坂1

高丸山への急坂1

 

高丸山への登りはなかなかのエグイ急坂です。

ザレ場を直登するか樹林の中を登っていくかの選択肢がありますが、歩きにくい直登コースを選択します。

直登コースはバランスよく歩かないとすぐに滑るので、姿勢よく歩くにはいい練習になります。

 

高丸山への急坂2

高丸山への急坂2

 

高丸山の山頂に着くと残念なことにソロの若者が休憩していました。

心の中で「昼寝するつもりだったのに・・・」と叫びました。

仕方なく休憩せずに七ッ石山に向かいました。

 

高丸山から千本ツツジ、七ッ石山方面

高丸山から千本ツツジ、七ッ石山方面

 

高丸山から下り、巻き道との合流する少し手前でソロの方とすれ違います。

お互い何かを感じ立ち止まります。

振り向くと雲取山でお会いしたKさんではないですか。

少しお話しをして、顔を忘れないように1枚写真を撮らせていただきました。

Kさんお会い出来たので石尾根に来た目的は果たせましたね。

 

Kさんは七ッ石山から戻ってきたところで、全てのピークを踏んで六ッ石山経由で下山するそうです。

水根沢林道で下山時に2回滑落しそうになったそうで、安全な六ッ石山から下山するようにしているとのことです。

 

Kさんとお別れしてから千本ツツジに登り返し、休憩せずに七ッ石山の山頂まで歩きました。

七ッ石山の山頂で時間を確認すると12時3分と微妙な時間です。

雲取山に行こうか少し悩みましたが、

「いつでも行ける」、「暑くて辛くなる」と理由を考えて、七ッ石山で引き返すことにしました。

引き返す前に雲取山方面の景色を眺めながらお昼ご飯にします。

 

千本ツツジへの登り返し

千本ツツジへの登り返し

七ッ石山山頂

七ッ石山山頂

七ッ石山から雲取山方面

七ッ石山から雲取山方面

七ッ石山から飛龍山方面

七ッ石山から飛龍山方面

 

【七ッ石山~鷹ノ巣山】

食事後も少しノンビリしていましたが、雲取山方面から数人登ってきてザワザワしてきたので七ッ石山から移動します。

歩いてきた道を戻りますが、帰りはサボって巻いちゃおうかなぁ・・・と千本ツツジへの分岐から巻き道を歩きます。

すると泥濘はあるし、解け出している雪があるしで歩きにく過ぎます。

仕方なく少し先にある開けた場所から尾根に戻りました。

尾根に戻ると暑さに苦しみます。

今日は石尾根は失敗でしたね。

 

千本ツツジの巻き道

千本ツツジの巻き道

 

千本ツツジを通り過ぎ、いったん下ってから高丸山に登り返します。

高丸山の山頂に近付くにつれて傾斜が急になります。

行きも帰りも急傾斜を登るのは楽しいですね。

 

高丸山への急坂

高丸山への急坂

 

高丸山の山頂に着くと、物凄い眠気に襲われます。

三角点のような石柱に座り、「考える人」になって軽くひと眠りします。

うとうとしつつも熟睡は出来ません。

ふと、「鷹ノ巣山避難小屋で1時間くらい寝よう」と閃き移動します。

 

高丸山からいったん下って日蔭名栗峰に登り返します。

日蔭名栗峰はそのまま通過し、鷹ノ巣山避難小屋まで歩きました。

 

日蔭名栗峰から鷹ノ巣山

日蔭名栗峰から鷹ノ巣山

 

今日は暑すぎて飲み物の消費が激しすぎます。

既に1.8リットル飲んで、残りは2.2リットルです。

2リットルの南アルプスの天然水を空けるのは中途半端で微妙と感じたので、鷹ノ巣山避難小屋から少し下ったところにある水場で水を補給することにします。

鷹ノ巣山避難小屋の中にザックをデポして、水場まで下りました。

久しぶりに歩いてみると、水場まで遠く感じますね。

 

水場は水量は豊富でしたが、見た目が微妙です。

やめようか悩みましたが、少し飲んでみることにします。

キンキンに冷えてるし、味も問題無さそうだったので、0.6リットル分の水を補給しました。

 

鷹ノ巣山避難小屋の近くある水場

鷹ノ巣山避難小屋の近くある水場

 

鷹ノ巣山避難小屋に戻ってひと眠りしようと思ったら、七ッ石山でザワザワしていた方達が来ます。

これでは眠るのは無理と判断し、鷹ノ巣山に向かうことにしました。

今日はサボることが出来ない1日ですね。

眠気に襲われていますが、疲れてはいないのでサクッと鷹ノ巣山まで登りました。

 

【鷹ノ巣山~水根】

鷹ノ巣山の山頂に誰もいませんでしたが、休憩せずにそのまま通過します。

水根山の手前にある巻き道への分岐で、若者4人組を追い抜きます。

榧ノ木尾根を少し歩いてから水根沢林道から下山します。

 

お腹がグーグーと鳴っていたので帰りも作業小屋で休憩し、パンを食べることにしました。

既におにぎり3個を食べているのにお腹が減るなんて、今日は燃費が悪すぎですね。

帰りはノンビリ歩いていましたが、最後の10分くらいはいつも通りのペースでサクサク歩いて車道に出ました。

 

アスファルトの車道をダラダラと歩いて水根バス停前にある駐車場に到着すると、Kさんから車にメッセージが残されていました。

Kさん、こちらこそまた奥多摩でお会い出来ることを楽しみにしています。

 

車にあったKさんからのメッセージ

車にあったKさんからのメッセージ

 

来週末、再来週末は仕事になる可能性大で、しばらく山に行けないかも。。。

もう少しガッツリ登っておけばよかったかなと少し後悔しています。

 

コースタイム

水根(7:24)~(8:51)作業小屋(8:56)~(10:00)鷹ノ巣山(10:10)~(10:23)鷹ノ巣山避難小屋(10:24)~(10:50)日蔭名栗峰(10:50)~(11:14)高丸山(11:14)~(11:40)千本ツツジ(11:40)~(12:03)七ッ石山(12:27)~(12:47)千本ツツジ(12:47)~(13:08)高丸山(13:21)~(13:41)日蔭名栗峰(13:41)~(13:59)鷹ノ巣山避難小屋(14:00)~(14:04)水場(14:06)~(14:10)鷹ノ巣山避難小屋(14:11)~(14:32)鷹ノ巣山(14:32)~(15:23)作業小屋(15:32)~(16:44)水根

 

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