p-tingさん、お疲れ様です。
先週末、近所の川沿いの桜の写真を撮っていたらデジカメが壊れました。
デジカメが無いのに、いい景色が見られる山に行ってもなぁ・・・
って感じで、あまり気乗りしなくなってしまいました。
でも、ようやく背中の肉離れが完治したので、水曜日に体を動かさなきゃとジムに行きます。
運動前に血圧を測ると150という20年振りに高い数値が出ました。
日曜日のしゃぶしゃぶ食べ放題、月曜日と火曜日は送別会と連日の不摂生が影響したようですね。
体重も自己最高に2キロと迫っていました。
血圧は一時的な数値と判断し、山に行くことにしました。
【梅岩寺】
朝4時起きで山に行く予定も寝起きが悪く、5時起きに変更します。
支度を済まして自宅を出発すると、もう外は明るくなっています。
外が明るくなっているなら、前々から気になっていた青梅駅近くにある、「梅岩寺のシダレザクラ」を見に行くことにします。
梅岩寺に駐車場は無いので、青梅線沿いにあるコインパーキングに車を停めて、梅岩寺に向かいました。
梅岩寺の本堂
梅岩寺は本堂の前と山側に立派なシダレザクラがあります。
本堂の前のシダレザクラは樹齢推定150年以上で天然記念物になっているようですね。
どちらも圧巻でした。
梅岩寺の枝垂桜(天然記念物)
梅岩寺の枝垂桜
【水根~鷹ノ巣山】
シダレザクラを見たら本日のメインが終わったって感じになってしまいましたが、本当のメインである山に向かいます。
「東日原から長沢背稜の周回」にするか、
「水根から石尾根」にするか迷いましたが、
先日雲取山でお会いしたKさんが日曜日に水根から登られているということを思い出し、今日は日曜日なので水根から登ることにしました。
水根に向かう時に鴨沢西行きのバスを追い越しましたが、2番目のバスなのにガラガラでした。
去年の異常な人気の反動で今年は雲取山は人気ないのかな?
水根バス停前にある駐車場に車を停めて、水根沢林道から鷹ノ巣山に向かいます。
今日はデジカメが無いので、ゆっくり歩いてもいつもより早く着くだろうと思いながらいつも通りのペースでゆっくり歩いていきます。
いつもなら一人旅になる水根沢林道ですが、スタートが遅かったせいか沢沿いで2組3人の登山者を追い越します。
沢沿いを離れて急登すると途中に作業小屋があり、そこで少し休憩します。
ノンビリしていると軽快に登ってこられたソロの方に追い越されました。
いつも休憩する作業小屋
作業小屋からも急登ですが、20分ほどで分岐に出ます。
その後、榧ノ木尾根を経由してから石尾根に出ます。
今日は水根山まで直登はしませんでした。
石尾根に出ると防火帯になっている広い登山道を歩いていきます。
登山道に泥濘はありましたが、積雪はなくほぼ夏道でした。
急坂をひと登りすると、鷹ノ巣山の山頂です。
快晴なので富士山がキレイに見えるかなと期待しましたが、富士山は肉眼でギリギリ確認できる程度でした。
写真にも薄っすら映っていますが、気付かないかもしれませんね。
鷹ノ巣山から富士山方面
鷹ノ巣山から雲取山方面
【鷹ノ巣山~七ッ石山】
お腹がグーグー鳴っていたので、鷹ノ巣山でおにぎり1つを食べてから出発します。
ふと、今日はどこまで歩こうかな?と考えます。
七ッ石山に12時前に着いたら雲取山まで行く、12時過ぎたら七ッ石山までにすることにしました。
鷹ノ巣山避難小屋まで下り、日蔭名栗峰まで登り返します。
長い上り坂を登り終えた後に偽ピークがあり、その少し先に日蔭名栗峰の山頂があります。
古い山頂標識は健在でしたが、新しい山頂標識は見当たりませんでした。
下に落ちたのかな?
日蔭名栗峰から雲取山方面
日蔭名栗峰から下り、高丸山への登り返す辺りで体に異変を感じます。
暑い、暑すぎる、汗が止まりません。
発熱素材のインナーを着てきたのは大失敗です。
暑さに弱い自分は、
「高丸山の山頂に誰も居なかったら、ビニールシートを敷いて昼寝して今日は帰ろう!」
と決断しました。
高丸山への急坂1
高丸山への登りはなかなかのエグイ急坂です。
ザレ場を直登するか樹林の中を登っていくかの選択肢がありますが、歩きにくい直登コースを選択します。
直登コースはバランスよく歩かないとすぐに滑るので、姿勢よく歩くにはいい練習になります。
高丸山への急坂2
高丸山の山頂に着くと残念なことにソロの若者が休憩していました。
心の中で「昼寝するつもりだったのに・・・」と叫びました。
仕方なく休憩せずに七ッ石山に向かいました。
高丸山から千本ツツジ、七ッ石山方面
高丸山から下り、巻き道との合流する少し手前でソロの方とすれ違います。
お互い何かを感じ立ち止まります。
振り向くと雲取山でお会いしたKさんではないですか。
少しお話しをして、顔を忘れないように1枚写真を撮らせていただきました。
Kさんお会い出来たので石尾根に来た目的は果たせましたね。
Kさんは七ッ石山から戻ってきたところで、全てのピークを踏んで六ッ石山経由で下山するそうです。
水根沢林道で下山時に2回滑落しそうになったそうで、安全な六ッ石山から下山するようにしているとのことです。
Kさんとお別れしてから千本ツツジに登り返し、休憩せずに七ッ石山の山頂まで歩きました。
七ッ石山の山頂で時間を確認すると12時3分と微妙な時間です。
雲取山に行こうか少し悩みましたが、
「いつでも行ける」、「暑くて辛くなる」と理由を考えて、七ッ石山で引き返すことにしました。
引き返す前に雲取山方面の景色を眺めながらお昼ご飯にします。
千本ツツジへの登り返し
七ッ石山山頂
七ッ石山から雲取山方面
七ッ石山から飛龍山方面
【七ッ石山~鷹ノ巣山】
食事後も少しノンビリしていましたが、雲取山方面から数人登ってきてザワザワしてきたので七ッ石山から移動します。
歩いてきた道を戻りますが、帰りはサボって巻いちゃおうかなぁ・・・と千本ツツジへの分岐から巻き道を歩きます。
すると泥濘はあるし、解け出している雪があるしで歩きにく過ぎます。
仕方なく少し先にある開けた場所から尾根に戻りました。
尾根に戻ると暑さに苦しみます。
今日は石尾根は失敗でしたね。
千本ツツジの巻き道
千本ツツジを通り過ぎ、いったん下ってから高丸山に登り返します。
高丸山の山頂に近付くにつれて傾斜が急になります。
行きも帰りも急傾斜を登るのは楽しいですね。
高丸山への急坂
高丸山の山頂に着くと、物凄い眠気に襲われます。
三角点のような石柱に座り、「考える人」になって軽くひと眠りします。
うとうとしつつも熟睡は出来ません。
ふと、「鷹ノ巣山避難小屋で1時間くらい寝よう」と閃き移動します。
高丸山からいったん下って日蔭名栗峰に登り返します。
日蔭名栗峰はそのまま通過し、鷹ノ巣山避難小屋まで歩きました。
日蔭名栗峰から鷹ノ巣山
今日は暑すぎて飲み物の消費が激しすぎます。
既に1.8リットル飲んで、残りは2.2リットルです。
2リットルの南アルプスの天然水を空けるのは中途半端で微妙と感じたので、鷹ノ巣山避難小屋から少し下ったところにある水場で水を補給することにします。
鷹ノ巣山避難小屋の中にザックをデポして、水場まで下りました。
久しぶりに歩いてみると、水場まで遠く感じますね。
水場は水量は豊富でしたが、見た目が微妙です。
やめようか悩みましたが、少し飲んでみることにします。
キンキンに冷えてるし、味も問題無さそうだったので、0.6リットル分の水を補給しました。
鷹ノ巣山避難小屋の近くある水場
鷹ノ巣山避難小屋に戻ってひと眠りしようと思ったら、七ッ石山でザワザワしていた方達が来ます。
これでは眠るのは無理と判断し、鷹ノ巣山に向かうことにしました。
今日はサボることが出来ない1日ですね。
眠気に襲われていますが、疲れてはいないのでサクッと鷹ノ巣山まで登りました。
【鷹ノ巣山~水根】
鷹ノ巣山の山頂に誰もいませんでしたが、休憩せずにそのまま通過します。
水根山の手前にある巻き道への分岐で、若者4人組を追い抜きます。
榧ノ木尾根を少し歩いてから水根沢林道から下山します。
お腹がグーグーと鳴っていたので帰りも作業小屋で休憩し、パンを食べることにしました。
既におにぎり3個を食べているのにお腹が減るなんて、今日は燃費が悪すぎですね。
帰りはノンビリ歩いていましたが、最後の10分くらいはいつも通りのペースでサクサク歩いて車道に出ました。
アスファルトの車道をダラダラと歩いて水根バス停前にある駐車場に到着すると、Kさんから車にメッセージが残されていました。
Kさん、こちらこそまた奥多摩でお会い出来ることを楽しみにしています。
車にあったKさんからのメッセージ
来週末、再来週末は仕事になる可能性大で、しばらく山に行けないかも。。。
もう少しガッツリ登っておけばよかったかなと少し後悔しています。
コースタイム
水根(7:24)~(8:51)作業小屋(8:56)~(10:00)鷹ノ巣山(10:10)~(10:23)鷹ノ巣山避難小屋(10:24)~(10:50)日蔭名栗峰(10:50)~(11:14)高丸山(11:14)~(11:40)千本ツツジ(11:40)~(12:03)七ッ石山(12:27)~(12:47)千本ツツジ(12:47)~(13:08)高丸山(13:21)~(13:41)日蔭名栗峰(13:41)~(13:59)鷹ノ巣山避難小屋(14:00)~(14:04)水場(14:06)~(14:10)鷹ノ巣山避難小屋(14:11)~(14:32)鷹ノ巣山(14:32)~(15:23)作業小屋(15:32)~(16:44)水根
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