月別アーカイブ: 2019年1月

2018/11/10(土) 神ノ川ヒュッテから檜洞丸

p-tingさん、お疲れ様です。

 

今回は8月に奥穂高岳へ一緒に行ったHさんと3ヶ月振りに山へ。

Hさんは2ヶ月前に街中で倒れて意識不明になり、1ヶ月間の運動禁止を経てようやく山OKとなりました。

Hさんのリハビリ登山として一緒に山に行くことになりました。

 

前日の夜に飲み過ぎて二度寝をしてしまい、珍しく朝寝坊します。

行き先は朝のフィーィングで決めることにしていましたが、自分の失態のせいで遠出せずに丹沢にすることにしました。

東丹沢は先週の大混雑でウンザリなので、今回は先週断念した神ノ川ヒュッテから登ることにします。

 

2018年9月30日の台風24号の影響で大規模な崩落が発生して、国道413号(道志みち)が青野原西野々交差点から青根交差点までが通行止めになっています。

青野原西野々交差点手前で右折し、迂回路を通って神ノ川ヒュッテ前まで行きました。

到着が遅くなったので駐車スペースがあるのか不安でしたが、無事に駐車することが出来ました。

 

神ノ川ヒュッテゲート前登山口の駐車スペース

 

 

【神ノ川ヒュッテゲート前登山口~犬越路~檜洞丸】

いつもは急登のヤタ尾根から登りますが、今回はリハビリ登山なので犬越路経由で檜洞丸に向かいます。

神ノ川ヒュッテの脇から抉られた歩きにくい林道を15分ほど歩くと登山道になります。

鉄製の橋を渡ると整備された階段の急登になります。

犬越路まで0.4Km地点まで来ると落石が危険なガレ場があります。

以前歩いた時は足場を気をつければいい程度でしたが、堰堤の上に降りる場所が崩落していました。

足場が脆くなっているのでロープを利用して慎重に下りました。

その先もそこそこの急登です。

Hさんが苦しそうだったので、少しペースを落としてゆっくり登りました。

 

犬越路の手前までくると日差しが出てきます。

ほんの少し残っていた紅葉が色鮮やかになっています。

青空に映えてキレイでしたね。

 

犬越路手前の紅葉

 

すぐに犬越路です。

ここまでは一人旅ならぬ二人旅でした。

犬越路には避難小屋とベンチがあります。

箱根方面の山々を望むことができます。

富士山も見えるのかな?と思ってましたが、見えませんでした。

犬越路で休憩していると、用木沢出合から2人が登ってこられました。

 

犬越路からの景色

 

犬越路から1分程歩いたところで後ろを振り向くと何か白い物が見えます。

Hさんに「あの白いのは富士山?」と問いかけると「富士山じゃないですか?」と返事が。

犬越路から富士山は見えないけど、少し歩くと見えるんですね。

 

犬越路から1分歩いたところから富士山

 

樹林の隙間から右手に富士山を見ながら稜線を歩きます。

時折り富士山の展望地があるので、展望地で立ち止まって富士山を眺めながらゆっくり歩きます。

小笄を越えると急峻になってクサリ場やハシゴが出てきます。

Hさんが偽ピークでまだ登るのか・・・とボヤキ始めます。

疲れていないから大丈夫と言いますが、無理しても仕方ないのでベンチのある熊笹ノ峰で休憩することにしました。

休憩すると言っても大笄のピークを越えないと休憩所はありませんけどね。

 

最初のクサリ場を登り終えた展望地から富士山

 

木製の階段が出てきてこんもりとした標高1,510mの大笄のピークを越えて少し下ると、標高1,502mのヤタ尾根への分岐です。

分岐にベンチが設置されているので富士山を見ながら少し休憩しました。

分岐から階段を登ると熊笹ノ峰のピークです。

 

熊笹ノ峰から富士山

 

緩いアップダウンを繰り返して最後は檜洞丸山頂手前の階段地獄です。

左手に大菩薩嶺や雲取山に奥多摩の山々、右手に西丹沢の山々と富士山を見ながら階段を歩きます。

Hさんがペースダウンして先に山頂まで行ってくださいと言いましたが、写真を写しながら登ってくるのを待って一緒に檜洞丸の山頂に登頂しました。

遅くなったので檜洞丸の山頂は混雑しているのか心配でしたが、山頂には10人ほどしか居ませんでした。

富士山を眺められるベンチには先客がいたので、富士山を少しだけ見えるベンチで休憩することにしました。

 

檜洞丸山頂

 

11月なのに日当たりがいいのでポカポカ陽気です。

富士山を見ながらマッタリとしますが、10分後に富士山は雲隠れ。

次第に檜洞丸の周りもガスになり、上空だけが晴れ間になってしまいました。

 

【檜洞丸~神ノ川ヒュッテゲート前登山口】

1時間ほど休憩していましたが、晴れ間もなくなり肌寒くなってきたので下山することにします。

檜洞丸から熊笹ノ峰方面の階段からもガスで階段しか見えません。

さっきまでの快晴はどこへって感じですね。

 

檜洞丸から熊笹ノ峰方面の階段

 

帰りはHさんも軽快になります。

20分で熊笹ノ峰の分岐に到着しました。

 

ピストンの予定でしたが、急登のヤタ尾根から下ることにします。

久しぶりになりますが、登山道の両脇にはシカ避けの柵が設置されていました。

整備された階段が微妙な角度に削られていて歩きにくい。

Hさんが「失敗作の階段を削っただけなんじゃないの」っとぼやいていました。

落ち葉がフカフカしていて登山道が不明瞭な箇所がありましたが、何回か歩いている登山道なのでなんとかなりました。

 

熊笹ノ峰からヤタ尾根への歩きにくい階段

ヤタ尾根の説明

 

落ち葉ゾーンが終われば奥多摩のようなジグザグの急坂になります。

小石でスリップしやすいので注意が必要です。

1回砂利道の林道を横切り、再び登山道に戻ります。

登山口までずっと急坂なので最後まで慎重に歩きました。

何気に最後の最後がいちばん滑りやすくて危険だったりするんですよね。

久しぶりのHさんは後半滑りまくりでしたが、ケガせずに下山することが出来ました。

登山口からはアスファルトの道を数分歩いて神ノ川ヒュッテゲート前登山口の駐車スペースまで戻りました。

 

神ノ川ヒュッテゲート前登山口の駐車スペース

 

コースタイム

神ノ川ヒュッテゲート前登山口(7:42)~(8:42)犬越路(8:48)~(10:10)ヤタ尾根への分岐(10:16)~(10:43)檜洞丸(11:47)~(12:07)ヤタ尾根への分岐(12:07)~(13:24)神ノ川ヒュッテゲート前登山口

 

本日のルート

 

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2018/11/03(土) 菩提峠から搭ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳(ピストン)

p-tingさん、お疲れ様です。

 

3週連続で奥多摩方面に行ってたので、今回は丹沢にしました。

西丹沢に行きたかったのですが、国道413号線が台風の影響による土砂崩れで一部通行止めになっているので仕方なく大倉からバカ尾根に登ることにしました。

5時55分に大倉に到着するといつも利用するコインパーキングが満車になってます。

民間の駐車場を探しますが、どこも満車で車で来た方々がさ迷っています。

大倉は諦めてヤビツ峠の隣にある菩提峠に移動することにしました。

移動距離21キロで遠かったぁ。

菩提峠の駐車場もかなりの混雑で、もう少し遅かったら満車になってたかもしれません。

 

【菩提峠~搭ノ岳】

かなり出遅れた為、急いで支度をして出発します。

最初の林道と二ノ塔までの途中までは気持ち早歩きになりましたが、最後まで早歩きは無理なので途中からは普通のペースにしました。

二ノ塔の山頂手前から視界が開けてきます。

後ろを振り向くと相模湾に浮かぶ江ノ島、その先には三浦半島と房総半島が見えました。

 

二ノ塔山頂手前から江ノ島

 

登山道になってから30分程で標高1,144mの二ノ塔の山頂です。

まず富士山を探してみましたが、雲の中に隠れていました。

昨日の夜の天気予報で南側は雲が発生しやすい天気に変わりましたと言ってましたが、その通りになってしまいましたね。

 

二ノ塔山頂から三ノ塔

 

二ノ塔から少し下ってひと登りで標高1,205mの三ノ塔の山頂です。

丹沢の山々はよく見えますが、その他の山の眺望は今日はいまいちですね。

いつもはノンビリ景色を眺めますが、今日は程々にして先に進みます。

 

三ノ塔山頂から富士山方面

三ノ塔山頂から搭ノ岳方面

 

三ノ塔からはスリップしやすい下り坂ですが、整備が進んで半分くらい階段になりましたね。

三ノ塔からの下り坂と烏尾山への上り坂に頭をぶつけやすい木が1箇所ずつあります。

行きは無事に通過出来ました。

烏尾山への上り坂は整備された階段を登るだけであっという間に標高1,136mの烏尾山の山頂です。

烏尾山の山頂からの眺望も三ノ塔と同じなので先に進みます。

 

烏尾山から少し下って小ピークを越えた後ちょっとした急坂を登りきると標高1,209mの行者ヶ岳の山頂です。

山頂手前にはクサリ場がありますが、冬場以外は使用しなくても通過出来ます。

行者ヶ岳の山頂は眺望なしです。

 

行者ヶ岳からの下りは2箇所のクサリ場があります。

2箇所目が昔からある渋滞が発生するクサリ場です。

クサリが2箇所になったので渋滞は解消されたのかな?

自分も初めての時はビクビクしながら降りましたが、いまはゆっくり降りても15秒も掛かりません。

登り返しはガレ場です。

整備されているので危険度は低くなっていますが、1箇所細くなっている箇所があるので注意が必要ですね。

 

整備されているガレ場

 

ガレ場を登りきると山名標識のないピークの政次郎ノ頭です。

山名は少し下ったところにある分岐に書いてあります。

少し下ってザレタ坂を上っていきます。

上りは気になりませんが、下りは滑りやすいので要注意でしょう。

上部は整備された階段を登りきると標高1,340mの新大日の山頂です。

テーブルとベンチがあるので休憩するには最適でしょう。

新大日茶屋は営業していません。

 

少し下って登り返すと木ノ又小屋があります。

木ノ又小屋から少し下ったところに登山道が崩落した箇所がありますが、迂回路が整備されているので問題なく通れます。

後は整備された登山道を歩いて少しずつ登っていくだけで標高1491mの搭ノ岳の山頂です。

 

搭ノ岳山頂

搭ノ岳山頂から富士山方面

 

搭ノ岳の山頂は360度の展望で広場になっているので人気があるのも頷けますね。

まだ電車で来る方達が山頂に到着しない時間だったので山頂は閑散としていました。

富士山が見えないので適当に写真を写して丹沢山に向かうことにします。

 

【搭ノ岳~丹沢山】

搭ノ岳から標高差100mくらい一気に下ります。

天気がいいとユーシン渓谷の先に富士山を見ながら歩きますが、今日は歩くだけですね。

登り返して小ピークを越えた次のピークが標高1,461mの日高(ひったか)です。

ただの通過点で眺望なしです。

 

日高から竜ヶ馬場、丹沢山

 

日高から少し下ってダラダラとした坂を登っていきます。

登っている途中に日差しがなくなってヒンヤリしてきます。

自分の上空も曇り空になってしまいました。

今日は眺望もいまいちなので涼しい方がいいかと前向きに考えます。

 

ダラダラとした坂のピークにある標高1,504 mの竜ヶ馬場の手前にテーブルとベンチがあります。

東側の展望があります。

帰りによく利用する静かな休憩所です。

竜ヶ馬場を越えて少し下った後にダラダラとした坂を登っていきます。

 

丹沢山の山頂手前にあった折れた木

丹沢山山頂

 

ソーラーパネルが設置された場所を通り過ぎると標高1,567mの丹沢山の山頂です。

山頂からの眺望は富士山方面だけです。

今日は富士山が見えないので景色を眺めずに誰もいないベンチに直行します。

山頂手前でお腹がグーグーと鳴り始めたのでお腹を満たすことにしました。

ガラガラのベンチはあっという間に埋まりました。

甘い物を吸収して蛭ヶ岳に向かうことにします。

 

【丹沢山~蛭ヶ岳】

少し下って同じくらい登り返します。

丹沢山山頂より丹沢山まで0.1Km地点からの眺めがいいんですよね。

 

丹沢山まで0.1Km地点からユーシン方面

丹沢山まで0.1Km地点から蛭ヶ岳方面

 

ユーシンの先には富士山が・・・見えない。

蛭ヶ岳の山頂まで見えますが、今日はどんよりとした曇り空でいまいちでした。

 

標高1,450mの早戸川乗越まで一気に下って、丹沢No.2の不動ノ峰まで登り返します。

途中に不動ノ峰の休憩所がありますが通過します。

傾斜がなくなって少し先まで歩くと標高1,614mの不動ノ峰の山頂です。

ただの通過点ですが、山頂の前後はなかなかの眺望です。

 

不動ノ峰から下って少し登り返すと、標高1,590mの棚沢ノ頭です。

ここもただの通過点ですが、分岐になっていて左に曲がると弁当沢ノ頭へ行けます。

弁当沢ノ頭は行ったことがないなぁ・・・。

 

棚沢ノ頭山頂の少し先から鬼ヶ岩ノ頭と蛭ヶ岳

 

棚沢ノ頭から少し下って登り返すと標高1,608mの鬼ヶ岩ノ頭です。

鬼ヶ岩ノ頭のピークから少し下ったところに鬼ヶ岩があります。

鬼ヶ岩からはいつも同じアングルで蛭ヶ岳を写してしまいますね。

 

鬼ヶ岩から蛭ヶ岳

 

鬼ヶ岩からの下りは岩場でクサリが設置されていますが、冬場以外はクサリは必要ないです。

何度も歩いているのでサクっと下って、最後の登りです。

標高差100メートルくらいありますが、今日は疲れもないのでマイペースのまま蛭ヶ岳の山頂まで歩くことが出来ました。

蛭ヶ岳山荘にはカレーライスの幟がありました。

蛭カレーは次回かな。

 

蛭ヶ岳山荘

蛭ヶ岳山頂

 

蛭ヶ岳山頂のベンチは埋まっていましたが、運よく出発される方がいたのでベンチを確保することが出来ました。

今日は富士山も見えないし、曇り空なので適当に写真を写してお昼ご飯にしました。

少し寒く感じますが、背中の汗を乾かしたいので何も羽織らずにしていると、日差しが出てきてポカポカになりました。

いいタイミングで晴れ間が出てくれましたね。

 

【蛭ヶ岳~菩提峠】

お昼ご飯を食べ終えると南側と東側の景色を写したら、帰ることにします。

中ノ沢乗越まで一気に下って、岩場をサクっと登って鬼ヶ岩から蛭ヶ岳を眺めます。

棚沢ノ頭、不動ノ峰の山頂通り過ぎたところから丹沢山から塔ノ岳までの稜線を眺めます。

どんよりとした曇り空がなければ稜線がキレイに見えるんですけどね。

 

蛭ヶ岳から少し下ったところから丹沢山方面

 

不動ノ峰から丹沢山への登山道も気持ちいい登山道ですが、早戸川乗越から丹沢山への上り坂の階段が結構キツイんですよね。

今日はサクっと上れましたが、バカ尾根から登るといつもこの上り坂から足が止まり始めます。

丹沢山の山頂は賑わってて、山頂標識の横で休憩される登山者もたくさんいました。

 

不動ノ峰山頂の少し先から丹沢山から塔ノ岳までの稜線

早戸川乗越から丹沢山への上り坂

 

丹沢山は通過します。

少し下って登り返すと竜ヶ馬場です。

いつも帰りに休憩する場所ですが、今日は珍しくベンチが空いていないほどの混雑でした。

 

竜ヶ馬場から大山方面

 

日高を越えてピストンのいちばんの難所の搭ノ岳への登り返し。

今日はサクっと登って大混雑の搭ノ岳の山頂です。

 

搭ノ岳山頂

 

搭ノ岳も通過します。

帰りの表尾根は上りの登山者待ちで前に進みません。

もう13時過ぎなのに100人以上すれ違ったんじゃないでしょうか。

新大日の山頂まで戻ってくると上ってくる登山者も落ち着いてきました。

 

行者ヶ岳への上りにあるクサリ場で先行者1名と下っている方2名の待ちが発生します。

下りの女性がかなり大苦戦していて、しばらく休憩タイムになりました。

小規模な岩場ですが、慣れていないと恐いかもしれませんね。

 

行者ヶ岳のクサリ場1

行者ヶ岳のクサリ場2

 

烏尾山を越えて、三ノ塔への登り返し。

足元に咲くリンドウを楽しみながらノンビリ歩きます。

その油断からか行きは問題なく通過した頭をぶつけやすい木にゴツン。

キレイな星が見えましたね~。

 

リンドウ

 

三ノ塔も通過して二ノ塔を越えて最後の林道歩き。

お腹が空いてきたのでグラノーラを食べながら歩きます。

油断したのかゴール3分前に小石で左足首をグキっと。

またまたやっちまったなぁ・・・と落胆しながらゴールしました。

 

帰り道にヤビツ峠を越えた先にある菜の花台展望台に立ち寄ります。

表尾根からの景色と変わりませんが、360度の展望があります。

夜来ると夜景がキレイでしょうね。

 

菜の花台展望台から箱根方面

 

コースタイム

菩提峠(6:37)~(7:26)三ノ塔(7:28)~(8:56)搭ノ岳(8:59)~(9:43)丹沢山(9:48)~(10:54)蛭ヶ岳(11:13)~(12:14)丹沢山(12:15)~(12:57)搭ノ岳(12:58)~(14:21)三ノ塔(14:22)~(15:02)菩提峠

 

本日のルート

 

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2018/10/28(日) 日光、紅葉

p-tingさん、お疲れ様です。

 

草野球友達のKさんから「日光に紅葉を見に行きませんか?」というお誘いがあったので、花火を見た後は日光に移動します。

朝4時過ぎに明智平の駐車場に着いてロープウェイが動くまで少し眠りにつきました。

7時過ぎに目覚めて朝ご飯を食べてから明智平ロープウェイで展望台に移動します。

明智平の展望台からは正面に華厳の滝と中禅寺湖と紅葉が・・・。

右を見ると男体山があります。

男体山の山頂にはずっと雲が掛かっていましたが、ほんの少しだけ山頂まで見ることが出来ました。

 

明智平ロープウェイからの景色

明智平展望台からの景色

明智平展望台からの景色

 

次は中禅寺湖湖畔にある展望台からの眺めを楽しみます。

半月山第1展望台からは中禅寺湖を見下ろします。

中禅寺湖の奥には日光白根山がありました。

 

中禅寺湖第1展望台からの景色

 

半月山第2展望台からは皇海山を望むことが出来ました。

皇海山も登ってみたいですね。

第2展望台から半月山に登ることも出来ましたが、珍しく自重しました。

 

半月山第2展望台からの景色

歌ヶ浜から男体山

歌ヶ浜から日光白根山

 

次は西に移動しながら滝巡りです。

1つ目は溶岩の上を210メートルにわたって流れ落ちる竜頭の滝です。

華厳の滝の後だと「滝?」と感じてしまいますね。

 

竜頭の滝

 

2つ目は湯ノ湖から流れ落ちる湯滝です。

水量も豊富で迫力のある滝でした。

 

湯滝

 

金精峠を越えて群馬県に移動します。

予定はしていませんでしたが、真っ赤になっている紅葉がキレイだったので丸沼高原に立ち寄りました。

色付きは本日No.1でしたね。

 

丸沼高原の紅葉1

丸沼高原の紅葉2

 

最後は東洋のナイアガラとも呼ばれている吹割の滝です。

遊歩道も整備されているので、吹割渓谷を散策しました。

 

吹割の滝

浮島橋から吹割渓谷

第1観瀑台から吹割の滝

吹割大橋から吹割渓谷

 

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2018/10/27(土) 留浦から七ッ石山、雲取山、高丸山(ピストン)

p-tingさん、お疲れ様です。

 

少し遠出したい気分でしたが、夕方から調布花火大会の花火を見たいので、近場で早く下山が出来る奥多摩の山に行くことにします。

それなのにまたまた午前中は雨予報です。

朝4時起きしますが、天気予報通りにシトシトと雨が降っています。

中止にするか悩みましたが、多少の雨でも登れる雲取山に行くことにしました。

 

【留浦~七ッ石山】

いつもの留浦駐車場からスタートします。

運がいいことに出発前に雨もやんでくれました。

 

奥多摩湖と鴨沢

 

丹波山村村営駐車場の少し先にある鴨沢ルートの登山口から登山道に入ります。

登山口にある黄色いタバスキーも台風の影響で一部欠けていましたね。

登山道を塞いでいた倒木は片付けられていました。

 

鴨沢ルートの登山口

 

いつものペースで歩いて堂所を通過します。

堂所でご夫婦を追い越します。

堂所の少し先で上を見上げると、真っ赤に染まっている紅葉があります。

見とれて立ち止まってしまいました。

 

堂所の少し先にあった紅葉

 

最初の富士山ビューポイントからは富士山が見えません。

帰りに期待ですね。

 

折り返し地点からの景色

 

マムシ岩からはショートカットコースを通り、七ッ石小屋は眺望は期待出来ないので通過します。

水場で喉を潤してから七ッ石山の山頂に向かうと、石尾根の縦走路手前からガスの中に入ります。

今日も景色は期待出来そうにないですね。

 

程なくして七ッ石山の山頂に着きます。

3人の登山者が休憩されていました。

「写真を撮りましょうか?」と声を掛けて下さりましたが、何回目か解らないくらい登っているので遠慮させていただきました。

 

七ッ石山の山頂

 

 

【七ッ石山~雲取山】

七ッ石山で休憩せずに雲取山に向かいます。

ブナ坂まで下ります。

左側に見えるヨモギ尾根のグラデーションがキレイに見えます。

立ち止まって写真を写してみますが、写りはいまいち。

帰りに期待ですね。

 

ダンシングツリー、資材が置いてあった奥多摩小屋を通り過ぎてヨモギの頭まで登ります。

少し下った後に小雲取山手前の急坂を登りきります。

膝下はビショ濡れになりますが、小雲取山の山頂に立ち寄りました。

 

小雲取山から雲取山までの登山道は何箇所か水溜りになっています。

水溜りはダッシュして通り過ぎるしかないですね。

 

雲取山の山頂手前

 

雲取山避難小屋手前の坂を登りきると、山梨県側の雲取山の山頂です。

すぐに東京都と埼玉県の山頂に移動します。

どちらの山頂も誰もいませんでした。

眺望なしなので、みなさん早々に下山したようですね。

 

雲取山の山頂

三角点の説明

 

貸切の山頂も眺望なしだと何もやることがありません。

セルフタイマーで珍しく記念撮影なんかやってみましたが、暗くて顔が真っ黒になっていました。

久しぶりに避難小屋の中を覗いてみることにします。

誰もいないと思って入ってみると入口付近で若者2人が食事していました。

お邪魔しても悪いのですぐに外に出ました。

 

【雲取山~七ッ石山~高丸山】

北側は薄っすらと青空が見えますが、すぐにガスが晴れそうにないので高丸山に向かうにします。

 

雲取山の山頂から石尾根方面

 

帰りも小雲取山に寄り道します。

小雲取山の急坂を下った後、ヨモギの頭の手前で堂所で追い抜いたご夫婦とすれ違います。

「もう雲取山まで行ってきたんですか。もう一度登りましょう!」と言われてしまいました。

そんなに速くはないと思うので、もう一度登るのは難しいですよね。

 

小雲取山(左上:小雲取山への分岐、右上:小雲取山への尾根、左下:小雲取山山頂の裏側、右下:小雲取山山頂)

 

ヨモギの頭から下って奥多摩小屋付近まで戻ってくると上空に青空が見えてきます。

ヨモギ尾根の陽射しがある場所をパチリと写しますが、写真映えしないので感動が伝わらないですね。

 

ヨモギ尾根のグラデーション

 

ブナ坂まで下ってひと登りすると七ッ石山の山頂です。

いい天気になりましたが、ヨモギの頭より北側はガスの中のままで雲取山は見えません。

南側も雲が多めで富士山は雲隠れしたままでした。

午後に期待して高丸山に向かいます。

七ッ石山の山頂の少し下にある七ッ石神社は前回は壊されたままになっていましたが、建て替えが終了したのかピッカピカの屋根が見えてました。

ビニールシートで囲われていたので、お披露目はもう少し先のようですね。

 

七ッ石神社

 

七ッ石小屋への分岐を直進して石尾根縦走路の尾根道を歩きます。

たまにある紅葉に食いついてノンビリ写真を写します。

いろんなアングルから写してみましたが、素人にはいい写真は写せませんね。

 

石尾根縦走路の紅葉1

石尾根縦走路の紅葉3

石尾根縦走路の紅葉2

 

千本ツツジを通過して正面に高丸山と日蔭名栗峰が見える場所まで行くと、高丸山の手前にあるカラマツの黄葉がキレイに見えます。

最近、ガスの中が多かったので少し感動しました。

 

千本ツツジの少し先から高丸山と日蔭名栗峰

 

シャリバテ気味だったので高丸山への上りは失速しましたが、高丸山の山頂まで登りきりました。

高丸山の山頂で遅くなったお昼ご飯にします。

 

【高丸山~七ッ石山~留浦】

七ッ石山に戻らずに下山も出来ますが、七ッ石山から雲取山を眺めたいので七ッ石山まで戻ります。

高丸山から七ッ石山方面の景色も黄葉がキレイですね。

写真だとあまりキレイに見えないのが残念です。

 

高丸山から千本ツツジ、七ッ石山

 

千本ツツジの少し先にある開けた場所で富士山の裾野が見え始めていたので、七ッ石山の山頂に着いた頃に富士山も見えるといいなぁ・・・なんて思いながら歩きました。

そして本日3回目の七ッ石山の山頂に戻ります。

山頂ではソロの方2人が休憩されていました。

雲取山の山頂も見えるようになったので、戻ってきて良かったです。

でも、ヨモギ尾根は見えない。

ヨモギ尾根はブナ坂方面に少し下らないと見えないことを忘れていました。

富士山もまだ山頂は雲隠れしています。

少し待てば見えるかも・・・と待ってみましたが、時間が掛かりそうだったので諦めて下山することにしました。

 

七ッ石山の山頂

七ッ石山の山頂から雲取山

 

七ツ石小屋から富士山がキレイに見えるかもと立ち寄ってみます。

まだ山頂付近に少し雲があったので、最後の富士山ビューポイントに期待することにします。

 

軽快に歩いて富士山ビューポイントの手前まできます。

西日を浴びて木の葉がキレイに見えて立ち止まってしまいました。

そして富士山ビューポイントで富士山を見てみると、ようやく富士山の山頂までキレイに見ることが出来ました。

 

富士山ビュースポットの紅葉

富士山ビュースポットから富士山

 

後はひたすら下って留浦の駐車場まで戻りました。

着替えを済ましてすぐに移動しましたが、調布花火大会の開始時間17時30分には間に合わず、花火は後半少しだけしかみることは出来ませんでした。

 

コースタイム

留浦(7:02)~(7:30)登山口(7:31)~堂所(8:28)~七ッ石山(9:18)~(10:24)雲取山(10:34)~(11:31)七ッ石山(11:33)~千本ツツジ(11:58)~(12:20)高丸山(12:35)~千本ツツジ(12:58)~(13:20)七ッ石山(13:28)~堂所(14:06)~登山口(14:52)~(15:16)留浦

 

本日のルート

 

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2018/10/20(土) 道の駅「こすげ」から榧ノ尾山、熊沢山、大菩薩嶺

p-tingさん、お疲れ様です。

 

今回は先週予定していた道の駅「こすげ」から大菩薩嶺にします。

金曜日の夜に天気予報を確認すると15時過ぎに傘マーク。

気分が乗らないまま翌朝を迎え、道の駅「こすげ」に向かいます。

 

奥多摩の天気が良かったので途中で行き先を変更しようか悩みましたが、先週行ったばかりなので初志貫徹にすることにしました。

それなのに道の駅「こすげ」の手前500メートル地点からガッスガスで真っ白に。。。

ノンビリ支度をしていたら少しガスが晴れてきてくれたので、気を取り直して大菩薩嶺に向かうことにしました。

 

道の駅「こすげ」の駐車場

 

 

【道の駅「こすげ」~棚倉小屋跡】

小菅の湯の前からスタートします。

すぐに十字路がありますが、どっちに行っていいかわかりません。

真っ直ぐか右か悩んだ末に右を選択しましたが、真っ直ぐが正解だったようで遠回りして最初から5分のロスです。

登山口がわかりにくいことがあるのは、山あるあるですね。

登山道までは写真を参考にしてください。

 

左上:駐車場は直進、右上:電柱の右から下る、左下:車道を右に曲がる、右下:橋を渡って川沿いに左に曲がる

 

登山道に入ると田元橋バス停への分岐までジグザグの急坂。

分岐の少し手前に連続した倒木があり、跨ぐのが大変でした。

 

連続した倒木

 

その後もそこそこの傾斜がありますが、モノクボ平分岐の手前はだだっ広い平らな場所になっていて登山道が良くわかりません。

行きは薄っすらとした踏み跡を見失わずに通り抜けることが出来ました。

明確な登山道になるとすぐにモノクボ平の分岐があります。

 

モノクボ平分岐から10分くらい歩いたところで倒木で登山道が崩落している箇所がありました。

落ちても大ケガにはなりませんが、登山道の足場が片足分しか無かったのでビビリながら通過しました。

 

倒木で登山道が崩落

 

登山道は高指山を巻いていきます。

途中で木々の隙間から飛龍山や雲取山をチラ見することが出来ました。

ずっと樹林の中なので、少しでも山が見えると嬉しくなりますね。

 

飛龍山をチラ見

雲取山をチラ見

 

高指山を巻き終えると小菅の湯から林道を通ってくる登山道と合流します。

分岐に標識が無かったので、下りで利用する方は気付かずに通り過ぎてしまうかもしれませんね。

登山道は大マテイ山巻いていきます。

しばらく歩くと松姫峠への分岐があり、その先にちょっとした広場になっている棚倉小屋跡があります。

 

【棚倉小屋跡~石丸峠】

棚倉小屋跡からは牛ノ寝通りを歩きます。

榧ノ尾山手前まではなだらかな尾根道が続いていきます。

緩やかなアップダウンがありますが、榧ノ尾山手前まではダウンの方が多く感じます。

 

狩場山を巻いた少し先で本日の第一登山者に追いつきます。

お話しをしてみると、登山者ではなくキノコを採りに来ていたようです。

大菩薩嶺の稜線までどれくらい掛かるか聞かれたので、「2時間くらい掛かりますよ」とお伝えすると「2時間も」と驚かれていました。

キノコ採りの後に大菩薩嶺まで行くつもりだったんですかね。

 

牛ノ寝通りの紅葉

 

牛ノ寝通りの紅葉は1、2週間感じがしますが、いい感じに色付きをしているところもありました。

牛ノ寝から榧ノ尾の少し先までは倒木だらけで登山道を迂回するのが大変です。

ちょっとした上り坂を登り終えると少し開けた場所になっている榧ノ尾山に出ます。

 

榧ノ尾山山頂

 

榧ノ尾山から少し歩くとジグザグの急坂が何回かあります。

石丸峠の手前にある分岐まで標高差500メートルあるので、ちょっとした山を登る感じですかね。

破線コースの長峰への分岐を通り過ぎて、もうひと登りすると大菩薩嶺から続く稜線との分岐に出ます。

 

分岐をそのまま直進して5分くらい歩くと、草原状になっている石丸峠に出ます。

正面には熊沢山、後ろを振り向くと小金沢山。

天気が良ければ小金沢山の隣に富士山が見えるんですけど、今日は雲の中でした。

 

石丸峠から熊沢山

石丸峠から小金沢山

 

 

【石丸峠~大菩薩嶺】

石丸峠からは南側が草原状になっている熊沢山に登ります。

右側には奥多摩の山々が見えるので何回か足を止めてしまいました。

石丸峠から熊沢山までの標高差は68メートルなので、サクっと登りきります。

熊沢山から大菩薩峠までは樹林の中で、登山道が濡れているのでスリップに注意しながら歩きました。

 

熊沢山の中腹から奥多摩方面

熊沢山山頂

 

大菩薩峠の売店を通り過ぎると、賑やかな大菩薩峠です。

どんよりとした曇り空なので写真映えしませんね。

 

大菩薩峠の売店

大菩薩峠

 

大菩薩峠からは視界が開けていて気持ちいい登山道になります。

登山者が多すぎるのが玉に瑕ですね。

親不知ノ頭まで上り、賽ノ河原まで下ります。

 

親不知ノ頭から賽ノ河原方面

 

妙見ノ頭を巻きながら標高2000メートルの場所にある神部岩、上日川峠への分岐がある雷岩を通り過ぎると樹林の中に入ります。

前日の雨の影響もあって登山道はぬかるんでいます。

歩きやすい場所を探しながら歩きました。

雷岩から数分で大菩薩嶺の山頂です。

大菩薩嶺の山頂は樹林の中にあって眺望はありません。

 

大菩薩嶺山頂

 

 

【大菩薩嶺~天狗棚山の少し先にある岩場】

他の登山者の記念撮影が終わった後に写真を撮ってすぐに移動します。

まだ11時過ぎなので小金沢山に寄り道することにしました。

大菩薩嶺から大菩薩峠までは時折り渋滞が発生します。

おしゃべりに夢中で追い越させてくれない団体さんも多くチンタラ歩きますが、広い場所になったら一気に追い抜きます。

今日は景色もいまいちなので立ち止まる回数も少なく30分くらいで大菩薩峠まで戻れました。

 

賽ノ河原

ガスが濃い大菩薩峠

親不知ノ頭から大菩薩湖

 

大菩薩峠からは登山者もまばらになります。

シャリバテ気味で熊沢山までの上りは少し苦戦しましたが、「お昼ご飯は静かな小金沢山にしよう」と決めたので少し我慢します。

熊沢山を通り過ぎると石丸峠まで一気に下ります。

滑りやすいので慎重に歩きました。

 

石丸峠を通り過ぎ、牛ノ寝通りへの分岐を直進して小金沢山方面に向かいます。

分岐の先にある天狗棚山までの標高差は23メートルなので大したことはありませんが、シャリバテ気味だとペースダウンは否めませんね。

と言っても人並みには歩いて天狗棚山を通り過ぎます。

後は正面に見える小金沢山まで歩くだけですが、ぱっと見で50分くらい掛かりそう。

お腹ペコペコも限界なので少し右下にある岩場でお昼ご飯にすることにしました。

 

天狗棚山から小金沢山

天狗棚山の少し先にある岩場から大菩薩湖

天狗棚山の少し先にある岩場から熊沢山

 

岩場からの景色は右手に熊沢山、正面に大菩薩湖、左手に小金沢山です。

富士山や南アルプスは雲隠れしたままです。

近場しか見えませんが、景色を眺めながらノンビリは最高ですね。

 

【天狗棚山の少し先にある岩場~道の駅「こすげ」】

お昼ご飯を食べていたら小金沢山の山頂にガスが掛かっています。

行っても眺望は無さそうだし、左足のケガもあるので今日は小金沢山を諦めて帰ることにしました。

 

天狗棚山まで上って、分岐まで下ります。

牛ノ寝通りを少し歩いたところで木々の隙間から奥多摩の山々を眺めていると通り雨みたいな雨がパラパラと5分ほど降ります。

すぐにやんでくれたので助かりました。

 

石丸峠から少し歩いたところから奥多摩方面

 

榧ノ尾山まで一気に下って、倒木を避けながら歩いていると再び雨が降ってきます。

今回は小雨で樹林の屋根が役に立たないくらいポタポタと雨が落ちてくるのでザックからSTAR WARSの折り畳み傘を取り出しました。

本格的な雨になったので傘を出すタイミングは絶妙でしたね。

 

STAR WARSの折り畳み傘と登山道

 

でも左手を見ると青空があります。

棚倉小屋跡の少し手前で小雨になり、牛ノ寝通りから小菅方面に歩き始めると雨がやみました。

登山道も乾いているので牛ノ寝通りだけ雨だったようですね。

帰りは林道から道の駅「こすげ」に行くか悩みましたが、時間もあるので行きと同じ登山道にすることにしました。

 

モロクボ平の分岐を通り過ぎた後のだだっ広い平らな場所で登山道を見失います。

目の前には小ピークがありますが、こんなところ通ったっけ?

もう少し左のような気がしたので左の方に歩いていくと薄っすらと踏まれている登山道があったのでホッとしました。

 

モロクボ平の分岐の少し先で道迷いと気付いた場所

モロクボ平の分岐の少し先で道迷いから復帰した場所

 

写真を見比べるとどちらも登山道には見えませんね。

その後は登山道が明確なので安心です。

田元橋バス停への分岐からは一気に下っていきます。

連続した倒木の箇所は帰りの方が跨ぎにくくて難儀しました。

後は淡々と歩いて道の駅「こすげ」まで戻りました。

15時過ぎに到着したので少しユルユルだったかもしれませんね。

 

小菅の湯

 

コースタイム

道の駅「こすげ」(6:31)~モロクボ平(7:26)~棚倉小屋跡(8:07)~榧ノ尾山(9:09)~石丸峠(10:15)~熊沢山(10:26)~大菩薩峠(10:35)~(11:06)大菩薩嶺(11:07)~大菩薩峠(11:38)~熊沢山(11:49)~石丸峠(11:57)~(12:06)天狗棚山の少し先にある岩場(12:24)~牛ノ寝通りへの分岐(12:28)~榧ノ尾山(13:07)~棚倉小屋跡(13:59)~モロクボ平(14:31)~(15:07)道の駅「こすげ」

 

本日のルート

 

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2018/10/13(土) 水根~鷹ノ巣山、日蔭名栗峰、高丸山、千本ツツジ、七ッ石山、ヨモギノ頭、小雲取山、雲取山(ピストン)

p-tingさん、お疲れ様です。

 

道の駅「こすげ」から大菩薩嶺か道の駅「たばやま」から飛龍山に行く予定でしたが、朝寝坊して原点である水根から鷹ノ巣山に登ることにしました。

鷹ノ巣山は3ヶ月振りになります。

まだ左足のケガが完治していないので、今回も小さいザックで左足に負荷が掛からないようにしました。

 

【水根~鷹ノ巣山】

水根バス停前にある駐車場に車を駐車して、水根林道から鷹ノ巣山に向かいます。

水根林道は左側が崖になっていて切れ落ちているので、左足を挫かないように慎重に歩きます。

甲斐駒の時のように左足がグニャっとなったら今回は助からないでしょう。

左足の状態を考えると六ッ石山経由の方が安全でしたが、雲取山まで行くつもりなので危険を覚悟で水根林道にしました。

 

台風の影響で倒木があったり、崩落している箇所があったり、橋の周りが崩れている箇所がありました。

橋の周りが崩れている箇所は橋が落ちる可能性もあるので、ロープを掴みながら渡りました。

 

水根沢林道の崩落箇所1

水根沢林道の崩落箇所2

 

水根林道を50分くらい歩くと水根沢の左岸に渡ります。

ここまで来たらひと安心。

登山道は次第に水根沢から離れて急登になります。

途中にいつもの休憩所の作業小屋がありますが、身軽だと休憩する必要もないので今日は通過します。

 

水根沢

 

更に進むと尾根を急登する箇所がありますが、直進する登山道がありました。

興味本位で直進してみますが、数分歩いたところで登山道が無くなりました。

初めて来た人は迷わず直進してしまいそうな場所なので、踏み跡がハッキリするようになったのかもしれませんね。

 

正しい登山道に戻って尾根を急登して水源林道の分岐に出てからは、榧ノ木尾根を経由してから石尾根に出ます。

榧ノ木尾根は倒木がたくさんあって、迂回しないと通れない場所が多数ありました。

石尾根も登山道がかなり削られていて、深いところで50センチほどありました。

ガスガスで視界が数十メートルほどしかない登山道を歩いて、鷹ノ巣山の山頂に登頂しました。

今日は真っ白で鷹ノ巣山からの眺望はゼロでした。

 

鷹ノ巣山山頂

 

 

【鷹ノ巣山~七ッ石山】

鷹ノ巣山で休憩せずに鷹ノ巣山避難小屋まで下ります。

鷹ノ巣山避難小屋前のベンチが濡れていたので、小屋入口前にあるベンチで少し休憩します。

温度計を見ると9.5℃、肌寒いはずですね。

 

鷹ノ巣山避難小屋と紅葉

 

鷹ノ巣山避難小屋から七ッ石山までは尾根沿いと巻き道の登山道がありますが、今日はピークを全部踏むつもりでいるので尾根沿いにします。

日蔭名栗峰まで登り返します。

山頂の手前で作業されている方が2人いました。

こんなガスガスの悪天候の中で作業されているとは、感謝しかありませんね。

 

日蔭名栗峰の山頂手前で作業されている2人

 

日蔭名栗峰の山頂に着くと3人の登山者が休憩されていました。

七ッ石山まで誰にも会わないと思っていたので、少しビックリしましたね。

気さくな方達でしたが、軽くお話しした後は先に進みます。

 

日蔭名栗峰山頂

 

日蔭名栗峰からいったん下った後は、エグイ急坂を登って高丸山の山頂です。

アキレス腱が切れそうになる急坂の直登が大好きですね。

 

高丸山の山頂手前の急坂

 

高丸山から下ったところにある巻き道との合流地点は、千本ツツジへの登山道が判り難くなっています。

何度も歩いているので自分は判りますが、初めての方は巻き道に行くしかないかもしれませんね。

ガスってなければ目視でなんとかなりますけど、今日は視界が20メートルくらいしかないので、始めての方は無理でしょう。

 

千本ツツジ手前の分岐

 

千本ツツジを通って七ッ石小屋からの登山道と合流すると、七ッ石山の山頂に出ます。

七ッ石山の山頂ではソロのトレランの方が休憩されていました。

 

七ッ石山山頂

 

 

【七ッ石山~雲取山】

七ッ石山でも休憩せずに雲取山に向かいますが、ブナ坂までの下りで左足に違和感が・・・。

ザックが軽いといっても左足に負荷が掛かっていたようですね。

雲取山まであと少しなので行ってしまうことにします。

 

ブナ坂まで下った後は巻き道から来た2名の登山者の後ろを歩きます。

追い抜きたかったのですが、追い抜かれたくないようでペースを上げたので仕方なく後ろを歩きました。

ダンシングツリーの手前で先行者が左右にフラフラと歩くので、抜こうかな?と思った時に正面からKさんが来ます。

 

ダンシングツリー

 

Kさんとは半年振りの再会。

Kさんは留浦から雲取山までのピストンと高丸山までのピストンの予定で、帰り道にもう一度会うかもと本日の再会を約束してお別れしました。

 

ヨモギの頭の山頂手前の急坂

 

ガッスガスのヨモギの頭を通過して、小雲取山手前の急坂で少しペースダウンしながらも休憩なしで小雲取山手前の分岐まで登ります。

全てのピークを踏むと決めていたので、びしょ濡れを覚悟で小雲取山の山頂に寄り道します。

クマザサが濡れいたので案の定びしょ濡れになりました。

 

小雲取山山頂

 

小雲取山からは山頂手前まで緩やかな上り坂。

雲取山山頂手前の急坂をひと登りすれば雲取山の山頂です。

 

雲取山の山頂手前の急坂

雲取山山頂

 

いったん東京都の山頂標識の写真を写してから避難小屋の前にある岩場でお昼ご飯にしました。

ガスってて眺望なしどころか、石尾根も見えないくらいの視界でした。

 

雲取山山頂から石尾根

 

 

【雲取山~鷹ノ巣山】

高知県から来ていたおじさんが山自慢していましたが、間にいたカップルにおじさんを任せて食事後は下山を開始します。

帰りは小雲取山の山頂は巻きましたが、それ以外のピークは踏み踏みしてブナ坂まで一気に下ります。

ブナ坂からひと登りして七ッ石山の山頂に戻ってきました。

ダンシングツリーの手前で会ったのが10時40分頃、七ッ石山の山頂に戻ってきたのが12時33分です。

Kさんはもう七ッ石小屋の方まで歩いているような気がしますね。

 

裏ダンシングツリー

 

七ッ石山から鷹ノ巣山までも尾根沿いにピークを踏んで帰ります。

Kさんとの再会を諦めていたところ、千本ツツジの少し手前で正面から人影が見えます。

人影はKさんでした。

 

千本ツツジの少し手前で正面からKさんが

 

高丸山まででは再会出来ないと思って、時間調整の為に日蔭名栗峰まで足を延ばしてくれたそうです。

雲取山に登ってきた後なのに素晴らしい体力ですね。

少しお話ししてお別れしました。

またの再会が楽しみですね。

 

千本ツツジ、高丸山、日蔭名栗峰のピークを踏んでいきます。

日蔭名栗峰の山頂の少し先では濃いガスの中まだ作業されていました。

 

日蔭名栗峰の山頂付近で作業されている2人

 

鷹ノ巣山避難小屋まで下ります。

鷹ノ巣山避難小屋で休憩しようかなと思ったら、鷹ノ巣山から下りてきた登山者で賑わってます。

仕方なく鷹ノ巣山の山頂まで登って休憩することにしました。

 

鷹ノ巣山避難小屋からの登りで足が止まってきます。

だらしない体力ですね。

 

牛歩になりながら20分掛けて鷹ノ巣山の山頂に着きました。

ソロの女性が休憩されていましたが、自分が来たらすぐに鷹ノ巣山避難小屋方面に下山されました。

自分が怪しい人と感じたのかな(汗)。

シャリバテ気味と感じたので真っ白な景色を眺めながらパンを食べてお腹を満たすことにしました。

 

鷹ノ巣山山頂で記念撮影

 

 

【鷹ノ巣山~水根】

出発前に水根山方面から外国人3名が登ってきます。

鷹ノ巣山にも外国人が登ってくるなんてビックリですね。

 

鷹ノ巣山から急坂を下りきるとガスが晴れてきます。

標高1600以下はガスが晴れてきているようですね。

石尾根の紅葉を楽しみながら歩きました。

 

水根山手前の石尾根の紅葉

 

水根沢林道への下りは急傾斜なので何回もスリップします。

左足に力が入らないので焦りますね。

水根沢沿いになってからも足首がグニャっとならないように慎重に歩いて無事に下山しました。

 

登山道入口にあるへんちくりん小屋にご主人がいたので挨拶をすると、鷹ノ巣山で滑落された方がいて少し前に救助作業が開始されたとのこと。

2時間前にいた鷹ノ巣山で滑落事故が発生するとはビックリですね。

滑落された方が無事であることを願います。

へんちくりん小屋にご主人に「気をつけてくださいね」と言われました。

滑落は明日は我が身、気をつけないといけませんね。(この間滑落したばかりですけどね。)

へんちくりん小屋からは車道を歩いて水根バス停前にある駐車場に戻りました。

 

久々に10時間超えを歩くと期待していたら、終わってみたら10時間以内(休憩時間込みで9時間41分)。

少し軽めでしたね。

東日原から周回(鷹ノ巣山から天目山の時計回り)にした方が良かったのかな?

でも明日もあるから軽めでいいか。

 

着替えた後は奥多摩湖の小河内ダムを散策してから帰りました。

 

奥多摩湖

 

 

【下山後】

夕方に用事があるのでお昼過ぎに下山できる山を検討して、珍しく高尾山口駅から高尾山~陣馬山を縦走して相模湖駅に下山する予定にしました。

天気予報は悪化していて9時過ぎまで雨予報になっていました。

翌日、早起きするも朝から冷たい雨。

仕方なく中止にしてジムで一汗流すことにしました。

左足は前日の山歩きに堪えられなかったようで、少し悪化しました。

 

コースタイム

水根(6:24)~作業小屋(7:50)~(8:49)鷹ノ巣山(8:50)~(9:02)鷹ノ巣山避難小屋(9:08)~日蔭名栗峰(9:29)~高丸山(9:48)~千本ツツジ(10:06)~七ッ石山(10:27)~ブナ坂(10:35)~ヨモギの頭(11:00)~小雲取山(11:15)~(11:27)雲取山(11:43)~小雲取山(11:52)~ヨモギの頭(12:03)~ブナ坂(12:23)~七ッ石山(12:33)~千本ツツジ(12:51)~高丸山(13:08)~日蔭名栗峰(13:26)~鷹ノ巣山避難小屋(13:41)~(14:02)鷹ノ巣山(14:12)~作業小屋(14:51)~(16:05)水根

 

本日のルート

 

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2018/10/08(月) 東山梨変電所近くの駐車スペース~本社ヶ丸、清八山、八丁山

p-tingさん、お疲れ様です。

 

道の駅「信州蔦木宿」で車中泊して、朝起きてから本日の山を「天女山から権現岳、赤岳のピストン」に決めます。

八ヶ岳高原ラインで天女山に向かいますが、天女山入口交差点の少し手前で通行止めになっていて先に進めません。

仕方なく引き返して迂回しますが、天気も微妙だったのでそのまま帰ることにしました。

 

でも、山梨県甲府市を通り過ぎた辺りで車中泊したのに家に帰るのもなぁ・・・と思い始め、「笹子トンネルを通り過ぎたところにある本社ヶ丸から富士山を見よう!」と立ち寄ることにしました。

東山梨変電所近くの駐車スペースには車が1台もありませんでした。

 

【東山梨変電所近くの駐車スペース~本社ヶ丸】

登山口まで砂利道の林道を歩いていきます。

登山口にあった本社ヶ丸と清ハ山のカウンターをポチッと押しておきました。

 

登山口

 

登山道に入ると両脇にある枝や葉っぱが多すぎて足元が見えません。

しかもクモの巣攻撃、来なきゃ良かった・・・でした。

尾根まで行くとようやく普通の登山道になりました。

ここから清八峠まで急登が続きますが、いつも通りの時間で登り切りました。

途中にクモの巣攻撃がありましたが、あまりにもハッキリと見えたのでワナに引っかからずに済みました。

 

ヤブ化した登山道

急坂の登山道

2度目のクモの巣攻撃

 

尾根沿いはガッスガスで真っ白。

この三連休は残念な結果になりましたね。

ひとまず本社ヶ丸に向かいます。

 

絶景の眺望がある造り岩も今日は真っ白なので通過します。

その先にある岩場を登りきって樹林の中に入ると鈴の音がします。

本社ヶ丸方面からソロのおじさんが来ました。

静岡県清水市の方で、歩いたことの無い清八山、本社ヶ丸を赤線繋ぎしに来たそうです。

ガスが晴れることを期待して40分ほど山談義をしていましたが、期待は裏切られて真っ白なままでした。

いったんお別れをして本社ヶ丸の山頂まで行きました。

 

造り岩と本社ヶ丸の間にある岩場1

造り岩と本社ヶ丸の間にある岩場2

造り岩と本社ヶ丸の間にある岩場3

 

本社ヶ丸の山頂も真っ白なままで眺望なしでした。

少し腹ごしらえしてから清ハ山に向かいます。

 

本社ヶ丸山頂

 

 

【本社ヶ丸~八丁峠】

清八峠までは来た登山道を戻ります。

造り岩まで行くと先程のソロのおじさんが休憩されていました。

またまたここで30分ほどの山談義。

期待も虚しくガスは晴れてくれませんでした。

ソロのおじさんが八丁山への分岐が分からなかったそうなので、道案内も兼ねてご一緒することにしました。

 

清八山山頂

 

清八峠、清八山を通り過ぎて下りの階段がある途中に分岐があります。

ここでお別れでもいいのですが、せっかくなので八丁峠まで行くことにしました。

 

八丁山への分岐

 

小さなアップダウンを繰り返して女坂峠への分岐を通り過ぎます。

分岐に八丁山まで10分と書かれていますが、3分ほどで八丁山らしきピークに到着します。

小さな標識を探してみましたが、見つかりません。

自信が無くなってきたのでもう少し先まで行くことにしました。

すると登山道が大きく下っていきます。

やはり八丁山は通り過ぎていたようですね。

 

下まで下ると鉄塔が現れます。

ソロのおじさんが地図を確認すると、鉄塔があるのは八丁山の少し先にある八丁峠でした。

鉄塔の先に八丁峠の標識と分岐がありました。

 

八丁峠

 

時折り登山道が不明瞭になっていたので、八丁峠までご一緒して正解だったかもしれませんね。

御坂山まで行っても良かったのですが、小雨のようになってきたのでソロのおじさんとお別れすることにしました。

 

【八丁峠~東山梨変電所近くの駐車スペース】

八丁峠から引き返します。

帰り道では八丁山と思われるピークでもう一度標識を探します。

以前あった標識は見つけられませんでしたが、ビニテに手書きで「八丁山」と書いてありました。

3年半前に歩いた時の記憶は正しかったですね。

 

八丁山からは軽快に歩いて清八山まで戻ります。

清八山の山頂では10数名の方々いて賑やかになっていました。

でも、相変わらず真っ白で眺望なしなのでそのまま通過します。

清八山の少し先にある清八峠を左に曲がり、急坂をドンドン下ります。

 

清八峠

 

登山口手前のヤブ化した登山道はツルツル滑るので難儀しましたが、転倒することもなく無事に登山口に到着しました。

最後の林道はダラダラと歩いて東山梨変電所近くの駐車スペースに戻りました。

 

東山梨変電所近くの駐車スペース

 

コースタイム

東山梨変電所近くの駐車スペース(7:39)~登山口(7:52)~清八峠(9:49)~(造り岩の上でおじさんとおしゃべり約40分)~(9:53)本社ヶ丸(9:58)~(造り岩でおじさんとおしゃべり約30分)~清八峠(10:49)~清八山(10:53)~八丁山(11:13)~(11:27)八丁峠(11:31)~八丁山(11:44)~清八山(12:02)~清八峠(12:05)~登山口(12:45)~(12:55)東山梨変電所近くの駐車スペース

 

本日のルート

 

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2018/10/07(日) 飯森高原駅~御嶽山(剣ヶ峰、摩利支天山)

p-tingさん、お疲れ様です。

 

木曽路の道の駅「日義木曽駒高原」で車中泊して、朝起きると曇り空の微妙な天気。

台風一過にはならず・・・でした。

景色は期待薄でも、予定通りに慰霊登山しに行くことにします。

 

今日も朝からびっこを引いていますが、前日に痛くても山に登れることを確認しているのでノープロブレムです。

でも、ケガの悪化が心配なので、珍しくロープウェイを利用することにしました。

 

7時前に御岳ロープウェイのセンターハウス前にある第1駐車場に停めて、往復のチケットを購入します。

トイレに行ってから並ぶと物凄い行列です。

前に進まないなぁ・・・と思っていたら、7時20分にロープウェイの運行開始のアナウンスが。

鹿ノ瀬駅(山麓駅)にあった気象情報によると、飯森高原駅(山頂駅)は天候曇り、気温11℃、視界×のようです。

 

御嶽山立入規制

鹿ノ瀬駅(山麓駅)にあった気象情報

 

 

【飯森高原駅~剣ヶ峰】

7時45分に標高2,150mの飯森高原駅に到着します。

長い行列の割には早かったですね。

ロープウェイに乗っているときはガスの中でしたが、飯森高原駅の外に出ると御嶽山が顔を出します。

山頂に着く頃にガスが晴れることを期待します。

 

飯森高原駅から御嶽山

 

御嶽社で安全祈願をしてからスタートです。

ウッドチップが敷かれている「しらびその小径」を4分程歩くと、中の湯からの登山道と合流します。

合流して30秒程で七合目行場山荘がありました。

 

七合目行場山荘

 

七合目から八合目までは整備された階段です。

しかも高尾山以上の大行列です。

先行者がギブアップしないと追い抜くことも出来ません。

徐々に脱落者は出ますが、常に前に登山者がいるので紅葉を楽しみながらノンビリ歩きました。

 

七合目行場山荘の少し先にあった沢

大行列の登山道と紅葉

紅葉

 

八合目からは若干登山者が減りましたが、行列は続きます。

序盤はノンビリも徐々にペースが上がり、傾斜がきつくなってくると先行者が減っていきます。

 

八合目女人堂

八合目から登山道

紅葉

 

八合目から10分くらい歩くと森林限界に出ます。

休憩する人が続出で、行列の先頭になりました。

ようやく自分のペースで歩くことが出来るようになりましたね。

急坂様々ですね。

 

森林限界になったところの登山道

 

九合目石室山荘の手前はかなりの急傾斜、足元には4年前の噴火の火山灰も見えます。

火山灰を見ると心が痛みますね。

後ろを振り向くと雲海・・・だけでした。

 

九合目手前で後ろを振り向く

 

九合目の手前から大きな岩がゴロゴロしています。

左足首に不安がある自分は、下山時は要注意かもしれませんね。

 

九合目石室山荘

九合目にあった鳥居と石仏

 

九合目を通りすぎて少し歩くと傾斜が緩くなってきます。

替わりに二ノ池の分岐手前辺りから、西側から吹いてくる強風に煽られます。

強風でも吹き飛ばされる感じではなかったので剣ヶ峰を目指すことにしました。

 

二ノ池分岐から二ノ池

 

二ノ池を右に見ながら歩いていくと剣ヶ峰の山頂が見えてきます。

剣ヶ峰山頂手前には新設された避難シェルターもありました。

剣ヶ峰山荘は無残な姿に。

剣ヶ峰山頂手前の階段を登ると、御嶽神社奥社のある剣ヶ峰の山頂です。

 

剣ヶ峰山頂手前の登山道

剣ヶ峰山頂手前に新設された避難シェルター

剣ヶ峰山頂1

剣ヶ峰山頂2

剣ヶ峰山頂3

剣ヶ峰山頂4

 

登頂してすぐに、お亡くなりなられた方のご冥福をお祈りしました。

剣ヶ峰の山頂は石仏の頭が無くなっていたりして、痛々しい感じです。

よく写真で見る山頂標識はありませんでした。

山頂からの景色は雲海だけで他の山は何も見えません。

明日の方が良かったのかもしれませんね。

 

【剣ヶ峰~摩利支天山】

剣ヶ峰の山頂は狭くて長居出来ないので、二ノ池に移動することにします。

二ノ池の周りを散策します。

火山灰で覆われていて二ノ池は小さくなっていましたね。

 

二ノ池

 

二ノ池本館の脇から賽ノ河原に向かいます。

するとガスの中に入って真っ白な世界になりました。

たまにガスが晴れると目の前には外輪山の摩利支天山が見えます。

シャッターチャンスは逃さずにパシャリと。

西側からガスがたくさん流れてきますね。

 

賽ノ河原に向かう登山道(真っ白)

賽ノ河原に向かう登山道(外輪山の摩利支天山)

 

賽ノ河原まで下りて、賽ノ河原避難小屋まで登り返します。

ガスが晴れた時に後ろを振り向くと剣ヶ峰が見えます。

ここでもシャッターチャンスは逃さずにパシャリと。

 

賽ノ河原と剣ヶ峰

賽ノ河原避難小屋

 

賽ノ河原避難小屋からは尾根沿いに登っていきます。

なかなかの急傾斜で、登りきったところに摩利支天乗越という分岐がありました。

 

摩利支天乗越

 

摩利支天乗越は五ノ池小屋と摩利支天山の分岐になっています。

摩利支天山方面に向かいます。

 

摩利支天への登山道

 

摩利支天山への登山道は外輪山の尾根の南側を歩いていきます。

若干アップダウンはあるものの楽しい山歩きという感じです。

ガスが無ければいい景色を眺めながら歩けそうですね。

外輪山の終点まで行くと摩利支天山の山頂がありました。

 

摩利支天山

 

摩利支天山の山頂は外輪山の端っこで、広場もなく、両側が切り立った崖の上でした。

ガスで景色が何も見えませんが、ここもガスが無ければいい景色を眺めることが出来るのでしょう。

先客の男女2人組の登山者と写真を撮りあったり、山談義したりして楽しい時間を過ごしました。

 

【摩利支天山~三ノ池】

摩利支天山から摩利支天乗越まで戻ります。

摩利支天乗越からは五ノ池小屋へ向かいます。

登山道はガスで先が見えませんが、これでもかってくらいに下っていきます。

帰りは登り返すのかと思うとぞっとしますね。

摩利支天山までで引き返す登山者が多いのも頷けます。

 

五ノ池小屋への登山道(真っ白)

 

途中ですれ違った方から、ハイマツがある場所に雷鳥がいたと教えていただきましたが、ガッスガスで雷鳥さんを見つけることが出来ませんでした。

登山道が平坦になってくると小屋らしき建物がうっすらと見えてきます。

近付いてみると五ノ池小屋がありました。

 

五ノ池小屋

 

五ノ池小屋の右上に頂上らしきピークがあるので行ってみることにしました。

ピークは飛騨頂上と書かれていて、岐阜県側にある濁川温泉からの頂上でした。

五ノ池小屋の入口まで行って五ノ池を眺めてみましたが、ガスでよく見えませんでした。

 

五ノ池

 

五ノ池小屋の入口にあった道標を見ると、この先は左が濁川温泉、右が継子岳と書いてあります。

ここが登山道の分岐とは知らず、継子岳と書かれているのは飛騨頂上側と思ってしまい、飛騨頂上に戻ってしまいました。

(ガスで先が見えなかったのと地図を持っていなかったのが継子岳に辿り着けなかった原因ですね。)

 

飛騨頂上

 

飛騨頂上に戻って少し手前にあった道標の矢印に向かって歩きます。

登山道は外輪山を歩いていきます。

この時はこの先に継子岳の山頂があると信じていましたが、三ノ池の外輪山を歩いていたようです。

 

三ノ池の外輪山

 

少し歩くと右下にはコバルトブルーの三ノ池がありました。

晴れていればもっとキレイに見えるのでしょうね。

左下には四ノ池がある火口が見えます。(ガスが無ければ継子岳が見えていたのでしょう。)

 

三ノ池

 

 

少し歩くと足元に道標があります。

左に下りていくと四ノ池、戻ると五ノ池、三ノ池、この先は何も書いていませんが、疑いも無く継子岳だろうと思い直進しました。

するとピークらしき場所に雷鳥さんが見えます。

吸い寄せられるように雷鳥さんに会いに行ってしまいました。

 

雷鳥さん

 

逆光であまりキレイに写せませんでしたが、雷鳥さんに出会えてラッキーでした。

登山道は緩やかに下っていきます。

遠くに小さな小屋が見えてきます。

三ノ池避難小屋の前まで行くと道標には「ここは三ノ池」、左は「八合目」、右は「頂上方面」と書いてあります。

継子岳の頂上はこの上かと疑う余地はありませんでした。

 

三ノ池避難小屋

三ノ池にあった道標

 

 

【三ノ池~摩利支天乗越】

ガスで先は見えませんが、道標「頂上方面」を信じて継子岳を目指します。

外輪山まではかなり登り返します。

 

ガスが晴れた時に見えた外輪山

 

ガスが晴れた時に左奥に見えたピークが継子岳と思い、ガツガツ登っていきます。

中腹あたりに分岐があります。

分岐を見ると左「二ノ池、剣ヶ峰」、右「五ノ池小屋」と書かれています。

継子岳は???

 

中腹にあった分岐

 

この時点でやらかした感が満載でしたが、左に向かい尾根まで登ることにしました。

急坂を登りきって少し下ったところに分岐があり、先ほどまでの静けさと違って人口密度が一気に上がりました。

道が良くわからないので分岐にいた登山者に「継子岳方面はどっちですか?」と聞いてみると「右側です」と教えていただいたので右上にあるピークに向かって登っていきます。

ガスで真っ白だったので先程歩いたことにも気付かずに登っていきました。

やっとピークに着いた~と思ったら見覚えのある摩利支天乗越でした。。。

三ノ池の周りを1周してきただけのようですね。

 

ピークの先にあった分岐

摩利支天乗越

 

 

【摩利支天乗越~飯森高原駅】

最終のロープウェイが16時30分なので、まだ継子岳に行くことは可能かもしれませんが、また御嶽山に来ればいいかと気持ちを切り替えて帰ることにしました。

継子岳の替わりにもう一度剣ヶ峰に登頂すると目標を変更しました。

賽ノ河原避難小屋まで下る途中で左下のガスが晴れてきます。

覗いてみると三ノ池が見えました。

先程は三ノ池の外輪山を歩いてきたのかと現実を知りました。

テンションだだ下がりのまま二ノ池まで戻りました。

 

賽ノ河原避難小屋の少し手前から三ノ池

 

二ノ池から剣ヶ峰方面の登山道を見ると、人、人、人。

もう昼過ぎなのにこんな登山者がいるのかとウンザリしたので、本日二度目の剣ヶ峰はパスすることにしました。

 

二ノ池本館手前から剣ヶ峰方面

 

剣ヶ峰からの登山道に合流すると下山も行列になります。

追い抜くことが出来ないのでノンビリ歩くことにします。

そんな中、上りの登山者待ちで避けている時に登山マナーを無視して無理やり下山していくソロの方が数名いました。

行列を我慢出来ない人は混雑する山には来ないで欲しいですね。

時折り遅い先行者が避けてくれましたが、行列は七合目行場山荘の先にある分岐まで続きました。

最後のウッドチップが敷かれているしらびその小径は登山者が疎らになったのでノンビリと歩いて飯森高原駅に戻りました。

 

行列の登山道1

行列の登山道2

行列の登山道3

行列の登山道4

ガスの中の飯森高原駅

 

 

【下山後】

飯森高原駅からのロープウェイは1組1台で乗せてくれます。

貸し切りで乗せていただいたので15分の空中遊泳を楽しみます。

最初はガスで何も見えませんでしたが、途中からいい眺めが。

パシャパシャと写真をとりました。

 

ロープウェイからの眺め1

ロープウェイからの眺め3

ロープウェイからの眺め2

 

駐車場で着替えてお土産を買った後は、長野県富士見町にある道の駅「信州蔦木宿」まで戻って車中泊することにします。

道の駅に着いてからは「つたの湯+天丼のセット(1,200円)」を購入し、温泉でサッパリ。

その後、天丼を食べてお腹を満たしました。

隣に座った方がたまたま愛知県から来ていたソロの登山者で山談義で盛り上がりました。

 

 

コースタイム

登山道入口(7:50)~七合目行場山荘(7:54)~(8:31)八合目女人堂(8:33)~九合目石室山荘(9:11)~(9:38)剣ヶ峰(9:44)~(10:02)二ノ池(10:06)~賽ノ河原(10:15)~(10:23)賽ノ河原避難小屋(10:24)~摩利支天乗越(10:33)~(10:47)摩利支天山(10:54)~摩利支天乗越(11:05)~(11:20)五ノ池小屋(11:27)~四ノ池分岐(11:38)~三ノ池避難小屋(11:49)~五ノ池小屋分岐(12:00)~(12:12)賽ノ河原避難小屋(12:14)~(12:24)摩利支天乗越(12:26)~賽ノ河原避難小屋(12:35)~(12:39)賽ノ河原(12:44)~二ノ池(12:57)~九合目石室山荘(13:19)~八合目女人堂(13:53)~七合目行場山荘(14:23)~(14:29)登山道入口

 

本日のルート

 

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2018/10/06(土) 富士見高原ゴルフコースから西岳と編笠山

p-tingさん、お疲れ様です。

 

先々週の滑落の影響か、先週末のボーリング4ゲームの影響か、数日前から足首が痛くてびっこを引くようになりました。

そんな中で三連休を迎えます。

金曜日の夜に左足の痛い箇所を確認すると、足首の痛みは治っていて左足の小指から踵までの小趾外転筋(しょうしがいてんきん)の痛みだけが残っていました。

三連休を無駄にはしたくないので、百均で足首用のサポーターを購入して山に行ってみることにしました。

ノープランでしたが、初日は富士見高原から八ヶ岳の西岳と編笠山に登ることにしました。

問題なく歩ければ権現岳まで足を延ばすつもりでいました。

 

頼みの綱のサポーター

 

 

【富士見高原ゴルフコース~不動清水】

やる気のなさを感じる9時30分の遅いスタートです。

八ヶ岳はどんよりとした曇り空の中で、山頂に着いた頃に晴れることを期待するしかありません。

富士見高原ゴルフコースから数分歩くと登山口があります。

道標に従い歩いていくと「丸太橋・崖を迂回するルート」と「通常の登山道」の分岐があります。

迷うことなく崖があるルートを選択します。

 

5分程歩くと登山道が倒木で塞がれています。

周りを見渡すと登山道は沢沿いに続いているようなので、歩きやすい場所を探して沢沿いに出ます。

ここから登山道がどこに続いているのかがわかりません。

遠くを見渡すと上流側の対岸にロープがあります。

渡りやすい場所を探して対岸に渡りました。

 

渡渉する沢

 

登山道を少し歩くと五叉路分岐に出ます。

五叉路分岐から整備された林道を西岳、不動清水方面に歩いていくとちょっとした広場があって、そこが不動清水でした。

清水が湧き出る水場「不動清水」で美味しいお水をご馳走になりました。

帰りも寄りたいですね。

 

不動清水

不動清水の広場

 

 

【不動清水~西岳】

不動清水で編笠山と西岳分岐となっていますが、西岳方面に向かいます。

しばらく樹林帯の中のなだらかな登山道が続きます。

3回くらい林道を横切っていくと次第に傾斜は急になってきますが、大したことはありません。

1時間くらい歩くと大きな岩がで出てきたり、八ヶ岳らしい雰囲気になります。

上を見上げると紅葉もキレイですね。

 

紅葉1

紅葉2

 

登山道はひたすら登っていくだけという感じですが、1箇所だけ道標があるちょっとした広場がありました。

道標は文字が消えていたのでここがどこかよくわかりませんでした。

(後で調べると標高約2,200mくらいの場所のようです。)

 

最初のガレ場

 

次第に傾斜が急になってくるとガレ場に出ます。

西岳山頂かなと思ったら、いったん樹林の中に戻ります。

数分歩くと2回目のガレ場に出て見覚えのある山頂にでました。

 

西岳山頂

 

景色は?

前回に続いて今回も真っ白でした。

吹き上げてくる風が冷たい。

 

西岳山頂からの景色(真っ白)

 

 

【西岳~編笠山】

西岳の山頂で休憩するには微妙だったので先に進むことにします。

西岳から青年小屋までは樹林の中の登山道になります。

今日は樹林から落ちてくる雫が小雨のようになっています。

登山道は水溜りになって歩きにくい。

西岳からピストンで戻るのが正解だったかもしれませんね。

 

乙女の水という水場の少し手前で本日2組目の登山者に出会います。

この先にある水場があった場所が土石流で崩落していて、土石流は富士見高原ゴルフコースまで流れていってゴルフコースが使えなくなるほどの酷さだったそうです。

崩落箇所の迂回路にテープが設置されているので、テープを探しながら歩けば通行は可能だそうです。

でも、滑りやすいので気をつけてください、とのこと。

貴重な情報ありがとうございました。

 

自宅に帰ってから調べてみると、1週間前に通過した台風24号の影響のようですね。

左足に不安がある状態で崩落箇所を通過しないといけないとは、持ってますね。

 

数分歩いたところで崩落箇所に到着します。

幅は50メートル程ですが、ひと雨が降ったらまた崩れてしまいそうな感じです。

 

崩落箇所1

崩落箇所2

崩落箇所3

崩落箇所4

 

迂回路を慎重に歩いて無事に渡りきることが出来ました。

乙女の水という水場は無くなってしまったようです。

崩落箇所から5分も歩くと青年小屋のテン場と青年小屋に出ました。

青年小屋は権現岳と編笠山の分岐点でもあります。

左足に不安があるのとガッスガスで景色が期待出来ないので権現岳には行かないことにしました。

 

青年小屋

 

青年小屋から編笠山に向かいます。

最初は大きな岩がゴロゴロしたところをペンキで書かれている矢印や丸を見つけながら歩きます。

今日はガスってて視界が悪いのでペンキを探すのにもひと苦労です。

 

青年小屋から編笠山への登山道1

青年小屋から編笠山への登山道2

 

少し油断するとルートを外して歩いていたりもします。

10分程歩くと樹林の中に入ります。

なかなかの急傾斜で段差もあるので歩きやすい場所を探しながら登ります。

 

青年小屋から編笠山への登山道3

 

傾斜がなくなってくると山頂はあと少し。

目の前の視界が開けると小さな岩がゴロゴロした編笠山の山頂です。

 

編笠山山頂

 

編笠山の山頂はかなり広めですが、ガッスガスで真っ白です。

西岳同様に冷たい風が吹いています。

風下で風を遮られる場所を探してお昼ご飯にしました。

 

【編笠山~富士見高原ゴルフコース】

編笠山からは大きな岩の上を歩きながら下っていきます。

真っ白で視界が悪いのでペンキを探すのが大変なのと、岩が濡れていて滑らないように慎重に歩いたので、岩場を通過するのに20分も掛かってしまいました。

 

編笠山山頂からの登山道1

編笠山山頂からの登山道2

 

岩場が終わると樹林の中になりますが、最初は岩の上を歩きます。

標高2300mの標識を通り過ぎると岩がなくなります。

ただ、落ち葉と根っこで滑りやすいので要注意でした。

 

編笠山山頂からの登山道3

 

時折り登山道が不明瞭になりますが、立ち止まって見渡せばすぐに見つかるので、急がなければ迷うことはないでしょう。

道標がたくさんありますが、景色が変わらないので長く感じます。

標高1800mの標識を通り過ぎると傾斜も緩くなって右側に大きな岩が現れます。

臼久保岩小屋と書かれていたので、以前小屋があったようですね。

少し先には足元に「名所見晴台」の看板があります。

いまは何も見えないので以前は見晴らしが良かったのでしょうか?

 

臼久保岩小屋

足元にあった「名所見晴台」の看板

 

林道を2回横切った後、問題の沢沿いに出ます。

どこで対岸にある登山道に入るのか分からなかったので、工事車両がある場所まで200メートルほど沢沿いを歩きました。

 

沢に下りた場所

 

登山道に戻って5分くらい歩くと見覚えのある五叉路分岐に出ます。

すると不動清水の方からソロの登山者が歩いてきます。

ソロの方は先程自分が対岸に渡る場所を見付けられなかった場所で登山道が見付けられずに右往左往していったん諦めたようです。

沢から登る場所を伝えてお別れしましたが、青年小屋に泊まると言ってももう15時です。

自分でも明るい時間に到着するにはギリギリの時間で確実に明るい時間には着かないはず。

かなり心配でしたが、無理に引き止めることが出来ないので無事に青年小屋に到着することを願うばかりでした。

五叉路分岐からは朝歩いた登山道で駐車場まで戻りました。

 

【下山後】

左足は痛いものの人並みの山歩きは出来そう。

明日の山と本日の温泉を考えることにします。

ふと、9月26日から10月8日正午まで山頂までの規制が解除されている御嶽山を思い出して、慰霊登山することにしました。

 

温泉は移動中に見付けることにします。

国道153号線の荒神山入口交差点手前で「日帰り温泉 湯にいくセンター左折」の看板を見付けます。

名前が怪しげでしたが、湯にいくセンターに立ち寄ることにしました。

https://yuniiku.com/

露天風呂がありませんでしたが、炭酸水素塩泉で肌がスベスベになります。

なかなかの名湯でしたね。

 

その後は木曽路の道の駅「日義木曽駒高原」で車中泊。

http://www.michinoeki-kisokoma.jp/

夜中は台風25号の影響で物凄い風と雨で車体は揺れて良く眠れません。

明日の御嶽山は登れるか不安になりました。

 

コースタイム

富士見高原ゴルフコース(9:27)~五叉路分岐(9:48)~(9:53)不動清水(9:57)~(11:37)西岳(11:42)~(12:28)青年小屋(12:29)~(12:53)編笠山(13:06)~(15:00)五叉路分岐(15:03)~(15:20)富士見高原ゴルフコース

 

本日のルート

 

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2018/09/24(月) 尾白川渓谷駐車場~日向山

p-tingさん、お疲れ様です。

 

昨日の甲斐駒ヶ岳に続いて、2日連続で尾白川渓谷駐車場から山に登ります。

また黒戸尾根もありですが、夕方に車の点検を出すことになっているので、午前中で下山可能な日向山から甲斐駒ヶ岳を眺めることにしました。

 

【尾白川渓谷駐車場~日向山】

尾白川渓谷駐車場から数分歩いたところにある売店尾白の前にある分岐を右に曲がります。

(黒戸尾根は分岐を直進)

するといきなり急傾斜です。

楽チン登山と思いきや出だしは黒戸尾根と同じ感じですね。

 

売店尾白の前にある分岐

最初の尾根直登

 

最初の九十九折りと尾根直登が終わると傾斜が緩くなった九十九折りになります。

いったん尾白川林道に出ますが、数分後また登山道に戻ります。

ここから矢立石登山口までは意外と急坂でした。

 

尾白川林道に出た後の急坂

矢立石登山口前の駐車場

矢立石登山口

 

矢立石登山口からは日向山ハイキングコースとなります。

傾斜がゆるゆるで歩きやすくなりますが、なかなか標高を上げていきません。

しばらく歩くと「10/1」の看板が。

1合目なんでしょうか。。

登山口からここまで意外と遠く感じたので日向山の山頂は遠そう・・・。

 

心が折れそうになりましたが、山頂を目指すことにします。

「10/4」を過ぎた辺りで先行者が視界に入ります。

しかし、「10/6」を過ぎてもなかなか差が縮まりません。

朝食も食べずに歩いていたのでシャリバテが酷くなっていたのでしょう。

おにぎりを1つ食べてから歩き出すといつも通りのペースで歩けるようになります。

「10/7」過ぎで先行者を軽快に追い抜きました。

 

「10/8」辺りでそろそろ山頂?と思ったら登山道は下っていきます。

おいおい。。

下りきったところに人工物がありました。

何かと思ったら日向山雨量観測所でした。

日向山雨量観測所から少し上り返したところに三角点への分岐があります。

ひとまず三角点に立ち寄りました。

 

日向山雨量観測所

 

分岐まで戻って直進し、少し先で右に曲がると急に視界が開けます。

目の前には真っ白な雁ヶ原ビーチ、日向山の山頂がありました。

稲村岩尾根の鷹ノ巣山の山頂に登頂する時のような感動ですね。

その後、山頂に来られた方も到着した際に感動されていました。

 

日向山山頂手前

日向山から甲斐駒ヶ岳方面(甲斐駒ヶ岳はガスの中)

 

日向山の山頂に着いてから甲斐駒ヶ岳を探しますが、残念なことに雲隠れしています。

ここまで何しに来たんだか。。。

 

山頂では神奈川県から来ていた4人組の方達が日向山からの景色を楽しんでいました。

自分が山頂に着いた少し後に先程追い抜いたカップルが到着します。

最初はカップルとお話ししながら景色を楽しみます。

昨日は仙丈ヶ岳に登ってきたそうですが、自分が黒戸尾根から甲斐駒に登ってきたと伝えたら驚かれていました。

なんか自分の方がインパクトがあったようで申し訳なくなってしまいました。

カップルとおしゃべりしながら景色を楽しんでいると甲斐駒が顔を出します。

おお~、来て良かった~。

これで鞍掛山まで行かなくて済みました。

 

日向山から甲斐駒ヶ岳

 

カップルとの会話を楽しんだ後は、神奈川県から来ていた4人組のうちの1人とお話しをします。

なんと昨日の夜、いくつかの候補から日向山を選択して夜のうちに移動してきたと。

天気予報がいちばん良かったのも理由の1つで、みなさん考えることが同じですね。

 

日向山山頂に咲いていたお花

 

長い間、山談義をして楽しみました。

お別れの際に雪が積もったら丹沢でお会いしましょうと約束しました。

冬に再会出来ると嬉しいですね。

 

日向山から八ヶ岳1

日向山から八ヶ岳2

 

神奈川県から来ていた4人組の方達とカップルが下山して1人になったので、食事にします。

甲斐駒は雲隠れしているので八ヶ岳を眺めながらパンを食べます。

1人になって感慨にふけっていたら子連れのご家族の方達が登ってきて、お父さんとまたまたお話しすることになりました。

パンを食べたら帰ろうと思っていたんですけどね。

帰るタイミングを失ってしまいました。

またまた山談義で楽しく過ごすことが出来ました。

お子さんが食事をしたいと言い出したので、お別れすることにしました。

 

【日向山~尾白川渓谷駐車場】

日向山の山頂に長居し過ぎましたが、時間はたっぷりあるのでいつものペースで下山します。

すると三角点の手前で13人の団体さんとすれ違ったのを筆頭に上ってくる人が多いこと。

ここは高尾山かって思ってしまいました。

お手軽に登れる山なので人気がある山なんですね。

 

「10/3」を通り過ぎた後の尾根の辺りで神奈川県から来ていた登山者に追いつきます。

矢立石登山口まで山談義をしながらゆっくり歩きました。

 

矢立石登山口からは一人旅。

意外と登山道は急傾斜で歩きにくいので慎重に歩きましたが、登ってきた時の印象よりも比較的歩きやすく感じました。

日向山から1時間13分で尾白川渓谷駐車場に戻ってきました。

 

コースタイム

尾白川渓谷駐車場(5:43)~矢立石登山口(6:30)~(7:43)日向山(9:24)~矢立石登山口(10:08)~(10:37)尾白川渓谷駐車場

 

本日のルート

 

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