p-tingさん、お疲れ様です。
先々週の滑落の影響か、先週末のボーリング4ゲームの影響か、数日前から足首が痛くてびっこを引くようになりました。
そんな中で三連休を迎えます。
金曜日の夜に左足の痛い箇所を確認すると、足首の痛みは治っていて左足の小指から踵までの小趾外転筋(しょうしがいてんきん)の痛みだけが残っていました。
三連休を無駄にはしたくないので、百均で足首用のサポーターを購入して山に行ってみることにしました。
ノープランでしたが、初日は富士見高原から八ヶ岳の西岳と編笠山に登ることにしました。
問題なく歩ければ権現岳まで足を延ばすつもりでいました。
【富士見高原ゴルフコース~不動清水】
やる気のなさを感じる9時30分の遅いスタートです。
八ヶ岳はどんよりとした曇り空の中で、山頂に着いた頃に晴れることを期待するしかありません。
富士見高原ゴルフコースから数分歩くと登山口があります。
道標に従い歩いていくと「丸太橋・崖を迂回するルート」と「通常の登山道」の分岐があります。
迷うことなく崖があるルートを選択します。
5分程歩くと登山道が倒木で塞がれています。
周りを見渡すと登山道は沢沿いに続いているようなので、歩きやすい場所を探して沢沿いに出ます。
ここから登山道がどこに続いているのかがわかりません。
遠くを見渡すと上流側の対岸にロープがあります。
渡りやすい場所を探して対岸に渡りました。
登山道を少し歩くと五叉路分岐に出ます。
五叉路分岐から整備された林道を西岳、不動清水方面に歩いていくとちょっとした広場があって、そこが不動清水でした。
清水が湧き出る水場「不動清水」で美味しいお水をご馳走になりました。
帰りも寄りたいですね。
【不動清水~西岳】
不動清水で編笠山と西岳分岐となっていますが、西岳方面に向かいます。
しばらく樹林帯の中のなだらかな登山道が続きます。
3回くらい林道を横切っていくと次第に傾斜は急になってきますが、大したことはありません。
1時間くらい歩くと大きな岩がで出てきたり、八ヶ岳らしい雰囲気になります。
上を見上げると紅葉もキレイですね。
登山道はひたすら登っていくだけという感じですが、1箇所だけ道標があるちょっとした広場がありました。
道標は文字が消えていたのでここがどこかよくわかりませんでした。
(後で調べると標高約2,200mくらいの場所のようです。)
次第に傾斜が急になってくるとガレ場に出ます。
西岳山頂かなと思ったら、いったん樹林の中に戻ります。
数分歩くと2回目のガレ場に出て見覚えのある山頂にでました。
景色は?
前回に続いて今回も真っ白でした。
吹き上げてくる風が冷たい。
【西岳~編笠山】
西岳の山頂で休憩するには微妙だったので先に進むことにします。
西岳から青年小屋までは樹林の中の登山道になります。
今日は樹林から落ちてくる雫が小雨のようになっています。
登山道は水溜りになって歩きにくい。
西岳からピストンで戻るのが正解だったかもしれませんね。
乙女の水という水場の少し手前で本日2組目の登山者に出会います。
この先にある水場があった場所が土石流で崩落していて、土石流は富士見高原ゴルフコースまで流れていってゴルフコースが使えなくなるほどの酷さだったそうです。
崩落箇所の迂回路にテープが設置されているので、テープを探しながら歩けば通行は可能だそうです。
でも、滑りやすいので気をつけてください、とのこと。
貴重な情報ありがとうございました。
自宅に帰ってから調べてみると、1週間前に通過した台風24号の影響のようですね。
左足に不安がある状態で崩落箇所を通過しないといけないとは、持ってますね。
数分歩いたところで崩落箇所に到着します。
幅は50メートル程ですが、ひと雨が降ったらまた崩れてしまいそうな感じです。
迂回路を慎重に歩いて無事に渡りきることが出来ました。
乙女の水という水場は無くなってしまったようです。
崩落箇所から5分も歩くと青年小屋のテン場と青年小屋に出ました。
青年小屋は権現岳と編笠山の分岐点でもあります。
左足に不安があるのとガッスガスで景色が期待出来ないので権現岳には行かないことにしました。
青年小屋から編笠山に向かいます。
最初は大きな岩がゴロゴロしたところをペンキで書かれている矢印や丸を見つけながら歩きます。
今日はガスってて視界が悪いのでペンキを探すのにもひと苦労です。
少し油断するとルートを外して歩いていたりもします。
10分程歩くと樹林の中に入ります。
なかなかの急傾斜で段差もあるので歩きやすい場所を探しながら登ります。
傾斜がなくなってくると山頂はあと少し。
目の前の視界が開けると小さな岩がゴロゴロした編笠山の山頂です。
編笠山の山頂はかなり広めですが、ガッスガスで真っ白です。
西岳同様に冷たい風が吹いています。
風下で風を遮られる場所を探してお昼ご飯にしました。
【編笠山~富士見高原ゴルフコース】
編笠山からは大きな岩の上を歩きながら下っていきます。
真っ白で視界が悪いのでペンキを探すのが大変なのと、岩が濡れていて滑らないように慎重に歩いたので、岩場を通過するのに20分も掛かってしまいました。
岩場が終わると樹林の中になりますが、最初は岩の上を歩きます。
標高2300mの標識を通り過ぎると岩がなくなります。
ただ、落ち葉と根っこで滑りやすいので要注意でした。
時折り登山道が不明瞭になりますが、立ち止まって見渡せばすぐに見つかるので、急がなければ迷うことはないでしょう。
道標がたくさんありますが、景色が変わらないので長く感じます。
標高1800mの標識を通り過ぎると傾斜も緩くなって右側に大きな岩が現れます。
臼久保岩小屋と書かれていたので、以前小屋があったようですね。
少し先には足元に「名所見晴台」の看板があります。
いまは何も見えないので以前は見晴らしが良かったのでしょうか?
林道を2回横切った後、問題の沢沿いに出ます。
どこで対岸にある登山道に入るのか分からなかったので、工事車両がある場所まで200メートルほど沢沿いを歩きました。
登山道に戻って5分くらい歩くと見覚えのある五叉路分岐に出ます。
すると不動清水の方からソロの登山者が歩いてきます。
ソロの方は先程自分が対岸に渡る場所を見付けられなかった場所で登山道が見付けられずに右往左往していったん諦めたようです。
沢から登る場所を伝えてお別れしましたが、青年小屋に泊まると言ってももう15時です。
自分でも明るい時間に到着するにはギリギリの時間で確実に明るい時間には着かないはず。
かなり心配でしたが、無理に引き止めることが出来ないので無事に青年小屋に到着することを願うばかりでした。
五叉路分岐からは朝歩いた登山道で駐車場まで戻りました。
【下山後】
左足は痛いものの人並みの山歩きは出来そう。
明日の山と本日の温泉を考えることにします。
ふと、9月26日から10月8日正午まで山頂までの規制が解除されている御嶽山を思い出して、慰霊登山することにしました。
温泉は移動中に見付けることにします。
国道153号線の荒神山入口交差点手前で「日帰り温泉 湯にいくセンター左折」の看板を見付けます。
名前が怪しげでしたが、湯にいくセンターに立ち寄ることにしました。
https://yuniiku.com/
露天風呂がありませんでしたが、炭酸水素塩泉で肌がスベスベになります。
なかなかの名湯でしたね。
その後は木曽路の道の駅「日義木曽駒高原」で車中泊。
http://www.michinoeki-kisokoma.jp/
夜中は台風25号の影響で物凄い風と雨で車体は揺れて良く眠れません。
明日の御嶽山は登れるか不安になりました。
コースタイム
富士見高原ゴルフコース(9:27)~五叉路分岐(9:48)~(9:53)不動清水(9:57)~(11:37)西岳(11:42)~(12:28)青年小屋(12:29)~(12:53)編笠山(13:06)~(15:00)五叉路分岐(15:03)~(15:20)富士見高原ゴルフコース
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