p-tingさん、お疲れ様です。
去年も同じような時期に行っていますが、甲武信ヶ岳にシャクナゲトンネルを見に行くことにしました。
コースは去年とほぼ同じですが、異なる点は以下の通りです。
・・スタート地点を西沢渓谷入口から道の駅「みとみ」に変更
・・帰りは木賊山巻かずに木賊山に登る
自宅を4時過ぎに出発と少しノンビリし過ぎ、こんなんで大丈夫なのか?
道の駅「みとみ」に向かう途中でいつも通りにフルーツラインから南アルプスを眺めます。
今日は白峰三山より南側は雲が多めで眺望いまいちですね。
【道の駅「みとみ」~木賊山】
6時40分過ぎに道の駅「みとみ」に到着し、車を雁坂峠登山口寄りに止めました。
気温は5℃と5月後半にしてはかなりの冷え込み。
天気予報では甲武信ヶ岳の9時の気温が-1℃と寒さが心配ですが、暑がりなので夏仕様の服装にします。
去年よりも1時間遅れのスタートです。
遅い時間になってしまったので、登山客は少なめですね。
最初は西沢渓谷方面に向かいます。
トロッコの橋を通り過ぎたあたりで足に枝が刺さります。
悲しいことにスパッツが破れてしまいました。
夏仕様の服装は失敗でしたね。
西沢山荘から徳ちゃん新道に入ります。
歩き始めて2分後に2人組を追い抜きますが、今日は登る人よりも下山者がたくさんいました。
徳ちゃん新道から何回も登っているのでペース配分は万全です。
今日もノンビリ歩きます。
このコースは急坂が続くので、あまり頑張り過ぎると後半失速してしまいます。
攻略のポイントは5割くらいの力でゆっくり歩く・・・ですかね。
最初から急坂が続きます。
急坂は奥多摩で慣れているので問題なしです。
登山道はずっと樹林の中なので、最初のシャクナゲトンネルまでは新緑以外の楽しみはありません。
徳ちゃん新道の登山口から歩き始めて1時間くらいでシャクナゲトンネルに入ります。
今年は来るのが遅すぎたせいか、シャクナゲは終わりかけですね。
たまにあるツツジの方がキレイに見えます。
シャクナゲの撮れ高がいまいちのまま新道分岐手前の富士山ビューポイントに着きます。
朝はキレイに見えていた富士山がもう雲隠れ寸前。
甲武信ヶ岳に着いた頃に富士山が見えることを願うばかりです。
新道分岐で少し休憩してシャリバテ対策にカロリーメイトを1本食べます。
効果があるといいのですが。
再びシャクナゲを楽しみながら歩きます。
標高を上げるにつれてシャクナゲがキレイになってきます。
どんどん牛歩になっていきます。
後半のシャクナゲはツボミだったので、もう少し楽しめそうですね。
シャクナゲゾーンが終わると普通に歩き始めます。
ガレ場の手前にある急坂で何人か追い抜きます。
急坂を登り終えてガレ場からの景色を楽しみます。
富士山は肉眼では山頂部分がギリギリ見えましたが、写真で見ると雲と同化していますね。
樹林の中に戻り、木賊山に向かいます。
残雪が気になりましたが、木賊山山頂の手前に少し凍結箇所があっただけでほぼ夏道でした。
破風山への分岐、鶏冠山への分岐を通り過ぎると一等三角点のある木賊山山頂です。
【木賊山~甲武信ヶ岳】
木賊山からから少し下るとザレ場があり、ここから目の前に甲武信ヶ岳がドーンと見えます。
定番の景色ですが、何回見てもいいですね。
今日は八ヶ岳もキレイに見えますね。
甲武信小屋まで下り、下った分を甲武信ヶ岳まで登り返します。
つづら折りになっていて傾斜が緩いので、疲れがなければあっという間に甲武信ヶ岳の山頂です。
山頂では20人程の登山者が休憩されていました。
景色を眺められる空いている場所を探して休憩します。
南アルプスと富士山は雲が多めですが、今日は八ヶ岳がキレイに見えました。
【甲武信ヶ岳~西破風山】
今日はなんとなく落ち着けない雰囲気でしたので、お腹を満たして少し景色を眺めたら出発します。
甲武信ヶ岳山頂の南側にある岩場から木賊山と奥多摩方面を眺めます。
おまけみたいな感じの木賊山ですが、どっしりとした山容ですね。
景色を眺めていると、木賊山手前のガレ場の手前で追い抜いたソロの方が登ってきます。
「山頂はまでですか?」と聞かれたので「あと1分で山頂ですよ。頑張ってください。」とお答えしました。
疲労困憊の様子でしたので、あと2分と伝えれば良かったかな?
甲武信小屋まで下り、賑わっている甲武信小屋をチラ見してから木賊山に登り返します。
去年と同様に木賊山を巻いても良かったのですが、登山道がどろんこ状態になっていると思うので今年は木賊山に登ることにしました。
木賊山のザレ場の手前で、木賊山手前の急坂で追い抜いた2人組の方とすれ違います。
2人は少し間隔を離して登っていましたが、どちらの方も「もう山頂まで行ってきたのですか。早いですね~」と驚かれていました。
サクっと木賊山に登ると、狭い山頂では3人のソロの方が休憩されていました。
木賊山の少し先にある分岐を「破風山、雁坂峠」方面に行きます。
木賊山の巻き道の分岐までは凍結と泥濘で歩きにくかったので、木賊山の巻き道をやめたのは正解だったかもしれませんね。
分岐から10分程下ると賽ノ河原という開けた場所に出ます。
富士山の山頂は相変わらず雲の中ですが、いい眺めでした。
賽ノ河原から破風山避難小屋まで下ります。
破風山避難小屋の手前でタイツが何かに引っかかり左足の膝あたりが破れます。
今日は左足が受難の日のようですね。
破風山避難小屋から西破風山に登り返します。
なかなかの急坂で後半は岩場が続きます。
岩場になってくると見晴らしがよくなるので、立ち止まってばかりで前に進みません。
遠くのほうに雪がある山々は見えましたが、どこの山でしょうか?
急坂を登り終えて樹林の中を少し歩くと西破風山の山頂です。
西破風山の山頂は眺望がありませんが、ベンチが1つあるので少し休憩しました。
ここで残りのカロリーメイト1本を食べます。
【西破風山~雁坂峠】
西破風山から東破風山までは、何回か岩場に出て富士山方面を眺めることが出来ます。
でも、相変わらず富士山の山頂は雲隠れしていますね。
今日はご機嫌斜めの様子です。
通過点みたいな東破風山山頂からは急坂を下っていきます。
下る途中で右足首を捻るアクシデントがあってバランスを崩します。
右手でなんとか堪えて大事にはいたらずでした。
この柔らかすぎる足首はなんとかならないかな?
急坂を下りきると少しずつ登り返します。
倒木で登山道が塞がれている場所が多くて歩くのが大変でした。
雁坂嶺でまたまた休憩します。
以前は山頂から眺望なしだった気がしますが、富士山と南アルプス方面を眺めることが出来ました。
富士山はちょろっと見えるのは知っていましたが、南アルプス方面も見えるとは。
伐採したのかな?
雁坂嶺から雁坂峠まで緩やかに下っていきます。
雁坂峠の少し手前に和名倉山、雲取山などの山々を眺められそうな場所があるので少し寄り道します。
和名倉山はまだ1回しか行ったことがないので、近いうちに行ってみるかな。
雁坂峠まで下り、少し休憩します。
なんだか休憩ばかりしていますね。
ようやく富士山の手前にあった雲が無くなり、富士山の山頂までキレイに見えるようになりました。
【雁坂峠~道の駅「みとみ」】
雁坂峠からつづら折りに下っていきます。
雁坂峠から少し下ったところから見上げると5月と思えないほど青空がキレイです。
しばらく歩くと登山道は沢沿いになります。
小さな沢を渡った少し先にロープが設置されている滑りやすい場所があったり、登山道が沢になっている場所があります。
その後も何回か沢を渡ります。
金曜日に降った雨の影響か、今日は沢の水量が多めでしたね。
沢から少し離れてくると沓切沢橋に出ます。
ここからは長い林道歩きになります。
退屈な林道歩きでしたが、途中で先行している2人の方に追いつきます。
小さなザックを背負っていたので登山者だろうと思っていましたが、お話しをすると釣りに来ていた方達でした。
少しお話ししながら歩いていましたが、「遠くから来ているのでお先にどうぞ」とお気遣いをされたのでお別れすることにしました。
その後は淡々と歩いて道の駅「みとみ」に戻りました。
コースタイム
道の駅「みとみ」(6:57)~(7:03)西沢渓谷入口バス停(7:03)~(7:24)西沢山荘(7:24)~(9:03)新道分岐(9:07)~(10:18)木賊山手前のガレ場(10:20)~(10:36)木賊山(10:37)~(10:59)甲武信ヶ岳(11:24)~(11:47)木賊山(11:47)~(12:22)破風山避難小屋(12:23)~(13:02)西破風山(13:09)~(13:31)東破風山(13:33)~(14:16)雁坂嶺(14:24)~(14:43)雁坂峠(14:53)~(16:05)沓切沢橋(16:05)~(16:51)道の駅「みとみ」
↓↓↓その他の山行一覧はこちらから↓↓↓