p-tingさん、お疲れ様です。
月曜日から火曜日にかけて雪が降りました。
ようやく雪遊びが出来ると思ったら、火曜日から水曜日にかけて雨になりました。
今週末は雪がどれくらい残っているかがポイントです。
奥多摩と丹沢どちらにするか?
土曜日に行った登山者の情報を見てみると、丹沢の方が丹沢山から蛭ヶ岳までにシッカリと積もってそう。
12月にも行きましたが、大倉から蛭ヶ岳をピストンすることにしました。
例年通り塔ノ岳から蛭ヶ岳まではアイゼンを装着する予定です。
【大倉~塔ノ岳】
電車で行ってもよかったのですが、1年振りのアイゼン装着で時間にゆとりがあった方がいいと思い、車で大倉まで行きます。
6時前に到着しましたが、大倉バス停前にあるコインパーキングはガラガラでした。
ノンビリと準備して空が少しだけ明るくなった頃にヘッデンを手に持ってスタートします。
最初は車道歩きで街灯があるのでヘッデンは未使用のままです。
後ろを振り向くと空が少しずつ焼けてきます。
キレイですね。
薄暗いまま登山道に入ります。
スタート時に比べると少し明るくなってきているのでヘッデンの出番はありませんでした。
まだ車で来ている登山者だけなので登山道は登山者が少なくて歩きやすいですね。
尾根に出る少し手前でご来光です。
見晴茶屋から見たかったですね。
登山道も赤色になってキレイでした。
尾根沿いの広い平坦な登山道を少し歩くと見晴茶屋です。
見晴茶屋からの眺めは雲が多め、沿岸上は雲が湧きやすい気温なんですかね。
見晴茶屋を通り過ぎるとバカ尾根名物の階段と木道を登っていきます。
ペースを抑え気味で歩いていきます。
一本松を通り過ぎて一旦傾斜が緩くなりますが、再び急登になります。
ひと登りすると駒止茶屋です。
駒止茶屋の先も傾斜が緩くなります。
ここでペースを落として背後霊のようにピタリと着いてくる方に広い尾根道で追い抜いてもらうことにしました。
今日は塔ノ岳から蛭ヶ岳まではアイゼン着用する予定なので、塔ノ岳ピストンの方のペースに惑わされたくないですね。
少し下った後に少し登り返すと堀山の家です。
堀山の家前からキレイな富士山を望めます。
富士山側は快晴でいい眺めですね。
堀山の家を通り過ぎると再び急登になります。
標高差約300メートルの上り坂です。
途中まではいい感じで歩いていましたが、シャリバテ気味になり花立山荘手前で行動食を食べることにしました。
行動食を食べてもすぐにはシャリバテは解消されないのでペースが上がらないまま花立山荘まで歩きました。
花立山荘ではキレイ富士山が待っています。
先月も見たばかりですが、富士山を眺めにいきました。
花立山荘からは海側もオレンジ色に光っていてキレイに見えます。
どちらも冬ならではの眺めですね。
花立山荘の横にあるトイレで一息つきます。
これでお腹のモヤモヤが無くなりました。
ひと安心ですね。(笑)
ペースを上げれない理由はこれもありました。
花立山荘から先の登山道の脇には雪がチラホラ出てきますが、気にならない程度で歩くのに支障がありません。
花立のピークの先にあるやせ尾根も表面は凍ってるものの問題なく歩けました。
鍋割山方面への分岐の金冷しから先は、登山道に積雪がある場所や凍結している場所があります。
自分の靴では凍結している場所はツルッと滑りますが、なるだけ滑りにくい場所を選びながら歩いていきました。
塔ノ岳山頂手前は日当たりのいい場所にある木段歩きなので、何も気にせずに歩けました。
視界がよくなってきて木段が終わると塔ノ岳山頂です。
塔ノ岳山頂は閑散としていました。
まずは山頂標識のある場所から富士山となりますが、閑散としているのに空気の読めない方が写真に入ってしまう。
空気の読めない方を山頂標識で隠すしかありませんね。
うーん、富士山はいいけど南アルプスが・・・。
空気の読めない方は移動する気配が無いので、山頂標識からの写真は諦めました。
塔ノ岳山頂の山頂標識から離れた場所から眺望を楽しみます。
富士山の眺めは最高、南アルプスもバッチリですね。
先月も同じような眺めを楽しんでますが、今日もゆっくりと景色を楽しみました。
ふと、蛭ヶ岳に行くんだと我に返ります。
丹沢山方面の登山道を確認してみると積雪は酷くはなさそう。
アイゼン無しでも行けるかもしれませんが、今日は塔ノ岳から蛭ヶ岳まではアイゼン装置して体力作りをする目的もあるので、塔ノ岳山頂でアイゼンを装着しました。
【塔ノ岳~丹沢山】
尊仏山荘の左側にある登山道から丹沢山方面に向かいます。
登山道は塔ノ岳山頂の北側にある為、朝方は凍結しやすいのでアイゼンを装着していると足下を気にせずに歩けて気楽なんですよね。
鞍部までサクサク下っていきます。
短い距離のやせ尾根を通り過ぎるとすぐに登り返しが始まります。
整備された木段で南側の斜面にある為、積雪が無くなります。
本来ならアイゼンを外すべきですが、アイゼンを装着したままソロリソロリと忍び足で木段を傷付けないように歩きました。
ただの通過点のようなピークの日高を越えると、視界が広がって気持ちよい尾根歩きになります。
視界がよくなると左側に見える富士山が気になってしまい立ち止まってしまいます。
前方で歩いているソロの方も自分と同じ感じで何度も立ち止まって写真撮影をしていました。
竜ヶ馬場へ登り返します。
大した傾斜ではありませんが、1年振りのアイゼン装着で足取りが重くなります。
そして左側の踵の上に違和感を感じます。
痛みから察しがつきます。
皮が剥けてるんでしょう(汗)
次第に痛みが増してきます。
頭の中で「丹沢山で引き返すか?」と撤退も考え始めますが、「麻痺して痛みに慣れてくれれば蛭ヶ岳まで歩けるだろう」と悪いことも思いつきます。
どうなることやら・・・。
竜ヶ馬場のピークを越えて下り坂になると左足の痛みを感じなくなります。
この時に「上り坂だけ痛みに耐えれば蛭ヶ岳まで行ける」となってしまいました。
この決断がどうなるんだか・・・ですね。
そして丹沢山への上り坂が始まります。
痛みに耐えながら歩いていきますが、前方を歩いていたソロの方が道を譲ってくれます。
ゆっくり歩きたい気持ちがありますが、譲っていただいので追い抜かさせていただきました。
なるだけゆっくり歩いていきますが、さらに前方に歩いてくれた方も道を譲ってくれます。
そんなに早く歩いていないのになぁ。
痛みに耐えながら丹沢山山頂まで登りきりました。
丹沢山山頂には誰もいませんでした。
丹沢山の山名標識のある場所の眺めを楽しんだ後は、みやま山荘前にある広場で休憩することにしました。
シャリバテ防止の為にパンを食べてお腹を満たしました。
その2へ続きます。
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