その1からの続きです。
【三峯神社~霧藻ヶ峰休憩所】
三峯神社から参道を歩いて雲取山登山口まで戻ります。
行きは気付きませんでしたが、駐車場との分岐に雲取山登山口の標柱がありました。
埼玉県の標柱は東京都と違ってセンスありますね。
個人的には雲取山山頂の標柱も元に戻して欲しいです。
登山口から林道を歩いていくと、鳥居がある場所が林道と登山道の分岐になっています。
鳥居を潜って霧藻ヶ峰方面に向かいます。
急坂の途中にある二股桧を通り過ぎ、炭焼平まで登ります。
尾根を巻きながら緩やかな傾斜の登山道を歩いた後、急坂を上っていくと地蔵峠に出ます。
地蔵峠からひと登りで霧藻ヶ峰の山頂です。
帰りもガスで何も見えませんでした。
少し下って登り返すと霧藻ヶ峰の休憩所です。
【霧藻ヶ峰休憩所~白岩山】
霧藻ヶ峰休憩所からはちょっとした岩場からの下り坂になりますが、すぐに岩場は終わります。
無名ピークを巻いた後、お清平まで下るとザワザワと声が聞こえてきます。
お清平からの急傾斜の上り坂を団体さんが登ってますね。
自分もお清平で休憩せずに登っていくと、あっという間に団体さんの最後尾に追い付いてしまいました。
さすがに一気な追い越すのは無理なので、最後尾の方とお話しをしながら団体さんの後ろをついていくことにしました。
団体さんの先頭が急坂を登り終えたところで道を譲っていただけたので、急ぎ足で登って団体さんを追い抜きました。
いったん傾斜が緩みますが、すぐに急坂になります。
白岩山の肩を通り過ぎ、さらにひと登りすると前白岩山の山頂です。
前白岩山からはほんの少しだけ西側が開けていますが、ガスで真っ白でした。
白岩小屋からの眺めに期待ですね。
前白岩山から少し下って登り返します。
だんだん登りがツラくなってきます。
シャリバテ気味のようですね。
白岩小屋まで登って、ベンチで休憩しながらお腹を満たすことにしました。
期待していた景色はガスで真っ白でした。
白岩小屋からも急坂を登っていきます。
すぐにシャリバテ解消しない為、足が止まり始めます。
山頂まであと少しですが、前に進まなくなってしまいました。
だらしないですね。
牛歩になりながら白岩山の山頂まで歩きました。
白岩山の山頂に着くと、ベンチで行きにお会いしたお姉さんが休憩されていました。
「体力ありますね」とお誉めの言葉を頂きましたが、先程まで牛歩だったので恥ずかしいですね。
【白岩山~雲取山】
白岩山山頂から緩やかな傾斜の登山道を歩いていくと、すぐに芋ノ木ドッケへの分岐に出ます。
芋ノ木ドッケへの分岐から巻き道に向かいます。
シャリバテ解消がいまいちだったのでザックからおにぎりを取り出し、食べながら歩きていきました。
雲取山側にある芋ノ木ドッケへの分岐まで歩くとソロの男性がザックを降ろして休憩しています。
道標に雲取山荘ではなく雲取山としか書いてなくて不安になっていたそうです。
「雲取山方面で大丈夫ですよ」と伝えるとホッとしていました。
ホッとしたところで「先程すれ違いませんでしたか?」と。
みなさんすれ違った登山者をよく覚えてますね。
「丹波山村営駐車場から三峯神社のピストンで三峯神社まで行って戻ってきました。」と伝えると「凄すぎる」と驚かれていました。
大ダワまで下って、大ダワでザックからオヤツを取り出します。
歩きながら食べられるように準備をして男坂から雲取山荘に向かいます。
ようやくシャリバテが解消したようで、いつものペースで雲取山荘まで歩いていきました。
雲取山荘でポカリ1リットルを作ります。
まだ飲み物は1.6リットル残ってましたが、ザックが軽くなり過ぎるのもどうかと。
でも、この考えは大失敗でポカリ1リットルをザックに入れて歩こうとしたらザックが重く感じます。
たった1キロの増量で重く感じるなんて情けない…
雲取山荘をあとにして、雲取山の山頂に向かいます。
そういえば雲取山の巻き道は歩いたことないですね。
急坂を登っていきます。
2回くらい緊急停止しましたが、まずまずのペースで雲取山山頂まで登りきりました。
雲取山山頂手前でポツポツと雨粒が落ちてきたような気がしましたが、気のせいということにしておきます。
朝と違って雲取山山頂から富士山や南アルプスは見えませんでした。
すぐに山梨県側の山頂に移動すると、避難小屋の脇に何かが見えます。
なんとシカさんがお出迎えしてくれました。
逃げられないうちにパシャリと。
アップで撮そうとしたら気付かれて警戒されてしまいました。
忍び足で少しずつ山梨県側の山頂に移動するものの、本日のシカさんはあまり慣れていない様子で石尾根の方に逃げてしまいました。
【雲取山~丹波山村営駐車場】
雲取山山頂直下でシカさんが自分のことをジッと見ています。
ソロリソロリと忍び足で歩いていくと、シカさんが自分のことに気付いてビクッとなり、樹林の方に少し移動しました。
間近での撮影は失敗に終わりました。
さて、ノンビリしてる場合ではないですね。
雲取山から歩き始めて数分で雨がパラパラと降ってきます。
少し様子見していましたが、雨がやみそうにないので折り畳み傘を出すことにしました。
帰りも小雲取山に寄るか迷います。
クマザサが濡れていて膝下がビショビショになるのが嫌だなぁ・・・。
でも、ここで巻いたら行きに寄り道した意味が無くなるので小雲取山山頂に寄り道しました。
クマザサでビショ濡れになって後悔したのは言うまでもありませんね。
小雲取山からの急坂を下ったところで雨がやみます。
折り畳み傘をザックにしまいました。
ヨモギノ頭の山頂から七ッ石山方面を眺めると、西側に雨雲らしき黒い雲があります。
また降りそうですね。
ヨモギノ頭山頂から下って、奥多摩小屋とヘリポートを通り過ぎてダンシングツリーまで来たところでまた雨が降りだします。
今回は本格的な小雨です。
またザックから折り畳み傘を取り出しました。
ブナ坂まで下り、七ッ石山に登り返します。
少し風が出て足下が濡れそうでしたが、大事には至らずで七ッ石山の山頂に。
振り返って雲取山を眺めてから下山します。
七ッ石小屋の上にある水場で水を飲んだ後、七ッ石小屋は寄らずに通過します。
七ッ石小屋から先は樹林に囲われていて雨に濡れないので折り畳み傘をザックしまいました。
破線ルートからマムシ岩に、堂所を通り過ぎた頃に雨はやみ、後はスリップしないように気をつけて歩くだけ。
たんたんと歩いて丹波山村営駐車場まで戻りました。
休憩時間込みで13時間30分。
ほぼ見込み通りに歩きましたが、なかなかハードなルートでしたね。
念願だった三峯神社から雲取山に登ることが出来て最高でした。
鴨沢から、東日原から、飛龍山から、そして今回は三峯神社から。
これで雲取山完全制覇!?
そろそろバリルートに手を出さないといけない?
ヨモギ尾根、七ッ石尾根などありますが、くまさんに出会う可能性が高そうでビビリには無理かな。
コースタイム
丹波山村営駐車場(5:03)~(6:04)堂所(6:04)~(6:58)七ッ石山(7:00)~(7:39)ヨモギノ頭(7:39)~(7:56)小雲取山(7:56)~(8:08)雲取山(8:17)~(8:34)雲取山荘(8:41)~(8:53)大ダワ(8:56)~(9:32)白岩山(9:32)~(9:43)白岩小屋(9:46)~(9:59)前白岩山(9:59)~(10:27)お清平(10:27)~(10:39)霧藻ヶ峰休憩所(10:40)~(11:32)雲取山登山口(11:32)~(11:39)三峯神社(11:50)~(11:55)雲取山登山口(11:55)~(13:12)霧藻ヶ峰休憩所(13:14)~(13:22)お清平(13:23)~(14:05)前白岩山(14:06)~(14:20)白岩小屋(14:25)~(14:44)白岩山(14:46)~(15:19)大ダワ(15:20)~(15:35)雲取山荘(15:38)~(15:58)雲取山(16:05)~(16:17)小雲取山(16:17)~(16:31)ヨモギノ頭(16:31)~(17:06)七ッ石山(17:07)~(17:44)堂所(17:44)~(18:33)丹波山村営駐車場
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