月別アーカイブ: 2017年12月

2017/11/26(日) 石割神社駐車場から石割山、加瀬山(ピストン)

p-tingさん、お疲れ様です。

 

三連発の第3弾です。

朝4時に目覚ましをセットするも、体がだるくて起きようとしません。

気付いたら5時30分、ここで起きなかったら山に行けないと思い頑張って起き上がります。

目覚めが悪かったもう1つの理由は、行きたい山が思いつかないことがありました。

一昨日は丹沢、昨日は奥多摩、今日はどこに?

 

行く宛ても無いまま車を運転していると、「簡単に登れて富士山を近くで見れる山にしよう」と決め、三ツ峠山か菰釣山か石割山にすることにします。

三ツ峠山は「もう駐車場は空いていないし、標高差1000メートル超えはキツイ」と判断し、菰釣山か石割山のどちらかに絞ります。

最終的な決め手は「標高差が少ない方がいい」で、石割山から富士山を眺めることにしました。

 

石割神社駐車場に8時頃に到着し、支度をしてから出発します。

駐車場の前にある小さい橋を渡って、石割神社の赤い鳥居をくぐると403段の石段が目の前に現れます。

山頂までの標高差がありませんが、この石段があることをスッカリ忘れていました。。。

 

403段の石段(左上:赤い鳥居、右上:階段の始まり、左下:階段の中間点、右下:最後の階段)

403段の石段(左上:赤い鳥居、右上:階段の始まり、左下:階段の中間点、右下:最後の階段)

 

最初の50段くらいは軽快に歩けましたが、昨日と一昨日の疲れで足が重くなってきます。

最後は失速しつつも、10分程で東屋のある富士見平に到着しました。

ここから石割神社までは林道みたいな登山道です。

割れた巨岩がある石割神社を通り過ぎると、本格的な登山道になります。

ハイキングコースとなっていますが、登山道は荒れていて段差がある箇所がたくさんあり、傾斜も急なのであちらこちらにロープが設置されています。

石割神社から15分くらい歩くと目の前が急に開けて、富士山がドーンと現れます。

そこが石割山の山頂です。

 

石割山から富士山 (2)

石割山から富士山 

 

石割山の山頂で4人の方が休憩されていましたが、ソロの方はすぐに平尾山の方に歩いていかれました。

足元は霜柱で真っ白になっていました。

気温が上昇してくると大変なことになりそうですね。

 

石割山から鹿留山や大菩薩、奥多摩の山

石割山から鹿留山や大菩薩、奥多摩の山

石割山から南アルプス

石割山から南アルプス

石割山から富士山をアップで

石割山から富士山をアップで

 

石割山の山頂からは富士山と南アルプスが一望出来ます。

北側には鹿留山や大菩薩、奥多摩の山々も望めます。

素晴らしい展望ですね~。

富士山と南アルプスの撮影に夢中になってしまいました。

 

景色を堪能した後はどうするか悩みます。

選択肢は以下の3つです。

1.御正体山に行く。

2.東海自然歩道で平尾山、大平山に行く。

3.二十曲峠に行く。

御正体山は遠くて展望がない、平尾山と大平山は人が多いのと泥濘が心配、と考えると下るだけで眺めがいい二十曲峠しか残りませんでした。

二十曲峠は下るだけと言っても、約300メートル下るので帰りは下った分を登り返す必要があります。

送電線沿いに下っていきます。

登山道は霜柱で真っ白なので、解け出したら登るのが大変そう。

南アルプスと鹿留山と大菩薩の山々を眺めながら歩いたので、立ち止まってばかりで二十曲峠まで時間が掛かってしまいました。

 

二十曲峠

二十曲峠

二十曲峠から富士山 (2)

二十曲峠から富士山 

二十曲峠から南アルプス

二十曲峠から南アルプス

 

二十曲峠にはテーブルとベンチとトイレもあって休憩には最適で、富士山の眺めも素晴らしいです。

今日の富士山はご機嫌で1日中キレイに見えました。

本日はここまでにする予定でいましたが、お昼ご飯には早過ぎるのでもう少し先まで行こうと悪い自分が出てきます。

でも、杓子山・鹿留山までは行かず、立ノ塚(たちんづか)峠までにしようと心に誓うことにしました。

 

立ノ塚峠までは展望なしで小ピークがたくさんあることは歩いたことがあるので知っています。

最初のうちは上り坂は辛いなぁ…と感じていましたが、歩いていると体が馴染んでくるので違和感がなくなってきます。

ビニールテープに、「三角点名(砂須山)」と書いてあるピークで引き返そうか少し悩みましたが、もう少し先に進むことにします。

 

砂須山

砂須山

 

立ノ塚峠の手前にあるピークの加瀬山まで歩いてきます。

時計を見ると10時28分。

この頃には体も温まってきていい感じになっています。

杓子山・鹿留山まで行ってしまいそうな予感がしてきます。

 

加瀬山

加瀬山

 

立ノ塚峠まで行こうと思いましたが、立ノ塚峠まで行ったら確実に杓子山・鹿留山に行くと思ったので、Uターンして戻ることにしました。

二十曲峠まで戻り、二十曲峠で富士山を眺めながら軽く食事をすることにしました。

二十曲峠は車でも来れる場所なので、食事をしていたら車で来ていたおじさんが富士山の写真を撮っていました。

食事後、コーヒーを飲んだら石割山まで戻ります。

 

二十曲峠から富士山

二十曲峠から富士山

 

石割山に着くと山頂にあった霜柱は全て解けていてドロドロ状態になっています。

相変わらず富士山がキレイに見えるので、30人くらいの登山者が富士山を眺めながら休憩をされていました。

 

石割山から富士山

石割山から富士山

 

石割山で同じような写真をもう一度撮ってから、休憩せずに下山することにしました。

もうお昼なのに登ってくる方がたくさんいます。

下山中に登ってくる方達を待つときに端っこの方に避けていたら、子供に「あっ、忍者がいる~」と言われてしまいました。

八ヶ岳の時の「宇宙人」と比べたら「忍者」はいい表現かもしれませんね。

 

帰りは石割神社の割れた巨岩の間を通ってみることにします。

入口はかなり狭くてまっすぐに歩くことが出来ず横になって歩きます。

次第に幅は広くなっていくので途中からは足元を気をつければ問題ないです。

時計回りに3回通ると幸運が開けると言われているようですが、自分は1回しか通らなかったので幸運は少ししか開けないのかな?

少しでも開ければいいですけどね。

 

割れた巨岩

割れた巨岩

割れた巨岩の横幅(ガラケーよりは少し広い)

割れた巨岩の横幅(ガラケーよりは少し広い)

 

最後は403段の石段を下って、赤い鳥居をくぐればゴールです。

駐車場に戻り着替えをしていると、これから登る登山者がおられました。

いまから登るなんて・・・

でも、今日はいまから登っても富士山がキレイに見えそうですね。

 

怒涛の三連発の予定が、尻すぼみの三連発になって終了しました。

来週はもう12月で今年も残り僅かになってしまいましたが、まだまだどこかの山に出没するつもりです。

 

コースタイム

石割神社駐車場(8:09)~(8:51)石割山(9:08)~(9:37)二十曲峠(9:52)~(10:28)加瀬山(10:31)~(10:59)二十曲峠(11:23)~(11:56)石割山(12:01)~(12:32)石割神社駐車場

 

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2017/11/25(土) 奥多摩駅から本仁田山、川苔山

p-tingさん、お疲れ様です。

 

三連発の第2弾は、奥多摩三大急登の2番手と言われている、

「大休場尾根から本仁田山」

です。

 

本仁田山を選択した理由は、

「本仁田山から富士山が見えることを確かめる」と、

「早朝のバスは寒すぎるので乗りたくない」

でした。

 

昨日の「大倉~蛭ヶ岳(ピストン)」の疲れが心配なので、重しとして担いでいる南アルプス天然水2リットルを車に置いて、飲み物は2.5リットルと空身に近い状態とします。

鳩ノ巣駅にある駐車場に車を停めて、電車で奥多摩駅に移動します。

東日原行きのバスに接続している電車だったので、乗ろうか迷いましたが体力が持つか心配だったので、予定通りに本仁田山からスタートします。

安寺沢集落までは車道歩きで、これが意外と遠い。。。

 

安寺沢集落の民家の裏手から登山道に入ります。

乳房観音に寄り道して安全祈願をしてから登ります。

いきなり急傾斜の九十九折りで、樹林の中を歩きます。

尾根に出る少し手前から眺望がありますが、それ以外は眺望なしです。

尾根に出てからも急傾斜のままです。

ヘロヘロになりながらも花折戸尾根の分岐を通り過ぎて、本仁田山山頂の少し手前から右側が開けています。

ここからは筑波山が裾野までキレイに見えました。

 

本仁田山から筑波山方面

本仁田山から筑波山方面

 

さらに進むと左側が開けています。

ここからは富士山が見えます。

p-tingさんと来た時は都心方面しか望めなかったのに、こんなに眺望がよくなるとはビックリです。

 

本仁田山から富士山方面

本仁田山から富士山方面

本仁田山から富士山アップ

本仁田山から富士山アップ

 

本仁田山山頂にあるベンチからの眺めは以前と同じです。

伐採されて視界がよくなると景色が変わるもんですね。

本仁田山の人気が少しは上がるのかな?

伐採といえば天目山を思い出しますが、同じ人が伐採していたら笑えますね。

(違うと思いますが・・・)

 

本仁田山から東京湾方面

本仁田山から東京湾方面

 

本仁田山からは瘤高山に向かいます。

ほとんど下りなので楽チンです。

瘤高山で川苔山に行くか、鳩ノ巣駅に行くか悩みます。

ゆっくり歩けば川苔山まで行けそうな感じだったので、川苔山に向かうことにしました。

 

瘤高山から下ったところに大ダワがあります。

通行止めになっていますが、大ダワから足毛岩方面に2、3分歩くと奥多摩の山々が良く見えるので、トラロープを跨いで寄り道をします。

鷹ノ巣山と雲取山、先程登ってきた本仁田山と瘤高山がキレイに見えました。

 

大ダワから足毛岩方面に2、3分あるいた場所から鷹ノ巣山と雲取山

大ダワから足毛岩方面に2、3分あるいた場所から鷹ノ巣山と雲取山

大ダワから足毛岩方面に2、3分あるいた場所から本仁田山と瘤高山

大ダワから足毛岩方面に2、3分あるいた場所から本仁田山と瘤高山

 

大ダワに戻り、鋸尾根から舟井戸に向かいます。

巻き道もありますが、p-tingさんと歩いた時に巻き道が怖く感じたので、今日は鋸尾根を選択します。

鋸尾根は4つのピークがあり、かなり急峻ですが、登りは結構楽しかったりします。

舟井戸まで行くと後は川苔山まで登るだけとなります。

登山道は落葉で埋もれているので、十字路になっている分岐までは滑らないように慎重に歩きました。

分岐からはひと登りで川苔山の山頂です。

 

川苔山山頂

川苔山山頂

 

川苔山では6人がベンチで休憩されていました。

奥多摩の景色が眺めやすくて、座りやすい岩がある場所にザックを置いて富士山を眺めに行きます。

ギリギリ富士山を写すことが出来るか程度しか見えませんでした。

富士山に関しては本仁田山の方が眺めがいいですね。

 

川苔山から富士山方面

川苔山から富士山方面

川苔山から富士山アップ

川苔山から富士山アップ

川苔山から奥多摩の山々(鷹ノ巣山、雲取山、芋ノ木ドッケ)

川苔山から奥多摩の山々(鷹ノ巣山、雲取山、芋ノ木ドッケ)

 

少し早い時間ですが、お昼ご飯にカップ麺のお蕎麦を食べます。

奥多摩の山々を眺めながらのお蕎麦は贅沢ですね。

川乗橋バス停から続々と登ってくるので、食事後はあまりノンビリせずに下山することにしました。

 

帰りは舟井戸から大ダワには向かわず、大根ノ山ノ神に向かいます。

最初は急降下しますが、山腹を回りこむような登山道になると、なだらかな登山道になります。

途中で日差しを浴びてキレイな紅葉を眺めることが出来ました。

山で見る紅葉はそろそろ終わりかもしれませんね。

 

登山道の紅葉1

登山道の紅葉1

登山道の紅葉2

登山道の紅葉2

 

大根ノ山ノ神からは熊野神社を経由して鳩ノ巣駅まで歩きました。

その後、駐車場に戻ると物凄い車と観光客です。

どうやら鳩ノ巣渓谷の紅葉を見に来ている観光客で溢れていたようです。

 

着替えを終えた後は、鳩ノ巣渓谷を散策してみることにします。

何回も来ているのに鳩ノ巣渓谷は初めてです。

紅葉は終盤を迎えていたので、鳩ノ巣小橋近辺しか散策しませんでしたが、巨岩・奇岩の間を流れる多摩川はお見事でした。

駐車場に戻る際に鳩ノ巣トンネルの先に見える紅葉もいい感じでしたね。

 

鳩ノ巣渓谷1

鳩ノ巣渓谷1

鳩ノ巣渓谷2

鳩ノ巣渓谷2

鳩ノ巣トンネル

鳩ノ巣トンネル

 

コースタイム

奥多摩駅(6:26)~(7:01)安寺沢集落(7:01)~(8:19)本仁田山(8:34)~(8:48)瘤高山(8:49)~(8:59)大ダワ(9:03)~(9:39)舟井戸(9:39)~(9:59)川苔山(10:17)~(10:31)舟井戸(10:31)~(11:33)大根ノ山ノ神(11:33)~(11:58)鳩ノ巣駅

 

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2017/11/24(金) 大倉から塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳(ピストン)

p-tingさん、お疲れ様です。

 

今週末は金土日の三日間も山に行けることになりました。

山小屋泊も考えましたが、小屋泊するような山の小屋はほとんど終了しています。

先月はかなり散財しているので、節約をテーマに日帰り三連発をすることにしました。

三連発の第1弾は平日の方が混雑しないと見込んで、大倉から蛭ヶ岳のピストンです。

 

早朝から工事渋滞に嵌って、予定よりも30分遅れで大倉に到着します。

平日なのにコインパーキングが残り4台分しか空いていません。

まさかの週末並みの混雑ですね。

 

出遅れてしまったので、今日は蛭ヶ岳に行けないことも想定してのスタートとなりました。

歩き始めて10分くらいで脹脛に違和感を感じます。

足が攣らないように気をつけて歩くことにします。

 

階段地獄の紅葉1

階段地獄の紅葉1

階段地獄の紅葉2

階段地獄の紅葉2

 

見晴小屋からの階段地獄はいつも苦痛ですが、今日は紅葉を楽しみながら歩けます。

もちろん立ち止まる回数が増えていきます。

駒止茶屋、堀山の家を通り過ぎると左手に富士山がチラチラと見え始めます。

富士山の左手前に少し雲があります。

嫌な予感が。。。

塔ノ岳までは富士山が見えていて欲しいな…と願いながら登ります。

 

いつもですが、花立山荘の手前にある階段で失速します。

無理せずに、前を歩いているおじさんのペースに合わせることにしました。

花立山荘で少し休憩します。

時間を見ると花立山荘まで約2時間、やはり最遅ですね。

 

花立山荘と富士山

花立山荘と富士山

 

花立山荘から塔ノ岳までは傾斜が緩くなるので、ひと登りで到着します。

やはり富士山に雲が掛かり始めています。

先週に続いて期待外れでしたね。

でも、見えるだけでも幸せかもしれません。

バカ尾根の途中で少しお話ししたおじさんが、

「三週連続で塔ノ岳に来ていて、二週連続で富士山が見えなかった。」

とおっしゃってました。

おじさんが山頂に着くまでは富士山が見えているといいのですが。

 

塔ノ岳から富士山方面

塔ノ岳から富士山方面

塔ノ岳から丹沢の山々

塔ノ岳から丹沢の山々

 

塔ノ岳の西側の景色だけ眺めて、丹沢山に向かいます。

ここからは気持ちいい尾根歩きです。

富士山が気になって、開けた場所があると立ち止まって写真ばかり撮っていたのはいうまでもありません。

丹沢山の手前にある竜ヶ馬場付近でお腹がグーグーと鳴り始めます。

シャリバテ気味ですが、丹沢山までは我慢することにしました。

丹沢山手前の階段は苦戦するかと思いましたが、意外とスムーズに歩けたので、まずまずの時間で丹沢山の山頂に到着しました。

 

丹沢山から富士山

丹沢山から富士山

 

丹沢山からの富士山を眺めてから、ベンチで休憩します。

まだお昼前なので、山頂には5人しか居ませんでした。

パンを食べてお腹を満たしてから蛭ヶ岳に向かいます。

 

若者2人が少し前に丹沢山を出発したので、抜かないようにある程度の距離をあけて歩くことにします。

丹沢山まで0.1Km地点からの蛭ヶ岳までの稜線と富士山の眺めが好きですが、富士山はそろそろ店じまいのようです。

蛭ヶ岳に着いた頃に富士山がもう一度見えることを期待して、歩くことにしました。

 

丹沢山まで0.1Km地点から蛭ヶ岳(右奥)、富士山(左奥)

丹沢山まで0.1Km地点から蛭ヶ岳(右奥)、富士山(左奥)

 

蛭ヶ岳までの登山道は霜柱が解け始めて泥濘だらけで、行きはよいよい帰りは怖いかもしれません。

滑りやすいので、気をつけながら歩きます。

不動ノ峰の休憩所手前から、大山の奥に薄っすらと江ノ島と三浦半島と房総半島が見えます。

遠くまで見えると嬉しくなりますね。

 

大山と江ノ島と三浦半島と房総半島

大山と江ノ島と三浦半島と房総半島

 

棚沢ノ頭の少し先で、ペースメーカーとしていた若者2人が立ち止まっています。

自分がプレッシャーを掛けていたのかな?

仕方なく追い越すことにしました。

次のピークの鬼ヶ岩から富士山と蛭ヶ岳の眺めも好きですが、富士山はちょろっとしか見えませんでした。

 

鬼ヶ岩と蛭ヶ岳

鬼ヶ岩と蛭ヶ岳

 

鬼ヶ岩からは2箇所のクサリ場がありますが、無雪期はクサリの必要が無い程度の岩場です。

蛭ヶ岳手前から気温が上がってきて、泥濘が酷くなります。

滑って歩きにくい。

泥濘に苦戦しつつも、蛭ヶ岳の山頂に到着しました。

 

蛭ヶ岳山頂

蛭ヶ岳山頂

蛭ヶ岳から

蛭ヶ岳から

 

宮ヶ瀬湖方面のベンチで3人、富士山方面のベンチで4人の方が休憩されていました。

少し雲が多めですが、まずまずの眺めです。

景色を眺めてからお昼ご飯にします。

カップ麺のうどんを食べて体を温めます。

歩いていると寒さを感じませんが、動かなくなると寒さを肌で感じます。

待っていても富士山は顔を見せてくれないので、12時頃に帰ることにしました。

 

蛭ヶ岳から宮ヶ瀬湖方面

蛭ヶ岳から宮ヶ瀬湖方面

蛭ヶ岳から横浜方面をアップ(東京湾にある白い線はアクアラインと海ほたる)

蛭ヶ岳から横浜方面をアップ(東京湾にある白い線はアクアラインと海ほたる)

 

大倉から蛭ヶ岳のピストンは、蛭ヶ岳に行くことよりも帰りがシンドイ。

蛭ヶ岳から丹沢山までは鬼ヶ岩ノ頭、棚沢ノ頭、不動ノ峰のピークがあり、丹沢山から塔ノ岳までは竜ヶ馬場、日高のピークがあります。

いつも丹沢山と塔ノ岳で休憩しますが、今回は竜ヶ馬場と塔ノ岳で休憩することにします。

ヘロヘロになりながらも丹沢山を通り過ぎて竜ヶ馬場で休憩します。

 

竜ヶ馬場からの景色

竜ヶ馬場からの景色

 

竜ヶ馬場はベンチが4つあり、大山の両脇から東京・横浜方面が望めます。

いちご大福を食べながら、コーヒータイムにします

景色を眺めながら明日はどこに行こうかなぁ…と考えていましたが、残念ながら答えが出ませんでした。

 

休憩後、塔ノ岳まで戻ります。

行きは富士山側しか景色を眺めなかったので東側の景色を眺めますが、上空にある雲のせいで眺めがいまいちでした。

 

塔ノ岳から表尾根方面

塔ノ岳から表尾根方面

 

塔ノ岳からはひたすら下ります。

行きと同じで紅葉で癒されながら歩いて、明るいうちに下山することが出来ました。

 

コースタイム

大倉(6:36)~(8:33)花立山荘(8:38)~(9:01)塔ノ岳(9:07)~(9:56)丹沢山(10:07)~(11:26)蛭ヶ岳(11:57)~(13:10)丹沢山(13:11)~(13:24)竜ヶ馬場(13:36)~(14:05)塔ノ岳(14:13)~(15:53)大倉

 

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2017/11/19(日) 公時神社から金時山

p-tingさん、お疲れ様です。

草野球チームの友人Kさんとの「2017年紅葉狩り第2弾」として、筑波山を予定していましたが、個人的に筑波山の紅葉は魅力的ではなかった為、前日の夜に丹沢にある大山阿夫利神社の紅葉に変更しないかと、Kさんに相談します。

コースは、朝イチに自分だけ金時山に登り、その後三島のスカイウォークに行って、最後に大山阿夫利神社のライトアップです。

Kさんが予定変更をOKしてくれたので、前日の夜に箱根に向かいます。

自分は健康ランドのリクライニングで1泊を考えていましたが、Kさんが車中泊がいいと言うので寒さが心配でしたが、箱根湯本の駐車スペースで車中泊することにしました。

天気予報では真冬並みの寒さになると言っていましたが、朝起きてみると意外と寒くありませんでした。

冷え込みが和らいだので少し仮眠することが出来ましたが、冷え込みが和らいだということは雲が湧く可能性が高くなります。

快晴を期待していたので、空模様が少し心配になりました。

 

6時20分頃に公時神社に到着すると、トイレ前の無料駐車場は既に満車で、鳥居前に車を停めることにしました。

金時山に行って2時間で戻ってくる予定で、Kさんには待っている間は仮眠しててもらうことにします。

 

公時神社

公時神社

 

公時神社で安全祈願をしてから、登山を開始します。

少し歩くと登山道から少し逸れた場所に金時手鞠石があります。

脇にあるので、気付かずに通り過ぎてしまう人もいるんじゃないですかね。

 

金時手鞠石

金時手鞠石

 

一旦アスファルトの林道を横切った後は、大きな岩が2つに割れた金時宿り石があります。

ここからが本格的な登山道となり、傾斜が急になってきます。

しばらく樹林の中の登山道が続きます。

 

金時宿り石

金時宿り石

 

公時神社から40分ほど歩くと、木々の隙間から仙石原方面が見えるようになります。

山頂まで視界が開けないと思っていたので、木々の隙間から頑張って写真を撮ります。

でも、少し進むと視界が開けている場所があります。

3回くらいそれを繰り返して、無駄に時間を費やしました。

 

すぐに矢倉沢分岐があり、ここからは尾根沿いの登山道になります。

整備中の階段があったり、岩場があったりします。

視界が開けた場所が何箇所あり、仙石原方面の景色を望むことが出来ます。

ふと、時計を見ると意外と時間が掛かっている・・・

山頂直下は少しペースを上げて、ギリギリ1時間以内に金時山に着きました。

 

金時山から仙石原方面

金時山から仙石原方面

金時山から富士山方面

金時山から富士山方面

 

山頂に着くと目の前に富士山がドーンと現れます。

少し雲がありますが、山頂までキレイに見えます。

素晴らしい景色ですね。

 

2ヶ月前に富士山とセットで行った愛鷹山(越前岳)もよく見えました。

富士山の脇に間ノ岳、北岳、鳳凰山と今年登った山々が望めて少し嬉しくなりました。

金時山に初めて来ましたが、予想以上に眺望抜群ですね。

 

金時山から愛鷹山方面

金時山から愛鷹山方面

金時山から間ノ岳、北岳、鳳凰山をアップ

金時山から間ノ岳、北岳、鳳凰山をアップ

金時山から大山とスカイツリー

金時山から大山とスカイツリー

 

茶屋の裏側に行くと、夕方に行く予定の大山や都心方面が望めます。

少し靄っていますが、スカイツリーも見えました。

金時山からの展望を楽しんでいたらあっという間に時間が経っていて、時間を確認すると8時過ぎです。

これはヤバイと思い、すぐに下山することにしました。

 

金時山山頂にいた猫ちゃん

金時山山頂にいた猫ちゃん

 

下山時も誘惑に負けて展望がいい場所ではノンビリしてしまいます。

途中からは早歩きで時間を挽回するようにしましたが、登ってくる登山者とのすれ違いが多くて立ち止まっている時間が長くなります。

約束していた2時間を僅かに越えて、公時神社に戻ってきました。

 

金時山登山口の紅葉

金時山登山口の紅葉

 

山登りを楽しんだ後は三島スカイウォークに向かいますが、Kさんが途中にある芦ノ湖を1時間くらい散策したいと言うので元箱根に寄り道をします。

ちょっとだけのつもりがお昼過ぎまで芦ノ湖を散策した為、三島スカイウォークは中止しました。

 

元箱根1

元箱根1

元箱根2

元箱根2

芦ノ湖の海賊船1

芦ノ湖の海賊船1

芦ノ湖の海賊船2

芦ノ湖の海賊船2

芦ノ湖と駒ヶ岳

芦ノ湖と駒ヶ岳

箱根関所

箱根関所

箱根神社

箱根神社

 

夕方は予定通りに大山阿夫利神社へ移動して、紅葉を楽しんできました。

混雑で帰りのケーブルカーが30分待ちになり、シャトルバスの最終便に間に合わないアクシデントがありました。

でも、運よく路線バスがすぐに着たので、あまり待たずに帰路につきました。

 

大山阿夫利神社の紅葉1

大山阿夫利神社の紅葉1

大山阿夫利神社の紅葉2

大山阿夫利神社の紅葉2

大山阿夫利神社のゴジラ

大山阿夫利神社のゴジラ

 

コースタイム

公時神社(6:39)~(7:36)金時山(8:02)~(8:44)公時神社

 

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2017/11/11(土) 宮ヶ瀬から高畑山、丹沢三峰(本間ノ頭、円山木ノ頭、太礼ノ頭)、丹沢山

p-tingさん、お疲れ様です。

木曜日に車が新車になり、登山靴も新しくなり、今回は運転と山歩きの慣らしが目的となりました。

でも結果は。。。

 

久しぶりに、大倉から蛭ヶ岳のピストンを予定して、金曜日のお昼に天気予報をチェックしてみたら、

山に行ける土曜日の蛭ヶ岳の9時までの風が「30メートル」と見たことのない数字で、

寒冷前線が通過するので天気も微妙。

 

期待薄でしたが、少しだけ期待して朝4時起きしますが、外はビュービューと物凄い風の音がします。

天気予報を調べると、寒冷前線が通過する頃にひと雨降る感じで、夜明けから登ってもいいことは無さそう。

仕方なくもうひと寝入りして5時起きします。

まだ外はビュービューと風が吹いていて、天気予報も変わらずなのでもうひと寝入りして6時起きします。

まだ風が吹いていますが、ようやく落ち着いてきた感じがするので起きて支度をします。

テレビの天気予報では神奈川県に竜巻注意報、沿岸部が雷雨の恐れありと。

行く当てが無くなってしまいましたが、車に乗って出発します。

 

先週は奥多摩に行ったから、とりあえず丹沢と中央本線沿線方向に向かいます。

運転中に遅い時間でないと行けない「宮ヶ瀬から丹沢山」があることを思い出します。

遅い時間にしか行けない理由は、宮ヶ瀬湖周辺の駐車場が8~17時しか利用出来ないからです。

沿岸部寄りの天気が悪いなら、北側から攻めれば山頂に着く頃には天気が回復するのではないかと見込んで宮ヶ瀬湖に向かうことにしました。

宮ヶ瀬湖からヤビツ峠方面に向かったところにある無料駐車場に行くと、2箇所とも封鎖されています。

そのままヤビツ方面に向かうか悩みましたが、Uターンして有料駐車場に行きました。

水の郷第1駐車場に到着すると「本日無料、22時まで開放」と書かれています。

宮ヶ瀬湖畔でクリスマスのイルミネーションをやるから開放されているのかな?

これはラッキーでした。

 

紅葉3

紅葉

三叉路バス停手前から宮ヶ瀬湖

三叉路バス停手前から宮ヶ瀬湖

 

水の郷第1駐車場の紅葉を楽しんだ後、車道を歩いて丹沢山登山口に向かいます。

三叉路バス停の少し先にある信号を右に曲がってヤビツ峠方面に歩いたところに丹沢山登山口があります。

本厚木行きの三叉路バス停の向かい側にも登山道っぽい道がありましたが、初めてなので正規ルートにしました。

 

丹沢山登山口

丹沢山登山口

 

最初の道標まで登ればあとは尾根道となります。

小ピークがいくつかありますが、登山道は巻いていきます。

歩き始めて30分くらいで女性3人組を追い抜きます。

 

植林された樹林の手前から高取山、仏果山方面

植林された樹林の手前から高取山、仏果山方面

 

時折り木々の隙間から宮ヶ瀬湖が見えますが、基本的にずっと樹林の中を歩きます。

急坂はほとんどなく、しばらく緩やかに登っていきます。

植林された樹林の中を歩いていると、高畑山への分岐があります。

巻き道は「道幅狭し、注意」と書かれています。

道幅が狭い巻き道といえば、p-tingさんと川苔山に行った時に、

鋸尾根の巻き道で絶壁にある細い登山道をドキドキしながら歩いたことを思い出しますね。

巻き道には行かず、高畑山に登ることにします。

 

ちょろっと急坂を登り、左に折れて少し進むと高畑山の山頂がありました。

眺望はありませんが、ベンチが2つあるので休憩するにはいい場所ですね。

丹沢山までは残り7.2Km、まだまだ遠いですね。

 

高畑山山頂1

高畑山山頂1

高畑山山頂2

高畑山山頂2

 

高畑山から下って巻き道と合流地点から少し歩くと、青宇治橋への分岐があります。

分岐を通り過ぎるとトラバースした登山道になります。

登山道が落ち葉で埋もれているので、滑らないように慎重に歩きました。

木橋や鉄の橋もありますので、整備されていなかったら危険箇所ですね。

 

トラバースした登山道

トラバースした登山道

鉄の橋

鉄の橋

木の橋

木の橋

 

丹沢山6.2Kmと書かれた道標を通り過ぎると、ロープが垂れ下がっている岩場をトラバースしていきます。

凍結したらやっかいな場所かも。

岩場を通り過ぎると金冷しと書かれた道標がありました。

金冷しからは宮ヶ瀬虹の大橋が見えます。

遠くには筑波山が見えました。

 

金冷しから宮ヶ瀬虹の大橋

金冷しから宮ヶ瀬虹の大橋

 

金冷しの少し先にクサリとハシゴがある岩場があります。

ここも冬場はやっかいな場所かもしれませんね。

この先も落ち葉で埋もれたトラバースした登山道になります。

次第に登山道に落ち葉がなくなり、紅葉ゾーンになります。

緊急停止が増加し、前に進まなくなりました。

 

紅葉2

紅葉

紅葉1

紅葉

 

その先に丹沢山5.4Km、宮ヶ瀬5.6Kmの道標があります。

ようやく中間点です。

ここまで約2時間なので、丹沢山までは4時間は掛かりそう。

ざっくり見積もるとギリギリ行けるか行けないかですかね。

 

大きなキノコ

大きなキノコ

 

紅葉ゾーンが終わる頃には急坂になっていきます。

大きなキノコがある場所の少し先で、先行していた女性に追いつき、少しお話しします。

丹沢山で1泊する予定らしく、明日はいい天気になるので羨ましく思いました。

「自分は丹沢山のピストンです。」と伝えると、

「カッコイイ。」と嬉しい言葉を返してくれます。

一昨日ジムで筋トレしたことによる筋肉痛を理由にダラシナイ歩きをしていた自分がちょっと恥ずかしい。。。

数分お話しした後は、先に出発させてもらいました。

 

女性を追い抜いた後は、お褒めの言葉を戴いた通りの軽快な歩きで登っていきます。

標高を上げていくと紅葉は終わり、登山道は膝下まで落葉で埋もれています。

歩きにくい。。。

長い上り坂を登り終えると丹沢三峰1つ目の本間ノ頭です。

ベンチが1つありますが、眺望なしです。

 

一旦下って登り返すと、現場事務所がある無名ノ頭です。

ひと昔前は円山木ノ頭だったとか。

 

また下って登り返すと、円山木ノ頭です。

ひと昔前は太礼ノ頭だったとか。

おじさんが1人休憩されていました。

 

現場事務所がある無名ノ頭

現場事務所がある無名ノ頭

 

またまた下ります。

すると階段作りをされている方がおられました。

このような方がおられるので、自分達は山歩きを楽しむことが出来るんですよね。

それにしても1人で整備されているなんて、ちょっとビックリですね。

 

下って登り返すと、太礼ノ頭です。

ここでお腹がグーグー鳴り始めます。

気付きませんでしたが、調子悪いのはシャリバテも影響していたようですね。

お昼ご飯は丹沢山で食べたいので、新発売のイチゴ味のバームクーヘンを食べてその場凌ぎをします。

 

なだらかに下って上り返したところにベンチがあります。

この辺りが瀬戸沢ノ頭なんでしょうか。

標識はありませんでした。

丹沢山まで残り1Kmと書かれています。

この辺りで登山道の雰囲気が丹沢山っぽくなります。

 

ここから丹沢山まではなだらかな登りが続きます。

でも標高差が200mあるので、長ーく感じます。

木の階段が連続し、歩くペースが失速していきます。

途中に整備されている方のいたずらなのか、顔が彫られた木がありました。

少し癒されますね。

 

かお

かお

 

さらに木の階段と木道を歩いて、堂平への分岐を通り過ぎると、みやま山荘がある丹沢山に到着です。

登山口から4時間13分も掛かってしまい、予定よりも到着時間が遅くなってしまいました。

 

丹沢山山頂1

丹沢山山頂1

 

山頂では20人ほどの登山者が休憩されていました。

休憩する前に丹沢山の標柱がある場所から富士山が見えるか確認しに行きます。

見えないだろうなぁ…と期待せずに覗いてみると、富士山がキレイに見えるじゃないですか。

最高のご褒美になりました。

 

丹沢山山頂2

丹沢山山頂2

 

山頂にあるベンチでお昼ご飯にします。

今日もスープパスタとおにぎりです。

暖かい食べ物があるとホッとしますね。

食べ終わった頃に太陽が雲の中に隠れて気温が一気に下がります。

地面から湯気が沸いてきます。

写真を撮ってみましたが、残念ながら湯気は写りませんでした。

地熱はかなり暖かいのでしょう。

 

デッドラインとしていた13時30分に丹沢山に出発します。

明るいうちに下山出来るか微妙な感じです。

15分くらい歩くと、嬉しい言葉を返してくれた女性とすれ違います。

また少しお話ししましたが、自分の下山時間を気遣っていただいたので、長話せずにお別れしました。

 

工事現場

工事現場

 

丹沢三峰ならぬ四峰を登り返して、本間ノ頭で少し休憩します。

本間ノ頭まで1時間10分です。

ちょっとヤバそうに感じますが、焦っても仕方ないのでゆっくり下山します。

 

 

本間ノ頭の手前から江ノ島方面

本間ノ頭の手前から江ノ島方面

 

本間ノ頭からは落葉ゾーンで歩きにくいので、滑らないように慎重に歩きます。

落葉で埋もれている場所は、気をつけても段差が見えないので何回かズルっと滑りました。

紅葉ゾーンになると悪い癖で写真を撮ろうと立ち止まります。

何回か立ち止まった後はこれ以上はやめようと決めて、紅葉は目で楽しむだけにしました。

クサリ場や岩場の危険な場所を通り過ぎ、急坂をひと登りすると高畑山の山頂です。

時計を見ると16時ジャスト。

残り3.8Kmを考えると明るいうちに下山するのは無理と判断しました。

ヘッデンを取りやすい場所に入れ替えて、腹ごしらえしながら休憩することにします。

 

高畑山を16時7分に出発し、巻き道との分岐まで下ったところで閃きます。

いまからでも早歩きすれば明るいうちに登山口に着くんじゃないかと。

もう危険箇所は少ないので、ここからは早歩きすることにしました。

 

宮ヶ瀬2.2Kmの道標地点に16時28分です。

「御殿森ノ頭この上」と書かれていますが、今回はパスします。

少し薄暗くなってきたところに後ろの方からドドドッドドドッと物音がします。

振り向いても何も居ません。

少しビビッていると、トレランの方が走ってきました。

 

「ピストンですか?ここは距離長いですよね。」

と声を掛けてくださり、あっという間に走り去っていかれました。

「トレランの方なら明るいうちに登山口まで行けそうですね。自分も走るか?」

と一瞬頭によぎりましたが、走ってはいけないポリシーがあるので早歩きで我慢します。

最後の標識から登山口までは東側にある為にかなり暗くなっています。

ヘッデン無しでも歩けなくはないですが、無理しても仕方ないのでヘッデンを出して歩くことにしました。

道標から歩くこと4分ほどで登山口に無事に到着です。

帳尻合わせのように16時55分着となりました。

でも、ここがゴールではありません。

ここからは街灯のある車道を歩いて真っ暗になる前に駐車場に戻りました。

 

宮ヶ瀬に到着

宮ヶ瀬に到着

 

コースタイム

水の郷第1駐車場(8:40)~(8:55)丹沢山登山口(8:57)~(10:08)高畑山(10:10)~(10:34)金冷し(10:36)~(11:52)本間ノ頭(11:53)~(12:13)円山木ノ頭(12:14)~(12:31)太礼ノ頭(12:31)~(13:10)丹沢山(13:30)~(13:59)太礼ノ頭(13:59)~(14:17)円山木ノ頭(14:17)~(14:40)本間ノ頭(14:46)~(15:38)金冷し(15:39)~(16:00)高畑山(16:07)~(16:55)丹沢山登山口(16:55)~(17:09)水の郷第1駐車場

 

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2017/11/04(土) 水根から水根山、鷹ノ巣山、榧ノ木山、倉戸山

p-tingさん、お疲れ様です。

 

また~と思われてしまいそうですが、今年7回目の鷹ノ巣山に行ってきました。

前回は鷹ノ巣山の山頂付近も紅葉がキレイでしたが、もう落葉していて冬仕様になっていました。

でも、登山道では奥多摩の紅葉を楽しむことが出来て、楽しい1日を過ごすことが出来ました。

 

前日の八ヶ岳からの帰り道に、明日は奥多摩のどこに行こうと考えます。

三連休の中日で奥多摩は紅葉シーズン、人気がある山は確実に混んでそう。

でも静かな登山道から登りたい。

思い浮かんだのが、水根沢林道から鷹ノ巣山です。

先日行ったばかりですが、水根沢林道沿いで紅葉を楽しみながら登ることにしました。

 

水根バス停前にある駐車場に着くと、遅い時間ということもあり、たくさんの登山者がいました。

急いで支度をして出発します。

昨日の疲れは無いはずなのに今日はだるくて体調いまいちです。

時間が経てばシックリするだろうと思い、ノンビリ歩くことにします。

1時間ほど歩くと、紅葉ゾーンになります。

 

水根沢林道の紅葉1

水根沢林道の紅葉1

水根沢林道の紅葉2

水根沢林道の紅葉2

 

登山道の脇にある紅葉や、上を見上げると青空に映える紅葉など様々です。

カラフルなのがまたいいですね。

個人的には昨日の八ヶ岳よりも奥多摩のほうが断然キレイに見えます。

 

水根沢林道の紅葉3

水根沢林道の紅葉3

水根沢林道の紅葉4

水根沢林道の紅葉4

水根沢林道の紅葉5

水根沢林道の紅葉5

 

水根沢から離れて急登になると紅葉ゾーンは終了します。

ここからはひたすら登るだけになります。

体調がいまいちなので、途中にある作業小屋で休憩することにします。

 

作業小屋

作業小屋

 

眠気は酷いし、吐き気はするしで、休憩していても辛く感じます。

もう下山しようかなと弱気になったりもしましたが、10分くらい休憩してから

「鷹ノ巣山まで登って山頂でノンビリしよう」

と決断して、出発することにします。

 

動悸と息切れがして前に進みませんでしたが、無理せずにゆっくり水根山まで登りました。

水根山までは誰にも会わずにノンビリ歩くことが出来ました。

 

石尾根から鷹ノ巣山

石尾根から鷹ノ巣山

 

水根山からは石尾根で鷹ノ巣山まで向かいます。

人気の登山道ということもあり、山頂までは10人くらいすれ違いました。

鷹ノ巣山の山頂に着くとワイワイガヤガヤしています。

50人くらいの登山者が鷹ノ巣山からの景色を楽しんでいます。

今年は静かな鷹ノ巣山が多かったので、久しぶりに賑やかな鷹ノ巣山を見ることが出来ました。

 

鷹ノ巣山山頂

鷹ノ巣山山頂

鷹ノ巣山からの眺め

鷹ノ巣山からの眺め

 

今日は遅い時間に到着した為、富士山が肉眼でギリギリ確認出来る程度ですが、丹沢や大菩薩はキレイに見えました。

お昼ご飯を食べながら、ゆっくり休憩します。

風もなく日差しもあってポカポカ陽気です。

寝不足なので、時折り眠気に襲われます。

寝そべって昼寝したかったですね。

 

鷹ノ巣山の南側はいい天気ですが、北側には怪しげな雲があります。

いますぐ雨は降らないと思いますが、そのうち降り出しそう。

鷹ノ巣山から七ッ石山まで行こうか悩みましたが、今日は欲張らずに、雨が降り出す前に下山することにしました。

 

下山は「水根沢林道のピストン」、「六ッ石山経由」、「榧ノ木山経由」の3択でしたが、誰にも会わないと予想して榧ノ木山経由で下山することにします。

水根山の手前から巻き道に入り、分岐から榧ノ木尾根を南下します。

登山道は榧ノ木山を巻いていますが、2つ目のピークにお手製標識がある榧ノ木山があります。

鷹ノ巣山から眺めるとそれなりの山に見えますが、知らないと通り過ぎてしまうほど地味な山ですね。

 

石尾根から水根山

石尾根から水根山

 

榧ノ木山から倉戸山までは何回か広い尾根になり、落ち葉で踏み跡が不明瞭になります。

広い尾根や尾根が別れている箇所は左方向に進めば正解です。

榧ノ木尾根も紅葉がキレイです。

立ち止まって写真ばかり撮ってしまい、なかなか前に進みませんでした。

黄金色に輝いているのには見とれてしまいました。

 

榧ノ木尾根の紅葉1

榧ノ木尾根の紅葉1

榧ノ木尾根の紅葉2

榧ノ木尾根の紅葉2

榧ノ木尾根の紅葉3

榧ノ木尾根の紅葉3

榧ノ木尾根の紅葉4

榧ノ木尾根の紅葉4

榧ノ木尾根の紅葉5

榧ノ木尾根の紅葉5

 

倉戸山から温泉神社までは急傾斜で、九十九折りと尾根を繰り返します。

尾根道の下りで遠くに何かしらの動物がいる気配を感じます。

シカかな?と思いながらデジカメのズームで確認するとカモシカではないですか。

ラッキーと思いシャッターを押しましたが、カモシカの方もこちらの気配に気づいてしまい、逃げられてしまいました。

 

榧ノ木尾根から下山すると、倉戸口バス停から車を停めてある水根バス停まで車道を歩かないといけないので、タイミングが合えばバスで移動しようと考えていました。

奥多摩湖が見えるところまで下山すると、ブルルッとバスのエンジン音らしき音が聞こえます。

「あ~、バスは行ったばかりかぁ…」とテンションだだ下がりになってしまいました。

 

温泉神社から倉戸口バス停までは車道を歩きます。

車道歩きは嫌いですが、途中に奥多摩湖と六ッ石山を眺められる場所があるので、倉戸口バス停までは楽しみながら歩けますね。

ダラダラと倉戸口バス停まで歩いて次のバスの時間を見ると35分待ちでした。

仕方なく青梅街道を奥多摩駅方面に歩いて戻りました。

水根バス停前にある駐車場に着くと、ポツポツと雨が降り出してきて本降りになりました。

今日は運よく雨に濡れずに済みました。

 

奥多摩湖と六ッ石山

奥多摩湖と六ッ石山

水根バス停

水根バス停

 

コースタイム

水根バス停前にある駐車場(7:54)~(8:56)木橋を渡る(8:58)~(10:49)水根山(10:49)~(11:10)鷹ノ巣山(12:03)~(12:48)榧ノ木山(12:48)~(13:32)倉戸山(13:33)~(14:24)倉戸口バス停(14:25)~(14:45)水根バス停前にある駐車場

 

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