p-tingさん、お疲れ様です。
三連発の第3弾です。
朝4時に目覚ましをセットするも、体がだるくて起きようとしません。
気付いたら5時30分、ここで起きなかったら山に行けないと思い頑張って起き上がります。
目覚めが悪かったもう1つの理由は、行きたい山が思いつかないことがありました。
一昨日は丹沢、昨日は奥多摩、今日はどこに?
行く宛ても無いまま車を運転していると、「簡単に登れて富士山を近くで見れる山にしよう」と決め、三ツ峠山か菰釣山か石割山にすることにします。
三ツ峠山は「もう駐車場は空いていないし、標高差1000メートル超えはキツイ」と判断し、菰釣山か石割山のどちらかに絞ります。
最終的な決め手は「標高差が少ない方がいい」で、石割山から富士山を眺めることにしました。
石割神社駐車場に8時頃に到着し、支度をしてから出発します。
駐車場の前にある小さい橋を渡って、石割神社の赤い鳥居をくぐると403段の石段が目の前に現れます。
山頂までの標高差がありませんが、この石段があることをスッカリ忘れていました。。。
最初の50段くらいは軽快に歩けましたが、昨日と一昨日の疲れで足が重くなってきます。
最後は失速しつつも、10分程で東屋のある富士見平に到着しました。
ここから石割神社までは林道みたいな登山道です。
割れた巨岩がある石割神社を通り過ぎると、本格的な登山道になります。
ハイキングコースとなっていますが、登山道は荒れていて段差がある箇所がたくさんあり、傾斜も急なのであちらこちらにロープが設置されています。
石割神社から15分くらい歩くと目の前が急に開けて、富士山がドーンと現れます。
そこが石割山の山頂です。
石割山の山頂で4人の方が休憩されていましたが、ソロの方はすぐに平尾山の方に歩いていかれました。
足元は霜柱で真っ白になっていました。
気温が上昇してくると大変なことになりそうですね。
石割山の山頂からは富士山と南アルプスが一望出来ます。
北側には鹿留山や大菩薩、奥多摩の山々も望めます。
素晴らしい展望ですね~。
富士山と南アルプスの撮影に夢中になってしまいました。
景色を堪能した後はどうするか悩みます。
選択肢は以下の3つです。
1.御正体山に行く。
2.東海自然歩道で平尾山、大平山に行く。
3.二十曲峠に行く。
御正体山は遠くて展望がない、平尾山と大平山は人が多いのと泥濘が心配、と考えると下るだけで眺めがいい二十曲峠しか残りませんでした。
二十曲峠は下るだけと言っても、約300メートル下るので帰りは下った分を登り返す必要があります。
送電線沿いに下っていきます。
登山道は霜柱で真っ白なので、解け出したら登るのが大変そう。
南アルプスと鹿留山と大菩薩の山々を眺めながら歩いたので、立ち止まってばかりで二十曲峠まで時間が掛かってしまいました。
二十曲峠にはテーブルとベンチとトイレもあって休憩には最適で、富士山の眺めも素晴らしいです。
今日の富士山はご機嫌で1日中キレイに見えました。
本日はここまでにする予定でいましたが、お昼ご飯には早過ぎるのでもう少し先まで行こうと悪い自分が出てきます。
でも、杓子山・鹿留山までは行かず、立ノ塚(たちんづか)峠までにしようと心に誓うことにしました。
立ノ塚峠までは展望なしで小ピークがたくさんあることは歩いたことがあるので知っています。
最初のうちは上り坂は辛いなぁ…と感じていましたが、歩いていると体が馴染んでくるので違和感がなくなってきます。
ビニールテープに、「三角点名(砂須山)」と書いてあるピークで引き返そうか少し悩みましたが、もう少し先に進むことにします。
立ノ塚峠の手前にあるピークの加瀬山まで歩いてきます。
時計を見ると10時28分。
この頃には体も温まってきていい感じになっています。
杓子山・鹿留山まで行ってしまいそうな予感がしてきます。
立ノ塚峠まで行こうと思いましたが、立ノ塚峠まで行ったら確実に杓子山・鹿留山に行くと思ったので、Uターンして戻ることにしました。
二十曲峠まで戻り、二十曲峠で富士山を眺めながら軽く食事をすることにしました。
二十曲峠は車でも来れる場所なので、食事をしていたら車で来ていたおじさんが富士山の写真を撮っていました。
食事後、コーヒーを飲んだら石割山まで戻ります。
石割山に着くと山頂にあった霜柱は全て解けていてドロドロ状態になっています。
相変わらず富士山がキレイに見えるので、30人くらいの登山者が富士山を眺めながら休憩をされていました。
石割山で同じような写真をもう一度撮ってから、休憩せずに下山することにしました。
もうお昼なのに登ってくる方がたくさんいます。
下山中に登ってくる方達を待つときに端っこの方に避けていたら、子供に「あっ、忍者がいる~」と言われてしまいました。
八ヶ岳の時の「宇宙人」と比べたら「忍者」はいい表現かもしれませんね。
帰りは石割神社の割れた巨岩の間を通ってみることにします。
入口はかなり狭くてまっすぐに歩くことが出来ず横になって歩きます。
次第に幅は広くなっていくので途中からは足元を気をつければ問題ないです。
時計回りに3回通ると幸運が開けると言われているようですが、自分は1回しか通らなかったので幸運は少ししか開けないのかな?
少しでも開ければいいですけどね。
最後は403段の石段を下って、赤い鳥居をくぐればゴールです。
駐車場に戻り着替えをしていると、これから登る登山者がおられました。
いまから登るなんて・・・
でも、今日はいまから登っても富士山がキレイに見えそうですね。
怒涛の三連発の予定が、尻すぼみの三連発になって終了しました。
来週はもう12月で今年も残り僅かになってしまいましたが、まだまだどこかの山に出没するつもりです。
コースタイム
石割神社駐車場(8:09)~(8:51)石割山(9:08)~(9:37)二十曲峠(9:52)~(10:28)加瀬山(10:31)~(10:59)二十曲峠(11:23)~(11:56)石割山(12:01)~(12:32)石割神社駐車場
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