月別アーカイブ: 2018年8月

2018/07/07(土) 水根~六ッ石山、鷹ノ巣山(ピストン)

p-tingさん、お疲れ様です。

 

前日は1日雨で夜も雨が降り続いています。

明日は本当に雨が降らないのか?と疑問に思いつつも雨でも登れる奥多摩に行く予定にしました。

半信半疑だったので、朝4時起きと少し遅めに起きると外は静かです。

雨が降ってないなら行くかと、思い腰を上げて奥多摩に向かいました。

 

【水根~六ッ石山】

いつものように水根バス停前にある駐車場からスタートです。

今日は水根沢林道ではなく、六ッ石山登山口から登山道に入ります。

今年は何回も奥多摩に出没しているのに六ッ石山は今年初、水根から六ッ石山に登るのも久しぶりで去年も登っていません。

p-tingさんと出会った日に歩いたコースなのにご無沙汰していましたね。

水根から六ッ石山までは奥多摩三大急登の3番手と言われています。(3番手はあやふやらしいですが・・・)

今日も牛歩でチンタラ歩きます。

 

六ッ石山登山口に咲いていたお花

六ッ石山登山口に咲いていたお花

 

最初は九十九折り、途中から尾根を直登、尾根を外れて右に曲がって別の尾根に取り付いたところがトオノクボです。

トオノクボからは防火帯になっていて開放感がありますが、前日の雨で滑りやすくなっているので焦らずに歩幅を小さくして歩きました。

トオノクボからの急坂を登りきると山頂と思わせて、山頂の手前に小ピークが3つくらいあります。

ゆっくり歩き過ぎたせいで水根から六ッ石山まで1時間57分も掛かってしまいました。

遅くても8時に到着するつもりでいたので遅過ぎですね。

 

六ッ石山山頂

六ッ石山山頂

 

今日は六ッ石山の山頂からの眺望はいまいち。

冬なら南アルプスや富士山が見えるけど、夏は木に隠れてて見えにくいですね。

今日は大菩薩くらいしか見えませんでした。

 

【六ッ石山~鷹ノ巣山】

何もすることも無いので、すぐに移動します。

六ッ石山の山頂より北側はガスってます。

歩き始めてすぐにガスの中に。

先週の鳳凰山の最後の下りで右足小指の痛みが1年半振りに無くなった感じがしたので、六ッ石山から鷹ノ巣山までは久しぶりに快足で歩くことにします。

登山道から外れている将門馬場は今日は通らずに赤線通りに。

尾根筋か巻き道か悩みましたが、今日は尾根筋にします。

これでp-tingさんと出会った日と同じルートになりました。

 

どこが山頂か解りにくい城山に寄ります。

寄ると言っても尾根側にある登山道を歩けばあるのですが、知らないと気付かずに通り過ぎてしまうほど地味です。

新しいお手製の標識が1つ増えていました。

 

城山手前にある曲がりくねった木

城山手前にある曲がりくねった木

城山山頂

城山山頂

 

さらに進むと、水根山手前にある急坂の手前辺りからガスが濃くなってきます。

この時点で鷹ノ巣山から景色を見ることは無理と諦めました。

急坂を登り終えて水根山のお手製の標識の前に行くか悩みます。

なぜかというと雑草が生い茂っていて濡れそうだからです。

せっかく来たので標識の前に行くことにしました。

案の定、靴がビショビショになりました。

 

水根山山頂

水根山山頂

 

水根山から鷹ノ巣山は富士山や南アルプスを見ながら歩ける登山道ですが、今日は真っ白で何も見えません。

立ち止まることが無いので淡々と歩きます。

鷹ノ巣山手前の急坂もサクっと登って、真っ白な世界の鷹ノ巣山の山頂に着きました。

 

鷹ノ巣山山頂

鷹ノ巣山山頂

 

六ッ石山から鷹ノ巣山まで1時間20分、快足で歩いたつもりが大したことありません。

鈍足でしたね。

真っ白で何も見えませんが、ガスが無くなることを期待して早過ぎるお昼ご飯にします。

数分に一度一瞬だけ向かい側の尾根が見えたりしますが、ほどんど真っ白のまま。

写真は鷹ノ巣山からの本日いちばんの眺望です。

 

鷹ノ巣山から一瞬見えた景色

鷹ノ巣山から一瞬見えた景色

 

 

【鷹ノ巣山~水根】

食後も数分待ってみましたが、風も吹いていて肌寒くなってきたので景色は諦めて帰ることにします。

帰りも同じルートにします。

鷹ノ巣山からの急坂を下るとガスがありません。

ガスは山頂の周りにしか無かったようですね。

粘れば良かったのかも。

 

城山山頂 (2)

城山山頂 (2)

 

水根山、城山を通って将門馬場は寄りません。

将門馬場の少し先の下りで本日始めて人に出会います。

トレランの方が歩いてました。

六ッ石山の山頂まで戻り、少し休憩します。

六ッ石山からの眺めは先程と同じ。

 

六ッ石山山頂 (2)

六ッ石山山頂 (2)

 

休憩後は快速ならぬ鈍足で六ッ石山登山口まで。

2回くらい数センチずるっと滑りヒヤリとしましたが、無事に下山しました。

六ッ石山登山口からはアスファルトの車道をノンビリ歩いて駐車場まで戻りました。

 

下山中の景色

下山中の景色

最後の車道から奥多摩湖と御前山

最後の車道から奥多摩湖と御前山

 

「第8回奥多摩周遊エコ・ジャーニー 99km」というマラソンが開催されていて、駐車場までに4人に追い抜かれました。

99kmって・・・自分には無理ですね。

 

コースタイム

水根(6:16)~(8:13)六ッ石山(8:15)~(8:54)城山(8:55)~(9:17)水根山(9:17)~(9:35)鷹ノ巣山(9:56)~(10:11)水根山(10:11)~(10:27)城山(10:27)~(11:02)六ッ石山(11:09)~(12:21)水根

 

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2018/06/30(土) 御座石鉱泉から反時計回りに鳳凰山周回と高嶺

p-tingさん、お疲れ様です。

 

当初は仕事の予定でしたが、木曜日の夕方に8月末まで延長が決定したので土曜日の出勤が無くなりました。

予定が空いたならどこかに行くか・・・

候補は、日光にある女峰山か秩父にある和名倉山でしたが、前者は梅雨前線に近くて天気がスッキリしない、後者は秩父市の最高気温が恐ろしい気温です。

どちらも厳しいと感じ、ガスっている可能性は高いけど、稜線だけいい景色が眺められればいいなと思い、鳳凰山と高嶺にしました。

今回は鳳凰山はオマケで未踏の高嶺がメインのつもりです。

 

【御座石鉱泉~鳳凰小屋】

御座石鉱泉の駐車場で支度をしているとタクシーで女性2人がやってきます。

自分が先に出発すると「ここが登山口みたい・・・」と、どうやら初めてのようですね。

初めてなのに青木光線ではなく御座石鉱泉を選択するなんて自分みたいにシブイ。

 

今日もマイブームの牛歩で歩きます。

奥多摩のように登山口から九十九折りで登っていきます。

30分程歩いて小ピークを越えると、西ノ平という分岐に出ます。

西ノ平からは第2弾の急登です。

七合目という場所を通り過ぎ、ガレ場を回り込むように歩くと旭岳の山頂があります。

旭岳はあまりピーク感がなく、ただの通過点のような感じです。

猿田彦大社の小さな祠があるので安全祈願しました。

 

旭岳山頂

旭岳山頂

 

旭岳からも急登が続きます。

まだかなぁ・・・と飽きてきた頃に、登山道の脇にクマザサが出てきます。

その先に燕頭山の山頂があります。

燕頭山の山頂にはベンチが1つあるので、いつものように少し休憩します。

シャリバテしないようにパンを食べました。

 

燕頭山山頂

燕頭山山頂

 

燕頭山から少し下ってガレ場を通り過ぎると、尾根の右側を巻きながら緩やかに登っていきます。

途中に北アルプス展望地の書かれた場所がありました。

何回か歩いていますが、始めて気付きました。

今日は真っ白で何も見えませんけどね。

 

北アルプス展望地

北アルプス展望地

 

木橋が連続するようになって、尾根を越えて尾根の左側に出ると鳳凰小屋はあと少しです。

青木鉱泉からの登山道と合流すると鳳凰小屋があります。

 

鳳凰小屋

鳳凰小屋

 

鳳凰小屋の方から自分の大きなザックを見て「泊まりですか?」と声を掛けられますが、「日帰りです」と返事をします。

それなのに「ベンチとお水はご自由にどうぞ」と声を掛けてくれました。

遠慮せずにお水をいただきました。

冷たくておいしいですね。

 

【鳳凰小屋~高嶺】

鳳凰小屋のベンチから地蔵岳の方を見上げると青空が見えます。

これはノンビリせずに稜線に出なければ。

600mlのペットボトルにお水を入れて出発します。

 

鳳凰小屋から地蔵岳方面

鳳凰小屋から地蔵岳方面

 

しばらく樹林帯の中ですが、地蔵岳の手前は苦手なアリ地獄です。

今日は余力タップリなので克服出来ると見込んでいましたが、そんなことはなく返り討ちにあいました。

いつも通りに頑張れば頑張るほど前に進まない。

大苦戦しながらお地蔵さんがある場所まで登りました。

 

地蔵岳の手前のアリ地獄

地蔵岳の手前のアリ地獄

オベリスク

オベリスク

 

オベリスクには登らないので、すぐに賽ノ河原に移動します。

賽ノ河原に降りる途中に赤抜沢ノ頭の方が視界がよくなり、青空が見えます。

これは・・・と期待して赤抜沢ノ頭まで行きましたが、自分が着いた頃には真っ白に。

そんなもんですよね。

 

賽ノ河原と赤抜沢ノ頭

賽ノ河原と赤抜沢ノ頭

 

ここからは予定通りに未踏の高嶺に向かいます。

最初は小さなアップダウンを繰り返します。

しばらくすると高嶺方面のガスが無くなります。

意外と下って、そこそこの登り返しがあるようですね。

 

赤抜沢ノ頭から高嶺に向かう途中から高嶺方面(山頂は見えていません)

赤抜沢ノ頭から高嶺に向かう途中から高嶺方面(山頂は見えていません)

 

登山道はすぐにガスの中に戻ります。

いったん下って高嶺までの登りはハイマツに囲われた登山道です。

サクっとピークまで登りましたが、偽ピークで山頂はもう少し先にありました。

少し下ってゴツゴツした岩場を登りきったところが高嶺の山頂でした。

 

山頂はあまり広くはありませんが、見晴らしはよさそうです。

今日は北岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳の麓が少しだけ見えましたが、すぐに真っ白になりました。

軽く食事をしながら視界がよくなるのを待ちましたが、真っ白のまま。

ツアーの団体さんが来て大勢で休憩となったので、諦めて赤抜沢ノ頭に戻ることにしました。

 

【高嶺~観音岳】

赤抜沢ノ頭まで戻ります。

高嶺から赤抜沢ノ頭まではあまり歩く人はいないだろうなぁと思っていたら、行きも帰りもそこそこ登山者とすれ違います。

意外なことに人気があるんですね。

本日2回目の赤抜沢ノ頭も真っ白のままでした。

 

登山道で見掛けたお花1

登山道で見掛けたお花1

登山道で見掛けたお花2

登山道で見掛けたお花2

 

赤抜沢ノ頭から下り、ちょっとしたピークを超えてまた下ったところに鳳凰小屋へ向かうことが出来る分岐があります。

分岐からの登りはまたまた苦手なアリ地獄です。

その後、岩場を登りきるとビーチのような稜線に出ます。

ビーチとハイマツの脇を緩やかに登っていくと観音岳の山頂があります。

今日はガスってて視界がいまいちでしたね。

 

観音岳への登山道1

観音岳への登山道1

観音岳への登山道2(奥に見えるピークが観音岳山頂)

観音岳への登山道2(奥に見えるピークが観音岳山頂)

観音岳山頂

観音岳山頂

 

観音岳の山頂も真っ白で眺望なしです。

北岳側の岩場でお昼ご飯を食べながらガスが晴れることを期待します。

おにぎりを食べながらモグモグタイムをしていると、富山から来たソロのオジサンが「写真を撮って貰えませんか?」と来ます。

食べている途中でしたが、待たせるのも悪いので写真撮影に。

ソロのオジサンは夜叉神から登ってきて、鳳凰小屋に1泊するそうです。

明日はいい景色が眺められそうなので羨ましいですね。

 

【観音岳~御座石鉱泉】

ノンビリしていたら観音岳の山頂がざわついてきたので帰ることにします。

ピストンで戻るか悩みましたが、次はいつ来るか解らないので鳳凰三山を制覇しておくことにします。

少し青空が見えてきたので、薬師岳に向かう途中からいい眺めが見れればいいなぁ・・・

なんて思いながらビーチのような登山道を歩きます。

 

薬師岳に向かう途中から観音岳を振り返る

薬師岳に向かう途中から観音岳を振り返る

 

天気が良ければ富士山を見ながら歩くことが出来ますが、今日は真っ白なまま薬師岳の山頂に着きました。

何も見えないので薬師岳の山頂では適当に写真を撮って終わりにしました。

 

薬師岳山頂

薬師岳山頂

 

薬師岳の山頂からは赤いペンキで「←青木」と書かれた方に向かい、すぐに右に曲がります。

すると若者2人が薬師岳の山頂の隣にある岩場に居ます。

景色も見えないのに・・・と思っていると若者2人が「薬師岳の山頂はどこですか?」と聞いてきます。

どうやら道迷いしていただけのようですね。

薬師岳までの正しい登山道をお伝えしました。

 

下りもノンビリ歩きます。

ずっと同じような樹林の中ですが、途中に大きな巨岩ドーンと御座石があります。

 

御座石

御座石

 

その後もしばらく同じような樹林の中、その後クマザサに覆われた登山道になります。

林道を横切ると再び樹林の中になり、小さな沢沿いまで下ると中道登山口はすぐです。

 

ギョクリンソウ

ギョクリンソウ

 

中道登山口からは長ーい林道歩き。

この林道歩きが鳳凰山周回の核心部かも。

青木鉱泉からの周回なら大したことありませんが、御座石鉱泉までは中道登山口から1時間30分くらい掛かります。

青木鉱泉の入口まで砂利道を30分、その後はアスファルトと砂利道を1時間です。

最後の20数分は長ーい上り坂となるので、体力が残っていない人だと大変かも。

今日は牛歩作戦でしたので、余力十分のまま御座石鉱泉に戻りました。

 

コースタイム

御座石鉱泉(5:47)~(7:43)旭岳(7:44)~(8:13)燕頭山(8:23)~(9:39)鳳凰小屋(9:42)~(10:33)地蔵岳(10:34)~(10:47)赤抜沢ノ頭(10:48)~(11:28)高嶺(11:46)~(12:19)赤抜沢ノ頭(12:19)~(13:16)観音岳(13:39)~(13:58)薬師岳(14:00)~(14:40)後座石(14:42)~(16:19)中道登山口(16:19)~(17:53)御座石鉱泉

 

本日のルート

 

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2018/06/23(土) 留浦から七ッ石山、雲取山(ピストン)

p-tingさん、お疲れ様です。

 

先週末の車中泊で風邪をひいてしまい、頭痛の喉の痛みに悩まされた1週間でした。

風邪も治っていないし、今週末は雨予報なので山はお休みにしようと思っていましたが、来週末は仕事になりそうなので職場の人達からも山を楽しんできてと言われます。

金曜日のお昼時点で土曜日の天気予報は12時から傘マーク、日曜日にも傘マークがあり、山に行かないつもりでいました。

金曜日の夜に再度天気予報を確認すると、土曜日の傘マークが減っています。

それなら昼過ぎまでに下山可能で、そこそこ登った感のある雲取山に行くことにしました。

雲取山にしたのは、天気が悪くても雲の上に出れれば景色を楽しめるんじゃないかという目論みもあります。

 

【留浦~七ッ石山】

あまり気合が入っていなかったので6時過ぎに留浦駐車場からスタートします。

今日は時折り咳き込むくらいの体調なので、4時間くらい掛けて牛歩でノンビリ歩き、その代わりにピークは全部踏む予定です。

鴨沢バス停の裏から丹波山村村営駐車場まで登ります。

丹波山村村営駐車場にどれくらい車があるのかな?と思って覗いてみると、10台くらいしかありませんでした。

雨予報なので登山者は少ないようです。

静かな山歩きが出来そうなのはラッキーですね。

 

丹波山村営駐車場

丹波山村営駐車場

 

丹波山村村営駐車場の少し先にある登山口から登山道に入ります。

長ーい緩やかな坂を1時間程歩くと堂所です。

堂所の少し先から急坂になります。

堂所まで頑張って歩くとここで失速してしまうので、ここまでは無理せずにチンタラ歩くことをお勧めします。

この先行き止まりの看板がある場所で折り返しますが、この折り返し地点が最初の富士山のビュースポット。

今日は真っ白で何も見えませんでした。

 

2度目の折り返しから10分程歩くとマムシ岩があり、その先に道標のない分岐があります。

今日は七ッ石山に寄るのでこの分岐を右に行きます。

七ッ石小屋を通り過ぎた少し先に水場があります。

今日はお水をいただいてみます。

飲んでみるとキンキンに冷えてて美味しい。

体もヒンヤリして生き返りました。

 

七ッ石小屋の少し先にある水場

七ッ石小屋の少し先にある水場

 

水場の分岐を右に行き、その先にある分岐を左、左に行きます。

七ッ石山の山頂手前に以前は壊れかけていた七ッ石神社がありましたが、解体されていて建物は無くなっていました。

七ッ石神社から1分程で七ッ石山の山頂です。

いつもなら七ッ石山の山頂から雲取山を望めますが、今日は真っ白で何も見えませんでした。

 

七ッ石神社後

七ッ石神社後

七ッ石山

七ッ石山

 

 

【七ッ石山~雲取山】

牛歩で歩いているので疲れはまったくありません。

七ッ石山の山頂で休憩せずに雲取山に向かいます。

ブナ坂まで下り、少しずつ登り返します。

そしてお約束のダンシングツリー。

ガスの中のダンシングツリーはなんか奇妙ですね。

近くにお花が咲いていたのでパシャリ。

 

Dancing Tree

Dancing Tree

ダンシングツリーの近くに咲いていたお花

ダンシングツリーの近くに咲いていたお花

 

ダンシングツリーから10分程歩くとガスの上に出ます。

すると左側には雲海の奥の方に富士山が見えるじゃないですか。

今日は景色を期待していなかったので、嬉しさ倍増ですね。

ここからはいつも通り前に進まなくなりました。

 

雲取山ヘリポートの少し手前から富士山

雲取山ヘリポートの少し手前から富士山

富士山をアップで

富士山をアップで

 

ヨモギの頭を通り、鴨沢ルートの核心部である小雲取山手前の急坂を登ります。

今日は疲れが無いのでサクッと登ります。

そこで時間を確認するとあと13分で10時です。

小雲取山に寄ると2分のロスになるので10時に到着出来ません。

苦渋の決断で、行きは小雲取山を巻くことにしました。

 

小雲取山の少し手前から富士山

小雲取山の少し手前から富士山

 

牛歩では間に合わないので早歩きします。

雲取山山頂手前にある急坂の下で2分前です。

間に合いそうなので急坂を普通に歩いていると、雲取山避難小屋の目の前まで来た辺りで西側からガスが上がってきて真っ白に。

おおぉぉ・・・。

山頂に着く直前でまさかの閉店ですか。

 

上:雲取山山頂手前、下:ガスった石尾根

上:雲取山山頂手前、下:ガスった石尾根

 

山頂に居た登山者は雲取山避難小屋の中に入りましたが、自分は外で少し待ってみます。

しかし、濃いガスのままなので「あと数分早く来れば・・・」とノンビリ歩きすぎたことを後悔しながらトイレに行きました。

ガッカリしながらトイレから外に出ると、ガスが無くなっています。

おおぉぉ・・・。

 

山梨県側の雲取山山頂から富士山、大菩薩

山梨県側の雲取山山頂から富士山、大菩薩

 

山梨県側の山頂に戻って写真を撮ってから、埼玉県と東京都の山頂に行きます。

何回も見ていますが、富士山から南アルプスまで全部見えると嬉しいですね。

北アルプスはさすがに見えませんでしたが、この季節でこれだけの眺望があれは文句なしでしょう。

 

東京都、埼玉県側の雲取山山頂

東京都、埼玉県側の雲取山山頂

雲取山山頂に咲いていたサラサドウダン

雲取山山頂に咲いていたサラサドウダン

 

山梨県側の山頂に戻り、少し早いお昼ご飯にしました。

倉戸からトレランしてきたソロの方と、堂所で追い抜いたソロの方とそれぞれ山談義しました。

どちらも雲取山は初めてで、いい景色を眺めて楽しんでました。

 

山梨県側の雲取山山頂から石尾根

山梨県側の雲取山山頂から石尾根

 

 

【雲取山~留浦】

天気が下り坂なのに雲取山でノンビリしてしまいました。

さすがに13時までに下山は無理そう。

でも焦らずに帰りも全てのピークを踏んで帰ります。

 

小雲取山山頂

小雲取山山頂

 

小雲取山の急坂辺りで富士山はお隠れになります。

ん、雨の降り出しが早いかも。

奥多摩小屋の手前からガスの中に入ります。

ガッカリしながら真っ白な世界を歩いていると、ブナ坂の手前からガスが無くなります。

ササッと七ッ石山の山頂まで登りました。

七ッ石山からは雲取山を眺めることが出来ました。

 

すぐに下山を開始しますが、上空から雨がポツポツと。

ザックの中からザックカバーと帽子を出して凌ぐことにしました。

帰りも七ッ石小屋の上にある水場でキンキンに冷えた水をいただきます。

生き返りますね~。

 

七ッ石小屋辺りからは小雨になりましたが、樹林の中の登山道なので全然濡れません。

堂所の手前辺りで雨はやみましたが、堂所から先は登山道が泥濘になっています。

滑らないように気をつけて歩きました。

その後はノンビリ歩いて、雲取山から約3時間で留浦駐車場に戻りました。

ザックを車の中に置いて着替えようとした時に本格的に雨が降り出します。

危なかった。

ギリギリセーフでしたね。

 

鴨沢に咲いていたお花

鴨沢に咲いていたお花

留浦駐車場に咲いていたあじさいとドラム缶橋

留浦駐車場に咲いていたあじさいとドラム缶橋

 

着替えた後は奥多摩ビジターセンターに寄り道。

雲取山山頂の写真を見せてアンケートに答えて登頂証明のバッジをゲットしました。

 

奥多摩ビジターセンターで頂いたバッジ

奥多摩ビジターセンターで頂いたバッジ

 

コースタイム

留浦(6:03)~(6:35)登山口(6:36)~(7:42)堂所(7:42)~(8:46)七ッ石山(8:46)~(10:00)雲取山(10:43)~(11:44)七ッ石山(11:45)~(12:23)堂所(12:23)~(13:14)登山口(13:14)~(13:40)留浦

 

本日のルート

 

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2018/06/17(日) 蓼科山登山口から蓼科山(ピストン)

p-tingさん、お疲れ様です。

 

道の駅「信州蔦木宿」で車中泊して朝4時起きします。

外に出ると山はガスの中。

ちょっとだけ2週連続で黒戸尾根という思いもありましたが、「昨日は美ヶ原で20Km超えを歩いているので厳しいだろう」と考えて自重します。

2日連続の2日目でなければ「蓼科山に行こう!」なんて考えもしないので、この機会を逃さずに初志貫徹でいきます。

蓼科山だけでは物足りないので北横岳まで行ってみるつもりです。

 

道の駅「信州蔦木宿」から蓼科山の登山口は意外と遠い。

途中で八ヶ岳から蓼科山までを一望出来る場所があったので、車を止めて写真撮影に。

さらに女の神展望台を発見して寄り道を。

女神茶屋近くにある駐車場に6時前に到着と遅くなってしまいました。

朝ご飯を食べてから出発します.

ノンビリしていたら後から来た2組に先を越されてしまいました。

みなさん出発が早いですね。

 

八ヶ岳とご来光

八ヶ岳とご来光

女の神展望台から南アルプス

女の神展望台から南アルプス

 

 

【蓼科山登山口~蓼科山】

駐車場を出て左側に曲がりビーナスラインを少し下ると右側に女神茶屋、左側に蓼科山登山口バス停があり、バス停側に登山口があります。

 

蓼科山登山口

蓼科山登山口

 

最初はクマザサに覆われた平坦な登山道です。

一旦、急坂を登りますが、また平坦になります。

しばらく歩くと右側の下に「←蓼科山頂上」の道標があり、左側にピンクのテープがぶら下がっている怪しい分岐があります。

最初は看板側に行ってみるものの少し怪しい、次にテープの方に行ってみるもののこちらも少し怪しい。

右往左往して数分のロス。

道標を信じて岩がゴロゴロした方から登ってみることにしました。

 

怪しい分岐

怪しい分岐

怪しい分岐(上:正しい登山道、下:ガレ場に出る登山道?)

怪しい分岐(上:正しい登山道、下:ガレ場に出る登山道?)

 

大きな岩がゴロゴロした急坂を登っていきます。

怪しい分岐から20分くらい登ったところから後ろを振り向くと遠くのほうに標高の高そうな山々が見えます。

見えたのは中央アルプスと御嶽山でした。

 

中央アルプスと御嶽山

中央アルプスと御嶽山

 

景色を眺めていたら少し前に追い抜いた地元の親子の方としばし談笑しました。

先に出発し、更に3分程登って振り向くと南アルプスが見えました。

ずっと樹林の中を覚悟していた為、序盤からなかなかの眺望ですね。

 

南アルプス

南アルプス

 

少し歩くと「ここは蓼科山南西 標高2110m」の道標があります。

この辺りが中間点ですかね。

その後、少し平坦な場所がありますが、「ここは幸徳平」の道標から再び大きな岩がゴロゴロした急坂になります。

少し登って振り向くと八ヶ岳が見えます。

いい眺め。

少しずつ方角を変えて登っているんですね。

左側にガレ場が見えて、左側に行くことも出来そうです。

怪しい分岐を左に行くと、ここに出るのかも。

 

その後も振り向くといい景色の場所が何箇所かあり、キリがなくなってきたので途中からは気にせずに登ることにしました。

8時には山頂に着くと見込んでいましたが、森林限界の場所で7時52分です。

談笑した時間と、写真の撮りすぎの影響ですかね。

 

森林限界の手前

森林限界の手前

森林限界

森林限界

 

森林限界を超えると大きな岩の上を歩いていきます。

雨が降ったら歩きにくそうですね。

山頂に直登ではなく八ヶ岳側に巻きながら登っていきます。

蓼科山頂ヒュッテの手前まで行くと分岐があり、左に折り返します。

1分程歩くと蓼科山の山頂がありました。

 

【蓼科山山頂~蓼科山頂ヒュッテ】

蓼科山の山頂はかなり広く、遠くの方には北アルプスが一望できます。

あまりにもいい景色なので山頂に居た方に写真を撮っていただきました。

写真を撮っていただいた方ありがとうございました。

 

蓼科山山頂

蓼科山山頂

 

山頂の真ん中に鳥居が見えたので行ってみます。

蓼科神社がありました。

安全祈願しておきました。

 

蓼科神社

蓼科神社

 

中央アルプス側に方位盤がありそうなので行ってみます。

登ってみると方位盤の置き場所だけで、方位盤はありませんでした。

昔はあったそうです。

近くにいたおじさんが誰かが持ち帰ったんじゃないかって笑っていました。

 

方位盤が無かった場所からは八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプスの南側が一望出来ました。

素晴らしい景色ですね。

 

蓼科山山頂から南アルプス

蓼科山山頂から南アルプス

蓼科山山頂から北アルプス

蓼科山山頂から北アルプス

蓼科山山頂から乗鞍岳

蓼科山山頂から乗鞍岳

 

いい景色を眺めることが出来たのと、蓼科山頂ヒュッテ側から続々と登山者か登ってくるので、北横岳まで行くのは中止して、蓼科山の山頂から景色を眺めた後は下山することにしました。

方位盤が無かった場所から少し北側に移動して、座りやすい岩から槍ヶ岳を眺めながら休憩することにします。

登る前に朝ご飯をガッツリ食べたのでお腹が空いていませんが、せっかくなのでおにぎりを食べながら北アルプスを眺めました。

 

蓼科山山頂から北アルプス1

蓼科山山頂から北アルプス1

蓼科山山頂から北アルプス2

蓼科山山頂から北アルプス2

蓼科山山頂から北アルプス3

蓼科山山頂から北アルプス3

 

下山する前に北側の山を眺めにいきます。

火打と妙高、浅間山、谷川などが雲海の先に見えました。

関東側は雲海の下のようです。

 

蓼科山山頂から火打、妙高

蓼科山山頂から火打、妙高

蓼科山山頂から浅間山

蓼科山山頂から浅間山

蓼科山山頂から谷川方面

蓼科山山頂から谷川方面

蓼科山山頂から中央アルプス、御嶽山

蓼科山山頂から中央アルプス、御嶽山

 

山頂の真ん中にある蓼科神社を通り、蓼科山頂ヒュッテの前に行ってみます。

よく見る「蓼科山頂」の看板は蓼科山頂ヒュッテの前にあるんですね。

 

蓼科山頂ヒュッテ

蓼科山頂ヒュッテ

蓼科山頂ヒュッテの前にあったよく見る蓼科山山頂標識

蓼科山頂ヒュッテの前にあったよく見る蓼科山山頂標識

蓼科山頂ヒュッテから奥秩父

蓼科山頂ヒュッテから奥秩父

 

 

【蓼科山頂ヒュッテ~蓼科山登山口】

山頂に1時間くらい居たので下山します。

ピストンなので登山道の状況は全て把握しているので安心です。

森林限界の岩の上は道を外さないように気をつけます。

油断すると違う方角に行ってしまいますからね。

 

森林限界の岩の上の登山道1

森林限界の岩の上の登山道1

森林限界の岩の上の登山道2

森林限界の岩の上の登山道2

 

樹林の中に戻ってからも岩だらけなので、スリップしないように注意して歩きます。

蓼科山は人気の山でどんどん登ってきます。

すれ違う時に何回か「あとどれくらい掛かりますか?」と聞かれました。

自分の感覚からプラスアルファした時間をお伝えしましたが、少なめに伝えてしまったかも。

 

どんどん下ります。

「ここは幸徳平」の道標がある場所で休憩されていたソロのおじさんが話しかけてきたのでお話しします。

下山した後は日向山に行こうかなと考えていることを伝えると、沢側から登っていくコースがいいよと何回もお勧めされました。

調べてみないといけませんね。

急いではいませんでしたが、10分くらい話し込んでしまいました。

その後は淡々と下っていきます。

下からはどんどん登ってきます。

最後にすれ違った若者4人組は「車を駐車するスペースがなくて運転者が無理やり止めてきた」と話していました。

人気の山のあるあるかもしれませんが、登山者のマナーが疑われるのでそういうのはやめて欲しいですね。

自分なら諦めて別の山に行きます。

 

最後のクマザサに覆われた平坦な登山道で汗だくになり、無事に登山口まで戻りました。

駐車場に戻ると、路駐している車がたくさんありました。

少し待てば自分のように早く下山してくる登山者もいるんですけどね。

 

コースタイム

駐車場(6:09)~蓼科山登山口(6:10)~(8:05)蓼科山頂ヒュッテ
(8:05)~(8:06)蓼科山(9:04)~(9:05)蓼科山頂ヒュッテ(9:07)~(10:34)蓼科山登山口(10:34)~(10:35)駐車場

 

本日のルート

 

【白樺湖周回】

日向山に行こうと思っていましたが、暑くなってきたので山はやめて下から蓼科山を眺めることにします。

女神湖と白樺湖から眺めるつもりでしたが、女神湖への道路が通行止めになっていました。

白樺湖まで行けば女神湖に行くことも可能ですが、女神湖は諦めて白樺湖でまったりすることにしました。

池の平ホテルのリゾート地を通り過ぎて無料駐車場に車を止めます。

無料駐車場の目の前から白樺湖と蓼科山がいい感じに見えました。

白樺湖は農業用に作った溜池で1周3.8Km。

ぶらっと1周するにはお手頃の距離ですね。

ジョギングコースにもなっているので、ジョギング用の靴を持ってこればよかったのかもしれませんね。

無料駐車場から反時計回りに一週します。

最初は白樺湖と蓼科山の写真を撮りながら歩きます。

なかなかいい眺めですね。

 

白樺湖と蓼科山

白樺湖と蓼科山

 

取水口からは白樺湖と霧ヶ峰の車山の写真を撮りながら歩きます。

最近は山の上を散歩してばかりなので、湖畔を散歩するのもいいですね。

 

白樺湖と霧ヶ峰

白樺湖と霧ヶ峰

 

池の平ホテルのリゾート地まで来ると湖畔を歩けません。

なんだかなぁ・・・。

 

車道の脇を歩いて無料駐車場まで戻りました。

まだ13時頃で霧ヶ峰の車山に行くことも可能でしたが、楽しみは次に取っておくことにしました。

帰り道は八ヶ岳エコーラインを通ります。

八ヶ岳と甲斐駒がドーンと見えます。

最初は絶対写真を撮らないと心に誓っていましたが、耐え切れずに車を止めて写真を撮ってしまいました。

 

エコーラインから八ヶ岳

エコーラインから八ヶ岳

エコーラインから甲斐駒と富士山

エコーラインから甲斐駒と富士山

 

コースタイム

無料駐車場(11:03)~(12:58)無料駐車場

 

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2018/06/16(土) 山本小屋から美ヶ原(王ヶ頭、武石峰、王ヶ鼻、茶臼山、牛伏山、物見石山)

p-tingさん、お疲れ様です。

 

金曜日時点で土曜日の天気予報は午前中が雨予報だったので、

「週末は日曜日に山に行こう!」と決めていましたが、

「土曜日も山に行ってきなよ!」と背中を押されたので、雨の影響が少なそうな美ヶ原に行ってみることにしました。

 

朝方まで雨予報なので自宅を遅めの3時過ぎに出発して、美ヶ原に8時頃に着けばいいとノンビリ気分です。

山梨県甲府市まで雨が降ってて半分諦めモードでしたが、途中から曇り空に変わります。

しかし、美ヶ原手前のビーナスライン標高1700メートル地点からはガスの中に・・・。

 

美ヶ原は日本百名山の1つで複数のピークがあります。

美ヶ原牧場の中にある為、踏破出来ないピークもあったりします。(鹿伏山、焼山は牧場の中に)

今回は踏破可能な6つのピーク(王ヶ頭、武石峰、王ヶ鼻、茶臼山、牛伏山、物見石山)に行くことにしました。

 

【山本小屋~王ヶ頭】

山本小屋にある駐車場からスタートですが、山本小屋が開いていないのでトイレを使用出来ないアクシデントが・・・。

トイレを求めて道の駅「美ヶ原高原美術館」に行ってから再スタートとなりました。

 

美しの塔

美しの塔

 

山本小屋から牧場のど真ん中にある広い遊歩道を歩き、美ヶ原高原のシンボルである「美しの塔」に行きます。

美しの塔を通り過ぎ、塩くれ場という分岐を右に曲がります。

するとガスの中に入り周りは真っ白に。

視界が数十メートルという濃霧の中を歩いて王ヶ頭ホテルの前に着きました。

道標を探すと王ヶ頭は王ヶ頭ホテルの裏にあるようです。

王ヶ頭ホテルの裏に言ってみると電波塔の前に「王ヶ頭」がありました。

楽しみにしていた景色は?

真っ白でした。

後でもう一度来るのでその時に期待することにします。

 

牧場にいる牛さん

牧場にいる牛さん

遊歩道を走る王ヶ頭ホテルのバス

遊歩道を走る王ヶ頭ホテルのバス

王ヶ頭山頂

王ヶ頭山頂

 

 

【王ヶ頭~武石峰】

王ヶ頭から王ヶ頭ホテルの前に戻って「武石峰」への道標を探しますが、道標が見当たりません。

王ヶ頭ホテル手前にも分岐があったのでそこかなと戻ってみます。

分岐に何も書いてありませんが、チャレンジしてみることに。

すると王ヶ頭ホテルから王ヶ鼻に向かう20メートルくらい先に出ました。

ここで5分程ロスします。

濃霧でなければこんなことにならなかったのに。。

 

分岐で王ヶ頭ホテルに宿泊されていたカップルに話しかけられます。

周りがまったく見えないので、どっちに向かっていいのか解らなくて困っていたようですね。

王ヶ鼻に行こうとしていたようなので、みなさんが向かっている方に行けば大丈夫ですよと。

地図を見ながら自分は武石峰まで行ってくると伝えると「そんな遠くまで!」と驚かれていました。

いますぐ王ヶ鼻に行ってもいい景色を期待出来ないので、武石峰まで行って戻ってきた時にガスが晴れていること期待しているんですけど、どうなることやら。。

 

ここからはしばらく一人旅になります。

王ヶ頭からどんどん下って美ヶ原自然保護センター前まで行きます。

ここからは車道と平行しながらの遊歩道となります。

遊歩道の両脇にレンゲツツジが咲いています。

写真を撮ってばかりで前に進まなくなります。

 

遊歩道のレンゲツツジ1

遊歩道のレンゲツツジ1

遊歩道のレンゲツツジ2

遊歩道のレンゲツツジ2

苦戦した黄色いお花

苦戦した黄色いお花

 

緩やかなアップダウンを繰り返し、車道の反対側に行きます。

車道から離れてひと登りすると武石峰の山頂がありました。

観光客数人に出会いましたが、武石峰までですれ違った登山者は1人だけでした。

山頂は開けていて眺望抜群のような気がしますが、何も見えず。

 

武石峰

武石峰

武石峰山頂

武石峰山頂

 

 

【武石峰~王ヶ鼻】

武石峰の山頂で何もすることがないので王ヶ鼻に向かいます。

帰り道はレンゲツツジの写真を撮っている観光客が増えていて、時折り遊歩道が塞がれていたりもします。

夢中になって写真を撮ってしまう気持ちはよく解りますね。

 

武石峰から下ったところ(道路はビーナスライン)

武石峰から下ったところ(道路はビーナスライン)

苦戦した黄色いお花 (2)

苦戦した黄色いお花 (2)

タンポポ

タンポポ

レンゲツツジと牛さん

レンゲツツジと牛さん

レンゲツツジ

レンゲツツジ

 

美ヶ原自然保護センターの手前で北アルプスっぽい山が見え始めます。

少し待っていると乗鞍岳から槍ヶ岳までがガスの切れ間で一瞬見えたりもします。

おっ、これは狙い通りに「王ヶ鼻でいい景色が見れそう」と期待が高まります。

 

チラッと見えた槍

チラッと見えた槍

 

美ヶ原自然保護センターを通り過ぎ、少し先にある分岐を右に曲がります。

王ヶ頭からの遊歩道と合流すると上空はいい天気に。

王ヶ鼻からの景色が楽しみになり、気持ち足早で王ヶ鼻まで歩きました。

 

王ヶ鼻山頂

王ヶ鼻山頂

 

すると王ヶ鼻からいい景色が・・・と思わせて、ガッスガス。。。

ガスの流れが速いのでたまに北アルプスが見えます。

写真を撮ろうとするとすぐにガスの中へ。

最初はその繰り返しです。

 

次第にガスが切れる時間が増えてきたので、王ヶ鼻でお昼ご飯にすることにしました。

自分が着いた時には数人しか居なかったはずなのに、気付いたら十数人の登山者の方々が北アルプス待ちをしていました。

 

王ヶ鼻から北アルプス

王ヶ鼻から北アルプス

王ヶ鼻から北アルプス(乗鞍岳方面)

王ヶ鼻から北アルプス(乗鞍岳方面)

王ヶ鼻から北アルプス(槍ヶ岳方面)

王ヶ鼻から北アルプス(槍ヶ岳方面)

王ヶ鼻から王ヶ頭

王ヶ鼻から王ヶ頭

 

 

【王ヶ鼻~王ヶ頭~茶臼山】

王ヶ鼻からの眺望をもう少し眺めていたい気持ちもありましたが、たまに王ヶ頭が見えたりもするので、いまなら王ヶ頭からいい眺めをみることが可能なんじゃないか?と期待して移動します。

ずっと遊歩道のまま王ヶ頭まで行ってもいいのですが、王ヶ頭の少し手前でアルプス展望コースに曲がります。

するとガスの中に入ります。

真っ白で何も見えないので王ヶ頭は巻いちゃおうか迷いましたが、本日2度目の王ヶ頭に行ってみます。

少し待てばガスは晴れる?とちょっとだけ期待してました。

でも返り討ちにあってまたまた真っ白のままでした。

 

アルプス展望コースから王ヶ頭

アルプス展望コースから王ヶ頭

王ヶ頭山頂 (2)

王ヶ頭山頂 (2)

 

アルプス展望コースに戻り、ガスが晴れることを願いながら歩きます。

1回だけ一瞬乗鞍が見えましたが、その後は何も見えませんでした。

しばらく歩くと烏帽子岩という見晴らしがよさげな場所があります。

今日は何も見えないと知ってて烏帽子岩の先まで入ってみました。

ちょっと斜めになっている岩場なので雨が降った後は危険かもしれませんね。

 

烏帽子岩

烏帽子岩

 

下降地点という分岐を左に曲がり、広い遊歩道を歩いていきます。

すると右側に牧場の中に入る場所があります。

どうやら茶臼山に行くには牧場の中を横切るようですね。

 

牧場の中に入る場所

牧場の中に入る場所

 

最初は視界がよく遠くまで見えていましたが、次第にガスの中に入ります。

道を見失わないように気をつけながら歩きました。

茶臼山まで0.6Kmの道標から牧場の外に出て登山道っぽくなります。

ガレ場を通り過ぎて少し下った後に登り返すと茶臼山の山頂がありました。

ここも真っ白で眺望なしでした。

 

茶臼山山頂

茶臼山山頂

 

地図には浅間山と霧ヶ峰の展望が良いと書いてありますね。

少し小腹が空いてきたので、おにぎり1つを食べることにしました。

誰も来ないだろうと思っていたら、トレイルの下見っぽいカップルが1組来ました。

お互いにビックリしていました。

 

【茶臼山~山本小屋~牛伏山】

茶臼山から遊歩道まで戻ります。

牧場の中はガスが濃くなり行きよりも視界が悪くなってましたが、先程歩いてきた道なので無事に戻れました。

あとは遊歩道を歩いて山本小屋まで戻ります。

遊歩道も真っ白で視界が100メートルくらいしかありませんでしたが、たくさんの観光客の方が美しの塔で鐘を鳴らしていましたね。

 

山本小屋の向かい側にある牛伏山の牛

山本小屋の向かい側にある牛伏山の牛

 

山本小屋の正面にある遊歩道から牛伏山に向かいます。

遊歩道への入口が狭くて通りにくい。

今日は小さなザックだったので通ることが出来ましたが、いつものザックだったら大変だったかも。

少し歩くと道標があり、左に曲がってケルンのある場所を通り過ぎると牛伏山の山頂がありました。

美ヶ原牧場の高台になっていて見晴らしが良さそうな場所ですが、今日は何も見えませんでした。

 

牛伏山

牛伏山

 

 

【牛伏山~物見石山】

牛伏山で今日は帰ろうか少し悩みましたが、物見石山にも行って美ヶ原を制覇することにします。

牛伏山から美ヶ原高原美術館に向かいます。

ふと美ヶ原高原美術館をスタート地点にすれば良かったのかも・・・と気付いてしまいました。

たくさんのテーブルがある場所を通り過ぎると、整備された木道になります。

美ヶ原高原美術館の少し手前で右側にビーナスラインの1959メートル地点が見えたので、木道から外れてビーナスラインを歩くことにしました。

ビーナスラインを美ヶ原高原美術館方面に歩くと物見石山への分岐があります。

分岐にはレンゲツツジ群生地と書いてあります。

キレイなレンゲツツジが見えるかもと少し期待しちゃいました。

車道を歩いていくと物見石山のレンゲツツジの看板に従って右に曲がります。

するとレンゲツツジの群生地があります。

でもレンゲツツジはまだ2分咲きくらいでほとんど蕾でした。

 

物見石山のレンゲツツジ群生地

物見石山のレンゲツツジ群生地

 

少しガッカリしながら物見石山に向かいます。

2つの小ピークを超えて3つ目の小ピークが物見石山の山頂でした。

ここもガスで何も見えませんね。

 

物見石山山頂

物見石山山頂

 

 

【物見石山~牛伏山~山本小屋】

物見石山の山頂から山本小屋に戻ります。

帰りは牛伏山を巻いてもいいのですが、ピークを踏み踏みしたい自分は牛伏山に寄りました。

すると少しだけ視界が良くなります。

ガスが無かったらキレイなんだろうなぁ。

また来ないといけませんね。

 

牛伏山から遊歩道を歩いて山本小屋まで戻りました。

今日はほどんどガスの中で何も見えませんでしたが、日差しがあったらこんなに歩けなかったのでガスってて良かったのかもしれませんね。

 

山本小屋

山本小屋

 

翌日は蓼科山に登る予定なので、国道152号沿いにある「音無の湯」か「河童の湯」で温泉に入って蓼科山の近くで車中泊するつもりでいましたが、ビーナスラインがガスで視界が30メートルくらいしかありません。

このままビーナスラインを走るのも精神的に良くないので、和田峠から国道142号線で下諏訪の方に降りることにしました。

仕方なく予定を変更して道の駅「信州蔦木宿」で温泉&車中泊をすることにしました。

 

コースタイム

山本小屋(8:17~(9:02)王ヶ頭(9:03)~(10:34)武石峰(10:36)~(12:13)王ヶ鼻(12:50)~(13:10)王ヶ頭(13:12)~(14:25)茶臼山(14:37)~(15:30)山本小屋
山本小屋(15:30)~(15:38)牛伏山(15:45)~(16:12)物見石山(16:16)~(16:47)牛伏山(16:48)~(16:54)山本小屋

 

本日のルート

 

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2018/06/09(土) 黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳(ピストン)

p-tingさん、お疲れ様です。

 

先週末は仕事で山に行けなかった為、今回は2週間振りの山です。

休日出勤の代休を取得する6/15(金)に「平日に静かな甲斐駒に行こう」と思っていたら、6/15は南アルプスのバスの運行開始日であることに気付きます。

静かな甲斐駒を堪能するなら今週末しかチャンスがないと思ったら、水曜日に梅雨入りが発表。

しばらく山はお休みかなと思っていましたが、天気予報で土曜日の昼間は天気が回復するとのこと。

金曜日の夜から雨が降りだし、半信半疑のまま2時間程眠って1時起きしますが、まだ雨が降っています。

あまり気分が乗りませんでしたが、支度をしていると雨があがったので天気予報を信じて甲斐駒ヶ岳に行くことにします。

夜明けを迎えてもどんよりとした曇り空で「大丈夫なのか?」と不安しかありませんでした。

出発が遅くなった為、尾白川渓谷駐車場に到着したのが5時前になってしまいました。

 

尾白川渓谷駐車場に向かう途中から甲斐駒ヶ岳

尾白川渓谷駐車場に向かう途中から甲斐駒ヶ岳

 

 

【尾白川渓谷駐車場~刀利天狗(2049m)】

 

登山口にある番人

登山口にある番人

 

遅い時間のスタートとなってしまった為、適当に支度をして出発します。

竹宇駒ヶ岳神社で安全祈願をして、定員5名の吊橋を渡り登山道に入ります。

笹ノ平分岐までは2回ほど傾斜のない場所がありますが、基本的にずっと上り坂で奥多摩三大急登の六ッ石山に登るような感じです。

出だしは脹脛に違和感がありましたが、いい感じで歩きます。

脹脛の違和感は一昨日の夜にジムで1.5Kmダッシュをしたからでしょう。

いつも苦戦する「七丈小屋~八合目御来迎場」を楽に登る為に、今日は七丈小屋までは前回よりも時間を掛けて歩くことにします。

今日は最高気温が31℃と予想されていて、蒸し暑くて汗が止まりません。

標高1000メートルを過ぎたあたりから心地よい気温になってきたのでホッとしましたが、スタートから1時間くらいしたところから眠気と頭痛に悩まされます。

フラフラになりながら歩いて、笹ノ平分岐で一息つきました。

 

笹ノ平分岐を通り過ぎるとトレランの方達に追い抜かれ始めます。

刃渡りまでもなかなかの急坂です。

焦らずにゆっくり歩きます。

傾斜が少し緩むと刃渡りがあります。

夏場は問題ない場所ですが、凍結したりすると恐いかも。

刃渡りからは左側に鳳凰山と富士山、右側に日向山、後ろを振り返ると八ヶ岳を望めます。

ここまではずっと樹林の中なので、眺望がある場所はうれしいですね。

 

刃渡りから鳳凰山と富士山

刃渡りから鳳凰山と富士山

刃渡り

刃渡り

刃渡りから八ヶ岳

刃渡りから八ヶ岳

刃渡り日向山

刃渡り日から向山

 

刃渡りを通り過ぎた辺りからコイワカガミがたくさん咲いています。

キレイですね。

立ち止まって写真を撮ってしまいます。

コイワカガミとイワカガミの区別がつきませんでしたが、調べてみるとコイワカガミは横向きに咲き、葉っぱが丸いそうです。

ハシゴとクサリの連続した場所を登りきると刀利天狗があります。

刀利天狗で少し休憩します。

 

刃渡りを通り過ぎた辺りに咲いていたコイワカガミ

刃渡りを通り過ぎた辺りに咲いていたコイワカガミ

ハシゴのスタート地点

ハシゴのスタート地点

刀利天狗に咲いていたコイワカガミ

刀利天狗に咲いていたコイワカガミ

 

【刀利天狗~七丈小屋(2370m)】

刀利天狗から黒戸山の巻き道までは樹林の中を歩きます。

ハシゴとクサリはありません。

黒戸山を巻くと五合目まで標高差100メートルほど下ります。

五合目の広場からいつも甲斐駒が見える~っと感動しますが、実は山頂は見えてないんですよね。

 

五合目から甲斐駒ヶ岳(でも山頂は見えていない)

五合目から甲斐駒ヶ岳(でも山頂は見えていない)

 

五合目からはハシゴとクサリの連続になります。

最初の長いハシゴの途中でクモイコザクラが咲いていました。

ビビリながら写真を撮ってみましたが、あまりキレイに撮れませんでした。

ハシゴの上にも咲いていたので、ハシゴの途中で撮らなくてもよかったのかも。

 

長いハシゴの途中にあったクモイコザクラ

長いハシゴの途中にあったクモイコザクラ

 

屏風岩の脇を通り、2段重ねになっている橋を渡ります。

ここからもハシゴとクサリの連続になります。

有名な垂直のハシゴと、落ちたら奈落の底まで落ちてしまう絶壁にあるクサリ場はここにあります。

 

垂直ハシゴ

垂直ハシゴ

落ちたら奈落の底まで落ちてしまうクサリ場

落ちたら奈落の底まで落ちてしまうクサリ場

 

ハシゴが少なくなってくると七丈小屋があります。

ここまで前回より10分オーバーですが、計算通りに余力十分です。

でも、寝不足のせいか気分はいまいち。

いつもここから八合目までは苦戦するので少し休憩することにしました。

 

【七丈小屋~八合目御来迎場】

七丈小屋のテン場を通り過ぎ、八合目を目指して歩きます。

休憩もしたので余力十分のはずなのに足が前に進みません。

寝不足のせいかと思っていたら、暑さにやられたようです。

七丈小屋のベンチは日当たりがいいので、日陰を探して休憩するべきだったのかも。

いままでで一番酷いと思うような足取りで八合目まで歩きました。

 

登山道にあった残雪

登山道にあった残雪

小さな刀と黒戸山

小さな刀と黒戸山

 

八合目からアサヨ峰の後ろに北岳が見えます。

5回目にして始めて八合目からの景色を眺めることが出来ました。

暑さに負けてヘロヘロなので北岳を眺めやすい場所で大休止することにしました。

 

八合目御来迎場

八合目御来迎場

八合目から鳳凰山、アサヨ峰、北岳

八合目から鳳凰山、アサヨ峰、北岳

 

【八合目御来迎場~甲斐駒ヶ岳(2967m)】

初の撤退も選択肢としてありましたが、牛歩で山頂まで行っても明るいうちに下山することが可能なので、行ってみることにしました。

ここからは岩場、クサリ場の連続になります。

天気がよければ難易度は低いです。

でも、落石には要注意。

初めて来た時にクサリ場の下で待っていたら小石を落とされて直撃しました。

 

初めて来た時に小石を落とされて直撃したクサリ場

初めて来た時に小石を落とされて直撃したクサリ場

 

岩場が終わりハイマツが出てくると後少しですが、クサリが無い岩場があります。

駒ヶ岳神社本社のあるピークまで登り、少し下ったところに北沢峠への分岐があります。

いつもならここから登山者が激増しますが、まだ南アルプスのバスが運行していないので先行していたソロの方1人だけがいました。

ソロの方はヘロヘロな自分に追い抜かれるくらい疲労困憊しているようでした。

ソロの方を追い抜き、甲斐駒ヶ岳の山頂に着きました。

 

甲斐駒ヶ岳山頂手前にある雪渓

甲斐駒ヶ岳山頂手前にある雪渓

甲斐駒ヶ岳山頂

甲斐駒ヶ岳山頂

 

なんと山頂には誰もいません。

といっても30秒後には分岐で追い抜いたソロの方が来ましたけどね。

山頂に着くのが遅くなってしまったので鳳凰山、富士山方面はガスで見えなくなってしまいましたが、その他は見渡せます。

でも、少し霞んでいるので遠くまでは見えません。

でも、南アルプス側は鳳凰山以外は全て見えたのではないでしょうか。

 

甲斐駒ヶ岳山頂から北岳方面

甲斐駒ヶ岳山頂から北岳方面

甲斐駒ヶ岳山頂から仙丈ヶ岳

甲斐駒ヶ岳山頂から仙丈ヶ岳

甲斐駒ヶ岳山頂から鋸岳方面

甲斐駒ヶ岳山頂から鋸岳方面

 

目の前にある仙丈ヶ岳がいちばんキレイに見えましたね。

今年は仙丈ヶ岳にも登ってみるかな?

5回目にして始めて南アルプスの山々を望めたので感動しました。

 

駒ヶ岳神社本社から甲斐駒ヶ岳山頂

駒ヶ岳神社本社から甲斐駒ヶ岳山頂

 

【甲斐駒ヶ岳~尾白川渓谷駐車場】

もう少し山頂から景色を眺めていたかったのですが、暑さでフラフラになった体では下山するのに最低5時間は掛かるはずなので、下山することにします。

最初の岩場は左側から降りてはいけないのに、ぼーっとしているので左側から降りてしまいます。

当然途中で降りれなくなります。

上まで戻るのが正解ですが、足掛かりがある場所を探して右側まで移動しました。

 

牛歩で七丈小屋まで下り、ベンチで休憩します。

暑さにやられて飲み物の消費が2リットルを超えました。

重しにしている2リットルの麦茶を開けて中身を移すことにしました。

 

七丈小屋からは樹林の中で少しヒンヤリしていたので少し回復傾向も、刃渡りより下はまた蒸し暑くてフラフラになってしまいました。

五合目、刀利天狗でロング休憩してみたものの、まったく回復しませんでした。

下山は最初から最後まで牛歩で歩いたので足への負荷はまったくなし。

計算したような感じの5時間1分で尾白川渓谷駐車場まで戻りました。

 

コースタイム

尾白川渓谷駐車場(5:06)~(6:39)笹ノ平分岐(6:42)~(7:55)刃渡り(8:01)~(8:18)刀利天狗(8:31)~(9:04)五合目(9:04)~(9:54)七丈小屋(10:02)~(10:55)八合目御来迎場(11:11)~(12:18)甲斐駒ヶ岳(12:53)~(13:46)八合目御来迎場(13:46)~(14:16)七丈小屋(14:25)~(15:01)五合目(15:10)~(15:40)刀利天狗(15:49)~(16:01)刃渡り(16:03)~(16:48)笹ノ平分岐(16:49)~(17:54)尾白川渓谷駐車場

 

本日のルート

 

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2018/05/27(日) 水根~鷹ノ巣山、日蔭名栗峰、高丸山

p-tingさん、お疲れ様です。

 

天気予報で「土日は大気が不安定で山沿いで発雷確率が高い」と言っていたので、急な天候の変化があった際にエスケープしやすい山の方がいいと思い、奥多摩の山に行くことにしました。

いつもの水根を起点にして天気が持てば雲取山まで、天気が崩れそうなら適当にエスケープするという算段です。

天候のこともあるので、今日は少し早めのスタートにしました。

 

【水根~鷹ノ巣山】

いつものように水根バス停前にある駐車場からスタートです。

水根沢林道から鷹ノ巣山に向かいます。

久しぶりに早い時間のスタートになったので、登山道ではクモの巣攻撃に合います。

顔にクモの巣が絡んでくるので気持ち悪くてテンションが下がります。

クモの巣攻撃が落ち着いて、右手に滝がある棒ノ木沢を横切る頃にお腹が痛いことに気付きます。

トイレのある鷹ノ巣山避難小屋まで耐えて欲しいなぁ…と思いながら刺激を与えないようにゆっくり歩くことにします。

 

水根沢の沢沿いの登山道

水根沢の沢沿いの登山道

 

水根沢を渡った後、水根沢から離れていくと登山道は急坂になります。

急坂を登っていると次第にお腹の限界がやってきます。

作業小屋にザックを置いて人目につかない場所で用を足すことにしました。

お腹が落ち着いた後、鷹ノ巣山を目指して歩き始めます。

その時、ザックがいつもより軽いと感じます。

なんで軽く感じるんだろう?と考えてみると、麦茶2リットルを車の中に置いてきたことに気付きました。

ということは飲み物は2リットルしか持っていないことになります。

七ッ石山にある水場に寄れば問題ありませんが、なんとなく雲取山まで行く気分が萎えてしまいました。

 

難なく急坂を登り終えて水根山まで続いている榧ノ木尾根を歩いていると、今日は東京競馬場でダービーがあることに気付きます。

ダービーの発走時刻から逆算すると、お昼までに下山すれば間に合いそうな気がします。

今日は雲取山に行くのはやめて、12時30分までに下山して東京競馬場に行くことに予定を変更しました。

 

水根山直下にある分岐を左に折れて巻き道を歩き始めると、山ツツジが咲いています。

何も意識していませんでしたが、ツツジが見頃の季節だったんですね。

ツツジトンネルが続くので、写真撮り過ぎで前に進まなくなってしまいました。

 

山ツツジトンネル

山ツツジトンネル

 

巻き道から石尾根に移動して鷹ノ巣山に向かいますが、石尾根もツツジが咲いています。

鷹ノ巣山近辺もツツジが咲いていたんですね。

何度も登っているのに気付きませんでした。

 

石尾根に咲いていたお花

石尾根に咲いていたお花

石尾根から鷹ノ巣山

石尾根から鷹ノ巣山

石尾根から富士山、大菩薩嶺方面

石尾根から富士山、大菩薩嶺方面

 

ツツジと僅かに見える富士山の写真を撮りながら山頂手前の急坂を牛歩で登り終えると、鷹ノ巣山の山頂です。

鷹ノ巣山の山頂では4人の登山者が鷹ノ巣山からの絶景を楽しんでいました。

自分もザックを下ろすのを忘れて鷹ノ巣山からの絶景を楽しみます。

何度見てもいい景色ですね。

山頂に居た4人の登山者が居なくなった頃にようやくザックを下ろして、少し早いお食事タイムにしました。

最初は日当たりのいい場所で休憩していましたが、暑いので木陰に移動して休憩することにしました。

 

鷹ノ巣山山頂

鷹ノ巣山山頂

 

【鷹ノ巣山~高丸山】

頭の中が「今日は東京競馬場にダービーの馬券を買いに行こう!」となっているので「六ッ石山経由で下山する」という案もありましたが、物足りなく感じたので日蔭名栗峰まで行ってみることにします。

鷹ノ巣山山頂からは北側の山を望むことが出来ませんが、鷹ノ巣山山頂から鷹ノ巣山避難小屋方面に1分程歩いたところから北側にある長沢背稜の山々を望めます。

いつも立ち止まって眺めてしまいますが、ほとんどの方は目に入らないのか通過する場所ですね。

 

鷹ノ巣山山頂から1分程歩いたところからの景色1

鷹ノ巣山山頂から1分程歩いたところからの景色1

鷹ノ巣山山頂から1分程歩いたところからの景色2

鷹ノ巣山山頂から1分程歩いたところからの景色2

鷹ノ巣山山頂から1分程歩いたところからの景色3

鷹ノ巣山山頂から1分程歩いたところからの景色3

 

前回と違って木々に隠れていて天目山より東側の山は見えませんでしたが、七跳山から雲取山までの山々を眺めることが出来ました。

景色を楽しんだ後は鷹ノ巣山避難小屋まで下ります。

新緑がキレイで前回とは別の山のようですね。

 

鷹ノ巣山避難小屋から日蔭名栗峰まで登り返します。

新緑を眺めながらの気持ちいい山歩きですが、日差しが強くて汗が止まらなくなります。

自分は暑さに弱いので日差しが強いと体力が奪われますね。

暑さに負けそうでしたが、疲れもなく日蔭名栗峰の山頂に到着しました。

鷹ノ巣山から日蔭名栗峰までは前回と同じタイムでした。

 

日蔭名栗峰山頂の少し手前から鷹ノ巣山

日蔭名栗峰山頂の少し手前から鷹ノ巣山

日蔭名栗峰山頂

日蔭名栗峰山頂

 

日蔭名栗峰の山頂で引き返すか悩みましたが、時間を確認すると10時前までに高丸山の山頂に行けそうなので高丸山に向かうことにしました。

日蔭名栗峰から下り、高丸山へ登り返します。

高丸山に登り始めたところで山頂から下ってきた方と少しお話しします。

奥多摩は初めて来たそうで「奥多摩駅までどれくらい掛かりますか?」と聞かれたので「ゆっくり歩いても奥多摩駅まで5時間くらいで着きますよ。」とお答えしました。

自分が水根から登ってきたことを伝えると、水根に降りようかなとおっしゃられたので、「水根までは4時間くらい掛かるので、奥多摩駅までと1時間くらいしか変わりませんよ。」とお伝えしました。

まだ10時前だし、余裕で奥多摩駅まで行けるでしょう。

お話しが終わった後は急坂を直登し、高丸山の山頂に着きました。

4人の登山者が山名標識の前で休憩されていたので、写真だけ撮ってすぐに下山することにしました。。

 

高丸山への急坂

高丸山への急坂

高丸山山頂

高丸山山頂

 

【高丸山~水根】

高丸山の山頂から一気に下ります。

日蔭名栗峰を巻こうか悩みましたが、時間がありそうなので登ることにします。

中腹あたりで山菜採りをされている方がおられました。

日蔭名栗峰の山頂にサクッと登って、鷹ノ巣山避難小屋方面に下ります。

鷹ノ巣山避難小屋手前にある巻き道との合流地点の少し手前で、高丸山に登る際にお話しした方とお連れの方を追い越します。

お連れの方が疲労困憊のご様子でしたね。

 

高丸山から下ったところに咲いていた山ツツジ

高丸山から下ったところに咲いていた山ツツジ

 

鷹ノ巣山避難小屋到着時でタイムリミットまで残り2時間です。

鷹ノ巣山に登ると2時間20分掛かるので、鷹ノ巣山を巻いて下山することにしました。

鷹ノ巣山山頂から休憩なしで歩き続けていたせいか、鷹ノ巣山の巻き道を歩いていると足に疲れを感じてきます。

いつもよりザックが軽くても足は疲れるもんですね。

だらしなさすぎる。。。

 

山ツツジトンネル (2)

山ツツジトンネル (2)

 

巻き道で山ツツジを楽しんだり、水分補給で立ち止まったりして疲れを取りました。

水根山直下にある分岐からはペースアップします。

作業小屋で少し休憩していると、途中で追い抜いたソロの方が着たので少しお話しをしました。

ソロの方はあまり標高の高い山に行かないそうで、今日は頑張って標高1000メートル級の山にチャレンジしたそうです。

水根から六ッ石山経由で鷹ノ巣山まで行ってきたそうです。

「水根沢林道は沢沿いになると登山道が狭くなるので、気をつけてください。」とお伝えして先に出発しました。

 

作業小屋からは前回と同じペースでたんたんと歩き、水根バス停前にある駐車場に戻りました。

奥多摩むかし道との合流地点に咲いていたお花がキレイで、最後の最後でノンビリしちゃいました。

 

奥多摩むかし道との合流地点に咲いていたお花1

奥多摩むかし道との合流地点に咲いていたお花1

奥多摩むかし道との合流地点に咲いていたお花2

奥多摩むかし道との合流地点に咲いていたお花2

車道に咲いていたお花

車道に咲いていたお花

 

駐車場に12時39分着で、自宅まで約2時間で到着。

予定通りにダービーの発走時刻に間に合いそう。

さあ、東京競馬場に行くかというところまできましたが、暑さに負けた影響か競馬場に行くのが面倒になり、自宅でダービー観戦となってしまいました。

 

コースタイム

水根(5:36)~(7:09)作業小屋(7:15)~(8:25)鷹ノ巣山(8:44)~(8:58)鷹ノ巣山避難小屋(9:00)~(9:24)日蔭名栗峰(9:25)~(9:49)高丸山(9:49)~(10:10)日蔭名栗峰(10:11)~(10:27)鷹ノ巣山避難小屋(10:28)~(11:23)作業小屋(11:26)~(12:39)水根

 

本日のルート

 

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