その1からの続きです。
休憩後、熊倉山方面に踏み跡があることに気付きます。
踏み跡があるなら熊倉山に行ってみる?という悪い自分が出てきます(汗)
北側は雪が多いだろうなぁ…と思ったので、無理をせずに天目山方面に行くことにします。
酉谷山から天目山方面の尾根上はかなりの積雪でした。
チェーンアイゼンが3回連続で外れたりして歩くのに苦労します。
尾根上を外して南斜面に下るとすぐに酉谷避難小屋があるので、少し寄り道をします。
酉谷避難小屋には水場がありますが、今日は水が出ていませんでした。
かなり前から水が出ていないようですが、水を出そうといたずらをする人もいるようで、悪化しているようです。
酉谷山で休憩したばかりですが、酉谷避難小屋でもノンビリすることにします。
酉谷避難小屋を利用した人が記載したノートを読みながらマッタリしました。
酉谷避難小屋からは天目山方面に向かいます。
長沢背稜は基本的に尾根上ではなく巻き道ですが、七跳山は登ることにします。
山と高原地図では七跳尾根からの登山道しかありませんが、長沢背稜の登山道から尾根筋で七跳山に登ることもできます。
踏み跡があるか心配していましたが、物好きな人が居たようで一人分の踏み跡がありました。
尾根筋で七跳山に登ることにしました。
久しぶりの七跳山には新しいお手製の小さな標識がありました。
七跳山山頂から踏み跡が3方向に分かれています。
いちばんハッキリしている踏み跡は埼玉県にある大平山方面で、踏み跡が多いからと思って歩いていくと大変なことになってしまいます。
初めて来た人だと迷子になってしまうかもしれませんね。
残りは七跳尾根の破線ルートと長沢背稜の尾根筋にうっすらと踏み跡があります。
もちろん長沢背稜の尾根筋を選択します。
次は奥多摩の山々を一望できるハナド岩に寄り道をします。
空気が澄んでる時なら富士山も見ることが出来ますが、今日は石尾根もやっと見えるくらい視界が悪くて残念でした。
景色を眺めた後は天目山に向かいます。
だいぶ積雪量は少なくなってきましたが、天目山までずっと雪がありました。
先月来た時よりも雪が多いですね。
天目山でも景色を見ながらゆっくりします。
長沢背稜でいちばん展望がいい山なので、眺めを楽しむことが出来ます。
天目山からは一杯水避難小屋を通って、ヨコスズ尾根で東日原に下山します。
一杯水避難小屋からヨコスズ尾根を10分くらい歩いたところでチェーンアイゼンを外します。
たまにアイスバーンになっていることもあるので、慎重に歩きます。
いつもは東日原バス停の近くにある登山口に出ますが、今日は中日原バス停の近くにある登山口に向かうことにします。
九十九折で歩きやすい登山道でしたが、よくわからない分岐がたくさんあってどっちに行っていいか判らず適当に歩きます。
民家が見えるようになってきたところで右側に林道っぽいのが見えたので、そちらから車道歩きで駐車場まで戻りましたが、これは正しい赤線ルートでは無かったようです。
駐車場に戻る途中に紅梅があったので、稲村岩をバックに写真を撮ることにしましたが、うまく撮ることが出来ません。
だいぶ時間を費やしてしまいました。
東日原バス停には15人くらいバス待ちをしている人がいます。
みなさんどこの山に行ったのでしょうか?
本日出会った人はソロの5人で、狙い通りに静かな山歩きを楽しむことが出来ました。
明日もあるので少し軽めになりましたが、奥多摩の山の良さを堪能できるいい一日になりました。
コースタイム
東日原駐車場(6:14)~(6:48)一石山神社(6:50)~(7:32)一石山(7:33)~(7:52)人形山(7:52)~(8:14)金袋山(8:15)~(8:33)篶坂ノ丸(8:34)~(9:13)ウトウの頭(9:20)~(10:10)長沢背稜タワ尾根分岐(10:12)~(10:39)行福ノタオ(10:40)~(11:03)酉谷山(11:23)~(11:41)酉谷避難小屋(11:53)~(12:49)七跳山(12:54)~(13:29)ハナド岩(13:34)~(13:58)天目山(14:10)~(14:27)一杯水避難小屋(14:31)~(16:09)東日原駐車場