p-tingさん、お疲れ様です。
2019年の登り納めも去年と同じく
「鴨沢バス停から雲取山に登って石尾根で奥多摩駅」
にしました。
先週と同じく、奥多摩駅6時52着の電車で行きます。
奥多摩駅から鴨沢西行きのバスに乗って、鴨沢バス停で下車します。
鴨沢西行きのバスには11人が乗車し、鴨沢バス停で下車したのは3人でした。
(病院前バス停で1人、奥多摩湖バス停で3人、小河内神社バス停で4人が下車)
【鴨沢バス停~ブナ坂】
鴨沢バス停で下車した3人のうち1人は鴨沢バス停で準備中、1人は鴨沢西方面に歩いていき、まさかの単独で雲取山方面に向かうことになりました。
今日はp-tingさんから戴いたビールを担いで鷹ノ巣山でご馳走になる予定です。
ザックはこの冬一番の重さながら、不思議と軽やかに歩いて丹波山村営駐車場まで登りました。
少し車道を歩いて登山口入口まで行きます。
前回来た時はタバスキーが台風で欠けていましたが、キレイになっていました。
堂所までしばらくは緩やかな上り坂、これが長く感じるんですよね。
登山道にあった倒木は通りやすくなっていましたが、登山道が崩落してたり、斜めになって歩きにくくなってる場所が増えてました。
また、滑落注意のロープの箇所が増えていて、最近3件の滑落事故があったようです。
軽快に歩いていましたが、標高1100メートル地点を過ぎた辺りから足取りが重くなります。
久しぶりの重さに負荷が掛かっていたようですね。
堂所を通過するとガスの中に入ります。
徐々に傾斜もキツくなります。
富士山ビューポイントからは真っ白な景色しか見れませんでした。
マムシ岩の先にある分岐を今日は直進して、時短の為に巻き道を歩いていきます。
七ッ石小屋への分岐の辺りでは濃いガスで視界が20~30メートルくらいになりました。
七ッ石小屋への分岐を通り過ぎると登山道が凍結している箇所が増えてきます。
そして下山者優先のマナーの悪い登山者も目立ち始めます。
ブナ坂手前の倒木は放置されていて、腰を痛めないように気をつけながら潜りました。
【ブナ坂~雲取山】
ブナ坂からは前回と違ってガスガスで真っ白。
登山道は霜が解けて田んぼ状態の不良馬場で、足が地面からなかなか離れません。
体力を消耗しますね。
でも、悪いことばかりではありません。
真冬のような景色で霧氷が見れます。
晴れていれば最高の景色ですが、ガスのなかだと8割減の景色ですね。
ダンシングツリーも霧氷になってたのかな?
奥多摩ヘリポート、奥多摩小屋を通過して、今日はヨモギノ頭を巻きます。
巻き道は凍結している箇所があってツルツル。
滑りにくい場所を探しながら歩きました。
小雲取山手前の急坂は苦戦することなくスンナリ登りきりました。
小雲取山の山頂には寄り道せずに雲取山に向かいますが、小雲取山の巻き道はアイスバーンになっていて、歩幅を狭くしてゆっくり歩きました。
その後もアイスバーンになっている箇所がたくさんありましたが、アイゼンを装着する程でもないので、イナバウアーをしないように気を付けながら歩きました。
雲取山の山頂手前の急坂もカッチカチ、石が露出している場所を探しながら登りきりました。
雲取山山頂から石尾根を振り返ると、真っ白でした。
雲取山避難小屋の裏から東京都と埼玉県の山頂に移動します。
山頂には仲の良さそうなカップルしかいなく、閑散としていました。
前回と違って今日は眺望なしでした。
【雲取山~七ッ石山】
雲取山の山頂でやることも無いので、トイレを済ましたら七ッ石山に向かいます。
雲取山の山頂からの下り坂は少し危険も気をつけて歩けばなんとかなる程度なので、アイゼン無しで歩きました。
小雲取山までの登山道もツルツル、滑らないように気を付けました。
小雲取山からは夏道になりますが、霧氷が解け始めて落ちてきます。
風に吹き飛ばされているので当たると痛い(>_<“)
ダンシングツリーの少し手前までムヒョー攻撃を受けました。
ダンシングツリーからブナ坂まで下り、七ッ石山まで登り返します。
北側斜面なので、凍結している箇所がありますね。
でも、登りは多少凍っていてもなんとかなります。
歩きにくいので時間が掛かりましたが、七ッ石山の山頂まで登りきりました。
七ッ石山の山頂でシンキングタイムしながらお昼ご飯にします。
「巻き道で鷹ノ巣山避難小屋に14時着、どんなに最速でも登山口に16時30分着。ヘッデン無しでは厳しそう。」
無理しても仕方ないので、今日は素直に鴨沢に下山することにしました。
こんなことになるなら、全てのピークを踏んでおけば良かったと少し後悔しました。
【七ッ石山~鴨沢バス停】
13時台のバスに乗るには走らないと間に合わないので、14時台のバスに乗ることにします。
いつものペースで歩くと14時台のバスだと待ち時間が長くなります。
時間調整も兼ねてゆっくり歩いて下山することにしました。
七ッ石山から七ッ石小屋上の分岐までは霧氷になっていた氷が落ちていて真っ白な登山道になっています。
念のためにスリップしないように注意しながら歩きました。
七ッ石小屋上の分岐から七ッ石小屋まではたまに泥濘がある程度で、あまり気にならずに歩けました。
七ッ石小屋に着くと奥のほうがワイワイしています。
追い抜いた方達とすれ違わないなと思っていましたが、七ッ石小屋で宿泊される方々だったんですかね。
七ッ石小屋に記載されている鴨沢バス停の時刻表をします。
14時台のバスは14時44分発で約2時間後、14時30分頃に到着が理想的ですね。
七ッ石小屋から堂所までは破線ルートからマムシ岩に出る登山道を歩きます。
七ッ石小屋から少し下りた登山道が崩落したようで、小さな階段が設置されていました。
こんなところも崩れるなんて。
鴨沢ルートの登山道は荒れ気味。
破線ルートから登山道は夏道になります。
堂所の少し手前からガスがなくなり、空には薄っすらとですが太陽が出てきそうな感じになってきます。
堂所を通過すると上空はだんだん明るくなって青空も見えてきます。
「奥多摩駅まで行けたんじゃないか?」とモヤモヤし始めます。
たまに後ろを振り返ると石尾根の稜線はガスの中、エスケープは正解だったと自分に言い聞かせました。
だらだらした下り坂を歩いて小袖登山口の少し手前まできたところで「バーン」という銃声がします。
イノシシ狩りでもしているんでしょうか?
小袖登山口にはハンターが1名待機されていました。
小袖登山口から丹波山村営駐車場まで歩いていく途中で2発の銃声がします。
そして丹波山村営駐車場には大勢のハンター達がいました。
かなり大掛かりな狩りですね。
「鴨沢バス停までの登山道で撃たれないようにしないと」
なんてビクビクしながら鴨沢バス停まで歩いていきました。
コースタイム
鴨沢バス停(7:37)~(8:04)小袖登山口(8:04)~(9:06)堂所(9:06)~(9:37)七ッ石小屋下の分岐(9:37)~(10:07)ブナ坂(10:07)~(11:13)雲取山(11:24)~(12:10)ブナ坂(12:10)~(12:22)七ッ石山(12:30)~(12:42)七ッ石小屋(12:42)~(13:09)堂所(13:09)~(14:00)小袖登山口(14:00)~(14:19)鴨沢バス停
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